第115回 高瀬川 正面公園の桜~後編~

正面公園の南側の入り口から南東にある正面小橋を見ています。
今回はこの橋が架かる高瀬川沿いを南下し、
京阪電鉄「七条」駅まで歩いていきます。
撮影日は2013年3月26日火曜日午後3時半。
ポカポカした穏やかな日でした。

先ほどの写真から約5m移動して、
正面小橋から西木屋町通を南に向いています。
(ちなみに、高瀬川東岸が木屋町通、西岸が西木屋町通です)
今から、こちらの道を進みます。

西木屋町通を正面通から10m進みました。
高瀬川東岸の桜が大きくて目立ちますね。
その北隣には、別の木が花を咲かせています。
(たぶんボケだと思うのですが、自信はありません)
この辺は桜と一緒に、別の花もたくさん咲いています。
この写真はクリックすると、拡大されます。

高瀬川西岸の大きな桜の木には、このような札が付いていました。
たぶん近所の小学生が、授業の一環で付けたのだと思います。
(この木はまだまだつぼみでしたが……)

正面通から15m南に行ったところに、鉄製の橋が架かっていました。
実はここには久しぶりに来たのですが、
前に見たときは、この橋はもっとボロボロでした。
錆びてきたので、付け替えられたのでしょうか?

鉄製の橋の辺りから、西木屋町通を南に向いています。
よく見ると、この辺りは桜以外の木の方がたくさんあります。
自分が子供のころは柳が多かったのですが、
今は本当にいろいろな木が並んでいますね。

この辺りに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
実は、この辺りにはたくさんいらっしゃいます。
(とは言っても、一つの町内に一体ですが)

今度は西木屋町通側の桜が咲いていました。
幹には、「桜の一種」と書かれた札が付いていました。
(ソメイヨシノではないようです)
この写真は、クリックすれば拡大されます。

正面通から、西木屋町通を南に約100m進みました。
ちょうどこの辺りが、正面通と七条通との中間点になります。
木屋町通側の桜の隣に、棕櫚の木があります。
(木屋町通には、意外とたくさんあります)
西木屋町通側の黄色い花は、レンギョウですね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

先ほどの写真から、南に10mほど進みました。
また、高瀬川に小さな橋が架かります。
ここも自分が子供のころはもっとごつごつした石の橋だったのですが、
いつの間にかこんなにオシャレになっていました。
橋のたもとの花は、たぶんツバキです。

もう片方の橋のたもとには、橋の名が書いてありました。
たぶん以前の橋も同じ名前だったのでしょうが、
昔はこの橋に名前があること自体知りませんでした。

昭和橋から高瀬川を北に向いています。
先ほどのレンギョウが見えます。
その100mほど先に、初めの方で紹介した鉄製の橋が見えます。

今度は、南を向きました。
桜の向こうに見える背の高いビルは、七条通にあります。

昭和橋を渡って、高瀬川東岸の木屋町通を南に向いています。
今度はこちら側を歩きます。

昭和橋から約30m南に移動しました。
木屋町通に、柑橘系の果実がなった木があります。
その向こうに、「高瀬保育園」が見えます。
ちなみに、このブログの初めの方に
「この先保育園あり」
と書いた看板があったのは、このためです。

こちらは、この辺りにいらっしゃったお地蔵さんです。
川越しに、即現寺が見えます。
この即現寺が、「高瀬保育園」を経営しています。

お地蔵さんの前から、木屋町通を南に向いています。
いよいよ七条通に着きました。

高瀬川に架かる正面小橋の上から北を向いています。
このずっと向こうに、先ほどの昭和橋が見えます。

今度は、南を向きました。
車道を越えて、あと少しだけ桜並木が続きます。
(約50m先で、木屋町通は終わります)

七条小橋から、七条通を西に向いています。
この少し先に、河原町通との交差点が見えます。
第6回ブログで通った道ですね。

今度は、七条通を東に向きました。
京阪電鉄「七条」駅まで、あと少しです。
次は、こちらに向かいます。

七条小橋から、七条通を東に約50m進みました。
三宮通との北西角に、「猪間製粉」があります。
こちらは自分が産まれる前からあるお店で、
豆や様々な粉を売っています。
自分が作る菓子の材料も、何品かここで手に入れています。

そして、南東角の「中島商店」も古いお店です。
こちらは一応八百屋なのですが、自家製のお惣菜が結構人気です。

七条三宮の交差点から、南を向いています。
ただし、三宮通は七条通以南になると「須原通」なります。
七条通から約50m南に、赤い鳥居が見えます。
今から、そちらに向かいます。

その赤い鳥居前に来ました。
市営住宅の前に、「三ツ梅稲荷」の小さな社があります。
こちらは、創始や来歴が全く分かっていません。
確かこの市営住宅が建つ前からここにあったと思います。
(そのころは、ここは藪に囲まれていました)
「稲荷」と書いてあるので、
昔ここで何か事件があったのかもしれません。
(詳しくは、第108回ブログの「菊姫稲荷」の辺りに書きました)
いずれにしろ、ここは近所の人からは厚い信仰を集めています。

七条通まで戻って、東を向いています。
ここは、「中島商店」の店先になります。
ここから鴨川の方を目指します。

須原通から、東へ約30m進みました。
鴨川西岸に、「松明殿稲荷神社」があります。
こちらの方も、参拝します。

神社に入ってすぐに、手水舎がありました。
こちらは、仏師でもある木喰(もくじき)が寄贈したそうです。

境内に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらも、参拝しました。

更に、奥には末社の八幡宮がいらっしゃいました。
こちらも、参拝しました。

そして、こちらが「松明殿稲荷神社」の本殿です。
ここは948年創始された伏見稲荷大社の境内末社です。
大己貴命や猿田彦などが御祭神で、
宇迦御魂神(伏見稲荷大社の祭神)は
ついでに名前が載っている程度です。
なぜか天智天皇と大友皇子の像が安置されています。
ただ、毎年5月3日の「稲荷祭り」ではかなり重要な位置を占めます。
元々はもっと西の方にあったのですが、
たびたびの戦乱による被災でここに移ってきました。

「松明殿稲荷神社」から、七条通を東に向きました。
目の前に、「七条大橋」があります。
ここから、鴨川を渡ります。

七条大橋を半ばまで渡りました。
この辺りで、京都市下京区から京都市東山区になります。

七条大橋を渡り、七条川端の交差点にまで来ました。
目の前に京阪電鉄「七条」駅へ降りる階段がありますが、
このまま七条通を東に約300m進めば、三十三間堂に到着します。

では、ここから階段を下りて京阪電鉄で帰宅します。
今回は、ここまでです。
~次回は、山科の琵琶湖疏水端の遊歩道に向かいます。
そろそろこちらの桜も、見頃でしょう~
スポンサーサイト