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前回ブログで、浄土真宗本願寺派本山西本願寺に参拝しました。
現在は西本願寺御影門の前で、正面通から堀川通を北に向いています。
今回は堀川通を北上し、また花屋町通に到達してから西に進みます。
撮影日は、2023年6月15日月曜日午後3時。
途中昼食を摂る場面は、2023年6月15日月曜日午後1時半でした。

「堀川正面」交差点脇に、木賊(とくさ)が植えられていました。
祇園祭前祭で巡行する山鉾にも「木賊山」がありますが、
それは木賊を刈り取る男を描いたものでした。
(木賊山の詳細は、
第850回ブログを参照してください)
大昔は、木賊から漢方薬が採取されました。

正面通から、堀川通を約10m北上しました。
こちらにも、西本願寺御影門とは異なる西本願寺の正門があります。

こちらは、西本願寺阿弥陀門です。
門から境内を覗くと、
前回ブログで参拝した
西本願寺阿弥陀堂が見えます。

西本願寺阿弥陀門の前で、堀川通を北に向いています。
ここからも、堀川通を北上し続けます。

西本願寺阿弥陀門を背後に、堀川通で東を向きました。
目の前に、京都市バスの「西本願寺前」バス停が立っています。
京都駅北側市バスターミナルから9系市バスに乗ると、
約10分でこのバス停に着きます。
そしてこのバス停で降りると、目の前が西本願寺阿弥陀門です。

西本願寺阿弥陀門の前から、堀川通を約40m北上しました。
堀川通から東を向くと、旧花屋町通が東に伸びています。
こちらは「花屋町通編」を西京極まで掲載した後、
この旧花屋町通も、このブログに掲載させます。

旧花屋町通から堀川通を約10m北上して、東を向きました。
西本願寺境内北東端に、太鼓楼があります。
江戸時代まで、一定時刻になると太鼓を鳴らしました。
また
新撰組の屯所としても、利用されてきました。
新撰組はもともと中京区
壬生地区に屯所を置いていましたが、
池田屋事件以降知名度が上がったために隊士が急増して、
壬生の屯所が手狭になったことで、
新撰組は西本願寺を新たな屯所にしました。
明治時代以降西本願寺の新撰組が暮らしていた施設は、
ほとんどが解体されて別の建築物に変わっています。
ただこの太鼓楼だけは残されていて、
新撰組隊士が残した柱への刀傷などが残っています。
なお西本願寺太鼓楼は非公開施設なので、
一般の参拝者は中に入れません。

西本願寺太鼓楼の前で、堀川通を北に向いています。
目の前に横断歩道が見えますが、
ここを右(東)に渡ると、堀川通以東の花屋町通に行けます。
(堀川通以東の花屋町通の詳細は、
第959回ブログ参照)

通常ならこの位置で真東を撮るのですが、
西本願寺太鼓楼の前で、北東を向いています。
横断歩道から約50m北上した位置に、
堀川通以東の花屋町通が伸びています。
しかも堀川通の中央にガードレールが設置されているため、
花屋町通は自動車で堀川通を越えることができません。

西本願寺太鼓楼の前で、堀川通を北に向いています。
この辺りで、堀川通は緩やかに北西にカーブします。

とは言え堀川通は、約50m北でまた真北に伸びます。
その辺りに、西本願寺の宿坊である聞法会館が見えます。
今回ブログのメインでもあるのですが、
花屋町通から聞法会館に向かう予定ですので、
堀川通側からは聞法会館に向かいません。
(正確には今回ブログのメインは「がんこ西本願寺別邸」ですが、
そちらは聞法会館のテナントです)

西本願寺太鼓楼の北側で、堀川通から西を向いています。
この位置で堀川通から西へ花屋町通が伸びています。
花屋町通は
東本願寺だけでなく、西本願寺最北端の道です。
では、今回も花屋町通を西に進みます。

先ほどの写真に写っていた3F建て家屋に
貼り付けられた看板を大写ししました。
聞法会館の正面は堀川通沿いですので、
堀川通を北上するように案内されています。
また今回ブログのメイン「がんこ西本願寺別邸」も、
この看板に表示されています。

堀川通から、花屋町通を西に歩いています。
左(西)側の塀の向こうは浄土真宗本願寺派本山西本願寺で、
右(北)側には雑居ビルが並びます。
とは言え、雑居ビルには西本願寺関連の子会社が入っています。
(西本願寺が刊行する出版物を発行する出版社など)

堀川通から、花屋町通を約100m西に進みました。
目の前に横断歩道がありますが、
この辺りからは左(南)側だけでなく、右(北)側も西本願寺の敷地です。

その横断歩道の位置で、花屋町通から北を向いています。
こちらは、西本願寺の駐車場です。
実はかなり広大な駐車場で、聞法会館の裏側でもあります。

花屋町通から、西本願寺駐車場に入ってきました。
こちらは、南北に約200mあります。
さらに東西は、約100mの広さです。
西本願寺への参拝者は連日相当数いらっしゃるので、
この広さが必要なのでしょうね。

花屋町通から、西本願寺駐車場を約100m北上しました。
その位置で東を向くと、西本願寺宿坊の聞法会館の裏口があります。
「宿坊」とは、各神社仏閣が所有する宿泊施設です。
もともとは京都市以外から訪れた参拝者用の宿泊施設でしたが、
考えようによっては安価な宿泊施設です。
1Fがフロントと売店で、2F以上に宿泊可能な部屋が並びます。

