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第107回 京都駅から東本願寺へ~京都駅散策~その1

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ここは、京都駅塩小路(北)側の改札を出た所です。
(第6回ブログ以来ですね)
京都駅はいろいろな観光地へ続く出発点なのですが、
今回から何回かに分けてこの周辺を散策します。
先ずは京都駅から東本願寺に向かいます。
撮影日は2013年2月11日月曜日の建国記念日午前11時23分。
晴れたり曇ったりの一日でした。


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京都駅の駅舎から外に出ました。
この瞬間は晴れていましたが、この日は突然雨が降ったりもしました。
ちょうど向かいに京都タワーホテルがあり、
その上に京都タワーが見えます。
ただ、京都タワーはエレベーター工事中で、
2013年4月まで中に入ることはできません。


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京都駅改札口から約50m北に進みました。
ここが、京都駅北側市バスターミナルです。
行き先別に、バス停が何か所かに分かれています。
(自分がYAHOO知恵袋への投稿でよく書いている所です)


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京都駅北側市バスターミナルの東側に、
塩小路烏丸の交差点が見えます。


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塩小路烏丸の交差点で、北の方を見ています。
京都タワーの右(東)側の通りが、烏丸通です。
京都市街地の中心を通り抜けるオフィスビル街です。
今回と次回ブログは、この烏丸通中心になります。


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塩小路烏丸の交差点から、烏丸通を北に向いています。
右(東)側に京都タワーホテルの1F部分が見え、
その北隣に、ヨドバシカメラビルがあります。
左(西)側は、京都銀行や京都中央信用金庫が並んでいます。


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こちらは、ヨドバシカメラビルの北隣です。
白い塀で覆われていますが、昨年までここは七条警察署でした。
現在は、第25回ブログに出てくる堀川警察署と統廃合されました。


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旧七条警察署から約10m北に行くと、七条烏丸の交差点に出ます。
ここ最近、この辺りには飲食店が増えました。


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烏丸七条の交差点から、七条通を西に向いています。
この少し先の「ゲーム」の看板は、
この辺りで数少ないゲームセンター「キング」です。
1Fは、パチンコ屋です。(この辺りには、パチンコ屋が目立ちます)


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今度は、七条通を東に向きました。
約2km先に京都国立博物館と三十三間堂があり、
そこで七条通は突き当ります。


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交差点を渡り、七条通から烏丸通を北に向いています。
もう東本願寺が見えてきました。


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七条通より少し北の方から、
烏丸通のど真ん中に公園が細長く伸びています。
(厳密には、花屋町通~下数珠屋町通間の烏丸通の路上)
ここは、1977年までこの辺りを走っていた
路面電車の巨大な停留所跡です。
東本願寺側の要求もあったのでしょうが、
安全面からこの広さが必要だったということです。
それだけ、この寺院に参拝する方が多いというエピソードです。


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七条烏丸の交差点から烏丸通を北に約10m進みました。
ここは、東本願寺の堀です。
ここには、鯉などいろいろな生き物が住んでいます。
自分が幼稚園児の頃、ここでたまにザリガニを釣っていました。
すると、東本願寺のお坊さんに見つかって怒られてしました。
「ここは聖地だ。生き物の捕獲は許さない」
そんなことを言われました。


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東本願寺周辺の街灯は、このようになっています。
ソーラーパネルで自家発電ですね。


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では、阿弥陀堂門から東本願寺に入ります。


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境内にあった東本願寺の地図です。上が西で、右が北、左が南です。
右下(南東)の阿弥陀堂門から境内に入り、
阿弥陀堂と御影堂に行くつもりです。


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東本願寺の境内に入ってきました。
現在東本願寺は、親鸞上人750年忌に向けて修復工事中です。


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東本願寺の境内で、南を向きました。
鐘楼越しに、京都タワーが見えます。


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阿弥陀堂門の正面に、阿弥陀堂があります。
本尊の阿弥陀如来がいらっしゃるのですが、
現在は修復中です。


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阿弥陀堂門の北側に、総合案内所があります。
周囲にハトが何羽もいますが、これは昔から変わりません。
自分が通っていた幼稚園が東本願寺系だったので、
幼稚園児の頃に来た時と同じ風景です。


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こちらは、総合案内所の屋根です。
ここにもハトがたくさんいます。


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総合案内所の中にあった自動販売機で、
このようなお茶を売っていました。
そう言えば、第14回ブログの知恩院でもお茶を売っていました。


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総合案内所の前にあった手水舎です。
ここで手を清めて、先に進みます。


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こちらは、阿弥陀堂の北隣御影堂です。
偶然ですが、この角度で撮ったら
ここの本尊親鸞聖人像が写ってしまっていました。
こちらは約1年前に修復が完了しました。


