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第472回 千本釈迦堂 阿亀桜~雨の上七軒桜散策~その1

[千本釈迦堂] ブログ村キーワード
前回ブログまでで、上立売通を
東端の寺町通から烏丸通まで進みました。
普通ならそこから西に進んでいくのですが、
今回は同じ上立売通周辺でも西の方から始めます。
と言いますのも、このまま進んでいくと
その辺りに着いた頃には桜のシーズンが終わっていて、
せっかくの「桜の名所が続く道」が堪能できなくなるからです。
まぁ、この上立売通には他にも桜の名所が多くあるのですが、
そちらの桜散策はそのうちということで……
なお、ここからは「上立売通編」本編ではないので、
必ずしも上立売通を通るわけではありません。
(事実、今回ブログには上立売通は登場しません)


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京都駅北側市バスターミナルから千本通経由の206系市バスに乗り、
約30分かけて「千本今出川」バス停で下りました。
「今出川千本」交差点で千本通を約50m北上した地点ですね。
今回は、ここから五辻通経由で大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(第376回ブログとほぼ同じルートです)
撮影日は、2017年4月8日土曜日午後1時。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。


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市バスの「千本今出川」停留所から、千本通を約50m北上しました。
ここで、千本通は五辻通と交差します。


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五辻通から、千本通を北に向いています。
ここから約150m先で上立売通と交差し、
さらに50m北上すると石像寺(くぎ抜き地蔵)があります。
(第377回ブログを参照)
ただ今回は厳密には「上立売通編」本編ではありませんので、
そちらの方には向かいません。


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千本通から、五辻通を西に向いています。
目の前の老舗玩具店はシャッターが下りていますが、
実はこの瞬間も営業中でした。
では、ここから大報恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
(今回ブログは、ほぼ第376回ブログと同じルートです)


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千本通から、五辻通を西に歩いています。
この辺りは上七軒の近くということで、
なかなか味のある京町家が並ぶ一方、
西陣ということで小さな工場や工房も並んでいます。
こちらの民家のソメイヨシノは、そろそろ満開ですね。
前回ブログでも書きましたが、最近京都では桜の庭木が増えました。


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千本通から、五辻通を約80m西に進みました。
五辻通は、ここで六軒町通と交差します。
上立売通は千本通を西に約50m進むと、
この六軒町通でいったん突き当たります。
ですから、「上立売通編」本編でもその場所で六軒町通を南下し、
この辻で、この五辻通を西に進むコースを辿ります。


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六軒町通から、五辻通を西に約30m進みました。
ここで、五辻通から北側に伸びる路地があります。
看板のあるお好み焼き屋さんの先の路地は
大報恩寺の東側に出ますが、そちら側から入る門はありません。
ですから、東側から大報恩寺に入るには
この五辻通を通らないといけません。

そうそう、この目の前の京町家に看板が出ていて、
近日中に旅館になると書かれていました。
この風情のある建物も、取り壊されてしまうのでしょうか?


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その京町家から、五辻通を西に約50m進みました。
ここに組み紐屋さんがありますが、
そういうところも花街上七軒に近いからでしょうか?
そして、ここから約50m先に大報恩寺(千本釈迦堂)があります。
(たくさんの方が集まっておられる辺りです)


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組み紐屋さんの前から五辻通を西に約50m進み、北を向きました。
こちらが、天台宗智山派大報恩寺(千本釈迦堂)です。


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五辻通から、大報恩寺(千本釈迦堂)参道を約30m北上しました。
すると、右(東)側に大きなソメイヨシノが立っています。
2017年京都市街地のソメイヨシノは、
この日(2017年4月8日)が満開でした。


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そのソメイヨシノの北側に、白椿が咲いていました。
こちらは盛りが過ぎて、花弁が地面に落ちていました。


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では、その白椿の脇から大報恩寺(千本釈迦堂)に入ります。
こちらには、昨年(2016年)の節分以来です。


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門をくぐり、大報恩寺(千本釈迦堂)境内を北に向いています。
突き当りにお釈迦様がいらっしゃる本堂(国宝)がありますが、
その手前に大きな枝垂桜が見えます。
あちらが、阿亀桜(おかめざくら)ですね。


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同じ場所で、西を向きました。
こちらに、末社の稲荷神社がいらっしゃいます。
こちらの周辺のソメイヨシノは、まだまだでした。


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その稲荷社の北隣に、こちらが建っています。
こちらは、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺です。
1392年室町幕府3代将軍足利義満によって建立されました。
元々はもっと北野天満宮に近いところに建っていたようですが、
戦乱を避けるように移転を繰り返して、今はここに建っています。


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そのお堂の前に、こちらのお墓が立っています。
こちらは、1391年明徳の乱で戦死した山名氏清のものです。
この戦で勝利した足利義満は、敗死した山名氏清のために
北野経王堂願成就寺を建てて、供養のために経を唱えさせました。


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北野経王堂願成就寺の南側で稲荷社との間に、
こちらの白椿の木がありました。
こちらも、もう盛りが過ぎていました。


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北野経王堂願成就寺の東側に、不動明王堂がいらっしゃいます。
この辺りは、節分の際にはいろいろテントがあって近付けません。
(第376回ブログを参照)


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その不動明王堂の前で、北を向きました。
こちらが、この寺院の象徴阿亀桜(おかめざくら)です。


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阿亀桜の根本を撮りました。
そろそろ少しずつ花が散り出しています。
こうしてそれを撮ると、雪が舞っているようですね。


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阿亀桜の東側に、大きな阿亀(おかめ)さんの銅像が立っています。
ちょっとそちらの方に向かいます。


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こちらが、その阿亀像と阿亀塚(阿亀さんのお墓)が並んでいます。
阿亀さんはお面の「おかめ」のモデルになった方ですが、
この寺院の沿革に深く関わった方でもあります。
この寺院では、こちらの阿亀さん自身も信仰の対象です。
そのため、毎年節分には阿亀さんのお面と人形が売られます。
(詳細は、第376回ブログ参照)


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阿亀桜の北側に、大報恩寺(千本釈迦堂)本堂があります。
その名の通り、こちらのご本尊は釈迦如来像(秘仏)です。
天台宗智山派大報恩寺は、鎌倉時代初期にこの地に建立されました。
応仁の乱などの戦災を受けなかった京都でも数少ない寺院で、
本堂自体は国宝・ご本尊は重要文化財に指定されています。


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大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、左(西)に向きました。
寺務所の向こうに、駐車場が見えます。
その向こうがそこそこ大通の七本松通で、
その先から西にまた上立売通が伸びています。
ですから「上立売通編」本編ではそちらを進みますが、
今回は五辻通をそのまま進みます。


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大報恩寺(千本釈迦堂)本堂の前で、南を向きました。
では、石畳の道を進んであちらの門を目指します。


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大報恩寺(千本釈迦堂)の門まで戻ってきました。
では、ここをくぐり外に出ます。


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大報恩寺(千本釈迦堂)の門をくぐり、南に向きました。
先程眺めたソメイヨシノが、左(東)側に見えます。
では、五辻通に戻ります。


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五辻通から大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、南に向いています。
この道は約150m先で七本松通に吸収され、今出川通と交差します。
そこが「上七軒」交差点で、交差点から西北西に
「上七軒」の花街が続きます。
ですから、そちらの方に向かえばよかったのですが
この時は何も考えずに自分がいつも通る五辻通を進みました。
(上七軒の花街に行けばよかったことは、今気づきました)


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大報恩寺(千本釈迦堂)の前で、五辻通を西に向きました。
ですから、この日(2017年4月8日)はこちらを進みました。


