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第10回 産寧坂から二年坂 ~清水寺から平安神宮~その1

実に1か月ぶりの更新です!
一時期3日に1回の割合で書いていたので、
もう少しゆっくり書いたほうがいいかな、
と思い、少しペースダウンしようとしたのですが、
ちょっと間が開きすぎました。

今回は前回の続きで、
清水寺の山門からさらに歩いていきます。
自分が幼稚園児だったとき
亡くなった祖父と歩いた道でもあります。

撮影日は11月3日の文化の日。
祝日の上に修学旅行とも重なり、
人、人、人であふれていました。
(それはそれで楽しいものです)
ここから平安神宮まで
計五時間の徒歩でした……

では、始まり始まり。

10-1.jpg前回の最後の写真の池から右に折れると、
仁王門に戻ります。
ここは、その仁王門から真下の参道を見た所です。
西を向いています。
観光客でごった返しています。
そのはるか向こうに京都市街地が、かすかに見えます。
今からこの道を進みます。


10-2.jpg仁王門の石段を降り、
少し進んだところです。
この道は松原通りで、
室町時代までは「五条通り」と呼ばれていました。


10-3.jpgさらに10mほど進みました。
細い道の両側に土産物屋が並んでいます。


10-4.jpg途中の道にある小さな寺院です。
ここは修復中に見えるのですが、
確か20年以上前からこのままだったような気がします……
どうなんでしょうか?


10-5.jpgそのままさらに100mほど進みます。
右手には北山に本店がある「マールブランシェ」の支店があります。
(さすがにケーキは売っていないようですが)
最近、京都の有名どころのお店が
この辺に支店や出店を出すことが増えています。


10-6.jpgさらに50mほど進むと、分かれ道になります。
目の前のお店の右側が松原通りで、
そのまま急な坂道を下り続けると、
「清水道」のバス停に出ます。
左に曲がると、観光バスの駐車場があり、
2車線の道を下り続けると、
「五条坂」のバス停に出ます。
(第7回ブログの最後の写真の場所である大谷本廟の前です)
今回は、そのどちらの道も進みません。
その手前にある北に曲がる石段(産寧坂)を下ります。


10-7.jpgその産寧坂の曲がり角です。
ここから北に向かいます。
そのまま北に向かい続けると、最終的に平安神宮まで続きます。
そこまではかなり遠いのですが、今回は無理して行ってみました。
(何時間もかかりました……お勧めはできません)
たぶん、4回くらいにわたって書くことになります。

ちなみに、祖父とは八坂神社まで行って
あとは路面電車で帰っていました。
(路面電車は約30年前に廃止)

ちなみに、左に見える店は「七味家本舗」です。
オーダーメイドで配分の違う七味を作ってくれます。


10-8.jpg産寧坂の下り口にある石碑です。
「東山散策道路 京の坂みち 三年坂(産寧坂)より高台寺」
このように書かれています。


10-9.jpgここから産寧坂を下ります。
この辺りから、一番京都らしい風景が続きます。


10-10.jpg産寧坂を下る途中です。
木造の雰囲気のある家屋が続きます。
このまままっすぐ進みます。


10-11.jpg産寧坂を下りきったところにある清水焼のお店です。
もともとこの辺りは、このような焼き物のお店が多かったのですが、
だいぶ減ってきました。


10-12.jpg先ほどの焼き物のお店の向かいです。
ここは「興正寺本廟」といって、
堀川七条の交差点にある興正寺の墓地がこの先にあります。


10-13.jpg先ほどの場所から5m進むと、
今度はこのようなお店がありました。
先ほどのお店同様
自分が幼稚園児の頃からあった数少ないお店の一つです。


10-14.jpgイノダコーヒーの支店が、ここにありました。
イノダコーヒーは、京都で一番有名な喫茶店です。
大正時代や昭和初期の雰囲気のあるお店です。
個人的には、ウィンナーコーヒーをよく頼みます。
今回は、中に入りませんでした。


10-15.jpgイノダコーヒーから5mほど行くと、
有喜屋吉晴庵があります。
ここは京都でも代表的な蕎麦屋のうちの一軒です。
京都はそばも名物です。
特に、京料理の定番の魚の乾物を使った
ニシンそばが有名です。
正午過ぎということもあり、
のれんの前に行列があります。
自分も入ろうとしたのですが、入れませんでした。
(おかげで、昼食抜きになりました)


10-16.jpg有喜屋さんから50mほど進むと、
お地蔵さんがいらっしゃいました。
このブログの象徴ともいえるので、
撮影させていただきました。


10-17.jpgお地蔵さんの北隣りです。
なかなか雰囲気のあるお店です。
どちらの店も、自分が幼稚園児の頃にはありました。


10-18.jpgこの辺りから、
この道は左に(西に)カーブしていきます。


10-19.jpgさらにこの道を進みます。
ここまでカーブすると、
完全に真西に進むことになります。


10-20.jpgこの道は、真西にカーブした後はまっすぐになります。
この辺りから、この道は「八坂通り」になります。
法輪寺(八坂の塔)を通り過ぎた後は、
東大路通りを通過し、建仁寺に至ります。
今回は目の前の白いのぼりがある辺りから右に折れ、
さらに北を目指します。


