第367回 攝取院から東丸神社へ~新年稲荷山散策~その1
新年、あけましておめでとうございます。
2016年も、よろしくお願いします。
2016年も、また初詣から始めます。
しかも、5年連続伏見稲荷大社への参拝です。
とは言え、毎年同じところばかり回っていても芸がないので
少しずつコースを変えています。
そこで、今年はいよいよ稲荷山登山に挑戦します。
「稲荷信仰は、お山信仰」
うちの家族は(自分も含めて)皆そう豪語しているにもかかわらず、
ウチのブログでは「お山一周」をしたことがありませんでした。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームに来ました。
ここ数年京都駅からJR奈良線に乗って、
「稲荷」駅スタートで取材していたのですが、
2016年は2012年以来京阪電鉄を利用します。
撮影日は、2016年1月1日元旦の午後2時半。
2015年とは一転して、ポカポカ陽気の快晴でした。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームから、
大阪方面行の急行列車が出発します。
余談ですが、この京阪電鉄(特に、特急)は
日本屈指の「美しい車両」と言われています。

急行列車が通り過ぎ、踏切の遮断機が上がりました。
すると、御幸通はこの人出です……
いくら元日でも、これはものすごい人数です。
大雪だった2015年の3倍はいらっしゃいます。

当然、京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームは混雑しています。
そこで、この時期限定で別に改札口が増えます。

こちらが、その改札口です。
では、次の電車が入ってくる前にここを出ます。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅の臨時改札口を出て、南を向きました。
では、この線路沿いの道を御幸通の方に向かって進みます。

その道が京阪電鉄「伏見稲荷」駅の脇に出る辺りに、
駿河屋の支店(伏見本舗)があります。
この日(2016年1月1日)は、店頭で羊羹を売っていました。

そのまま南に進んで、御幸通との辻に出ました。
右(西)側に、京阪電鉄「伏見稲荷」駅の
切符売り場と踏切が見えますね。
正面(南側)に、屋台が何軒か並んでいました。
屋台の中央にテントがあって、その中で食事ができます。
(第21回ブログにも出てきました)

その屋台の前で、御幸通を東に向きました。
では、ここを進み伏見稲荷大社に行きます。
……この人出は、思っていた以上ですね。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅から御幸通を東に約50m進みました。
自分が小学生のころ稲荷山からの帰りに、
ウチの祖父や母がここで時々京寿司を買ってくれました。
ただ、屋号がもう変わってしまっているので、
当時とは経営者が違うのかもしれません。

そのお寿司屋さんの前で、御幸通を東に向きました。
今年(2016年)は、例年以上の人出です。
……そのせいでしょうか、この人の波がなかなか前に進みません。

そして、その人の波が疎水の橋の上で完全に動かなくなりました。
最初はJR奈良線の踏切が原因と思っていたのですが、
その踏切の遮断機が上がっているのに人の波が動きません。
(要は、もっと先に渋滞の原因があるわけです)
……というわけで、ここから参拝道のショートカットをします。
先ずは、この南側(つまり、一部が橋の上)の公園に移動します。

その公園の中央で、西を向きました。
琵琶湖疎水~京阪電鉄の線路間の細長いスペースに、
砂場やすべり台・ブランコなど様々な遊具が並んでいます。
こちらは、約40年前に廃線になった市電の停留場でした。

だいぶ形状が違いますが、
自分が中学生当時もここにベンチがありました。
毎週日曜日に、ここに当時(約35年前)にあった長いベンチに寝転がり
日がな一日宮沢賢治の童話を読み耽っていました。

では、その公園を南側から出ていきます。
目の前に、琵琶湖疎水が見えますね。

公園の南側で、さらに南を向いています。
琵琶湖疎水の西側に、南に伸びる道があります。

同じ地点で、北を向きました。
琵琶湖疎水に架かる橋の北半分が御幸通で、
南半分が先ほどの公園です。
どうやら御幸通の人の波は、全く動いていません。
そういう訳で、琵琶湖疎水西側の道を南下します。

南下しながら、琵琶湖疎水を眺めています。
……しかし、本当に久しぶりに快晴下の撮影です。
向かい(東)岸の大木は、春や秋はきれいに染まります。
この写真は、クリックすれば拡大されます。

