第192回 3度目の上御霊神社~烏丸通北から南~その4

ここ2カ月で3回目の地下鉄「鞍馬口」駅です。
この駅近くの神社……ということでまた上御霊神社を目指します。
最近、近所の伏見稲荷大社よりもよく通っているような……
(第177回ブログと第180回ブログで取材済み)
撮影日は、2014年3月1日土曜日午後2時。
今年の花粉は少な目だそうですが、花粉症は重症化します。

今まで乗っていた国際会館行きの地下鉄が出発します。
車体に、京都サンガのエンブレムが貼ってあります。
開幕のアウェー対北九州戦は何とかなりましたが、
J1昇格はどうでしょうか?
まぁ、得点力は昨年よりもありますが……

国際会館行きの地下鉄が、駅から出ていきました。
では、こちらの階段でホームから改札口を目指します。

階段を上がって、改札口まで来ました。
次はここを出ます。

改札口を出て、北を向きました。
いつもは南側から出ていたのですが、今回はこちらへと進みます。

地下鉄「鞍馬口」駅1番出口から、烏丸通を南に向きました。
この辺りは商店が並んでいて賑やかです。
では、目の前の鞍馬口通に向かいます。

烏丸通から、鞍馬口通を東に向いています。
ちょうど第184回ブログで通った辺りですね。
こちらを進むと、その回で紹介した上禅寺や
第183回ブログで紹介した和菓子屋さんの「幸楽屋」、
喫茶店の「フェルメール」などがあります。
ただ、さすがに今回はそちらには向かいません。

今度は、烏丸通から鞍馬口通を西に向きました。
こちらも、商店が並んでいます。
ここをずっと進むと、紫明通を吸収した後金閣まで続きます。

さらに、鞍馬口通から烏丸通を南に向いています。
鞍馬口烏丸交差点の南西角に、地域スーパーがあります。
1Fの食料品売り場に後から寄ったのですが、
食料品以外に生花を売っていたり、
パン屋さんの「志津屋」の支店があったりしました。

その地域スーパーの入り口に、屋台のお店がありました。
こちらで、焼きそばが売られていました。
そう言えば朝から何も食べていないので
ここで焼きそばを買わせていただきました。

鞍馬口通から、烏丸通を約100m進みました。
こちらのお店は、第180回ブログの際にも遠映で撮っています。
手前のお店は京野菜をメインとした惣菜屋さんです。
弁当とかも売っていますが、今回はいろいろおかずを買いました。
向こうのお店は、洋菓子店です。
中でも食べられるそうなのですが、
すぐに職場に戻らないといけないので今回は諦めました。

そのお店の前から、烏丸通を南に向きました。
この辺りで、京都市北区から京都市上京区に移ります。
この少し先に、上御霊前通との交差点が見えます。
では、この横断歩道を渡って、東側歩道に向かいます。

横断歩道を渡って、烏丸通から上御霊前通を東に向いています。
この道を進む前に、左(北)側のコンビニエンスストアで
ペットボトルのお茶とビニール傘を買いました。
(この辺りから、雨が強くなってきました)
その後は、目の前の小さな神社に向かいます。

こちらが、烏丸通から上御霊前通を約30m進んだところにある
猿田彦神社です。(御祭神は、もちろん猿田彦)
上御霊神社に来る度ここにも立ち寄ってますので、
ここにも最近通い詰めています。

猿田彦神社の前から、上御霊前通を東に向いています。
上御霊前通は、加茂街道から烏丸通への抜け道でもあるので
道幅の割には交通量が多くなります。
この辺りから、また雨足が強くなりました。
ですから、先ほどコンビニエンスストアで買った傘を広げます。
では、約70m先にある石製鳥居の辺りを目指します。

上御霊前通はこの鳥居前で突き当たっていますが、
このまま右(南)に曲がった後さらに東に伸びています。
今回はそちらには向かわずに、
目の前の上御霊神社に入っていきます。