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では、靴を脱いで御影堂に久しぶりの参拝をします。
(写真はありません)
浄土真宗本願寺派は、親鸞の末娘真如が鎌倉時代に始めました。
室町時代~安土桃山時代は一向一揆の中心を担いましたが、
江戸時代初期に准如と教如が対立して、
西と東に本願寺は分裂しました。


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御影堂から、阿弥陀堂に移動しました。
ここは足場が組まれた状態です。
この日は祝日でしたが、平日には作業の様子が見られます。


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阿弥陀堂から、御影堂の廊下を見ています。
東本願寺では、自分はこの角度が一番好きです。


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御影堂の北の端から、大廊下に行けます。


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御影堂から、向かいの大廊下を写しています。
親鸞聖人などの言葉が書いた書画が展示されています。


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大廊下をずっと歩いていくと、この参拝接待所に着きます。
中は、参拝者のための休憩所です。
こういう大きな休憩所があること自体、
大人数が同時に参拝することを前提にしていることが分かります。


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参拝接待所から出ると、このような風景になります。
これで、東本願寺を軽く一周したことになります。


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では、御影堂前にある御影堂門から外に出ます。
慌てて撮ったら、少しボケてしましました。


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今度は烏丸通から御影堂門を撮りました。
親鸞上人750年忌事業は、約5年かけた大事業です。


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御影堂門前から、烏丸通を見ています。
今からこの横断歩道を渡って、向こう側に行きます。


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烏丸通を半分渡りました。ここは、烏丸通の路上公園です。
この噴水は、ここが路面電車の停留所だった頃からありました。


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烏丸通の路上公園は、ここが停留所だったころから
銀杏並木が続いていました。
自分が幼稚園児だった頃、ここに何度か銀杏を拾いに来ました。
(幼稚園の年中行事の一つでした)
今でも秋になると、
ここに銀杏を拾いに来る人がたくさんいらっしゃいます。


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そして、烏丸通の東側歩道に渡ります。


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烏丸通を東にわたって、北を向きました。
この辺は、仏具店がたくさんあります。
(やはり、門前町だからでしょう)
ここを北に進んでいくのですが、それは次回とします。

~次回は、東本願寺周辺を散策します~

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第108回 烏丸通から五条へ~京都駅周辺散策~その2

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ここは、東本願寺御影堂門から烏丸通を渡ったところです。
今回は、ここから五条富小路あたりまで歩いていきます。
大通りばかりでは面白くないので、東洞院経由で行きます。
撮影日は2013年2月11日月曜日の建国記念日午後0時半。
この時間帯は晴れていました。


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先ほどの写真から、約5m北に進み東を向きました。
ここは、正面通です。
東本願寺御影堂門から伸びたこの道は、
この先の渉成園の正門まで続きます。
そして、河原町通から再び復活して豊国神社の前まで続きます。
(その辺りは、第6回ブログで詳しく説明しています)
看板にある文子天満宮が近いのですが、
そこには次回ブログで行きます。


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正面通から、烏丸通を北に向かっています。
この辺りは仏具屋も多いのですが、実は旅館も多くあります。
これらの旅館は元々観光客のためではなく、
東本願寺に参拝に来た方のためのものでした。
今は、修学旅行生もたくさん引き受けています。


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正面通から烏丸通を約100m北に向かいました。
この上数珠屋町通より北は、烏丸通と不明門通が分裂します。
これは烏丸通の路上公園が終わり、元の道幅に戻るからです。
ちなみに、この角の仏具屋は
自分が以前友人の骨壺を買った店です。


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烏丸通から、上数珠屋町通を東に向いています。
この僧侶の銅像がある店も、仏具屋さんです。
ずっと先が道路工事で封鎖されているのが分かります。


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上数珠屋町通から烏丸通を北に進みます。
向こうに見える土塀は、東本願寺のものです。
その先に見える大きな建物は、予備校の代々木ゼミです。


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ここは、上数珠屋町通と花屋町通の間の烏丸通沿いです。
お昼時なので、このTe Concepcionに入ります。


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ここは、紅茶の専門店です。
ここで飲むこともできますが、茶葉を購入することもできます。
お昼時には食事メニューもありますが、
ここの名物はアフタヌーンティーセット(1500円)です。
(タワーには、なっていません)
セイロンのウバ茶をミルクティーでいただきます。


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プレートをアップにしました。
スコーンは、クロテッドクリームとジャムでいただきます。
他にはサンドイッチと、焼き菓子が付いています。
(手前はりんごのタルトです)
後は、果物とクリームチーズのアイスクリームですね。


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先ほどの「Te Concepcion」の前で北を向きました。
ついつい長居しすぎて、この時点で午後2時前です。
では、先を急ぎます。


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ここは、先ほどの店の北隣です。
こちらにも、ちょっと寄り道します。


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こちらは、東本願寺の総会所です。
独立した寺院ではなく、東本願寺の施設の一部です。
確か、門徒が一時待機するようなことに使われていたように思います。


