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第746回 2020年6月30日の祇園

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約3カ月ぶりに、祇園に戻ってきました。
(祇園散策は、第730回ブログ以来ですね)
今回はここ京阪電鉄「祇園四条」駅から八坂神社まで、
四条通を東に進みます。
撮影日は、2020年6月30日火曜日午後1時半。
梅雨のただ中であるだけに、なかなかの豪雨でした。


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自分が今まで乗っていた出町柳行きの準急が出発します。
JR京都駅から1駅先の奈良線「東福寺」駅で京阪電鉄に乗り換え、
(同じホームから移れます。ただし、改札口で切符を買い直します)
そのまま3駅先の「祇園四条」駅で降りることができます。


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それでは、京阪電鉄「祇園四条」駅ホームから階段を上ります。
途中駅職員が、階段を掃除されていました。


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駅職員に挨拶して階段を上り、
京阪電鉄「祇園四条」駅ホームからコンコースに移りました。
次は、目の前の改札口から京阪電鉄「祇園四条」駅を出ます。


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京阪電鉄「祇園四条」駅改札口を出て、北を向いています。
(京阪電鉄は、「出町柳」駅~「七条」駅間が地下鉄です)
ちょうど真上に、「四条川端」交差点が位置します。
この辺はただの地下通路でなく、様々なテナントが入っています。
飲食店や薬局などが軒を並べており普段は結構賑やかなのですが、
「コロナ騒動」の影響でしょうか、半年前の半分以下の人出です。


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「四条川端」交差点の地下で、東を向きました。
約20m先のStarbucksにはお客さんが入っていますが、
その手前の京阪電鉄の観光案内所にも
相当数の方々がいらっしゃいました。
ではStarbucksの右(南)側の階段から地上へと上ります。


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Starbucks脇の階段を上っている途中に、
このような看板がありました。
厳密には、この階段は南座の敷地内にあります。


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さらにこの階段を上ります。この先で地上に出られるようです。
ここからでも、地上にある南座の大きな提灯が見えますね。


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階段を上り、地上に出ました。
四条通沿いの南座正面よりやや西の位置ですね。
その位置より西に、南座のざまざまなテナントが入っています。
ちょうどこの位置が、「四条川端」交差点南東角です。
川端通は鴨川東岸の道ですが、その鴨川からこちら(東)側に
京都市東山区祇園地区が広がります。


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その南座のテナントの最西端(つまり、祇園最先端)に、
にしんそば発祥の店である蕎麦屋さん「松葉」があります。
ここから祇園を散策する前に、こちらでちょっと休憩します。


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発祥の地とあって、ここではいつもにしんそばを頂きます。
にしんそばは、自分にとってはソウルフードのようなものです。
最近は少し事情が変わっていますが、
やはり魚の乾物全般が京料理の基本ですね。
(身欠きにしんとか、ちりめん雑魚とか)
松葉のにしんそばは単品で1,250円ですが、
ご飯付きで1,500円のセットメニューとなります。
この日(2020年6月30日)は鮭のフレークが載っていました。


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そして、こちらが松葉のにしんそばです。
お気づきでしょうが、身欠きにしんの上に蕎麦が載っています。
(他店とは逆ですね)
九条ネギが脇に添えられていますが、
自分はそばを口に入れる直前に生の葱を食べるようにしています。

また、おいしく戴くなら先に汁を一口呑むべきです。
その後そばを半分くらい頂いた後、身欠きにしんをほぐします。
実は身欠きにしんの身をほぐすと、汁の味が変わります。
ほぐす前は割と澄んだカツオ出汁が前面に出ますが、
身欠きにしんをほぐすと甘辛く煮た魚の味が前面に来ます。
(そもそも汁の色が変わります)


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蕎麦屋さんの松葉を出て、四条通を東に向いています。
緊急事態宣言解除から約1ヵ月が経ち、
徐々に祇園も人出が戻っています。
ただ、目の前の南座はまだまだ休業中です。


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南座から、四条通を東に向いています。
通りに誰もいらっしゃいませんが、
これは写真を撮ったタイミングの関係です。
とは言え、昨年(2019年)の半分も人出はいらっしゃいませんが……


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南座から、四条通を約50m東に進みました。
ここで四条通は、大和大路と交差します。


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四条通から、大和大路を南に向いています。
四条通以南の大和大路は安い飲み屋さんが続くのですが、
午後2時頃なので、まだどこも閉まっています。
約30m先の唐辛子屋さんは開店されていました。
(第228回ブログを参照)


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今度は四条通から、大和大路を北に向きました。
目の前の一銭食堂は、通常通り営業されていました。
(一銭食堂の様子は、第229回ブログを参照してください)


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さらに大和大路から、四条通を東に向きました。
では、さらに四条通を東に進みます。


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「四条大和大路」交差点南東角の店から、
さらに1軒東隣に浄土宗仲源寺が建っています。
ご本尊の千手観音像が重要文化財ですが、
定朝作「目疾地蔵」(めやみじぞう)で有名な寺院です。


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浄土宗仲源寺の前から、四条通を東を向いています。
仲源寺以東の四条通沿いには、観光客を当て込んだ
飲食店や土産物屋さんが建ち並びます。
大通りでもある四条通はこの状況下でも人通りがあるため、
四条通沿いの祇園の店舗もそこそこのお客さんの入りがあります。


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大和大路から、四条通を約70m東に進みました。
四条通沿いに、老舗漬物屋さんの西利祇園店があります。
漬物販売だけでなく、漬物を使ったお食事や
デザートを出す飲食店も併設されていますね。
どうやら、通常通り営業されているようです。


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さらに四条通を約50m東に進むと、茶舗祇園辻利が建っています。
宇治茶販売よりも、抹茶スイーツの方がイメージにある店です。
観光シーズンになると何時間も待つ行列を作っていましたが、
この日(2020年6月30日)は行列無しで入れそうでした。
(店内には、ある程度のお客さんはいらっしゃいました)


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茶舗祇園辻利の前で、四条通を東に向きました。
目の前で、四条通は花見小路と交差します。


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四条通から、花見小路を南に向いています。
昨年(2019年)にこの地域辺りの様子から
「観光公害」という言葉が生まれましたが、
もうその名残すらない人通りです。
2020年6月30日は平日で豪雨で観光シーズンではないのですが、
それでも昨年の半分くらいの賑わいですね。


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花見小路から、四条通を東に向いています。
右(南)側に、花見小路最大の料亭一力の朱い壁が続きます。
では、このまま四条通を東に進みます。


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花見小路から、四条通を約100m東に進みました。
この辺りの四条通には、比較的古くて小さな店舗が並びます。
目の前の道が四条通とT字路を形成しますが、
約50mほどで突き当たる短い道なので、名称がありません。
ここでアーケードが途切れるので、また傘を差さないといけません。


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先程の位置から、四条通を約30m東に進みました。
市バスが何台か連なってますが、こちらは「祇園」バス停です。
西行きのこのバス停はここが起点となる市バス路線も多く、
特に、この位置の「祇園」バス停によく市バスが溜まっています。


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西行きの「祇園」バス停の南脇に、漢字ミュージアムがあります。
祇園祭ミュージアムも、併設されています。
かつての京都市立弥栄(やさか)中学校ですね。
ただ、こちらは2020年6月30日現在休館中です。
緊急事態宣言解除後も、京都市内の博物館の多くは休館しています。


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漢字ミュージアムの東隣が派出所でその東隣がドラッグストアです。
そしてそのドラッグストアが四条通と東大路が交差する
「祇園」交差点南西角で、四条通最東端でもあります。
次はこの横断歩道を東に渡って、四条通を突き当ります。


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四条通最東端に、八坂神社がいらっしゃいます。
ですからここが「祇園」交差点で、世にいう「祇園石段下」です。
今回散策の主目的こそこの八坂神社参拝ですが、
今回ブログももうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、毎年6月30日に催される神事を取材します。
その神事取材のため、一時的にこのブログを通常盤に戻しています~

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第747回 八坂神社 大祓式神事

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前回ブログで京阪電鉄「祇園四条」駅から四条通を東へ進み、
「祇園」交差点にいらっしゃる八坂神社の石段下に来ました。
今回はこの八坂神社にお邪魔して
6月30日に催された神事を取材しました。
撮影日は、2020年6月30日火曜日午後2時半。
さらに豪雨が、激しくなりました。


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その「祇園」交差点の八坂神社西楼門の柱に、
「6月30日午後3時大祓式」と書かれています。
毎年6月30日の大祓自体は京都限定の節句ではないのですが、
こちらを行事として取り仕切るのは現在では京都くらいです。
大祓は「厄落とし」として知られていますが、
元々は疫病や伝染病の平癒を願った神事でした。
そしてその大祓の大本が、こちらの八坂神社です。


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八坂神社西楼門をくぐり、境内に入ってきました。
門の左手(北側)に、八坂神社手水舎があります。
先ずは、こちらで手を浄めます。


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こちらが、八坂神社西楼門脇の手水舎です。
柄杓がありませんが、これはコロナウィルス対策の一環です。
石甕の中には一切水を溜めず、全て下水に流します。
水道の要領で、零れる水で手を浄めます。


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八坂神社西楼門脇の手水舎の許に、小さな鉢が置いてありました。
こちらは朝顔ですが、鉢植えの形状が江戸時代みたいですね。


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八坂神社西楼門を入ってすぐに、末社の疫神社がいらっしゃいます。
疫病の神様ですが、疫病平癒を司る神様でもあります。
疫神社の祠の前に、茅の輪が取り付けられています。
疫神社の茅の輪は毎年6月30日と7月31日に取り付けられて、
厄払いや疫病平癒を願い、こちらをくぐります。
自分も「我、蘇民将来之子孫也」と唱えながら、
こちらの茅の輪をくぐります。


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疫神社の前で、八坂神社境内を右(南)に向きました。
約3ヵ月前の第730回ブログでも多少は露店が残っていましたが、
現在は1軒も露店が立っていません。
では、突き当りまでここを南下します。


