第31回 西京極から桂川へ 前編~松原通東から西EX1
「松原通編」も前回で終わり、新シリーズスタートです。
京都に来られる方は、
京都盆地の東の端か西の端に行かれることが多く、
京都の全体像が見えないこともあります。
そのようなわけで、京都盆地を輪切りするように東西に進めば、
京都の全体像が分かるように思って、
「松原通編」を企画しました。
(あと、京都盆地の中央部の古い民家を見て
「汚い」と言われることへの反発もあって)
ですから、この企画はやはり京都盆地の西の端を過ぎ、
西山の中まで行かないと完遂したことにはなりません。
だからこそ、まだまだ西に進み続けます。
ここからは、数回に分けて松原通の西の端から桂川を越えて、
最終的には西の観光地の一つ「松尾」に向かいます。
(「鈴虫寺」や「苔寺」「松尾大社」がある地域です)
撮影日は、2012年3月4日日曜日の午後2時半。
雨の中を強行撮影です。

前回の最後の写真松原通の西の端です。
目の前で交差している通りは、北東から南西に斜めに伸びています。
とりあえず、松原通の突き当りをよく見ます。

松原通の西の突き当りです。
細い路地がすぐ終わっているのが分かります。
路地の南側に、お地蔵さんがいらっしゃいます。

先ほどの写真からおよそ南を向きました。
左(東)側のイオンモール「HANA」の西側の敷地の地形に沿って
このようにグネグネ曲がっています。
ショッピングモールに行こうとする自動車で、渋滞が起きています。
とりあえず、ここを進んでいきます。

先ほどの写真から50mほど進みました。
このグネグネした道は、目の前の信号で終わります。
この通りは、南北に伸びていて西小路通といいます。
「小路」と言いながら、そこそこ太い通りです。

信号の辺りから、西小路通りを南に向きました。
だいぶ五条通に近づいてきました。
左(東)側にイオンモール「HANA」の正面入り口が近くにあります。

今度は、西小路通りを北に向いています。
向こうに児童公園が見えます。
なかなかひどい渋滞具合でした。
雨足が強くなってきていて、
目の前の方は、あわててカバンを頭に雨よけにしています。

この位置を起点に、西に伸びる道があります。
松原通と五条通の間にある「万寿寺通」です。
ここからは、この道を西へ西へと進みます。

万寿寺通を5mほど西に進みました。
右(北)側の石垣の上は、先ほどの児童公園です。
目の前に、阪急電車の高架があります。
ちょうど電車が通っています。
阪急電車は「河原町」駅~「西院」駅間は地下鉄ですが、
「西院」駅を過ぎるとすぐに地上に出ます。

阪急電車の高架をくぐりました。
鉄筋コンクリートの住宅の庭に
「南妙法蓮華経」の石碑があります。
実は、ここ「顕正寺」という寺院です。

阪急電車の高架をくぐったところから
万寿寺通を西に向いています。
この辺は、ずっと工場と駐車場が続きます。
本当は、この先に山が見えて
このブログの目的地「松尾」が見えるのですが、
この日は雨でよく見えませんでした。

先ほどの写真から、万寿寺通を100mほど進みました。
同じような太さの道と交差しています。
ただ、この道には名前がありません。
ここまで西に来ると、旧平安京ではないからでしょう。
辺りは、駐車場と工場が続いています。
日曜日とあってか、工場に人影はありません。
割とさみしい雰囲気です。
……しかし、この辺りの万寿寺通はそこそこ太い道です。
河原町通と交差する万寿寺通は、
自動車が一台も通れないほど細いのですが……

いくつかある駐車場の一つに、
このようなお地蔵さんがいらっしゃいました。
祠に入られていないのは、とても珍しいですね。
様子から見て、
お参りには何人か来られているようです。

お地蔵さんから、100mほど西に進みました。
目の前で交差しているこの道も、
特に名前がありません。
その北西角に、大きな自動車整備工場がありました。
日曜日でも営業中で、ここだけ人影がありました。

この写真の右(北)側に、
分かりにくいですがガソリンスタンドがあります。
(ちょうど自動車整備工場の西隣です)
そのガソリンスタンドの辺りが、
葛野大路との交差点になっています。
そして、この辺りから「西院」とは別れて
「西京極」に入っていきます。

