
今年何度目の登場でしょうか?地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅です。
ただ今回は上御霊神社には寄らず、このまま鞍馬口通を西に進みます。
たぶんこの辺りが鞍馬口通で一番賑やかですね。
撮影日は、2014年9月8日月曜日午後3時。
気温も下がり、穏やかな秋晴れの日でした。

何度も撮影しているので、駅構内の細かい様子はとばします。
とりあえずホームから階段を上がってコンコースにやって来ました。
そして、こちらの改札口から駅の外に出ます。

地下鉄「鞍馬口」駅の改札を出て、右(南)を向きました。
ここは鞍馬口烏丸交差点のちょうど真下ですが、
地上に出るにはここから北か南に約100m移動しなければいけません。

そして、地下鉄「鞍馬口」駅から地上に出ました。
(
前回ブログの最後の地点ですね)
北を向くと、約100m先に鞍馬口烏丸交差点があります。

ただ、今回は南側にある上御霊前通から烏丸通を渡ります。
これには小さな理由がありまして……

烏丸通西側歩道の上御霊前通を少し北に上がったところに、
洋菓子店と「にんじんと豆の木」という惣菜屋さんがあります。
お目当ては、こちらの惣菜屋さんです。

上御霊前通から横断歩道を渡り、烏丸通西側歩道を北上しました。
では、こちらの「にんじんと豆の木」店内に入っていきます。
こちらは、京野菜と有機野菜をメインにしたお店です。

こちらが、「にんじんと豆の木」で買った惣菜です。
左側は焼き野菜で、一見シイタケなのは賀茂ナスです。
他にかぼちゃとサツマイモも入っています。
右側は、鶏の甘酢あんかけでした。
中央のキムチは、その日の晩のお鍋に使いました。

さらに北上して、鞍馬口烏丸交差点に戻ってきました。
ここからまた、西へ西へと進みます。

鞍馬口烏丸交差点南西角に、こちらの地域スーパーがあります。
この「鞍楽HOWDY」(クララハウディー)は、
肉野菜はもちろんお惣菜が充実しています。
ただ、さっき惣菜(自分の昼食)を買ったところなので先を急ぎます。

烏丸通から、鞍馬口通を西に向いています。
左(南)側は先ほどの「鞍楽HOWDY」なのですが、
対して右(北)側は様々な商店が並んでいます。
今からここを進みますが、ここから西はこのブログで初めてです。
(実は、よく通る道なのですが)

「鞍楽HOWDY」の西端まで来ました。周囲には商店が多くあります。
その地域スーパーの駐車場に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
鞍馬口通も、辻ごとにお地蔵さんがたくさんいらっしゃいますね。

そのお地蔵さんの前で、鞍馬口通を西に向いています。
向こうに見える軽自動車の裏側から、室町通が南に伸びています。
室町通は鞍馬口通でつき当たるのではなく、
少し西にずれてまた筋違いに北に伸びています。

鞍馬口通から、室町通を南に向いています。
ここから約3㎞南に進むと、祇園祭の
役行者山に辿り着きます。
南東角に京町家を改装した喫茶店があります。
では、ちょっとここに寄り道します。

こちらは、
plangipaniというお店です。
入り口を入るとすぐに土間で、そこにテーブルと調理場があります。
この写真はすぐ奥にある座敷で、ここも入ることができます。
(自分は、土間のテーブル席に就きました)
その奥を見ると、坪庭があって脇に手洗があります。
京町家内部の典型例の一つですね。

先ほどの写真は暗く写りましたが、この写真は明るく写りました。
自分は土間のテーブル席で、チーズケーキとニルギリを頼みました。
こちらのチーズケーキは、それほどチーズが濃厚ではありません。
ですから、コーヒーより繊細な紅茶が合います。

「plangipani」の前(室町通)から、鞍馬口通を西に向いています。
この辺りからだんだん商店の数がまばらになってきますね。

先ほどの地点から、鞍馬口通を西に約70m進みました。
マンションの片隅に、小さなお地蔵さんがいらっしゃいました。
お花の白と黄色が鮮やかできれいですね。
たぶん毎日替えている方がいらっしゃるのでしょう。

先ほどのお地蔵さんを背に、北を向きました。
ここから北に、室町通がまた伸びています。
こちら側の辻にも、お地蔵さんがいらっしゃいます。
両方に、お参りを済ませました。

北に伸びる方の室町通の前から、鞍馬口通を西に向きました。
この辺りは、アパートと京町家が混在する状態です。
その町家の何割かは、中を改装して飲食店になっています。