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大報恩寺(千本釈迦堂)の前から、五辻通を約70m進みました。
ここで、五辻通は七本松通と交差します。
ここから西に約20m進み北野天満宮を通り抜け、
上立売通から平野神社に向かったのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。

~次回は、北野天満宮の通り抜けます。
紅梅・白梅で有名な神社ですが、少しだけ桜の木もあります~

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第473回 北野天満を通り抜け~雨の上七軒桜散策~その2

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前回ブログで、千本通から五辻通を大報恩寺(千本釈迦堂)経由で
約300m西に進み七本松通まで来ました。
今回はこのまま西にある北野天満宮を通り抜け、
神社北側の上立売通から平野神社を目指します。
撮影日は、2017年4月8日土曜日午後1時半。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。


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五辻通から、七本松通を北に向いています。
約150m先の右(東)側に大報恩寺(千本釈迦堂)の門があって、
さらに左(西)側から上立売通が復活します。
ただ、今回は子の五辻通をこのまま西に進みます。


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「五辻七本松」交差点北西角に、児童公園があります。
こちらは「翔鸞児童公園」です。では、ちょっと中を覗いてみます。


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翔鸞児童公園に入ってきました。
週末の昼下がりなのですが、先ほどまで雨が降っていて
公園には子供はもちろん誰もいらっしゃいません。
こちらの大桜はソメイヨシノよりも開花時期が遅いので、
まだ開花前のようです。


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その翔鸞児童公園の中央で、西を向きました。
こちらのソメイヨシノは満開ですが、
よく見るとこちらの児童公園の塀の外側ですね。


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翔鸞児童公園を五辻通側に出て、西を向きました。
よく見ると、児童公園の西側は小学校ですね。


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こちらが、その京都市立翔鸞小学校です。
とは言え、週末の雨の昼下がりですから校門は閉まっています。
まぁ、おかげで桜は撮り放題でした。


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京都市立翔鸞小学校の前から、五辻通を西に向いています。
では、ここを進みます。


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さらに、五辻通を西に歩いています。
この辺りは京町家が多いのですが、何年か経つうち
ちょっとずつ別の建物や駐車場に変わってますね。


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七本松通から、五辻通を西に約200m進みました。
ここで五辻通は石畳になって、南側の道と合流します。


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Y字路で、五辻通の南側を通りを南東に向きました。
こちらが、「上七軒」の花街です。
前回ブログで書いた「ここを通ればよかった道」というのが、
こちらの道ですね。


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同じ場所で、西に向いています。
上七軒の花街の通りと五辻通が合流して、御前通で突き当たります。
その先に見えるのが、北野天満宮の東門ですね。


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「五辻御前」交差点の北東角に、こちらの碑が立っています。
北野天満宮の東側を上七軒と言います。


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では、こちらから北野天満宮に入っていきます。
こちらの神社の訪問はこのブログで3回目ですが、
今出川通側から入らないのは今回が初めてです。


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東門から、北野天満宮境内に入ってきました。
目の前に、北野天満宮本殿が見えますね。
こちらは紅白梅で有名なのですが、
もうこの日(2017年4月8日)はだいぶ散っていました。


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もう散ってしまった梅の木の脇に、こちらの碑が立っています。
こちらが、和魂漢才の碑ですね。


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北野天満宮本殿近くに、大桜の木が立っています。
こちらは、まだ5分咲きと言ったところでしょうか?
実は、北野天満宮にも数本だけ桜が植えられています。


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その辺りで、南を向きました。
右(西)側に、北野天満宮本殿が見えます。
その約100m先に、北野天満宮楼門が見えます。
第112回ブログ第351回ブログでは
今出川経由でこの門から入ってきました。


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では、こちらから北野天満宮本殿に向かいます。
梅のシーズンはもう終わっていますが、
この日(2017年4月8日)もたくさんの参拝者がいらっしゃいました。


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こちらが、北野天満宮本殿です。
詳しい沿革は、第113回ブログを参照してください。
この日(2017年4月8日)は小雨の休日でしたが、
周囲に桜の名所が多いこともあって相当の人出でした。


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同じ場所で、南を向きました。
こちらの唐門は、二条城二の丸御殿と同じ構造ですね。


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北野天満宮本殿前で、西を向きました。
こちらの梅の木も、もう散っていますね。
では、その先からここを出ます。


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北野天満宮本殿前の西の門を出て西を向いています。
(つまり、ここが神社境内の最西端です)
向こうの階段を上がった先に御土居跡があって、
そのさらに西側に紙屋川が流れています。
そしてその周囲一帯が公園になっていて、
早春には紅白梅、秋には紅葉が楽しめます。


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同じ場所で北を向きました。右(東)側に北野天満宮本殿が見えます。
では、こちらを突き当りまで進みます。


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その突き当りまで北上して、東を向きました。
この辺りが、北野天満宮境内の北西端ですね。
次は、ここを進んでいきます。


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北野天満宮境内北端の道を東に突き当たり、北を向きました。
(こちらは、北野天満宮楼門から北上する道です)
こちらから北野天満宮から出られますが、
その脇にも神社のお社がいらっしゃいます。


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こちらが、その文子天満宮(あやこてんまんぐう)です。
文子天満宮は京都駅近くにもいらっしゃいますね。


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文子天満宮の西側に、北に進む脇道があります。
次は、そちらに進みます。


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文子天満宮から北に約50m進むと、こちらの門があります。
では、ここから北野天満宮を出ます。


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その門から、北を向いています。
ここで、上立売通沿いに出ます。
目の前の石碑は、西陣織の発展に尽くした伊達弥助の記念碑です。

5世伊達弥助は明治時代の西陣織の職人で、
西陣織を美術品へと昇華させた人物でした。


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北野天満宮の前で、上立売通を東に向きました。
この辺りは2車線ですが、
御前通より東は自動車通れないほどのあまり広くない道幅です。


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北野天満宮の向かい(北)側に、お地蔵さんがいらっしゃいます。
こちらにお参りして、上立売通を西に進みます。


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北野天満宮の前で、上立売通を西に向いています。
約150m先の突き当りに桜並木が見えていますが、
あちらが次の目標平野神社です。


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先程の場所から、上立売通を西に約50m進みました。
ここで、上立売通は紙屋川と交差します。
そして、この辺りで「京都市上京区西陣」から
「京都市北区平野」に移ります。


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上立売通で紙屋川に架かる橋の上で、南を向きました。
紙屋川は、この橋のはるか下を流れています。
この橋から南の紙屋川沿岸は、北野天満宮の所有地です。
(梅や紅葉がきれいな公園ですね)


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同じ場所で、紙屋川を北に見ています。
アパートの下を細い川が流れているのは、京都では珍しいですね。
この風景は、このまま約700m北の鞍馬口通周辺まで続きます。


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さらに紙屋川に架かる橋の上で、上立売通を西に向きました。
だんだん平野神社の桜並木が近づいてきましたね。


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紙屋川に架かる橋の上から、上立売通を西に約100m進みました。
ようやく平野神社の前に来ました。


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同じ場所で南を向きました。平野神社沿いに桜並木が続きます。
ここから約100m先から、また西に上立売通が伸びています。


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同じ場所で、北を向きました。
この道は、約700m先の金閣寺前まで続いています。


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同じ場所で、西を向きました。
ここから平野神社に入っていくわけですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、平野神社の桜を堪能します~

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第474回 平野神社は桜ドーム~雨の上七軒桜散策~その3

[平野神社] ブログ村キーワード
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北野天満宮の北門から上立売通を約150m西に進み、
平野神社の一の鳥居の前に来ました。
「京都で桜」と言えば、先ずはこの神社ですね。
今回は、こちらの桜並木を堪能してから帰宅します。
撮影日は、2017年4月8日土曜日午後2時。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。


