第124回 藤森神社の春祭り~本町通南から北~その5

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本町通から東を向いて、藤森神社の西門を撮っています。
5月3日から5月5日は藤森祭の期間中です。
今回は、藤森神社の例祭の様子を散策します。
撮影日は、2013年5月3日金曜日憲法記念の日の午後0時半。
最近雨の日が多いのですが、なぜか撮影日はよく晴れます。


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先ほどの鳥居の真下から、東を向いています。
ただでさえ狭い参道が、
密集した露店のためにさらに狭くなっています。
ここをさらに東に進み、境内に入っていきます。


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この日はお祭りということもあってそこそこの人出なのですが、
参拝者の大半が地元の方のようです。
(漏れ聞こえる会話の内容から、そう判断しています)
そう言えば本町通で中国人男性二人組に遭遇したのですが、
その方々は結局中に入らずに本町通を北に行かれました。
(伏見稲荷大社の方角ですね)


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本町通から、藤森神社境内を東に約50m進みました。
向こうに、藤森神社の拝殿が見えてきました。
本当はこの右手に手水舎があるのですが、
そこの前に大きな露店があるので諦めました。


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南へと迂回して、拝殿の正面へ向かいます。
実は、先ほど写っていたのは拝殿の左側でした。


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藤森神社の拝殿の前で南を向いています。
(つまり、この背後に拝殿と本殿があります)
お気づきの方も多いでしょうが、
本当はこちら側が藤森神社の表側の参道です。
JR奈良線「藤森」駅や京阪電鉄「墨染」駅からなら、
こちらから来た方が近くなります。
(第123回ブログで紹介した29枚目の写真の標識通りに進むと、
この道から藤森神社に入ることになります)


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藤森神社の拝殿前から南に約30m進みました。
この道は舗装されておらず、中央部がこのように区切られています。
ここは、駆馬のためのスペースです。
毎年5月5日にここで駆馬神事が行われます。
駆馬は上賀茂神社のものが有名ですが、
実はこちらの方がずっと古くから行われてきました。
詳しくは、ここをクリックしてください。


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先ほどの写真から、右(西)を向きました。
こちらは、藤森神社の絵馬殿です。
これまで取材したどの神社よりも、ここは立派です。
やはり、ここは馬(軍馬)の神様だからでしょう。


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今度は、左(北)を向きました。こちらは、宝物殿です。
寸志を払えば、だれでも拝観できます。
自分も入ってきたのですが、
参拝された競馬の騎手のサインや(馬の神様ですから)
馬の人形や馬具・鎧兜などが展示されていました。


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さらに北側を向いて、藤森神社拝殿を正面から見ます。
この写真を撮ってから約40分後に(午後1時半から)
ここで神楽の演奏が始まるようでしたが、
撮影は不可なので先を急ぎました。


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拝殿の右(東)側には、社務所がありました。
中を覗くと、とても忙しそうでした。


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拝殿の東側に回り込んできました。
今度はこちらから、本殿のある北の方に向かいます。


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そして、拝殿の北側にまで回り込んできました。
ようやく、藤森神社本殿を参拝します。


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こちらが、藤森神社本殿です。(実は、重要文化財です)
御祭神はスサノオノミコト他たくさんいらっしゃいますが、
もともとはこの辺の土地神様でした。
(遅くとも、平安時代時代以前の創建です)
早良親王(桓武天皇の弟)が蝦夷の反乱平定を祈願したことや
平安京の南の守護神としての役割を持ったことから
平安時代以降は「軍神」としての性格を色濃くしました。
(さらに「軍馬」の神様としての性格も、ですね)
実は、元々は現在の伏見稲荷大社の辺りにあって、
そのころの伏見稲荷大社は藤森神社の境内にあった末社でした。


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本殿を参拝した後は、末社参りです。
先ずは、本殿の東側に回ります。
こちらは、「藤森稲荷神社」です。
やはり「お稲荷さん」とは関係が深いようです。


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さらに、「藤森稲荷神社」の北側にお地蔵さんがいらっしゃいました。
このように集中して神社にいらっしゃるのは
京都では第54回ブログで紹介した猿田彦神社くらいでしょうか?


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お地蔵さんの西隣には、七福神の像がいらっしゃいました。
藤森祭では、江戸時代前期の元禄年間以来
武者行列(毎年5月5日に行われます)に七福神の仮装も加わります。
たぶん、こちらの像はその関連で置かれているのでしょう。


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さらに本殿の東側を回ろうと思ったのですが、
ここでTV中継の撮影が始まったのでいくつか省くことにします。


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TV撮影の外側で、さらに何か所か回ります。
こちらは、「不二の水」です。要するに、神社内に湧き出る泉ですね。
持ち帰るために、ペットボトル持参の方もいらっしゃいます。


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不二の水の北側に、神鎧像がいらっしゃいました。
元々五月人形は、
藤森神社の神様を各家庭で祭っていたものが発展したものです。
ですから、ここが端午の節句の五月人形発祥の地となります。
(5月5日にここで例祭を行うのは、偶然ではありません)
ちなみに、この辺の名物は柏餅です。


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本殿の北側にやって来ました。
こちらも末社がたくさんいらっしゃいます。


