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第236回 大原神社の綾傘鉾~祇園祭前祭2014~その7

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四条通から、室町通を南に向いています。
この辺りが、祇園祭で一番露店が出る所です。
ただまだ自動車が通れる時間帯なので、大渋滞していますね。
今回は、大原神社の綾傘鉾と室町通の山鉾を見て回ります。
撮影日は、2014年7月16日宵山の水曜日午後2時半。
熱中症になりそうなので、さらにソルティライチを買い足しました。


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池坊短大の正面付近は、室町通が2車線と広くなります。
これは短大の向かい(西)側にある京都産業会館1Fに、
京都市バスのターミナルがあるからです。
そして、この辺りには向こうに見える鶏鉾が立っています。
この辺りは祇園祭の期間中最も賑やかになるところなので、
この鉾にもたくさんの方が訪れます。


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こちらが、鶏鉾です。人が多くて、これ以上近づけません。
2年前はこの鉾の故事はよく分からなかったのですが、
いろいろなブログを読んでいたら
ここの故事が書いてある記事をいくつも見つけました。
どうやら「古事記」の故事を元にしているようですね。


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室町通を南下して鶏鉾を通り過ぎると、すぐに綾小路に出ます。
この少し先に、白楽天山が立っています。


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室町通から、綾小路を東に向いています。
元来綾小路はとても細い道なのですが、この辺りは2車線になります。
(ここも、市バスターミナルとの関係です)
こちら側は、今から露店の設営のようです。
まぁ、本格的に混みだすのはこの後ですしね。


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今度は室町通から、綾小路を西に向きました。
これでも、綾小路としては広い道幅です。
この辺りは昔から遊戯系の露店が並んでいて、
自分も10代のころはここでスマートボールや射的をよくしました。


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室町通から、綾小路を西へ約50m進みました。
こちらに、綾傘鉾が立っています。


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こちらが、綾傘鉾です。
四条通に立つのが「四条傘鉾」で、綾小路に立つのが「綾傘鉾」です。
同じ「傘鉾」でも、「四条傘鉾」とはだいぶ形状が違います。


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綾傘鉾の南側に、このような碑が立っていました。
ということは、ここで本居宣長は賀茂真淵に会ったのでしょうか?


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綾傘鉾から綾小路を西に約20m進むと、会所があります。
次は、こちらに寄ります。


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綾傘鉾の会所の脇に、こちらの標札が立っていました。
ここは今は独立していますが、
元々は京都府福知山市三和の「大原神社」の出張所でした。


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大原神社(会所)の左(西)側に、手水舎がありました。
先ずは、こちらで手を清めます。


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神社の右(東)側には、稲荷大神の祠がありました。
次は、こちらにお参りです。


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境内の一番奥(北)に、大原神社本殿が建っています。
福知山の方と同じ御祭神のはずなので、
ここの御祭神も伊弉諾命(イザナギノミコト)他3柱のはずです。
ちなみに京都府には南丹市美山にも大原神社があるのですが、
こちらも伊弉諾命が祀られています。
どちらも安産のご利益があります。


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境内の西側にある社務所が、まるまる綾傘鉾の会所になります。
手前の仮面は、綾傘鉾が巡行する際に稚児がかぶり
棒を振って踊るときに使います。
後ろの掛け軸に描いてある綾傘鉾は、
現物よりよりも大規模で車輪も付いています。
これが元来の形の「綾傘鉾」ですが、
現在寄付金を募ってこの形に戻そうとしています。
(これも、どんど焼けの傷痕です)


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その左(南)側に、「牛頭天王」の掛け軸が祀られています。
再三このブログでも書きましたが、
この「牛頭天王」が八坂神社の御祭神です。
習合の結果素戔嗚尊(スサノオノミコト)と同一視されている
「天然痘」を振りまく疫神です。


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では、大原神社を出て先に進みます。
ここからさらに西に進むと前回ブログの伯牙山が立っていますが、
今回は東側の室町通に戻ります。


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大原神社の前から、綾小路を東に向いています。
では、目の前の綾傘鉾を通り抜けて室町通を目指します。


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大原神社から、綾小路を東に約70m進みました。
室町通との辻が見えます。
先程通り過ぎた射的やスマートボールの露店が見えますね。


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綾小路から、室町通を南に向いています。
次は、いよいよ白楽天山に向かいます。


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綾小路から、室町通を南に約10m進みました。
右(西)側にあるコンビニエンスストアが、露店の準備に大忙しです。
とりあえず店内に入って、ソルティライチを買い足します。


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そのコンビニエンスストアの前から、室町通を南に向いています。
目の前に白楽天山が立っています。


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こちらが、白楽天山です。
日差しが強くて、角度によってはフレームに日光が入ってしまいます。


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白楽天山の左(東)側に、会所が立っています。
こちらにも、寄っていきます。


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見送りの横に、ご神体の白楽天像と道林禅師像がいらっしゃいます。
この山は、唐の三大漢詩人の一人白居易(白楽天)が
仏法について問答した故事に基づいています。
後ろの掛け軸には、「八坂大明神」と書かれています。
こちらも、「牛頭天王」の別名ですね。
(「南無 祇園牛頭天王」
聖護院の修験者は、役行者山でこう唱えます)


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さらに室町通を南に進み、仏光寺通との辻に来ました。
祇園祭前祭の山鉾は残りあと1基だけなのですが、
これが他の山鉾とだいぶ離れたところにあります。
そちらに進むのにだいぶ写真を使ったので、この先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は保昌山に向かい、前祭全制覇します~

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第237回 保昌山で前祭制覇~祇園祭前祭2014~その8

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室町通から南を向き、仏光寺通との辻を見ています。
今回は、いよいよ最後に残った保昌山(やすまさやま)に向かいます。
標識通りだとここを右折ですが、
今回は室町通を南下するルートをたどります。
撮影日は、2014年7月16日宵山の水曜日午後3時。
2014年の祇園祭の記事は、今回で終わりです。


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室町通から、仏光寺通を東に向いています。
向こうの赤茶色のビルがある辺りが、烏丸通との交差点です。
今回ブログの最終地点でもあります。


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今度は室町通から、仏光寺通を西に向きました。
この仏光寺通には、第233回ブログで登場した
木賊山(とくさやま)しか立ちませんので、
ずっと向こうまで見渡すことができますね。


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仏光寺室町の辻の南東角に、小さな神社がいらっしゃいます。
先ずは、こちらの日吉神社に寄ってみます。


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神社に入ってすぐに、こちらの手水舎がありました。
とは言っても、水が枯れています……


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こちらは、手水舎の右(東)側にいらっしゃる三ツ森稲荷です。
かつてこの辺りは森だったのでそれが由来という説もありますが、
実はその辺がはっきりしていません。


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その三ツ森稲荷と向かい合うように、
拝殿の脇にこちらの扁額が置いてありました。
かつて、ここは「山王宮」とも呼ばれていたのでしょうか?
ちなみに、この辺りを現在は「下京区山王町」と呼びます。
大昔はこの辺り一帯が「山王の森」でした。


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そして、こちらが、拝殿越しの日吉神社本殿です。
左に(北)に三ツ森稲荷が、右(南)に「山王宮」の扁額が見えますね。
こちらの御祭神は、大己貴命(オオナムチノミコト)他2柱です。
平安時代後半の1100年ごろ、滋賀県の日吉神社にいた僧兵が
内裏に強訴(恐喝)しに行った帰りに、
持ってきた神輿を山王の森のこの辺りに放置して帰りました。
その後その神輿があった場所に社殿を建てて、
大元の日吉神社から勧請したのが、この神社の始まりです。