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東本願寺の総会所は、この花屋町烏丸の交差点にあります。
ここから西に花屋町通が伸びています。


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烏丸通から、花屋町通を西に向きました。
ご覧のように、花屋町通は東本願寺の北端になります。
代々木ゼミの西隣に、「大谷会館」が見えます。
ここも東本願寺の施設の一つで、様々な催物が行われます。
(要するに、コンサートホールです)
ちなみに、花屋町通はJR嵯峨野線の線路でいったん途絶えますが、
(島原付近です)
京都市中央市場の中で復活し、さらに西に伸びています。
最終的には、阪急電車「西京極」駅前まで続きます。


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花屋町通より北は、
東本願寺の門前町からまたオフィスビル街に戻ります。
花屋町通から北に50mほど行くと、今度は六条通に出ます。


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烏丸通から、六条通を西に向きました。
六条通は、烏丸通より西はとても細い道になります。
実は商店街があったり、老舗がのれんを連ねたり、
結構面白いところなのですが、今回は寄りません。


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烏丸通から、六条通を東に向きました。
こちらは、烏丸通くらいの道幅があります。
ここで烏丸通から別れて、ここを進みます。


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烏丸通から、六条通を東に約30m進みました。
ここは、六条不明門通の角です。
烏丸通と比べて、六条通は人も自動車も少ないですね。


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ここは、六条不明門通の南東角にある神社です。
「菊姫稲荷神社」といいます。
いろいろ調べてみても、由来ははっきりしません。
「菊理媛」と習合しているというのが多数派の意見ですが、
実は「女性の名前」+「稲荷」というのは、
不幸な死に方をした女性の墓の跡だったり、
その女性の死体発見現場だったりして、
その祟りを恐れて神社が建っていることが多いのですが……
ここの場合は、本当によく分かりません。


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不明門通から、六条通を東に向いています。
不明門通から約50m東に行くと、東洞院通があります。
六条通もここから少し細くなります。


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六条通から、東洞院通を南を向いています。
ここを約700m進むと、京都駅の最東端に出ます。


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今度は、六条通から東洞院通を北に向いています。
右(東)側にある瀬川商店も、なかなかおいしい豆腐屋さんです。
(この日は祝日で、閉まっています)
ずっと向こうに五条通が見えます。
今から東洞院通を北上し、五条通に向かいます。


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六条通から、東洞院通を約100m北上しました。
左(西)側にある民家の前に、このような碑が立っていました。
赤松小三郎は、幕末の軍師です。(信州の上田藩士でした)
薩摩藩を英国式兵法で鍛え上げた人物でしたが、
1867年に暗殺されてしましました。


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石碑の前で、東洞院通を北に向きました。
左(西)側に、泉仙の本店が見えます。
(大徳寺の末寺大慈院などに支店があります)
ただ、ここは「仕出し屋」なので中で食事をすることはできません。
「仕出し屋」とは、旅館や料亭に料理を提供するお店のことです。
また、個人宅にも仕出し弁当やおせち料理・
法事の食事などを配送してくれたりします。


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こちらは、「泉仙」のほぼ向かいにある民家の窓辺です。
可愛らしい人形がいるので、撮りました。


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「泉仙」から東洞院通を北に約150m進みました。
左(西)側にお地蔵さんがいらっしゃいました。
お参りしましたが、
よく見るとお賽銭入れがあり、幾らか入れさせていただきました。


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お地蔵さんの前から、北を向いています。
いよいよ五条東洞院の交差点です。


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東洞院通から、五条通を西に向いています。
五条通は6車線で、京都で最も広い通りの一つです。
約100m先が五条烏丸の交差点で、
付近に地下鉄「五条」駅に続く階段があります。


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今度は東洞院通から、五条通を東に向きました。
南東角にあるのは、下京税務署です。
そう言えば、約60年前に若かりし三木元内閣総理大臣が
ここの所長を務めていたそうです。
今から、ここを進んでいきます。


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東洞院通から五条通を東に約50m進み、
間之町通との交差点まで来ました。
下京消防署が目の前に見えます。(もとは、下京保健所でした)
ここをさらに東に進みます。


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さらに五条通を約50m進み、今度は高倉通との交差点に来ました。
向こうに石の鳥居が見えます。
今からそちらに向かいます。


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ここは西念寺の末社の天満宮です。
こちらに寄ってみます。


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天満宮の祠です。こちらにも、お参りしました。
西念寺はここから奥の施設が、
住職のプライベートスペースと混在します。
そのため、ここから引き返して五条通に戻ります。


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西念寺を五条通から撮っています。
こうしてみると、まるで普通の民家です。
ただ、ファミリーレストランの手前にある竹垣の向こうは墓地です。
恐らく江戸時代くらいから、この辺り一体が墓地になっています。
五条通からは、塀やビルで直接見えないようになっています。