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では、東から西へと順に参拝させていただきます。
こちらは八幡社です。こちらも重要文化財になります。


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その西隣には、「祖霊社」です。
こちらは、神社関係者が祀られています。


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ちょうど中央に、「七宮社」がいらっしゃいます。
7柱の様々な神様が祀られています。


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その西隣は、「大将軍神社」です。岩長比売を主神とします。
小さいながらも、
第70回ブログで紹介した大将軍神社とセットになっています。
この社殿は室町幕府6代将軍足利義教の寄進に寄るもので、
こちらも重要文化財となっています。


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そして、こちらが一番西の端にいらっしゃる天満宮です。
これで末社は一通り回りました。


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天満宮の前で、南を向きました。
こちらから、本殿の正面に戻ります。


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本殿の正面に戻ってきました。
これで、藤森神社の境内を軽く一周したことになります。


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藤森神社本殿の正面から、南を向きました。
目の前に、拝殿が見えます。
ここから、右(西)に向かい西門へと進みます。


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拝殿の西側に戻ってきました。
今から、この右(西)側の参道を進みます。


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こちらは、本町通沿いの藤森神社西門へと通じる参道です。
(このブログの最初に通った道ですね)
昼下がりとなり、さらに人出が増えてきました。


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西門に通じる参道の途中に、このような露店が出ていました。
おでんと串カツのお店です。(中でお酒も飲めそうです)
気になったのですが、時間がなかったので撮影だけで我慢しました。


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先ほどの露店を通り過ぎ、西門へと向かっています。
だんだん半被姿の男性が目立つようになりました。
もうすぐ御神輿担ぎがあるようです。
ですから、この方々はこの神社の氏子さんなのでしょう。
実は、伏見区深草一帯がこの藤森神社の氏子になります。
(ですから、伏見稲荷大社周辺も藤森神社の氏子です)


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ようやく藤森神社西門までたどり着きました。
この鳥居の向こうが本町通です。
このブログはここから本町通をさらに北に進みますが、
それは次回以降とします。

今回はここまでです。

~次回は、ここから京阪電鉄「藤森」駅まで進みます~

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番外 3 藤森祭の流鏑馬神事

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ここは、藤森神社拝殿と南門を結ぶ参道の途中です。
今からここで駆馬神事が行われるため、
沿道は見物人であふれかえっています。
今回は、この神事の様子を掲載します。
本当は駆馬神事の様子は
第124回ブログを上書きして掲載しようと思っていたのですが、
そうやって載せるには写真の枚数がかさ張ったので、
独立したものにします。
撮影日は、2013年5月5日日曜日の子供の日午後1時15分。
開始予定がだいぶ遅れています。


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沿道から、北を向きました。
向こうに見えるのが、藤森神社拝殿です。


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今度は南を向きました。
このずっと先に南門の鳥居があります。


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沿道の向こう(東)側に、
観覧席とTV局や新聞社用のカメラ席があります。


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ようやく、馬に乗った方が現れました。
15分以上の遅れですね。


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先ずは、ゆっくりと馬と人が歩いて来られます。
神事の無事を祈って、馬場を清められています。


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先導の方が塩をまかれた後は、神楽太鼓が行進します。
「藤森太鼓」とかいうものですね。
~5月7日訂正~
送られてきたコメントから、
こちらの太鼓と藤森太鼓とは別物と判明しました。
ここに訂正します。


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続いて、武者姿の方に先導されて
小学生くらいの男児が馬に乗っています。
こちらの馬は駆けることはありません。
この方が「速駆け」をするのは、数年後になるでしょう。


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そして、こちらが実際に神事を行われる方と馬です。
お若いのに、貫録がありますね。


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いよいよ神事が始まりました。
馬がこちらに向かって駆けてきます。
(先ほどの写真の方が騎乗されています)

ただ、自分の腕とカメラの性能の関係で
横からなかなか上手く撮れません。
(このカメラはシャッターを押してから撮影するまで
約2秒のタイムラグがあります。
おかげで、手振れやピントのボケを補正してくれます)
そのため、走り始めと終わりが同じ構図に入る
南門の前に今から移動します。


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南門の前に移動してきました。
この辺りは特に混み合っていますので、多少強引に撮っています。
しかし、ここからならよく撮れます。


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では、以降はこちらから撮った写真です。
こちらの方から、向こうの方に馬が駆けていきます。


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やはり、ここから撮るとしっかり写すことができます。
ただ、馬が遠くなるのが難点ですね。


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その代わり、走る前の様子はこんなにアップになります。
緊張感が、こちらにも伝わってきます。


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拝殿に向かって、馬を走らせていきます。


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途中で、騎手が馬上で逆立ちをされています。
「手綱くぐり」という技らしいです。


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今度は壮年の男性が、
馬上で筆を使って文字を書いています。