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日吉神社から室町通を南に向いています。
右(西)側に見える問屋さんが繊維製品の安売りをしています。
これも、祇園祭のもう一つの姿です。


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日吉神社の前から、室町通を南に約50m進みました。
こちらの問屋さんでも美術品を並べておられましたが、
ここには一般の人は入れなくなっていました。


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さらに室町通を南に約50m進みました。
いよいよ高辻通の交差点です。


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高辻通から、室町通を南に向きました。
ここから先にも問屋さんは続きますが、ここには山鉾は立ちません。


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今度は室町通から、高辻通を西に向きました。
約20m先に、「繁盛の宮」があります。次は、そちらに寄ってみます。


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高辻通を一歩入ると、もう「繁盛の宮」の本殿です。
こちらは、ハーリーティー(鬼子母神)を御祭神としています。
この「ハーリーティー」が訛って「繁盛」と呼ばれています。
もちろん金運や商売繁盛のご利益がある神社です。


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こちらは、「繁盛の宮」の社務所に陳列されていた屏風です。
二条城のもののレプリカですが、祇園祭期間中だけここに置かれます。
この写真は、クリックすれば拡大されます。


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「繁盛の宮」の前から高辻通を東に向いています。
では、ここを進んでいきます。


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今度は室町通まで戻って、高辻通を東に向いています。
左(北)側の喫茶店は自分が中学生のころからある店ですが、
この日は超満員でした。


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室町通から、さらに高辻通を東に約100m進みました。
こちらは、高辻烏丸交差点です。
北東角と南西角が、京都銀行本店になります。


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高辻通から、烏丸通を北に向いています。
ここの北西角がガソリンスタンドで、その北隣が下京警察署です。


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横断歩道を渡って、今度は高辻通から烏丸通を南に向いています。
ここに来るのも、約2か月ぶりです。
ずっと向こうに、京都タワーが見えますね。


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烏丸通から、高辻通を東に向いています。
約250m先に、浄土真宗仏光寺が見えます。


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烏丸通から、高辻通を東に約30m進みました。
こちらは、約2か月ぶりの匂天神です。ここも、お参りしました。


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匂天神から、高辻通を東に約70m進みました。
「ホテル日航プリンセス京都」は、東洞院通との交差点にあります。


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高辻通から、東洞院通を南に向いています。
ようやく、保昌山の提灯が見えてきました。


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高辻通から、東洞院通を南に約50m進みました。
こちらが、保昌山(やすまさやま)です。


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保昌山の東側に、会所がありました。
こちらの方にも、お邪魔します。


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こちらは、会所の中の風景です。
祠の周囲に、お神酒と売り物の団扇が並んでいますね。


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会所の奥には、こちらの見送りが飾ってありました。
外に面していてエアコンが効かないので、扇風機が回っています。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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会所の2Fに、ご神体の平井保昌像がいらっしゃいます。
会所の2Fにご神体を並べるのは、山伏山・橋弁慶山などがあります。
恋人の和泉式部のために紫宸殿の桜の花を盗んだ
平井保昌の故事に由来する山です。


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保昌山を囲む格子に、たくさんの絵馬が結び付けてありました。
この山は、祇園祭でも珍しく恋愛譚を故事にしています。
そのため、いつしかここは「恋愛成就の山」として
多くの方の信仰を集めるようになりました。
今では多くの方がここに絵馬を結びつけ、
恋愛成就を願うようになりました。


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保昌山の前から、東洞院通を北に向いています。
では、ここから高辻通に戻ります。


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東洞院通から、高辻通を西に向いています。
次は、ここから烏丸通を目指します。


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東洞院通から高辻通を西に約100m進みました。
また高辻烏丸交差点に戻ってきました。


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高辻通から、烏丸通東側歩道を北に向いています。
今度はここを北上し、地下鉄の駅を目指します。


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高辻通から、烏丸通東側歩道を北に約70m進みました。
こちらは、八坂神社大政所御旅所です。
元々山鉾巡行の後の神輿神事の神輿は、こちらにありました。


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八坂神社政所御旅所の前から、烏丸通東側歩道を北に向きました。
もう30mで仏光寺通との交差点で、
こちらに地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口があります。


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こちらが、仏光寺烏丸交差点北東角にある
地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口です。
ここに「サイゼリア」の看板がありますが、
地下にあるせいで祇園祭期間中でもすぐには満員になりません。
(祇園祭期間中に、他が満員のときに便利です)
今回は、ここから地下鉄に乗って帰ります。

これで、2014年祇園祭前祭宵山の模様は終了です。
後祭は、来年に取材しようと思っています。

~次回は、五条坂で行われる清水焼の陶器市の模様を取材します~

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第238回 五条坂の陶器祭

さて、8月に入り京都も猛暑が続いています。
祇園祭も終わり、京都も「五山の送り火」まで一休み
……ではなくて、この間にも大きなイベントがあります。
それが、この「陶器祭」です。
年に一度、日本中の陶工の作品が五条坂に集まります。
普段は高価な一品が破格の値段で売られていることもあり、
日本全国から買い求められる方がいらっしゃいます。


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ここは、京阪電鉄「清水五条」駅のホームです。
今回はここから五条通を東に向かい、陶器祭を散策します。
撮影日は、2014年8月7日木曜日午後3時。
「五条坂陶器祭」の初日です。


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今まで乗っていた京阪電鉄出町柳行の普通車両が出発しました。
この「清水五条」駅には、普通と準急、急行車両が停まります。


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では、この階段を上って上に向かいます。
この上には、コンコースと改札口があります。


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先ほどの階段を上ると、こちらの自動販売機があります。
そして、その前にテーブルとイスがあって、休憩ができます。
そちらにはたくさんの方が休んでいて、撮影ができませんでした。


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こちらが、京阪電鉄「清水五条」駅の改札口です。
次はここを抜けて、この先に見える4番出口から地上に出ます。


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では、京阪電鉄「清水五条」駅4番出口から地上に出ます。
既にベビーカステラの露店が見えていますね。


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京阪電鉄「清水五条」駅4番出口から地上に出て、東を向きました。
清水寺六原へは、ここから東に向かいます。
五条通は東京~大阪間の国道1号線の途中なので、
自動車の交通量はとても多いですね。

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同じ場所で、今度は西を向きました。
ここは、五条川端交差点の北東角になります。
そのさらに西側は鴨川で、この写真にも向こう岸が写っています。
毎年書くことですが、京都の夏は青空の「青」が濃いです。
この「青」を見ていると、余計に暑く感じます。


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日差しが強いので上手く撮れず、
この写真は魚屋の庇の下から撮っています。
(もちろん、その魚屋さんは営業中でした)
この辺りは陶磁器ではなく、梅干しやかき氷の露店が並んでいます。


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この辺りで南を向き、五条通の向かい側歩道を見ています。
テントが並んでいて、そこにも露店が並びます。


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五条川端交差点から、五条通北側歩道約20m東に進みました。
ここは、宮川町筋との交差点です。
商店の向かい側に、露店がずっと並んでいます。
この辺りは普段からとても賑やかな商店街なのですが、
この日は平日にも拘らずさらに賑やかでした。


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こちらは、先ほどの写真に写っていた露店です。
そちらには、たくさんの小物が並んでいます。
大半が陶器でできたもののようです。


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こちらは、かまぼこ屋さんの老舗です。
この日は、このような店舗の大半が開いていました。
鞘町通との交差点に、京都中央信用金庫があります。


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そのかまぼこ屋さんから、五条通北側歩道を東に約10m進みました。
こちらは、布カバンの露店です。
このように陶磁器以外のものも、この日は売り出されていました。