東側の大きな木々の隙間を覗くと、
隙間からJR奈良線「稲荷」駅の駅舎が見えます。
つまり、この真東が伏見稲荷大社です。

御幸通から、琵琶湖疎水西側の道を南下しています。
御幸通とは大きく異なり、とても物静かな道です。

さらに琵琶湖疎水西側を南に進んでいます。
御幸通から約200m進むと、
琵琶湖疎水に架かる深草直違橋11丁目の橋が見えます。

その橋の上で、琵琶湖疎水西側の道を南に向いています。
ここから南側に、京阪電鉄「深草」駅が見えます。
実は京阪電鉄の「伏見稲荷」駅~「深草」駅間は、
たったの約400mしかありません。
ですから、「深草」駅で普通車両が特急待ちをしていると
この間は電車を降りて走ったほうが速かったりします。

琵琶湖疎水に架かる深草直違橋11丁目の橋の上で、
北の方を向いています。
約250m先に、先ほどの御幸通が見えます。

その深草直違橋11丁目の橋を渡っています。
ここから、約50m東に見える本町通を目指します。

深草直違橋11丁目に架かる橋から東に進む道は、
約50m先の本町通で突き当ります。
この辺りで、本町通はJR奈良線の踏切があります。
では、その踏切の東側にある攝取院に向かいます。

こちらは、攝取院の南側にいらっしゃるお地蔵さんです。
では、こちらにお参りします。

こちらが、攝取院地蔵堂です。
光明山攝取院は境内が非公開ですが、
本町通に接するこのお堂は中を直接見ることができます。
光明山攝取院は、特定の宗派に属していません。
詳しくは、第133回ブログに載っています。
この写真は、クリックすれば拡大されます。

攝取院から本町通を北に約100m進むと、
JR奈良線「稲荷」駅と伏見稲荷大社の一の鳥居があります。
ただ、そちらもかなり混み合っているので、
今回はこの攝取院地蔵堂の北側の道を東に進みます。

攝取院地蔵堂北側から伸びる道を東に進みます。
この辺りの商店は、「稲荷繁栄会」に属しているようです。
この商店街は、伏見稲荷大社周辺にある
本町通沿いの商店舗が所属しています。

その東に伸びる道は、だんだん上り坂に変わります。
かなり狭い道ですが、一方通行ではありませんので
油断していると自動車に挟まれてよく立ち往生します。
(第133回ブログでも通った道ですね)

攝取院のある本町通から、北に約200m進みました。
この道をあと約70m東に進むと南に折れて、
第133回ブログと第169回ブログで訪問した
ぬりこべ地蔵や荷田春満のお墓に辿り着きます。
さて、この四辻に「←伏見稲荷大社」と書かれた表札があります。
ですから、今回はここで左(北)に曲がります。

その道から、北を向きました。
さらに狭くなった小路は、もう自動車も通れません。
では、ここを進んでいきます。

その狭い道は少しずつ左に湾曲して、西に進むようになります。
伏見稲荷大社の南側はこのように迷路状になっているので、
ある程度土地勘がないと迷ってしまいます。

ですから、もしこちらに訪問される方がいらっしゃるなら、
必ずこの写真の風景通りに進んでください。
狭い小路が西に向かうようになって、最初の角が見えます。
そこを西に直進すれば、元の道に戻ります。
(本当に、この辺は迷路です)
では、このT字路で右(北)を向きます。

T字路で、北を向きました。
マンリョウの木の向こうに、赤い建物が見えます。
次は、あの辺りに向かいます。

T字路から、北に約50m進みました。
目の前に、伏見稲荷大社の拝殿があります。
そこの北側に、伏見稲荷大社の本殿があります。
……この行列は、全く動いていません。

伏見稲荷大社本殿参拝の前に、
この狭い道の西側に隣接するこちらの神社に訪れます。
こちらは、「学問の神様」東丸神社です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

本殿付近の参拝者を撮らないようにしたため、
この角度の写真だけ載せます。
千羽鶴の下に、たくさんの絵馬が並んでいます。
このすべてに、いろいろな受験校が書いてあります。
こちらの御祭神は、伏見稲荷大社の神官で
国学という学問を創設した荷田春満です。
ですから、こちらは
北野天満宮と並び称せられる京都屈指の「受験の神様」です。
(自分も、十代のころはよくお参りに来ました)

東丸神社本殿の東側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらは左が祖霊神の「荷田社」で、右が納札所の「春葉社」です。