先ほどの地点から、鞍馬口通を西に約50m進みました。
北側に、赤レンガの駐車場が見えてきました。
上を屋根で覆う形式の駐車場は治安上よくないのかもしれませんが、
こういう建物は個人的に好きなので
いつまでも残っていてほしいですね。

その「鞍馬口ガレージ」の前から、鞍馬口通を西に向いています。
すぐ先に、大きな敷地が見えます。ちょっとそちらを覗いてみます。

こちらは、「擁翠園」(ようすいえん)という庭園です。
元々は、室町幕府管領の細川満元が
金閣建築の際の余材で建立した邸宅がありました。
満元の死後いったん寺院となりますが、
徳川家康がその寺院を南禅寺の末寺とした上に移築し、
後藤長乗という彫金師にこの地を下げ渡しました。
長乗は加賀前田藩などの支援を受け、ここに大庭園を造営しました。
ここには琵琶湖を模した池や様々な趣向を凝らした施設がありますが、
現在ここは化学系企業の研究施設になっていて非公開です。
(ここのガードマンの許可を取って写真を撮らせていただきました)

「擁翠円」の西隣は、看板が出ていませんが自転車屋さんです。
ウチの自転車も古くなってきたので、
こういうお店をたくさん知っておかないといざというときに困ります。

その自転車屋さんの前から、鞍馬口通を西に向きました。
すぐ先が、新町通との辻になっています。

鞍馬口通から、新町通を南に向いています。
ここから約1km南に進むと同志社大学があって、
さらに2kmほど南に進むと祇園祭の
鉾町に出ます。

今度は鞍馬口通から、新町通を北に向きました。
すぐ先で突き当たっているように見えますが、本当は左(西)にずれて
京都教育大学付属学校の間を通ってさらに北に伸びていきます。

こちらは、先ほどの写真にも写っていた
鞍馬口通から新町通を北に
約10m進んだところにいらっしゃるお地蔵さんです。
こちらにもお参りして、また鞍馬口通に戻ります。

新町通から、鞍馬口通を西に向いています。
約30m先から、進路が真西から西北西に曲がっています。

新町通から鞍馬口通を西に約30m進み、西北西に曲がりました。
約20m先に郵便局と酒屋さんがあって、その辺りは少し賑やかです。

こちらがその「京都小山中溝郵便局」です。
まだ4時前なので、中には人がいらっしゃるようです。

京都小山中溝郵便局の前から、鞍馬口通を西北西に向きました。
ここから紫明通と交差する辺りまで、商店などは一切ありません。

さらに鞍馬口通を西に進んでいます。
向こうに大通りが見えますが、
それは堀川通ではなく元来はここと平行に伸びる紫明通です。

京都小山中溝郵便局の前から、鞍馬口通を西北西に約50m進みました。
北側に空き地があって、そのすぐ向こうは紫明通です。
(街路樹の向こうには、京都教育大学付属小学校の運動場が見えます)
鞍馬口通は西北西に、紫明通は西南西に伸びるので、
この二つの道がだんだん近づいているのが分かります。

今度は同じ場所で南を向きました。
この路地のずっと奥に、お地蔵さんが見えます。
こちらもお参りしたのですが、さらにその向こうに瓦屋根が見えます。
実は、この南に妙覚寺という大きな寺院があります。
恐らくこの屋根はその末寺の善明院でしょうね。
ただそちらに行くと鞍馬口通から外れてしましますので、
今回はそちらには参りません。

お地蔵さんが見える路地の前で、鞍馬口通を西に向きました。
もう紫明通がだいぶ近くに見えるようになりました。

その路地から鞍馬口通を西に約30m進みました。
こちらにも、お地蔵さんがいらっしゃいます。
よく考えると、今回6体目の登場です。
実は、ウチのブログのお地蔵さん登場回数の新記録です。

そのお地蔵さんから、鞍馬口通を西に約30m進みました。
ここで、鞍馬口通は紫明通にいったん吸収されます。

その地点に、地域スーパーの「生鮮館 なかむら紫明」があります。
2F以上は雑居ビルになっていて、飲食店などが入っています。

その紫明通に鞍馬口通が吸収された辺りで、西を向きました。
ここはまだ堀川通に至っておらず、1本東の小川通との交差点です。
ここから西を見ると、紫明堀川交差点より西に道が伸びています。
ここは紫明通ではなく、鞍馬口通です。
ですからまた西へと進んでいくのですが、それは次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、船岡山より東にある大宮通付近の神社をいくつか回ります~
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