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平野神社一の鳥居の脇に、大きな枝垂桜が立っていました。
手前に藤棚がありますが、そちらはまだまだ先ですね。


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一の鳥居をくぐり、平野神社境内に入ります。
北側に小さな鳥居が並ぶ参道があって、
その奥に末社の出世稲荷社と猿田彦社がいらっしゃいます。
通常なら最初にお参りするのですが、この人出です。
こちらのお参りは、諦めました……


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平野神社一の鳥居付近の桜の根本を撮りました。
その根元には、こちらのユキヤナギが咲いていました。


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その辺りで、平野神社境内を南に向きました。
こちらに、茶店が建っています。「桜湯」と書いてありますね。


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では茶店の中に、入っていきます。
桜の塩漬けを湯に浮かべた桜湯と、こちらの茶菓子を頂きました。


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茶菓子は2種類のうち、こちらを頂きました。
きな粉が付いた牛皮ですね。


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茶店の前に、手水舎があります。
こちらで手を浄めて、境内の奥に入っていきます。


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いよいよ平野神社の楼門に入ってきます。
この辺りから小雨からだんだん雨粒が大きくなって、
次第にこの写真にも写るほどになってきましたね。


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平野神社楼門をくぐりました。
するとその西側に拝殿が見え、さらに奥に本殿がいらっしゃいます。


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拝殿の向こうに平野神社本殿がいらっしゃるのですが、
参拝待ちの方々が作った行列が平野神社境内を蛇行しています。
いつもなら待つのですが、この日(2017年4月8日)は
午後5時までに自分は職場に戻らないといけませんでした。
ですから、今回も本殿参拝は諦めました。
(実は、2016年も本殿参拝を同じ理由で諦めています)


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平野神社拝殿の内部を撮りました。
天井部分に、三十六歌仙の姿絵が並んでいますね。


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平野神社拝殿や本殿の周辺にも、枝垂桜並木が続きます。
この辺りに、写真を撮る方々が人だかりを作られていました。


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平野神社本殿前から、南を向きました。
大桜の木々はまだまだ咲いていませんが、
さらに向こうのソメイヨシノは濃厚に咲き誇っています。
そちらには、この後向かいます。


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その辺りの写真をもう一枚撮りました。
テントが並んでいますが、そちらに露店が立っています。


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平野神社拝殿前で、東を向きました。
では、こちらの平野神社楼門を出ます。


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平野神社楼門をくぐり、東を向いています。
向こうに平野神社一の鳥居が見えますので、
このまま進むと今回ブログ最初の場所から外に出られます。


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とは言え、平野神社の桜はここからがメインディッシュです。
先程立ち寄った茶店の裏(南)側から、こちらの庭園に入れます。
平野神社のソメイヨシノは、ここから先に集中します。


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先程の場所から、こちらの庭園に入ってきました。
3mほどの幅の道が、庭園内部に張り巡らされていますね。


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庭園内部の小径を南に進んでいます。
道の両脇にソメイヨシノ並木が延々続き、
塩小路橋西詰の桜のこみちに似た桜トンネルが続きます。
(第298回ブログを参照)


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平野神社庭園内の小径をさらに南に進んでいます。
この時点(2017年4月8日午後2時半ごろ)でも
大きな雨粒が降っていましたが、
それでもこの庭園にはたくさんの方々が散策されていました。


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平野神社楼門前から、桜の庭園を南に約50m進みました。
ここで小径は突き当たり、それぞれ東西に進めます。
そして、そのどちらに進んでも「桜トンネル」がまだまだ続きます。


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そのソメイヨシノの根本を大きく撮りました。
雑草に紛れて、多くの菜の花が咲いていました。


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同じ場所から、西を向きました。
では、こちらの桜トンネルを進んでいきます。


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先程の地点から、西に約30m進みました。
では、ここから平野神社庭園を出ます。


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平野神社の庭園を西に出て、南を向きました。
ここを約20m進むと、平野神社南門から上立売通に出ます。
(この辺りの上立売通は、蛇行しています)
ただ、ここから西の平野神社境内は桜がさらに濃厚になります。


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同じ場所で、西を向きました。
ここから西端の西大路まで、露店が続きます。
そして、ここからが平野神社でいちばん桜が濃厚です。


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平野神社境内で、露店が続く道を西に歩いています。
おでんやうどんが食べられる露店が、何軒も続いています。
ちょうど給料日前だったので、先ほどの桜湯で予算を越えて
この辺りは泣く泣く素通りです。
まぁこの後すぐ仕事ですから、時間もなければ
飲酒するわけにもいかないのですが……


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さらに、平野神社境内を西に進んでいきます。
ずっと向こうに、西大路に出られる鳥居が見えます。
そちらに、少しずつ向かいます。


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この辺りで、第472回ブログから降り続いていた雨がやみました。
そこで傘を畳み、辺りをゆっくり撮影しました。
この辺りの桜の木々は濃厚で、
上を見ると桜の枝が天井のように広がります。
まるで、桜でできた家屋の中にいるようです。
もはや、ここは「桜トンネル」ではなくて「桜ドーム」ですね。


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さらに、平野神社境内を西に向かって歩いています。
この辺りから、また人口密度が本殿前並みに増えてきます。


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露店が並ぶ道を約100m進みました。
では、こちらの鳥居をくぐり西大路に出ます。


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平野神社の鳥居をくぐり、南を向きました。
こちらが、上立売通と西大路が交差する「平野神社前」交差点です。
本当はここから約150m先に「衣笠校前」バス停があるのですが、
取材時点ではそれが分からなくてこちらを進みませんでした。


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同じ場所で、北を向きました。
ここから西大路を約500m北上するとわら天神があり、
さらに約200m北上すると金閣寺の前に出ます。
では、こちらを北上します。


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「平野神社前」交差点から、西大路を約150m北上しました。
ここで平野神社脇の白壁を通り過ぎ、京都市街地を北上します。
……ただ、この辺りは急な上り坂でちょっとバテました。


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さらに、西大路を約200m北上しました。
そこに、「わら天神」バス停があります。
結局こちらのバス停から205系市バスに乗って、
京都駅まで向かいました。
そして、そこから職場に向かいました。

これで、2017年の桜散策を終了します。

~次回から、また上立売通を烏丸通から西に向かいます~

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第648回 千本釈迦堂阿亀桜~上七軒桜散策2019~その1

前回ブログ撮影から、4日経った2019年4月4日日曜日に
上七軒まで母と桜散策に行ってきました。
ここから暫く、上七軒の記事を紹介します。



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京都駅北側市バスターミナルから西回りの206系市バスに乗り、
大宮通→千本通を北上して、「千本今出川」バス停で降りました。
「今出川千本」交差点は桜の絶景ポイントですが、
今回は、その「今出川千本」交差点より50m北から始まります。
(それが、「千本今出川」バス停の位置です)
撮影日は、2019年4月4日日曜日午後1時。
よく考えれば、これで3年連続の阿亀桜です。


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「千本今出川」バス停から、千本通を北上しています。
すると、左(西)側にこちらの和菓子屋さんが姿を見せます。
いつも気になりますが、立ち寄ったことはありません。


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「千本今出川」バス停から、千本通を約50m北上しました。
ここで、千本通は五辻通と交差します。


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五辻通から、千本通を北に向いています。
ここを北上すると、くぎ抜き地蔵や千本ゑんま堂など
「蓮台野関連施設」に辿り着きます。
(第552回ブログを参照)


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千本通から、五辻通を東に向いています。
いつもは素通りでしたが母が立ち寄りたいとのことなので、
こちらの五辻昆布本店に入りました。


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五辻昆布では、こちらを買いました。
左側が大豆と昆布を炊いたもので、右側が椎茸昆布の佃煮です。
どちらも、自分の大好物です。(母の好物でもあります)
ご飯を食べるとき、こちらを少しずつ食べています。