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鞘町通との交差点から、五条通北側歩道を東に約20m進みました。
布製カバンの露店の向かいに、駄菓子屋さんがありました。
こちらの店で、冷やしあめを売っているようです。


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……で、さっそく買ってしまいました。
紙コップにかき氷を入れて、その上に冷やしあめがかかっています。
氷だけが残ると悲惨なので、ゆっくり時間をかけて飲みました。


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鞘町通から、五条通北側歩道を東に約50m進みました。
こちらは、本町通(五条通以北は森下通)との交差点です。
こういう所には、きちんと交通警察官が立っておられました。


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本町通(森下通)から、五条通北側歩道を東に向いています。
この辺りから、陶磁器の露店の密度が上がっていきます。


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本町通(森下通)から、五条通北側歩道を東に約20m進みました。
「秀峰閣」という旅館の前で、ビールサーバーが出店されていました。
どうやら、中の旅館で飲むこともできるようです。


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「秀峰閣」の向かいの露店で、有田焼が売られていました。
五条坂は「清水焼」が有名ですが、
陶器祭は日本全国の陶磁器が集まります。
……しかし、有田焼でこの値段は本当に安いです。

ちなみに、アウトレットとは注文の品物を焼いたときの予備のことで、
決して割れていたり欠けていたりしているのではないそうです。


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その東隣の露店では、小物の焼き物が売られていました。
下の方に並んでいるのは、香炉のようです。


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そこから少し東側には、漆塗りの漆器が売られていました。
お椀やスプーン・お箸などが売られていました。
今回の陶器祭は取材だけでなく、
個人的にほしい商品に当たりを付ける目的もあります。
この日気に入ったものは、8月11日に買いに行こうと思っています。
(露店の全体を把握しないと、衝動買いしていつも後悔してしまします)
今年の「お目当て」は、茶道具とウチの母のご飯茶碗です。


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さらに少しだけ東に行ったところに、こちらの露店がありました。
こういう露店は、だいたい陶工さんご自身が
自分で焼いたものを売っています。
ですから、それぞれがどういうものか詳しく説明をしてくれます。


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また、こちらのように陶工さんの作品が
一ヶ所だけに集中していることもあります。
こちらは、けっこう高価な一品でした。
(そういうものも、売っています)


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同じ露店の反対側には、「織部焼」と書かれた看板がありました。
本当に、日本全国からいろいろな焼き物が売られています。


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そして、こちらは堺の包丁が売られていました。
陶磁器以外にも、本当にさまざまなものが売られていますね。


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こちらは「ラーメン藤」と、その隣のたこ焼き屋さんです。
どちらも、この時間帯から営業中でした。
学生時代に陶器祭に来たときは、
よくこのラーメン屋で休憩してから先を進みました。
確か自分が初めてここで買ったのは高校生の頃で、
700円の九谷焼の急須でした。
結構気に入っていたのですが、10年くらい前に割れてしましました。


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本町通(森下通)から、五条通北側歩道を東に約100m進みました。
大黒町通との角に、こちらの露店がありました。
空港の上に飛行機の模型があるように見えますが、
実はこれ飛行機型の箸置きです。
ただ商品名が「YS-10型」とか、かなりマニアックです。
(要するに、機種ごとに形が違うようです)


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大黒町通から、五条通北側歩道を東に向いています。
この辺りは、約1年ぶりです。第153回ブログ以来ですね。


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五条通北側歩道の大黒町通との西側角に、
こちらの金魚が売られていました。
陶器かとも思ったのですが、ゴム製のようですね。


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大黒町通から、五条通北側歩道を東に約20m進みました。
こちらは、木工細工の露店です。
板状のものがまな板なら買おうと思ったのですが、
プレートと言うか、大皿だったので買うのをやめました。


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さらに五条通北側歩道を約20m進んで、大和大路近くに来ました。
こちらでは、わらび餅と京菓子が売られていたようです。


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京菓子の露店の前から、五条通北側歩道を東に向きました。
いよいよ大和大路との交差点です。
第224回ブログでは、ここを右(南)から左(北)に通り抜けました。


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大和大路から、五条通北側歩道を東に向いています。
先々月通ったときとは、だいぶ違いますね。


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五条通から、大和大路を南に向いています。
京都東山郵便局の脇で、佐世保バーガーが売られています。
佐世保バーガーの店は、京都では西京極陸上競技場内にもあります。
自分は京都サンガの試合のたびに、その店で買っています。


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大和大路から、五条通北側歩道を東に向いています。
ここから五条通は急な上り坂になります。
厳密にはここから東が「五条坂」で、
清水焼のお店もここから東に集中します。
「焼き物」の露店もここから密度が濃くなりますし、
今度は周辺の店舗でも焼き物の安売りが始まります。
ただそちらへは、次回以降に行きます。

今回は、ここまでです。

~次回は、若宮八幡宮にお参りをします。
実は、この陶器祭はその神社の例祭だったりします~

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第239回 五条坂の陶器祭~その2

前回ブログで書いたとおり、
2014年8月9日~10日の五条坂陶器祭は、
台風11号のために中止になりました。


今回ブログでは、台風が来る前の8月7日の模様を中心に書きます。
(要するに、前回ブログの続きです)


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大和大路から、五条通北側歩道を東に向いています。
ここから東の五条通は「五条坂」とか「茶わん坂」と呼ばれ、
清水焼のお店が並ぶようになります。
(ここから東は、急な上り坂になります)
今回は、ここから五条坂を東大路まで進みます。
途中の若宮八幡宮にも寄りますね。
撮影日は2014年8月7日午後3時半。
この日は晴れ上がっていたのですが……


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五条大和大路交差点北東角に、公益社の葬儀場があります。
その葬儀場の前に、養護学校のワークショップがあります。
こちらでは、生徒さんたちの作品が売られていました。
もちろん、お茶碗やお皿などの焼き物が中心です。


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葬儀場の前には、他にもいくつかの
養護学校のワークショップが並んでいました。
どちらもけっこうな盛況ぶりで、自分が入る余地がありませんでした。


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大和大路以東の五条坂は、清水焼のお店が軒を並べます。
この期間中は、それらのお店もワゴンを出して
普段からは考えられないような価格で陶器を売り出します。
前回ブログ同様、五条通の車道側にも
日本全国から来られた窯元が露店を出しておられるので、
この辺りは人人人で混み合います。


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五条坂をさらに約50m東に進みました。
急な上り坂がずっと続きます。
左(北)側のお店にお気に入りの商品があったのですが、
中が暗くてちょっと写せませんでした。


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その東隣のお店は、陶器以外にも茶道具も売っていました。
で、こちらのワゴンを見ると……ありました、ありました。
お目当ての一つ茶さじがありました。
この日はお金を持って来ずに、
8月10日の最終日にまとめて買うつもりでした。
あの台風さえなければ買えたのですが……


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こちらは、先ほどと同じお店の東側です。
ショウウィンドウの前に、風鈴が飾っています。
この日は、あちこちで売られていました。


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そのお店名前で、五条坂を東に向いています。
だんだん商店と露店の隙間がせまくなって、
人人人で混み合っていました。


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こちらは、道路側の露店です。
個人的に気に入って、暫らく眺めていました。
前回ブログでも書きましたが、
露店の多くは日本全国の窯元さんが自分で売り子をされています。


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その露店の東側に、関西電力の電気盤があります。
その上に、陶器製の道標と陶板の絵が貼ってあります。
平素からこの辺りは清水焼の「焼き物街」ですので、
こういうものがあちこちにあります。


