第267回 紅葉の嵯峨釈迦堂~北嵯峨紅葉散策~その1
前回ブログで「嵯峨釈迦堂」清凉寺や宝筺院まで進んだので、
今年は嵯峨野北部を中心に回っていきたいと思います。
祇王寺辺りから北上し化野・鳥居本に進み、
そこから東に進んで大覚寺に向かいます。
また、毎年11月23日に紅葉散策していましたが、
今年は仕事の関係で11月16日に訪れました。

京都駅33番ホームから、JR嵯峨野線に乗って約20分。
こちらは、6駅先の「嵯峨嵐山」駅です。
今回はここから丸太町通・清滝道を進み、
「嵯峨釈迦堂」清凉寺を目指します。
撮影日は、2014年11月16日日曜日午前10時半。
紅葉は、7割方進んでいました。

JR「嵯峨嵐山」駅のホームにいます。
京都の紅葉シーズンのピークは11月23日ごろからなのですが、
(この日は、その1週間前)
それでもこれだけの方々がいらっしゃいます。
まぁ、昨年の11月23日は京都駅が人だらけで、
改札口を通るのにかなりの時間を要しました。

一通り人混みが去ってから、
JR「嵯峨野嵐山」駅のホームからコンコースに上がりました。
この先に、駅改札口があります。

JR「嵯峨嵐山」駅改札口を出て、そのまま西に向きました。
ここは嵐山(南)方面と北嵯峨(北)方面に降りられる陸橋の上です。
その陸橋の西側は、まるまるガラス張りで遠景を楽しめます。
手前がこの駅のホームで、
左(北)側に「トロッコ嵯峨」駅のホームです。
この線路はずっと先の小倉山にあるトンネルに消えますが、
その小倉山はまだまだ緑の部分が残っていますね。

先程と同じ場所で、北を向きました。
では、こちらの階段を下りて先に進みます。

階段を下りて、JR「嵯峨嵐山」駅北口に出ました。
目の前の看板に「北口」と書いてあったのですが、
光の加減で真っ黒になってしまいました。

JR「嵯峨嵐山」駅北口の前はロータリーになっていますが、
こちらは南口と比べて下りてこられる方がだいぶ少ないですね。
その駅北側のロータリーから、北に伸びる道があります。

JR「嵯峨嵐山」駅北側ロータリーから、北を向いています。
ここから約100m先に、丸太町通との交差点が見えます。

JR「嵯峨嵐山」駅北側ロータリーから、北に約150m進みました。
ここは、丸太町通との交差点です。

その地点で、丸太町通を東に向きました。
ここから約6km先に烏丸通、
そこからさらに約500m先に寺町通があります。

今度は丸太町通を西に向きました。ずっと向こうに小倉山が見えます。
このまま進むと、約400m先で
第97回ブログの京都市立嵯峨野小学校の南側に出ます。
さらにその脇の細い道を西に進むと、第92回ブログの初めに出てきた
「トロッコ嵐山」駅前(小倉池周辺)に出ます。

JR「嵯峨嵐山」駅前の通りから、丸太町通を約100m進みました。
こちらにもお地蔵さんがいらしたので、お参りします。

そのお地蔵さんから、丸太町通を西に約200m進みました。
ここは、丸太町清滝道の交差点です。
目の前に歩道橋がありますので、ここから渡ります。

歩道橋の上から、清滝道を南に向いています。
この清滝道は丸太町通~三条通間は高架になっていて、
JR嵯峨野線の線路をまたぎます。
そして、この清滝道は三条通で突き当ります。
(第47回ブログ参照)

横断歩道を下りて、丸太町清滝道交差点北西角から北を向いています。
次はここを北上し前回ブログで訪れた一条清滝道交差点を目指します。

丸太町通から、清滝道を約100m北上しました。
東側に、京都愛宕郵便局があります。
ただこの日は日曜日ですから、中には誰もいらっしゃいません。

さらに清滝道を約100m北上します。
この辺りから、少しずつ北西にカーブしていきます。

さらにさらに、清滝道を約100m北上しました。
この先に、一条清滝道交差点が見えてきました。

一条通から、清滝道を見ています。
ここから清滝道は蛇行して、愛宕念佛寺の方に向かっていきます。
左(西)側に茂みが見えますが、あの辺りが「嵯峨釈迦堂」清凉寺です。

