第472回 千本釈迦堂 阿亀桜~雨の上七軒桜散策~その1
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前回ブログまでで、上立売通を
東端の寺町通から烏丸通まで進みました。
普通ならそこから西に進んでいくのですが、
今回は同じ上立売通周辺でも西の方から始めます。
と言いますのも、このまま進んでいくと
その辺りに着いた頃には桜のシーズンが終わっていて、
せっかくの「桜の名所が続く道」が堪能できなくなるからです。
まぁ、この上立売通には他にも桜の名所が多くあるのですが、
そちらの桜散策はそのうちということで……
なお、ここからは「上立売通編」本編ではないので、
必ずしも上立売通を通るわけではありません。
(事実、今回ブログには上立売通は登場しません)

京都駅北側市バスターミナルから千本通経由の206系市バスに乗り、
約30分かけて「千本今出川」バス停で下りました。
「今出川千本」交差点で千本通を約50m北上した地点ですね。
今回は、ここから五辻通経由で大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(第376回ブログとほぼ同じルートです)
撮影日は、2017年4月8日土曜日午後1時。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。

市バスの「千本今出川」停留所から、千本通を約50m北上しました。
ここで、千本通は五辻通と交差します。

五辻通から、千本通を北に向いています。
ここから約150m先で上立売通と交差し、
さらに50m北上すると石像寺(くぎ抜き地蔵)があります。
(第377回ブログを参照)
ただ今回は厳密には「上立売通編」本編ではありませんので、
そちらの方には向かいません。

千本通から、五辻通を西に向いています。
目の前の老舗玩具店はシャッターが下りていますが、
実はこの瞬間も営業中でした。
では、ここから大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(今回ブログは、ほぼ第376回ブログと同じルートです)

千本通から、五辻通を西に歩いています。
この辺りは上七軒の近くということで、
なかなか味のある京町家が並ぶ一方、
西陣ということで小さな工場や工房も並んでいます。
こちらの民家のソメイヨシノは、そろそろ満開ですね。
前回ブログでも書きましたが、最近京都では桜の庭木が増えました。

千本通から、五辻通を約80m西に進みました。
五辻通は、ここで六軒町通と交差します。
上立売通は千本通を西に約50m進むと、
この六軒町通でいったん突き当たります。
ですから、「上立売通編」本編でもその場所で六軒町通を南下し、
この辻で、この五辻通を西に進むコースを辿ります。

六軒町通から、五辻通を西に約30m進みました。
ここで、五辻通から北側に伸びる路地があります。
看板のあるお好み焼き屋さんの先の路地は
大報恩寺の東側に出ますが、そちら側から入る門はありません。
ですから、東側から大報恩寺に入るには
この五辻通を通らないといけません。
そうそう、この目の前の京町家に看板が出ていて、
近日中に旅館になると書かれていました。
この風情のある建物も、取り壊されてしまうのでしょうか?

その京町家から、五辻通を西に約50m進みました。
ここに組み紐屋さんがありますが、
そういうところも花街上七軒に近いからでしょうか?
そして、ここから約50m先に大報恩寺(千本釈迦堂)があります。
(たくさんの方が集まっておられる辺りです)

組み紐屋さんの前から五辻通を西に約50m進み、北を向きました。
こちらが、天台宗智山派大報恩寺(千本釈迦堂)です。

五辻通から、大報恩寺(千本釈迦堂)参道を約30m北上しました。
すると、右(東)側に大きなソメイヨシノが立っています。
2017年京都市街地のソメイヨシノは、
この日(2017年4月8日)が満開でした。

そのソメイヨシノの北側に、白椿が咲いていました。
こちらは盛りが過ぎて、花弁が地面に落ちていました。

では、その白椿の脇から大報恩寺(千本釈迦堂)に入ります。
こちらには、昨年(2016年)の節分以来です。

門をくぐり、大報恩寺(千本釈迦堂)境内を北に向いています。
突き当りにお釈迦様がいらっしゃる本堂(国宝)がありますが、
その手前に大きな枝垂桜が見えます。
あちらが、阿亀桜(おかめざくら)ですね。