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疫神社から八坂神社参道を最南端まで進み、左(東)に向きました。
やはり、こちらにも露店が見えませんね。
では、あちらの石段を上ります。


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先程の位置から東に進み、八坂神社境内の石段を上りました。
石段の上で左(北)を向くと、末社の大国主社がいらっしゃいます。
ちょっと、こちらに寄り道しますね。


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大国主社には、こちらの扁額が付いていらっしゃいました。
左に事代主命、右に少彦名命の名が書かれています。
いずれも、国津神ですね。


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その大国主社の手前に、こちらの石像がいらっしゃいます。
「古事記」に記された因幡の白兎を模っていますが、
白ウサギも大国主命も、どちらもマスク着用です。
これも、ご時世ですね。


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その石造の東側に、こちらが飾ってありました。
大国主命は、出雲大社のご祭神です。
ですから、こちらも縁結びのご利益があるとされます。
また、その下にはウサギのお守りが置かれています。



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さらにその東側に、こちらの掲示板が立て掛けてありました。
今年(2020年度)の祇園祭の日程表です。
宵山や山鉾巡行・神輿巡行などは中止ですが、
八坂神社本殿内の神事などは今年も取り仕切られます。


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大国主社の向かい(南)側に、八坂神社社務所があります。
この日(2020年6月30日)の神事のため、
多くの方々がこちらに訪れておられました。


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その位置で、八坂神社境内を東に向いています。
目の前に、八坂神社舞殿が建っています。
祇園祭神輿巡行の前に、神輿が置かれた場所ですね。
節分の際にはここで豆まきが行われました。


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八坂神社舞殿の北側に、八坂神社本殿がいらっしゃいます。
ご祭神は一応素戔嗚尊(すさのおのみこと)ですが、
廃仏毀釈以前のご祭神は牛頭天王(ごずてんのう)です。
いずれにしても、疫病平癒のご利益を持つ神様ですね。
この時(2020年6月30日午後2時半)八坂神社境内にいらした方々は、
先に本殿参拝を済まされており、こちらは無人のように見えます。


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大国主社と八坂神社本殿の間に、茅の輪が作られていました。
今回ブログの大祓神事の後、
参拝者がこちらの茅の輪をくぐります。
毎年6月30日の大祓神事と茅の輪くぐりを合わせて、
「夏越の祓い」(なごしのはらい)と言います。

夏越の祓いの発祥はこの八坂神社ですが、
昨年(2019年)は北野天満宮で茅の輪をくぐりました。
夏越の祓いは、元梛神社など京都市内の多くの神社で行われます。


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茅の輪の脇の看板に、茅の輪くぐりの由来が書かれていました。
先述の元梛神社を初め多くの神社の社殿では
「素戔嗚尊は、中国では牛頭天王と呼ばれた」
そう書かれていますが、
八坂神社の現在の社伝には牛頭天王はそもそも存在しません。
また素戔嗚命が厄払いのため、蘇民将来に
茅の輪を授けたことになっていますが、
他の神社の社伝には
蘇民将来の親族にだけ茅で作った腕輪を付けさせ、
その周辺に住む他の者たちは全て病死に追いやったと
そういうものもあります。


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2020年6月30日午後2時35分ごろに、
八坂神社の神職さんたちが舞殿での神事の準備を終えられました。
30脚ほど椅子が並んでいますが、
午後2時40分ごろから八坂神社の神職さんや氏子が集まり、
八坂神社の大祓神事が始まりました。

京都に限らず、こういうガチの神事は
神社側が写真撮影することを忌避されます。
そういう訳で、大祓神事そのものの写真は撮っていません。
(まぁ神社側の記録係の方が、ずっと写真を撮られていましたが……)
八坂神社の大祓神事は、先ず神主の祝詞から始まりました。
ただこの頃から特に雨音が激しくなり、
神主が何とおっしゃっているのか、ほぼ分かりませんでした。
(実はマイクとスピーカーを用意されていたのですが、
それでも全く聞こえませんでした)
その後榊の枝で氏子さんたちの頭を祓われた後、
午後3時直前に大祓神事は無事終了しました。


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大祓神事を終えた神職さんが、八坂神社斎館に戻られます。
雨が相当厳しくなって、傘を差されても濡れそうです。


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すると八坂神社社務所前のテントの下にいらした方々が、
次々と先程の茅の輪の前に並ばれます。
この時点で、2020年6月30日午後3時。
いよいよ、八坂神社の茅の輪くぐりが始まります。
ただちょうど切りがいいので、今回はここまでです。

~次回は、八坂神社の茅の輪くぐりと
また祇園周辺の散策を取材します~

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第748回 八坂神社で茅の輪くぐり

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前回ブログで八坂神社舞殿で催された大祓式神事も終え、豪雨の中
神職さんたちが斎館に戻っていかれます。
さて八坂神社の夏越の祓いも、残すは後半の茅の輪くぐりです。
今回は茅の輪くぐりの後、少し祇園をうろうろします。
撮影日は、2020年6月30日火曜日午後3時。
雨足が、強くなったり弱くなったりします。


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ちなみに、斎館に戻られた神職さんは全体の半数です。
残りの神職さんのうち、半数が舞殿で後片付けをされて
残りがこちらの方に来られました。
八坂神社本殿の西側に設置された茅の輪へと
ここに来られた参拝者を誘導されています。


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この時点で、八坂神社境内は結構な雨量でした。
自分を含めた参拝者は社務所前に
設営されたテントに避難しておりましたが、
神職さんたちの指示で一斉に茅の輪の周りに集まりました。


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まぁ自分は何よりここを撮影する目的で来たわけですし、
急がれる方々に順番はお譲りして、自分は最後尾に就きました。


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数えてみたのですが、自分より前に約40人いらっしゃいました。
自分は最後尾だったはずなのですが……
午後3時を回っても次々新たな参拝者がいらっしゃいます。
並びだして約10分後……自分の後ろに約20人並ばれておりました。


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茅の輪くぐり行列の途中に、この看板が置かれていました。
お千度札と絵馬の宣伝に、茅の輪くぐりの作法が書かれていますね。
元梛神社のものより、簡素に回ります。
まぁ集まる人数が八坂神社の方が多いので、
何周も茅の輪の周りを回っていられないですね。
(何より、「3蜜」の防止です)


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茅の輪くぐり行列の自分より前の方々が、
やっと残り約10人となりました。
初めに茅の輪をくぐられた方々は傘を仕舞ってから
茅の輪をくぐっておられましたが、
雨足が強くなるにつれ傘を差されたまま
茅の輪をくぐられるようになりました。


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茅の輪くぐり行列に並びながら、八坂神社舞殿を見ています。
2、3人の神職さんがパイプ椅子を担がれて、
斎館に運んでおられます。
大祓式神事の後片付けの真っ最中ですね。
この数分後に、舞殿上には何も無くなりました。


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いよいよ自分の番まで、あと3人です。
目の前の方々が茅の輪くぐりを終えられると、
自分の番が回ってきます。
この時点で後ろを振り返ると、さらに長い行列ができていました。
自分より後に、さらに約40人並ばれています。


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いよいよ自分の番がやって来ました……
って、暢気に写真を撮っている場合ではありません。
自分の後ろには、40人以上の方々が順番待ちされています。
さっさとカメラを収納して、急いで茅の輪をくぐります。
そうそう、「我、蘇民将来之子孫也」の一言も
しっかり念じてかなければなりませんね。


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茅の輪をくぐった人から、三々五々参拝者は解散です。
自分もいつまでも八坂神社境内にとどまっては邪魔になりますし、
急いで八坂神社から出ようと思います。
こちらは、八坂神社舞殿より南にある手水舎です。
こちらにも、朝顔の鉢が置かれていますね。


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その手水舎の脇に、八坂神社南楼門があります。
八坂神社の門は四条通最東端にある西楼門の方が有名ですが、
本当はこちらの南楼門が八坂神社の正門です。
では、こちらから八坂神社を出ます。


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八坂神社南楼門をくぐり、南を向いています。
向こうに見える八坂神社一の鳥居までは、八坂神社の境内です。


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同じ位置で、八坂神社境内を東に向いています。
左(北)側の茶店はまだまだ閉まっていますが、
右(南)側の料亭から食事を終えた方々が出て来られます。
茶店も料亭も、どちらも中村楼ですね。
江戸時代初期にこの位置で始められた茶店が、
後に祇園を代表する料亭となりました。


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料亭 中村楼の前で、八坂神社境内を南に向きました。
では、目の前に聳える石製の八坂神社一の鳥居をくぐります。


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八坂神社一の鳥居を南にくぐると、八坂神社を出ます。
そして、ここから南に下川原通が伸びています。
下河原通は、約450m先の八坂通で突き当たります。
(八坂通の様子は、第103回ブログを参照してください。
下河原通は、八坂庚申堂 金剛寺で突き当たります)


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八坂神社南楼門から下川通を約10m南下して、東を向きました。
ここから、大谷祖廟の参道が続きます。
大谷祖廟とは、東本願寺が所有する墓地のことです。
(西本願寺所有の大谷本廟は、第8回ブログ参照です)
ちょうどこの位置で、人力車の車夫さんが客引きをされていました。
緊急事態宣言後暫く休業されていたのですが、
2020年6月1日から営業を再開されたそうです。
この日(2020年6月30日)は平日で豪雨ですから、
お客さん確保にはだいぶ苦労されていらっしゃいました。
(人通りも、ほとんどいらっしゃいません)


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大谷祖廟参道の前で、下河原通を南に向いています。
では、ここから暫く南下します。


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大谷祖廟参道から、下河原通を約50m南下しました。
ちょっと写真がボケましたが、この角に和菓子の材料を使う洋菓子店
ジュバンセル本店が建っています。
店内の電灯が点いていることからも、2020年6月30日段階で
通常通り営業中であることが分かりますね。
ただ、この日は立ち寄らず先に進みます。


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ジュバンセル本店の辺りで、下河原通から北西に道が伸びます。
次は、この急な下り坂を進みます。


