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第2回 深緑の東福寺周辺 ~紅葉以前~  前編

事実上初めての今回は、
8月31日の東福寺周辺です。
東福寺といえば「紅葉」が有名ですが、

紅葉前の東福寺も
とてもきれいです。


実は、この辺りは自分の高校時代の通学路で、
かつては毎日見ていました。
前編は、最寄駅から
自分のかつての通学路との分岐点までを紹介します。

2-1.jpg
JRと京阪電鉄の東福寺駅です。
改札口やホームは違いますが、駅舎は同じです。
東福寺駅は京都駅から1駅目で、
京都駅から歩いても約30分で着きます。
朝と夕方には大谷高校と中学の生徒でいっぱいになります。

004.jpg
さっきの改札口を出て、右に曲がったところ。
大谷の生徒はこの反対側の道を行きます。
向こうに見える高架は、九条通です。

2-3.jpg
九条の高架下です。薬局の角を左に曲がります。

2-4.jpg
薬局の左の道です。左に見えるのが、九条通です。
突き当りが、第一日赤病院です。そこまで行きます。

2-5.jpg
先ほどの突き当りを左に曲がったところ。
ここより左が九条通です。右が東大路です。
分かりにくいですが、ここは道の角です。

2-6.jpg
先ほどの写真の反対を向いたところ。
こちらは、小路になっています。
こちらを進むと……

2-7.jpg
突き当りに向かうほど、小さな寺院が近づきます。
さらにそこから左を向くと……

2-8.jpg
このように風景が一変します。
周囲はすべて東福寺の末寺です。

2-9.jpg
先ほどの道の突き当りを右に曲がったところ。
曲がりくねっていますが、この辺は一本道です。

2-10.jpg
更に進んだ角にあるカエデの木。
あと少ししたら、ここも赤く染まります。

2-11.jpg
その角を曲がると、急に道が広がります。
ここをまっすぐ行くと、自分の母校に行きます。
後編は、約50m先を右に曲がり、
東福寺に向かいます。

~後編に続く~

追記:
京都の紅葉は、10月の下旬からです。
9月上旬から2か月はないので、
「1ケ月前」と書いたのですが、
これでは9月末には紅葉に染まるようにも
解釈できます。
それではいけないので、
9月11日に訂正しました。

~お詫び~
2011年9月15日から9月18日にかけて、
写真が混乱していました。
訂正して、お詫びします。

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第3回 深緑の東福寺周辺 ~紅葉以前~  後編

017.jpg
さて、前編の続きです。
前編の最後の写真の道をまっすぐ行くと、
自分の母校への通学路になります。
今回はその通学路から外れ、
上の写真の道しるべに従い、
前編の最後の写真から約50m先を
右に(南に)曲がります。

3-2.jpg
道しるべが差し示した小路です。
この左側は(東側は)東福寺です。
今回のブログは、この小路を進みます。

3-3.jpg
約30mほど進んだところ。
ここも、周囲はすべてカエデの木です。
(ここもあと少しで、赤く染まります)

3-5.jpg
更に進んだところ。
先に見えるのは屋根の付いた橋「臥雲橋」です。

3-6.jpg
更に臥雲橋に近づいたところ。
右側の白い看板に書いてあるように、
この橋は重要文化財です。
(この写真だと、字が小さすぎますね)

3-7.jpg
臥雲橋から見た風景です。
この深緑が、あと少しですべて赤く染まります。

3-8.jpg
反対側は、こんな風景です。
向こうに見える橋は、東福寺の中になります。

3-9.jpg
上の写真と同じところから撮りました。
欄干が見えないように撮りました。
この辺りの深緑も、あと少しで紅葉に変わります。
個人的には、
ここが京都の屈指の
紅葉ポイントです。