10-21.jpg先ほどののぼりの辺りで、右(北)を向いたところです。
この石段が、二年坂です。
二年坂からは、まっすぐ北に伸びる道が続きます。
その向こうに見える木々は、
高台寺の敷地に生えています。

もちろんこのまま進んでいったのですが、
今回はここまでとします。

~次回はこの二年坂から進み、
高台寺の参拝辺りまでを書きたいと思います~

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第11回 紅葉初めの高台寺~清水寺から平安神宮~その2

11-1.jpg
前回のブログの最後の写真とほぼ同じ位置から撮りました。
二年坂の上から、北を向いています。
今回はここ二年坂を下り、
高台寺の境内に入ります。


11-2.jpg
二年坂を下ります。
風情のある石段を下りていきます。
ただ、その前に……


11-3.jpg
坂道の途中にあるこの店に寄ります。
ここは「かさぎや」です。
ぜんざいやしるこ・はぎもちなど、甘味中心の茶店です。
この日は、しるこを食べました。
(ここの名物は、はぎもちなのですが)
お味もいいのですが、
女将さんのほっこり休める気遣いが
この店の隠れた名物です。


11-4.jpg
二年坂を下りたところです。
ここも観光客でぎっしりです。
この辺りは、
土産物屋よりも茶店や蕎麦屋が多いです。


11-5.jpg
先ほどから約30mほど進みました。
両隣が清水焼の店です。
この道をさらに北に進むのですが……


11-6.jpg
ここにもお地蔵さんがいらっしゃいました。
ここの方は、提灯とお花が供えられています。


11-7.jpg
さらに50mくらい歩きました。
右手の建物は、「おめん」という店です。
本店は四条御幸町にあるうどん屋さんです。
左手は「釜座」という茶店ですが、
花見の時期や祇園祭の時期には
抹茶のペットボトルを販売します。
とりあえず、目の前の突き当りまで行きます。


11-8.jpg
その突き当りを右(東)向いたところです。
右の石碑は「京都霊山観音神社」と書いてあります。
石の鳥居を過ぎると、急な上り坂になります。
少し山の中に入ると
坂本龍馬などの勤王の志士のお墓があります。
その直前でさらに右(南)に曲がると、
「幕末維新ミュージアム」があり、
そのまま南に行くとさらに右(西)に曲がり、
最終的に第10回ブログの興正寺本廟と
イノダコーヒーの前に出ます。
今回は、こちらには向かいません。


11-10.jpg
先ほどの写真の反対側(西側)を向いたところです。
右側の自動車は、コインパーキングです。
このまままっすぐ行くと、
東大路通りに出ます。(東山安井バス停付近です)
今回は、この道を50mほど進んだ後、
さらに右(北)に曲がります。


11-9.jpg
この辺りの説明がややこしいので、
この地図を見てください。
二寧坂道を今まで北に進んできたのですが、
鳥居がある辻を左に曲がり、
さらに右に曲がってねねの道を北に進みます。


11-11.jpg
先ほどの辻を左(西)に曲がった後、
コインパーキングが途切れたあたりで右(北)を向きました。
ここからが、「ねねの道」です。
はるか先に、大雲院の「銅閣」が見えます。


11-12.jpg
ねねの道を北に進みます。
左側(西側)は、いろいろなお店が並んでいます。
右側(東側)の木々は、少しずつ紅葉が始まっています。
この日が11月3日なので、
このブログがアップされる頃には、
ちょうどいいくらいになっているでしょう。


11-14.jpg
先ほどの写真から10mほど進み、
右(東)を向きました。
石段を上がると、
高台寺公園」という児童公園です。
今回はこちらに向かわず、そのまま北に進みます。


11-15.jpg
さらに、北に向かいます。
20mほど先で道が急にせまくなります。
今回は、その手前から高台寺に入ります。


11-16.jpg
ねねの道が急にせまくなる直前です。
目の前にある看板のとおりに
ここから高台寺に入ります。


11-17.jpg
先ほどの写真を右(東)に曲がり、
細く急な石段を上ります。
なかなか雰囲気のあるところです。
高台寺は、この先にあります。


11-39.jpg
石段を上りきり、山門をくぐったところです。
目の前のまっすぐな道は、帰りの順路です。
高台寺への順路は、左に曲がります。
今回は、その前に右に行ってみます。


11-19.jpg
先ほどの写真の辻の南東角にある「高台寺天満宮」です。
ここも、お参りしておきました。


11-20.jpg
高台寺天満宮の周囲には、「マニ車」がありました。
マニ車は、インドの仏教寺院などによくあって、
これを一回転させるごとに、一回読経したことになります。


11-21.jpg
さらに南に進むと、大きな駐車場に出ます。
そして、その東側には……


11-22.jpg
とても大きな霊山観音が鎮座されています。
この日(11月3日)は、前でフリーマーケットをやっていました。
この辺りで、高台寺の山門の前の辻に戻ります。