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そして、その文字を沿道の方々に見せています。

午後1時の部は、これで終わりのようでした。
肝心の流鏑馬は、人も馬も慣れた午後3時の部に行われるようです。

今回は、ここまでです。

~次回こそ、藤森神社から京阪電鉄「藤森」駅まで目指します~

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第125回 初夏の七瀬川~本町通南から北~その6

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4日ぶりの藤森神社です。(5月3日と同じ構図です)
春の例祭も終わって、通常営業に戻っています。
今回はここから約300m北にある七瀬川の岸辺を散策します。
桜や椿の季節は終わりましたが、ツツジがちょうど見ごろです。
撮影日は、2013年5月9日木曜日午後3時半。
撮影日だけは、いつも晴れます。


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藤森神社の西門から、本町通を北に向きました。
向こうにお地蔵さんの祠がありますね。
(また、お参りしておきました)
この日は平日でしたが、相変わらず交通量が多いですね。
今から、ここを北に向かいます。


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本町通東側歩道に、白い花が咲いていました。
これは、たぶんマーガレットですね。
(もしかしたら、春菊かもしれませんが)
自生しているのではなく、きちんと手入れされています。


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藤森神社西門から、本町通を北に約80m進みました。
T字路の北東角にタバコ屋さんがありますが、
どうやらもう潰れてしまっています。


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そのT字路で、東を向きました。
向こうに大きなクスノキが見えますが、
そこが藤森神社の北辺になります。
ちょうど藤森神社の裏口になりますので、
ここから入ればお祭りのときも混雑に巻き込まれません。


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今度はT字路で北を向きました。
よく見ると、「深草商店街」の看板が出ています。
ここからずっと北の方まで、商店が点在していきます。


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先ほどの写真にも写っていた
「ふしぎどう」という雑貨屋さんの前で西を向きました。
雑貨屋さんの南側に細い脇道があり、
よく見るとその先に橋が架かっています。
実は、この辺りは本町通より約50m西に琵琶湖疏水が流れています。


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「ふしぎどう」さんの向かい(東側)を向きました。
正面に、洋菓子店があります。
こういう店構えは絶対おいしいのですが、
予算の関係で泣く泣くスルーします。
その北側には、京都藤森郵便局がありますね。


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郵便局の前から、本町通を北に向いています。
古い民家の北隣の米屋さんは、この日も営業中でした。
さらにその北隣は、オートバイの販売店です。


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オートバイ販売店の前から、本町通を北に向いています。
駐車場をはさみますが、
理髪店の北側の地域スーパーはお祭りのとき柏餅を売っていました。
(この辺の名物です)
見えにくいですが、さらにその北側には酒屋さんがあります。
コンクリート製の建物ですが、きちんと「杉の玉」が飾ってあります。


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その酒屋さんの前から、本町通を北に向いています。
ここで左にカーブして、真北に向かいます。
(ここまでの本町通は、正確には北北東に進んでいました)
約100m先に直違橋1丁目交差点があり、
そのせいで渋滞が小さな橋の上まで伸びています。


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その橋のたもとまで来ました。
ここは、七瀬川に架かる「旧伏見街道第4橋」です。
「本町通(旧伏見街道)に架かる北から数えて4番目の橋」
という意味で、「旧伏見街道第3橋」は第84回ブログに出てきました。
ちなみに、橋の北詰にあるとんがり屋根の家は花屋さんです。


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こちらは、旧伏見街道第4橋南詰で東を向いています。
約50m先に、了峰寺という曹洞宗の寺院があります。


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ただ、旧伏見街道第4橋南詰から
七瀬川南岸に下りる道が東に伸びています。
先ずは、そちらを散策します。


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本町通から、七瀬川南岸に下りてきました。
七瀬川は細い小川ですが、
両側に古い民家や寺院があってなかなか情緒があります。
そして葉の形状からわかるように、この辺りはカエデ並木が続きます。


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七瀬川南岸の道は、約50mほどで終わります。
南へ大きくカーブしたこの道は、藤森神社北門まで続きます。
七瀬川は、ここから南東にある水源から
京都国立病院の横を通ってここに流れてきました。


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七瀬川南岸の道から、西側の旧伏見第4橋(本町通)の方を向きました。
フレームから一部切れてしまっていますが、
北(右)岸に大きなカエデの木が2本あって、
それが南(左)岸の小さなカエデ並木と相まって、
ここは知る人ぞ知る京都屈指の紅葉絶景ポイントになっています。


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では、七瀬川南岸の道から上がって
いったん本町通に戻ります。


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本町通に架かる旧伏見街道第4橋南詰から、東を向きました。
いよいよ了峰寺の方に向かいます。
こちらの道には様々な花が植えてありますね。


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この時期は、ちょうどツツジが見頃でした。
そのツツジをアップで撮ると、ミツバチが花の中に入っていきました。


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こちらは、ツツジ越しの曹洞宗了峰寺です。
非公開なので、中には入れません。
また、調べたのですが沿革もわかりませんでした。
江戸時代以前に建立されたのは間違いないのですが……


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了峰寺の南側に、さらに東に向かう道があります。
今度は、そちらに向かいます。
ちなみに、その向こうに見える建物は
伏見区深草総合庁舎です。


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了峰寺を左(北)に見ながら、東に向かっています。
了峰寺の周辺は、ツツジがたくさん咲いています。
ここは普通の道に見えますが、実は了峰寺の敷地内です。
奥の駐車場の手前に、鉄筋コンクリート製の小さなお堂があります。


