第578回 炎天下の保昌山~祇園祭前祭散策2018~その1
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2018年も、祇園祭の季節になりました。
昨年(2017年)はいろいろトラブル続きだったので、
今年(2018年)も、前祭の方を散策します。
昨年(2017年)は途中夕立に悩まされましたが、
今年(2018年)は高温と炎天下に悩まされました。

2018年は前祭を散策しますので、地下鉄「四条」駅から始めます。
撮影日は、2018年7月15日宵々山の日曜日午後1時。
日差しが強くて、真夏の濃い青空でした。

自分が京都駅から乗ってきた地下鉄が、「四条」駅を出ます。
たくさんの方々が降車されたので、皆目的が同じなのでしょう。

降車された方々は、大半が北(烏丸通)側に向かわれました。
その一方で、自分は南(仏光寺通)側に向かいます。
では、このエスカレーターに乗ってコンコース階を目指します。

エスカレーターを上り、コンコース階に来ました。
次は、ここから地下鉄「四条」駅を出ます。

地下鉄「四条」駅の南側改札を出て、東を向きました。
さらに、こちらの階段を上ります。

その階段を上がると、地上に出るまでに
こちらのファミリーレストランがありました。
地下にあるせいか、祇園祭期間中でも座ることができます。
そこで、今回はちょっとここで休憩します。
炎天下で京都駅まで歩いたので、この時点で大分疲労していました。

ちょっと疲れていたこともあって、こちらには90分もいました。
スパゲッティとムール貝のグリル焼とデザートを頼みました。
ちょっと休憩しすぎて、この時点で2018年7月15日午後2時半。
急がないと、遅くなってしまいます。

先ほど写っていた階段を上り、地上に出ました。
こちらは、「仏光寺烏丸」交差点です。
見事な快晴ですが、高温を感じさせる濃い色の青空ですね。

仏光寺通から、烏丸通を北に向いています。
約200m先が、「四条烏丸」交差点です。
道端に、露店の資材を載せたトラックが停まっていますね。

烏丸通から、仏光寺通を東に向きました。
ここを進むと、約200m先の高倉通から佛光寺に入れます。
(第388回ブログを参照)

さらに仏光寺通から、烏丸通を南に向きました。
では、こちらを進んでいきます。

仏光寺通から、烏丸通を約50m南下しました。
こちらに、小さな神社がいらっしゃいます。

こちらは、八坂神社大政所御旅所です。
山鉾巡行の後の神輿巡行で3基の神輿が、こちらに立ち寄ります。

八坂神社大政所御旅所の前で、烏丸通を南を向きました。
さらに、こちらを南下していきます。

さらに烏丸通を南下して、「高辻烏丸」交差点に来ました。
手前に、このような札が掛かっています。
大通りには、午後5時以降に露店が出ます。

ここで烏丸通は、高辻通と交差します。
高辻通は前回ブログで東端の河原町通から西端の梅津まで、
自転車で西に駆け抜けた道です。
ウチから、嵯峨野嵐山へ行く近道でもあります。

烏丸通から、高辻通を東に向いています。
次は、ここを進んでいきます。

「高辻烏丸」交差点北東角に、京都銀行本店東館があります。
その一角に、この小さな神社匂天神がいらっしゃいます。
またここに参拝して、先を急ぎます。

匂天神の祠から、高辻通を東に約150m進みました。
高辻通は、ここで東洞院通と交差します。
この先に、佛光寺が見えていますね。

高辻通から、東洞院通を南に向きました。
こちらに、祇園祭の「保昌山」を示す提灯が立っています。

高辻通から、東洞院通を南下しています。
こちらに、保昌山が立っています。

京町家の2Fの窓が開放されていて、
そちらにご神体の平井保昌像がいらっしゃいます。
絶世の美人和泉式部に、命を懸けた求婚をした方ですね。

保昌山の会所脇に、たくさんの絵馬が飾ってあります。
祇園祭の各山鉾は、それぞれ独立した神社です。
ですから、それぞれの山鉾に異なったご利益があります。
命を懸けた激しい求婚の末、
意中の女性と結婚できた平井保昌を祀った山ですから、
こちらの山は恋愛運を司ります。
絵馬もそのようなものが多く、
会所でも恋愛運をあげるものが多く売られています。