11-18.jpg
高台寺の山門をくぐった先の辻から
左(北)を向いたところです。
目の前に勅使門が見えます。


11-24.jpg
勅使門の前の看板の順路に従って進みます。


11-25.jpg
その先にある受付で、チケットを買います。


11-26.jpg
これが、そのチケットです。


11-27.jpg
受付を通り抜け、書院の前に来ました。
今回は、ここに入りました。


11-28.jpg
ここから中に入ります。
書院以外にも、方状や庫裏にも入れます。
ただ、さすがにこの中の撮影はまずいので、
外に出た後から写真は再開です。


11-29.jpg
書院から出て、偃月池を見たところです。
目の前の回廊を渡ると
池の中央に観月台という三畳ほどの建物があります。
約20年まえに来たときは、
そこからとてもきれいな景色が見られたのですが、
今は老朽化が進み、その中に入れません。


11-30.jpg
回廊を渡らないので、回り道して庭園を歩きます。
紅葉が始まっています。
自分は、このくらいの紅葉が好きです。


11-31.jpg
開山堂と臥龍廊です。
先ほどの回廊を通れば、ここに直通でした。
開山堂には、高台寺初代住持の三江紹益禅師が祀られています。
さらに東の方の坂を上ります。
臥龍廊を通ると早いですが、
ここも今は入れません。


11-32.jpg
入れないので、遠くから臥龍廊を撮りました。
本当は、ここから見た景色もきれいなのですが……


11-33.jpg
臥龍廊は、この霊屋まで続いています。
霊屋は、豊臣秀吉の正室「ねねの方」のご遺体が安置されています。
考えようによっては、
この建物自体がお墓です。
今回は、霊屋からさらに東の山道を上ります。


11-34.jpg
この辺りは、本当に急な上り坂です。


11-35.jpg
急な坂道を上りきると、
傘亭と時雨亭という二つの茶室があります。
どちらも千利休の意匠です。


11-36.jpg
傘亭です。
屋根が本当に傘のようです。


11-37.jpg
時雨亭です。
二階建ての茶室は、かなり珍しいです。
高台寺の一番奥に来ました。
ここから坂道を下りて、もとの山門前に戻ります。


11-38.jpg
ずっと坂道を下りていくと、
山門前の辻に戻ります。
この山門から高台寺を出ます。

今回は、ここまでです。

~次回は、円山公園・八坂神社に向かいます~

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第12回 紅葉桜の円山公園~清水寺から平安神宮~その3

12-1.jpg
前回の最後の写真の高台寺の山門をくぐったところです。
今回はこの石段を下り、
円山公園・八坂神社を通って、祇園に向かいます。
撮影日は、11月3日文化の日。
だいぶ日がたっているので、
このブログをアップした時は
この写真より紅葉はだいぶ染まっています。


12-2.jpg
石段を下り、北を向いたところです。
この石畳の道を進みます。


12-3.jpg
先ほどの写真からも見えた
緑ののぼりが立っているところまで来ました。
ここは、かつて「文の助茶屋」という茶店があったところです。
いまは「都路里」という茶店が入っています。
また、ここから掌美術館にも入れます。
(高台寺の入場券にこの美術館のチケットがついています)


12-4.jpg
都路里の向かいに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらは、大日如来です。
京都のお地蔵さんには、
大地蔵菩薩と大日如来の2種類いらっしゃいます。
(実は、それぞれ地蔵盆の日が違います)


12-5.jpg
さらに少し進みました。
左(西)側の生け垣の向こうに、ツバキの木があります。
右(東)側は、カエデではないのですが、
ポプラとか紅葉が茂っています。
(11月3日段階では、まだ深緑ですが)
11月下旬の夕方、
この辺りは夕焼けと紅葉で真っ赤になります。
(この写真は、午後3時ごろ撮影)
ここが東福寺の臥雲橋と並び、
自分の最も好きな京都の景色の一つです。


12-6.jpg
さらに100mほど進みました。
大雲院で、この「ねねの道」は終わります。
この道を右(東)に曲がります。


12-7.jpg
「ねねの道」の突き当りから右を向いたところです。
向こうに、東山の山並みが見えます。
この道を30mほど進みます。


12-8.jpg
はっきりとした境目はないのですが、
この辺りから祇園といえます。
このまま東に進むと、「菊の井」など
祇園の高級料亭が何軒かあります。
今回はそちらではなく、
左(北)に曲がります。


12-9.jpg
先ほどの写真の右側にある石碑です。

右 南 高台寺 清水寺
左 北 円山公園 知恩院

こう書いてあります。


12-10.jpg
先ほどの場所から、北を向いたところです。
この道をずっと真っ直ぐ行くと、
円山公園→知恩院→青蓮院→岡崎公園→平安神宮
このように続きます。
(かなりの長距離ですが、今回は本当に歩きました)


12-11.jpg
少し北に進みました。
右(東)側は、円山音楽堂です。
かつて京都でフォークソングが流行しましたが、
ここがその発信地でした。
この日は、どこかの政党が政治集会をしていました。