029.jpg
臥雲橋を渡りきったところ。
東福寺の山門が近づくにつれ、
周囲の木々の楓の割合も高くなります。

031.jpg
更に進んだところ。
この辺りは、深緑でも深緑なりにきれいなカエデです。

3-13.jpg
東福寺の山門です。
今回はブログの趣旨から
中には入りません。

3-14.jpg
山門からさらに真っ直ぐ(南に)進むと、
カエデが鬱蒼と茂っています。
京都の中で、自分の最も好きな場所の一つです。

3-15.jpg
更に南に約20m進んだところ。
まるでカエデのトンネルのようです。

3-17.jpg
東福寺の端に来ると、この小路も突き当りです。

3-18.jpg
突き当りを左(東)に向くと、こんな風景です。
分かりにくいですが、この先は住宅地です。

3-19.jpg
今度は右(西)を向くと、こんな風景です。
ここを下っていくと、
前編の最初にいた道に戻ります。
右(北)に曲がって約1kmでもとの東福寺駅ですが、
左(南)に曲がって約200mで京阪電鉄「鳥羽街道」駅です。


~次回は、
ここから、伏見稲荷大社まで歩くか、
清水寺→八坂神社の道を歩くかどちらかです~

追記:
約二ヵ月後にまた東福寺を紹介します。
今度は、完全に紅葉に染まった東福寺です。

追追記:
「あと1か月」と書くと、
「9月末に紅葉」と解釈できることに気づきました。
京都の紅葉の初めは、
10月下旬です。
2か月先ではないので、
「あと1ヵ月」と書いたのですが、
事実と食い違うので、
9月11日に訂正しました。

~お詫び~
2011年9月15日から9月18日にかけて、
写真が混乱していました。
ここに訂正して、お詫びしておきます。

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第4回 京都の道 ~本町通り~  東福寺から伏見稲荷

001.jpg
ここは、前回の記事の最後の写真と同じ場所です。
(前回の8月31日から2週間後の9月15日です)
ちょうど東福寺の前の通りの南の端で、
そこから西を向いたところです。
今回は、ここから本町通りを進み、伏見稲荷まで行きます。
一見何もない普通の道ですが、実はいろいろあるのです。
このブログで京都市内を散歩しているような気になっていただければ、
そんな風に考えています。


003.jpg
さっきの写真からそのまま100mほど進みました。
さっきの写真では小さかった門が大きく見えます。
この辺りは東福寺の末寺が並んでいますが、
この門を抜けると……


005.jpg
このように、普通の家並みに一変します。
でも、よくみるとここら辺にもいろいろあるのです。


006.jpg
上の写真ではトラックで見えませんでしたが、
道の突き当りに、このような看板があります。
今回は左折し、さらに南に進みます。


007.jpg
南を向いたところです。
この道は、本町通りといいます。
細いですが、京都市の東のメインストリートの一つです。
JR奈良線沿いということで東福寺駅や稲荷駅があり、
さすがに一方通行ですが、自動車量も多いのです。


008.jpg
先ほどのところから100mほど行くと、
このような寺院があります。
京都ではよくある風景です。


009.jpg
中央の祠の中にお地蔵さんが、祭ってあります。
京都では、各町内にお地蔵さんが安置されており、
それぞれの町内を見守っておられます。
京都市中のお地蔵さんのために各町内が
盆明け最初の日曜日に「地蔵盆」を行います。
この日は、町中の大人が中学生以下の子供を遊ばせたり、
お菓子などをあげたり、
子供たちの健康と安全を願い、
近くのお坊さんを呼んで祈祷してもらったりします。

ちなみに、左に写っているお豆腐屋はかなり美味で、
近所の人がよく買いに行きます。


010.jpg
さらに南へ50m進みました。
分かりにくいですが、
神社の向こうは十条通の東の端になります。


011.jpg
十条通を向いたところです。
この30m先に京阪電車の鳥羽街道駅があります。
その手前にJR奈良線の線路がありますが駅はありません。
ずっと向こうに、阪神高速のジャンクションがあります。


013.jpg
十条通を越え、さらに南へと進みます。
この辺は交通量も多く写真を撮ろうとすると、
何度も自動車が迫ってきました。


014.jpg
さらに200m南に行ったところにあるお店です。
だんだん伏見稲荷大社に近づいており、
「伏見人形」は伏見稲荷近辺にある
京都の伝統工業のうちの一つです。


015.jpg
先ほどの店より10mほど南にある脇道です。
分かりにくいですが、
ここから右(北)が東山区、
ここから左(南)が伏見区です。
つまり、ここが区の境です。


