第997回 聖護院特別公開~聖護院・真如堂紅葉散策~その2
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前回ブログで参拝した熊野神社を背後に、
「東山丸太町」交差点北西角から東に向いています。
「東山丸太町」交差点北東角に、聖護院八つ橋熊野店が建っています。
このブログでたびたび書いているように、
自分は八つ橋が大好物です。
(生八つ橋ではありません。焼いた八つ橋が大好物です)
そのため、今回は先ずこちらにお邪魔します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午前11時半。
聖護院は、「ネコだらけ」でした。

先に帰宅後に撮影したこちらで購入したものを掲載します。
店員さんを撮影するのを防ぐため、店内は撮影していません。
熊野神社周辺は、左京区聖護院地区です。
この辺りは、和菓子の「八つ橋」の本場です。
八つ橋は「聖護院八つ橋」と「西尾八つ橋」の2社が有名ですが、
京都ではこのほかにも数えきれないほど八つ橋屋さんがあります。
実は、ウチの近所にも個人経営の八つ橋屋さんが何軒かあります。

とは言え、左京区聖護院地区は八つ橋の本場です。
そのため、敢えてこの辺でこちらを購入しました。
この箱の中には、袋詰めの八つ橋が入っています。
最近は毎日一袋ずつ、こちらを戴いています。

では、ここからまた紅葉散策に戻ります。
東大路から、丸太町通を東に向いています。
約500m東に進むと岡崎神社がいらして、
そちらから真如堂に行く道もありますが、
今回はこれ以上丸太町通を進みません。
(岡崎神社経由の道は、第708回ブログ参照)

聖護院八つ橋熊野店の前で、丸太町通から東大路を北に向きました。
ここからは、丸太町通から東大路を北上します。

前回ブログで参拝した熊野神社の北隣は、西尾八つ橋熊野店です。
そちらの八つ橋は、第821回ブログで戴きました。

その辺りで東大路を北に向くと、
目の前に東大路沿いの「熊野神社前」バス停が立っています。
ちょうど206系市バスが停車していますね。
206系市バスは「清水道」「祇園」など、
東大路沿いの観光地を貫くかなり人気の路線です。

丸太町通から、東大路を約100m北上しました。
こちらで東大路は、春日北通と交差します。

春日北通から、東大路を北に向いています。
左(西)側に、京都大学付属病院が見えます。
春日北通から今出川通まで、
東大路沿いに京都大学の関連施設が建ち並んでいます。

今度は東大路から、春日北通を東に向きました。
ここからは突き当りまで、春日北通を東に進みます。

東大路から、春日北通を東に約50m進みました。
こちらは、聖護院八つ橋の本店です。
要するに、こちらのお店の発祥の地ですね。

聖護院八つ橋本店を背後に、春日北通で北に向いています。
こちらが、西尾八つ橋の本店です。
こちらも、このお店が発祥した場所です。
実はこの2社の本店は、向かい合っています。

西尾八つ橋本店の東隣に、西尾八つ橋の里が建っています。
元は財界人の河原林檉一郎のお屋敷でしたが、
現在は西尾八つ橋直営のお蕎麦屋さんです。
なかなかおいしそうなお店ですが、
ここに立ち寄ったら真如堂まで辿り着けません。
ですから、ここは素通りします。

西尾八つ橋の里の前で、春日北通を東に向いています。
では、このまま春日北通を東に進みます。

西尾八つ橋の里の前から、春日北通を東に約50m進みました。
左(北)側に、河道屋養老というお蕎麦屋さんが建っています。
河道屋といえば京都でも最古のお蕎麦屋さんですが、
たくさんの暖簾分けをしており、こちらもそのうちの1軒です。
この時点では閉まっていましたが、もう30分もすれば開店します。

河道屋養老の前春日北通を東に向いています。
春日北通の左(北)側に、大きな寺院が建っています。

こちらが、その大きな寺院です。
本山修験宗総本山聖護院門跡ですね。
本山修験宗とは、修験道の1派を指します。
つまり、こちらは修験者や山伏の総本山です。
祇園祭後祭役行者山の護摩焚き神事や壬生寺の節分行事は、
こちらの修験者によるものです。
また「門跡」とあるように、こちらは皇族が修行される場所です。
そのこともあって、こちらに御所を置かれた天皇もいらっしゃいます。
そんなとんでもない沿革を持った寺院ですが、
明治時代初期の廃仏毀釈では大弾圧を受けました。
(当時は仏教そのものよりも、仏教と神道の境目が曖昧な
修験道・祇園信仰・虚無僧が弾圧されました)