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下河原通から、先程の下り坂を北西に進んでいます。
その途中、京町家を改装したカフェがありました。
以前から存在は知っていたのですが、
ついついいつもジュバンセルに立ち寄っていたので、
こちらには入ったことがありませんでした。


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たまにはこちらの方に寄ってみようと思ったのですが、
入り口にこの張り紙が貼り付けてありました。
どうやら、もう潰れてしまったようです。
第746回ブログのように祇園でも大通り沿いは開いていますが、
このような小路や路地沿いのお店の何軒かは閉めています。


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下河原通から、この下り坂を約100m北西に進みました。
ここでその下り坂は、東大路で突き当たります。


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その下り坂から、東大路を北に向いています。
さらにここから、東大路を北上します。


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先程の下り坂から、東大路を蛇行しつつも約20m北上しました。
目の前のお店は閉じられていますが、
東大路沿いの飲食店は大半が開いていました。


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蛇行しつつも、先程の地点から約100m東大路を北上しました。
右(東)側の餃子の王将祇園八坂店は、通常通り開いています。
お客さんも、そこそこ入っていました。
目の前に、南行きの206系市バスに乗れる
「祇園」バス停が立っています。
ではこちらから京都駅まで206系市バスに乗って、
そこから帰宅しました……
という設定ですが、本当はウチの最寄りでもある
「京阪七条」バス停まで206系市バスに乗りました。

……いずれにしても、「祇園」バス停から帰宅しました。

~これで、2020年夏越の祓いの連載を終えます~

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第784回 文子天満宮で夏越の祓い

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毎年6月30日は、夏越の祓い(なごしのはらい)ですね。
各神社の鳥居に設置された茅の輪をくぐり、
疫病退散をお祈りする真夏の祭典です。
かち割り氷に似せた和菓子「水無月」を戴く日でもあります。
夏越の祓い発祥の地八坂神社にへ向かうのが筋なのですが、
今年(2021年)はコロナウィルス退散を祈りつつ、
コロナウィルス感染を防ぐ意味で
比較的人出が少ない神社を目指しました。


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京都駅北側中央改札口を出て、その場で北を向いています。
塩小路沿いの京都タワーが、聳え立っていますね。
京都タワーは、2021年6月25日金曜日以降全館営業しております。
今回は、ここから文子天満宮を目指します。
撮影日は、2021年6月30日水曜日夏越の祓いの午後0時半。
梅雨の最中、この日はずっと快晴でした。


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京都駅の駅舎を出て、西を向いています。
こちらを進むと、お好み焼き屋さんの京茶花 七条新町店
コーヒーショップのKURASUへ行けます。


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今度は、京都駅舎北側正面口から東を向きました。
今回は、こちらを進みます。


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京都駅舎北側正面口からから約50m東に進み、北を向きました。
手前にタクシー乗り場があって、その向こう(北)側の塩小路から
烏丸通が北に伸びています。
(詳細は、第215回ブログ参照)


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その地点から、東を向いています。
この位置より右(南)は、京都駅舎で突き当たります。
では、このまま京都駅前北側ロータリーを東端まで進みます。


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京都駅舎正面口から京都駅北側ロータリー東端に進み、
ルネッサンスビルの前で北東に向きました。
目の前に、先日京都駅前散策で使った階段が見えます。
こちらを下りると、京都駅前地下街PORTAに行けます。


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先程の位置から、北東に約100m進みました。
京都駅北側ロータリー北東端は、「塩小路東洞院」交差点です。


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東洞院通から、塩小路を東に向いています。
先日の京都駅前散策では、約1㎞先の鞘町通から
塩小路沿いにこちらへ来ました。


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今度は塩小路から、東洞院通を北に向きました。
京都駅前の交差点の多くは、このようにスクランブル交差点です。
元々この辺りは交通事故が多発していましたが、
スクランブル交差点になって交通事故が激減しました。


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スクランブル交差点を渡り、塩小路から東洞院通を北に向きました。
右(東)側に見える喫茶店は、午前6時開店です。
京都駅前のお店の大半が午前8時開店なので、
こちらのお店は便利ですね。
塩小路から約50m先で、東洞院通は木津屋橋通と交差します。


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東洞院通から、木津屋橋通を東に向いています。
ただ、こちらの真上を家屋が覆っています。
ですから、遠くから見ていると道ではなく
家屋に併設された駐車場に見えてしまいます。
この約50m先に京都ホワイトホテルが建っているのですが、
そのホテルからこの東洞院通沿いの飲食店に寄った後、
ここが道路に見えずに道に迷われる方が、結構いらっしゃいます。


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ちょっとボケましたが、東洞院通から木津屋橋通を西に向きました。
約30m先ら-めん恵比朱も、この日(2021年6月30日)健在でした。


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さらに木津屋橋通から、東洞院通を北に向きました。
では、こちらを北上します。


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木津屋橋通から、東洞院通を約100m北上しました。
ここで東洞院通は、七条通と交差します。


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東洞院通から、七条通を西に向いています。
以前からこの辺りには飲食店が多かったのですが、
インバウンド需要華やかな頃からだいぶお店が変わりました。
(中には昔からあるお店も、数軒ありますが……)
右(北)側にも本格的な釜焼きピッツァ屋さんがあったのですが、
そちらは約半年前に撤退されました。


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今度は東洞院通から、七条通を東に向きました。
約50m先で、七条通は間之町通と交差しています。
次は、こちらを進みます。


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間之町通から、七条通を東に向いています。
約50m先で、七条通は高倉通と交差します。
じつは、その交差点角に「七条河原町」バス停があります。
また、交差点の南東角に町屋カフェのaotakeがあります。


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今度は七条通から、間之町通を南に向きました。
自分が子供のころは間之町通は木津屋橋通まで伸びていたのですが、
1990年前後から七条通以南には進めなくなりました。


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さらに七条通から、間之町通を北に向きました。
かつてのヤマハピアノ教室が入っていたビルが、目の前に見えます。
今もビルの所有者はピアノメーカーのヤマハですが、
1Fは居酒屋、2Fより上は美術大学への予備校が入っています。
次は、こちらの横断歩道を渡り七条通北側歩道に向かいます。


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横断歩道を渡り、七条通北側歩道から間之町通を北に向きました。
右(東)側のヤマハビルの向こう(北側)は、京都市立渉成小学校です。
ここからは、この間之町通を北上します。
(今回ブログのメイン文子天満宮も、間之町通沿いです)


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七条通から、間之町通を約100m北上しました。
ここで間之町通は、下珠数屋町通と交差します。


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間之町通から、下珠数屋町通を東に向いています。
左(北)側に渉成園の塀と門が見えて、
右(南)には京都市立渉成小学校が建っています。
下珠数屋町通は渉成園最南端の道ですが、
間之町通との交差点付近は別のビルが建っています。


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今度は下珠数屋町通から、間之町通を北に向きました。
さらに、こちらを北上します。


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下珠数屋町通から、間之町通を約100m北上しました。
ここで間之町通は、正面通と交差します。


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間之町通から、正面通を西に向いています。
約150m先の烏丸通で、正面通は東本願寺御影門に突き当たります。
(詳細は、第688回ブログ参照)


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同じ位置で、間之町通から東を向きました。
渉成園へはこちらから入れます。
2021年6月30日現在、渉成園は通常通り開いています。
まぁ京都市内の観光客が激減している現状、
それほど多くの拝観者はいらっしゃいません。


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渉成園の正門から、間之町通を北に向いています。
右(東)側に、渉成園の塀が伸びていますね。
さらにさらに、ここから間之町通を北上します。


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正面通から、間之町通を約100m北上しました。
ここで間之町通は、上珠数屋町通と交差します。


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間之町通から、上珠数屋町通を東に向いています。
上珠数屋町通は、渉成園最北端の道です。
第686回ブログでは、河原町通からこちらに進んできました。


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上珠数屋町通から、間之町通を北に向いています。
約30m先に、「文子天満宮」と書かれた看板が見えますね。
あちらが今回ブログのメイン文子天満宮です。


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上珠数屋町通を約30m北上すると、文子天満宮がいらっしゃいます。
2021年6月30日は完全に「夏越の祓い」仕様になっていて、
通常営業とはだいぶ異なります。
(通常営業使用は、第110回ブログ参照)
ただ、「夏越大祓」の幟が裏向きになっています……
では鳥居に設置された茅の輪をくぐり、疫病退散を祈ります。


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そして茅の輪をくぐると、アルコールジェルが置かれていました。
こちらで両手を除菌して、文子天満宮境内に入ります。


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その代わり手水舎の柄杓が取り払われ、水も涸れていました。
こちらも、まぁコロナ対策ということで……


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こちらは、文子天満宮境内の北側です。
文子天満宮の末社が、並んでおられますね。
左(西)から白太夫社、福部社、老松社、白滝稲荷社ですね。
さらに写真中央に、オガタマノキが立っています。


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その右(西)側には、多治比文子像が立っています。
この土地は、元々多治比文子の自宅跡です。
その多治比文子がこちらに菅原道真の怨霊を鎮める祠を祀ったのが、
日本全国の天神信仰の始まりとされています。
(奈良時代以前の天神信仰とは異なります)
ただ、これまでの「京の道 京の道」で書いているように
この多治比文子が何者かが現在のところはっきりしません。
菅原道真の乳母説とこの土地に住んでいた巫女説が、
現状では有力です。


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そして、こちらが文子天満宮本殿です。
では、こちらにお参りします。
こちらのご祭神は、菅原道真です。多治比文子ではありません。
正確には、平安時代に多治比文子がお守りしていた
菅原道真の祠がそのままこちらで祀られています。
こちらと北野天満宮とは密接に関係していますが、
詳細は第113回ブログを参照してください。


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文子天満宮本殿の右側に、社務所と文子殿があります。
またこの日(2021年6月30日)の神事のために、
境内中央には椅子がたくさん並んでいました。


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続いて、こちらの文子殿にもお参りします。
こちらのご祭神は、多治比文子です。


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文子天満宮では、毎年6月30日午後4時から
夏越の祓いの神事が行われます。
神主による祝詞の後、茅の輪をくぐり
こちらの人形(ひとがた)にお願いを書いて奉納します。
ただ、自分はこの日は午後3時半には職場に戻らないといけません。
そのため神事の準備だけ見て、こちらを出ます。


