第77回 九条山を越えて 前編~三条通西から東その22
前にも書きましたが、最近休日が減っておりまして、
しかもやっととれた休日に台風第17号が来たりして、
取材に行くのが極端に遅くなりました。
……まぁ、単なる言い訳なのですが……
そんな訳で無理やり時間を作って
京都市街地から九条山を越えて、山科に行きました。
撮影日は、2012年10月4日木曜日午後2時。
山の中とは言え、晴れたり雨が降ったりの日でした。

約1ヶ月ぶりの地下鉄東西線「蹴上」駅です。
平日ですが、乗降者は多いです。
お目当ては、南禅寺か無鄰菴でしょうか?

ただ、今回はそれとは逆の南東の方向を向いています。
今回は、ここから東山を越えて行きます。
先ずは、この急な上り坂を進みます。

この辺りの三条通には、街路樹の横に彼岸花が咲いていました。
場所によって色を変えているので、自生しているのではないようです。
この写真は、クリックすると拡大されます。

地下鉄東西線「蹴上」駅から三条通は急にカーブして、
ほぼ南に進んでいます。
右側に、蹴上浄水場が見えます。
この浄水場も琵琶湖疏水関連施設ですが、
完成したのは、ここ20年というところです。
それ以前は(地下鉄東西線完成以前)
ここに京阪電鉄京津線が通っていて、
この辺りがちょうど「蹴上」駅でした。

三条通の右側(ほぼ西側)は蹴上浄水場ですが、
左側(ほぼ東側)は民家が続きます。
その中に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
この辺りで、一時的でしたが晴れてきました。

お地蔵さんの前で、三条通をほぼ南に向いています。
右は蹴上浄水場、左は民家が続くのはそのままです。
……それにしても、急な上り坂です。もう山道に入っています。

地下鉄東西線「蹴上」駅から、三条通をほぼ100m進みました。
今度は、鳥居をくぐってこの石段を上ってみます。

石段は短く、すぐに石畳の上り坂になります。
右側は、古い民家が続きます。

この上り坂は、30mほどで終わります。
その先に橋があります。

安養寺はともかく、日向大神宮はここから約1km先になります。
(しかも、延々山を登ります)
それだけでこのブログ2回分ですし、何より気力と体力が厳しいので
ここから先はまた別の機会にします。

そんな訳で、この橋周辺だけ撮らせていただきました。
橋より山沿いから、琵琶湖疏水がトンネルから流れています。
山科から来た水が、ここから京都盆地に流れていきます。
手前の赤レンガの施設は、浄水場です。こちらは、昔からあります。

琵琶湖疏水に、鴨が1羽泳いでいました。
本当はいろいろ渡り鳥がいたのですが、
写真を撮らせてくれたのは、この1羽だけでした。

橋の上から、反対側を撮りました。
ちょっとこちらに向かいます。

こちらの石碑には、琵琶湖疏水の労働者について書いてあります。
慰霊碑か何かでしょうか?
大きなお地蔵さんは、大日如来です。
(京都のお地蔵さんの約半分が大日如来です)
「源義経」という銘があったのですが、関連はよく知りません。

石碑とお地蔵さんの右側です。
こちらは、インクラインの一番上です。
前回ブログの場所にここから直接歩いていけます。
この辺りまで、桜並木が続いています。

水路閣の上を歩いてくると、おそらくこの辺りに出ます。
鉄柵があるので、ここから南禅寺には行けません。
では、三条通に戻ります。

琵琶湖疏水の水運で使われた船がレプリカで置かれています。
昔はこの柵がなく、ここからトロッコに乗って
インクラインを下っていきました。

山道の参道の辺りまで戻ってきました。
向こうに、三条通が見えます。

三条通まで戻ってきました。目の前に、蹴上浄水場が見えます。
では、ここを左折して東山を越えていきます。

参道の前から、三条通をほぼ南に向いています。
だんだん左側の民家が少なくなり、山の中に入っていきます。
この辺りから「東山区」から「山科区」に入っていきます。

先ほどの場所から三条通を約100mほど進みました。
少しずつ蛇行していますが、ほぼ南を向いています。
相変わらず、急な上り坂です。
この辺りで、蹴上浄水場ともお別れです。

三条通を上っていくと、途中にこのような青い看板が出ています。
この辺りの三条通は、国道143号線で大津まで続いています。
(旧東海道でもあります)
ずっと先に名神高速道路のインターチェンジがありますが、
そこまでこのブログは続きます。