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千本通から、五辻通を西に向いています。
では、こちらを進んでいきます。


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千本通から、五辻通を西に約100m進みました。
ここで、千本通は六軒町通と交差します。


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五辻通から、六軒町通を北に向きました。
こちらを北上すると、くぎ抜き地蔵への近道です。
(第488回ブログを参照)


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六軒町通から、五辻通を西に向いています。
この辺りから、京町家の割合が増えてきます。
取りあえず、こちらを進みます。


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六軒町通から五辻通を西に約30m進み、北を向きました。
こちらは大報恩寺(千本釈迦堂)の東側に続く路地ですが、
京町家が建っていたりお地蔵さんがいらしたり、独特の町並みです。
しかし複雑なので、通り過ぎるのはお勧めできません。
10m北にお好み焼き屋さんがあるのですが、今回も素通りします。


648-12.jpg
その路地から、五辻通を西に向いています。
ここから左(南)側にマンションや西陣織の工場が並び、
右(北)側には京町家の旅館などが並びます。


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先程の路地から、五辻通を約80m進みました。
こちらの組み紐屋さんの少し西に、
お目当ての千本釈迦堂が建っています。


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その組み紐屋さんの3軒西隣に、こちらが建っています。
真言宗智山派瑞応山大報恩寺です。
通常は、「千本釈迦堂」と呼ばれています。
では、こちらに参拝していきます。


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五辻通から、千本釈迦堂の参道を約30m北上しました。
こちらに千本釈迦堂の門があるのですが、
この周辺にある桜も、こちらの名物です。


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こちらが、千本釈迦堂「門前の桜」です。
下の方はずいぶん開花していますが、上の方はまだまだ蕾です。
(2019年4月4日段階です)
全体としては5分咲きですが、まぁ見頃でしょうね。


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こちらが、千本釈迦堂の門です。
では、いよいよこちらに参拝していきます。


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千本釈迦堂山門をくぐり、北を向きました。
阿亀桜の先に、千本釈迦堂の本堂が見えますね。
遠目で見ても阿亀桜は3分咲きで、
目の前のソメイヨシノはまだまだ開花していません。


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門をくぐった直後に、西を向きました。
こちらに、末社の稲荷神社がいらっしゃいます。
2019年は4月4日でも、周囲の桜はまだ開花していません。
(2018年は3月29日でこんな感じでした。第551回ブログ参照)


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こちらは、その稲荷神社の扁額です。
「拏吉尼天」はおそらく「陀枳尼尊天」(だきにそんてん)のことで、
ですからこちらは伏見稲荷ではなく豊川稲荷なのでしょうね。


648-21.jpg
稲荷神社の北隣に、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺が建っています。
室町幕府3代目将軍足利義満の建立ですが、
守護大名山名氏の菩提寺でもあります。


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願成就寺の前に、こちらのお墓が立っています。
墓碑には、「山名氏清」と書いてあります。
明徳の乱で山名氏清を滅ぼした足利義満は、
その菩提を弔うためにこちらの願成就寺を建てました。
その後、こちらは足利義満から山名氏の管理となり、
北野天満宮付近からこちらに移動しました。


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稲荷神社と願成就寺の向かい(東)側に、こちらがあります。
先に不動堂に参拝して、その後手前の椿に目を向けます。


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では、さらに千本釈迦堂境内を北上します。
こちらに、千本釈迦堂の象徴阿亀桜が立っています。
う~ん、まだまだ3部咲きと言ったところでしょうか?
いつもならこの枝垂桜の内側に入って、
ゆっくり散る桜を眺められます。
(第472回ブログを参照)


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阿亀桜の東側に、阿亀塚と阿亀像がいらっしゃいます。
「おかめ」さんは、元々千本釈迦堂を建てた棟梁の妻の名前です。
夫にアドバイスしたことで、夫に恥をかかせたと思い
千本釈迦堂建立直後に自殺されたそうです。
その後、哀れに思ったこちらの僧侶があちらにお墓を建てました。
それが「おかめ信仰」の始まりです。


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阿亀桜の北側に、千本釈迦堂の本堂が建っています。
ご本尊は釈迦牟尼像ですが、秘仏なので公開されていません。
またこの本堂自体が国宝なのですが、
こちらは応仁の乱でも焼け残った京都市街地最古のの寺院です。


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千本釈迦堂の前から、西を向きました。
ここをまっすぐ進むと、駐車場から七本松通に出ます。
また、北西に向かうと事務所脇から有料で本堂や宝物殿に入れます。
左側の普賢象桜は遅咲きの品種なので、まだまだ蕾です。


648-28.jpg
本堂と宝物殿は撮影不可なので、写真はありません。
こちらは、本堂の裏手の石仏群です。(お地蔵さんではありません)
おそらく、古代か中世の墓石ですね。
こちらがたくさんいらっしゃるので、
ここも「蓮台野関連施設」と考えられます。
(ただし、蓮台野自体はここよりもはるかに北です。
第556回ブログを参照)


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これで、一通り千本釈迦堂を回りました。
では、先程の門へと向かいます。


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千本釈迦堂の門前に戻ってきました。
では、こちらから千本釈迦堂を出ます。


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千本釈迦堂参道を南下して、五辻通に戻ってきました。
ここから先に進みますが、今回もだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、上七軒の町並みを散策します~

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第649回 上七軒桜散策~上七軒桜散策 2019~その2

648-31.jpg
前回ブログで散策した千本釈迦堂を出て、五辻通に戻ってきました。
今回はいったん今出川通まで南下して、上七軒の花街を回ります。
撮影日は2019年4月4日日曜日午後1時半。
穏やかな晴れの日でした。


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千本釈迦堂の前で、五辻通を西に向いています。
第473回ブログでは、こちらを進みました。
花街上七軒の最北端を掠める道で、
旧京都市立翔鸞小学校前の桜の木が、なかなか見事です。


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千本釈迦堂の前で、五辻通から南を向いています。
ここをずっと南下すると、今出川通で七本松通になります。
七本松通は今出川通と交差する「上七軒」交差点で北西に折れ、
五辻通以北はまたまっすぐ北上します。
おそらく、千本釈迦堂前のこの道は昔の七本松通だと考えられます。
ですから、この道をこのブログでは「旧七本松通」と書きます。


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五辻通から、旧七本松通を約120m南下しました。
旧七本松通には、西陣織の織機の音と古い京町家が続きます。
ここで、旧七本松通は今出川通と交差します。


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旧七本松通から、今出川通を南に向いています。
こちらは「上七軒」交差点で、
この交差点より南には七本松通が伸びています。
(約300m南で、一条通と交差します。
第350回ブログの京都北野商店街中央付近です)


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「上七軒」交差点で、西を向きました。
左(西)に伸びるのは今出川通で、
目の前(北西)に七本松通が伸びています。
その間に、西北西に伸びる小路が見えますね。


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こちらが、その間の西北西に伸びる小路です。
北野をどり」と書かれたオレンジ色の支柱が2本立っています。
では、西北西に伸びるこの石畳の道を進みます。


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そのオレンジ色の支柱の脇に、こちらの道標が立っていました。
それによるとこの道は「北野天満宮東参道」で、
(つまり北野天満宮へ続く道)
この道こそが花街上七軒の中心道路ということが分かります。
ですから、今回ブログはこの道の散策がメインです。


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その道標の脇に、こちらの家屋が建っていました。
屋根の上に、様々な鬼瓦や鍾馗様が並んでいます。
何かのお店とも思いましたが、
誰もいらっしゃらなかったのでよく分かりませんでした。
その左側に団子模様の赤提灯が見えますが、
この団子模様こそが上七軒の象徴です。


