第391回 源光庵の大桜~鷹峯桜散策~その1
前回ブログまで、京都市街地の桜の様子を取材しました。
さらに今年(2016年)は、4月に入ってもう1カ所回りました。
それが、「千本通編」の最後に当たる鷹峯です。
ここは紅葉で有名な観光地ですが、
道々の桜がなかなか綺麗な場所でもあります。
そこで千本通を中心に桜散策をした後、
源光庵や光悦寺にも行ってきました。
その内容を今回を含めて、3回に分けて書きます。

京都駅からJR嵯峨野線「二条」駅まで乗って、
そこで6系市バスに乗り換えて「北木ノ畑町」バス停まで来ました。
今回は、ここから千本通を北西に進み源光庵へ向かいます。
撮影日は、2016年4月5日火曜日午後2時。
2016年の京都のソメイヨシノは、この日が満開でした。

「北木ノ畑町」バス停から、千本通を北西に向いています。
では、この急な山道を登っていきます。

「北木ノ畑町」バス停から、千本通を北西に約80m進みました。
左(西)側に、「万湯葉」という生湯葉専門店があります。
ここの汲み上げ湯葉がウチの母のお気に入りで、
「他の店のものよりも、大豆の味が濃い」そうです。
そのことをここの女将さんにお話ししたところ、
とても喜ばれて10円まけてもらいました。

「万湯葉」の前で、東を向きました。
左(北)側に、「鷹峯児童公園」に植わっている桜並木が見えます。
この公園の周囲には、何本も満開の桜が並んでいます。
ただ公園の中では小中学生が遊んでいて、
ちょっと撮影ができない状態でした。
この写真は、クリックすると拡大されます。

「鷹峯児童公園」の前から、千本通を北西に向きました。
では、ここを進んでいきます。

「鷹峯児童公園」から、千本通を北西に約50m進みました。
向こうに、コンビニエンスストアが見えます。
ここには元々江戸幕府の薬草園があったのですが、
それは第386回ブログで紹介しています。
またこのコンビニエンスストアには公衆便所があるのですが、
それがこの辺の唯一のものになります。

そのコンビニエンスストアの駐車場の前で、
(京都市街地には、このようなお店に駐車場はありません。
ここはそれだけ、市街地から離れています)
千本通を北西に向きました。
すぐ先に、「鷹峯上ノ町」バス停が見えます。

バス停の近くに、こちらが売られていました。
菜の花がおいしそうだったのですが、
この日(2016年4月5日)はウチの冷蔵庫に
菜の花が入っていたのでそのまま素通りしました。

「鷹峯上ノ町」バス停から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらに、京都中央信用金庫鷹峯支店があります。
その脇に京都鷹峯郵便局もあるのですが、
「京都市北区鷹峯」に金融機関があるのはこの辺りだけです。

その辺りで、左(西)を向きました。
こちら側には京町屋の間に駐車場があって、
その向こうは急な崖の先に紙屋川が流れています。
さらにその向こうに、山地があります。
ちなみに、あの「山」が鷹峯です。
この写真は、クリックすると拡大されます。

京都中央信用金庫鷹峯支店から、北西に約100m進みました。
千本通の東側に、「都本舗光悦堂」という和菓子屋さんがあります。
第387回ブログで、光悦饅頭を買ったお店です。

こちらは、その和菓子屋さんの向かい(西)側です。
石碑に「史蹟 御土居址」とあるように、
この小山は御土居の北西端部分に当たります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

その小山に、何本かの桜が生えています。
豊臣秀吉は御土居の景観をとても配慮していたそうなので、
もしかしたら16世紀末もこのような光景だったかもしれません。
その御土居の切れ端を、鷹峯の稜線を借景に撮りました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

「御土居址」の前で、千本通を北西に向きました。
そろそろ千本通最北端にある
今回ブログのメイン源光庵の白壁が見えてきました。

「御土居址」の前から、千本通を北西に約150m進みました。
「土天井町」バス停の向こうに、土蔵が見えます。
そちらは、老舗の醤油店松野醤油です。その北側の大桜が見事です。
この写真も、クリックすると拡大されます。

松野醤油の北側で、左(西)を向きました。
土蔵脇のレンガ製煙突は、大桜に映えますね。
この写真も、クリックすると拡大されます。

松野醤油の北側は、交差点です。
その交差点で、右(北東)を向きました。
ここから約150m先に光悦自動車教習所があって、
さらに100m進むとこの道の突き当りに「玄琢」バス停があります。

