前回ブログで散策した渉成園を背に、
間之町通から正面通を西に向いています。
(前回ブログ最初の写真の位置で、反対を向いています)
今回はこの正面通をまた西に突き当たり、東本願寺に参拝します。
撮影日は、2019年9月19日木曜日午後4時半。
そろそろ夕方近くになってきました。

正面通から、間之町通を北に向いています。
第686回ブログでは、あちらからこちらに南下してきました。

今度は、正面通から間之町通を南に向きました。
こちらから約130m先で七条通と交差しますが、
その辺りに京都市立渉成園小学校が建っています。
先程の写真に小学生の後ろ姿が写っていたのは、それが原因ですね。

間之町通から、正面通を西に歩いています。
左(南)側に東本願寺職員(全員僧侶)の集合住宅があって、
右(北)側には各仏具店が並んでいます。
完全に東本願寺の門前町を形成していますね。

間之町通から、正面通を約50m西に進みました。
ここで正面通は、東洞院通と交差します。

正面通から、東洞院通を南を向いています。
すっと先の約300m南に、京都駅の駅舎が見えますね。

東洞院通から、正面通を西に向いています。
左(南)側の法蔵館は、仏教書専門の本屋さんです。
右(北)側には、様々な仏具店が並んでいます。

東洞院通から、正面通を西に約50m進みました。
ここで正面通は、東本願寺御影門前と言いますか、
烏丸通で再び突き当たります。

「正面烏丸」交差点南東角にある仏具店の2Fに、
こちらにブリキ製の看板が貼ってあります。
ただこちらには、「下京区正面通不明門東入ル」と書かれています。
不明門通(あけずどおり)は烏丸通とは別の道です。
(烏丸通より1本東の通りです)
実はこの辺りの烏丸通は道路拡張されており、
上珠数屋町通~下珠数屋町通間は(約300mあります)
不明門通の位置まで烏丸通が東に広がっています。

その位置から、烏丸通を南に向きました。
目の前に、横断歩道があります。
次は、こちらを渡っていきます。

先程の横断歩道を渡り、「正面烏丸」交差点で西を向きました。
西日が眩しくてよく見えませんが、正面通の突き当りに
浄土真宗大谷派本山東本願寺の御影門が聳え立っています。
正面通は豊国神社の正面であると同時に(
第683回ブログ参照)
渉成園(
前回ブログを参照)や東本願寺の正面でもあります。
他にもあるのですが、それが
第680回ブログ表題の理由です。
では、こちらの横断歩道を渡って西に進みます。

先程の横断歩道を西に渡って、
烏丸通上の中央分離帯まで辿り着き南を向きました。
こちらは、1977年に廃止された
京都市電烏丸線の停留所でした。
(烏丸線は、市電完全廃止の1年前に先行して廃止されました)
かつて東本願寺に日本全国から毎日相当数の門徒が参拝されて、
あまりの人数に停留所から人が溢れてとても危険な状態でした。
そのため烏丸通を1本東の不明門通まで道幅を拡張し、
この大きな停留所を作りました。
ちなみに京都駅周辺に旅館が多いのは元々観光客目当てではなく、
東本願寺へ参拝された方々のために作られた宿泊施設の名残です。
(そういう施設を「御坊」とか「宿坊」とか呼んでいました)
市電廃止後、こちらは公園となりました。
結構多くの方々が、こちらに散策に来られています。
目の前の噴水は、市電の停留所だったころからあります。

その中央分離帯で西を向き、東本願寺御影門を眺めています。
こちら側の烏丸通は観光バスやタクシーの駐車場と化しているので、
交通量はそれ程多くはありません。
では、こちらの横断歩道も渡ります。

その横断歩道を西に渡りながら、南に向きました。
個人的には、この辺りが京都タワー撮影のベストポイントです。
左(東)側の中央分離帯は現在桜並木が名物で、
春にはこの辺りが絶景に変わります。
(自分がたまに紹介している「東本願寺の桜並木」のことです)

横断歩道を西に渡り切り、烏丸通西側歩道に移ってきました。
では、こちらの東本願寺御影門から東本願寺境内に入ります。

東本願寺御影門をくぐり、東本願寺境内に入ってきました。
こちらは、その北側を見ています。
約100m向こうに、参拝接待所が見えますね。
その左(西)側に、泰山木の樹木が2本立っています。
毎年6月ごろに、直径約1mの巨大な花を咲かせます。

東本願寺境内の砂利道を約100m北上し、
参拝接待所まで上がってきました。
もう午後4時を回っていますので、中には入れません。
(通常なら、ちょっと休憩ができます)
それでもここで靴を脱ぎ、周囲の廊下を西に進みます。
自分は、こちらから東本願寺のお堂を巡るようにしています。

東本願寺参拝接待所の西の端まで廊下を歩き、北を向きました。
「本日は終了しました。こちらは、午後4時に閉まります」
正面口に、そう書かれた立札が立っています。
(現在午後4時半過ぎです)
次は、ここから左(西)に伸びる渡り廊下に移動します。