保昌山から、東洞院通を北に向きました。
では、ここから高辻通まで北上します。

東洞院通から、高辻通を西に向いています。
次は、こちらを進んでいきます。

東洞院通から、高辻通を約50m西に進みました。
目の前に、南北に伸びる小路がありました。
おそらく、こちらが不明門通だと思います。

高辻通から、不明門通を南に向きました。
向こうに大きな瓦屋根が見えているのが、平等寺(因幡堂)です。

高辻通西に進み、「高辻烏丸」交差点に戻ってきました。
ここから、高辻通をさらに西に向かいます。

信号をが青になったので、高辻通から烏丸通を南に向きました。
ずっと向こうに、京都タワーや京都駅ビルが見えますね。

烏丸通から、高辻通を西に向いています。
左(南)側が京都銀行本店で、右(北)側がガソリンスタンドです。
では、ここをさらに進んでいきます。

烏丸通から、高辻通を西に約100m進みました。
高辻通は、ここで室町通と交差します。

高辻通から、室町通を北に向きました。
では、いったんここで横断歩道を北に渡ります。

高辻通を北側歩道に渡り、室町通から西に向いています。
次は、あちらの神社に向かいます。

こちらが、その神社「繁盛の宮」です。
ご祭神は諸説いろいろあって(神仏分離令で大幅変更)
現在は市杵嶋比売としていますが、
神仏分離令以前は弁財天とも頗梨采女とも言われていました。
頗梨采女(はりさいにょ)が訛って「繁盛の宮」と
呼ばれるようになった説が有力です。
「繁盛」だけに商売繁盛のご利益があります。

繁盛の宮の前で、高辻通を東に向きました。
では、ここから室町通に戻ります。

高辻通から、室町通を北に向いています。
祇園祭の山鉾は、この室町通と西側の新町通に集中します。
つぎは、この室町通を北上します。

五条通以北の室町通は、このように呉服問屋などの
和服や和装小物の問屋や小売商が続きます。
それらの多くに持宝があって、祇園祭でそれらを披露します。
ただし近年は多くの会社でその持宝は公開されず、
こちらのように取引先や関係者に限定して公開されます。

こちらは、その会社の向かい(西)側の駐車場です。
こちらで、ガレージセールが行われていました。
祇園祭は、このようなガレージセールと
近隣の会社によるバーゲンセールがよく行われます。

高辻通から、室町通を約100m北上しました。
ここで室町通は、仏光寺通と交差します。

「仏光寺室町」の辻北東角に、こちらの日吉神社があります。
中途半端に開いていましたので、中に入ると参拝だけ可能でした。
境内にいらしたのは宮大工さんで、こちらは現在修復中でした。
お話しによると、こちらは週末はいつも閉鎖されているそうです。
ですから日曜日であるこの日は、閉鎖中だったらしいです。
時折ここに来て入れなかった理由が、やっと判明しました。
ではここから北に祇園祭の山鉾が集中するのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでとします。
~次回は、綾傘鉾など連続して山鉾町を散策します~
2018年も、祇園祭の季節になりました。
昨年(2017年)はいろいろトラブル続きだったので、
今年(2018年)も、前祭の方を散策します。
昨年(2017年)は途中夕立に悩まされましたが、
今年(2018年)は高温と炎天下に悩まされました。

2018年は前祭を散策しますので、地下鉄「四条」駅から始めます。
撮影日は、2018年7月15日宵々山の日曜日午後1時。
日差しが強くて、真夏の濃い青空でした。

自分が京都駅から乗ってきた地下鉄が、「四条」駅を出ます。
たくさんの方々が降車されたので、皆目的が同じなのでしょう。

降車された方々は、大半が北(烏丸通)側に向かわれました。
その一方で、自分は南(仏光寺通)側に向かいます。
では、このエスカレーターに乗ってコンコース階を目指します。

エスカレーターを上り、コンコース階に来ました。
次は、ここから地下鉄「四条」駅を出ます。

地下鉄「四条」駅の南側改札を出て、東を向きました。
さらに、こちらの階段を上ります。

その階段を上がると、地上に出るまでに
こちらのファミリーレストランがありました。
地下にあるせいか、祇園祭期間中でも座ることができます。
そこで、今回はちょっとここで休憩します。
炎天下で京都駅まで歩いたので、この時点で大分疲労していました。

ちょっと疲れていたこともあって、こちらには90分もいました。
スパゲッティとムール貝のグリル焼とデザートを頼みました。
ちょっと休憩しすぎて、この時点で2018年7月15日午後2時半。
急がないと、遅くなってしまいます。

先ほど写っていた階段を上り、地上に出ました。
こちらは、「仏光寺烏丸」交差点です。
見事な快晴ですが、高温を感じさせる濃い色の青空ですね。

仏光寺通から、烏丸通を北に向いています。
約200m先が、「四条烏丸」交差点です。
道端に、露店の資材を載せたトラックが停まっていますね。

烏丸通から、仏光寺通を東に向きました。
ここを進むと、約200m先の高倉通から佛光寺に入れます。
(第388回ブログを参照)