016.jpg
伏見区に入ると、商店が続くようになります。
この辺りは稲荷大社への参拝客目当ての土産物屋と
地元民が生活するための店が混在しています。
しかも、そのうちの何軒かはどちらも対象にしているので
それが面白いです。


018.jpg
また、お地蔵さんの祠です。
各町内ごとにあるので、本当によく見かけます。


021.jpg
さらに進むと交差点に出ます。
もう伏見稲荷大社は目の前です。


022.jpg
交差点の左を向いたところです。
伏見稲荷大社の裏参道になります。


023.jpg
今度は、右を向いたところです。
ここをまっすぐ行くと京阪電鉄の伏見稲荷駅です。


024.jpg
今回は、本町通りをさらに南に進みます。
ただその前に目の前の店に寄りました。
この「ねざめ屋」は、結構有名な名店です。
この日は、お酒とニシンの甘煮、ウズラの焼き鳥、
鯖寿司・稲荷ずし・巻きずしのセットを頼みました。
あと、にしんそば・ウナギとかも名物です。
本当はスズメの焼き鳥を(伏見稲荷名物。好物です)
注文したかったのですが、
夏場は旬ではないそうです。


025.jpg
ねざめ屋より10m南の肉屋です。
近所の人が買いに来ますが、観光客もよく入っていきます。
初詣の時は、よくから揚げの屋台を出しています。

026.jpg
さらに南を向いたところです。
伏見稲荷大社の表門のほとんど前です。
この50mほど先に、
JR奈良線の稲荷駅があります。


027.jpg
今回はここまでです。
次回は、この稲荷駅から伏見稲荷大社に入っていきます。

~お詫び~
2011年9月15日から9月18日にかけて、
写真が混乱していました。
ここに訂正して、お詫びします。

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第5回 1300年祭直前の伏見稲荷

今回は、前回の続きです。
JR奈良線の稲荷駅から伏見稲荷大社を参拝し、
京阪電鉄の伏見稲荷駅までを歩きます。
写真撮影日は、前回同様9月15日です。

5-1.jpg
稲荷駅の改札を出たところから東を向いて、
伏見稲荷大社を見たところです。
神社は、本当に駅前にあります。


5-2.jpg
本町通りをまたいで、神社の中に入ったところです。
現在1300年祭に向けた改修工事中です。


05-3.jpg
大鳥居を抜け、100mほど進みました。
伏見稲荷大社の山門前です。


033.jpg
山門の左手にある手水所です。先ずはここで手と口の中を清めます。


034.jpg
山門の中に入り、右(南)を向いたところ。
左側の神社は、東丸神社です。
江戸時代中期の歌人荷田春満(かだのあずままろ)を祭っています。
右側の家屋は、荷田春満が住んでいたところです。


035.jpg
東丸神社は、学問の神様(受験の神様)として知られています。
実はご利益が高いことで有名です。
そういえば、自分も大学入試の時はここで参拝しました。


036.jpg
東丸神社から左(東)に向くと、伏見稲荷大社の本殿です。
……のはずが、今は修復中です。


037.jpg
先ほどの本殿の裏に来ました。
ここが仮の本殿です。
自分はこの神社の氏子なので、ここでしっかり参拝しておきました。


038.jpg
仮本殿の左側です。
ここに向こうに抜ける道があります。
そこを抜けると……


039.jpg
このような石段があります。
ここを上がったところを右に曲がります。


040.jpg
すると、右側に鳥居が見えます。
今度はその鳥居を抜けると……


041.jpg
短い石段を上ると、更に右側にいくつもの赤い鳥居が並んでいます。


042.jpg
ここから千本鳥居が始まります。
つまり、ここから稲荷山登山が始まります。
今回はもう夕方なので、(午後5時近くで日が沈みかけていました)
ここから引き返します。