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文子天満宮本殿を背に、東を向きました。
では、文子天満宮を出て次の神社に向かいます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、市比売神社の夏越の祓いを参拝します~

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第785回 市比売神社で夏越の祓い

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前回ブログで夏越の祓いのお参りをした文子天満宮境内から、
間之町通の方を向いています。
今回は間之町通をさらに北上して、
夏越の祓いのためにもう1柱の神社へ向かいます。
撮影日は、2021年6月30日水曜日午後1時。
梅雨の間のよく晴れた日の午後でした。


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文子天満宮の前で、間之町通を北に向いています。
先ずは、こちらを北上します。


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文子天満宮の前から、間之町通を約100m北上しました。
ここで間之町通は、花屋町通と交差します。


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間之町通から、花屋町通を西に向いています。
約150m先で花屋町通は烏丸通と交差しますが、
その位置から西は東本願寺最北端になります。
(詳細は、第513回ブログ参照)


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今度は間之町通から、花屋町通を東に向きました。
ここからは、こちらに進みます。


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間之町通から、花屋町通を東に向いて歩いています。
第110回ブログ取材時にこの辺り京町家が並んでいましたが、
だいぶ取り壊されて2021年には半減してしまいました。


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間之町通から、花屋町通を約50m東に進みました。
ここで花屋町通は、高倉通と交差します。


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花屋町通から、高倉通を北に向いています。
こちらを北上すると、第404回ブログ後半のルートですね。


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今度は高倉通から、花屋町通を東に向きました。
では、このまま花屋町通を突き当りまで進みます。


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高倉通から花屋町通を東に進み、南を向きました。
こちらは、雅松(わかまつ)児童公園です。
元々この南に、京都市立雅松小学校が建っていました。
そちらの児童中心に、今から約50年前は
こちらの児童公園にはたくさんの子供で溢れていました。
そして、そちらを目当てに向かい(北)側に
さまざまなお店が並んでいました。
駄菓子屋とか、自転車屋さんとかですね。
現在はカフェなどが並んでいますが、自転車屋さんは健在です。


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高倉通から、花屋町通を東に約50m進みました。
花屋町通は、富小路で突き当たります


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花屋町通から、富小路を北に向いています。
ここからは、富小路を北上します。


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花屋町通から、富小路を約100m北上しました。
こちらは、西山浄土宗の万年寺です。
実は以前、住職さんにこちらの沿革を聞いたことがあります。
と言いますか、この辺は天明の大火で全焼しています。
こちらは相当昔からある寺院なのですが、
それ以前の関係書類はその大火で焼けてしまい、
現在となっては不明なのだそうです。


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西山浄土宗万年寺の前で、富小路を北に向いています。
富小路は目の前の六条通で突き当たっているように見えますが……


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北東に角度度を変えると、
六条通以北も富小路が伸びていることが分かります。


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富小路から、六条通を東に向いています。
約30m先の赤レンガの建物は、「六條洋酒館 タキモト」です。
創業100年以上の老舗酒屋さんで、
ビンテージワインから缶ビールまでいろいろお酒を売っています。


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六条通から、富小路を北東に向いています。
ここからは、富小路を北東に進みます。


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「六條富小路」交差点北東角に、浄土宗長講堂があります。
後白河上皇の外御所でしたので、瓦に「菊の御紋」が入ります。
通常は非公開ですので、中には入れません。


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浄土宗長講堂の北隣には、同じく浄土宗の連光寺があります。
こちらには長曾我部守親の首塚がありますが、原則非公開寺院です。


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浄土宗連光寺の前で、富小路を北に向きました。
右(東)側に青テントの付いた家屋が見えますが、
こちらは2016年まで「仙月堂」という和菓子匠でした。
その「仙月堂」だった家屋の角で、富小路は六条小路と交差します。
(六条通と六条小路は、別の通りです)


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富小路から、六条小路を東に向いています。
実は最近、この左(北)側にドッグカフェができました。
ここ3年ほどで、この辺りにカフェが急に増えてきていますね。
ここからは、六条小路を東に進みます。
(今回ブログのメイン市比売神社は、六条小路沿いです)


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富小路から、六条小路を東に約50m進みました。
六条小路から六条通まで、麩屋町通が伸びています。
麩屋町通は丸太町通~五条通間の道ですが、
この辺りだけ残っています。
またこの辺りは、古い民家と小さな寺院が点在しています。
左(北)側のジュンカ美容院は通常閉められていますが、
予約が入ったときは開いているそうです。
(経営者がウチの知己です)


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麩屋町通から、六条小路を東に向きました。
約10m先に、「市比売神社」と書かれた看板が見えます。
では、そちらに向かいます。


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麩屋町通から六条小路を約10m東に進み、南を向きました。
目の前に、市比売神社がいらっしゃいます。
一の鳥居に茅の輪が付いているので、完全に夏越の祓いモードです。
人気がある神社のせいか、参拝者が結構いらっしゃいました。


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茅の輪は、一の鳥居から吊るされていました。
前回ブログ文子天満宮とは異なり、茅の輪の脇に隙間があります。


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ですから、このように茅の輪の周りを回りながらお参りします。
この作法は、元梛神社八坂神社とは異なります。
どうも、神社ごとに独特の作法があるようです。


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市比売神社一の鳥居の脇に、こちらが置かれていました。
続いて、こちらで両手を浄めます。


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その代わり、こちらの手水舎は使用不可です。
そちらも、コロナ対策ということで……


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手水舎の南側に、市比売神社二の鳥居が建っています。
さらに、こちらをくぐります。


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市比売神社二の鳥居をくぐると、市比売神社本殿です。
ガラス張りなので、ご神体も見えてしまっています。
こちらのご祭神は、市比売など5柱が合祀されています。
いずれも、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妻ですね。
5柱全員が女神ですので、女人守護の加護があります。
また「市」比売の名前から市の守護神とされ、
京都中央卸売市場の守護神としても信仰を集めています。


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市比売神社本殿の東側に、市比売神社三の鳥居が立っています。
ここからはこちらの鳥居をくぐり、市比売神社の末社を巡ります。


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市比売神社三の鳥居をくぐると、正面に稲荷社がいらっしゃいます。
提灯には、三徳稲荷大明神・市助稲荷大明神・植松稲荷大明神と
3柱の銘が書かれてありました。


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稲荷社の右(西)側に、天眞名井(あまのまない)があります。
こちらは、洛中七名水と呼ばれる井戸の一つです。


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赤い小さな達磨人形には、元々おみくじが入っていました。
おみくじを引いた後、天眞名井の上に人形を並べて奉納します。


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これで、一通り市比売神社をお参りしました。
では、市比売神社から六条小路に戻ります。


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市比売神社の前で、六条小路を東に向いています。
六条小路は、目の前で河原町通を交差します。


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六条小路から、河原町通を北東に向いています。
右(東)側にハンバーガーショップ67DINERが建っていますが、
白い自動車の陰でこの写真ではよく見えません。


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その位置で六条小路を東に向くと、
河原町通を渡る横断歩道があります。
ここからは、こちらの横断歩道を渡ります。


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河原町通から、六条小路を東に向いています。
目の前に、老舗茶筒屋の「開化堂」が建っていますね。
(女将さんが、kaikado cafeを経営されています)
六条小路は、約30m先の高瀬川で突き当たります。


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六条小路から、河原町通を南西に向いています。
約50m先に、南行きの「河原町正面」バス停が立っています。
では、こちらから京都駅に戻ります。


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夏越の祓い参拝を終えて京都駅から出勤し、
仕事を終えて帰宅しました。
すると、ウチの母がこちらを買っておいてくれました。
夏越の祓いに戴く和菓子「水無月」ですね。
下半分は外郎(ういろう)とまったく同じですが、
小豆の粒を上に並べて葛を流したうえで蒸しています。
また元は勝ち割氷を戴いていた名残で、
直角二等辺三角形に切って、氷の破片に似せます。
京都の夏越の祓いの風物詩ですから、
毎年夏になるとどこの和菓子匠でも売っています。
さらに、この時期はスーパーやコンビニでも
京都市内ならどこでも売られています。
こちらも、地域スーパーのエビスクで買ったものです。

これで、2021年の夏越の祓いを終えます。

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第840回 炎天下の八坂神社~祇園で夏越の祓い~その1

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6月30日は、夏越の祓いです。
元旦から半年経ったこの日、半年分の厄を払う儀式を行います。
この場合の「厄払い」とは、「疫病退散」を指します。
日本全国にある風習ですが、特に京都で盛んな行事です。
「京の道 今日の道」では毎年夏越の祓いに参加していますが、
2022年は2年ぶりに八坂神社に向かいます。
さらに、その後「東山区祇園地区」を練り歩きます。

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京都駅北側市バスターミナルから26系市バスに乗って、約25分。
こちらは、「祇園」バス停です。
今回はこちらから八坂神社に向かい、夏越の祓いに参加します。
撮影日は、2022年6月30日木曜日の午後2時25分。
6月なのに梅雨が明けていて、炎天下の大祓でした。


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「祇園」バス停から、東大路を206系市バスが北上します。
206系市バスは岡崎公園に近い「岡崎公園口・東山二条」バス停を
さらに北上して、北大路との交差点「高野」バス停で
北大路を西に曲がります。


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「祇園」バス停は、「よしもと祇園花月」の前に立ちます。
こちらは、京都市内にある吉本興業の寄席です。
また、北部祇園の歌舞練場「祇園会館」でもあります。
春になると、芸妓さんや舞妓さんの舞踊を見られます。
(厳密には、花街祇園は四条通を境に「北部祇園」と
「甲部祇園」に分かれます。
つまり、花見小路周辺が「甲部祇園」です)


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今度は「祇園」バス停から、東大路を南に向きました。
左(東)側に見える鎮守の森が、八坂神社です。
次は、ここから南下します。