その交差点で、千本通を北西に向きました。
では、ここを進んで源光庵へ向かいます。

その交差点の北側の角に、鷹峯交番があります。
コンビニエンスストアからこの辺りまでが、
鷹峯の中でも賑やかなところです。

そして、この辺りから京町屋の割合がさらに増えます。
こちらは、先ほどの交差点から約50m進んだところにあります。
今回は京町屋の写真はとばしていたのですが、
それでもこの1軒はお気に入りでしたので撮りました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

先ほどの交差点から、千本通を北西に約150m進みました。
右(東)側に、日蓮宗瑞芳寺が見えます。
非公開ですが、こちらの沿革は第387回ブログに書いてあります。
この写真は、クリックすると拡大されます。

瑞芳寺の前から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらの「鷹峯保育園」の桜は、少し盛りを過ぎていました。

「鷹峯保育園」の前から、千本通を北西に約150m進みました。
ここで、千本通は源光庵の白壁に突き当たります。
要するに、この辺りが「鷹峯」交差点です。
左(西)側の大桜は、個人宅のものです。
鷹峯は紅葉で有名ですが、
このようにあちこちに大桜が点在しています。
この写真も、クリックすると拡大されます。

「鷹峯」交差点で、北東を向きました。
「鷹峯源光庵」バス停の向こうに見える大桜は、
常照寺の駐車場のものです。
こちらには、次々回ブログに伺います。

今度は、「鷹峯」交差点で西を向きました。
白壁が伸びる源光庵に、大桜が見えます。
壁の高さと比較すると、大桜の大きさがよく分かります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

その大桜の根元で、右(北)を向きました。
では、ここから曹洞宗鷹峯山寶樹林源光庵へと入っていきます。
この写真から最後まで、クリックすると全て拡大されます。

先ほどのとこからすぐに、こちらの門があります。
では、この門をくぐり先に進みます。

先ほどの門から約10m北西に蛇行すると、
こちらの黒い門に辿り着きます。
門の向こうに、源光庵の本堂が見えます。

黒い門をくぐると、目の前に源光庵本堂が見えます。
本堂へはここからではなく、右(東)側から入ります。
曹洞宗鷹峯山寶樹林源光庵は、
室町時代初期の1346年に建立されました。
当初は同じ禅宗の臨済宗寺院でしたが、
江戸時代前半の1694年に曹洞宗に改宗されました。
ご本尊は釈迦牟尼仏で、
脇立に仏弟子の阿難尊者と迦葉尊者がいらっしゃいます。

こちらは本堂の東側ですが、おそらく庫裏です。
ここで拝観料を払って、中に入ります。

400円(11月は500円)払って、中に入りました。
その際に聞いたのですが、ここは写真を撮り放題だそうです。
ブログ掲載も、快く許諾してくださいました。

中に入って真北に進むと、こちらの座敷に出ます。
向こうの庭が北山を借景に絶景になるのですが、
それは紅葉シーズンのことです。
源光庵は、境内には桜はありません。

その座敷から、西を向くと本堂が見えます。
では、次はその本堂の中に入っていきます。

撮影し放題とはいえ、さすがにご本尊撮り放題は避けました。
代わりに、こちらの「悟りの窓」からの風景を掲載します。
ここも紅葉シーズンになると絶景になりますが、
このシーズンならこんな感じです。
この日(2016年4月5日)は平日でしたが、
そこそこの方々がいらっしゃいました。
本堂は広くて、無理に詰めれば100人位入れそうです。

本堂の西側には、坪庭があります。
こちらも、紅葉シーズンになると絶景に変わります。
源光庵の西隣は京都市立鷹峯小学校なのですが、
ここにいると小学校からの歓声が聞こえてきます。
それはそれでとても長閑なのですが、
ここを見上げると血天井です……
まぁ全体的に薄暗い養源院と比べると、おどろおどろしていません。
(養源院には、鳥居元忠の死に顔が完全に残っていますし)

本堂から庫裏に戻ってきました。
では、ここから境内に出て源光庵を出ます。

源光庵の庫裏から出て、南を向いています。
あの黒い門を出て、外に向かいます。

その黒い門を出てすぐ左(東)に、こちらの鐘楼があります。
では、この前を通り過ぎます。

外に出る途中に、こちらがありました。
多分、これが宗統復古碑です。
卍山道白がこちらに葬られているはずです。

では、ここから源光庵を出ます。
ここからは外の道を西に進み光悦寺方面に向かいましたが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、
ここから先には次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、光悦寺に訪問します~
さらに今年(2016年)は、4月に入ってもう1カ所回りました。
それが、「千本通編」の最後に当たる鷹峯です。
ここは紅葉で有名な観光地ですが、
道々の桜がなかなか綺麗な場所でもあります。
そこで千本通を中心に桜散策をした後、
源光庵や光悦寺にも行ってきました。
その内容を今回を含めて、3回に分けて書きます。