043.jpg
千本鳥居から振り返ったところです。
この石段を今度は降ります。


046.jpg
石段を降り切って、今度はこのまままっすぐ進みます。
左側の小さな石段が、先ほどの仮本殿です。
右側は、神具や伏見人形を売る店です。


048.jpg
だいぶ戻ってきました。
右側は、神具や伏見人形を売っているお店が並んでいます。
今度は目の前の鳥居をくぐり、
右側の裏参道を通ります。


049.jpg
先ほどの写真の鳥居の前です。
初詣の時にはこの一面露店が並びますが、
(毎年金平糖と山椒や七味を買って帰ります)
今は閑散としています。


051.jpg
50mほど進み、角を左に曲がったところ。
この辺りはスズメの焼き鳥屋が続きます。
(稲荷寿司やうどん・そばも出します)


052.jpg

先ほどの写真から20m進んだところ。
右の茶店は甘酒がおいしいのですが、
この日は(9月15日)暑かったので、
「ひやしあめ」を頼みました。
生姜が効いて、とてもおいしかったです。
ちなみに、左の店は伏見人形と玩具を売っています。
実は卸問屋もやっていて、かなり大きな店です。


053.jpg
茶店の前から西を向いたところ。
裏参道ももうすぐ終わりです。


054.jpg
先ほどの写真の鳥居を抜けたところ。
前回のブログで紹介した「ねざめ家」の前に出ました。
今度は本町通りをまたぎ、このまま直進します。
(ここを左折すると、最初の稲荷駅に戻ります)


055.jpg
「ねざめ家」の前から西を向いたところ。
この先の踏切は、JR奈良線のものです。


057.jpg
JR奈良線の踏切を渡ったところ。
左の公園は、かつて市電の停留所でした。

市電とは、40年前まで京都市内を走っていた
路面電車のことです。
この公園に自分が中学生のころ、
毎週日曜日によく読書をしに来ていました。
(宮沢賢治の童話を読んでいました)

先に見える緑の電車は、京阪です。


059.jpg
公園から20m進みました。
ここが京阪電鉄の伏見稲荷駅です。
伏見稲荷編も、ここで終了です。

~次回は、京都駅前から清水寺までを徒歩で制覇します。
ちょっと大変ですが、
ここにもいろいろあるのです。
ただ距離が長いので、
何回かに分けようと思っております~

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第6回 正面通商店街 ~京都駅から清水寺へ その1~

今回から3回にわたり、
京都駅から清水寺までを歩いた記事を書きます。
9月22日木曜日、彼岸の中日一日前に写真を撮影しました。

かなりの長距離で、
撮影しながらとはいえ90分もかかってしまいました。
道も多少複雑なので、
観光で来られる方には決してお勧めできないルートです。

ただ、先年亡くなった祖父は盆と彼岸のたびに
この道を歩いて大谷本廟にお参りし、
その後八坂神社まで散策するこのルートに
当時幼稚園児だった自分と妹を連れて行ってくれました。
ですから、体力的には不可能なルートではありません。

では、さっそく始めましょう。

6-1.jpg京都駅の正面改札口から見た風景です。
まずは、ここから始めます。


6-2.jpg京都駅の北側(塩小路側)から駅を出て、北を向いたところです。
ここ塩小路通りを右(東)に向いて進みます。
ちなみに、前にあるのが北側の市バスターミナルです。


IMG_0104.jpg東を向いたところです。
ここをまっすぐ進みます。


6-4.jpg京都駅も東の端に来ると、
だんだん塩小路通りも細くなっていきます。
目の前のアーケードは、タクシー乗り場です。


6-5.jpg塩小路通りと東洞院通との交差点です。
京都駅とはここで別れます。
ここら辺から、塩小路は4車線の太さになります。


6-6.jpgさらに50m東へ進み、高倉通との交差点に出ました。


6-7.jpg高倉通を右(南)に向いたところ。
このまま進むと、高倉陸橋(たかばし)に行きます。
目の前の赤い看板は新福菜館のもので、
その向こうに第一旭総本店があります。
どちらも京都を代表するラーメン屋です。
今回はこちらには進まず、
塩小路をさらに東へ進みます。


6-8.jpg先ほどの交差点から、20mほど進みました。
最初の高瀬川の橋です。
目の前の建物は交番でしたが、
その交番も、もう少し東に移動しました。


6-9.jpg高瀬川から、10mほど進みました。
河原町通との交差点です。
河原町通といっても、繁華街の「河原町」とは約3km離れています。
この辺りは、とても静かです。
ここから、塩小路は2車線とさらに細くなります。
ちなみに、右の建物は移転した交番です。