聖護院門跡は、通常は非公開寺院です。
ですから当初はこの門だけ撮って先に進もうと思っていたのですが、
2023年12月3日日曜日まで特別公開が行われています。
自分の場合これを逃すともうここに入れないかもしれないので、
同行していた母を説得して急遽こちらに入ります。

では、聖護院門跡の門をくぐります。
左(西)側に立派な枝垂桜が見えますね。
真正面に大玄関が見えますが、
先ずはこの位置から右(東)に向きます。

聖護院門跡の門から、右(東)を向きました。
右(南)側の大桜が、紅葉に染まっています。
先ずは、こちらの門に向かいます。

門をくぐると、一面の石庭が広がります。
左(北)側に見えるのが宸殿で、
奥の小さなお堂が本堂です。

宸殿の脇に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらにお参りしてから、先に進みます。

こちらが、聖護院門跡の宸殿です。
写真撮影はありませんが、この後宸殿内に入ります。
目の前の石庭には、砂で市松模様が描かれています。

また石庭には大小の石が置かれていて、
その周囲の砂には同心円が描かれています。
そして、その上にネコの置物が置かれていました。
一瞬何か宗教的な意味があるのかと思いましたが、
こちらの庭師が単なる遊び心でしているだけのようです。

ネコの置物は、市松模様の砂の上にもいます。
中央には、3匹いますね。
一番大きな三毛猫の像は、子猫サイズです。
宸殿に向かって手を合わせているのが、かわいいですね。

さらに石庭脇の灯籠に、観音様がいらっしゃいます。
そして観音様の上にも、ネコの像が置かれています。
実はネコの像は、全部で10匹前後いました。

石庭の最東端に、聖護院門跡の本堂が建っています。
ご本尊は、不動明王です。
聖護院門跡は天台宗系の修験道の総本山ですが、
他に真言宗系修験道の当山修験宗もあります。
いずれにしても修験道は、密教深い関係にあります。
本堂の脇に寺務所があって、そこで御朱印などを戴けます。

聖護院門跡の本堂にお参りしました。
では石庭に戻り、あちらの門をくぐります。

先ほどの門をくぐり、聖護院門跡境内を右(北)に向きました。
こちらは、先ほどの聖護院門跡大玄関です。
800円収めて、こちらに入ります。
ただ、中は重要文化財や国宝満載なので、
大きな荷物を持ち込むことはできません。
ですから、大玄関でその荷物を預けます。
この先は撮影禁止区域ですから、
自分はここでカメラも預けました。

聖護院門跡大玄関から、宸殿や庫裏などを拝観しました。
本当はそちらから庭園を撮影することは許されていたのですが、
この時点でカメラを預けていたので、写真はありません。
こちらは、聖護院門跡のパンフレットです。
写っているのは、ご本尊の不動明王です。
聖護院門跡宸殿内には案内される方がいらして、
その方がいろいろガイドされていました。
周囲にはかつて使用された輿などが展示されていて、
とても興味深かったですね。
またこちらの襖絵の保存状態がとても良くて、
その多くが重要文化財に指定されていました。
聖護院門跡宸殿は普段非公開ですので、
それも保存状態が良い理由の一つなのだそうです。

聖護院門跡を一通り拝観して、大玄関を出ました。
当初は素通りするはずの聖護院門跡に、1時間以上いました。
もうすぐ2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後1時です。

聖護院門跡大玄関の前で、南を向いています。
では目の前の聖護院門跡山門から、ここを出ます。

聖護院門跡山門を出て、南を見ています。
こここからは、目の前の春日北通に戻ります。

聖護院門跡の前で、春日北通を東に向いています。
先述の通り、このまま春日北通を東に進みます。

聖護院門跡山門から、春日北通を東に進んでいます。
東大路より東の春日北通には神社仏閣が林立していますが、
基本的にはこの辺は住宅地です。
近隣の方々が、徒歩や自転車で往来されています。
また聖護院門跡の生け垣で、南天の実がついていました。