今度は清滝道から、一条通を東に向きました。
前回ブログで写した桜の木のある公園も左(北)側に写っていますね。

清滝道で一条通を西に向きました。ここから西が嵯峨野の観光地です。
では前回ブログ同様、ここを西に進みます。

先ほどの地点からすぐ目の前に、こちらの野菜即売所があります。
まぁここは観光地ですが、北嵯峨北東部一帯は田畑が続きます。

清滝道から、一条通を西に約50m進みました。
こちらに、嵯峨豆腐の店「森嘉」があります。
ここで買っても荷物になりますので、
夕方の帰りにまた厚揚げと飛龍頭を買いました。
(また豆腐自体は売り切れでした)

「森嘉」の前から、一条通を西に約50m進みました。
こちらが、「嵯峨釈迦堂」清凉寺です。
嵐山の渡月橋をそのまま北上すれば、約1kmでここに突き当ります。

では、浄土宗五台山清凉寺に入ります。
先ずは、こちらの仁王門に向かいます。

門の右(東)側に、仁王様がいらっしゃいました。
こちらは、阿形ですね。

そして、左(西)側は吽形の仁王様です。
どちらも朱塗りで、背が高いですね。

清凉寺の境内に入ってきました。
この日(2014年11月16日)は、日なた中心に紅葉に染まっていました。

門に入ってすぐに右(東)を向きました。
こちらは第96回ブログでは「不明の神社」と書きましたが、
調べたところこちらは愛宕社のようです。

愛宕社の前から、北を向いています。
桜の木の向こうに、清凉寺の本堂が見えますね。

そして、こちらが浄土宗五台山清凉寺の本堂です。
「嵯峨釈迦堂」の名前の通り、ご本尊は釈迦如来像です。
ここの詳しい沿革は、第96回ブログを参照してください。
中に入ると拝観料が掛かるので、ここは外だけお参りしました。

清凉寺本堂の東側に、阿弥陀堂があります。
次は、こちらにお参りしました。

阿弥陀堂にお参りして、西に振り向きました。
この阿弥陀堂付近が、清凉寺境内でいちばん紅葉がきれいです。
この写真は、クリックすると拡大されます。

本当はこの奥に霊宝殿などがあるのですが、
時間があまりないのでここから引き返し南を向きました。
右(西)側に多宝塔が見えますが、
その奥の屋根瓦の家屋は茶店です。

茶店に向かい、そこにある席に座り周囲を見渡しました。
紅葉は日に当たる部分は赤く染まっていますが、
そうでないところはまだまだ青いままです。
この写真も、クリックすると拡大されます。

その茶店では、こちらの「炙り餅」を頂きました。
二人前あるのは、この日はウチの母が同行しているからです。
こちらは西京味噌に砂糖が入っていました。
あくまで発酵した麹にこだわる今宮神社のものとは、
全くの別物ですね。

実は朝食を抜いてきたので、炙り餅をゆっくり頂きました。
では、ここから清凉寺を出ます。

清凉寺仁王門から、南を向いています。
ここを真っ直ぐ進むと、約1km先に嵐山の渡月橋があります。
右(西)側に見える茂みは、愛宕神社御旅所のようですね。

今度は清凉寺の前から、西を向きました。
この先に幟(のぼり)が立っていますが、
そこから清凉寺の茶店に入れます。

清凉寺の仁王門の前から、西に約50m進みました。
右(北)側の土塀は、清凉寺のものです。
いよいよ一条通の突き当り宝筺院が近付いてきました。
個人的には、ここが嵯峨野嵐山で一番の絶景と思っています。
ここからそこに入るわけですが、
今回はだいぶ写真を貼りつけたので、今回はここまでとします。
~次回は宝筺院を散策した後、さらに北西に向かいます~