同じ場所で、西を向きました。
こちらに、末社の稲荷神社がいらっしゃいます。
こちらの周辺のソメイヨシノは、まだまだでした。

その稲荷社の北隣に、こちらが建っています。
こちらは、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺です。
1392年室町幕府3代将軍足利義満によって建立されました。
元々はもっと北野天満宮に近いところに建っていたようですが、
戦乱を避けるように移転を繰り返して、今はここに建っています。

そのお堂の前に、こちらのお墓が立っています。
こちらは、1391年明徳の乱で戦死した山名氏清のものです。
この戦で勝利した足利義満は、敗死した山名氏清のために
北野経王堂願成就寺を建てて、供養のために経を唱えさせました。

北野経王堂願成就寺の南側で稲荷社との間に、
こちらの白椿の木がありました。
こちらも、もう盛りが過ぎていました。

北野経王堂願成就寺の東側に、不動明王堂がいらっしゃいます。
この辺りは、節分の際にはいろいろテントがあって近付けません。
(第376回ブログを参照)

その不動明王堂の前で、北を向きました。
こちらが、この寺院の象徴阿亀桜(おかめざくら)です。

阿亀桜の根本を撮りました。
そろそろ少しずつ花が散り出しています。
こうしてそれを撮ると、雪が舞っているようですね。

阿亀桜の東側に、大きな阿亀(おかめ)さんの銅像が立っています。
ちょっとそちらの方に向かいます。

こちらが、その阿亀像と阿亀塚(阿亀さんのお墓)が並んでいます。
阿亀さんはお面の「おかめ」のモデルになった方ですが、
この寺院の沿革に深く関わった方でもあります。
この寺院では、こちらの阿亀さん自身も信仰の対象です。
そのため、毎年節分には阿亀さんのお面と人形が売られます。
(詳細は、第376回ブログ参照)

阿亀桜の北側に、大報恩寺(千本釈迦堂)本堂があります。
その名の通り、こちらのご本尊は釈迦如来像(秘仏)です。
天台宗智山派大報恩寺は、鎌倉時代初期にこの地に建立されました。
応仁の乱などの戦災を受けなかった京都でも数少ない寺院で、
本堂自体は国宝・ご本尊は重要文化財に指定されています。

大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、左(西)に向きました。
寺務所の向こうに、駐車場が見えます。
その向こうがそこそこ大通の七本松通で、
その先から西にまた上立売通が伸びています。
ですから「上立売通編」本編ではそちらを進みますが、
今回は五辻通をそのまま進みます。

大報恩寺(千本釈迦堂)本堂の前で、南を向きました。
では、石畳の道を進んであちらの門を目指します。

大報恩寺(千本釈迦堂)の門まで戻ってきました。
では、ここをくぐり外に出ます。

大報恩寺(千本釈迦堂)の門をくぐり、南に向きました。
先程眺めたソメイヨシノが、左(東)側に見えます。
では、五辻通に戻ります。

五辻通から大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、南に向いています。
この道は約150m先で七本松通に吸収され、今出川通と交差します。
そこが「上七軒」交差点で、交差点から西北西に
「上七軒」の花街が続きます。
ですから、そちらの方に向かえばよかったのですが
この時は何も考えずに自分がいつも通る五辻通を進みました。
(上七軒の花街に行けばよかったことは、今気づきました)

大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、五辻通を西に向きました。
ですから、この日(2017年4月8日)はこちらを進みました。