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駐車場とお堂との間に細い道があって、その先が墓地になっています。
この駐車場は、お墓の参拝者用なのでしょう。


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今度は、お堂の前で西を向きました。
向こうに、花屋さんが入る建物が見えます。
ここから、そちらに戻ります。


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了峰寺の門の前から、西を向きました。
では、本町通の方に戻ります。


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また、本町通まで戻ってきました。
今度は、旧伏見街道第4橋を南に向いています。
橋の北詰に、お地蔵さんの祠があってその先に寺院があります。


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実は旧伏見第4橋から西を見た光景もなかなかきれいなのですが、
(特に、秋の紅葉が最高です)
この看板で台無しになっています。
とは言え、
この看板が必要なくらい川にごみを捨てる人が多いのも事実です。
この日も、ペットボトルが1本川底にありました……
(以前よりだいぶきれいになってきていますが)


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そして、こちらが浄土宗誠心寺です。やはり、ツツジが盛りですね。
今度は、こちらに向かいます。


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誠心寺の門をすぐってすぐに、小さな阿弥陀堂がありました。
中には、阿弥陀如来像がいらっしゃいました。
南側に建っているので、背後に七瀬川が流れています。


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阿弥陀堂と門との間に、写経塔が立っています。
(一見、お墓に見えます)
その左(東)側にカエデの大きな木が2本生えていて、
七瀬川を絶景に変えています。
さらにその左(東)には、椿の木です。
実は、ここ誠心寺は椿がきれいな寺院です。


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椿の木をアップにしました。
もう盛りを過ぎましたが、(椿の盛りは桜とほぼ同じ)
まだ1輪だけ残っていました。


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先に、本堂の裏に回ります。
こちらには、お地蔵さんや石仏が積み上げてありました。
こういう仏様は、無縁仏が多いですね。


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そして、こちらが浄土宗誠心寺の本堂です。
これだけいろいろあるのですが、
実は調べても沿革はよく分かりませんでした。
ちなみに、椿の木の前の大きな石に見えるのは井戸です。


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それでは、誠心寺から出ます。
ちょうど正面に、花屋さんが見えますね。


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誠心寺の前で、本町通を北に向きました。
(この辺りから、本町通は真北に進路をとります)
もう100mほどで、直違橋1丁目の交差点です。
そこから京阪電鉄「藤森」駅前になるので、
急に商店の数が増えてきます。
ただ、そちらに向かうのは次回とします。

今回は、ここまでです。

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第126回 商店街の西岸寺~本町通南から北~その7

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前回最後の写真誠心寺の前から、本町通を北に向いています。
今回は、ここから深草商店街の中を通って西岸寺に向かいます。
撮影日は、2013年5月9日木曜日午後4時半。
そろそろ日が傾いてきました。


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先ほどの写真から、本町通を北に約100m進みました。
ここは、直違橋1丁目の交差点です。
本町通と大岩街道との交差点ですね。


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直違橋1丁目交差点から、大岩街道を東に向いています。
向こうの藪になっているあたりに、京都国立病院があります。
京都で最も大きな病院の一つです。
この道をずっと東に進むと、
東山を抜けて山科区に入り、勧修寺や随心院の前に出ます。
ウチの家から、随心院霊園に向かうときはこの道を利用します。
大岩街道は、伏見区深草と山科区小野を結びます。


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今度は、大岩街道を西に向きました。
ここから大きな橋が始まり、
琵琶湖疏水と京阪電鉄の線路を越えていきます。
これは、かつてこの辺りに駐留していた日本陸軍第16師団
「ここに踏切があっては、練兵に支障が出る」
と主張したため、このようになりました。
ちなみに、この直違橋1丁目~深草飯食町交差点間を
「第3軍道」といいます。


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直違橋1丁目交差点から、本町通を北に向いています。
ずっと先に、名神高速道路の高架が見えます。
さらに、京阪電鉄「藤森」駅が近いので、
飲食店や小売店が密度を増します。


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直違橋1丁目交差点から北に約50m進み、
T字路で東を向きました。
ここを約200m進むと、京都国立病院の前に出ます。
そのため、この通りには薬局などが並んでいます。


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今度は、T字路で西を向きました。突き当りに小さな寺院があります。
今からこの浄土真宗西岸寺に入っていきます。


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西岸寺の門をくぐりました。
左(南)手に、手水舎がありました。


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手水舎の西側に、親鸞上人像と本堂があります。
浄土真宗本願寺派西岸寺は、第84回ブログでも紹介した
法性寺の小御堂として平安時代後期に建立されました。
鎌倉時代初期に親鸞の夫人玉日姫(九条兼実の娘)のお墓が建てられ、
浄土真宗に宗旨替えしました。


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そして、ここが玉日姫のお墓です。
奥にあるのは、元は玉日姫の木像だったそうです。
(だいぶ、風化していますが)


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では、西岸寺を出ます。
ここもツツジがちょうど見ごろでした。


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では、T字路から本町通を北に進みます。
おいしそうな飲食店もありましたが、
他にもいろいろな小売店もありました。