聖護院門跡山門から、春日北通を約50m東に進みました。
この辺りから春日北通沿いに、
聖護院門跡の塔頭寺院や末社が林立します。

その辺りで、春日北通を南に向いています。
こちらに、須賀神社がいらっしゃいます。
左京区聖護院地区の土地神様ですね。
次はそちらにお参りしますが、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は須賀神社に参拝した後、春日北通を突き当たり
金戒光明寺付近に向かいます~
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前回ブログで参拝した熊野神社を背後に、
「東山丸太町」交差点北西角から東に向いています。
「東山丸太町」交差点北東角に、聖護院八つ橋熊野店が建っています。
このブログでたびたび書いているように、
自分は八つ橋が大好物です。
(生八つ橋ではありません。焼いた八つ橋が大好物です)
そのため、今回は先ずこちらにお邪魔します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午前11時半。
聖護院は、「ネコだらけ」でした。

先に帰宅後に撮影したこちらで購入したものを掲載します。
店員さんを撮影するのを防ぐため、店内は撮影していません。
熊野神社周辺は、左京区聖護院地区です。
この辺りは、和菓子の「八つ橋」の本場です。
八つ橋は「聖護院八つ橋」と「西尾八つ橋」の2社が有名ですが、
京都ではこのほかにも数えきれないほど八つ橋屋さんがあります。
実は、ウチの近所にも個人経営の八つ橋屋さんが何軒かあります。

とは言え、左京区聖護院地区は八つ橋の本場です。
そのため、敢えてこの辺でこちらを購入しました。
この箱の中には、袋詰めの八つ橋が入っています。
最近は毎日一袋ずつ、こちらを戴いています。

では、ここからまた紅葉散策に戻ります。
東大路から、丸太町通を東に向いています。
約500m東に進むと岡崎神社がいらして、
そちらから真如堂に行く道もありますが、
今回はこれ以上丸太町通を進みません。
(岡崎神社経由の道は、第708回ブログ参照)

聖護院八つ橋熊野店の前で、丸太町通から東大路を北に向きました。
ここからは、丸太町通から東大路を北上します。

前回ブログで参拝した熊野神社の北隣は、西尾八つ橋熊野店です。
そちらの八つ橋は、第821回ブログで戴きました。

その辺りで東大路を北に向くと、
目の前に東大路沿いの「熊野神社前」バス停が立っています。
ちょうど206系市バスが停車していますね。
206系市バスは「清水道」「祇園」など、
東大路沿いの観光地を貫くかなり人気の路線です。

丸太町通から、東大路を約100m北上しました。
こちらで東大路は、春日北通と交差します。

春日北通から、東大路を北に向いています。
左(西)側に、京都大学付属病院が見えます。
春日北通から今出川通まで、
東大路沿いに京都大学の関連施設が建ち並んでいます。

今度は東大路から、春日北通を東に向きました。
ここからは突き当りまで、春日北通を東に進みます。

東大路から、春日北通を東に約50m進みました。
こちらは、聖護院八つ橋の本店です。
要するに、こちらのお店の発祥の地ですね。

聖護院八つ橋本店を背後に、春日北通で北に向いています。
こちらが、西尾八つ橋の本店です。
こちらも、このお店が発祥した場所です。
実はこの2社の本店は、向かい合っています。

西尾八つ橋本店の東隣に、西尾八つ橋の里が建っています。
元は財界人の河原林檉一郎のお屋敷でしたが、
現在は西尾八つ橋直営のお蕎麦屋さんです。
なかなかおいしそうなお店ですが、
ここに立ち寄ったら真如堂まで辿り着けません。
ですから、ここは素通りします。

西尾八つ橋の里の前で、春日北通を東に向いています。
では、このまま春日北通を東に進みます。

西尾八つ橋の里の前から、春日北通を東に約50m進みました。
左(北)側に、河道屋養老というお蕎麦屋さんが建っています。
河道屋といえば京都でも最古のお蕎麦屋さんですが、
たくさんの暖簾分けをしており、こちらもそのうちの1軒です。
この時点では閉まっていましたが、もう30分もすれば開店します。

河道屋養老の前春日北通を東に向いています。
春日北通の左(北)側に、大きな寺院が建っています。

こちらが、その大きな寺院です。
本山修験宗総本山聖護院門跡ですね。
本山修験宗とは、修験道の1派を指します。
つまり、こちらは修験者や山伏の総本山です。
祇園祭後祭役行者山の護摩焚き神事や壬生寺の節分行事は、
こちらの修験者によるものです。
また「門跡」とあるように、こちらは皇族が修行される場所です。
そのこともあって、こちらに御所を置かれた天皇もいらっしゃいます。
そんなとんでもない沿革を持った寺院ですが、
明治時代初期の廃仏毀釈では大弾圧を受けました。
(当時は仏教そのものよりも、仏教と神道の境目が曖昧な
修験道・祇園信仰・虚無僧が弾圧されました)