6-10.jpg交番の前から、北を向いたところ。
今度は、この河原町通りを北に向かいます。


6-11.jpg河原町通を北へ20mほど進みました。
二度目の高瀬川です。
さらに北に向かいます。


6-12.jpg七条河原町の交差点です。
ここを西に行くと、東本願寺に行くことができます。
東なら、三十三間堂や国立京都博物館に行くことができます。
今回は、河原町通りをそのまま北上します。


6-13.jpg七条河原町を少し北に行ったところにある祠です。
中には、やはりお地蔵さんがいらっしゃいます。
お地蔵さんについては、第4回で詳しく書いています。
(そちらも読んでください)
さらに、河原町通りを北に進みます。


6-14.jpg七条通りから北に30m進むと、数珠屋町通に出ます。
ここから河原町通の西側に延々と土塀が見えます。
これは渉成園(別名枳殻邸)といって、東本願寺の別邸です。
中に国宝の仏像が安置されています。


6-15.jpg数珠屋町通からさらに北に向かいます。
やはり河原町通の西側に、渉成園が見えます。


6-16.jpgまたさらに北に向かいます。
相変わらず、西側に渉成園が見えます。
目の前の横断歩道は、正面通のT字路です。


6-17.jpg河原町通から東を向いて、正面通を向いたところ。
今度は河原町通とは別れ、この細い道を進みます。


6-18.jpg河原町通から東へ約5m進んだところ。
土手町通との十字路です。


6-19.jpg正面通と土手町通との十字路に、このような石があります。
これは、100年以上前からあります。
さて、この石は何のためにあるのでしょう。
次の三つから選んでください。
1.一里塚(一種の標識)
2.魔よけのご神体
3.台車を右折や左折させるときに使った
答えは、第9回のブログに載せます。
実は、亡くなった自分の祖父が教えてくれました。


6-20.jpg土手町通からさらに東に30mほど進みました。
またまた高瀬川です。


6-21.jpg高瀬川の橋の上から川を見ました。
春になると、この辺も桜がきれいに咲きます。


6-23.jpg高瀬川の橋を渡りきったところです。
この辺りは商店街で、時間帯によっては賑やかになります。
目の前のお屋敷はもともと眼科医だったのですが、
今は移転して医療機器の博物館になっています。
その先のビルはかるた屋で、花札なども売っています。


6-24.jpgまた、お地蔵さんの祠です。
面白いのは、ここのお地蔵さんには賽銭箱が付属しています。


6-25.jpgお地蔵さんから10mほど東に行きました。
間もなく、鴨川の橋です。


6-26.jpg鴨川の橋の上から東を向いています。
正面奥に、うっすらと清水寺が見えます。


6-27.jpg川を渡り切ると、川端通りとの交差点です。
正面通はさらに続きます。
前の和菓子屋「甘春堂」は、食べられる茶椀を作って有名になりました。


6-28.jpg川端通りを通り過ぎても、商店街は続きます。
目の前にあるのは、川魚専門の料理屋です。
たまに、舞妓さんが来たりします。


6-29.jpg前の通りは、本町通りです。
ここから南へ約2km行けば、第2回のブログの冒頭シーンに行くことができます。
(さらにもう1km行くと、第4回の初めの方に行くことができます)
そして、ここから急に正面通の幅が広くなります。


6-30.jpg正面通もこの辺りは4車線です。


6-31.jpgここは、耳塚です。
文禄の役(1592年)の際、倒した朝鮮人の数を調べるために片耳を削ぎ、
それを豊臣秀吉に見せる武将が多くいました。
秀吉は、その数多くの耳をここに埋めて弔いました。
一旦荒廃したのですが、明治時代に人々の寄付金によって復活しました。


6-32.jpg耳塚横の公園です。
この公園の先で、正面通は終わります。


6-33.jpg正面通の突き当りに、豊国神社があります。
ご神体は、豊臣秀吉です。

~今回はここまでです。
次回は、豊国神社から大谷本廟まで行きます~

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第7回 豊国さんから馬町へ ~京都駅から清水寺へ その2~

