[京都サンガ] ブログ村キーワード先日のこと、ウチの妹が勤める会社に取引先様!が、
西京極競技場で行われる京都サンガ戦のチケットをくださいました。
しかもSSメインの指定席をペアで、です。
普段サッカーをご覧にならない方はピンと来ないかもしれませんが、
センターライン近くの正面という一番見易い位置の指定席です。
ちなみに、普段自分が見ている席の4倍以上の料金がかかります。
ところが……妹の会社の同僚は誰も興味がなく、
「本当に見たい人が見るべき」
という妹の会社の社長の方針により、
回りまわって自分の許にそのチケットが来ました。
これは、おそらく自分の人生でもう2度とないチャンスです。
そんな風に浮かれまくった自分は、
普段の「若宮通編」を1回休んで、今回ブログを書きました。
妹は約2年ぶり、自分は2週間ぶり(前回ホーム戦以来)の観戦です。

とは言いましても、ウチのあくまで「道ブログ」です。
ですから、今回ブログも途中の道から始めます。
この日はウチの父の墓参りで、(彼岸の中日です)
京都霊園の無料バスで阪急電車「桂」駅に戻った後、
阪急電車準急を1駅乗って「西京極」駅に着きました。
では、ここから道と川を隔てた先にある西京極公園に向かいます。
撮影日は、2017年9月23日秋分の日の土曜日午後2時。
どんよりとした曇り空でしたが、最後まで雨は降りませんでした。

「西京極」駅から、阪急電車準急が去っていきます。
この直後に阪急電車は地下に潜り、「西院」駅は地下鉄になります。

こちらは、阪急電車「西京極」駅の待合室です。
駅の特性から、今年(2017年)の京都の選手のバストショットが
窓に貼られていますね。

その待合室から、西に向きました。
普段はこちらは閉鎖されているのですが、
Jリーグの試合当日限定で臨時の改札口が設けられます。

阪急電車「西京極」駅の臨時改札口から、西を向いています。
本当はこの下に南北を貫く天神川通があるのですが、
この道はそのまま陸橋になっていて上から渡れます。

阪急電車「西京極」駅の臨時改札口からそのまま西に進みました。
(陸橋の上から移動したので、実感ないですが)
その位置で北を向くと、左(西)側の天神川と
右(東)側の天神川通に挟まれた場所に出ます。
この天神川は、約1700m上流で御室川と紙屋川に分岐します。
御室川は丹波高地内の梅ケ畑付近が水源で、
紙屋川は北野天満宮境内の
もみじ苑脇を流れています。
写真の位置から約50m先で、天神川を西に渡る橋があります。
その橋を渡った先から、西京極公園です。

天神川を渡り、西京極公園に入った時点で北を向きました。
左(西)側のコンクリート製の建物は野球場です。
目の前の紫色(京都サンガの公式カラーです)のゲートをくぐると、
野球場に沿ってこの道は北西に曲がります。

先程の地点から、北西に約200m進みました。
野球場には、この左(西)側から入ります。
年1回の阪神戦や高校野球などに使われますが、
この日(2017年9月23日)は女子プロ野球の
フローラ戦です。こちらはサンガと違って、いつも優勝争いをしていますね……

ただ、この辺りは広場になっていて
その辺りが最近の京都サンガのチケット売り場です。
カテゴリーや条件で売り場が違うのですが、
今回は自分はもうチケットを持っているので、ここは素通りです。

2017年度から、西京極競技場内で飲食物を販売していません。
そのため、必要ならこの辺りの露店で買わなければなりません。
いろいろな業者が入っているのでそれはそれで美味しいのですが、
今回のようなSSメイン席ならちょっと遠くなってしまいます。
では、この辺りをそのまま北西に素通りします。

その位置で、左(南東)を向きました。
この辺りから、野球場の脇からサッカー場の脇になります。
先程の露店の脇から、ゴール裏のサポーター席には
こちらの桜並木沿いに歩いていきます。
こちらは春になると絶景になるのですが、
あまり知られていないので観光客は全然来ません。