東丸神社本殿に背を向け、北を向いています。
向こうに見える社務所で、また御札を買いました。
(ここで、毎年買っています)
では、ここを出て先に進むのですが、もうだ
いぶ写真を貼り付けました。
この続きは、次回以降とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、いよいよ稲荷山に登ります。
先ずは奥の院に進みます~
2016年も、よろしくお願いします。
2016年も、また初詣から始めます。
しかも、5年連続伏見稲荷大社への参拝です。
とは言え、毎年同じところばかり回っていても芸がないので
少しずつコースを変えています。
そこで、今年はいよいよ稲荷山登山に挑戦します。
「稲荷信仰は、お山信仰」
うちの家族は(自分も含めて)皆そう豪語しているにもかかわらず、
ウチのブログでは「お山一周」をしたことがありませんでした。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームに来ました。
ここ数年京都駅からJR奈良線に乗って、
「稲荷」駅スタートで取材していたのですが、
2016年は2012年以来京阪電鉄を利用します。
撮影日は、2016年1月1日元旦の午後2時半。
2015年とは一転して、ポカポカ陽気の快晴でした。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームから、
大阪方面行の急行列車が出発します。
余談ですが、この京阪電鉄(特に、特急)は
日本屈指の「美しい車両」と言われています。

急行列車が通り過ぎ、踏切の遮断機が上がりました。
すると、御幸通はこの人出です……
いくら元日でも、これはものすごい人数です。
大雪だった2015年の3倍はいらっしゃいます。

当然、京阪電鉄「伏見稲荷」駅のホームは混雑しています。
そこで、この時期限定で別に改札口が増えます。

こちらが、その改札口です。
では、次の電車が入ってくる前にここを出ます。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅の臨時改札口を出て、南を向きました。
では、この線路沿いの道を御幸通の方に向かって進みます。

その道が京阪電鉄「伏見稲荷」駅の脇に出る辺りに、
駿河屋の支店(伏見本舗)があります。
この日(2016年1月1日)は、店頭で羊羹を売っていました。

そのまま南に進んで、御幸通との辻に出ました。
右(西)側に、京阪電鉄「伏見稲荷」駅の
切符売り場と踏切が見えますね。
正面(南側)に、屋台が何軒か並んでいました。
屋台の中央にテントがあって、その中で食事ができます。
(第21回ブログにも出てきました)

その屋台の前で、御幸通を東に向きました。
では、ここを進み伏見稲荷大社に行きます。
……この人出は、思っていた以上ですね。

京阪電鉄「伏見稲荷」駅から御幸通を東に約50m進みました。
自分が小学生のころ稲荷山からの帰りに、
ウチの祖父や母がここで時々京寿司を買ってくれました。
ただ、屋号がもう変わってしまっているので、
当時とは経営者が違うのかもしれません。

そのお寿司屋さんの前で、御幸通を東に向きました。
今年(2016年)は、例年以上の人出です。
……そのせいでしょうか、この人の波がなかなか前に進みません。

そして、その人の波が疎水の橋の上で完全に動かなくなりました。
最初はJR奈良線の踏切が原因と思っていたのですが、
その踏切の遮断機が上がっているのに人の波が動きません。
(要は、もっと先に渋滞の原因があるわけです)
……というわけで、ここから参拝道のショートカットをします。
先ずは、この南側(つまり、一部が橋の上)の公園に移動します。

その公園の中央で、西を向きました。
琵琶湖疎水~京阪電鉄の線路間の細長いスペースに、
砂場やすべり台・ブランコなど様々な遊具が並んでいます。
こちらは、約40年前に廃線になった市電の停留場でした。

だいぶ形状が違いますが、
自分が中学生当時もここにベンチがありました。
毎週日曜日に、ここに当時(約35年前)にあった長いベンチに寝転がり
日がな一日宮沢賢治の童話を読み耽っていました。

では、その公園を南側から出ていきます。
目の前に、琵琶湖疎水が見えますね。

公園の南側で、さらに南を向いています。
琵琶湖疎水の西側に、南に伸びる道があります。

同じ地点で、北を向きました。
琵琶湖疎水に架かる橋の北半分が御幸通で、
南半分が先ほどの公園です。
どうやら御幸通の人の波は、全く動いていません。
そういう訳で、琵琶湖疎水西側の道を南下します。

南下しながら、琵琶湖疎水を眺めています。
……しかし、本当に久しぶりに快晴下の撮影です。
向かい(東)岸の大木は、春や秋はきれいに染まります。
この写真は、クリックすれば拡大されます。