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大和大路から、五条坂を東に約150m進みました。
横断歩道の手前の道標にあるように、
ここを左(北)に曲がれば約250m先に六波羅蜜寺があります。


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その道に、このようなポスターが貼られていました。
そう言えば、もうすぐお盆ですね。


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五条坂に戻ってきました。こちらは、先ほどの横断歩道です。
よく見ると、横断歩道の脇にも露店がいらっしゃいます。
わずかな隙間にも、たくさんの露店が並んでいますね。


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こちらは、横断歩道の向かい(北)側にあるお店です。
これらの郵便ポストは、貯金箱です。
後ろの絵皿には、干支の馬が描かれています。


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郵便ポストの手前のカゴに、安売りの焼き物が並んでいました。
実は、こういう安い焼き物も相当数売られていました。


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さらに五条坂を東に進みました。
京都の夏は、晴れると本当に空の「青」が濃いですね。
左(北)側のお店を何人かの方が覗いています。


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自分も、同じように覗いてみました。
右側の香炉は……値札に85万円(!)と書かれています。
左側の赤い壺も……値札には200万円と書いてあります。
安いものがある一方で、こういうものもあります。


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そのお店の東隣にある京町家で、清水焼と備前焼の陶工さん二人が
自分の作品の展示と即売会をされていました。
床の間に土足で上がるのは変な感じでしたが、
展示品はかなりいいものでした。
(だいたい5000円~10000円くらいのものが多かったです)


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さらに五条坂を東に進みました。
若宮八幡宮の手前(西側)に、北側に抜ける路地があります。


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その上にテントが張られて、路地全体が露店になっていました。
こちらに、割と気に入ったご飯茶碗がありました。
他を回って、場合によっては10日に買おうと思っていたのですが、
……こちらも台風で買えませんでした。


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テントは10mくらい続きますが、その奥は少し広くなっています。
(ウナギの寝床ですね)
そこにも露店が出ていて、陶器が売られていました。


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路地の途中に、このような看板がありました。
この奥でも、焼き物を売っているお店があるようです。


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路地の一番奥にこちらとその左側にビルが建っていて、
そちらで清水焼が売られていました。
中には数十万円のものもありましたが、
だいたい5000円~10000円くらいのものでした。
中国の茶道具の一つ蓋椀が清水焼で売られていたのには驚きました。
(10000円くらいしました)
他にも茶わんや茶器が売られていたのですが、(どれも清水焼です)
自分の予算より少し高めだったのが残念です。
来年は、お金を貯めて蓋椀を買おうと思います。
(前から欲しい欲しいと思っていたので)


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先ほどのビルの脇に、こちらが吊るされていました。
これは、風鈴ですね。デザインが、だいぶ可愛らしいです。


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では、ビルを出て路地を通って五条坂に戻ります。
先ほどの風鈴は、こちらの露店で売られていました。


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路地に立っていたテント付近に、木賊(とくさ)が生えていました。
祇園祭の取材以来、敏感に見つけるようになりました。


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路地から五条坂に戻ってきました。
次は、路地の東隣にいらっしゃる若宮八幡宮に寄ります。


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五条坂から北を向き、若宮八幡宮に向いています。
今取材中の五条坂陶器祭は、この神社の例祭でもあります。


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若宮八幡宮の石製の一の鳥居を抜けて、
朱塗り木製の二の鳥居の前にいます。
手前のテントに手製の神輿が飾ってありましたが、
この神社とどういう関係かは知りません。


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二の鳥居を抜けてすぐ右(東)側に、手水舎がありました。
脇でビールが冷やされていますが、社務所の前に茶店がありました。


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鳥居の左(西)側に、末社が並んでおられました。
正面に見えるのが弁財天で、その右(北)側が天満宮です。
本当は祠ごとに撮ったのですが、写真が多くなったので割愛しました。


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ただ、天満宮の北側にいらっしゃる末社だけ載せました。
こちらは鐘馗神社です。
柱の陰になってしまいましたが、焼き物の鐘馗像がご神体です。
京都は魔除けの鬼瓦の代わりに焼き物の鐘馗像を屋根に乗せるので、
このような神社が焼き物の神社の境内にできました。
とは言え、中国の道教の神様の神社を作ってしまうところが、
日本神道の懐の深さだと思っています。


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こちらは、二の鳥居の右(東)側です。(手水舎の横です)
すだれの向こうが茶店になっていて、
奥の社務所にはきれいな生け花が飾ってあります。
左側の末社はどちらの神様かは分かりませんでした。
(一応、お参りは済ませました)


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こちらは、二の鳥居の真下から北を向いた状態です。
目の前の大きな甕は賽銭箱なのですが、
この日(8月7日)は陶器祭の初日だったので
賽銭はほとんど入っていませんでした。
では、石段を上って本殿に向かいます。


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こちらが、若宮八幡宮の本殿です。
恐らく本殿脇に陶器神社の社もいらっしゃるのでしょうが、
これ以上中には入れません。
「八幡」宮ですから、御祭神は応神天皇です。
(ご両親でいらっしゃる仲哀天皇・神功皇后も合祀されています)
「清水焼の街」である五条坂にいらっしゃることもあって、
京都では古くから「焼き物の神様」という位置付けでした。
ですから、例祭の際にはこのように陶器市が立つようになりました。


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石製の一の鳥居の前に戻ってきました。
では、また五条坂を進みます。


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若宮八幡宮の前から、五条坂を東に向きました。
車道側を見ると、五条通の中央部が高架になってきています。
この高架は東山の音羽トンネルを抜け、山科に出ます。
(ここは国道1号線なので、最終的には東京に至ります)


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若宮八幡宮から、五条坂を東に約50m進みました。
こちらでは、線香が売られていました。
この辺りと清水寺の間には大谷本廟があって、
この辺りからお墓参り絡みの店舗も姿を現します。


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その線香屋さんの前から、五条坂を東に向いています。
ずっと先に「五条坂」という看板の焼き物屋さんがあります。
こちらは安いものも売っているのですが、
数十万円するものもたくさん並んでいて、中では緊張してしまいます。
自分はいつもリュックサックを背負っているので、
背中で何かを壊しそうな気がするわけです。


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その「五条坂」さんの前が、五条坂交差点です。
五条東大路交差点の別名ですね。
目の前に、大谷本廟(西本願寺の墓地)が見えますね。
五条通(国道1号線)は、このまま高架になって山科に向かいます。
ただ、「五条坂」は五条通と分岐して、
大谷本廟北側から産寧坂の前まで続きます。
(清水坂に合流します)
五条坂の陶器祭は、ここが最東端になります。
ですから、ここから京阪電鉄「清水五条」駅まで折り返すのですが、
それはまた次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、五条通南側歩道を西に向かいます~

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第240回 五条坂の陶器祭~その3

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五条坂交差点北西角から、南に向いています。
(実は、この真上に高架があります)
五条坂の陶器祭も、残すは南側歩道だけです。
今回はこの横断歩道を渡って、五条通の南側歩道を西に向かいます。
撮影日は、2014年8月7日木曜日午後4時半。
前回ブログよりだいぶ遅い時間になったのは、
今回ブログ撮影直前まで大谷本廟で休憩していたからです。
(トイレ休憩の後、食堂でぐったりしていました)


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横断歩道を渡り、五条通から、東大路を南に向いています。
向こうに見える信号は、馬町交差点です。
(第7回ブログとは、逆の道になります)


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今度は東大路から、五条通南側歩道を西に向いています。
車道の中央部が、高架になっています。
五条通南側には清水焼の問屋や小売店が少なく、
北側とは全く違う雰囲気になります。
ですから、このようなかき氷やイカ焼きの露店もあります。