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ファミリーレストランから、北を向きました。
ここから北に、堺町通が伸びています。
ここから少し北に行った辺りに、鉄輪の井戸があります。
別れた夫との復縁を願った女性が後妻に呪いをかけたものの、
失敗して息絶えた死体が見つかった井戸です。
(井戸の前に、その女性を祀った命婦稲荷があります)


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ファミリーレストランから、100mほど東に進みました。
いよいよ富小路との交差点です。


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五条通から、富小路を北に向いています。
ここを約300m北に行くと、松原通との交差点です。
(第24回ブログの辺りに出ます)


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五条通から、今度は富小路を南に向きました。
京都市街地の寺院は寺町通に集中しますが、
五条通以南はこの富小路に集中します。
ここから神社仏閣が一気に出てくるのですが、
それは次回とします。

~次回は、市比売神社・長講堂・文子天満宮などを回ります~

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第109回 市比売神社と周辺寺院~京都駅周辺散策~その3

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五条通から、富小路を南西に向いています。
京都駅から出発してこのコースも、ちょうど折り返しですね。
実はこの辺りには、市比売神社初め多くの神社仏閣があります。
そのようなわけで、たった300m進むのに一回分使ってしましました。
撮影日は、2013年2月11日建国記念日の月曜日午後2時半。
この辺りからだいぶ晴れてきます。


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ここは、五条富小路の南東角にある浄土宗佛性山本覚寺です。
先ずは、こちらに入っていきます。


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本堂の方には入れないので、この境内までとなります。
本覚寺は、鎌倉時代初期に坊門信子(源実朝の後室)が建立しました。
一時期は多くの末寺を持つ大きな寺院でしたが、
応仁の乱などでどんどん小さくなってしまいました。
また、ここは江戸時代の「八文字屋本」の出版を行った
八文字屋自笑のお墓があります。


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こちらは、本覚寺の鐘楼です。
向こうに棕櫚(しゅろ)の木が見えますが、
日本の神社仏閣には特に多い木ですね。


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では、本覚寺を出ます。また富小路を南下します。


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京都市街地の道は基本きれいに南北に伸びているのですが、
五条通から六条通にかけての富小路は少し傾きます。
(東の方にある鴨川が傾いている影響です)
ですから、今は富小路を南西に向いています。
向こうに京都タワーが見えるのは、そのためです。


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本覚寺の斜め向かいに、徳林院があります。
ここは、10年くらい前まで洋裁学校でもありました。
寺院の中で、洋裁を教えていたようです。


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徳林寺の南隣に、浄土宗塩竃山上徳寺があります。
今から、こちらに寄ります。


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薬医門をくぐって、すぐに上徳寺の本堂があります。
こちらの本尊の阿弥陀如来は、快慶の作と言われています。
ここ上徳寺は、1603年に徳川家康が建立しました。
たびたび火災にあい、今の本堂は明治時代のものです。
ここは地蔵信仰の寺院で、この奥に地蔵堂があります。
安産のご利益があると言われていて、
今も多くの人の信仰を集めています。


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こちらは、本堂の奥の地蔵堂です。
上手く写さないようにしていますが、、
本当はたくさんの参拝者がいらっしゃいました。
とりあえず、ここにお参りします。
その後は、この周囲にいらっしゃるお地蔵さんにもお参りします。


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では、順番にお地蔵さんにお参りします。
(本当は順路が逆です。後で知りました……)
先ずは、地蔵堂の西側の身代わり地蔵尊です。
参拝者が受ける厄の身代わりになってくれるそうです。


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身代わり地蔵尊の南隣に、歓喜地蔵がいらっしゃいました。
お姿が、だいぶ変わっていらっしゃいます。


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次に、地蔵堂の南側にいらっしゃるお地蔵さんです。
右(西)側には、延命地蔵尊がお二人いらっしゃいました。


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地蔵堂の南(裏)側中央には、水子地蔵尊がいらっしゃいます。
こちらには、たくさんの小さな卒塔婆が立っていました。


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水子地蔵尊の左(東)隣りには、はがため地蔵尊がいらっしゃいます。
こちらは、歯と長寿のご利益があります。


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地蔵堂を一周しました。
では、本堂の脇を通り抜けて外に向かいます。


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では、上徳寺の薬医門を出て富小路の南下を続けます。


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上徳寺の前から、富小路を南西に向いています。
よく見ると、寺院の隙間を縫うように家具屋や建具屋が並んでいます。
五条通以南の富小路は、夷川通と並ぶ昔ながらの「家具屋街」です。
(この日は祝日なので、全ての店が閉まっています)


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上徳寺から、富小路を約50m南西に進みました。
左(東)側に路地が見え、その先に新善光寺が見えます。
長野県の善光寺の本尊を製作した仏師が、
こちらにも同じものを製作したので、この名称になりました。