神社に入る前に、こちらの狛犬に注目しました。
こちらは、右(南)側の阿形の狛犬です。

そして、こちらが左(北)側の吽形です。
「角付き」なのは、この神社独特ですね。

門をくぐり、上御霊神社の境内に入ってきました。
正面の石畳を真っ直ぐ進むとそのまま拝殿→本殿なのですが、
先に右(南)側の絵馬殿に向かいます。

両手が食べ物でいっぱいで朝から何も食べていなかったので、
先に絵馬殿のベンチで食事をします。
手前が屋台で買った焼きそばです。
その後ろは惣菜屋さんで買った今晩のおかずです。
(ここでは食べません)
左から、マカロニサラダ、茄子の炊いたん、アジ南蛮です。
右端は、コンビニエンスストアで買ったお茶です。

絵馬殿の中は、こうなっています。
時折、ここで休憩されている方を見かけます。
上の方に、能楽の謡曲に関する額縁が多く掛けられていました。
どうやらこの神社で、謡曲の会が熱心に行われているようです。
では、食事も終わったのでここを回っていきます。

こちらは、南門の近くにある手水舎です。
この神社には手水舎が2カ所ありますが、
絵馬殿に近いこちらで済ませました。

その手水舎から東を向きました。ここは本殿の南側になります。
では、子供の像の向こうにある赤い鳥居の方に向かいます。

こちらが、その鳥居のある「福寿稲荷神社」です。
赤い鳥居が続いているのは、稲荷神社の特徴ですね。

鳥居をずっとくぐり続けると、
上御霊神社南東端の福寿稲荷神社の祠にたどり着きます。
この神社の沿革は、第180回ブログを参考にしてください。

福寿稲荷神社の鳥居の間に枯れた小川があって、
そこにこのようなものが立っています。
これって、どう見ても戦車の砲弾ですよね?
なぜこのようなものがあるのでしょうか?

福寿稲荷神社の鳥居の前で、北を向きました。
本殿の真裏の桜並木の向こうに、神明神社が見えます。
次は、こちらに向かいます。

こちらがその神明神社です。鳥居も祠も「神明式」ですね。
こちらも、福寿稲荷神社同様に少なくとも江戸時代にはありました。

神明神社の左(北)側、この神社の北東端に厳島神社があります。
ここから西に向かって、
日本各地の分社やこの神社の末社が並んでいます。

厳島神社の左(西)側は、このようになっています。
こちらの小さな祠一つ一つが、小さな神社になっています。

さらにその西側にも、分社や末社が並んでいます。
ただ、こちらの祠は先ほどよりも大きくて立派に見えます。

そして一番西側には、こちらの八幡神社があります。
分社や末社の両端の神社がどちらも軍神なのは偶然でしょうか?

八幡神社から、南を向きました。
枝垂桜の向こうに、上御霊神社の本殿が見えます。

こちらが、上御霊神社の本殿です。
こちらの吽形の狛犬も、頭に角が生えています。
上御霊地名の詳しい沿革は、第177回ブログを参考にしてください。
この日は雨でしたが、20人近い方が参拝されていました。
昨年末より、心なしか人が増えているように思います。

上御霊神社本殿に背を向け、拝殿の方を撮っています。
向こうの方に、最初に入った門が見えます。
拝殿には、見事な生け花が見えます。

今度は、拝殿の反対側に回り込みました。
賽銭箱の南側に、こちらの花が生けてありました。

こちらは、賽銭箱の北側の生け花です。
この神社の拝殿には、いつもこのような花が生けてあります。

拝殿に背を向けて、西側を向きました。
目の前の門は、最初にここに入ってきた場所です。
では、こちらの門からここを出ます。

上御霊神社の門を出ました。
目の前の上御霊前通を約100m進むと、烏丸通との交差点に出ます。
とは言え、ここから先は次回とします。
ただ、その前に鳥居の向かいにある「唐板」と書いてある
水田玉雲堂という和菓子屋に立ち寄ります。

水田玉雲堂は、こちらの「唐板せんべい」専門店です。
「唐板せんべい」は小麦粉・砂糖・水を練って、焼いたものです。
素朴な味で、ウチの母はけっこう好物だそうです。
このお店は江戸時代初期の創業ですが、
「唐板せんべい」自体は平安時代初期には存在しており、
清和天皇が吉備真備の供養に供えたという記録もあります。
元々は、上御霊神社などで「御霊供養」に使われた供え物でした。
(陰陽道を素材にしたゲームなどで、アイテムにもなっていますね)
今回は、ここまでとします。
~次回は、ここから相国寺の前まで行きます~
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