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その家屋の前で、西北西を向きました。
石畳の道が続きますが、周囲の家屋は新しい住宅です。
この辺りは、ただの住宅地の上り坂です。


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「上七軒」交差点から、
北野天満宮東参道を西北西に約50m進みました。
この辺りで、この上り坂は北西に進路が変わります。
そして、この辺りから京町家の割合が増えてきます。
……という訳で、目の前の「ふた葉」という蕎麦屋に入ります。


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「ふた葉」の店内の様子です。
天井付近に、団扇と札がたくさん貼り付けられています。
どちらにも上七軒の舞妓さんや芸妓さんの名前が書いてありますが、
皆さんこの店に来られたのでしょうね。


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そうこうしていると、ウチの母が注文した「ざるそば」が来ました。
蕎麦が緑色ですが、こちらはお茶が練り込んであります。
要するに、「茶そば」ですね。


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そして、自分が頼んだ「にしんそば」も来ました。
身欠きにしんの煮つけは、砕くと鰊から味が染みてきます。
ですから先ずこのまま汁を飲み、その後そばを少し頂いた後に
少しずつ身欠きにしんの身を解し、いろいろな味を楽しみましょう。


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「ふた葉」を出て、北野天満宮東参道を北西に向きました。
この辺り、伸びり坂が少し急になってきました。
まだまだ新しい住宅やマンションが建っていましが、
上七軒の象徴「団子模様」の赤提灯が吊るされた
京町家がだんだん目立ち始めました。


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「ふた葉」から10mほど北西に、北野天満宮東参道を進みました。
こちらの京町家は、雑貨屋さんです。
実は、結構お客さんがいらっしゃいました。
(人を撮らないように撮影していますので、
周囲には誰もいないように見えます)


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その向かい(南西)側に、こちらの京都北郵便局があります。
上七軒の中にあるので、このような外観を持っています。


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その辺りで、北野天満宮東参道を北西に向いています。
上り坂が緩やかになりましたが、京町家一色に変わってきました。
この辺くらいから、花街上七軒の中心街に入っていきます。


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その辺りで、北野天満宮東参道を北東に向きました。
この道から、何本か路地が伸びています。
この路地は複雑に曲がりくねって、この道に戻ってきます。
この奥は、たくさんの飲食店が並びます。
ただし、その大半はお酒を出すお店なので今は閉まっています。


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その路地から、北野天満宮東参道を約50m北西に進みました。
左(南西)側に、なかなか雰囲気のある喫茶店があります。
実はこちらも名店なのですが、(紅茶とケーキが美味しいようです)
さっき蕎麦屋に入ったところなのでここは素通りします。


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そのお店から、北野天満宮東参道を北西に約50m進みました。
ここで北野天満宮東参道は、こちらの小路と交差します。


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北野天満宮東参道から、その小路を南西に向きました。
左側の高い塀は、お茶屋さんのものです。
舞妓さんや芸妓さんを上げて、遊んだり飲食したりする場所です。
右側は西方尼寺で、その名前から尼寺と分かります。
女性が仏教の修行をする寺院ですね。


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この小路は北野天満宮東参道からすぐに真南に進路を変え、
こちらの門の前に出ます。
西方尼寺には、こちらから入れます。
ただしこちらは非公開寺院なので、これ以上進めません。


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西方尼寺の門前から、小路を南に向きました。
ここを約150m南下したら、今出川通に出ます。


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同じ場所で、この小路を北に向きました。
左側の土塀は西方尼寺のものですが、
右側の建物は先程のものとは別のお茶屋さんのようです。
では、こちらを北上します。


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西方尼寺の門前から、こちらの小路を約50m北上しました。
こちらで、また北野天満宮東参道に戻ってきました。


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北野天満宮東参道に戻ってきて、北西を向きました。
左(南西)側に、西方尼寺のお堂が見えますね。
では、こちらをまた進んでいきます。


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この十字路の北東角に、こちらの料亭がありました。
こちらは昼食も営業されているようで、開店中でした。
目の前にメニューが置かれていましたが、
そこまで高価ではありませんでした。


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西方尼寺の北西側にも、こちらの小路が伸びています。
では、ちょっとこちらにも寄り道します。


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北野天満宮東参道から、約40m南西に進みました。
こちらの桜並木は、西方尼寺の庭園から伸びています。
この辺りで、T字路となります。


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そのT字路で、西を向きました。
この背後(東)側が、西方尼寺の塀です。
左(南)側が、上七軒歌舞練場の塀です。
こちらは裏手なので、この先の入り口からは入れません。
では、この先(西)にある木蓮の木まで進みます。


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先程のT字路から、西に約20m進みました。
こちらが、先程記した木蓮の木です。花が満開ですね。


649-33.jpg
その木蓮の許に、こちらの祠がいらっしゃいます。
「光盛大明神」という名前は分かるのですが、
沿革がこれを書いている時点で分かりません。

鳥居や祠の形状から、小さめの稲荷社だとは思います。
おそらく「光盛」という方を神格化して祀ってあるのだと、
そういうことまでは分かります。
問題は、その光盛とはだれのことかということです。
歴史上の武将などの可能性は低いと思います。
(もしそうなら、敢えてこの位置に建てられた根拠が不明です)
この上七軒か上七軒歌舞練場に多大な貢献をされた方なのでしょう。
その辺は上七軒歌舞練場の関係者で
詳しい方がいらっしゃるのでしょうが、
自分の知り合いではないので詳細は不明です。


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木蓮の木と光盛大明神の前で、南を向きました。
約30m先に、上七軒歌舞練場の入り口があります。
舞妓さんらしき方々が、入り口付近で
通りすがりの方々に呼び込みらしきことをされています。
(声は聞こえないので、想像ですが)
この日(2019年4月4日)は平日ですが、
桜のシーズンということもあって
結構な方々が上七軒に来られていました。
(大半の方々を撮らないように、このブログは工夫しています)


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先程のT字路に戻って、北東を向きました。
T字路付近の写真はこの先にいらっしゃる方の顔が写っており、
不採用にしました。
そのため、写真がちょっと飛んでいます。
あちらの方の帯がだらりと垂れ下がっているので、
まだ舞妓さんでいらっしゃることが分かります。


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北野天満宮東参道に戻って、北西に向いています。
昼下がりのこの時間帯になって、自動車が増えてきました。
その大半が、タクシーとお酒を積んだトラックです。
その辺が、いかにも花街ですね。


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この辺りに、お漬物屋さんがありました。
この「もり」という店は京都市街地で最大手なのですが、
本社は第55回ブログに出てきます。


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こちらは、その「もり」の向かい(南西)です。
多分お茶屋さんの店先ですが、
これらの粽やお札はこの辺のものではありません。
ただ、京都市街地の飲食店にはよく貼られています。
(島原の角屋門前とちょっと似ています。第596回ブログ参照)


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その茶店の2軒北西に、老松が建っています。
京都を代表する和菓子屋さんです。
こちらを写そうとしたときに男性客2名がおられて、
そちらをフレームから外したため、こんな写真になりました。


649-40.jpg
その老松の前で、北野天満宮東参道を北西に向きました。
約100m先に北野天満宮東門が見え、そちらが上七軒の北西端です。
上七軒終了まであと100mですが、
今回ももう相当写真を貼り付けました。
ですから、今回もここまでです。

~次回は、北野天満宮を通り抜けます~

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第650回 北野天満宮の北へ~上七軒桜散策2019~その3

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上七軒の和菓子屋さん老松の前で、
北野天満宮東参道を北西に向きました。
この辺りは、周囲にお茶屋さんやバーが並ぶ花街独特の風景です。
約100m先に、北野天満宮東門が見えますね。
今回は上七軒から北野天満宮に入り、上立売通に通り抜けます。
撮影日は、2019年4月4日木曜日午後2時半。
ポカポカ陽気の散策日和でした。