12-12.jpg
円山音楽堂の向かいです。
大雲院の正門です。
ここには、銅製の楼閣があります。
この「銅閣」は、前回のブログの写真にも写っています。


12-13.jpg
さらに北に向かいます。
少しずつ、円山公園の木々が見えてきました。


12-14.jpg
さらに少し北に進み東を向くと、大谷祖廟があります。
ここは東本願寺の霊園です。
(西本願寺のものは、以前このブログで出てきた大谷本廟)


12-15.jpg
先ほどの写真から、
北に10mほど行き、西を向くと長楽館があります。
明治時代に建てられた洋館です。
1Fはレストランで、2Fより上が女性客専門のホテルです。
中は、洋館独特の装飾で趣があり、
ガイドブックにもよく載っています。


12-16.jpg
長楽館の前から北を向きました。
この車止めを越えると、
もう円山公園です。


12-17.jpg
車止めから10mほど進むと、広場に出ます。
ここをまっすぐ進むと、知恩院に出ます。


12-18.jpg
広場を右(東)に向きました。
池の向こうは、一面の桜の木です。
ここは、京都で一番有名な花見スポットです。
今は、秋です。
この桜の木々も少しずつ紅葉していきます。


12-19.jpg
広場を左(西)に向きました。
正面の木が、「枝垂桜」です。
東山魁夷画伯の絵で有名ですが、
いったん枯れかけたため、今は花をつけません。
その左側に見えるのは、
八坂神社の倉庫です。
中には、祇園祭で使われる山鉾が収められています。


12-20.jpg
先ほどの枝垂桜の右(北)側にも道があります。
今回は、いったん今の道を外れ
ここを進みます。


12-21.jpg
桜の木々の向こうに、茶店が見えます。
ここは、春の花見シーズンには大忙しになるのですが、
秋の紅葉シーズンは、それほど賑やかではありません。


12-22.jpg
さらに少し西の方に歩きます。
この辺りの桜は、紅葉が始まっています。
桜の紅葉も、なかなかきれいです。
そろそろ八坂神社の鳥居が見えてきました。


12-23.jpg
この鳥居から向こうは、八坂神社です。
この鳥居をくぐって、先に進みます。


12-24.jpg
鳥居をくぐって八坂神社に入りました。
この辺りは、荘厳で独特の雰囲気があります。
今回は、ここを左(南)に曲がります。


12-25.jpg
先ほどの場所から、左(南)を向きました。
ここを突き当りまで進みます。


12-26.jpg
その突き当りから右(西)を向いたところです。
ここは本殿の前なので、急ににぎやかになります。
この日は祭日ということもあって、
本殿の前で神楽が舞われていました。


12-27.jpg
八坂神社の本殿です。
もともとここは、祇園寺という仏教寺院でした。
八坂神社はその末社の一つだったのですが、
明治時代に入り、「廃仏毀釈」により
(日本を神道化するため仏像や仏具を破棄する運動)
ここは神社になりました。
(そもそも「祇園」という言葉自体仏教用語です)


12-28.jpg
先ほどの神楽が舞われていた場所から
少し西に向かったところです。
ここに、社務所にあります。
この日は、「七五三」の参拝者でいっぱいでした。
京都市民の七五三は、
自分の氏神で済ますことも多いのですが、
八坂神社まで出かける人も多いのです。
実は、自分も(40年ほど前ですが)この神社で
七五三をしました。


12-29.jpg
社務所の前を通り過ぎ、
さらに西へと向かいます。


12-30.jpg
短い石段を下りると、
この日は祝日ということもあって
露店が並んでいました。
(平日は、この辺りは閑散としています)


12-31.jpg
この日は紅葉の見物だけでなく、
七五三・修学旅行生など
本当に多くの参拝者でにぎわっていました。


12-32.jpg
さらに10mほど進むと、
八坂神社の山門のところに出ます。


12-33.jpg
山門をくぐったところです。
ここから西に四条通が伸びています。
祇園の街並みを通り過ぎて
約1km先に四条河原町の交差点があります。
南北に通っているのは、
時折このブログにも登場する東大路通りです。
今から約40年前に祖父とこの道を歩いた時は、
この前にあった停留所から
市電(路面電車)に乗って帰りました。
今回は、ここまでとします。

~次回はここから円山公園の中に引き返し、
知恩院に向かいます~

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第13回 秋の知恩院 ~清水寺から平安神宮~その4

13-1.jpg
ここは、四条通の東の突き当り八坂神社の石段下です。
前回のブログの最後の写真の反対側から撮りました。
ちょうど真東を向いたところです。
今回は、ここから再び八坂神社に入り、
円山公園から知恩院へ向かいます。
撮影日は、11月3日の祝日です。
清水寺からの強行軍もほぼ7割が終わり、
この時点では午後3時ごろでした。