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ただ、それらの露店を抜けたら、
五条通南側歩道も両側に焼き物の露店が並びます。


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五条通南側も、日本各地の窯元さんが
それぞれの露店を運営されています。
ただ、こちらは「若手」の方が多く
売られている焼き物も北側とはちょっと形が違います。


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まぁこちらの露店もそうなのですが、
北側のものよりも西洋のテイストが入っているところが多いです。
ですから、北側のように数万円以上するものが全くない分
和食でも洋食でも合いそうなものが多いです。


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要するに、南側歩道の方が「気楽に買える」焼き物が多いのです。
自分もお気に入りは北側歩道の方でよく見つけますが、
実際に買うのはこちらの南側であることが多いです。


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こちらの露店は、マグカップ中心に売られていました。
一つ一つ釉薬の流れ方が違うので、同じものはありません。


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東大路から、五条通南側歩道を約100m進みました。
こちらは、南側では数少ない清水焼のお店です。
こちらでは、安いものを中心に売られていました。
(200円~300円くらいのもの)
ここの西側の角を曲がると河合寛次郎記念館があるのですが、
時間がないので寄りませんでした。


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こちらは、先ほどのお店のほぼ向かいに(車道側に)ありました。
常滑焼の露店は、北側歩道にも一軒ありました。


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常滑焼の露店から数軒西に、このようなご飯茶碗がありました。
今回回った中で、これが一番のお気に入りでした。
台風11号が日曜日に来なければ、多分これを買っていました。


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こちらは、その西隣の露店です。
原色に染まった皿・茶碗などの陶器が売られていました。


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さらに西隣りの露店の様子です。この「赤」が見事ですね。
実は、ここがご飯茶碗購入の第2候補でした。
(先ほどの店が売り切れの場合、ここで買うつもりでした。
どのみち、台風で10日が中止だったので関係なくなりましたが)


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東大路から、五条通南側歩道を西に約250m進みました。
こちらは、自分が生まれたころからある喫茶店です。
ここの駐車場にも、焼き物の露店が出ていました。
歩道橋が見えるということは、
この辺りで高架は完全に五条通に吸収されているのでしょう。


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喫茶店「Camel」から、五条通南側歩道を約10m進みました。
歩道橋より西はこの時間も営業中の小売店が並んでいるので、
車道側にだけ露店が並びます。


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では、その車道側の露店を覗いてみます。
こちらは白磁中心ですが、動物のプリントが可愛いですね。


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こちらは窯元さんではなく、
あちこちから卸してきたものを売っていたようです。
全て500円以下の商品でした。
ところで、後ろの犬が可愛いですね。


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その西隣では、楽器のオカリナが売られていました。
まぁ、これも「焼き物」ですけれど……


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そのオカリナの露店の前から、五条通南側歩道を西に向いています。
やはり、営業中の店舗の多い左(南)側には露店が多くありません。
この辺りから、西日が強くなってきました。
カメラのレンズに日が差しこむので、一苦労です。


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東大路から、五条通南側歩道を西に約300m進みました。
こちらは、五条大和大路交差点です。
交差点の南東角に、木製品中心の雑貨屋さんの露店がありました。


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大和大路から、五条通南側歩道を西に向いています。
東山郵便局の前に、第238回ブログで出てきた露店があります。
佐世保バーガーは西京極でもよく露店が出ているので、
自分もよくいただきます。


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……で、実際に佐世保バーガーを買ってみました。
大きめのパテとバンズの間に、卵とベーコンが挟んでありました。
自分はこの日、京都サンガのTシャツを着ていました。
そのため、ここの店員さんが京都サンガの調子を聞いてこられました。
今年は、プレーオフ回しになったら万々歳でしょうね。
(つまり、6位以内がノルマ)
もしかして店員さんも、「佐世保」だけに
Vファーレン長崎の応援をされているのでしょうか?
(こちらも、京都と同じくらいの強さのクラブです)


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露店横のベンチに座って、佐世保バーガーとラムネを完食しました。
そのベンチから立ち上がって、五条通を西に向いています。
佐世保バーガーの露店の西隣にあるたこ焼きの露店も
だいぶ流行っていいました。
この辺りは、飲食店の露店が並びます。


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さらに、その西隣はかき氷の露店です。
東山郵便局の前は飲食店の露店が並んでいますが、
ここより西の南側歩道にはそういう露店は一切なくなります。


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東山郵便局の西側にある大黒町通との交差点に、
こちらの露店がありました。
西洋のテイストが濃いですが、デザインがなかなかお洒落ですね。


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大黒町通から西は、西洋食器の露店が続きます。
ですから、このようにスープ皿がメインの露店もあります。
ただ、こういうのは1枚1枚買うのではなくて、
家族分そろえる方がいいですね。
(まぁ、そうなるとかなりお金を使うことになりますが)


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そしてこちらに至っては、西洋アンティークの白磁を売っていました。
黒板には、1960年~1970年製と書いてありますね。


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ただ、その西洋アンティークの露店より西は
このように焼き物以外の露店も多くなります。
(飲食店は、一切ありませんが)
こちらは、竹炭入りの石鹸や化粧品を売っていました。


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竹炭の露店の前から、五条通南側歩道を西に向きました。
目の前に、「仮設トイレ」の看板があります。
そう言えば、五条通に公衆トイレはありません。
(自分のように、大谷本廟に寄るなどの対策しかありません)
よく考えたら、ここは第150回ブログに出てきた浄雲寺の境内です。


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その仮設トイレから、五条通南側歩道を約10m進みました。
こちらには金魚すくいの露店もありました。
(ただ、金魚すくいの露店はここだけでした)


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大黒町通から、五条通南側歩道を西へ約70m進みました。
こちらは、本町通(五条通以北は、森下通)との交差点です。
ここから西は、焼き物の露店の密度が濃くなります。


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こちらは、先ほどの写真に写っていた露店の商品です。
一瞬これは何かと思ったのですが、
蚊取り線香を入れておくもののようです。


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その西隣の露店で、こちらの小坊主さんの焼き物が売られていました。
これは……仏像のように拝むものなのでしょうか?


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こちらは、関西電力の操作盤の上部です。
(北側歩道にもありましたね)
こちらも、道標と陶板の絵が貼り付けてあります。


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本町通から、五条通南側歩道を約50m進みました。
こちらは、鞘町通との交差点です。
もうだいぶ京阪電鉄「清水五条」駅が近付いてきました。


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こちらは盆栽が飾られていますが、
どうやら盆栽というよりは下の鉢を売っている露店のようです。
いづれにしても、珍しいですね。


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鞘町通から、五条通南側歩道を約30m進みました。
こちらは、問屋町通との交差点です。
約10m南の洋館とさらに南隣の町家は、半兵衛麩本店です。
この日(8月7日)の晩御飯担当が自分だったので、
ここで田楽用の味噌と生麩(ヨモギ麩)を買って帰りました。


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問屋町通から、五条通南側歩道を西に向いています。
あと約50mで鴨川なのですが、まだ焼き物の露店が集中しています。


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そして、鴨川東岸にある川端通との交差点に出ました。
五条坂の陶器祭は、ここが最西端になります。
目の前に、京阪電鉄「清水五条」駅が見えます。
では、こちらから家に帰りますね。

今回は、ここまでです。

~次回から、また新しい道を進みます~

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第241回 下鴨神社から金閣へ~鞍馬口通東から西~その1