大報恩寺(千本釈迦堂)の前から、五辻通を約70m進みました。
ここで、五辻通は七本松通と交差します。
ここから西に約20m進み北野天満宮を通り抜け、
上立売通から平野神社に向かったのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。
~次回は、北野天満宮の通り抜けます。
紅梅・白梅で有名な神社ですが、少しだけ桜の木もあります~
前回ブログまでで、上立売通を
東端の寺町通から烏丸通まで進みました。
普通ならそこから西に進んでいくのですが、
今回は同じ上立売通周辺でも西の方から始めます。
と言いますのも、このまま進んでいくと
その辺りに着いた頃には桜のシーズンが終わっていて、
せっかくの「桜の名所が続く道」が堪能できなくなるからです。
まぁ、この上立売通には他にも桜の名所が多くあるのですが、
そちらの桜散策はそのうちということで……
なお、ここからは「上立売通編」本編ではないので、
必ずしも上立売通を通るわけではありません。
(事実、今回ブログには上立売通は登場しません)

京都駅北側市バスターミナルから千本通経由の206系市バスに乗り、
約30分かけて「千本今出川」バス停で下りました。
「今出川千本」交差点で千本通を約50m北上した地点ですね。
今回は、ここから五辻通経由で大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(第376回ブログとほぼ同じルートです)
撮影日は、2017年4月8日土曜日午後1時。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。

市バスの「千本今出川」停留所から、千本通を約50m北上しました。
ここで、千本通は五辻通と交差します。

五辻通から、千本通を北に向いています。
ここから約150m先で上立売通と交差し、
さらに50m北上すると石像寺(くぎ抜き地蔵)があります。
(第377回ブログを参照)
ただ今回は厳密には「上立売通編」本編ではありませんので、
そちらの方には向かいません。

千本通から、五辻通を西に向いています。
目の前の老舗玩具店はシャッターが下りていますが、
実はこの瞬間も営業中でした。
では、ここから大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(今回ブログは、ほぼ第376回ブログと同じルートです)

千本通から、五辻通を西に歩いています。
この辺りは上七軒の近くということで、
なかなか味のある京町家が並ぶ一方、
西陣ということで小さな工場や工房も並んでいます。
こちらの民家のソメイヨシノは、そろそろ満開ですね。
前回ブログでも書きましたが、最近京都では桜の庭木が増えました。

千本通から、五辻通を約80m西に進みました。
五辻通は、ここで六軒町通と交差します。
上立売通は千本通を西に約50m進むと、
この六軒町通でいったん突き当たります。
ですから、「上立売通編」本編でもその場所で六軒町通を南下し、
この辻で、この五辻通を西に進むコースを辿ります。

六軒町通から、五辻通を西に約30m進みました。
ここで、五辻通から北側に伸びる路地があります。
看板のあるお好み焼き屋さんの先の路地は
大報恩寺の東側に出ますが、そちら側から入る門はありません。
ですから、東側から大報恩寺に入るには
この五辻通を通らないといけません。
そうそう、この目の前の京町家に看板が出ていて、
近日中に旅館になると書かれていました。
この風情のある建物も、取り壊されてしまうのでしょうか?

その京町家から、五辻通を西に約50m進みました。
ここに組み紐屋さんがありますが、
そういうところも花街上七軒に近いからでしょうか?
そして、ここから約50m先に大報恩寺(千本釈迦堂)があります。
(たくさんの方が集まっておられる辺りです)

組み紐屋さんの前から五辻通を西に約50m進み、北を向きました。
こちらが、天台宗智山派大報恩寺(千本釈迦堂)です。

五辻通から、大報恩寺(千本釈迦堂)参道を約30m北上しました。
すると、右(東)側に大きなソメイヨシノが立っています。
2017年京都市街地のソメイヨシノは、
この日(2017年4月8日)が満開でした。

そのソメイヨシノの北側に、白椿が咲いていました。
こちらは盛りが過ぎて、花弁が地面に落ちていました。

では、その白椿の脇から大報恩寺(千本釈迦堂)に入ります。
こちらには、昨年(2016年)の節分以来です。

門をくぐり、大報恩寺(千本釈迦堂)境内を北に向いています。
突き当りにお釈迦様がいらっしゃる本堂(国宝)がありますが、
その手前に大きな枝垂桜が見えます。
あちらが、阿亀桜(おかめざくら)ですね。