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「祇園」バス停から、東大路を約100m南下しました。
ここで東大路は四条通と交差して、「祇園」交差点となります。


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「祇園」交差点の北側に、米屋さんの八代目儀兵衛があります。
京都駅前地下街PORTA玄米 ぎへえも、経営しています。


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「祇園」交差点北西角に、立っています。
この辺りは飲食店が多いのですが、どちらも賑わっていますね。


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「祇園」交差点で、東大路から四条通を西に向いています。
約700m先の京阪電鉄「祇園四条」駅近くに、
老舗蕎麦屋総本家 松葉レスラン 菊水など
京都を代表する飲食店が建ち並びます。


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「祇園」交差点で、東大路から四条通を東に向きました……
と言いますか、四条通はこの交差点で突き当たります。
その突き当りが、八坂神社西楼門です。(正門ではありません)
そのため、「祇園」交差点を「祇園石段下」とも呼びます。


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「祇園」交差点北西角で、東を向いています。
では目の前の横断歩道を渡って、八坂神社の前に進みます。


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その横断歩道を東に渡って、東大路を南を向きました。
目の前に、八坂神社西楼門が見えますね。


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八坂神社西楼門の辺りに、こちらの幟が立っていました。
こちらによると、この度八坂神社本殿が国宝に指定されたそうです。


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その位置から、八坂神社西楼門を見上げます。
では、この石段を登って八坂神社西楼門に向かいます。


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神社の楼門前には、狛犬が並んでいます。
右側の口を開けてるのは、「阿形」の狛犬です。


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そして対になるのが、「吽形」の狛犬です。
上御霊神社同様、角が生えた「吽形の狛犬」です。


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八坂神社西楼門の石段を上り切りました。
あと約30分で、大祓が始まりますね。
では、この西楼門をくぐって八坂神社境内に入ります。


840-17.jpg八坂神社西楼門をくぐり、境内を東に向いています。
ここからは、末社を回りつつ少しずつ本殿に向かいます。


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八坂神社西楼門の左(北)側に、手水舎があります。
まずは、そちらに向かいます。


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その手水舎に、近づいてみました。
コロナ禍の関係で、柄杓が置かれていません。
ぞこで、流れ出る水に直接手を漬けました。


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さらに手水舎の周囲に、風鈴が下がっていました。
……のですが、風に吹かれて揺れる風鈴がブレて写ってしまいました。


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その手水舎の前で、八坂神社境内を北に向きました。
この先に、八坂神社絵馬殿が見えますね。
そこで、この小径は東に折れます。
こちらは円山公園への近道ですが、本殿に向かうのは不向きです。
(第13回ブログ参照)


840-22.jpg
八坂神社西楼門をくぐると、正面(東側)に疫神社がいらっしゃいます。
八坂神社の末社で、疫病をばら撒く神様がご祭神です。
逆に、人々を疫病から守る神様でもあります。
2020年はこちらにも茅の輪が付いていましたが、
今年(2022年)は付いていませんね。
(第747回ブログ参照)


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疫神社の右(南)側には、白髭神社と太田神社が合祀されています。
こちらにも、お参りして先へと進みます。


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白髭神社と太田神社の前で、八坂神社境内を南に向きました。
こちらだけでしたが、八坂神社境内に露店が戻っていました。
チョコバナナとかき氷の屋台ですが、
どうも同じ方がお店を経営されていました。
まぁこの炎天下ですから、かき氷は相当売れていました。
ここからは、こちらのルートを進みます。


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八坂神社西楼門から境内を約10m南下して、東を向きました。
ずっと先に、八坂神社拝殿が見えますね。
次は、ここを東に進みます。


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その八坂神社拝殿に進む前にも、末社が並びます。
こちらは、北向恵比寿社です。ご祭神は、恵比寿神ですね。
ただ、こちらは修復中です。
写真には写っていませんが、
この辺りで宮大工さんが作業されていました。


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北向恵比寿社の前で、八坂神社境内を東に向きました。
八坂神社拝殿が、だんだん近づいてきました。


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八坂神社境内の石段を上がったところに、
大国社がいらっしゃいます。
ご祭神は大国主命だけでなく、事代主少彦名も祀られています。


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大国社の前に、こちらが置かれています。
大国主命のご利益に、縁結びがあります。
諸説ありますが、大国主命はネズミが神使と考えられています。
ですから、こちらはネズミを模した縁結びのおみくじです。
全体を撮ろうとして、ネズミ型のおみくじが小さく写りました。
実は、結構可愛いおみくじです。


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また、大国主社の前にこちらが置かれていました。
因幡の白兎を描いた石造ですね。
ただ、ご時世からどちらもマスクをしています。


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さらに、ご時世から鈴の緒は手をかざすだけで音が鳴ります。
……ということでしたが、実は近づくだけで鈴の音がします。
手をかざす必要は、ありません。
では、こちらにお参りして八坂神社拝殿に向かいます。
とはいえ、だいぶ写真を張り付けたので今回はここまでです。

~次回は、八坂神社大祓に参加します~

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第841回 八坂神社 大祓~祇園で夏越の祓い~その2

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前回ブログで「祇園」バス停から、
八坂神社西楼門を経由して舞殿近くまで来ました。
今回は茅の枠くぐりの後八坂神社本殿に参拝して、
八坂神社大祓に参加します。
撮影日は、2022年6月30日木曜日午後2時40分。
炎天下で立ちっ放しは、相当きつかったです。


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先程の位置から東に進み石段を上がり、南を向きました。
こちらに、末社の大国社がいらっしゃいます。
こちらの詳細は、前回ブログを参照してください。


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その大国社の前で、八坂神社境内を南に向きました。
大国社の向かい(南)側に、八坂神社社務所があります。
破魔矢やおみくじ、お札は、ここで買い求めます。
また夏越の祓いごろから祇園祭の各粽(ちまき)も、
この社務所で買い求められるようになりました。


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八坂神社社務所の前で、境内を東に向きました。
目の前のテントはちょっとした日除けで、
こちらでおみくじなども買い求められます。
この東側に、八坂神社舞殿が立っています。


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八坂神社社務所の東側で、この水が売られていました。
神社で普段から飲まれているお水というわけではなく、
八坂神社のご祭神素戔嗚尊を「海神」と定め、
海洋深層水を「神様の水」として売り出されています。
価格も安いので、自分もたまに買います。


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八坂神社社務所の前で、境内を北に向きました。
八坂神社本殿の西側にも、末社の祠がいらっしゃいますね。


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さらに八坂神社社務所の前で、境内を東を向いています。
八坂神社舞殿の南側に、大きな茅の輪を立たせてあります。
その南側に、人が並んでいます。
おそらく、茅の輪くぐりの行列ですね。


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八坂神社舞殿前から南に伸びている茅の輪くぐりの行列は、
八坂神社南楼門(実は、こちらが正門)を出てさらに外に続いています。
ですから、いったんこの南楼門を出てこの行列の最後尾に並びます。


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八坂神社南楼門をくぐって、境内をさらに南に向いています。
向こうに見える石製鳥居の先(南側)は下河原通で、
もう八坂神社境内ではありません。
……とは言え、この写真で見える位置までは
茅の輪くぐりの行列が並んでいません。


841-10.jpg
先程撮影した位置で、八坂神社境内を北に振り返りました。
茅の輪くぐりの行列の最後尾は、
八坂神社南楼門の真下にいらっしゃいます。
では、八坂神社南楼門の真下当たりの
茅の輪くぐりの行列の最後尾に並びます。


841-11.jpg
……と言う訳で、八坂神社南楼門から北を向ています。
そこそこ長い行列ですが、当初はもっと長いと思っていました。


841-12.jpg
八坂神社南楼門の石段を下りたところに、こちらの看板がありました。
この時点で、2022年6月30日午後2時45分です。
自分の前には、あと20人ほどいらっしゃいます。
たぶん、自分は午後3時前に茅の輪をくぐれます。



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八坂神社の神職さんが、順番待ち一人一人に話しかけられました。
「心を込めてくぐれば、1回だけでもご利益があります。
時間がないので、ご協力ください」
確かに自分は間に合うのですが、自分の後ろにも次々人が並ばれて
先程と行列の長さが変わっていません。
これは、自分も急がないと間に合わない方々が出てきます。
作法どおり、ゆっくりくぐっている時間はありませんね。


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先程の茅の輪の脇に、こちらの看板が立っていました。
大祓の神事や茅の輪くぐりの由来が、ここに書いてありますね。
まぁ「蘇民将来の神話」はもっと残虐で身の蓋もない話なのですが、
(特に、蘇民将来に茅の輪を授ける由来の辺りが……)
八坂神社の伝承ではその辺は簡略化されています。
(詳細は、今回ブログの「追記」に書きました)


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とうとう自分の茅の輪をくぐる順番が、回ってきました。
この時点で、2022年6月30日午後2時50分です。
自分の後方には、八坂神社南楼門まで長い行列です。
元梛神社の作法では何回か回るのですが、(第321回ブログ参照)
先程の神職さんの言葉通り1回だけくぐりました。
そうそう「我、蘇民将来の子孫也」を忘れてはいけません。


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八坂神社境内の茅の輪をくぐり、一礼をして頭を上げました。
八坂神社舞殿越しに、八坂神社本殿が見えます。
2020年の夏越の祓いでは、舞殿上で大祓が行われました。
神事10分前でこの状態ということは、
2022年は舞殿で大祓が行われないことは確定的です。
取り敢えず、その10分で先に本殿へお参りします。


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八坂神社間殿の北側に回り込み、八坂神社本殿に来ました。
大祓まで時間があるので、先に参拝を済ませます。

八坂神社のご祭神は……一応「素戔嗚命」(すさのおのみこと)です。
「一応」が付くのは、幕末の神仏分離令で
もともとのご祭神から素戔嗚命へ変更されたからです。
(八坂神社自体の見解では、初めから素戔嗚命がご祭神となります。
その辺は様々な方の立場や政治思想が絡むので、
深入りしないのが無難です)
江戸時代以前のご祭神は牛頭天王(ごずてんのう)で、
仏教由来の神様説や疫病をばら撒く疫病神など、
様々な側面がある神様です。
「疫病神」は「疫病を防ぎ治療する神様」と同一視されるので、
天然痘など伝染病が大きく流行り、
多数の死者を出すと信仰される神様です。
もともとは平安時代の初期に天然痘が大流行して、
多数の死者を出したときに創建された神社です。
祇園祭を取り仕切る神社で、
2020年にこの本殿が国宝に指定されました。