約2カ月ぶりの写真のない回になります。
本町通以降、寺町通、烏丸通、大和大路と南北の道が続いたので、
今回は、三条通以来の東西の道にします。

今回から、紹介するのは鞍馬口通です。

地下鉄烏丸線は大半が東西の道の名前が駅名なのですが、
その中で唯一最初から最後まで細いままの道ですね。
京都はある程度細い道の方が面白いのですが、
この通りもいろいろ見どころが多いですね。

鞍馬口通の位置
先ずは、こちらをクリックしてください。
こちらは、地下鉄「鞍馬口」駅周辺の地図です。
北大路と今出川通という大きな道にはさまれた
比較的狭い通りだと分かりますね。
現在京都市街地の最北端は北大路とされていますが、
中世はこの鞍馬口通が京都市街地の最北端でした。

16世紀末に豊臣秀吉が京都に御土居を建設して
最北端は紫竹通までとしましたが、
当時の町衆はこの鞍馬口通までを京都市街地と考えていたようです。

最東端は、下鴨神社
鞍馬口通の最東端は、下鴨本通との交差点です。
下鴨本通とは、葵橋以北の河原町通の呼び名です。
また、この交差点の東側には下鴨神社があります。
そして、この交差点周辺にはおいしい飲食店が集中しています。

鞍馬街道の出発点
下鴨本通から鞍馬口通を西に進むと、賀茂川にぶつかります。
そして、この賀茂川の西岸から北に
鞍馬寺へと通じる鞍馬街道が始まります。
古代からこの街道の出発点を「鞍馬口」と呼んでいました。
(京の七口の一つです)

寺町通付近の寺院
鴨川から少し西に行くと、寺町通との辻に出会います。
その周辺には上禅寺・天寧寺などの寺院が集中します。
京都でも有数の和菓子屋「幸楽屋」の前を通って、
地下鉄「鞍馬口」駅へと進みます。

紫明通と合流
烏丸通にある地下鉄の駅を通り過ぎると、
堀川通で南に曲がってきた紫明通と合流します。

船岡山の南側
船岡山は、京都市街地にあるとても低い山です。
鞍馬口通は、その南側を通ります。
こちらには建勲神社がいらっしゃって、
その周辺にも神社仏閣が並びます。

そして、金閣で突き当り
千本通の引接寺(千本ゑんま堂)を通り過ぎると、
程なく金閣で突き当ります。
そこから南に移動すると、きぬかけの道が続いています。
ここをさらに西へ移動すると、北嵯峨に至ります。
まぁ、そこがこのブログの今年の紅葉ポイントになります。

では、次回から鞍馬口通を進みます……と言いたいのですが、
実はまだまだ鞍馬口通には至りません……
下鴨神社にはコース取りにこだわりがありまして……

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第242回 糺の森の河合神社~鞍馬口通東から西~その2

では、今回から鞍馬口通を進みます……
そう言いたいところですが、その東の起点下鴨神社までが遠いです。
京都駅から205系市バスに乗って、
「下鴨神社前」バス停で降りたらすぐですが、
やはり下鴨神社は糺の森を通り抜けないとですね。


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京阪電鉄本線の京都側終点「出町柳」駅です。
駅の北側から叡山電鉄に乗り換えられ、
南側は京都御苑や京都大学のある今出川通に面しています。
今回は駅北側から高野川を渡って、
下鴨神社南側の糺の森に向かいます。
撮影日は、2014年8月17日日曜日午後2時。
豪雨の「五山の送り火」の次の日は、一転して快晴でした。


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京阪電鉄の駅は、「七条」駅以北は地下にあります。
(第238回ブログで出てきた「清水五条」駅も、地下にありました)
ですから、この「出町柳」駅もホームは地下にあります。
地上へは、このエスカレーターを使います。


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エスカレータを使って、改札口まで来ました。
ここを出て右(南)に曲がると、今出川通に出ます。
ただ、今回は左(北)の方に曲がります。


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京阪電鉄「出町柳」駅改札口を出て、北を向きました。
夏休み休日とあって、けっこうの人出でした。
では、約30m先に見えるエスカレーターで地上に出ます。


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そのエスカレーターで上ってくると、こちらが目に入ります。
これは、葵祭の様子を描いています。下鴨神社の例祭ですね。


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先ほどと同じ地点から、東を向きました。
エスカレータと階段の先に、地上が見えます。


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そして地上に出たところに、叡山電鉄「出町柳」駅があります。
アニメ「けいおん!」でよく出てきた駅です。
叡山電鉄は、ここから八瀬(比叡山のふもと)や
鞍馬寺・貴船神社に向かいます。


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「出町柳」駅を南側に出て、東を向きました。
ここはあまり知られていませんが、出町通と言います。
このまま進むと、出町通はすぐに南東に進路を変えて
約500m先で百万遍(今出川東大路)交差点に出ます。


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今度は、同じ地点で西を向きました。
目の前に、川端通との交差点があります。
その先が高野川で、この通りは約250m先の河原町通を通り過ぎた後
出町升形商店街が約100m続いて、寺町通で突き当ります。
(第175回ブログに出てきます)


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出町通を川端通まで進み、北を向きました。
こちらが、叡山電鉄「出町柳」駅の正面です。
手前が市バスターミナルになっていて、
中にロッテリアのテナントが見えますね。


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川端通から、出町通を西に向いています。
向かい側歩道の先は、高野川に架かる河合橋です。
横断歩道の先に「下鴨神社」の看板が見えます。
今回は、この矢印に従って進んでいきます。


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川端通の横断歩道を渡り、
高野川に架かる河合橋の上から北を向いています。
撮影日の前日には、「五山の送り火」のうち「妙法」の2山が
ちょうどこの先に見えました。
この辺りは「五山の送り火」のベストポジションの一つで、
毎年8月16日なると露店が立ち、たくさんの人で賑わいます。


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河合橋の上から高野川を眺めていると、
シラサギが悠然とたたずんでいました。
この時期の京都では、よく見られる光景です。


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今度は、河合橋から南を向きました。
100m先に今出川通に当たる賀茂大橋があり、
その中間で高野川は賀茂川と合流して鴨川になります。
(賀茂川も鴨川も「かもがわ」と発音するのでややこしいですね)
この写真の先にある合流地点を鴨川デルタと言い、
アニメ好きな方を中心に人気の観光スポットになっています。
この辺りを舞台にした「四畳半神話体系」という作品が
かなり影響を与えていると思います。


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では、この河合橋を渡り切ります。
渡った先の出町通より南が、先述の鴨川デルタです。
また、そのすぐ先に賀茂川に架かる出町橋がありますが、
今回はそのどちらにも向かいません。


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河合橋を渡りました。ここより左(南)が鴨川デルタです。
河合橋と出町橋との中間から、北に伸びる下鴨東通が始まります。
今回ブログでは、こちらを北上していきます。


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出町通から、下鴨東通を北に向いています。
約100m先に大きな鳥居があって、その脇に碑が立っています。
「賀茂御祖神社」(かもみおやじじんじゃ)
そのように書かれていますが、これは下鴨神社の正式な名称です。


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出町通と下鴨東通との角に、こちらの公園があります。
こちらも、下鴨神社の施設になります。
ここには、見事な枝ぶりの桜が何本も植わっています。
実は、下鴨神社は桜も紅葉も絶景になります。


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出町通から、下鴨東通を北に約100m進みました。
こちらは、下鴨神社の一の鳥居です。
ここから北が、下鴨神社の敷地内です。
この道は鳥居の前も後も真っ直ぐ北に伸びていますが、
ここで下鴨東通は大きく東にそれていきます。
(つまり、ここから北は下鴨東通ではありません)