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T字路から、本町通を北に約50m進みました。
こちらは一見洋菓子店ですが、実は和菓子も売っています。
(元々は、和菓子店でした)
お墓のお供え物も、この店でよく買います。
表札に「かしわ餅」と書いてありますが、
これがこの辺の名物です。
(この辺りでは、「深草餅」と呼ぶときがあります)
やはり、藤森祭の日が一番売れるようです。


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「アデリーヌ」の北隣は、銭湯です。
午後4時半を回って、開店のようです。


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銭湯の向かいには、「はやし」という焼き芋屋さんです。
自分が知る限り、釜を使う焼き芋屋さんは
ここを含めて京都市内では4軒だけです。
(うち2軒が本町通沿い)
ただ、こちらは午後4時半を回って閉店してしまいました……


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その「はやし」の向かいは、八百屋さんです。
この辺の住民は、野菜は八百屋で買い
肉は肉屋で魚は魚屋で買います。
昔の当り前が、今の贅沢です。


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西岸寺のあるT字路から、本町通を北に約50m進みました。
名神高速道路の高架が、かなりはっきり見えます。
今度は西に脇道があるT字路が現れました。


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そのT字路の南西角に、「京おもと」という和菓子屋があります。
焼き芋が買えなかったので、予算が余りました。
せっかく深草に来たので、ここでかしわ餅を買います。


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この写真は、家に帰ってから撮りました。
「京おもと」のかしわ餅です。
この状態ではわかりにくいですが、中はこし餡とみそ餡です。
どちらも、甘くて柏のほのかな香りがしました。
ちなみに、一つ210円でした。


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T字路の東端には、京都府警深草交番があります。
ここの警察官は、結構親切に道案内をしてくれます。
その北隣には、京都市立深草小学校があります。


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深草交番の前で、西を向きました。(この背後に交番があります)
ここでいったん本町通から、こちらに曲がります。


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T字路から、約30m進みました。
こちらは、浄土宗極楽山西休寺です。
ただ、こちらの沿革はよく分かりません。
いろいろお稽古事をされているようですね。


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本町通のT字路から、西に約80m進みました。
琵琶湖疏水に「極楽橋」という橋が架かっています。
先ほどの西休寺と関連があるのでしょうか?
橋を渡りきったところに踏切があり、
ちょうど京阪電鉄の普通車両が入ってきました。


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「極楽橋」の上から、北を向いています。
大きな桜の木の向こうには、名神高速道路の高架が見えます。


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極楽橋を渡り切りました。
京阪電鉄の踏切を越えると、急な下り坂になります。
ここから師団街道まで下り坂が続き、
その先は名神高速道路の南側を並走する道になります。
ちなみにここを約300m進むと、
京都市青少年科学センターがあります。
(プラネタリウムが格安価格で見られます)
さらに100m進むと、京都市立藤森中学校の前に出ます。


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京阪電鉄の踏切の前で、北を向きました。
名神高速津路の高架下に、京阪電鉄「藤森」駅があります。
今回は、ここから帰ります。

~次回は、十二帝陵や真宗院など、この辺りを散策します~

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第127回 十二帝陵に向かう道~本町通南から北~その8

実は、稲荷山から南には様々な神社仏閣が集中しています。
十二帝陵・真宗院・嘉祥寺・宝塔院・石峰寺・ぬりこべ地蔵……
他の地方の方には知られていませんが、
かなりの絶景ポイントが目白押しです。
そこで、本町通に絡めながら少しずつ紹介していきます。
今回は、十二帝陵から始めます。
では、始まり、始まり。


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京阪電鉄「藤森」駅です。
これで、ようやく京阪電鉄で一駅分本町通を進みました。
今回は、東の方に寄り道をして十二帝陵に向かいます。
撮影日は、2013年5月16日木曜日午後3時。
晴れたり曇ったりの一日でした。


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「藤森」駅に、ちょうど普通電車が入ってきました。
こうして見ると、
ここが名神高速道路の高架下であることがよく分かります。
では、改札口に向かいます。


127-3.jpg
京阪電鉄「藤森」駅の南改札口です。
正面のコンクリート柱は、名神高速道路の支柱です。


127-4.jpg
改札口を抜けました。
ここは、名神高速道路のちょうど高架下に当たります。
また、琵琶湖疏水端でもあります。
この先に、前回ブログでも渡った極楽橋が見えます。
今から、そちらに向かいます。


127-5.jpg
京阪電鉄「藤森」駅改札口から、南に約100m進みました。
この極楽橋から、琵琶湖疏水を渡って東に進みます。
極楽橋のたもとに仁明天皇陵と十二帝陵への道標があります。
この十二帝陵に今から向かいます。
本当は仁明天皇陵にも行きたかったのですが、
そうすると本町通からだいぶ離れるので諦めました……


127-6.jpg
極楽橋の上から、東を向いています。
約50mでこの道は突き当り、(深草交番の辺りです)
南北を貫く本町通とのT字路になります。


127-7.jpg
極楽橋から、東に約50m進みました。ここは、本町通のとT字路です。
右(南)側に、前回ブログで柏餅を買った「京おもと」があります。
前回ブログでは、右(南)から来て京阪電鉄「藤森」駅に向かいました。