さらに同じ位置で、北東を向いています。
普段自転車でこちらに来るときは、
この道から入ってその辺にに自転車を停めます。

その辺りで、この道はさらに曲がって西に向きます。
先程の西隣に、市民スポーツ会館があります。
さらに北隣にハンナリーズスタジアムがあって、そちらが
Bリーグチームの
京都ハンナリーズのホームスタジアムです。
ですから、この辺りはハンナリーズ関連ショップが並びます。
ただJリーグ開催日も、これらのお店は開いています。
目の前のBQ屋さんも、
この日(2017年9月23日)はかき氷がたくさん売れていました。

その西側を約50m進みました。
この辺りが、西京極競技場最北端です。
サンガサポーター席(いつも自分が入る席)は、ここから入ります。
ただ、今回はこちらを素通りします。

その西側に、こちらがあります。
こちらはサッカー場と陸上競技場を兼ねていて、
高校駅伝と
皇后盃駅伝はここから陸上競技場を出入りしています。

その出一口から、そのまま北を向きました。
ここから駅伝やマラソンのランナーは、この陸上競技場から
約100m先の五条通経由で京都市街地に出て行きます。
(信号がある辺りが五条通です)
さらに150m北上すると、
第32回ブログで
通過した地点です。
その西側にも、ゲートがあります。
こちらは、エキサイティングシート専用の入り口です。
エキサイティングシートとはピッチ脇に設けられた席のことで、
監督やや控え選手がいらっしゃるベンチの真横にあります。
監督と控え選手の会話が全て聞こえてしまうので、
大相撲の「土被り席」のような気になります。
(ただ、料金も相当高めに設定されています)

こちらは、エキサイティングシート入口よりさらに西側です。
ここから競技場内が見えてしまいますが、
試合に出場する選手やスタッフはここから出入りします。
(バスで、直接控室に移動します)
試合後には、ここは「出待ち」のファンで溢れます。

その位置で、さらに西に向きました。
ただ、この直後で今度は南西に道がカーブしていきます。

先程の道から、南西に約100m進みました。
この辺りで、また周囲に
京都やアウェイの湘南のグッズショップがあります。
(撮影していませんが、チケット売り場近くの広場にもありました)
そちらの左脇に、西京極競技場の正面玄関があります。

では、この正面玄関から西京極競技場に入ります。
ここから入るのは、2003年GWの対仙台戦以来です。
その時は、一つカテゴリーの下のSBメインへ行きました。
(今は、そのカテゴリーはありません)

こちらが、このゲートをくぐるときに必要だったチケットです。
座席のカテゴリーだけでなく、座席番号も書いてあります。
興味ない方には価値のないものかもしれませんが、
自分にとってはこちらはプラチナチケットです。

ゲートをくぐった後ちょっと南に行き、
向こうの紫の服を着た方にチケットを見せると、
さらに奥(つまり、SSメインの座席方面)に行けます。

こちらが、自分が座ることになった指令席です。
「H」は正面やや北で、「07」とは最前列(後ろから数えます)
「001」はその角という意味です。
妹が先に来ていて、「遅い」と叱られました。
結局競技場内に入ったのは、試合開始5分前でした。
ゆっくり回ったことと寄り道したことが、遅れた理由です。
(「寄り道」については、巻末の「追記」に載せます)

その直後に、エスコートキッズが競技場内に入ってきました。
そこでちょっと後ろに回って、撮影です。
TV中継と同じ角度で、ウチのカメラで撮影です。
正直、気分がちょっと舞い上がっていました。
(たぶん、もう2度とできないでしょうね)
間もなく、試合開始ですね。

その直後に、京都サンガのマスコット「パーサくん」です。
こちらは、1996年以来活躍しています。(J1初昇格の年です)
実は2003年以来このパーサくんには彼女がいます。
そちらは、「コトノちゃん」という名前です。(後で登場します)

そうこうしているうちに、選手入場です。
京都サンガはいつもの格好ですが、
首位湘南バルマーレは白いアウェイユニフォームです。

こちらは、北側ゴール裏のサンガサポーター席です。
(要するに、いつも自分が行く一番安い席です)
試合前になると、このように応援フラッグが舞い上がります。
こちらは、試合中は片づけられます。
(こちらが残っていると、試合が見えません)

試合前に、エスコートキッズと選手が写真撮影です。
左側のリボンが付いているのが、前述の「コトノちゃん」です。

……という訳で、試合開始です。
こうして見ていると、観客もそこそこの入りですね。
(公式発表では、6,515人です)