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下鴨神社の一の鳥居の下から、北を向いています。
左(西)側は下鴨神社の関連施設ですが、
右(東)側は普通に民家が続いています。
ただ「下鴨」の民家ですから、一軒一軒はとても立派です。
(「下鴨」は京都随一の高級住宅地です)


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一の鳥居から、北に約150m進みました。
右(東)側の家屋はまるで神社のようですが、一般の方の民家です。
そして、ここから北が鬱蒼とした森になります。
この写真は、クリックすれば拡大できます。


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ただ、この鬱蒼とした森は約80mほどで終わり、
その最北端に御蔭通(みかげどおり)が姿を現します。
そして、ここから北が世界遺産糺の森になります。


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糺の森に向かおうとした途端、
一羽のハトが自分の周りをうろつき始めました。
ちょうどいいので、ここで撮らせていただきました。


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糺の森の入り口の辺りで、御蔭通を西に向いています。
御蔭通は、約100m先で下鴨本通に突き当ります。
下鴨本通は河原町通と同じ通りで、
この近くにある葵橋を境に名称が変わったものです。


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今度は同じ場所から、御蔭通を東に向きました。
約100m先の下鴨東通との交差点に、
京都でも有数の高級料亭下鴨茶寮があります。


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糺の森の入り口に、こちらの白石が積み上げられていました。
これは、式年遷宮の祭事に使うものです。
詳しくは、ここをクリックして下さい。


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糺の森に入ってきました。
ここをずっと進むと、下鴨神社境内に辿り着きます。
しっかりと区切られて道が作られていますが、
これらの木々は全て原生林です。
下鴨神社に付属する聖地ですね。


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御蔭通から糺の森に入って北に約50m進み、西を向きました。
先ほどの写真にあった看板通り、こちらに小さな神社があります。
次は、こちらの河合神社に向かいます。


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河合神社の鳥居をくぐりすぐ南側に、こちらの手水舎がありました。
こちらで手を洗って、神社の中に入っていきます。


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その手水舎の隣に、こちらの三井社がいらっしゃいます。
(重要文化財です)
文字通り3柱が祀られており、左から順に
東社:玉依姫命(たまよりひめのみこと:神武天皇の母)、
中社:加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと;玉依姫命の父)
西社:伊賀古夜比売命(いかこやひめのみこと;玉依姫命の母)
となっています。
ちなみに、3柱は下鴨神社の御祭神でもあります。
下鴨神社は山城国の愛宕(祇園や清水寺付近)や
葛野(山ノ内や太秦辺り)を領有していましたが、領地没収の後
そちらにいらした下鴨神社の分社がこちらに移られました。


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三井社を背に、北を向いています。
では、いよいよ河合神社に入っていきます。


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新門をくぐってすぐ目の前に拝殿があるのですが、
その東側にこちらの方丈があります。
こちらは、鴨長明が晩年に暮らし、
「方丈記」を書いたとされる方丈のレプリカです。
実在の「方丈」は、京都府内の丹波高地の奥にありました。
こちらは鴨長明がこの神社と関わりがあることから、
ずっと後になって作られたものです。


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神門の西側には社務所があるのですが、
そちらが茶店も兼ねています。
こちらの主神である玉依姫命が絶世の美人の女神ということで
化粧水が売られていたり、
柑橘系のシロップを水で溶いたジュースを売っていたりして、
けっこう賑わっていました。


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社務所の北側に、六社という祠が並んでいました。
(こちらも、重要文化財です)
諏訪社、稲荷社など、日本各地の神様の分社です。


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さらに北側に、任部社があります。
こちらの御祭神は、八咫烏(やたがらす)です。


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任部社には、京都サンガの公式球が
サイン入りでたくさん奉納されています。
日本サッカー協会の紋章がここの御祭神の八咫烏なので、
ここは近年「サッカーの守り神」としての信仰も集めています。


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任部社の東隣は、貴布禰社(要するに、貴船社)がいらっしゃいます。
こちらは、賀茂川の源流が神格化した貴船神社の分社です。


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そして、こちらが河合神社の本殿です。
御祭神は、玉依姫命です。神武天皇のお母さんですね。
こちらの神社の成立年代は、よく分かっていません。
奈良時代中期(8世紀半ば)の歴史書「続日本紀」には登場するので、
それよりは古い時代の成立です。
(日本で文字が書かれる以前から存在した可能性もあります)
一応下鴨神社の末社ではあるのですが、
歴史的に見て、他の末社と比べても独立性を保っていたようです。
(つまり、河合神社自体が一定の権力を有していたようです)


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河合神社を神門から出て、三井社の前から西側を撮っています。
このすぐ先に下鴨本通が見えますが、
今回ブログではそちらへは向かいません。


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河合神社の三井社の前から、東を向きました。
先ほど使わせていただいた手水舎を別の方が使われていますね。
ここから糺の森に戻って下鴨神社を目指しますが、
そろそろ写真がいっぱいになりました。

今回は、ここまでです。

~次回は、下鴨神社の境内に入っていきます……
鞍馬口通に辿り着くのは、まだまだ先になります~

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第243回 下鴨神社の特別公開~鞍馬口通東から西~その3

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御蔭通(みかげどおり)から、約50m糺の森を北上しました。
この左(西)側に、前回ブログで紹介した河合神社があります。
今回は糺の森をこのまま北上し、下鴨神社を参拝します。
撮影日は、2014年8月17日日曜日午後2時半。
休日の穏やかな午後です。


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糺の森を北上しながら、右(東)を向いています。
木々に隠れて見えないですが、この向こうに高野川が流れています。
糺の森は、原始時代から現代まで手付かずの原生林です。
ですから、様々な木々が折り重なって生えています。


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糺の森を北上しています。
この辺りはカエデは生えていて、秋には絶景になります。
「五山の送り火」の次の日とは言え、晴天の休日です。
たくさんの方々が、辺りを散策されています。
見たところ、大半が地元民ですね。


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今度は、左(西)の方に向きました。こちらは、瀬見の小川と言います。
糺の森には、北から南へ何本か小川が流れています。
下鴨神社境内に「御手洗(みたらし)の泉」があって、
そこから賀茂川に向かって流れ込んでいます。


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今回ブログ最初の地点から、糺の森を約200m北上しました。
写真の左端に、絵を描かれている方がいらっしゃいます。
この日は休日ということもあって、
あちこちで画用紙を広げている方を見かけました。
(時期的に、大半が小学生でした)


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その方が描かれていたのが、こちらの大木です。立派な椋の木ですね。
かなりの老木で中が洞になっていて、支えがないと倒れてしまいます。


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その椋の木の北側に、ベンチが並んでいました。
この道の右(東)側にも泉川という小川が流れていて、
そちらに向いて設置されているようです。


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椋の木から、糺の森をさらに約100m北上しました。
この写真では見えませんが、
このカエデの枝の向こうに下鴨神社の二の鳥居があります。
瀬見の小川に入って涼んでおられる方々がいらっしゃいます。
休日なので、ご近所の方が遊びに来られているのでしょうね。


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さらに約50mほど進みました。下鴨神社の二の鳥居が見えますね。
目の前に東から西へ流れる小川があります。
こちらは奈良の小川で、先述の瀬見の小川の上流にあたります。


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実は奈良の小川沿いに遊歩道があるのですが、
時間がないのでそちらには向かいません。
また、この小川はこのように下に降りられるようになっています。


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では、奈良の小川を渡って下鴨神社二の鳥居に向かいます。
この辺りは少し広間になっていて、たくさんの方がいらっしゃいます。


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広間の左(西)側にこちらの茶店があって、かなり繁盛しています。
こちらの名物「中餅」にも魅かれますが、
この先に「お楽しみ」があるのでここは我慢です。