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京都市内の多くの神社では鈴の緒が取り外されているのですが、
八坂神社ではまだきちんと鈴の緒が取り付けてあります。
その代わり、こちらは抗菌コートを施しているそうです。


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八坂神社本殿前で、境内を東に向きました。
この先の朱い鳥居をくぐれば、円山公園です。
ですから、あの鳥居の先はもう八坂神社ではありません。

……と言いますか、時計を見るとそろそろ午後3時です。
いよいよ2022年の八坂神社大祓が始まります。


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八坂神社御南楼門の東側に能舞台があって、
そちらで2022年の八坂神社大祓が行われます。
さらに東隣の斎館から、来賓の参加者が出て来られました。
斎館には、神事の際に来られる方が待機される貴賓室があります。


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取り敢えず、自分も八坂神社能舞台に近づきます。
来賓の方々が着席されると、一般の参加者の受付が始まりました。


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すると八坂神社社務所前や本殿前にいらした方々が、
一斉に八坂神社の能舞台前に集結されました。
その一人一人に、小さな紙袋を神職さんが配られておられます。
近所に住む自分は遠方から来られた観光客に先を譲りましたが、
それでも相当数の紙袋が余っていました。
ですから観光客の後に続いて、自分も行列に加わりました。


841-23.jpg
こちらが、その小さな紙袋です。
厳密には、1枚の紙を袋状に折ったものです。
こちらを戴いたとき、神職さんにこう尋ねました。
「神事中に、写真撮影はOKですか?」
すると、神職さんは苦笑いでお茶を濁されました。
「まぁ、常識では写真撮影はダメなんですけどね」
自分がそう水を向けると、神職さんはこう答えられました。
「はい、そういうことで」
……と言うことで、ここから大祓の神事は撮影していません。

そうそうウチのブログを訪問された方のブログに、
「夏越の祓いって、以前はそこまで盛んではなかった」
というようなことが書いてありました。
「追記」に、その辺の事情を書いています。
「追記」へは、今回ブログの巻末の
「続きを読む」をクリックしてください。


841-24.jpg
神事の撮影がダメなことは最初から分かっていたので、
神事の前に(神職さんに尋ねる前に)能舞台を撮影しました。
結局大祓の一般の参加者は、この2倍ほどです。

自分たちが所定の位置に就くと、午後3時となりました。
すぐに神主さんが来られて、大祓の神事が始まりました。
一通りの挨拶が終わると、神主さんが祝詞(のりと)を唱えられました。
「高天原にかんずりまするカムロギ・カムロミ……」
と続く定型文の後、天岩戸伝説と
その後に素戔嗚命が高天原を追放される伝説を語られました。
八坂神社ご祭神に関する伝説ですが、
その後に蘇民将来が茅の輪を授かる伝説まで続きます。

まぁ自分はこういうお話が好きなのですが、
何しろ炎天下のお昼下がりです。
この間参拝者は一礼の格好を維持しなければならず、
これがかなり辛かったです。
後頭部と背中に当たる強い日差しがきつくなってきました。


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祝詞が終わると、参拝者は小さな紙袋を開けます。
中には1㎠位の小さな紙片とオガクズ、紙製人形が入っていました。
小さな紙片とオガクズは、3回に分けて自分に振りかけます。
そのあと紙製人形に自分の息を大きく吹きかけます。
これで自分の厄が、紙製人形に憑りつきました。
最後に残った紙製人形は神職さんに手渡し、
八坂神社できちんと厄を払って戴きます。


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こちらは、大祓が終了した後の八坂神社能舞台です。
写真中央の椅子に、神主さんが座っておられました。
左(東)側のパイプ椅子には、来賓が座っておられました。
一般の参拝者(自分も含む)は、さらに東側で立ち見でした。
八坂神社の会計者や来賓は斎館に戻られましたが、
自分は能舞台から移動します。


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大祓の神事の間、中断していた茅の輪くぐりが再開されました。
大祓の神事に参加されていた来賓の方々も加わったので、
相当長い行列になっています。
実は大祓の神事の後に茅の輪をくぐるのが、正式な作法です。


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その茅の輪から、八坂神社境内を南に向きました。
先程の約2倍もの長さの行列ができています。


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八坂神社南楼門の真下から、境内を北に向きました。
この後ろに、まだまだ順番待ちの行列が続きます。


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茅の輪くぐりの行列の最後尾を背後に、
八坂神社境内を南に向いています。
先に1回茅の輪をくぐっていますし、
だんだん自分の体温が上がってきましたので、
もう茅の輪くぐりはやめて先に進みます。


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八坂神社南楼門の南側で、境内を東を向きました。
八坂神社境内に、中村楼が建っています。
中央の茶店も、右(南)隣の最高級料亭も、閉まっています。
たぶん今自分が参加した八坂神社大祓の来賓に、
このお店の方々もいらっしゃたのでしょうね。

今回は、ここまでです。

~次回は、東山区祇園地区の南東部を散策します。
ただ、このままだと熱中症になるので近くのお店で休憩しました~

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第842回 ジュバンセルに避難~祇園で夏越の祓い~その3

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

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前回ブログで八坂神社の大祓に参加して、
八坂神社南楼門からさらに南に向いています。
石鳥居の向こう(南)側に下川原通が伸びており、
そこから先は八坂神社境内ではありません。
今回は東山区祇園地区南東部を散策します……
と言いたいところですが、この炎天下です。
まずはエアコンの効いたカフェに避難します。
撮影日は、2022年6月30日木曜日午後3時半。
この時間帯が、いちばん暑かったですね。


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八坂神社南楼門から見えた八坂神社石鳥居に移動して、
その真下から南を向いています。
ここから南に、下河原通が伸びていますね。


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八坂神社の石鳥居から、西を向いています。
約100mこの坂道を下ると、東大路と交差します。


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今度は八坂神社石鳥居から、東を向きました。
こちらの坂道を約100m上ると、円山公園です。


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八坂神社石鳥居から、下河原通を南下しています。
この写真の中央で、人力車の車夫さんが客引きをされています。
この後自分にも勧誘されたのですが、
逆にいろいろ質問してみました。
2020年辺りと比べると、現在の売り上げは約2倍だそうです。
ただ、インバウンド需要只中と比べてまだ半分くらいだそうです。


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その辺りで、下河原通から東を向きました。
もう東山の中ですので、ここから先は山道です。
この山道を東に約30m登ると、大谷祖廟に辿り着きます。
(東本願寺の墓地ですね)


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八坂神社南楼門前の石鳥居から、下河原通を南下しています。
この辺りは完全に花街祇園の一部なので、
下河原通沿いの両側に、料亭や料理旅館が並びます。


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八坂神社南楼門前の石鳥居から、約80m東に進みました。
左(東)側に、秋葉大権現を祀る尼寺東景寺が建っています。
ただし、こちらは非公開寺院です。


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一方、東景寺の向かい(西)側に、緑色の暖簾が見えます。
こちらが、京洋菓子司ジュバンセル 祇園店です。
ジュバンセルは大半が持ち帰り専門店なのですが、
こちらは店内飲食が可能なお店です。


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前回ブログで八坂神社の大祓神事に参加した際、
自分は体温がどんどん上がってちょっと体調が悪くなりました。
ですから、ちょっとジュバンセルで休憩します。
京のお店 今日のお品で紹介したとおり、
ジュバンセルへはテナントビル内のエレベーターを利用します。
こちらは、そのエレベーターに貼られたチラシです。
この日は2022年6月30日なので、6月メニューが出ます。
今回ブログ掲載時期の2022年7月はレモン三昧のようですね。


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そのエレベーターの扉が開くと、エアコンの冷風が入ってきました。
熱中症寸前の自分には、極楽に到達した気分です。
先ずは、足踏み式のアルコールジェルで手指消毒します。


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「京のお店 今日のお品」取材以来のジュバンセル祇園店です。
店内には全盛期ほどではありませんが、お客さんがいらっしゃいます。
まぁ、大半はテイクアウト目的の方々でした。
自分と同じ八坂神社大祓の神事に参加直後の方も、
テイクアウトのお客さんの中に見掛けました。
ですから、そちらは一切撮影していません。
こちらは、自分が就いた席の近くです。


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店内の窓から、南側を見ています。
先程自分がいた八坂神社南楼門が、向こうに見えますね。


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結局自分は、その窓が見える席に就きました。
メニューを見ると、夏用に変わっていますね。


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さらにメニューをめくると、6月用のものが出てきました。
新茶の季節ですから、抹茶中心ですね。


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注文から、約10分経ちました。
すると、注文していた抹茶パフェセット(950円)が来ました。


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抹茶パフェを注文したのですが、
セットということで紅茶も付きます。
ちょうどいい温度でしっかり淹れているので、
深みのあるおいしい紅茶です。
ですから、何も入れなくても甘味と旨味が強いですね。


842-18.jpg
そして、こちらが抹茶パフェです。
ホイップクリームの上に、抹茶の入った
ババロアとムースが載っています。
いちばん上には、甘く煮た栗とホイップクリーム、
ゼラチンで固めた小豆餡がトッピングされています。


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こちらを約30分かけて戴きました。
ただ長い間炎天下にいたので、
この時の自分はだいぶ消耗していました。
そのため、さらに約30分ジュバンセルで待機しました。


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自分が京洋菓子司ジュバンセル祇園店を出たのは、
2022年6月30日木曜日午後4時半でした。
現在ジュバンセル祇園店の前で、下河原通を南に向いています。
では、ここから下河原通を南下します。


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ジュバンセル祇園店から、下河原通を南下しています。
右(西)側に、こちらのお店が見えます。
確か骨董店だったと思うのですが、
GOOGLEの地図上では飲食店に登録されています。