13-2.jpg
先ほどの石段を上がり切りました。
ここから右に曲がれば、八坂神社の本殿があります。
そちらには前回行きましたので、
今回は左の裏道を行きます。


13-3.jpg
今回は、こちらの道に行きます。
奥の建物は、絵馬などを奉納するところです。


13-4.jpg
先ほどの道を東の方に向かい、さらに進みます。
右側の石垣の上には、
前回ブログで紹介した八坂神社の本殿があります。


13-5.jpg
この辺りは木々が鬱蒼と茂り、
神聖で荘厳な雰囲気を作り出しています。
この辺りにいろいろな末社があります。


13-6.jpg
その末社の一つ厳島社です。
本社は広島県にあるあの厳島神社です。


13-7.jpg
次は、刃物社です。
小さな祠のようですが、
ちゃんと独立した神社です。
祇園などで働く板前さん(和食の料理人)が
ここによくいらっしゃいます。


13-8.jpg
前回ブログにも出てきた円山公園との境目にある鳥居です。
こちら側から撮ると薄暗く
この辺り独特の雰囲気がよく出ています。
ここから、再び円山公園に入ります。


13-9.jpg
前回ブログで歩いた道を逆方向(東)に進んでいます。
向きが変わっただけで、だいぶ印象が違います。


13-10.jpg
枝垂桜と時計台のある円山公園の中央の広場に着きました。
ここから左(北)を向き、
再び平安神宮へ歩いていきます。


13-11.jpg
先ほどの地点から左を向きました。
このまま北へと向かいます。


13-12.jpg
先ほどの写真から少しだけ進みました。
向こうの門には小さく
「総本山 知恩院」
こう書いてあります。

左側のお店は、「平野家」です。
屋号にある「いもぼう」が、この店の名物です。
「いもぼう」は、エビイモ(大きな里芋)という京野菜と
棒だらを炊き込んだ京料理の原型といえるものです。
ここはそれほど高くはありませんが、
きちんとした京料理を出すお店です。


13-13.jpg
先ほどの門をくぐりました。
ここから、急に4車線の広い道になります。
この道は平安神宮まで続いており、
「神宮道」といいます。
ちなみに向こうの案内状の向こうは、
大きな駐車場とタクシー乗り場です。


13-14.jpg
先ほどの写真から右(東)を向きました。
華頂山知恩院の大きな三門です。
いつ来ても、この大きな門には圧倒されます。
この写真をよく見ると、
2階部分にたくさん人がいるのがわかります。


13-15.jpg
山門をくぐったところです。
目の前の急な石段は、男坂です。
この右(南)に、女坂という緩やかな坂もあります。
今回は、この男坂を上ります。


13-16.jpg
男坂を上りきったところに、こんな仏塔がありました。
他の寺院のように、仏塔は境内の端にあります。


13-17.jpg
男坂を上りきったところです。
目の前は、広場になっています。
まだ法然上人の800年忌の準備でしょうか、
あちこちで工事中でした。
ちょっと疲れたので、
右側にある泰平亭という休憩所に向かいました。


13-18.jpg
泰平亭の自動販売機で、
こんなものを売っていました。
なんとなく面白いので、買ってみました。
お味は……まぁ「お茶」でした。
(他に言いようがないので)


13-19.jpg
法然上人の御影をまつっていることから、「御影堂」といます。
ここが、まぁ本堂といえます。
結構大きな建物なので、
いつ来ても圧倒されます。
この奥にもいろいろあるのですが、
さすがに屋内を撮影するのはまずいので、
これより奥は撮っていません。


13-20.jpg
御影堂の向かいにある宝仏殿です。
この建物の左側(東側)に向かいます。


13-21.jpg
その左側です。
ここから、先に進めます。


13-22.jpg
宝仏殿の裏側です。
この石段から「大鐘」に行くことができます。


13-23-1.jpg
11月19日に訂正です。
11月18日に再び知恩院に行って、
大鐘を撮影してきました。
ほんとに大きな鐘です。
知恩院は、なんでも大きいようなイメージがあります。


13-23-2.jpg
さらに、別の角度からも撮ってみました。
この鐘は、12月31日の「除夜の鐘」で有名です。
NHKなどの中継で出てくるのが、この鐘です。


13-24.jpg
「大鐘」の石段を下り、
宝仏殿の横に、納骨堂がありました。
やはり知恩院のものは、荘厳な感じがします。


13-25.jpg
納骨堂の周囲は、紅葉が始まっていました。
撮影日の11月3日からもう何日もたっています。
ただ、11月18日に再び行った時も
それほど紅葉は進んでいませんでした。
(今年は、本当にゆっくり紅葉します)


13-26.jpg
先ほどの男坂の上ったところまで戻ってきました。
今度は、女坂の方から石段を下ります。


13-28.jpg
緩やかな方の女坂です。
こちらの紅葉は、だいぶ染まっています。
右側の茂みの向こうに、三門が見えます。


13-29.jpg
女坂を下りきりました。
今度は右側の山門からではなく、
左側の緩やかな坂道を下ります。


13-30.jpg
この坂道を下りきると、
先ほどの山門の前に出ます。
そして、ここが平安神宮へと続く
「神宮道」の最南端でもあります。
今回は、ここまでとします。