三条通の途中にお地蔵さんがいらっしゃいました。
たぶん昔東海道を通った方々も、ここでお参りをしていたのでしょう。

お地蔵さんから、三条通を約50m進みました。
山の中なのですが、交差点があります。
右側に曲がると、蹴上浄水場の入り口に通じます。
左は少しずつ高くなり、東山ドライブウェイになります。

左側の道はこの三条通と並ぶように続いていますが、
その横に小さな脇道があります。
そこに「日向大神宮」という看板がありました。
先ほどあきらめた神社は、ここから行くと多少近くなります。
(今回は行きません)

先ほども書きましたが、交差点から別れた道は
(東山ドライブウェイのことです)
このように三条通に沿うように続きます。
そちらの道が、さらに高くなってきています。

さらに約100m進みました。
左に沿うように続いていた道も、かなり高くなりました。
この先で、その道が陸橋になって右の方に流れていきます。
結局、この東山ドライブウェイは
青蓮院門跡の裏山「将軍塚」へ続きます。
そして三条通は陸橋の手前で頂点に達し、
ここから一転下り坂になります。

陸橋を越えました。
目の前に、京阪バスの「九条山」バス停が見えます。
ちなみに、この辺りは市バスは通っていません。

バス停の前に大きなお地蔵さんがいらっしゃいました。
(写真の陰になっていますが、このお地蔵さんの脇には
たくさんの小さなお地蔵さんがいらっしゃいます)
このお地蔵さんを中心に、集落があります。

お地蔵さんから、道の向かいを見ています。
実は、約20年前まで(地下鉄東西線完成前まで)
ここに京阪電鉄京津線の「九条山」駅がありました。
当時は三条通も半分の道幅で、向こうの2車線が線路と駅でした。
この辺りが京都盆地と山科盆地のちょうど中間点で、
駅が廃止になるまでは、飲食店などが並ぶ割と賑やかなところでした。
東海道が通っていた江戸時代も、茶店などがあったのでしょうね。
後はここから山科盆地へと下るだけなのですが、
それは次回とします。
~次回は、ここから地下鉄東西線「御陵」駅まで進みます。
しかもやっととれた休日に台風第17号が来たりして、
取材に行くのが極端に遅くなりました。
……まぁ、単なる言い訳なのですが……
そんな訳で無理やり時間を作って
京都市街地から九条山を越えて、山科に行きました。
撮影日は、2012年10月4日木曜日午後2時。
山の中とは言え、晴れたり雨が降ったりの日でした。

約1ヶ月ぶりの地下鉄東西線「蹴上」駅です。
平日ですが、乗降者は多いです。
お目当ては、南禅寺か無鄰菴でしょうか?

ただ、今回はそれとは逆の南東の方向を向いています。
今回は、ここから東山を越えて行きます。
先ずは、この急な上り坂を進みます。

この辺りの三条通には、街路樹の横に彼岸花が咲いていました。
場所によって色を変えているので、自生しているのではないようです。
この写真は、クリックすると拡大されます。

地下鉄東西線「蹴上」駅から三条通は急にカーブして、
ほぼ南に進んでいます。
右側に、蹴上浄水場が見えます。
この浄水場も琵琶湖疏水関連施設ですが、
完成したのは、ここ20年というところです。
それ以前は(地下鉄東西線完成以前)
ここに京阪電鉄京津線が通っていて、
この辺りがちょうど「蹴上」駅でした。

三条通の右側(ほぼ西側)は蹴上浄水場ですが、
左側(ほぼ東側)は民家が続きます。
その中に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
この辺りで、一時的でしたが晴れてきました。

お地蔵さんの前で、三条通をほぼ南に向いています。
右は蹴上浄水場、左は民家が続くのはそのままです。
……それにしても、急な上り坂です。もう山道に入っています。

地下鉄東西線「蹴上」駅から、三条通をほぼ100m進みました。
今度は、鳥居をくぐってこの石段を上ってみます。

石段は短く、すぐに石畳の上り坂になります。
右側は、古い民家が続きます。

この上り坂は、30mほどで終わります。
その先に橋があります。

安養寺はともかく、日向大神宮はここから約1km先になります。
(しかも、延々山を登ります)
それだけでこのブログ2回分ですし、何より気力と体力が厳しいので
ここから先はまた別の機会にします。