聖護院門跡は、通常は非公開寺院です。
ですから当初はこの門だけ撮って先に進もうと思っていたのですが、
2023年12月3日日曜日まで特別公開が行われています。
自分の場合これを逃すともうここに入れないかもしれないので、
同行していた母を説得して急遽こちらに入ります。

では、聖護院門跡の門をくぐります。
左(西)側に立派な枝垂桜が見えますね。
真正面に大玄関が見えますが、
先ずはこの位置から右(東)に向きます。

聖護院門跡の門から、右(東)を向きました。
右(南)側の大桜が、紅葉に染まっています。
先ずは、こちらの門に向かいます。

門をくぐると、一面の石庭が広がります。
左(北)側に見えるのが宸殿で、
奥の小さなお堂が本堂です。

宸殿の脇に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらにお参りしてから、先に進みます。

こちらが、聖護院門跡の宸殿です。
写真撮影はありませんが、この後宸殿内に入ります。
目の前の石庭には、砂で市松模様が描かれています。

また石庭には大小の石が置かれていて、
その周囲の砂には同心円が描かれています。
そして、その上にネコの置物が置かれていました。
一瞬何か宗教的な意味があるのかと思いましたが、
こちらの庭師が単なる遊び心でしているだけのようです。

ネコの置物は、市松模様の砂の上にもいます。
中央には、3匹いますね。
一番大きな三毛猫の像は、子猫サイズです。
宸殿に向かって手を合わせているのが、かわいいですね。

さらに石庭脇の灯籠に、観音様がいらっしゃいます。
そして観音様の上にも、ネコの像が置かれています。
実はネコの像は、全部で10匹前後いました。

石庭の最東端に、聖護院門跡の本堂が建っています。
ご本尊は、不動明王です。
聖護院門跡は天台宗系の修験道の総本山ですが、
他に真言宗系修験道の当山修験宗もあります。
いずれにしても修験道は、密教深い関係にあります。
本堂の脇に寺務所があって、そこで御朱印などを戴けます。

聖護院門跡の本堂にお参りしました。
では石庭に戻り、あちらの門をくぐります。

先ほどの門をくぐり、聖護院門跡境内を右(北)に向きました。
こちらは、先ほどの聖護院門跡大玄関です。
800円収めて、こちらに入ります。
ただ、中は重要文化財や国宝満載なので、
大きな荷物を持ち込むことはできません。
ですから、大玄関でその荷物を預けます。
この先は撮影禁止区域ですから、
自分はここでカメラも預けました。

聖護院門跡大玄関から、宸殿や庫裏などを拝観しました。
本当はそちらから庭園を撮影することは許されていたのですが、
この時点でカメラを預けていたので、写真はありません。
こちらは、聖護院門跡のパンフレットです。
写っているのは、ご本尊の不動明王です。
聖護院門跡宸殿内には案内される方がいらして、
その方がいろいろガイドされていました。
周囲にはかつて使用された輿などが展示されていて、
とても興味深かったですね。
またこちらの襖絵の保存状態がとても良くて、
その多くが重要文化財に指定されていました。
聖護院門跡宸殿は普段非公開ですので、
それも保存状態が良い理由の一つなのだそうです。

聖護院門跡を一通り拝観して、大玄関を出ました。
当初は素通りするはずの聖護院門跡に、1時間以上いました。
もうすぐ2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後1時です。

聖護院門跡大玄関の前で、南を向いています。
では目の前の聖護院門跡山門から、ここを出ます。

聖護院門跡山門を出て、南を見ています。
こここからは、目の前の春日北通に戻ります。

聖護院門跡の前で、春日北通を東に向いています。
先述の通り、このまま春日北通を東に進みます。

聖護院門跡山門から、春日北通を東に進んでいます。
東大路より東の春日北通には神社仏閣が林立していますが、
基本的にはこの辺は住宅地です。
近隣の方々が、徒歩や自転車で往来されています。
また聖護院門跡の生け垣で、南天の実がついていました。

聖護院門跡山門から、春日北通を約50m東に進みました。
この辺りから春日北通沿いに、
聖護院門跡の塔頭寺院や末社が林立します。

その辺りで、春日北通を南に向いています。
こちらに、須賀神社がいらっしゃいます。
左京区聖護院地区の土地神様ですね。
次はそちらにお参りしますが、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
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