127-8.jpg
そのT字路で、本町通を北に向きました。
すぐ近くを名神高速道路が交差しています。
この右(東)側に京都市立深草小学校があって、
児童がたくさん下校していきます。
また、駅前ということもあって居酒屋さんも並んでいます。


127-9.jpg
本町通沿いの名神高速道路高架下で左(西)を向きました。
この先に京阪電鉄「藤森」駅が見えますが、
途中に琵琶湖疏水があるので真っ直ぐ進めません。
右(北)側に「左馬」という喫茶店があるのですが、
もう閉店してしまっています。
実は向かいにも美容院やCD屋さんがあったのですが、
そこも閉めています。


127-10.jpg
今度は、右(東)を向きました。
ここから名神高速道路高架下の東側は、駐車場になります。
約100m先に見えるコンクリート塀は、
京都市立深草中学校のものです。


127-11.jpg
名神高速道路高架下から、本町通を北に向いています。
下校時間と重なり、深草小学校の児童の姿が見えます。
ここからは小売店や飲食店、古い民家が雑多に並んでいて、
それがこの辺りの独特の雰囲気を作っています。


127-12.jpg
名神高速道路から、本町通を北に約5m進みました。
お地蔵さんの北隣に古い金物屋さんがあります。
いろいろ並んでいますが、品数は多いのです。


127-13.jpg
金物屋さんから、本町通を北に約30m進みました。
ここは古い民家を改装した喫茶店です。
ただ、店ができてから間もないので、自分は入ったことはありません。


127-14.jpg
先ほどの喫茶店から、本町通を北に約100m進みました。
古い民家をはさんで、
左(南)に仕出し屋、右(北)にクリーニング屋があります。
仕出し屋とは、食事スペースのない飲食店です。
個人宅や料亭に食事を届けてくれます。
(料亭は食事スペースであって、料理は別に注文するのが通常です。
ただ、最近は料亭が自分で料理を作るところも出てきました)


127-15.jpg
クリーニング屋さんの前から、本町通を北に向いています。
この辺は、古い民家の割合が高いですね。
個人的には、こういう街並みがとてもきれいで大好きです。


127-16.jpg
この辺りで、左(西)を向きました。
ここにもお地蔵さんがいらっしゃいます。
本町通は特にお地蔵さんが多い通りです。
(実は、何体か省略して載せていません)
駐車場の向こうに琵琶湖疏水が見えて、
時折その先に京阪電鉄の車両が見えます。


127-17.jpg
名神高速道路の高架から、本町通を約200m進みました。
左(西)側に、「深草郵便局」が見えてきました。


127-18.jpg
そして、郵便局の向かいに赤レンガの建物と鉄門扉が現れます。
こちらは、京都聖母女学院の校舎です。
ノートルダム女学院・同志社女子と並ぶ
京都屈指の「ミッション系お嬢様学校」ですね。
ただ、戦前はここが日本陸軍第16師団の司令部庁舎でした。
練兵所跡は、ここから真西の師団街道沿いになります。
(現在の龍谷大学や青少年科学センターなどの辺り)


127-19.jpg
京都聖母女学院の北隣には、教会があります。
学校の方は非公開で関係者以外入れませんが、
こちらの教会は割と簡単に入れます。
(まぁ、教会ですしね)


127-20.jpg
その教会の前から、本町通を北に向きました。
目の前のT字路は、第2軍道との交差点です。


127-21.jpg
本町通から西を向き、第2軍道を見ています。
「京阪電鉄の踏切が、練兵の支障になる」
とのことで、琵琶湖疏水と京阪電鉄の線路をまたぐ
高架がここに付設されました。


127-22.jpg
第2軍道から、本町通を北に向いています。
この辺りから、なかなか雰囲気のある小売店が並びます。
約50m先に、今度は東に伸びる道のT字路が見えます。


127-23.jpg
本町通から東に伸びる道を見ています。
木造のオートバイ販売店の脇に、
十二帝陵と真宗院の道標があります。
ここから本町通をそれて、この道を東に進みます。


127-24.jpg
本町通から東に伸びる道を約100m進みました。
右(南)側が藪に見えますが、
その向こうに京都聖母女学院の校舎があります。
幼稚園から短期大学まで併設されているので、
なかなか広い敷地になります。


127-25.jpg
さらに、東に約100m進みました。
こちらは、京都聖母女学院に併設されている「愛徳修道院」です。
シスターさんたちが修行される場ですね。


127-26.jpg
修道院の脇に、お地蔵さんが何体もいらっしゃいました。
チャペルの十字架とお地蔵さんが一枚の写真に写っているのも、
これはこれで味わいがあります。


127-27.jpg
さらに東に100mほど進むと、バス停がありました。
ただし、こちらは地下鉄「竹田」駅との循環バスで
京都駅の方とは別路線です。
この先を見ると、道が細くなって突き当りに藪が見えます。
それが今回の目的地である十二帝陵です。