万寿寺通から、葛野大路を南に向いています。
少し先に、葛野大路五条の交差点が見えます。
その交差点付近の大きな建物は、
「京都光華女子学園」の校舎です。
ちなみに、この交差点よりさらに南に行ったところに、
阪急電車「西京極」駅があります。

葛野大路から、万寿寺通を西に向いています。
この辺りから風景は一変して、工場と駐車場が姿を消します。
左(南)側のブロック塀は、光華女子学園の校舎です。

先ほどの写真から30mほど西に進みました。
右(北)側に、「つわぶき園」という幼稚園があります。
この日は日曜日なので、人影はありません。
幼稚園の時計が、午後3時15分を差しています。
だいぶ時間がたちました。

幼稚園の西隣に、ブロック塀が見えます。
ここから見ると、
塀の向こうは運動場と校舎になっていると分かります。
そこは、「京都市立葛野小学校」です。

先ほどの写真から、さらに30mほど進みました。
右(北)側のブロック塀は、葛野小学校です。
左(南)側に、光華女子大学の校舎があります。
この辺りから上り坂になるのは、
近くに川があるからです。

上り坂のてっぺんまで来ました。ここは、天神川の橋です。
天神川は桂川の支流で、ここからずっと南で合流します。

万寿寺通から、天神川を南に向いています。
天神側自体は細い川ですが、西沿いに2車線の天神川通があります。
五条天神川の交差点は、よく渋滞します。
五条通よりも向こうに見えるのは、
我らが京都サンガの聖地「西京極陸上競技場」です。

天神川の橋の西の端から、さらに西を向いています。
天神川通は、この辺りまで渋滞しています。
ここから、万寿寺通をさらに西に向かいます。

天神川万寿寺通の交差点の北西角に、このような畑がありました。
今ではこの辺りは住宅地ですが、
もともとはこの辺り一面畑でした。
今ではブランドとなった京野菜も、
一部はこの辺りで栽培されていました。

天神川通から、万寿寺通を西に向いています。
橋を渡ってこともあって、ここから下り坂です。
この辺りから、古い民家が続きます。
今回は、ここまでです。
~次回は、万寿寺通の西の端まで行き、
桂川の上野橋まで向かいます~
京都に来られる方は、
京都盆地の東の端か西の端に行かれることが多く、
京都の全体像が見えないこともあります。
そのようなわけで、京都盆地を輪切りするように東西に進めば、
京都の全体像が分かるように思って、
「松原通編」を企画しました。
(あと、京都盆地の中央部の古い民家を見て
「汚い」と言われることへの反発もあって)
ですから、この企画はやはり京都盆地の西の端を過ぎ、
西山の中まで行かないと完遂したことにはなりません。
だからこそ、まだまだ西に進み続けます。
ここからは、数回に分けて松原通の西の端から桂川を越えて、
最終的には西の観光地の一つ「松尾」に向かいます。
(「鈴虫寺」や「苔寺」「松尾大社」がある地域です)
撮影日は、2012年3月4日日曜日の午後2時半。
雨の中を強行撮影です。

前回の最後の写真松原通の西の端です。
目の前で交差している通りは、北東から南西に斜めに伸びています。
とりあえず、松原通の突き当りをよく見ます。

松原通の西の突き当りです。
細い路地がすぐ終わっているのが分かります。
路地の南側に、お地蔵さんがいらっしゃいます。

先ほどの写真からおよそ南を向きました。
左(東)側のイオンモール「HANA」の西側の敷地の地形に沿って
このようにグネグネ曲がっています。
ショッピングモールに行こうとする自動車で、渋滞が起きています。
とりあえず、ここを進んでいきます。

先ほどの写真から50mほど進みました。
このグネグネした道は、目の前の信号で終わります。
この通りは、南北に伸びていて西小路通といいます。
「小路」と言いながら、そこそこ太い通りです。

信号の辺りから、西小路通りを南に向きました。
だいぶ五条通に近づいてきました。
左(東)側にイオンモール「HANA」の正面入り口が近くにあります。

今度は、西小路通りを北に向いています。
向こうに児童公園が見えます。
なかなかひどい渋滞具合でした。
雨足が強くなってきていて、
目の前の方は、あわててカバンを頭に雨よけにしています。