~次回はこの神宮道を進み、
平安神宮まで行ってしまいます~

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第14回 神宮道を北へ ~清水寺から平安神宮~その5

14-1.jpg
知恩院の三門の前から北を向きました。
ここから北へ平安神宮まで続くのが神宮道です。
今回は、この神宮道を突き当りの平安神宮まで行きます。
(つまり、このシリーズの最終回です!)
撮影日は、11月3日の祝日。(もう何日も前です……)
この時点で、午後3時半です。
いい加減、日が傾いてきました。


14-2.jpg
この辺りは、西側は駐車場で東側は知恩院の末寺が続いています。
その一角に、このような紅葉がありました。


14-3.jpg
この辺りの神宮道の風景です。
ここを北に進みます。
東側の末寺は石垣の上にあります。


14-4.jpg
2011年12月15日改訂です。(この日に訪問して調べてきました)
ここは、知恩院の末寺の一つ崇泰院です。
今は浄土宗ですが(知恩院の末寺なので)
もともとは、ここに浄土真宗の本願寺がありました。
ここに親鸞聖人の末娘覚信尼の邸宅があったそうです。

そのためここのご本尊は、恵心僧都作の八ツ藤阿弥陀如来像で、
親鸞聖人ご自身もこの仏像を拝んでいらしたそうです。
また、その隣に安置されていた阿弥陀如来の仏画は、
親鸞聖人の真筆だそうですが、
それを差し引いてもなかなか美しいお姿をされていました。
さらに、裏の竹林の中に親鸞聖人のかつてのお墓があり、
なかなか荘厳なところでした。
(住職さんがとても親切で、丁寧に教えていただきました)

正直また何度か訪れようとは思いますが、
とても小さなお寺なので、
ここを訪れるときは細心の配慮が要ります。
こういうお寺はご住職の邸宅でもあるので、
他人の家を訪れる最低限の礼儀は忘れてはいけないでしょうね。


14-5.jpg
ここも知恩院の門です。
ここが一番北の門になります。


14-6.jpg
知恩院を過ぎると、
このように道がせまくなります。
少しだけカーブして、
少しだけ坂道になります。


14-7.jpg
カーブを曲がると、坂も終わります。
この辺の木々が生えた様子が、
独特の風景を作り出しています。


14-8.jpg
道が細くなって、200mほど歩きました。
この少し先を右(東)に曲がると、
青蓮院門跡に入れます。


14-9.jpg
神宮道から右を向き、
青蓮院を見たところです。
この中に入っていきます。


14-10.jpg
青蓮院の門をくぐり、奥に入っていきました。
ここを左に曲がると、中に入れます。


14-11.jpg
ここから青蓮院の中に入ります。
青蓮院は紅葉が有名ですが、
一番の魅力はゆっくりくつろげる雰囲気です。
自分も学生時代は、
よく中の縁側に腰掛け
一日中庭をぼ~っと眺めていました。
ここで友人と一緒に来て、
一日庭を眺めながらおしゃべりをするのも楽しいです。
(周りに迷惑をかけない程度に、ですが)


14-12.jpg
結局、青蓮院には一時間近くいました。
この時点で午後4時半です。
青蓮院の前に、
このような大きな楠が生えていました。


14-13.jpg
青蓮院の向かいの建物です。
この前の道(神宮道)を右(北)に行きます。


14-14.jpg
青蓮院を過ぎたあたりから、
少しずつ住宅が並ぶようになります。


14-15.jpg
この「けんろく」という喫茶店は、
20年以上前からあります。
昔からある喫茶店メニューが一通りあるのですが、
ここは知る人ぞ知る名店なのです。
自分は、いつもここではオムライスです。
(11月18日に再訪した時に、ここで食べました)


14-16.jpg
先ほどの喫茶店より北は、
住宅地の中に入っていきます。
道も少し広くなります。


14-17.jpg
さらに50mほど進むと、
三条通りとの交差点に出ます。


14-18.jpg
三条通りを東に向いたところです。
この先を行くと、蹴上(南禅寺)に行け、
東山を越えると、山科に行くことができます。


14-19.jpg
三条通りを西に向いたところです。
この先は京阪電鉄の三条駅があり、
さらに進むと、
鴨川を越えて三条河原町の繁華街に続いています。


14-20.jpg
三条神宮道の交差点を北に向いたところです。
向こうに見える大きな鳥居は、
平安神宮のものです。
今回はこの先を進みます。


14-21.jpg
神宮道をさらに北に進みます。
完全に4車線の広い道になりました。
この辺りには、観光客対象のいろいろなお店が並んでいます。


14-22.jpg
三条通りより約500m進み、
仁王門通りとの交差点に出ました。
目の前の大きな鳥居より北は岡崎公園で、
京都市の文化施設が集中しています。
向こうに、平安神宮が見えます。


14-23.jpg
仁王門通りを右(東)に向きました。
この先に、南禅寺や蹴上のインクラインがあります。
写真の端に見える赤い橋は、
琵琶湖疎水にかかっています。