127-28.jpg
バス停から東に、約50m進みました。
右(南)側に、深草保育園が見えてきました。
ここは、児童館も併設されています。


127-29.jpg
保育園から約50mで、この道は突き当たってしまいます。
その先の十二帝陵に行くには、少しここから蛇行します。


127-30.jpg
突き当りで、右(南)を向きました。
向こうに緑色のテントの付いた理髪店がありますが、
その手前の左(東)に抜ける道のある角まで進みます。


127-31.jpg
先ほどの角から約50m南に進み、今度は東に向きました。
目の前のJR奈良線の踏切を越えていきます。


127-32.jpg
JR奈良線の踏切を越えて、今度は左(北)を向きました。
ここが十二帝陵の入り口です。


127-33.jpg
こちらが、十二帝陵です。文字通り12人の天皇が埋葬されています。
天皇陵は神式が多いのですが、ここは珍しい仏式です。
宮内庁管轄ということもあって、ここから先は非公開になります。
ですから、ここで参拝しました。


127-34.jpg
では、十二帝陵を出ます。
そして、もう少しこの辺りを散策します。


127-35.jpg
十二帝陵の前で、左(東)を向きました。
(背後に、JR奈良線の踏切があります)
この少し先の土塀の突き当りまで進みます。


127-36.jpg
約70m進み、突き当りまで来ました。
ここを左(北)に曲がります。


127-37.jpg
先ほどの角で、北を向きました。
約50m先に、寺院の山門が見えます。
そちらの方に向かいます。


127-38.jpg
歩いている途中で、左(西)を向きました。
駐車場の向こうに、十二帝陵が見えます。


127-39.jpg
寺院の山門前まで来ました。
こちらは、浄土宗西山深草派真宗院です。
ここのカエデがなかなか絶景なのですが、
それは次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、真宗院と嘉祥寺を散策します~

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第128回 深緑の真宗院 嘉祥寺~本町通南から北~その9

127-39.jpg
こちらは、浄土宗西山深草派真宗院の総門です。
ここのカエデ並木は、二尊院に似ています。
今回は真宗院と嘉祥寺を回って、本町通に戻ります。
撮影日は、2013年5月16日木曜日午後4時。
少し曇り空の日でした。


128-2.jpg
真宗院の総門をくぐりました。
門からは東に向かって、細い道が続きます。
左(北)側の植え込みに、ツツジが咲いていました。


128-3.jpg
細い道は、約30m続きます。
突き当りを左(北)を向くと、中門があります。
ここをくぐると……


128-4.jpg
このように、カエデ並木が続きます。
枝が頭上に来るので、まるでカエデのドームになっています。
自分は深緑のカエデが好きなのですが、
秋の紅葉もまた格別でしょうね。
この写真は、クリックすると拡大されます。


128-5.jpg
ドーム状のカエデを過ぎても、20mほどカエデ並木が続きます。
ここのカエデは背が低くて、
歩いていると葉がちょうど目の高さにきます。
そこが二尊院との共通点です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


128-6.jpg
カエデ並木を通り過ぎると、広く見渡せるようになります。
本堂に行く前に、あちこち回ります。


128-7.jpg
境内に入ると、まずはこの小さな石仏が目に入ります。
涅槃でしょうか、とても穏やかな表情をされています。


128-8.jpg
境内の中央に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
横に謂れが書いてあったのですが、
どうやら水子地蔵尊のような方のようです。


128-9.jpg
境内の東側に、比較的新しい石仏がいらっしゃいます。
こちらは、観世音菩薩のようです。


128-10.jpg
観世音菩薩の北側には、
小さな庭園の脇に薬師如来がいらっしゃいました。


128-11.jpg
薬師如来の北側に鐘楼があり、そのさらに北側に石段があります。
その上は、墓地になっています。
実は家に帰ってから知ったのですが、
そこに山脇東洋のお墓もあったそうです。
「解体新書」の著者杉田玄白に影響を与えた人ですね。


128-12.jpg
そして、こちらは方丈です。
実は、寺務所とくっついています。


128-13.jpg
こちらが、真宗院の本堂です。
ご本尊は阿弥陀如来ですが、中には入れません。
浄土宗西山深草派真宗院は、後深草天皇の勅願により
1248年円空立信が開山しました。
その後応仁の乱などで焼失して荒廃しましたが、
江戸時代に再興しました。
方丈や総門、中門は江戸時代に堺の商人の寄進で再建され、
本堂はたびたび焼失した後、1935年に再建されました。
後嵯峨天皇や山脇東洋の一族や堺の豪商雑賀氏の帰依を受けました。


128-14.jpg
本堂を背に、南を向いています。
では、カエデ並木を抜けて中門を出ます。


128-15.jpg
中門を通り抜け、西を向きました。約30m先に総門があります。
門自体は閉まっていますが、脇の小さな門から外に出ます。


128-16.jpg
真宗院の総門を背に、西を向いています。
住宅の向こうに、前回ブログで紹介した十二帝陵があります。


128-17.jpg
ここは、先ほどの写真に写っていた住宅の北隣です。
(真宗院の北西斜め向かいに当たります)
細い道の先に見える藪も、十二帝陵のものです。
「歓喜天」と大きく書かれた石碑が見えます。
こちらは、「深草聖天」の名で親しまれている嘉祥寺です。
(第117回ブログでも紹介した「山科聖天」雙林寺同様、
聖天が祀られた寺院ですね)
ちなみに、「歓喜天」とは「聖天」の別称です。