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北野天満宮東参道を北西に約50m進み、北を向きました。
あちらに、五辻通が東西に伸びています。
2017年では、この五辻通からこの辺りまで来ました。


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五辻通に移り、東を向きました。
約300m先に、第648回ブログで訪れた千本釈迦堂が建っています。


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同じ位置で、北野天満宮東参道と五辻通の合流点で西を向きました。
ここを50m西に進むと北野天満宮東門に至り、
北野天満宮東参道と五辻通が突き当たります。


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先程の位置から、西に約50m進みました。
すると、こちらの道標が立っていました。
こちらから、花街上七軒がここまでと分かりますね。


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同じ位置で、南を向いています。
左(東)側に自転車屋さんが立っており、
右(西)側は北野天満宮の敷地です。
この道は御前通で、約300m先に
今出川通と交差する「北野天満宮前」交差点があります。
(通常は北野天満宮へは、こちらから入ります。
第490回ブログに「北野天満宮前」交差点が写っています)
この御前通が花街上七軒最西端なので、
御前通沿いにも花街上七軒の関連建造物が建っています。
(前回ブログに出て来た「上七軒歌舞練場」は御前通からも入れます)


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同じ位置で北を向きました。御前通がまだまだ続きます。
左(西)側は北野天満宮の敷地ですが、
右(東)側は花街上七軒ではありません。


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ではこの御前通を渡って、北野天満宮東門をくぐります。
では、こちらから北野天満宮に入ります。


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先程の鳥居と北野天満宮東門をくぐり、境内に入ってきました。
その位置で北を向くと、こちらの小さな社がいらっしゃいました。
確か、八幡社だったはずです。先ずこちらにお参りします。

~2019年4月26日訂正~
昨日北野天満宮を再訪して、確かめてきました。
こちらは北野天満宮末社の亀神社です。
結構有名な神社なのに、間違えています……


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こちらは、その亀神社手前の手水舎です。
楼門近くのものと同じで、牛の像が置かれていますね。
この「牛」こそが、北野天満宮の象徴ですね。


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北野天満宮東門の前をくぐった位置で、西を向きました。
こちらは、北野天満宮本殿の壁で突き当たります。
では、この壁に向かって歩いて行きます。


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先程の参道を突き当り、北野天満宮本殿東側参道を南に向きました。
約100m先に、北野天満宮の楼門(正門)が見えますね。
この時期(2019年4月4日)は梅はほぼ終わってますが、
こちらにも桜が少々立ち並びます。
次は、向こうの入り口から本殿に向かいます。


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先程の門をくぐり、すぐに北を向きました。
こちらが、北野天満宮本殿です。ご祭神は、菅原道真です。
平安時代当初は祟り神と恐れられていましたが、
現在は「学問の神」「受験の神」と多くの信仰を集めています。
この日(2019年4月4日)は梅の季節は終わっていますが、
多くの方々がお参りされていました。


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同じ位置で、南を向きました。
向こうの門には、二条城二の丸のような彫り物が施されています。


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さらに、同じ位置で西を向きました。
では、こちらから、北野天満宮本殿前を出ます。


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北野天満宮本殿を西に抜けました。
さらに西に進むと、御土居跡に出ます。
そちらは、季節によっては「梅苑」や「もみじ宛」になります。


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同じ位置で、北野天満宮本殿西に側参道を北に向きました。
では、こちらを進みます。


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北野天満宮本殿の周囲には小さな社や祠が並んでいます。
そして、その間に紅梅や白梅が並んでいます。
ただ4月に入ると、もう梅は枯れ枝並木になります。


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先程の地から、北野天満宮本殿西側参道を約50m北上しました。
こちらが、北野天満宮境内の北西端です。


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こちらが、北野天満宮境内北西端にいらっしゃる稲荷社です。
周囲にたくさんの絵馬が飾ってありますね。


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北野天満宮境内北西端から、東を向きましました。
こちらも、紅梅白梅がほぼ枯れ枝並木ですね。
では、こちらを東に進んでいきます。


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北野天満宮境内北側に、こちらの小さな社がいらっしゃいます。
こちらは……え~っと何でしたっけ?
たくさんの社がいらっしゃるので、ちょっとはっきりしません。

~2019年4月26日訂正~
昨日北野天満宮に再訪して、確かめてきました。
こちらは、地主神社です。末社の中では、一番メジャーです。
こちらは、北野天満宮建立以前から鎮座されている
この辺りの土地神様です。


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先程の小さな社の東脇から、さらに北に向かう道が伸びています。
次は、こちらから北上します。


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その北上する参道の先に、こちらの神社がいらっしゃます。
京都駅近くにもいらっしゃった文子天満宮ですね。
ご祭神はもちろん多治比文子ですが、
彼女が何者かはいまだに諸説あります。


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文子天満宮の西側に、さらに北に伸びる参道があります。
では、こちらの道をさらに北上します。


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その参道を北上すると、こちらに至ります。
ではこの北門から北野天満宮を出て、上立売通に向かいます。


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北野天満宮北門の門前に、こちらの石碑が立っています。
こちらは、西陣織の近代化と美術品としての西陣織を開拓した
5代目伊達弥助の功績を讃えた石碑です。


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その石碑の西側から、上立売通に抜ける参道があります。
ここを北上し、北野天満宮の敷地から完全に出ます。


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北野天満宮を出て、上立売通を東に向いています。
右(南)側の公園のような場所が、北野天満宮です。
約50m先で、先程も出て来た御前通と交差します。
(第489回ブログを参照)


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上立売通北側歩道に、こちらの石仏群がいらっしゃいます。
こちらは、厳密にはお地蔵さんではありません。
北野天満宮の御土居跡公園は昭和時代後期に造営されましたが、
こちらはその工事の際紙屋川沿いの地中からお出でになりました。
ですから、元は古代や中世の墓石と考えられます。


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その石仏減の前で、上立売通を西に向きました。
約150m先に、平野神社の一の鳥居と桜並木が見えています。
次回ブログでは、そちらに向かいます。
今回は、ここまでです。

~次回は、平野神社に参拝します~

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第651回 平野神社に参拝~上七軒桜散策2019~その4

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北野天満宮北門前で、上立売通を東に向きました。
約150m先に、はっきりと桜並木が見えますね。
今回は、向こうに見える桜が見事な平野神社に参拝します。
「京都で桜」と言えば、多くの方々があちらをイメージされますね。
撮影日は、2019年4月4日木曜日午後3時半。
昨年の台風の爪痕がまだ残っていました。


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北野天満宮の西側に、紙屋川が南北に流れています。
北野天満宮境内の御土居公園は、この川沿いにあります。
(紅梅・白梅やカエデ並木が見事な場所です)
またこの川より西に移動すると、「京都市上京区西陣」から
「京都市北区平野」に移ります。
(「上七軒」は、「西陣」の一部です)


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今度は、上立売通から紙屋川を北に向いています。
紙屋川の風景は、個人的には東京の神田川に似ていると思います。


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紙屋川に架かる橋の上から、上立売通を西に向いています。
では、さらにこちらを進みます。


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紙屋川に架かる橋から上立売を西に約100m進むと、
上立売通はこの平野神社でいったん突き当たります。
ただ、上立売通は筋違いでさらに西へ伸びています。
(次回ブログ参照)


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平野神社の前には、西土居通が南北に伸びています。
西土居通は、西大路の1筋東の道ですね。
平野神社の前で、西土居通を北に向いています。
西土居通は、約700m先の鞍馬口通まで続きます。
(「金閣寺前」交差点の近くですね。第253回ブログ参照)


