第284回 京都駅北側の通り~塩小路東から西~その1
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初詣やゑびす祭と言った新年の行事も終わり、
このブログもまた平常運転に戻ります。
今回も、約3カ月ぶりの写真の無いブログとなります。
ここから紹介するのは、塩小路です。
京都駅北側の通り
と書けば、ご理解いただけるでしょうか?
京都市街地のメインストリートの1本ですが、
実はそれほど長い道ではありません。
塩小路の歴史
塩小路自体は平安京造営時(8世紀末)からありましたが、
第215回ブログに出てくる木津屋橋通が当時の塩小路でした。
(ヨドバシカメラと京都タワーの間の道です)
今の塩小路は江戸時代まで
「三哲通」と呼ばれていました。
(wiki塩小路参照)
ただ、童歌の「丸竹夷」では別の解釈になります。
六条三哲通り過ぎ
七条越えれば八九条
十条東寺で突き当り
要するに、三哲通は七条より北に歌われてます。
応仁の乱で京都市街地が焼失した後、
豊臣秀吉は七条通以北までしか再開発できておらず、
塩小路が今の状態になったのは、
明治時代に鉄道が敷設され「京都駅」が開業してからのことでした。
ですから、この歌は「五条以南はでたらめ」という学者もいますが、
個人的にはこの歌は明治時代以降に成立したと思っていますので、
それほどでたらめとは思えません……
(この歌の成立時、すでに塩小路は再開発されていたはずです)
いづれにしても、この辺の明確な答えはありません。
智積院から三十三間堂へ
塩小路最東端は、東大路です。
七条通~塩小路間に智積院があって、
また三十三間堂の南端に塩小路が通っています。
この辺りは平安時代末期に後白河上皇が「外御所」を造営したり、
豊臣秀吉が「豊国廟」を造営したりと
様々な寺院が建ち並ぶきっかけになりました。
鴨川を渡って
三十三間堂の西側が大和大路で、
さらに西へ進むと本町通と交差します。
さらに鴨川を越えると、河原町通とも交差します。
京都駅の北側
河原町通付近から、塩小路は4車線の大通りになります。
交通量も多くなり、だんだんメインストリートのようになります。
そして、京都タワーと京都駅の間を通り抜けていきます。
梅小路公園へ
京都駅の西側には、京都中央郵便局と武田病院が並んでいます。
そして、その付近で居酒屋を中心に飲食店が並びます。
堀川通との大きな交差点より西は、急にまた狭い道に戻ります。
さらに大宮通から、梅小路公園に吸収されます。
最終的には、京都市水族館付近で突き当ります。
西塩小路通
実は七本松通からまた塩小路通は復活し、西小路で突き当ります。
そちらも塩小路の延長ではあるのですが、
(「西塩小路」と言います)
いずれはそちらにも向かうつもりですが、
今回シリーズでは京都市水族館で突き当りとします。
では、次回から塩小路を西に進みます。
今回は、ここまでです。
~次回は、東大路の智積院を参拝します~
初詣やゑびす祭と言った新年の行事も終わり、
このブログもまた平常運転に戻ります。
今回も、約3カ月ぶりの写真の無いブログとなります。
ここから紹介するのは、塩小路です。
京都駅北側の通り
と書けば、ご理解いただけるでしょうか?
京都市街地のメインストリートの1本ですが、
実はそれほど長い道ではありません。
塩小路の歴史
塩小路自体は平安京造営時(8世紀末)からありましたが、
第215回ブログに出てくる木津屋橋通が当時の塩小路でした。
(ヨドバシカメラと京都タワーの間の道です)
今の塩小路は江戸時代まで
「三哲通」と呼ばれていました。
(wiki塩小路参照)
ただ、童歌の「丸竹夷」では別の解釈になります。
六条三哲通り過ぎ
七条越えれば八九条
十条東寺で突き当り
要するに、三哲通は七条より北に歌われてます。
応仁の乱で京都市街地が焼失した後、
豊臣秀吉は七条通以北までしか再開発できておらず、
塩小路が今の状態になったのは、
明治時代に鉄道が敷設され「京都駅」が開業してからのことでした。
ですから、この歌は「五条以南はでたらめ」という学者もいますが、
個人的にはこの歌は明治時代以降に成立したと思っていますので、
それほどでたらめとは思えません……
(この歌の成立時、すでに塩小路は再開発されていたはずです)
いづれにしても、この辺の明確な答えはありません。
智積院から三十三間堂へ
塩小路最東端は、東大路です。
七条通~塩小路間に智積院があって、
また三十三間堂の南端に塩小路が通っています。
この辺りは平安時代末期に後白河上皇が「外御所」を造営したり、
豊臣秀吉が「豊国廟」を造営したりと
様々な寺院が建ち並ぶきっかけになりました。
鴨川を渡って
三十三間堂の西側が大和大路で、
さらに西へ進むと本町通と交差します。
さらに鴨川を越えると、河原町通とも交差します。
京都駅の北側
河原町通付近から、塩小路は4車線の大通りになります。
交通量も多くなり、だんだんメインストリートのようになります。
そして、京都タワーと京都駅の間を通り抜けていきます。
梅小路公園へ
京都駅の西側には、京都中央郵便局と武田病院が並んでいます。
そして、その付近で居酒屋を中心に飲食店が並びます。
堀川通との大きな交差点より西は、急にまた狭い道に戻ります。
さらに大宮通から、梅小路公園に吸収されます。
最終的には、京都市水族館付近で突き当ります。
西塩小路通
実は七本松通からまた塩小路通は復活し、西小路で突き当ります。
そちらも塩小路の延長ではあるのですが、
(「西塩小路」と言います)
いずれはそちらにも向かうつもりですが、
今回シリーズでは京都市水族館で突き当りとします。
では、次回から塩小路を西に進みます。
今回は、ここまでです。
~次回は、東大路の智積院を参拝します~
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