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新善光寺のある路地の前から、富小路を南西に約50m進みました。
こちらは、律宗太子堂白毫寺です。
元々は知恩院の辺りにありましたが、
安土桃山時代末期の慶長年間にこちらに移ってきました。
ご自身の作と言われている聖徳太子像が本尊ですが、
こちらの寺院は非公開です。


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太子堂白毫寺の前から、富小路を南西に向きました。
この辺に、一番家具屋が集中しています。
約5m先にT字路が見えます。


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富小路から、T字路を南東を向いています。
左(北)側は家具屋ですが、右(南)側は空き家が続きます。
ずっと先に、河原町通が見えます。
今からこちらに寄ります。


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T字路から、南東に約50m進みました。
こちらは、金光寺です。時宗市屋派の本山です。
元々は、鎌倉時代半ばに一遍上人が七条堀川に建立しました。
鎌倉時代の絵巻物にも登場する寺院ですが、
残念ながらここも非公開です。


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そして、金光寺の東隣りに市比売神社があります。
この日(2月11日)は祝日でたくさんの方が参拝されていました。
では、この中に入っていきます。


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入り口近くの手水舎です。
先ずは、こちらで手と口を清めます。


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では、いよいよ奥に行って参拝です。
写真の方に向かうと末社になりますので、
先にここより右側の本殿に向かいます。


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こちらが、市比売神社の本殿です。
ちょうど祈祷中だったので、ここでお参りします。
市比売神社は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の妃である
神大市比売(カミオオイチヒメ)を初め5柱の女神を祀っています。
ここはかつて東側に遊郭があって、
そのため女人信仰の神社として多くの信仰を集めていました。
また神大市比売は「市」の神様でもあるので、
京都中央卸売市場の守護神社でもあります。


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続いて、末社を回ります。先ずは、ここの井戸ですね。
ここは「天之眞名井」(あめのまない)と言って、
洛陽七名水の一つにも数えられています。
浮かんでいる赤い人形の中にはおみくじが入っています。


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天之眞名井の奥にいらっしゃる祠です。
この井戸を守護しているものと思われます。


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天之眞名井の左側には、老松稲荷がいらっしゃいます。
こちらにも、参拝しました。


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老松稲荷の前で西を向きました。
アルミ製の箱みたいなものが、「カード塚」です。
その向こうに、たくさんの人が見えます。
この日は(2月11日)祝日だったこともあり、
ここはかなり賑わっていました。


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では、市比売神社の外に出ます。


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市比売神社から、富小路の方を向いています。
こうしてみると、西光寺が隣にあるのがよく分かります。
今から突き当りの富小路に向かいます。


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市比売神社から富小路に戻り、
先ほどのT字路から南西に向きました。
南西角の和菓子屋さんは、生菓子や懐中最中がおいしいです。
余談ですが、この店は夕方に閉まります。
ただ、ここの主人が店先で就寝までテレビを見ていることがあるので、
午後10時くらいまでなら運が良ければ和菓子を買うことができます。


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和菓子屋さんの南隣に、浄土宗連光寺があります。
残念ながら非公開ですが、ここに長宗我部盛親の首塚があります。
四国の戦国大名長宗我部元親の子で、大坂夏の陣で豊臣方に就き、
敗軍の将となって家族ともども斬首となりました。


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連光寺から、南西に約30m進みました。
ここは、浄土宗長講堂です。京都人は、「六条院」と呼んでいます。
もともとこの辺りは
平安時代源融(みなもとのとおる。光源氏のモデルの一人)の住居で、
(北は五条通、南は六条通、西は東洞院の辺り。
鴨川に隣接していて、当時は河原町通や高瀬川はありませんでした)
後に里内裏(大内裏の外にある天皇の住居)となりました。
それとは別に、後白河上皇はこの寺院をもっと西に建立したのですが、
豊臣秀吉が京都を再建した際にここに移りました。
内部には後白河上皇関連の文化財が多くあり、
庭園も見事なのですが、毎年4月13日以外は非公開です。


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長講堂の脇にある山茶花です。
きれいなので撮りました。この写真はクリックすると拡大されます。


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長講堂の外から中の庭園をとりました。
ここから見るだけでも見事です。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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ここは、長講堂の塀の上です。
スズメが何羽か寄り添っていますね。
瓦には、しっかり「菊の御紋」が入っています。


109-40.jpg
この長講堂は、六条富小路の交差点にあります。
ここからさらに南に行って、文子天満宮に寄って
更に渉成園まで行きたいのですが、それは次回とします。

~次回はこの辺りをさらに散策しながら文子天満宮を目指します~

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テーマ : 京都道案内
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第110回 文子天満宮へ~京都駅周辺散策~その4