6-33.jpgここは前回の最後の写真の豊国神社です。
今回は、この豊国神社から馬町を越えて大谷本廟まで行きます。

なお、写真の大半は前回同様9月22日のものですが、
それだけでは写真が少なかったので、
9月29日に追加撮影しました。


7+2.jpg豊国神社の脇にもこのようなお地蔵さんがいらっしゃいました。


7-3.jpg豊国神社の鳥居を抜けたところです。
ここ豊国神社は、豊臣秀吉が自らを神格化するために建立しました。
地元では、「豊国さん」と呼んで親しんでいます。
毎年5月第二日曜日のお祭りでは、前回紹介した正面通に露店が並びます。


7-4.jpg豊国神社の手水所です。
先ほどの位置の左側になります。


7-5.jpg正面に行くと、本殿です。


7-6.jpg右手には、宝物殿があります。
社会科の教科書によくある豊臣秀吉の肖像画があります。


7-7.jpg左手は、末社のお稲荷さんがあります。
さらに左に抜ける道があります。
今回はその左(北)の道から隣のお寺に入ります。


7-8.jpgここは、豊国神社の北隣の方広寺です。
ここも、豊臣秀吉が建立しました。


7-9.jpg方広寺の本堂です。


7-10.jpg方広寺の鐘です。
右側の白く囲まれたところに、
「国家安康」
と書かれています。
これが、豊臣氏が滅亡するきっかけとなった
「大坂の冬の陣」(1614年)の名目となりました。
(「家」と「康」を分ける→家康の首を切る呪いという理屈)


7-11.jpg豊国神社と方広寺の駐車場との間にある東に続く細い道です。
今回はここを抜けます。


7-12.jpg細い道の途中です。
右が豊国神社で、左が方広寺の駐車場です。


7-13.jpg方広寺の駐車場です。
今は普通の駐車場ですが、
かつてここに木製の大仏が安置されていました。
(約40年前に火災で焼失しました)
1588年の刀狩で集められた武器から作られた大仏でした。


7-14.jpg細い道を抜けたところ。
今度はここで左折します。


7-15.jpgさっきの場所で左(北)を向いたところです。
左手の土塀は、方広寺の駐車場です。
とりあえず、突き当りまで行きます。


7-16.jpgその突き当りで、右(東)を向いたところです。
今度はこの緩やかな坂道を進みます。


7-17.jpg先ほどの位置から、約20m進んだところです。
完全な住宅地です。


7-18.jpg緩やかな坂道を登りきると、
東大路通りに突き当たります。


7-19.jpg
東大路通を左(北)に向いたところです。
東大路通は4車線の道ですが、観光地に近いこともあって、
京都では最も渋滞しやすい道の一つです。
ここをさらに北へ向かいます。


7-20.jpg馬町の交差点です。
向こうに見える高架は、国道1号線です。(五条通りです)


7-21.jpg馬町の交差点を東の方を向いたところです。
こちらの道は渋谷街道(しぶたにかいどう)といって、
音羽トンネル付近で国道1号線と合流します。
なかなか雰囲気のある商店街が続くのですが、
今回は東大路を北に進みます。


7-22.jpg馬町の交差点から10mほど北に
またお地蔵さんがいらっしゃいました。
お地蔵さんは、「京の道」の象徴ですね。


7-23.jpgさらに北に進み、東大路通と五条通りの交差点です。
この辺りを「五条坂」といいます。
真上の高架は、約200m西で五条通りと合流します。
とりあえず、五条通りを渡ります。


7-24.jpg横断歩道を渡っている途中です。
五条通りは、京都では珍しい6車線です。
(他の6車線は堀川通りくらい)
また、この辺りは清水焼の店が並んでいます。
目の前の店も陶磁器を売っています。
毎年8月上旬にこの辺りで「陶器市」が開かれます。



7-25.jpg
五条坂の交差点にある大谷本廟です。
今回は、ここまでとします。

~次回はこの大谷本廟の墓地を抜け、清水寺に入ります~

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プロフィール

ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

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サイドバーの説明をします。
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「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
いただきました。

「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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シリーズごと読むなら、こちらから
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