この位置を起点に、西に伸びる道があります。
松原通と五条通の間にある「万寿寺通」です。
ここからは、この道を西へ西へと進みます。

万寿寺通を5mほど西に進みました。
右(北)側の石垣の上は、先ほどの児童公園です。
目の前に、阪急電車の高架があります。
ちょうど電車が通っています。
阪急電車は「河原町」駅~「西院」駅間は地下鉄ですが、
「西院」駅を過ぎるとすぐに地上に出ます。

阪急電車の高架をくぐりました。
鉄筋コンクリートの住宅の庭に
「南妙法蓮華経」の石碑があります。
実は、ここ「顕正寺」という寺院です。

阪急電車の高架をくぐったところから
万寿寺通を西に向いています。
この辺は、ずっと工場と駐車場が続きます。
本当は、この先に山が見えて
このブログの目的地「松尾」が見えるのですが、
この日は雨でよく見えませんでした。

先ほどの写真から、万寿寺通を100mほど進みました。
同じような太さの道と交差しています。
ただ、この道には名前がありません。
ここまで西に来ると、旧平安京ではないからでしょう。
辺りは、駐車場と工場が続いています。
日曜日とあってか、工場に人影はありません。
割とさみしい雰囲気です。
……しかし、この辺りの万寿寺通はそこそこ太い道です。
河原町通と交差する万寿寺通は、
自動車が一台も通れないほど細いのですが……

いくつかある駐車場の一つに、
このようなお地蔵さんがいらっしゃいました。
祠に入られていないのは、とても珍しいですね。
様子から見て、
お参りには何人か来られているようです。

お地蔵さんから、100mほど西に進みました。
目の前で交差しているこの道も、
特に名前がありません。
その北西角に、大きな自動車整備工場がありました。
日曜日でも営業中で、ここだけ人影がありました。

この写真の右(北)側に、
分かりにくいですがガソリンスタンドがあります。
(ちょうど自動車整備工場の西隣です)
そのガソリンスタンドの辺りが、
葛野大路との交差点になっています。
そして、この辺りから「西院」とは別れて
「西京極」に入っていきます。

万寿寺通から、葛野大路を南に向いています。
少し先に、葛野大路五条の交差点が見えます。
その交差点付近の大きな建物は、
「京都光華女子学園」の校舎です。
ちなみに、この交差点よりさらに南に行ったところに、
阪急電車「西京極」駅があります。

葛野大路から、万寿寺通を西に向いています。
この辺りから風景は一変して、工場と駐車場が姿を消します。
左(南)側のブロック塀は、光華女子学園の校舎です。

先ほどの写真から30mほど西に進みました。
右(北)側に、「つわぶき園」という幼稚園があります。
この日は日曜日なので、人影はありません。
幼稚園の時計が、午後3時15分を差しています。
だいぶ時間がたちました。

幼稚園の西隣に、ブロック塀が見えます。
ここから見ると、
塀の向こうは運動場と校舎になっていると分かります。
そこは、「京都市立葛野小学校」です。

先ほどの写真から、さらに30mほど進みました。
右(北)側のブロック塀は、葛野小学校です。
左(南)側に、光華女子大学の校舎があります。
この辺りから上り坂になるのは、
近くに川があるからです。

上り坂のてっぺんまで来ました。ここは、天神川の橋です。
天神川は桂川の支流で、ここからずっと南で合流します。

万寿寺通から、天神川を南に向いています。
天神側自体は細い川ですが、西沿いに2車線の天神川通があります。
五条天神川の交差点は、よく渋滞します。
五条通よりも向こうに見えるのは、
我らが京都サンガの聖地「西京極陸上競技場」です。

天神川の橋の西の端から、さらに西を向いています。
天神川通は、この辺りまで渋滞しています。
ここから、万寿寺通をさらに西に向かいます。

天神川万寿寺通の交差点の北西角に、このような畑がありました。
今ではこの辺りは住宅地ですが、
もともとはこの辺り一面畑でした。
今ではブランドとなった京野菜も、
一部はこの辺りで栽培されていました。

天神川通から、万寿寺通を西に向いています。
橋を渡ってこともあって、ここから下り坂です。
この辺りから、古い民家が続きます。
今回は、ここまでです。
~次回は、万寿寺通の西の端まで行き、
桂川の上野橋まで向かいます~
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