第220回 三十三間堂から祇園~大和大路南から北~その1
今回は、約4か月ぶりの写真のない回です。
(第189回ブログ以来ですね)
今回から取材するのは、大和大路です。
前回ブログまでかかった「烏丸通編」の後は、
この時期から祇園祭の宵山までに書き終わるものをと考えました。
また2014年6月はワールドカップ期間中で遠出が厳しいこともあり
(自分は、毎回必ず全試合見ます)
ウチの家から近くて短い道にしようと思いました。
そのすべての条件が合うのが、この大和大路です。
(そもそも、2013年春から企画自体はあったので……)
大和大路の位置
大和大路は、京都市東山区内だけを通る南北の道です。
鴨川と東大路通(京都市街地最東端の道)間にあります。
以前取材した本町通から約100m東に当たります。
(詳しくは、巻末の追記で)
元々は、大和街道
大和大路は、平安時代から京都にある道です。
元々は、平安京と平城京を結ぶ大和街道の一部でした。
ここまで書いて気付いた方もいらっしゃるでしょうが、
大和街道は今の本町通に当たります。
ただいつの時代も同じ場所にあったわけではなくて、
街道の一部が今の大和大路になっていった個所もありました。
泉涌寺道で本町通から分岐
大和大路は、最南端が泉涌寺道です。
ただその辺りに来ると分かるのですが、
ほとんど本町通の東側から
まるで分岐するようにこの大和大路が始まります。
この辺は、どちらも旧大和街道であることの名残でしょう。
三十三間堂の西端
大和「大路」と言いますが、最初はかなり細い道から始まります。
(自動車が通れないほどの道幅です)
北に進むにつれだんだん広くなって、
やがて三十三間堂の西側に出ます。
そのまま七条通に出ると、京都国立博物館や豊国神社など
辺り一帯が観光地になります。
建仁寺の西端
豊国神社以南の大和大路は自動車も通れない路地になったり
4車線の大通りになったりしますが、
豊国神社以北は本町通くらいの道に幅になって
古い町家が軒を並べるようになります。
さらに五条通以北の本町通は森下通となりすぐに途切れますが、
大和大路はまだまだ北の方に伸びていきます。
松原通以北から、再び観光地になっていきます。
ここより東は六原地区で、六波羅蜜寺や六道珍皇寺があります。
(今回は、取材しません)
また、大和大路以西の松原通は、宮川町に入ってきます。
(祇園、先斗町、上七軒と並ぶ舞妓さんがいらっしゃる地区です)
松原通以北には、建仁寺とゑびす神社があります。
そして、この辺りから大和大路も祇園に入っていきます。
縄手通の飲食店街
四条通以北の大和大路は、縄手通と改称します。
この辺りは、高級クラブやキャバクラなど
そういう呑み屋さんが軒を並べます。
(観光客用の「祇園」は、花見小路などもう少し東の方になります)
ただ、途中の白川沿いは雰囲気が一変し
よくポスターなどに写っている「祇園」の風景は、
この白川沿いの縄手通(大和大路)であることが多いです。
三条京阪で突き当り
四条通から約1km北にある三条通で、大和大路は突き当ります。
この辺りには、京阪電鉄「三条」駅があります。
そこまで行ったら、ついでに壇王法林寺にも寄っていきます。
次回は、「東福寺」駅(京阪電鉄・JR共用駅舎)から北上します。
前半は本町通で、後半から大和大路に入っていきます。
(第189回ブログ以来ですね)
今回から取材するのは、大和大路です。
前回ブログまでかかった「烏丸通編」の後は、
この時期から祇園祭の宵山までに書き終わるものをと考えました。
また2014年6月はワールドカップ期間中で遠出が厳しいこともあり
(自分は、毎回必ず全試合見ます)
ウチの家から近くて短い道にしようと思いました。
そのすべての条件が合うのが、この大和大路です。
(そもそも、2013年春から企画自体はあったので……)
大和大路の位置
大和大路は、京都市東山区内だけを通る南北の道です。
鴨川と東大路通(京都市街地最東端の道)間にあります。
以前取材した本町通から約100m東に当たります。
(詳しくは、巻末の追記で)
元々は、大和街道
大和大路は、平安時代から京都にある道です。
元々は、平安京と平城京を結ぶ大和街道の一部でした。
ここまで書いて気付いた方もいらっしゃるでしょうが、
大和街道は今の本町通に当たります。
ただいつの時代も同じ場所にあったわけではなくて、
街道の一部が今の大和大路になっていった個所もありました。
泉涌寺道で本町通から分岐
大和大路は、最南端が泉涌寺道です。
ただその辺りに来ると分かるのですが、
ほとんど本町通の東側から
まるで分岐するようにこの大和大路が始まります。
この辺は、どちらも旧大和街道であることの名残でしょう。
三十三間堂の西端
大和「大路」と言いますが、最初はかなり細い道から始まります。
(自動車が通れないほどの道幅です)
北に進むにつれだんだん広くなって、
やがて三十三間堂の西側に出ます。
そのまま七条通に出ると、京都国立博物館や豊国神社など
辺り一帯が観光地になります。
建仁寺の西端
豊国神社以南の大和大路は自動車も通れない路地になったり
4車線の大通りになったりしますが、
豊国神社以北は本町通くらいの道に幅になって
古い町家が軒を並べるようになります。
さらに五条通以北の本町通は森下通となりすぐに途切れますが、
大和大路はまだまだ北の方に伸びていきます。
松原通以北から、再び観光地になっていきます。
ここより東は六原地区で、六波羅蜜寺や六道珍皇寺があります。
(今回は、取材しません)
また、大和大路以西の松原通は、宮川町に入ってきます。
(祇園、先斗町、上七軒と並ぶ舞妓さんがいらっしゃる地区です)
松原通以北には、建仁寺とゑびす神社があります。
そして、この辺りから大和大路も祇園に入っていきます。
縄手通の飲食店街
四条通以北の大和大路は、縄手通と改称します。
この辺りは、高級クラブやキャバクラなど
そういう呑み屋さんが軒を並べます。
(観光客用の「祇園」は、花見小路などもう少し東の方になります)
ただ、途中の白川沿いは雰囲気が一変し
よくポスターなどに写っている「祇園」の風景は、
この白川沿いの縄手通(大和大路)であることが多いです。
三条京阪で突き当り
四条通から約1km北にある三条通で、大和大路は突き当ります。
この辺りには、京阪電鉄「三条」駅があります。
そこまで行ったら、ついでに壇王法林寺にも寄っていきます。
次回は、「東福寺」駅(京阪電鉄・JR共用駅舎)から北上します。
前半は本町通で、後半から大和大路に入っていきます。
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