ちなみに、琵琶湖疏水とは明治時代に作られた運河で、
滋賀県の琵琶湖から鴨川に注ぎ込み、
水力発電(今もです)とか運送に利用されました。
じつは、この水を京都市民は飲んでいます。
(飲む前に浄水処理されますが)


14-24.jpg
疎水を渡りきると、岡崎公園の中に入ります。
レンガづくりの京都市美術館が見えてきます。


14-25.jpg
京都市美術館の入り口です。
この日は、ニューヨークの美術館の美術品を展示していました。
ゴッホの自画像とかを展示していたようです。


14-26.jpg
京都市美術館の向かいには、
国立京都近代美術館があります。
(自分が一番よくいく美術館です)
この日は、「竹久夢二展」を開催していました。

実は、ここの常設展に上村松園の絵があるのですが、
彼女の師匠の絵と並んでいて、
比較できるようになっています。


14-27.jpg
国立京都近代美術館の北隣に、
京都府中央図書館があります。

じつは、「けいおん!!」というアニメは
京都の風景を取材したものが多いのですが、
この写真のままの風景が図書館ののシーンで使われていました。


14-28.jpg
図書館は、この二条通りとの交差点にあります。
平安神宮まであと200mもないのですが、
さすがにだいぶ暗くなってきています。
(この時点で午後5時を回っています)


14-29.jpg
二条通りを西に向いたところです。
紅葉の木々の向こうに、京都会館があります。
京都会館は京都で一番大きなコンサートホールですが、
「水平社宣言」が発表された歴史的な場所でもあります。


14-30.jpg
二条通りを渡ったところです。
平安神宮は目の前です。


14-31.jpg
神宮道の北の突き当り冷泉通との交差点です。
この冷泉通を渡って平安神宮に入ります。


14-32.jpg
神社の中へは、
左(西)側にあるこの小さな門から入ります。


14-33.jpg
平安神宮の本殿です。
よく勘違いされる方がいらっしゃいますが、
平安神宮は明治時代に建立された比較的新しい神社です。
この時点で午後5時を大幅に回っていたので、
庭園などには入れませんでした。
本殿だけ参拝して、
そのあと家路に就きました。

清水寺からここまで
徒歩だけの時間でも3時間以上かかりました……
清水寺を出発したのが正午過ぎだったので、
参拝の時間も合わせると、5時間を越えました……
かなり疲れました

~次回は、東福寺を再訪します。
今度は紅葉に染まっているでしょう~

~追記~
平安神宮から京都駅に行くのに
苦労されている方をよく見かけます。
岡崎公園内にバス停がありますが、
市バスの本数が多くありません。
この方法を試してみてください。

冷泉通を西に歩き、
約5分かけて東大路通りに出ます。
そこからバス停(50m北に「熊野神社前」)から
南行きの206系市バスに乗れば、
京都駅まで直通です。

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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第15回 紅葉の東福寺周辺 ~前編~

今年は紅葉に厳しい
なかなか染まらないし、
色合いも例年より劣る……

正直な感想です。
それでもまたやってきました。
なんだかんだ言っても、ここが一番のお気に入りです。

前に来た8月31日から約3カ月。
何とか紅葉に染まった東福寺です。
第2回と第3回のブログと比較してみてください。

撮影日は、2011年11月23日の祝日。
あまりの人手に、一部翌日に撮り直しました……


15-1.jpg
第2回ブログと最初と同じJRと京阪電鉄の「東福寺」駅です。
8月31日とは、駅にいる人数が違います。


15-2.jpg
駅から出たところです。
看板の指示通り
目の前にある本町通りを右(南)に曲がります。


15-3.jpg
「東福寺」駅前から本町通りを南に来ました。
第2回ブログでも同じ位置から写真を撮りました。
ただ、その時と人の数が違いすぎます。


15-4.jpg
駅前の本町通り沿いに食べ物屋さんが並んでいます。
いつも以上に満員でした。
帰りに、自分は「いづ松」に寄りました。
京風寿司(鯖寿司・箱寿司・巻き寿司など)と熱燗を頼みました。
京都は、握り寿司よりもこういうお寿司がおいしいです。


15-5.jpg
九条通りの高架下に来ました。
実は、この高架の上は観光バスで渋滞していました。
ですから、今回はこの薬局の前で曲がらずに
そのまままっすぐ進みます。
(こちらの方が観光で来るのに適した道です)


15-6.jpg
九条通の高架下を潜り抜け、
本町通りを南へ進みます。
いつもは静かな本町通りですが、
この日ばかりは人人人でいっぱいでした。


15-7.jpg
「東福寺」駅から本町通りを南に約100m進むと、
「東福寺交番」があります。
ここを目印に、左(東)に曲がります。


15-8.jpg
交番の前で左(東)を向きました。
この北大門から
東福寺の敷地内に入ります。
(まだ境内ではありません)


15-9.jpg
北大門を入ると、このお地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらは、自分が高校生だった20年以上前には
既にここにいらっしゃいました。
お地蔵さんはこのブログの象徴なので、
撮らせていただきました。


15-10.jpg
この辺りで、
第2回ブログで通ったルートと再び合流します。
ただ、その時とは通行人の数が違います。
この日は、この辺りは自動車通行禁止になっていました。