同じ場所で、西を向きました。
こちらに、末社の稲荷神社がいらっしゃいます。
こちらの周辺のソメイヨシノは、まだまだでした。

その稲荷社の北隣に、こちらが建っています。
こちらは、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺です。
1392年室町幕府3代将軍足利義満によって建立されました。
元々はもっと北野天満宮に近いところに建っていたようですが、
戦乱を避けるように移転を繰り返して、今はここに建っています。

そのお堂の前に、こちらのお墓が立っています。
こちらは、1391年明徳の乱で戦死した山名氏清のものです。
この戦で勝利した足利義満は、敗死した山名氏清のために
北野経王堂願成就寺を建てて、供養のために経を唱えさせました。

北野経王堂願成就寺の南側で稲荷社との間に、
こちらの白椿の木がありました。
こちらも、もう盛りが過ぎていました。

北野経王堂願成就寺の東側に、不動明王堂がいらっしゃいます。
この辺りは、節分の際にはいろいろテントがあって近付けません。
(第376回ブログを参照)

その不動明王堂の前で、北を向きました。
こちらが、この寺院の象徴阿亀桜(おかめざくら)です。

阿亀桜の根本を撮りました。
そろそろ少しずつ花が散り出しています。
こうしてそれを撮ると、雪が舞っているようですね。

阿亀桜の東側に、大きな阿亀(おかめ)さんの銅像が立っています。
ちょっとそちらの方に向かいます。

こちらが、その阿亀像と阿亀塚(阿亀さんのお墓)が並んでいます。
阿亀さんはお面の「おかめ」のモデルになった方ですが、
この寺院の沿革に深く関わった方でもあります。
この寺院では、こちらの阿亀さん自身も信仰の対象です。
そのため、毎年節分には阿亀さんのお面と人形が売られます。
(詳細は、第376回ブログ参照)

阿亀桜の北側に、大報恩寺(千本釈迦堂)本堂があります。
その名の通り、こちらのご本尊は釈迦如来像(秘仏)です。
天台宗智山派大報恩寺は、鎌倉時代初期にこの地に建立されました。
応仁の乱などの戦災を受けなかった京都でも数少ない寺院で、
本堂自体は国宝・ご本尊は重要文化財に指定されています。

大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、左(西)に向きました。
寺務所の向こうに、駐車場が見えます。
その向こうがそこそこ大通の七本松通で、
その先から西にまた上立売通が伸びています。
ですから「上立売通編」本編ではそちらを進みますが、
今回は五辻通をそのまま進みます。

大報恩寺(千本釈迦堂)本堂の前で、南を向きました。
では、石畳の道を進んであちらの門を目指します。

大報恩寺(千本釈迦堂)の門まで戻ってきました。
では、ここをくぐり外に出ます。

大報恩寺(千本釈迦堂)の門をくぐり、南に向きました。
先程眺めたソメイヨシノが、左(東)側に見えます。
では、五辻通に戻ります。

五辻通から大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、南に向いています。
この道は約150m先で七本松通に吸収され、今出川通と交差します。
そこが「上七軒」交差点で、交差点から西北西に
「上七軒」の花街が続きます。
ですから、そちらの方に向かえばよかったのですが
この時は何も考えずに自分がいつも通る五辻通を進みました。
(上七軒の花街に行けばよかったことは、今気づきました)

大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、五辻通を西に向きました。
ですから、この日(2017年4月8日)はこちらを進みました。

大報恩寺(千本釈迦堂)の前から、五辻通を約70m進みました。
ここで、五辻通は七本松通と交差します。
ここから西に約20m進み北野天満宮を通り抜け、
上立売通から平野神社に向かったのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。
~次回は、北野天満宮の通り抜けます。
紅梅・白梅で有名な神社ですが、少しだけ桜の木もあります~
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