京都駅からJR嵯峨野線「二条」駅まで乗って、
そこで6系市バスに乗り換えて「北木ノ畑町」バス停まで来ました。
今回は、ここから千本通を北西に進み源光庵へ向かいます。
撮影日は、2016年4月5日火曜日午後2時。
2016年の京都のソメイヨシノは、この日が満開でした。

「北木ノ畑町」バス停から、千本通を北西に向いています。
では、この急な山道を登っていきます。

「北木ノ畑町」バス停から、千本通を北西に約80m進みました。
左(西)側に、「万湯葉」という生湯葉専門店があります。
ここの汲み上げ湯葉がウチの母のお気に入りで、
「他の店のものよりも、大豆の味が濃い」そうです。
そのことをここの女将さんにお話ししたところ、
とても喜ばれて10円まけてもらいました。

「万湯葉」の前で、東を向きました。
左(北)側に、「鷹峯児童公園」に植わっている桜並木が見えます。
この公園の周囲には、何本も満開の桜が並んでいます。
ただ公園の中では小中学生が遊んでいて、
ちょっと撮影ができない状態でした。
この写真は、クリックすると拡大されます。

「鷹峯児童公園」の前から、千本通を北西に向きました。
では、ここを進んでいきます。

「鷹峯児童公園」から、千本通を北西に約50m進みました。
向こうに、コンビニエンスストアが見えます。
ここには元々江戸幕府の薬草園があったのですが、
それは第386回ブログで紹介しています。
またこのコンビニエンスストアには公衆便所があるのですが、
それがこの辺の唯一のものになります。

そのコンビニエンスストアの駐車場の前で、
(京都市街地には、このようなお店に駐車場はありません。
ここはそれだけ、市街地から離れています)
千本通を北西に向きました。
すぐ先に、「鷹峯上ノ町」バス停が見えます。

バス停の近くに、こちらが売られていました。
菜の花がおいしそうだったのですが、
この日(2016年4月5日)はウチの冷蔵庫に
菜の花が入っていたのでそのまま素通りしました。

「鷹峯上ノ町」バス停から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらに、京都中央信用金庫鷹峯支店があります。
その脇に京都鷹峯郵便局もあるのですが、
「京都市北区鷹峯」に金融機関があるのはこの辺りだけです。

その辺りで、左(西)を向きました。
こちら側には京町屋の間に駐車場があって、
その向こうは急な崖の先に紙屋川が流れています。
さらにその向こうに、山地があります。
ちなみに、あの「山」が鷹峯です。
この写真は、クリックすると拡大されます。

京都中央信用金庫鷹峯支店から、北西に約100m進みました。
千本通の東側に、「都本舗光悦堂」という和菓子屋さんがあります。
第387回ブログで、光悦饅頭を買ったお店です。

こちらは、その和菓子屋さんの向かい(西)側です。
石碑に「史蹟 御土居址」とあるように、
この小山は御土居の北西端部分に当たります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

その小山に、何本かの桜が生えています。
豊臣秀吉は御土居の景観をとても配慮していたそうなので、
もしかしたら16世紀末もこのような光景だったかもしれません。
その御土居の切れ端を、鷹峯の稜線を借景に撮りました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

「御土居址」の前で、千本通を北西に向きました。
そろそろ千本通最北端にある
今回ブログのメイン源光庵の白壁が見えてきました。

「御土居址」の前から、千本通を北西に約150m進みました。
「土天井町」バス停の向こうに、土蔵が見えます。
そちらは、老舗の醤油店松野醤油です。その北側の大桜が見事です。
この写真も、クリックすると拡大されます。

松野醤油の北側で、左(西)を向きました。
土蔵脇のレンガ製煙突は、大桜に映えますね。
この写真も、クリックすると拡大されます。

松野醤油の北側は、交差点です。
その交差点で、右(北東)を向きました。
ここから約150m先に光悦自動車教習所があって、
さらに100m進むとこの道の突き当りに「玄琢」バス停があります。