15-11.jpg
先ほどの写真の道を突き当りまで進み、
右(南)を向きました。
この辺りから紅葉が見られるようになります。
(第2回ブログと比べると、よく分かります)


15-12.jpg
第2回ブログでも撮ったカエデの木です。
これは、この辺りでも特に美しい木のはずが、
今年はこんな感じです。

今年の紅葉は
★同じ木でも日当たりによって染まり具合が違う
★11月下旬でも、まだ緑色のところが多い
★葉が枯れても落葉しないので、脱色している葉もある
★脱色した葉が白っぽく見え、美観を損ねている

ここまでこうなったのは、かなり珍しいのですが……


15-13.jpg
先ほどの道を突き当りで左(東)を向きました。
ここで道が広くなります。
ここをまっすぐ行くと、
突き当りに自分が20年以上前に通っていた高校があります。
また、この道から泉涌寺に行くこともできます。


15-14.jpg
先ほどの写真から東に20mほど進み、左(北)を向きました。
ここは東福寺の末寺で、
老人ホームが併設されています。
ただ、この末寺の前にテントが張られ、
中でいろいろ土産物が売られていました。
東福寺周辺には、土産物屋が一切ないので、
このようなことになっているのでしょうか?


15-15.jpg
先ほどの末寺から反対を向きました。
ここからまっすぐ(南に)進むと、
東福寺の日下門に行けます。
今回も、この道を進みます。


15-16.jpg
先ほどの写真の位置の角にある看板です。
なぜか気に入ったので、
いつもプロフィール欄の写真にしています。
3カ月ぶりに来たら、
さすがに百合の花は枯れています……

この辺りで、前の「東福寺」編は後半になったのですが、
今回は、もう少し先まで前編です。


15-17.jpg
先ほどの道を南に20mほど進みました。
この辺りは、東福寺の末寺とカエデの木が続きます。
道が細くなった分、
人口密度がかなり濃くなりました。


15-18.jpg
ここも東福寺の末寺です。
ただ、境内で茶店をやっていました。
実は、向かいの末寺も
「精進料理」を3000円くらいで食べさせていました。
この辺りの末寺がこういうお店に早や変わりしているのが、
普段のこの辺りを知っているだけに
とても奇妙に感じます。


15-19.jpg
さらに20mほど進みました。
臥雲橋へ行く途中に
人だかりができていました。


15-20.jpg
ここでは、和菓子を売っていました。
この店が、一番人気があったような気がします。


15-21.jpg
臥雲橋が近づいてきました。
この辺りからでも、
橋の上の人口密度の濃さがよく分かります。


15-22.jpg
臥雲橋です。
この中で撮影をしようとしたのですが、
この写真からも分かるように
危険なくらいの混雑です。
橋の上で、警備員さんが
「橋の上では立ち止まったり、
撮影したりしないでください」

そう叫んでいました。

本当に危険な状態だったので、
この日の撮影はあきらめました。


15-23.jpg
臥雲橋から見た通天橋と紅葉の風景です。
この写真は、
翌11月24日(平日の木曜日)に撮影しました。
(つまり、この写真のために再訪しました)
この日も観光客でいっぱいでしたが、
23日のような危険な状態ではありませんでした。
前の日と同じ警備員さんが
この日は臥雲橋についてのガイドを
立ち止まった観光客に説明されていました。

第3回ブログでも書きましたが、
ここが京都一の紅葉スポットだと
自分は思っています。


15-24.jpg
今度は、少しズームアップしました。

実は警備員さんの一人に自分の高校の先輩がいらして、
意気投合して少しお話をしました。

東福寺がこのように観光客でいっぱいになったのは
自分が高校を卒業してしばらくたった
今から15年前からだそうです。
当時、NHKで臥雲橋から通天橋を見た
この景色を特番で放送したそうです。
それが評判になり、
このようなことになったということだそうです。


15-25.jpg
今度は少し後ろに引いて撮りました。
24日もこのように観光客でいっぱいでしたが、
前日はこの数倍の人でした。
(多くの人に京都へ来てもらえるのは、うれしいことです)


15-26.jpg
臥雲橋を渡ったところです。
この辺りから撮影日が11月23日に戻ります。
この辺りは日当たりがいいので、
紅葉も割と進んでいます。


15-27.jpg
ただよく見ると、
まだまだ深緑の葉におおわれているところも多いようです。
左(東)側の塀の向こうは、
東福寺の境内です。


15-28.jpg
さらに南に進みます。
東福寺の山門はもうすぐです。


15-29.jpg
近くの末寺で、焼きもちを売っていました。
ヨモギ入りのものが、おいしそうでした。
この寺院には保育園も併設されていて、
かわいらしい声がずっと聞こえていました。


15-30.jpg
東福寺の日下門です。
第3回ブログでは中に入りませんでしたが、
今回は入りました。
ただ、それは後半に書きます。
今回(前編)はここまでです。

~次回は東福寺境内と日下門より南側の外側の風景を載せます~

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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
いただきました。

「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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