参拝接待所を背に、渡り廊下を西に向いています。
廊下の左(南)側が先程の泰山木並木で、
右(北)側に視聴覚ホールへの入り口が見えます。

こちらが、視聴覚ホールへの入り口です。
ただし午後4時を回っているので、現時点では入れません。

東本願寺の視聴覚ホールの前で、渡り廊下を西に向いています。
では、こちらの曲がり角に進みます。

その渡り廊下の曲がり角で、南に向きました。
この辺りから、渡り廊下がスロープ状の上り坂となります。
ですからこの辺りは車いすでも移動可能なのですが、
天井部に書かれた通り見た目以上に天井が低くなります。
では、こちらを次の曲がり角まで進みます。

今度は、その曲がり角で西を向きました。
この渡り廊下のスロープは、ここからさらに急になります。
向こうの突き当りで、普通の建物の2Fくらいの高さに変わります。
また渡り廊下の右(北)側に、
浄土真宗大谷派門徒による書画が飾られています。
結構高名な僧侶の作品もあれば、幼稚園児の作品も飾られています。

先程の渡り廊下を突き当りまで進み、南に向きました。
さすがにもう上には上らないので、ここから先は平坦ですね。
向こうに御影堂が見えますが、堂内は撮影禁止です。

渡り廊下を南下して、東本願寺御影堂に入って東に向きました。
では、御影堂の周囲に伸びるこの廊下を東に進みます。
本当はもっと明るいのですが、夕方は日陰が暗く写りますね。

東本願寺御影堂の廊下を東端まで進み、南を向きました。
では、こちから右(西)側の御影堂の中に入っていきます。
東本願寺御影堂は撮影禁止なので、写真はありません。
東本願寺御影堂は、開祖
親鸞の像がいらっしゃいます。
ただしこの時点で午後4時を回っているので、
御簾が掛かっていて像を直接見ることはできません。
また親鸞の大師号である「見真」と書かれた巨大な扁額が、
親鸞像の真上に掲げられています。

東本願寺御影堂の参拝を終え、障子を開けて東を向きました。
砂利道の先に、東本願寺御影門が見えます。
つまり、御影門から直接こちらに来られます。
……と言いますか、通常はこの砂利道を進みます。

先程の写真と同じ位置で、南を向きました。
では、東本願寺御影堂の廊下を南端まで歩きます。

東本願寺御影堂南東端の廊下から、さらに南を見ています。
東本願寺阿弥陀堂越しに、京都タワーが見えますね。
結構絶景なので、撮影しました。

東本願寺御影堂南東端から、西を向いています。
約30m先に、左(南)の阿弥陀堂と繋がっている渡り廊下があります。
次は、そちらに向かいます。

こちらが、その東本願寺阿弥陀堂に通じる渡り廊下です。
この辺りに何人かの方々が立ち止まっているのは、
1895年に東本願寺が再建された際の資料が並んでいるからです。

1864年の
どんどん焼けは京都市街地を焼け野原にし、
この東本願寺をも全焼させました。
そのため、こちらは1895年に再建されたものです。
(さらに、2014年頃修復されました)
1895年の再建の際にたくさんの木材が日本全国から運ばれましたが、
その際現在の愛知県で雪崩事故に巻き込まれて
たくさんの方々がお亡くなりになったそうです。
そのことを悼んで、こちらの模型が作られたようです。

その模型の脇に、こちらも展示されていました。
こちらは、木材を運搬する際に使われたそりです。
この他、この周囲には縄なども展示されていました。

渡り廊下を南に渡り切り、東本願寺阿弥陀堂で東を向きました。
では、阿弥陀堂の北東端に移ります。

東本願寺阿弥陀堂北東端で、南を向きました。
では、右(西)側の扉から阿弥陀堂内部に入ります。
東本願寺阿弥陀堂には、ご本尊の阿弥陀如来がいらっしゃいます。
考えようによっては、浄土真宗の各本山は本堂は二つあります。
午後4時を回りましたので、ご本尊の前には御簾が掛っていました。
(こちらも、堂内撮影は禁止です)

東本願寺阿弥陀堂でも参拝を終え、お堂を出てきました。
これ以上南には進みませんので、
こちらから砂利道の方に移動します。
ここまで靴袋に入れた靴を持ち運んでいたのですが、
ここで靴袋を収納口に入れて靴を履きます。

東本願寺阿弥陀堂の前で、北東を向きました。
手水舎越しに、東本願寺御影門が見えます。
東本願寺へは、この門から入ってきました。

今度は東本願寺阿弥陀堂の前で、東を向きました。
砂利道の先に、東本願寺阿弥陀門が見えます。
東本願寺御影堂の正面に東本願寺御影門があって、
東本願寺阿弥陀堂の正面に東本願寺阿弥陀門があります。
では、こちらの門から東本願寺を出ます。

東本願寺阿弥陀門を出て、烏丸通から東を向いています。
中央分離帯の桜並木の向こう(東)に、
前回ブログで出てきた渉成園の最南端下珠数屋町通が伸びています。
ここから烏丸通を北上し東本願寺最北端の花屋町通を西に進んだ後、
新町通を南下してまた正面通を西に進みますが、
それはまた次回ブログとします。
今回は、ここまでです。
~次回は、東本願寺最北端の花屋町通を西に進みます~
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テーマ : 京都道案内
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