この写真から、しばらく2023年6月15日木曜日午後1時20分です。
聞法会館フロント脇から、地階に降りてみました。
大浴場もあるらしいですが、宿泊していない自分には無関係です。
さらに地階の南西端に、「がんこ西本願寺別邸」があります。
京都市内を中心に展開する「がんこ寿司」のチェーン店ですが、
寺院内のテナントだけにお寿司だけでなく、
和食全般を提供する飲食店です。
ただ、こちらの昼食タイムは午前11時~午後2時までです。
ラストオーダーは午後1時半までなので、
前期ブログよりこちらを先に取材しました。

そういうわけで、がんこ西本願寺別邸に入ってきました。
先述の通りこちらは地階にあるのですが、
店舗の端に日本庭園があります。
しかも、しっかりと陽光が差し込んでいます。
この庭園は吹き抜けになっていて、
日本庭園の分地上には穴が開いています。
ですから、こちらは地階でも真上は青空です。
まぁ雨天のこの日は、雲が見えたのですが……

入店から約10分後に、こちらがやって来ました。
すでに1時半を回っているので、
先にラストオーダーを店員さんに尋ねられました。
ちなみに、その後からも西本願寺の職員さんが
「まだ間に合いますか?」と質問されながら入店されました。
「すみません、もうラストオーダーを聞き終えましたので……」
店員さんの答えに、皆さん残念そうに戻っていかれました。
自分が今回注文したのは、湯豆腐定食(1,680円)です。
寺院内のレストランですから、
なるべく生臭(動物性の食材)は避けようと思いました。

湯豆腐定食のうち、味付け海苔と赤だしの味噌汁です。
後述しますがご飯は結構多いので、
湯豆腐以外にも付いていたほうが嬉しいですね。

その後ろに、小鉢が並びます。
下段左から、春雨メインの中華サラダと千切りした沢庵です。
上段左から、モズクと出汁巻き卵焼きです。
湯豆腐が出来上がるまで、先にこちらでご飯を戴きます。

さらに、こちらが白米のご飯です。
しかも、小型ですが釜に入れて炊いたご飯です。
やはり炊飯器では出せない香りと、味の深みがいいですね。
小さくても、こちらの釜は茶わん3杯分入っていました。

そして、こちらがメインの湯豆腐です。
紙鍋の中に入っていますが、
真下に鉄鍋が入っているので火で燃えることはありません。
湯豆腐は通常豆腐だけ入れて戴くものなのですが、
こちらには生湯葉と壬生菜も入っていました。
また鍋に張ってある出汁も、昆布以外にも調味料が入っていました。
昆布の旨味以外にも、多少甘みも感じました。
もちろん昆布やしょうゆの塩加減が、前面に来ますが……
2023年6月15日木曜日午後1時半の写真は、ここまでです。

ここから、2023年6月15日木曜日午後3時に戻ります。
(つまり、先ほどの写真から約90分経っています。
その間、
前回ブログが入ってきます)
昼食を摂ってがんこ西本願寺別邸を出て、
聞法会館を裏口(西側)から出て、
西本願寺駐車場で南を向いています。
では、こちらを南下します。

聞法会館の裏口から、西本願寺駐車場を約100m南下しました。
ここで西本願寺駐車場を出て、花屋町通に戻ります。

西本願寺駐車場を背後に、花屋町通から南を向いています。
目の前に、西本願寺の門があります。
自動車やバスで西本願寺に来られた方は、
駐車場からこの門をくぐり西本願寺境内に入っていきます。
そして境内を左(東)に進むと、すぐに西本願寺阿弥陀堂です。
ちなみに目の前の建物は、西本願寺宗務総合庁舎です。

先ほどの横断歩道を渡り、
西本願寺駐車場の前から花屋町通を西に向いています。
ここからは、このまま花屋町通を西に進みます。
手前の方が雨傘を差されていますが、
この辺りから雨足がだいぶ強くなりました。

西本願寺駐車場の南門から、花屋町通を西に約100m進みました。
ここで花屋町通から右(北)側に猪熊通が伸びています。
この写真では左(南)側にも道があるように見えますが、
そちらに進むと西本願寺境内に入ってしまいます。

花屋町通から、猪熊通を北に向いています。
猪熊通は、堀川通と大宮通との中間に伸びる道です。
途中二条城で突き当たったり蛇行した堀川通に吸収されたりますが、
その北側でまた復活して、最終的には賀茂川の河岸に突き当たります。
さらに西本願寺の南側である七条通の南にも、
この猪熊通が伸びています。
こちらもかなり長くて、京都市伏見区を南北に貫いています。

今度は猪熊通から、花屋町通を西に向きました。
左(南)側は西本願寺境内が続きますが、
右(北)側は旧京都市立淳風小学校跡が続きます。

猪熊通から、花屋町通を約100m西に進みました。
目の前の横断歩道から、旧京都市立淳風小学校跡に入れます。
そして、その位置から校舎に入らずにグラウンドに向かえます。
小学校自体は廃校されているのですが、
グラウンドや体育館が、地域スポーツに現在も使用されています。

猪熊通から、花屋町通を約200m西に進みました。
ここで花屋町通は、大宮通と交差します。

花屋町通から、大宮通を北に向いています。
大宮通は、4車線の京都市街地としては大通りになります。
通り沿いに繁華街や商店街がいくつもあるのですが、
だんだん「シャッター商店街」も増えてきました。

今度は花屋町通から、大宮通を南に向きました。
横断歩道の脇に、「島原口」バス停が立っています。
約400m先の七条通沿いの左(東)側は
龍谷大学大宮学舎で、
右(西)側は
龍谷大学付属平安中高です。
どちらも、西本願寺が経営する学校ですね。

さらに大宮通から、花屋町通を西に向きました。
大宮通以西の花屋町通は「島原商店街」で、
さらにその西が元加害の島原です。
ただだいぶ雨足が強くなってきたので、
この日(2023年6月15日)はこれ以上写真を撮っていません。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、島原商店街を散策します~
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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報