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ここは前回最後の写真六条富小路の交差点です。
今回はここを南西に蛇行して、文子天満宮を目指します。
撮影日は、2013年2月11日月曜日の建国記念日午後3時。
また、だんだん曇ってきました。


110-2.jpg
富小路から、六条通を西に向いています。
約200m先に前々回ブログで出てきた東洞院通との交差点に、
さらにもう100m進むと、烏丸通との交差点に出ます。
目の前の赤いレンガの建物は、「タキモト」という酒屋さんです。
日本中のお酒や世界各国のワインなどが売られています。
マニアックなお酒を買うときは、よく寄ります。


110-3.jpg
今度は六条通を東に向きました。約100先の河原町通で突き当ります。
左(北)側に、前回ブログで紹介した長講堂の庭園が塀越しに見えます。
右(南)側も万年寺という寺院になります。
実はその先も寺院で、六条通から墓石や卒塔婆が見えます。
ちなみに、突き当りは元々は京都市立菊浜小学校でしたが、
廃校後は「京都ひとまち館」になりました。


110-4.jpg
六条富小路のお地蔵さんです。ここにもお参りしました。
よく見ると、消火器が設置されています。
お気づきの方も多いでしょうが、
京都の消火器はお地蔵さんに設置されていることが多いです。


110-5.jpg
六条通から、富小路は真南に曲がります。
六条通から富小路を南に約50m進みました。
富小路は、約100m先の上数珠屋町通で終わります。
(突き当りに見えるのは、渉成園の土塀です)
目の前から、花屋町通が西に伸びています。



110-6.jpg
花屋町富小路のT字路を西に向いています。
花屋町通は、ここから始まります。
今から、この道を西に進みます。


110-7.jpg
ここは、花屋町富小路の南西角にある児童公園です。
「雅松公園」(わかまつこうえん)という名前は、
かつてここに京都市立雅松小学校があった名残です。
(京都市立六条院小学校と呼ばれたこともありました)
この日は祝日(2月11日)なのでたくさんの子供が遊んでいましたが、
だれも写らない角度から撮っています。


110-8.jpg
「雅松公園」の幅だけ(約50m)西に進みました。
花屋町通に、高倉通が南北に伸びています。
ここを右(高倉通を北)に進むと、四条大路で大丸百貨店の前に出ます。


110-9.jpg
花屋町高倉の角に、このような看板がありました。
鉄製なので、割と古いものです。「區」(区)の文字でも分かります。
昔の看板は、「森下仁丹」の広告が必ず入っています。


110-10.jpg
高倉通から、花屋町通を少し西に進みました。
北側にこのような町家がありました。(普通の民家です)
写真の中央に、折り畳み式の縁台があります。
ワンタッチで座れるようになります。
(昔の町家には、よくあったものです)


110-11.jpg
その町家の向かいには、米屋さんがありました。
こちらもなかなか味のある建物です。
オレンジジュースの「プラッシー」は
昔は米屋で売られていましたが、今も売っているのでしょうか?
(この日は祝日なので、閉まっています)


110-12.jpg
高倉通から花屋町通を西に約50m進み、花屋町間之町の角に来ました。
だんだんこの先の烏丸通との交差点が見えてきました。


110-13.jpg
花屋町通から、間之町通を南に向いています。
ずっと先の七条通で突き当ります。今度は、ここを南に進みます。


110-14.jpg
花屋町通から、間之町通を南に約40m進みました。
ここは、「かに船満」というカニ料理屋です。
と言っても、だいぶ前に閉店しています。
ただ、このカニの看板はよく目立ち、七条通からでも見えます。


110-15.jpg
「かに船満」の向かいに、このような看板がありました。
これはプラスティック製なので、新しいものです。
「下京区間之町花屋町下る 天神町」とあります。
つまりここは間之町通沿いで、花屋町通より南になります。


110-16.jpg
「かに満満」から、間之町通を南に約30m進みました。
先ほどの看板に「天神町」とありましたが、
この町内に「文子天満宮」(あやこてんまんぐう)があります。
この日は祝日(2月11日)ということもあって、
「日の丸」が上っています。


110-17.jpg
文子天満宮を入ったところの左(南)に、手水舎がありました。
こちらも、龍をあしらっています。


110-18.jpg
手水舎の向かいに、白滝稲荷神社があります。
先ずは、こちらから参拝です。


110-19.jpg
白滝稲荷社の西隣に老松社・福部社・白大夫社がいらっしゃいます。
そして、こちらにも参拝です。


110-20.jpg
さらにその西側には、多治比文子の像がありました。
菅原道真の乳母ですから、
もっとお年を召したイメージがあるのですが……


110-21.jpg
そして、こちらが文子天満宮の本殿です。
ここは、元々菅原道真の乳母多治比文子の邸宅でした。
菅原道真の死後、夢に現れた菅原道真の言葉を受けて、
多治比文子が自宅に祠をたてたのが始まりです。
実は、その前後に京都では
藤原氏の貴族や醍醐天皇らが次々変死して、
更に疫病も流行り、
多くの人々が菅原道真の祟りを恐れていました。
それがこの祠をたてた途端に収まりました。
その祠はのちに菅原道真の邸宅跡に移され、
それが今の北野天満宮になりました。
(ただし、「天神信仰」自体は奈良時代からあります)