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今度は平野神社の前から、西土居通を南に向きました。
西土居通は相当長く続いており、松原通を経由して
九条通まで伸びています。(JR「西大路」駅前です)
平野神社の東側の道(西土居通)は通学路で、
わざわざ通学児童のために桜並木が植えられています。


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さらに同じ位置で、西を向きました。
では、こちらから鳥居をくぐり平野神社に参拝します。


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先程の鳥居をくぐり、平野神社境内に入ってきました。
北側に小さな朱い鳥居が並んでいますが、
この先に出世稲荷社と猿田彦社がいらっしゃいます。
ただ、2017年同様たくさんの方々がこちらにいらっしゃって、
これ以上先には進めません。
皆さん自分と同じ目的で、カメラを片手になかなか動かれません。


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平野神社の絶景ポイントの一つ出世稲荷社と猿田彦社には
辿り着けませんでしたので、その手前を撮影しました。
こちらのユキヤナギも満開で、なかなかですね。


651-11.jpg
平野神社境内をさらに西に進みます。
先ず、桜並木の間の手水舎で手を浄めます。


651-12.jpg
さらに平野神社境内を西に進み、平野神社楼門前に来ました。
ではこちらをくぐり、平野神社本殿に向かいます。
2017年と異なり、この日(2019年4月4日)は晴れていますね。


651-13.jpg
平野神社本殿は、様々な桜の木に囲まれています。
2017年は4月8日で満開でしたが、
2019年は4月4日で5分~7分咲きでしょうか?


651-14.jpg
平野神社楼門をくぐり、西を向きました。
本来あるはずの平野神社拝殿が、ここにはありません。
(第474回ブログを参照)

2018年9月の台風21号は
京都市街地の文化財に多大な被害をもたらしました。
平野神社拝殿倒壊の他、清水寺渉成園などにも傷痕を残しました。


651-15.jpg
平野神社拝殿後から、さらに境内を西に進みます。
平野神社本殿脇の「左近の桜」は、
2019年4月4日段階でまだまだ蕾でした。


651-16.jpg
そして、こちらが平野神社本殿です。
2017年4月は人が多すぎて参拝できませんでしたが、
2019年は2017年の夏越の祓いのとき同様こちらに参拝できました。
こちらの沿革は、第474回ブログを参照してください。


651-17.jpg
平野神社拝殿跡の脇に、御神木の楠が立っています。
こちらは被害を受けずに、何よりです。


651-18.jpg
これで、平野神社本殿の周囲を一通り見て回りました。
では、この平野神社楼門をまたくぐります。


651-19.jpg
平野神社楼門の脇に、募金箱が設置されていました。
平野神社は、拝殿などの復興に資金が足りていないそうです。
そのため、このように寄付金を集めています。
詳しくは、こちらをクリックしてみてください。
平野神社に対する寄付のサイトが出てきます。


651-20.jpg
平野神社境内の鳥居前に戻ってきました。
普通の神社でしたらこれで終わりですが、
平野神社の桜はまだ8割ほど残っております。
ですから、平野神社散策はまだまだ続きます。


651-21.jpg
先程の平野神社手水舎の脇に、茶店が建っています。
(2017年夏越の祓いの取材の際、茶店の紹介は断られました。
本当はその茶店で今回も桜湯を飲みましたが、
今回のブログには写真などは載せません)
その茶店の東側から、有料で平野神社の庭園に入れます。
以前は無料でしたが、どうも先程の寄付金集めの一環のようです。
まぁここを散策するためなら、一人500円は安いですけれど……


651-22.jpg
母の分を合わせて1000円支払い、庭園内に入ってきました。
では勝手知ったる場所なので、自分勝手に進みます。


651-23.jpg
平野神社庭園をいったん北東端まで行って、南を向きました。
左(東)側の紅白の垂れ幕のさらに左(東)は、西土居通です。
ここの桜並木は、左右両側から枝が重なってきます。
ですから、ここの桜がさらに満開になると
「桜ドーム」内にいるような錯覚がしてきます。
では、このドーム状の桜並木を南下していきます。


651-24.jpg
平野神社庭園の桜の木の根元を撮影しています。
雑草のような草に覆われていますが、
よく見ると他の様々な花が植えられています。
特に菜の花の黄色が桜の薄紅色と対照的になって、
桜並木をさらに際立たせていますね。


651-25.jpg
平野神社庭園を北東端から、約100m南下しました。
この辺りが、平野神社庭園の南東端です。
ここで桜並木の道は、右(西)に曲がっていきます。


651-26.jpg
平野神社庭園の道が西に曲がってすぐに、この十字路に出ました。
この辺りでたくさんの方々が記念撮影しておられます。
この日(2019年4月4日)は平日なので、
中国人がいちばん多いと予想していたのですが、
実際には日本人の家族連れが一番多かったですね。
(たぶん地元民が多かったです)
実はヨーロッパ系白人の家族連れも相当いらしたのですが、
そちらはほぼフレームから外れるように撮っています。
(もちろん、日本人・中国人の家族連れも
ほとんど写らないように撮っています。
特に、子供は撮らないようにしています)


651-27.jpg
先程の十字路より西は、このように行き止まりです。
2017年4月はこの先を進みさらに西を散策したのですが、
この「平野神社庭園」が有料化したので
入り口を先程の場所に一元化したのでしょうね。


651-28.jpg
先程の十字路で、北を向きました。(南も、行き止まりです)
この辺りの桜並木はまだ7分咲きなので、
2017年に来たときほどの迫力はありません。
では、こちらを北上します。


651-29.jpg
先程の道を北上しています。
確かにこの辺の桜並木は7分咲きですが、
京都市街地の他の桜の名所にはない迫力を感じます。
(もしここが満開なら、この数倍の迫力があります)
「物量で圧倒する」のが平野神社の桜ですから、
例え7分咲きでもそれなりに迫力がありますね。


651-30.jpg
これで、平野神社庭園を一通り見て回りました。
では、こちらを出ます。


651-31.jpg
平野神社庭園を出て、境内の鳥居前にまた戻ってきました。
……まぁこれでも相当量の桜を見て回ったことになりますが、
実は平野神社の桜はまだ半分以上残っています。
(特に桜の花の物量が多い2ヶ所には、まだ行っていません)

とは言えもう今回ブログも相当写真を貼り付けましたので、
残りの平野神社の桜並木は次回ブログに載せます。
今回は、ここまでです。

~次回は、平野神社境内西部の屋台村に向かいます。
平野神社の桜並木が、いちばん濃い場所ですね~

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第652回 平野神社で桜散策~上七軒桜散策2019~その5

651-31.jpg
前回ブログでお参りした平野神社の鳥居前に、戻ってきました。
まるでこのまま上立売通に戻るように見えますが、
今回はいったん平野神社を出て、その後再入場します。
撮影日は、2019年4月4日木曜日午後4時。
実は、今回の方が桜の量が多いです。


652-2.jpg
平野神社の鳥居をくぐり、上立売通を東に向いています。
約200m先に、北野天満宮がいらっしゃいます。


652-3.jpg
平野神社鳥居前の上立売通から、
平野神社東側に伸びる西土居通を南に向きました。
平野神社東側(西土居通)に、「桜の通学路」があります。
では、こちらを進みます。


652-4.jpg
平野神社東側の西土居通に伸びる「桜の通学路」を南下しています。
厳密にはこの道は、平野神社の敷地内です。
平野神社が西土居通を通る児童が安心して通学できるように、
この歩道を車道から隔離して建設したようです。