その交差点で、千本通を北西に向きました。
では、ここを進んで源光庵へ向かいます。

その交差点の北側の角に、鷹峯交番があります。
コンビニエンスストアからこの辺りまでが、
鷹峯の中でも賑やかなところです。

そして、この辺りから京町屋の割合がさらに増えます。
こちらは、先ほどの交差点から約50m進んだところにあります。
今回は京町屋の写真はとばしていたのですが、
それでもこの1軒はお気に入りでしたので撮りました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

先ほどの交差点から、千本通を北西に約150m進みました。
右(東)側に、日蓮宗瑞芳寺が見えます。
非公開ですが、こちらの沿革は第387回ブログに書いてあります。
この写真は、クリックすると拡大されます。

瑞芳寺の前から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらの「鷹峯保育園」の桜は、少し盛りを過ぎていました。

「鷹峯保育園」の前から、千本通を北西に約150m進みました。
ここで、千本通は源光庵の白壁に突き当たります。
要するに、この辺りが「鷹峯」交差点です。
左(西)側の大桜は、個人宅のものです。
鷹峯は紅葉で有名ですが、
このようにあちこちに大桜が点在しています。
この写真も、クリックすると拡大されます。

「鷹峯」交差点で、北東を向きました。
「鷹峯源光庵」バス停の向こうに見える大桜は、
常照寺の駐車場のものです。
こちらには、次々回ブログに伺います。

今度は、「鷹峯」交差点で西を向きました。
白壁が伸びる源光庵に、大桜が見えます。
壁の高さと比較すると、大桜の大きさがよく分かります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

その大桜の根元で、右(北)を向きました。
では、ここから曹洞宗鷹峯山寶樹林源光庵へと入っていきます。
この写真から最後まで、クリックすると全て拡大されます。

先ほどのとこからすぐに、こちらの門があります。
では、この門をくぐり先に進みます。

先ほどの門から約10m北西に蛇行すると、
こちらの黒い門に辿り着きます。
門の向こうに、源光庵の本堂が見えます。

黒い門をくぐると、目の前に源光庵本堂が見えます。
本堂へはここからではなく、右(東)側から入ります。
曹洞宗鷹峯山寶樹林源光庵は、
室町時代初期の1346年に建立されました。
当初は同じ禅宗の臨済宗寺院でしたが、
江戸時代前半の1694年に曹洞宗に改宗されました。
ご本尊は釈迦牟尼仏で、
脇立に仏弟子の阿難尊者と迦葉尊者がいらっしゃいます。

こちらは本堂の東側ですが、おそらく庫裏です。
ここで拝観料を払って、中に入ります。

400円(11月は500円)払って、中に入りました。
その際に聞いたのですが、ここは写真を撮り放題だそうです。
ブログ掲載も、快く許諾してくださいました。

中に入って真北に進むと、こちらの座敷に出ます。
向こうの庭が北山を借景に絶景になるのですが、
それは紅葉シーズンのことです。
源光庵は、境内には桜はありません。

その座敷から、西を向くと本堂が見えます。
では、次はその本堂の中に入っていきます。

撮影し放題とはいえ、さすがにご本尊撮り放題は避けました。
代わりに、こちらの「悟りの窓」からの風景を掲載します。
ここも紅葉シーズンになると絶景になりますが、
このシーズンならこんな感じです。
この日(2016年4月5日)は平日でしたが、
そこそこの方々がいらっしゃいました。
本堂は広くて、無理に詰めれば100人位入れそうです。

本堂の西側には、坪庭があります。
こちらも、紅葉シーズンになると絶景に変わります。
源光庵の西隣は京都市立鷹峯小学校なのですが、
ここにいると小学校からの歓声が聞こえてきます。
それはそれでとても長閑なのですが、
ここを見上げると血天井です……
まぁ全体的に薄暗い養源院と比べると、おどろおどろしていません。
(養源院には、鳥居元忠の死に顔が完全に残っていますし)

本堂から庫裏に戻ってきました。
では、ここから境内に出て源光庵を出ます。

源光庵の庫裏から出て、南を向いています。
あの黒い門を出て、外に向かいます。

その黒い門を出てすぐ左(東)に、こちらの鐘楼があります。
では、この前を通り過ぎます。

外に出る途中に、こちらがありました。
多分、これが宗統復古碑です。
卍山道白がこちらに葬られているはずです。

では、ここから源光庵を出ます。
ここからは外の道を西に進み光悦寺方面に向かいましたが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、
ここから先には次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、光悦寺に訪問します~
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