110-22.jpg
本殿の南側の「文子殿」です。祭神は、もちろん多治比文子です。
今ではなぜか「縁結びの神」として信仰を集めています。


110-23.jpg
では、文子天満宮を出て間之町通をさらに南下します。


110-24.jpg
文子天満宮から、間之町通を南に向いています。
約50m先に、上数珠屋町通があります。


110-25.jpg
文子天満宮の南側に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
また、こちらも参拝します。


110-26.jpg
間之町通から、上数珠屋町通を西に向いています。
約200m先に東本願寺が見えます。
(前々回ブログで紹介した僧侶の銅像がある辺りになります)


110-27.jpg
今度は、上数珠屋町通を東に向きました。
右(南)側の土塀は、渉成園のものです。
その先で、工事中のため道路が封鎖されています。
(更新日の2013年3月2日現在も、封鎖されています)


110-28.jpg
上数珠屋町から、間之町通を南に向いています。
ここの道幅が急に太くなったのは、
明治時代~大正時代ここに路面電車が通っていた名残です。
では、ここを南下して渉成園の入り繰りに向かいます。


110-29.jpg
上数珠屋町通から、間之町通を南へ100mほど移動しました。
いよいよ渉成園の入り口です。
……と思ったらこの時点で午後3時半、渉成園が閉まる時間です。
仕方がないので、今回はここまででにして
この続きは後日に訪問です。

~次回は、渉成園から京都駅に向かいます~

続きを読む

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ジャンル : 地域情報

第111回 桜間近の渉成園~京都駅前散策~その5

111-1.jpg
前回ブログで、目前に閉まってしまった渉成園です。
日を改め、翌週に再挑戦です。
今回はまだ午後2時なので、今日は中に入れます。
撮影日は、2013年2月17日日曜日。
晴れていましたが、かなり寒い1日でした。


111-2.jpg
渉成園の門をくぐりました。
この右(南)に受付があって、そこで500円以上払って中に入ります。
ここは東本願寺の別邸で、
江戸時代はこの辺りまで東本願寺の境内が続いていました。
今も東本願寺が管理していて、
「真宗大谷派の門徒ですか?」と聞かれました。


111-3.jpg
門をくぐったところにある枝垂桜です。
このブログを書くようになってたくさん見てきましたが、
これはなかなかの枝ぶりです。
ここは、京都随一の桜の名所でもあります。


111-4.jpg
枝垂桜を通り過ぎた後、いったん北に向かっています。
今でこそきれいに整備されていますが、
昔はここはもっと荒れていました。
自分が子供のころは「これ幸い」とここに友人と遊びに来ていました。
(当時から市街地の遊び場は少なくて、自転車でわざわざ来ていました)
もちろん、当時はタダで入れました。


111-5.jpg
渉成園境内にも、棕櫚(シュロ)の木がありました。
幹が蛇の皮膚に似ているので、宗教的意味を持つ木です。


111-6.jpg
では、いよいよ渉成園内部に入っていきます。
ここの桜も、見事な木ですね。


111-7.jpg
庭園北門をくぐると、向こうに桜の木が並んでいます。
もうすぐここも、一面に桜の花が咲き乱れます。


111-8.jpg
では、渉成園を散策します。
先ずは北の端を東へと進みます。


111-9.jpg
ここは渉成園の北西端臨池亭と滴翠軒です。
池越しの風景が見事です。


111-10.jpg
臨池亭と滴翠軒の前にある池には、鯉がたくさん泳いでいました。
そのうちの何尾かを撮りました。


111-11.jpg
では、臨池亭と滴翠軒を通り過ぎ、桜並木を抜けます。
つまり、東へ東へと向かいます。


111-12.jpg
ここは、先ほどの池から流れ出た川です。
この辺りも、もうすぐ絶景になります。


111-13.jpg
桜並木を抜けると、このような窪みがありました。
ここは、「亀の甲の井戸」という井戸です。


111-14.jpg
先ほどの写真の位置からこの辺りまで、
山茶花の花が咲いています。
ただ、この辺りは人が少なくなりました。
更にここを東へ進みます。


111-15.jpg
渉成園の東端まで来ました。
この塀の向こうは、河原町通です。
風景自体は寂しいのですが、
実はこの辺りは自動車の騒音がかなり大きくなります。
今度は、右(南)側の土手を越えていきます。


111-16.jpg
土手を越えると、こうなります。
目の前の池は、印月池といって渉成園の南半分に広がります。
なかなかの風景ですが、
少し上を見たら京都タワーや高層ビルが見えます。
この写真はクリックすると、拡大されます。