そんな訳で、この橋周辺だけ撮らせていただきました。
橋より山沿いから、琵琶湖疏水がトンネルから流れています。
山科から来た水が、ここから京都盆地に流れていきます。
手前の赤レンガの施設は、浄水場です。こちらは、昔からあります。

琵琶湖疏水に、鴨が1羽泳いでいました。
本当はいろいろ渡り鳥がいたのですが、
写真を撮らせてくれたのは、この1羽だけでした。

橋の上から、反対側を撮りました。
ちょっとこちらに向かいます。

こちらの石碑には、琵琶湖疏水の労働者について書いてあります。
慰霊碑か何かでしょうか?
大きなお地蔵さんは、大日如来です。
(京都のお地蔵さんの約半分が大日如来です)
「源義経」という銘があったのですが、関連はよく知りません。

石碑とお地蔵さんの右側です。
こちらは、インクラインの一番上です。
前回ブログの場所にここから直接歩いていけます。
この辺りまで、桜並木が続いています。

水路閣の上を歩いてくると、おそらくこの辺りに出ます。
鉄柵があるので、ここから南禅寺には行けません。
では、三条通に戻ります。

琵琶湖疏水の水運で使われた船がレプリカで置かれています。
昔はこの柵がなく、ここからトロッコに乗って
インクラインを下っていきました。

山道の参道の辺りまで戻ってきました。
向こうに、三条通が見えます。

三条通まで戻ってきました。目の前に、蹴上浄水場が見えます。
では、ここを左折して東山を越えていきます。

参道の前から、三条通をほぼ南に向いています。
だんだん左側の民家が少なくなり、山の中に入っていきます。
この辺りから「東山区」から「山科区」に入っていきます。

先ほどの場所から三条通を約100mほど進みました。
少しずつ蛇行していますが、ほぼ南を向いています。
相変わらず、急な上り坂です。
この辺りで、蹴上浄水場ともお別れです。

三条通を上っていくと、途中にこのような青い看板が出ています。
この辺りの三条通は、国道143号線で大津まで続いています。
(旧東海道でもあります)
ずっと先に名神高速道路のインターチェンジがありますが、
そこまでこのブログは続きます。

三条通の途中にお地蔵さんがいらっしゃいました。
たぶん昔東海道を通った方々も、ここでお参りをしていたのでしょう。

お地蔵さんから、三条通を約50m進みました。
山の中なのですが、交差点があります。
右側に曲がると、蹴上浄水場の入り口に通じます。
左は少しずつ高くなり、東山ドライブウェイになります。

左側の道はこの三条通と並ぶように続いていますが、
その横に小さな脇道があります。
そこに「日向大神宮」という看板がありました。
先ほどあきらめた神社は、ここから行くと多少近くなります。
(今回は行きません)

先ほども書きましたが、交差点から別れた道は
(東山ドライブウェイのことです)
このように三条通に沿うように続きます。
そちらの道が、さらに高くなってきています。

さらに約100m進みました。
左に沿うように続いていた道も、かなり高くなりました。
この先で、その道が陸橋になって右の方に流れていきます。
結局、この東山ドライブウェイは
青蓮院門跡の裏山「将軍塚」へ続きます。
そして三条通は陸橋の手前で頂点に達し、
ここから一転下り坂になります。

陸橋を越えました。
目の前に、京阪バスの「九条山」バス停が見えます。
ちなみに、この辺りは市バスは通っていません。

バス停の前に大きなお地蔵さんがいらっしゃいました。
(写真の陰になっていますが、このお地蔵さんの脇には
たくさんの小さなお地蔵さんがいらっしゃいます)
このお地蔵さんを中心に、集落があります。

お地蔵さんから、道の向かいを見ています。
実は、約20年前まで(地下鉄東西線完成前まで)
ここに京阪電鉄京津線の「九条山」駅がありました。
当時は三条通も半分の道幅で、向こうの2車線が線路と駅でした。
この辺りが京都盆地と山科盆地のちょうど中間点で、
駅が廃止になるまでは、飲食店などが並ぶ割と賑やかなところでした。
東海道が通っていた江戸時代も、茶店などがあったのでしょうね。
後はここから山科盆地へと下るだけなのですが、
それは次回とします。
~次回は、ここから地下鉄東西線「御陵」駅まで進みます。
スポンサーサイト