ウチの妹は久しぶりの京都戦でしたので、
最近の状況説明をしていたら、もう前半が終わりました。
スコアレスの0-0ですが、ホームの京都が圧していました。
(正直、首位の湘南が圧倒すると思っていました)
鬼気迫る京都選手の気迫が勝った形ですが、
如何せんゴールが遠いですね。
シュートが多くても、枠内シュートが少ないです。

前半終了と共に、京都サンガの布部監督が
ベンチ脇でインタビューを受けていました。
最近、
和田りつ子さんがこういう仕事をしていないのが寂しいです。

ハーフタイム中に、控え選手が練習します。
大黒将司選手や
菅野孝憲選手も、この日は控えです。
彼らが練習していると、発達障がい者の団体がPRされていました。
その最後尾には、
「まゆまろ」がいました!
こちらは、地味に京都府下で人気があります。

また選手が入ってきました。そろそろ後半が始まります。
ただ、気になることが……
ハーフタイム中に、ゴール裏のサポーターが
「京都サンガ!」というコールがありませんでした。
最近ちょっとサポーターズクラブと選手の仲が
あまりよくないような気がします。

まぁいろいろありますが、とにかく後半が始まりました。
前半との選手交代は、両チームありませんでした。

後半も、京都の気迫が湘南を圧倒しました。
湘南はおそらく近日中にJ1昇格を決めるでしょうが、
少なくともこの日はシュートチャンスもほとんど作れません。
ボール保持率も、京都が圧倒していました。
ただ、相変わらずゴールが入りません。
闘莉王選手の渾身のシュートも、
枠に嫌われてはるか遠くに消えていきました。
(シュート直後の闘莉王選手は、ゴール前で倒れています)

試合開始から、71分経ちました。(つまり、後半26分です)
大黒選手が、ユニフォームに着替えました。
(混乱を避けるため、控え選手は出場直前に着替えるルールです)
ここで同じFWの
イ・ヨンジェ選手と交代して出場です。
この約10分前に仙頭選手が小屋松選手に後退しているので、
これで2人目の交代です。

京都は名目上DFの闘莉王選手を前線に残し、
(その分吉野選手をDFの位置に残し)
大黒選手などを中心に頑張りましたが、
結局0-0で引き分けました。
ここ最近京都サンガは勝利はありませんが、
2週間前の対山口戦の大敗からだいぶ立ち直ってきました。
無理な攻めからセンターバックの裏を突かれる悪い癖も消えました。
まぁ今シーズンはプレーオフも無理ですが、
先ずは「チーム」を作っていかないと目の前の試合に勝てません。

試合後、両クラブの選手が握手をします。
試合中は結構険悪でしたが、そこはお互いに「大人」です。

試合後、ホームのJリーグクラブは各観客席に挨拶回りをします。
(京都サンガだけでなく、全てのクラブが行います)
京都サンガの選手も、先ずゴール裏のサポーター席に向かいます。

今回は、40枚以上の写真を本編に貼り付けます。
ゴール裏のサポーター席で、京都サンガの選手が一礼をします。
こうして見ると拍手をされているサポーターも
本当にたくさんいらっしゃいますが、
「京都サンガ!」のコールは聞こえてきませんでした。
まぁ勝ったわけではないのでコールがないときもあるのでしょうが、
試合全体を通じてそういうコールが少なかったようにも思います。

続いて、バック(SSメインの反対側)経由で南ゴール裏に
京都サンガの選手が並びました。
こちら側では、何人かの「京都サンガ!」コールが聞こえました。

そして、こちらのメイン席に京都サンガの選手が来ました。
このメイン席の下に選手控室があるので、
いつもこちらが最後になります。

選手もみんな控室に戻ったので、観客も帰路に就きます。
自分も、そろそろこの競技場から帰ります。

今まで座っていた席から、後ろを振り返りました。
ちなみに、向こうのボックスは記者専用の席です。

最後に、西京極競技場の全景を撮りました。
競技場内に残っておられる方々の大半が、スタッフですね。
では、このまま西京極公園を出て、
イオンモールで猫と自分と母の食事を買って、帰宅しました。
今回は、ここまでです。
~次回は、また「若宮通編」に戻ります~
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テーマ : 京都道案内
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