111-17.jpg
同じ地点から、少し東の方を見ました。
この橋は、「回棹廊」といいます。
今から、ここを渡ります。


111-18.jpg
「回棹廊」の上から撮りました。
では、今度はこの浮島の方に向かいます。


111-19.jpg
浮島を南の方に歩いています。
向こう岸に、先ほどの桜並木が見えます。


111-20.jpg
浮島の南端に、橋が架かっています。
では、この「侵雪橋」を渡ります。



111-21.jpg
侵雪橋を渡っています。
松林の向こうに、閬風亭(ろうふうてい)が見えます。
今からそちらに向かいます。


111-22.jpg
侵雪橋から、印月池の方を向きました。
南西の方角なので、ここからも京都タワーが見えます。


111-23.jpg
侵雪橋を渡りました。
ここからは、松林と桜並木を通り抜けて
最西端に向かいます。


111-24.jpg
最西端に出た後、少し南に向かいます。
目の前に、閬風亭が見えてきました。


111-25.jpg
閬風亭の縁側に座り、東を向いています。
印月池に浮かぶ南大島と石塔が見えます。
ここと先ほどの北大島は、「御土居」の跡とわかっています。
豊臣秀吉が京都を囲むように作った土製の城壁跡です。
ちなみに、もともと高瀬川はもっと西の方を流れていたのですが、
この渉成園を造営するために
高瀬川の流れを今の位置に付け替えさせました。
当初の高瀬川は、現在は土手町通という道になっています。
(河原町通は、もっと後にできました)
この写真も、クリックすると拡大されます。


111-26.jpg
では、最西端を北に進み、桜並木を抜けます。


111-27.jpg
更に、庭園北口から外に出ます。


111-28.jpg
庭園北門付近の駐車場に、三毛猫がいました。
毛並みがいいので、この辺で飼われているのでしょうか?


111-29.jpg
ただ、5m以内に近づくと、さっさと逃げました。
もしかして、この渉成園で飼われているのでしょうか?


111-30.jpg
そして、この渉成園から外に出ます。
警備員と受付の方がとても丁寧で、
自分が出るときもきちんと一礼をしてくださいました。


111-31-a.jpg
渉成園の入り口から、間之町通を南に向きました。
今からこちらを進み、京都駅を目指します。


111-32.jpg
渉成園の入り口から、間之町通を南に約100m進みました。
ここは、下数珠屋町通との交差点です。
左(東)側に下京年金事務所があり、
さらに下数珠屋町通を挟んだ南側に下京渉成小学校があります。
(かつての京都市立皆山中学校です)


111-33.jpg
間之町通から、下数珠屋町通を東に向きました。
右(南)側に下京渉成小学校のグランドが見え、
さらにその東にNTT七条ビルが見えます。
河原町通を越えて、ここから約200m先でこの道は突き当ります。
そのあたりに、かつて高瀬川が流れていた土手町通があります。


111-34.jpg
今度は、間之町通から下数珠屋町通を西に向きました。
この角のお寿司屋さんは、京都でも屈指の名店です。
握りずしもおいしいですが、
ここの恵方巻きはゴボウと穴子の入ったなかなかの絶品です。
(その巻きずしは、節分のとき限定らしいです)
では、今度はこちらを進みます。


111-35.jpg
間之町通から、下数珠屋町通を約50m進みました。
ここは、東洞院通との角です。
この辺りから、また東本願寺の門前町になります。
真宗大谷派門徒のための旅館が軒を並べます。


111-36.jpg
東洞院通と烏丸通は、約50m離れています。
この二つの道の間に、また仏具屋さんが並んでいます。
下数珠屋町通は、烏丸通で突き当ります。


111-37.jpg
烏丸通まで来ました。ここで、下数珠屋町通が突き当ります。
向こうに見えるのは、東本願寺の阿弥陀堂門です。
第107回ブログでは、ここから東本願寺の境内に入りました。
さらにその向こうに、修復中の阿弥陀堂が見えます。


111-38.jpg
下数珠屋町通から、烏丸通を南に向きました。
少し先で、烏丸通を分岐しています。
ここをまっすぐ進むと不明門通になり、
烏丸通は右(西)に分かれていきます。


111-39.jpg
下数珠屋町通から烏丸通を南に約50m進み、
七条烏丸の交差点に来ました。
右(西)側に、ヨドバシカメラビルや京都タワーが見えます。
京都駅まで、もうすぐです。


111-40.jpg
烏丸通を進み、七条通より南を越えました。
あと50mで、京都駅ですね。
写真の枚数も増えてきましたので、今回はここまでとします。

~次回は、……まだ未定です。
桜が咲いたら行きたいところも多いのですが、
それまで何回かありますし……~

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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
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「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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