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そのお店の向かい(東)側は和菓子匠の若菜屋なのですが、
こちらは閉まっていました。
どうも、2022年1月からずっと休業のようです。
(扉に貼ってある紙に書いてありました)


842-23.jpg
その和菓子匠の栗阿彌の右(南)側から、
東へ伸びる小径があります。
登りの山道ですが、市街地の一部ですので
周囲には飲食店を初めとする京町屋が建ち並びます。
それらの飲食店はお酒を提供するお店なので、
午後5時前の時間帯ではすべて閉まっています。


842-24.jpg
さらに、下河原通を南下しています。
こちらは確かホテルだったはずですが、
もう潰れてしまっています。
東山区祇園地区は、新京極と並び
京都市街地でも特に不景気だった地区ですが、
まだまだ倒産件数が多いままです。
……と言いますか、むしろ今の方が倒産が多いように思います。
(統計を正確に取っていませんので、はっきりと言えませんが)


842-25.jpg
そうはいっても、その分新しいお店も増えています。
こちらのフランス料理店は、ここ最近できました。
今は午後4時半ですから閉まっていますが、
午後5時になると開店されるようです。


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フランス料理店の向かい(西)側にはこの老舗骨董店があります。
こういうお店の大半は、不景気に強いですね。


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ジュバンセル祇園店から、下河原通を約150m南下しました。
右(東)側にも京町屋のようなものが見えますが、
そちらから東に石塀小路が伸びています。
ちなみに下河原通は、約200m南に建つ
八坂の塔(法輪寺)で突き当たります。
(八坂の塔は、第103回ブログ参照)
また、ここで下河原通は安井通と交差します。


842-28.jpg
下河原通から、安井通を西に向いています。
ちなみに、この位置が安井通最東端です。
この辺りの安井通沿いにも飲食店や
ホテルが多いのですが、そのどちらも健在でした。
さらに、うちのネコがお世話になっている獣医さんも健在です。


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下河原通から、安井通を約100m西に進みました。
ここで安井通は、東大路と交差します。


842-30.jpg
安井通から、東大路を南に向いています。
ここを約100m進むと、「東山安井」バス停です。
建仁寺への最寄りバス停ですね。
では、そちらから206系市バスに乗って帰宅します……
という設定で、もうちょっと東山区祇園地区を散策します。
ただだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、東大路より西の祇園を散策します~

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第843回 安井金毘羅宮~祇園で夏越の祓い~その4

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京都駅北側市バスターミナルから206系市バスに乗って、約20分。
こちらは、東山区祇園地区南部の「東山安井」バス停です。
……と言う設定で、本当は前回ブログから歩いてこちらに来ました。
今回はこちらの近所にある安井金毘羅宮で、
夏越の祓いの茅の輪をくぐります。
撮影日は、2022年6月30日木曜日午後4時45分。
夕方になって日差しが弱くなり、体調が戻りました。


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「東山安井」バス停から、東大路を北に向いています。
206系市バスは、次の「祇園」バス停に向かいました。
自分も、東大路をこのまま北上します。


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「東山安井」バス停から、東大路を約100m北上しました。
ここで東大路は、安井通と交差します。
要するに、こちらが「東山安井」交差点ですね。


843-4.jpg
「東山安井」交差点で、東大路から安井通を東に向きました。
前回ブログではこの安井通を西に進み、
「東山安井」交差点まで来ました。
ですから、本当は「東山安井」交差点から
「東山安井」バス停まで歩いて移動して、今回ブログを始めました。


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今度は東大路から安井通を西に向きました。
この辺りは花街祇園の只中ですので、飲食店が建ち並びます。
今回は安井通をこのまま西に進んで、
東山区祇園地区南西部を散策します。



東大路から、安井通を約150m西に進みました。
ここで、安井通は南北に伸びる道と交差します。


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その交差点で、安井通から南を向いています。
こちらに、安井金毘羅宮の石製鳥居が見えます。
では、こちらをくぐって安井金毘羅宮に向かいます。


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安井通から石製鳥居をくぐって、南を向いています。
この辺は「ラブホテル街」ですから、
そういうホテルが建ち並んでいますね。
では、さらにこちらを南下します。


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安井通から、こちらの道を約50m南下しました。
ではこちらの朱い鳥居をくぐって、
2012年以来の安井金毘羅宮にお邪魔します。


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赤い鳥居をくぐって、安井金毘羅宮境内に入ってきました。
その鳥居の許に、末社の天満宮がいらっしゃいます。
2012年では、こちらに猫がお昼寝していました。


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その天満宮の前で、安井金毘羅宮境内を南に向いています。
目の前で、神職さんや宮司さんが茅の輪を編み上げられています。
安井金毘羅宮の夏越の祓いは、夕方以降に行われます。


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茅の輪の近くはたくさんの方々がいらっしゃるので、
撮影をしていません。
その代わり、その脇の貼り紙を撮影しました。
こちらをくぐるときは、特別な和歌を歌うようですね。
(通常は、「我は蘇民将来の子孫也」です)
そうそう、安井金毘羅宮の大祓は午後6時からです。
この日は午後7時までに夕食を作らないといけないので、
こちらの大祓の神事に参加できません……


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その茅の輪の前で、安井金毘羅宮境内を南に向きました。
東(東)側に絵馬殿、右(西)側に拝殿が建っています。
その絵馬殿前の藤棚が、とても立派ですね。
とは言え、その周囲には葉桜並木が続いています。
安井金毘羅宮は藤の花で有名ですが、
桜シーズンの祇園でも人気スポットですね。


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安井金毘羅宮絵馬殿を背に、西を向き拝殿を臨みます。
こちらにお賽銭を入れて、安井金毘羅宮本殿前へ進みます。


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安井金毘羅宮拝殿から境内を西に進み、本殿前へ来ました。
安井金毘羅宮のご祭神は、大物主です。
「金毘羅」宮ですから、ワニ神の金毘羅大権現とも考えられます。
いずれにしても、香川県の金毘羅宮と同じ神様ですね。
ただし、こちらは崇徳上皇源頼政も合祀されています。
どちらも、平清盛に敗れて非業の死を遂げた方々ですね。
また、こちらは縁結びと縁切りのご利益があるとされています。


その本殿の前に、大祓の神事について書いた紙が貼ってありました。
八坂神社同様、紙製人形に息を吹きかけて
それを供養することで厄を落とすようです。


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安井金毘羅宮拝殿前に戻って、境内を南に向きました。
では、さらにこちらを南下します。


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安井金毘羅宮境内最南端には、縁切り縁結びの碑があります。
こちらの中央に人間が一人通れる穴があって、
その穴をくぐると、悪縁が切れ新たに良縁を得るご利益があります。
こちらは安井金毘羅宮の象徴的存在で、
こちらを目当てに安井金毘羅宮に参拝される方も多いですね。


843-18.jpg
安井金毘羅宮境内を一通り回って、茅の輪の前に戻りました。
もう茅の輪が完成されていたので自分はくぐりましたが、
周囲にまだ神職さんや宮司さんがおられて、
茅の輪周辺の写真撮影ができませんでした。
その茅の輪をくぐり、境内を北に向きました。
こちらに、久志塚(櫛塚)と八大力尊社が並びます。
久志塚は、その名の通り櫛を供養されているのでしょうね。


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安井金毘羅宮の茅の輪をくぐりましたが、
時間的に厳しいので大祓には参加しません。
境内を一通り散策しましたので、
自分は2022年安井金毘羅宮の夏越の祓いを終了します。


843-20.jpg
末社の天満宮の前から、そのまま北を向きました。
安井金毘羅宮の正門はもっと南の東大路沿いなのですが、
今回は来た道から、そのまま安井通へと戻ります。


843-21.jpg
安井金毘羅宮の朱い鳥居をくぐり、北上しています。
「ラブホテル街」を抜けて約50m北上すると、
安井金毘羅宮の石製鳥居に当たります。


843-22.jpg
安井金毘羅宮の朱い鳥居から北上して、
「ラブホテル街」を抜けました。
目の前の石製鳥居を抜けると、安井通に戻ります。


843-23.jpg
安井金毘羅宮の石製鳥居の前で、安井通を西に向きました。
夕方なので西日がまぶしいですが、
八坂神社にいたときの凶悪な日差しは和らぎました。
ここからは、このまま安井通を西に進みます。


843-24.jpg
安井金毘羅宮の石製鳥居の前から、安井通を西に約150m進みました。
安井通は、臨済宗建仁寺派本山建仁寺の門前で突き当たります。


843-25.jpg
安井通の突き当りで、南を向いています。
こちらは、臨済宗建仁寺派本山建仁寺北門です。
午後5時を回り境内散策が厳しいので、
今回はこちらをお邪魔しません。
この時期は、塔頭寺院両足院の半夏生が見事です。
また、建仁寺放生池のハスが満開ですね。


843-26.jpg
建仁寺北門を背に、安井通最西端で北を向いています。
ここから北に、花見小路が伸びています。
京都五花街の一つ甲部祇園の中心街ですね。
花見小路の左(西)側は建仁寺の白壁で、
右(東)側は塔頭寺院の大中院の土塀です。
どちらからも、葉桜並木が見えていますね。
東山区祇園地区は、どこも桜の名所でできています。


843-27.jpg
安井通から、花見小路を約50m北上しました。
ここで花見小路は、団栗通と交差します。


843-28.jpg
団栗通から、花見小路の東側を見ています。
こちらは祇園甲部歌舞練場で、祇園コーナーとも呼ばれています。
ただご時世から現在閉鎖されていて、
ついでに改装工事中のようです。


843-29.jpg
団栗通から、花見小路を北に向いています。
ここから四条通までの約200mの花見小路が、
多くの方々が想像する「祇園」の街並みです。


843-30.jpg
こちらが、花見小路の街並みです。
京町屋の飲食店やお茶屋さんが建ち並んでいます。
この時点で午後5時を回りましたので、
そろそろ芸妓さんや舞妓さんがうろつき始めます。
ただ、自分はポリシーとして
芸妓さんや舞妓さんは撮影しないことにしています。
(インバウンド需要華やかな頃に、芸妓さんや舞妓さんに
無理やり撮影を強要する事件が頻発していたので)