さらに仏光寺通から、烏丸通を南に向きました。
では、こちらを進んでいきます。

仏光寺通から、烏丸通を約50m南下しました。
こちらに、小さな神社がいらっしゃいます。

こちらは、八坂神社大政所御旅所です。
山鉾巡行の後の神輿巡行で3基の神輿が、こちらに立ち寄ります。

八坂神社大政所御旅所の前で、烏丸通を南を向きました。
さらに、こちらを南下していきます。

さらに烏丸通を南下して、「高辻烏丸」交差点に来ました。
手前に、このような札が掛かっています。
大通りには、午後5時以降に露店が出ます。

ここで烏丸通は、高辻通と交差します。
高辻通は前回ブログで東端の河原町通から西端の梅津まで、
自転車で西に駆け抜けた道です。
ウチから、嵯峨野嵐山へ行く近道でもあります。

烏丸通から、高辻通を東に向いています。
次は、ここを進んでいきます。

「高辻烏丸」交差点北東角に、京都銀行本店東館があります。
その一角に、この小さな神社匂天神がいらっしゃいます。
またここに参拝して、先を急ぎます。

匂天神の祠から、高辻通を東に約150m進みました。
高辻通は、ここで東洞院通と交差します。
この先に、佛光寺が見えていますね。

高辻通から、東洞院通を南に向きました。
こちらに、祇園祭の「保昌山」を示す提灯が立っています。

高辻通から、東洞院通を南下しています。
こちらに、保昌山が立っています。

京町家の2Fの窓が開放されていて、
そちらにご神体の平井保昌像がいらっしゃいます。
絶世の美人和泉式部に、命を懸けた求婚をした方ですね。

保昌山の会所脇に、たくさんの絵馬が飾ってあります。
祇園祭の各山鉾は、それぞれ独立した神社です。
ですから、それぞれの山鉾に異なったご利益があります。
命を懸けた激しい求婚の末、
意中の女性と結婚できた平井保昌を祀った山ですから、
こちらの山は恋愛運を司ります。
絵馬もそのようなものが多く、
会所でも恋愛運をあげるものが多く売られています。

保昌山から、東洞院通を北に向きました。
では、ここから高辻通まで北上します。

東洞院通から、高辻通を西に向いています。
次は、こちらを進んでいきます。

東洞院通から、高辻通を約50m西に進みました。
目の前に、南北に伸びる小路がありました。
おそらく、こちらが不明門通だと思います。

高辻通から、不明門通を南に向きました。
向こうに大きな瓦屋根が見えているのが、平等寺(因幡堂)です。

高辻通西に進み、「高辻烏丸」交差点に戻ってきました。
ここから、高辻通をさらに西に向かいます。

信号をが青になったので、高辻通から烏丸通を南に向きました。
ずっと向こうに、京都タワーや京都駅ビルが見えますね。

烏丸通から、高辻通を西に向いています。
左(南)側が京都銀行本店で、右(北)側がガソリンスタンドです。
では、ここをさらに進んでいきます。

烏丸通から、高辻通を西に約100m進みました。
高辻通は、ここで室町通と交差します。

高辻通から、室町通を北に向きました。
では、いったんここで横断歩道を北に渡ります。

高辻通を北側歩道に渡り、室町通から西に向いています。
次は、あちらの神社に向かいます。

こちらが、その神社「繁盛の宮」です。
ご祭神は諸説いろいろあって(神仏分離令で大幅変更)
現在は市杵嶋比売としていますが、
神仏分離令以前は弁財天とも頗梨采女とも言われていました。
頗梨采女(はりさいにょ)が訛って「繁盛の宮」と
呼ばれるようになった説が有力です。
「繁盛」だけに商売繁盛のご利益があります。

繁盛の宮の前で、高辻通を東に向きました。
では、ここから室町通に戻ります。

高辻通から、室町通を北に向いています。
祇園祭の山鉾は、この室町通と西側の新町通に集中します。
つぎは、この室町通を北上します。

五条通以北の室町通は、このように呉服問屋などの
和服や和装小物の問屋や小売商が続きます。
それらの多くに持宝があって、祇園祭でそれらを披露します。
ただし近年は多くの会社でその持宝は公開されず、
こちらのように取引先や関係者に限定して公開されます。

こちらは、その会社の向かい(西)側の駐車場です。
こちらで、ガレージセールが行われていました。
祇園祭は、このようなガレージセールと
近隣の会社によるバーゲンセールがよく行われます。

高辻通から、室町通を約100m北上しました。
ここで室町通は、仏光寺通と交差します。

「仏光寺室町」の辻北東角に、こちらの日吉神社があります。
中途半端に開いていましたので、中に入ると参拝だけ可能でした。
境内にいらしたのは宮大工さんで、こちらは現在修復中でした。
お話しによると、こちらは週末はいつも閉鎖されているそうです。
ですから日曜日であるこの日は、閉鎖中だったらしいです。
時折ここに来て入れなかった理由が、やっと判明しました。
ではここから北に祇園祭の山鉾が集中するのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでとします。
~次回は、綾傘鉾など連続して山鉾町を散策します~
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