東側の大きな木々の隙間を覗くと、
隙間からJR奈良線「稲荷」駅の駅舎が見えます。
つまり、この真東が伏見稲荷大社です。

御幸通から、琵琶湖疎水西側の道を南下しています。
御幸通とは大きく異なり、とても物静かな道です。

さらに琵琶湖疎水西側を南に進んでいます。
御幸通から約200m進むと、
琵琶湖疎水に架かる深草直違橋11丁目の橋が見えます。

その橋の上で、琵琶湖疎水西側の道を南に向いています。
ここから南側に、京阪電鉄「深草」駅が見えます。
実は京阪電鉄の「伏見稲荷」駅~「深草」駅間は、
たったの約400mしかありません。
ですから、「深草」駅で普通車両が特急待ちをしていると
この間は電車を降りて走ったほうが速かったりします。

琵琶湖疎水に架かる深草直違橋11丁目の橋の上で、
北の方を向いています。
約250m先に、先ほどの御幸通が見えます。

その深草直違橋11丁目の橋を渡っています。
ここから、約50m東に見える本町通を目指します。

深草直違橋11丁目に架かる橋から東に進む道は、
約50m先の本町通で突き当ります。
この辺りで、本町通はJR奈良線の踏切があります。
では、その踏切の東側にある攝取院に向かいます。

こちらは、攝取院の南側にいらっしゃるお地蔵さんです。
では、こちらにお参りします。

こちらが、攝取院地蔵堂です。
光明山攝取院は境内が非公開ですが、
本町通に接するこのお堂は中を直接見ることができます。
光明山攝取院は、特定の宗派に属していません。
詳しくは、第133回ブログに載っています。
この写真は、クリックすれば拡大されます。

攝取院から本町通を北に約100m進むと、
JR奈良線「稲荷」駅と伏見稲荷大社の一の鳥居があります。
ただ、そちらもかなり混み合っているので、
今回はこの攝取院地蔵堂の北側の道を東に進みます。

攝取院地蔵堂北側から伸びる道を東に進みます。
この辺りの商店は、「稲荷繁栄会」に属しているようです。
この商店街は、伏見稲荷大社周辺にある
本町通沿いの商店舗が所属しています。

その東に伸びる道は、だんだん上り坂に変わります。
かなり狭い道ですが、一方通行ではありませんので
油断していると自動車に挟まれてよく立ち往生します。
(第133回ブログでも通った道ですね)

攝取院のある本町通から、北に約200m進みました。
この道をあと約70m東に進むと南に折れて、
第133回ブログと第169回ブログで訪問した
ぬりこべ地蔵や荷田春満のお墓に辿り着きます。
さて、この四辻に「←伏見稲荷大社」と書かれた表札があります。
ですから、今回はここで左(北)に曲がります。

その道から、北を向きました。
さらに狭くなった小路は、もう自動車も通れません。
では、ここを進んでいきます。

その狭い道は少しずつ左に湾曲して、西に進むようになります。
伏見稲荷大社の南側はこのように迷路状になっているので、
ある程度土地勘がないと迷ってしまいます。

ですから、もしこちらに訪問される方がいらっしゃるなら、
必ずこの写真の風景通りに進んでください。
狭い小路が西に向かうようになって、最初の角が見えます。
そこを西に直進すれば、元の道に戻ります。
(本当に、この辺は迷路です)
では、このT字路で右(北)を向きます。

T字路で、北を向きました。
マンリョウの木の向こうに、赤い建物が見えます。
次は、あの辺りに向かいます。

T字路から、北に約50m進みました。
目の前に、伏見稲荷大社の拝殿があります。
そこの北側に、伏見稲荷大社の本殿があります。
……この行列は、全く動いていません。

伏見稲荷大社本殿参拝の前に、
この狭い道の西側に隣接するこちらの神社に訪れます。
こちらは、「学問の神様」東丸神社です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

本殿付近の参拝者を撮らないようにしたため、
この角度の写真だけ載せます。
千羽鶴の下に、たくさんの絵馬が並んでいます。
このすべてに、いろいろな受験校が書いてあります。
こちらの御祭神は、伏見稲荷大社の神官で
国学という学問を創設した荷田春満です。
ですから、こちらは
北野天満宮と並び称せられる京都屈指の「受験の神様」です。
(自分も、十代のころはよくお参りに来ました)

東丸神社本殿の東側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらは左が祖霊神の「荷田社」で、右が納札所の「春葉社」です。

東丸神社本殿に背を向け、北を向いています。
向こうに見える社務所で、また御札を買いました。
(ここで、毎年買っています)
では、ここを出て先に進むのですが、もうだ
いぶ写真を貼り付けました。
この続きは、次回以降とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、いよいよ稲荷山に登ります。
先ずは奥の院に進みます~
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