128-18.jpg
先ほどの細い道を突き当り、右(北)を向きました。
ここから、「深草聖天」天台宗嘉祥寺に入っていきます。


128-19.jpg
門を入ってすぐに、手水舎があります。
こちらは口に含んではいけないそうなので、手だけ清めました。


128-20.jpg
手水舎の西側に、歴代和尚のお墓がありました。
先ずは、こちらにお参りします。


128-21.jpg
お墓の右(北)隣りには、小さな祠がありました。
その右(北)側に、立派なカエデが伸びています。
こちらも、秋には紅葉が楽しめる寺院です。
ちなみに、向こうに見えるのは十二帝陵です。


128-22.jpg
さらに北隣にも、法華塔とカエデの木がありました。
こちらのカエデも、見事な枝ぶりです。
この写真も、クリックすれば拡大できます。


128-23.jpg
法華塔の向かい(東)側に寺務所がありましたが、
だいぶ遅い時間(この時点で午後4時半)のせいか、
中にはだれもいらっしゃいません。

ショウウィンドウには、人形型の土鈴が売られていました。
「土鈴」ということは、伏見人形の可能性が高いです。


128-24.jpg
そして、こちらが「深草聖天」嘉祥寺の本堂です。
聖天(歓喜天)は、密教(真言宗や天台宗)では
「護法の仏様」(仏教の戒律を守る仏様)
として信仰を集めています。
元々ヒンドゥー教のガネーシャが仏教にとりいれられたために、
象の頭を持つ姿をしておられます。
ちなみに、ここ嘉祥寺が日本の聖天信仰発祥の地とされています。


128-25.jpg
では、嘉祥寺の門を出ます。
細い道が続いているように見えますが、
ここで左(東)にいったん折れないと先に進めません。


128-26.jpg
嘉祥寺の門の前から、左(東)を向きました。
向こうに見える藪は、真宗院のものです。
とりあえず、向こうの太い道に出ます。


128-27.jpg
太い道に出て、右(南)を向きました。
左(東)手に、真宗院の総門が見えます。
真宗院の前を通り過ぎ、南へと進みます。


128-28.jpg
先ほどの写真から南に約100m進み、右(西)を向きました。
(前回ブログに出てきた土塀を背にしています)
向こうに見えるJR奈良線の踏切に向かって進みます。


128-29.jpg
先ほどの地点から、西に約50m進みました。
住宅地と十二帝陵との間のフェンスにカラスが一匹とまっていました。
くちばしが細いので、日本に昔からいる種でしょうね。


128-30.jpg
カラスのいたフェンスから、約50m西に進みました。
この右(北)に、十二帝陵があります。
ちょうど踏切の辺りに来たときに、
JR奈良線の奈良行電車が入ってきました。


128-31.jpg
電車が行ったので、踏切を渡ります。
ここから、さらに西に進みます。


128-32.jpg
踏切から約50m西に進み、道が突き当りました。
本町通へは右(北)に進むのが正解なのですが、
ここはいったん左(南)に曲がります。


128-33.jpg
突き当りで、左(南)を向きました。
緑のテントの理髪店の向かいに、小さな寺院があります。


128-34.jpg
ここは浄土宗西山深草派地福寺です。
同じ宗派なのでピンと来られた方もいるでしょうが、
ここは真宗院の末寺に当たります。
1287年に真宗院第2代住職真空如円が隠居した際に
終の棲家として建てたのが始まりです。
残念ながら、ここも中には入れません。


128-35.jpg
地福寺の前から、北を向いています。
約50m先にある東に伸びる道のT字路からここに来ました。
次は、さらに50mほど先にある西に伸びるT字路まで進みます。
(今、白い自動車が曲がってきている辺りです)


128-36.jpg
その西に伸びる道とのT字路まで進み、そこで西を向いています。
後ろに、JR奈良線の線路と十二帝陵を背負っています。
ここから急な下り坂になっているのが分かります。
少し先に深草保育園があり、突き当りは本町通と交差します。
では、この道を進み本町通を目指します。


128-37.jpg
約100m西に進み、バス停の前まで戻ってきました。
この辺りでまた道幅が広がります。
左(南)側に、愛徳修道院と京都聖母女学院の校舎が見えます。


128-38.jpg
さらに約100m西に進みました。
左(南)側に、京都聖母学院の校舎がはっきりと見えます。
そろそろ突き当りの本町通が見えてきました。


128-39.jpg
なおも西に100m進むと、この道も突き当ります。
ようやく本町通とのT字路に到着しました。
右(北)側に、前回ブログでも登場した
木造のオートバイ販売店があります。


128-40.jpg
T字路から、本町通を北に向いています。
ここからやっと本町通をまた北上するわけですが、
これ以降は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回も本町通を北上すると見せかけて、
途中でまた東に曲がっていって瑞光寺・宝塔寺を回ります~

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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
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宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
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北関東と東京の下町の
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自分の大ファンの
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運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
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「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
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「未分類」
京都を書いては
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他の「道ブログ」とは
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入ります。

「ここって、
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こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
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「京都」
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「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
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初詣など
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「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。
サイトやブログのリンク
シリーズごと読むなら、こちらから
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