843-31.jpg
今度は花見小路から、団栗通を西に向きました。
この辺りから西は、東山区祇園地区の飲み屋街があります。
ここから帰宅しながらそちらを取材したのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、団栗通と大和大路の
東山区祇園地区の飲み屋街を取材します。
次回が、「祇園夏越の祓い編」最終回です。

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第844回 祇園の呑み屋街~祇園で夏越の祓い~その5

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843-31.jpg
京都の花街である甲部祇園の中心街花見小路から、
西日が差す団栗通を西に向いています。
今回はこのまま京阪電鉄「祇園四条」駅まで進みますが、
その間の街並みの様子を取材します。
撮影日は、2022年6月30日木曜日午後5時15分。
昨年(2021年)より、深刻な状況かもしれません。


844-2.jpg
花見小路から団栗通を西に約30m進み、北を向きました。
こちらの路地の奥に、京町屋の飲食店が並びます。
その大半が、高級料亭やお茶屋さんですね。
午後5時を回りましたので、芸妓さんや舞妓さんも闊歩し始めます。


844-3.jpg
その路地の前から、団栗通を西に向きました。
左(南)側に、臨済宗建仁寺派本山建仁寺の白壁が続きます。
また約20m先に、右(北)に伸びる小路が見えます。


844-4.jpg
先程の路地から団栗通を約20m進み、北を向きました。
約30m先から、建仁寺の塔頭寺院正伝永源院に入れます。
(ただし、正伝永源院は通常非公開寺院です)


844-5.jpg
その小路から、団栗通を西に向いています。
左(南)側が建仁寺の白壁で、右(北)側が正伝永源院です。
ここからも、団栗通を西に進みます。


844-6.jpg
先程から団栗通を西に進んでいますが、
建仁寺の白壁の上に1羽のカラスが止まっていました。
この辺は飲食店が多いので、
残飯を狙うカラスが多かったりします。


844-7.jpg
先程の小路から、団栗通を西に約50m進みました。
ここで、建仁寺の白壁と正伝永源院が途切れます。
代わりに、その西側で南北に伸びる小路が伸びています。


844-8.jpg
団栗通から、その小路を南に向きました。
門がありませんが、ここから南が建仁寺境内です。
第625回ブログではこの小路を通って団栗通を西に進み、
京阪電鉄「祇園四条」駅に向かいました。


844-9.jpg
その小路の西側に、豊川稲荷社がいらっしゃいます。
「稲荷神社」の中でも、豊川稲荷は陀枳尼尊天をご祭神とする
「仏教系」の神社です。
豊川稲荷の通常は大きな寺院の鎮守社なのですが、
こちらも建仁寺の鎮守社です。
(詳細は、第228回ブログ参照)


844-10.jpg
豊川稲荷社の前から、団栗通を西に向いています。
左(南)側に大きな金物屋さんがありますが、
たぶん問屋さんも兼ねています。
この金物屋さんより西側が、「祇園の呑み屋街」なのですが……
まぁ詳細はここから書いていきます。


844-11.jpg
豊川稲荷社から、団栗通を西に約50m進みました。
ここで団栗通は、大和大路と交差します。
途中にあった「翡翠」という喫茶店は、健在でした。
同じコロナ禍の飲食店でも、喫茶店は比較的まだ耐えています。


844-12.jpg
団栗通から、大和大路を南に向いています。
約80m先に臨済宗建仁寺西門があって、
さらに約100m南下するとゑびす神社がいらっしゃいます。
建仁寺西門以北が、「祇園の呑み屋街」です。
この辺りは、毎年10日ゑびすでよく通るのですが……


844-13.jpg
シャッターで半分閉じていましたが、
大和大路沿いの花屋「花重」さんは健在です。
コロナ禍で多くの花屋さんが閉まってしまい、
こちらがウチから2番目に近い花屋になりました。
(一番近いのはハッピー六原の向かいです)
また写真には写っていませんでしたが、花重さんの向かい(西側)の
ホルモン鍋屋さんも健在でした。


844-14.jpg
「団栗大和大路」交差点南東角に串カツ屋さんがあったのですが、
大衆食堂に変わっていました。
まぁ単なる定休日の可能性もあるのですが、
午後5時を回ってもその大衆食堂が閉まっています。
コロナウィルス感染「第6波」が治まって以降
徐々に飲食店への客足が戻って入るのですが、
自分の実感として昨年(2021年)より今の方が
潰れていくお店が増えています。
(統計は取っていません。あくまで、自分の実感です)


844-15.jpg
今度は大和大路から、団栗通を西に向きました。
この辺は焼肉屋さんやホルモン焼き屋さんが建ち並ぶのですが……


844-16.jpg
大和大路から、団栗通を約50m西に進みました。
こちらに自分がよく通っていたジンギスカン専門店があったのですが、
看板がもうありません。
中を覗くとカウンターや調理器具もなくなっています。
「京の道 今日の道」でも10日ゑびすの帰りに、
何度か立ち寄っていたお店だったのですが……
(第282回ブログ参照)
この向かい(北)側に、焼肉屋さんとホルモン焼き屋さんがあります。
そちらの2軒は健在でしたが、
この辺りの3割前後が潰れていました。


844-17.jpg
先ほどの位置から団栗通を東に進み、大和大路まで戻りました。
現在、団栗通から大和大路を北に向いています。
道(東)側の飲食店は、午後5時を回り明かりが点きました。
今回ブログでは、ここから大和大路を北上して四条通に進みます。


844-18.jpg
団栗通から、大和大路を北上しています。
左(西)側のレコード店は、午後5時を回って
この日の営業時間が終了しました。
右(東)側の料理旅館は、シャッターなどが完全に閉じています。
おそらく、もう辞められたのだと思います。


844-19.jpg
団栗通から、大和大路を約150m進みました。
右(東)側に小路が伸びていますが、
こちらにたこ焼き屋さん兼居酒屋があります。
ただ、2020年の10日ゑびすのころは
こちらにギョーザ屋さんがありました。
(詳細は、第716回ブログ参照)


844-20.jpg
ちょっと気になって、この近くのビルの看板をを覗いてみました。
こちらは、バーやキャバレーが入るテナントビルです。
約4割が空欄ですね。
ただインバウンド需要華やかな頃でも
10割が埋まっていたわけではないでしょうし、
これがその頃と比べてどうなのかはっきりしませんが……


844-21.jpg
そのテナントビルの向かい(東)側の履物屋さんは、健在でした。
(靴屋さんではありません。和服用の履き物を売っています)
こういうお店は、コロナ禍でも強いですね。
またその左(北)隣に、洋食屋さんが新規開店しました。
この辺りは潰れたお店も多いのですが、
徐々に新規開店される飲食店も増えてきました。


844-22.jpg
団栗通から、大和大路を約200、北上しました。
ここで大和大路は、四条通と交差します。


844-23.jpg
四条通から、大和大路を北に向いています。
大和大路右(東)側の一銭洋食は、今日も元気に営業中です。
一銭洋食以北の大和大路は、
「接待を伴うお酒を提供するお店」が並びます。
ただ今回ブログではこれ以上北上していませんので、
そちらの様子はわかりません。


844-24.jpg
大和大路から、四条通を西に向いています。
では、ここからは四条通を西に進みます。


844-25.jpg
大和大路から、四条通を西に約30m進みました。
すると左(南)側に、歌舞伎小屋の南座が建っています。


844-26.jpg
歌舞伎小屋の南座の東側には、テナントが入っています。
まぁ「テナント」と言っても、そのすべてが「老舗」なのですが……
(京都府では、老舗を自称できません。
創業100年以上のお店が京都府知事の許可を得て、
初めて「老舗」と名乗れます)
そのいちばん左(東)側に、和菓子匠の「祇園饅頭」があります。
外郎(ういろう)の一種「志んこ」が主力のお店なのですが、、
この日は、2022年6月30日木曜日の夏越の祓いです。
いつも以上に水無月の売り上げが良かったようです。


840-32.jpg
こちらが、「祇園饅頭」の水無月です。
米粉と砂糖を混ぜたものを水で練り上げられて、蒸されたものです。
外見は外郎(ういろう)と似ていますが、
原材料が違うので食感と味は外郎と異なります。
形状が正三角形なのは、氷に似せているからです。
冷たくすると美味しい夏越の祓いに戴く京菓子ですが、
冷蔵庫に長時間入れると固くなって不味くなります。
戴く約30分前に冷蔵庫に入れるのが、美味しくなるコツです。


844-27.jpg
テナントのいちばん右(西)側に、総本家 松葉があります。
にしんそば発祥の老舗蕎麦屋ですが、
現在東山区祇園地区の営業は、約100m北にある
「松葉 北店」に集約されています。
ですから、こちらの店舗は当面の間閉まっています。

~2022年7月18日月曜日午前11時半 追記~
844-31.jpg
2022年7月17日日曜日に祇園祭神輿巡行を見物した際、
こちらの「総本家 松葉」が開店していました。
しかも中は超満員で、店員さんによると
「40分待ち」とのことで、その日は入るのを諦めました。
そこで詳細を訪ねると、店員さんはこうおっしゃられました。
「祇園祭期間中はこちらを開けています。
それ以降はコロナウィルスの感染者状況で変わります。
かなり流動的なので、サイトには開店状況を載せていません。
もしこちらに来られたいのであれば、
その日にこちらまで電話して開店しているか確かめてください」
とのことでした。


844-28.jpg
祇園饅頭の左(東)側に、京阪電鉄「祇園四条」駅へ
降りる階段があります。
(「七条」駅以北の京阪電鉄は、地下鉄です)
では、こちらから京阪電鉄に乗って帰宅します。

~これで、「祇園夏越の祓い」編は終了です~

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生まれたときから50数年
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(国立競技場と明治神宮)

「京都」
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「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
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「東福寺と泉涌寺」
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一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
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初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
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ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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