652-5.jpg
平野神社東側の西土居通に伸びる「桜の通学路」を南下しています。
左(東)側の車道とこの道の間に、桜並木が続きます。
右(西)側の紅白の垂れ幕の向こうは、
前回ブログでお邪魔した「平野神社庭園」です。
そちらからも「桜の通学路」に向けて、桜の木々が伸びています。
ですから、両側から桜の枝が伸びる「桜トンネル」を形成します。


652-6.jpg
平野神社東側に伸びる西土居通沿いの「桜の通学路」を
平野神社鳥居前から約100m南下しました。
西土居通はこのまま南下し、JR「西大路」駅前まで伸びています。
そして、ここから西に上立売通がまた伸びています。


652-7.jpg
西土居通から、上立売通を西に向きました。
では、こちらの上立売通を約100m西に向かいます。


652-8.jpg
西土居通から上立売通を約50m西に進み、北を向きました。
では、こちらの南門から平野神社に再入場します。


652-9.jpg
南門をくぐり、平野神社境内を北を向いています。
ここをずっと北上すると、前回ブログ手水舎前に出ます。


652-10.jpg
平野神社南門から境内を約30m北上して、西を向きました。
平野神社で花見をする方々は、(有料許可制です)
この辺りにシートを敷かれます。
では、こちらから平野神社の桜並木が最も濃い南西部に向かいます。

……お気づきの方も多いかと思いますが、
今回ブログの最初の写真からこの写真まで50m少々の距離です。
通常の観光コースなら直接こちらに進むのですが、
「桜の通学路」を堪能したくて、このような回り道をしています。


652-11.jpg
先程の位置から平野神社境内を紅白の垂れ幕より西に進み、
平野神社境内南西部に来ました。
この辺り全体が、大きな屋台村を形成しています。
そしてこの屋台村周辺こそ、平野神社随一の「桜密集地帯」です。


652-12.jpg
平野神社境内をさらに西に進み、屋台村に入ってきました。
よく見るとここは石畳の道で、約100m先の鳥居まで続きます。
元来ここは平野神社境内の本殿へ向かう参道なのですが、
桜の木々によって鎮守の森が形成されており、
そちらが桜のシーズン中はこの屋台村を形成します。
綿飴やリンゴ飴など甘味の店もありますが、
「花見」を意識してか圧倒的にアルコールの店が多いですね。


652-13.jpg
その位置で、北を向きました。こちらは……「茶店」のようですね。
甘味やうどんなども食べられるようですが、
酒やビール、それらの肴などもあるようです。


652-14.jpg
さらに、この辺りを西に向きました。
左(南)側で、お酒やお肉や筍などを焼いたものが売られています。
そして、そちらに座って食べられる席も用意されています。
先述の通り、ここで頂けばもはや「花見」ですね。


652-15.jpg
先程の位置から約10m西に、「花見」の席に向かう場所が見えます。
そちらに、このように「お品書き」が貼られていました。
どうも、相当いろいろあるようです。
せっかくなので、ちょっと寄り道していきます。


652-16.jpg
その「花見席」に、入ってきました。
たくさんの方々が、いらっしゃいますね。
実は、ここが今回ブログのメインです。
「おいしそうな食べ物がたくさんある」魅力的なお店ですが、
個人的には平野神社でいちばん桜がきれいな位置と思っています。


652-17.jpg
自分と母の分の席を取りました。先ずは赤布の席に就きます。
この日(2019年4月4日)の平野神社は7分咲きくらいでしたが、
それでも桜の花で「天井」を作っています。
第474回ブログでは小雨が降っていましたが、
濃密な桜の花々が雨粒が地面に落ちるのを防いでいました。


652-18.jpg
先程の炭火焼きの場所に戻って、筍の焼き物を買いました。
(ここは席を確保してから、各露店で購入するシステムです。
ただお盆を持った売り子さんに頼んでお金を渡せば、
代わりに買いに行ってもらえます)
そう言えば、花見期間中の八坂神社末社の疫神社前でも
同じような焼き筍を売っています。
円山公園の花見の際も、自分はこちらを食します。


652-19.jpg
焼き筍をいったん母に渡した後、屋台村の奥に向かいました。
そちらで、ビールと唐揚げを買いました。
こちらの奥では、ビール・唐揚げ以外に
焼き鳥や様々な肴が売られていました。
(枝豆とかの一品ものがメインです)
……そう言えば七輪をレンタルすれば、焼き肉も可能です。
ただ、炭火の煙や煤は桜にはよくないでしょうね。


652-20.jpg
母と焼き筍と唐揚げを食しつつ、ビールを飲んでいます。
その最中の辺りの様子です。
この時点で2019年4月4日午後4時半。
日没まであと2時間少々なのですが、
たくさんの方々がいらっしゃいます。
この日は平日(木曜日)ですが、日没後はさらに混むのでしょうね。


652-21.jpg
一通り食べたので、先程の場所から出ました。
再び平野神社境内の参道から、西を向いています。
では、こちらを進んでいきます。


652-22.jpg
平野神社境内の参道を西に進んでいます。
この辺りは、焼きリンゴ焼トウモロコシなど
お祭りでよく見かける露店が続いていますね。
そこで、この右(北)側の露店に立ち寄ります。


652-23.jpg
そちらで自分が買ったのは、みたらし団子です。
こちらは、きな粉を付けてから戴きます。
きな粉と団子の蜜が合わさると、さらに甘みが増しますね。


652-24.jpg
みたらし団子の店の前から、平野神社境内参道を西に向きました。
向こうに見える朱い鳥居の向こうは、西大路です。


652-25.jpg
朱い鳥居の脇に、スマートボールの筐体が並んでいました。
こちらの遊技場は、日没後に混みます。


652-26.jpg
平野神社の赤い鳥居をくぐると、「平野神社前」交差点です。
西大路から、上立売通を西に向いています。
この先の上立売通は、第492回ブログを参照です。


652-27.jpg
上立売通から、西大路を北に向いています。
この先に、わら天神金閣寺が建っています。


652-28.jpg
上立売通の南側と言いますか、平野神社の南隣に
こちらのパン屋さんがあります。
では、こちらのBriiantに立ち寄ります。


652-29.jpg
Briiantでは、こちらを買いました。
「平野神社前のパン屋」とは、こちらのことです。
実は本店は北山なのですが、こちらも名店の対の1軒です。
名物は、写真奥の「塩パン」です。
岩塩の結晶がパンの上に浮いており、却ってそれを甘く感じます。


652-30.jpg
平野神社前のパン屋Briiantを出て、
上立売通から西大路を南に向いています。
ではこちらを南下し、バス停に向かいます。


652-31.jpg
上立売通から、西大路を約150m南下しました。
この横断歩道の向こう(南東)側に、
京都市立衣笠小学校が見えますね。


652-32.jpg
先程の横断歩道を渡り、さらに南下しました。
京都市立衣笠小学校前に、「衣笠小学校前」バス停があります。
平野神社から最寄りのバス停ですね。
では、そちらから目の前の205系市バスに急いで飛び乗って
京都駅方面へと向かいそちらから帰宅します。

これで、2019年の桜散策を終えます。

~次回から、GWの散策を連載します~

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
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バス停や駅の位置以外に、
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各系統の停留するバス停や
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貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
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そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
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「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
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こちらも、
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こちらも、
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「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
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詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
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いただきました。

「京都パワースポット
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京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
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「京都散歩
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様子を書かれた
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こちらも許可をいただいて
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こちらも許可をいただいて
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「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
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この度、相互リンクさせて
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これまでの記事を
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記事は順番通り
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「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
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頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
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他の「道ブログ」とは
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「ここって、
何のブログなの?」
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「限定公開」
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閲覧できません。
うちの家族の
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こうなりました。
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東京に行った記事です。
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「京都」
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「京都サンガ」
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京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
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一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
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初詣など
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独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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