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広間の右(東)側には、手水舎があります。
次は、こちらで手を清めます。


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では、下鴨神社二の鳥居を通り抜けます。
いよいよ下鴨神社の楼門が見えてきました。


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下鴨神社二の鳥居の北側に、こちらの岩が置かれています。
こちらが、「細石」(さざれいし)です。
「君が代」の歌詞にある「細石の巌(いわお)となりて」のことです。


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細石の北側に、「連理の賢木」(れんりのさかき)があります。
二本の木が上の方でつながって、1本の木になっています。


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そして、この木自体がご神体になっています。
「二つが一つ」ということで、縁結びや恋愛成就のご利益があります。


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連理の賢木の北側に、こちらの相生社がいらっしゃいます。
こちらも、縁結びの神様です。


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相生社の北側に、下鴨神社楼門があります。
では、ここを通り抜けて境内に入っていきます。


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こちらは、楼門に立てかけてあった看板です。
今年は、こちらも「夏の特別公開」を行っています。
このブログでも、昨年の六道珍皇寺には訪れました。


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下鴨神社楼門をくぐり、北を向いています。
目の前の舞殿の向こうに中門があって、その先に本殿があります。


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舞殿の右(東)側に橋殿や細殿があるのですが、
その間に御手洗川(みたらしがわ)という小川が流れています。
先ほどの瀬見の小川や泉川の上流ですね。
目の前に太鼓橋がありますが、
その橋の袂が尾形光琳の「紅白梅図屏風」のモデルです。


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その太鼓橋から、さらに東に進みます。
北を向くと、向こうに祠が見えます。次は、そちらに向かいます。


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その祠の前が水が溜まっていて、何人かの方が涼を楽しんでいます。
こちらが「御手洗の池」で、この辺りの小川の源流です。
葵祭の斎王が、毎年祭の前にこちらで禊(みそぎ)をします。


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「御手洗の池」の東側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらは御手洗社(みたらししゃ)で、
この祠の下の泉が、「御手洗の泉」です。
この泉に湧く水泡が、「みたらし団子」の元になっています。
(つまり、ここが「みたらし団子」発祥の地です)


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御手洗社の前から、御手洗池を見ています。
次は、御手洗川の北側を西に進みます。


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御手洗の池の北側から、西へ歩いていきます。
太鼓橋の向こうに、先ほどの楼門が見えます。


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その太鼓橋の前で、西を向きました。この先に中門が見えます。
そこをくぐると、様々な祠と本殿があります。


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では、中門をくぐります。
いよいよ下鴨神社の本殿へと向かいます。


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中門をくぐってすぐ前に、たくさんの祠が並んでいます。
こちらは「言社」(ことしゃ)で、自分の干支をお参りする祠です。
自分も、午(うま)の祠にお参りします。


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その祠の南西に、こちらの建物があります。
こちらは重要文化財ですが、結婚式場でもあります。
(現在も、使われています)


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「言社」の北側にあるこのすだれの向こうが、下鴨神社の本殿です。
(国宝です)
すだれで分かりにくいのですが、
ここの本殿は東西に2柱いらっしゃいます。
東殿の御祭神が、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)で、
西殿の御祭神が、玉依姫命です。(河合神社の御祭神でもあります)
賀茂建角身命の娘で、神武天皇の母ですね。

前回ブログの河合神社同様、下鴨神社も成立年代が不明です。
「続日本紀」(日本書紀の続編)には、
西暦700年前後にこの辺りで葵祭を行っていた記録が残っています。
ですから、少なくとも飛鳥時代よりは古い時代からあったようです。
ここは弥生時代からこの地を支配していた賀茂氏(鴨氏)だけでなく、
飛鳥時代から京都盆地西側を支配していた秦氏との関連もあります。
秦氏と言えば第41回ブログで紹介した松尾大社も、
平安時代以前からいらした「古い形の神道」を残す神社です。
そして、この2社が平安時代では「別格」の神社でした。


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下鴨神社本殿の西側は普段は入れないのですが、
今の期間だけ600円払えば中を拝観できます。
(先ほどの看板の「特別拝観」のことです)
ここを通ると、すぐ西側にいらっしゃる三井社に参拝しました。
(前回ブログの河合神社にもいらっしゃいましたね)
さらに西側にある大炊殿(おおいどの)は、供物を調理する施設です。
その脇に井戸があって、周囲にはたくさんの薬草が生えています。
その辺りは一部撮影不可で、ややこしいので一切写真はありません。


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「特別拝観」の終了地点はもっと西側になります。
ですが、ややこしいのでいったん本殿前に戻って撮影再開です。
では、またこの中門をくぐって外に出ます。


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中門から出て、西を向いています。
白黒の垂れ幕がかかっているのは神服殿で、
ここも「特別拝観」の対象でした。
今上天皇がこちらに御幸された際、ここで休まれました。
白くの垂れ幕は葬式をイメージしますが、
古代では最も神聖な色とされたためここでも使われています。
(紫を神聖視するのは、中国の影響です)


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神服殿の前から、西を向きました。
右(北)側に社が見えますが、ここが先述の三井社です。


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先ほどの地点から約10m西に進み、三井社の前で北を向きました。
普段なら、ここからお参りをします。
ただ、今はこの先にもたくさんの参拝者がいらっしゃいます。
(自分も、先ほどまでそちらにいました)


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三井社から西に進み、下鴨神社の西側鳥居を通り抜けました。
右(北)側に注連縄付きの門がありますが、こちらが大炊殿です。
特別拝観をする人はいったんここから出て、神服殿に向かいます。


243-40.jpg
先ほどの写真に写っていた門を出て、西を向いています。
ここは下鴨神社の西側参道なのですが、
鞍馬口通は事実上ここから西に伸びています。
ようやく今回の主題である鞍馬口通に辿り着きましたが、
だいぶ写真を貼りつけました。

今回は、ここまでです。

~次回は下鴨本通を通り抜け、
京の七口の一つ「鞍馬口」を目指します~

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第244回 下鴨神社の門前~鞍馬口通東から西~その4

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下鴨神社の中門や三井社の前を西に進み、西門から西を見ています。
この辺りは「西側参道」と呼ばれていますが、
そのままつながっていることからここから事実上の「鞍馬口通」です。
今回は下鴨本通を散策した後、賀茂川に架かる出雲路橋を目指します。
撮影日は、2014年8月17日日曜日午後4時。
結局「鞍馬口」まで辿り着きませんでした……


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下鴨神社西側の「西側参道」には、幾柱かの末社がいらっしゃいます。
こちらは印納社で、かつての賀茂斎院御所(斎王が暮らした場所)です。
御祭神は印壐大神(おしでのおおかみ)と
倉稲魂神(くらいなたまのかみ)の2柱です。


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印納社の向い(南)側に、2基の祠が並んでおられてます。
西側が稲荷社(宇迦御魂神が御祭神)で、
東側が愛宕社(火産霊神が御祭神)です。
どちらも加茂斎院御書やその関連施設の守護神でした。
その賀茂斎院御所と関連施設は、
1467年~1477年の応仁の乱で焼失後廃されました。


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下鴨神社の西側参道は、約70mで終わります。
見た目は突き当りですが、ここから本格的に鞍馬口通が始まります。


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突き当りの建物の北側から、さらに鞍馬口通が西に伸びています。
10mほど先に、鞍馬口下鴨本通の交差点があります。


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こちらが、鞍馬口下鴨本通交差点です。
葵祭のときは神社からここまで通った巡礼の列が
この交差点で下鴨本通を北上し上賀茂神社を目指します。


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鞍馬口通から、下鴨本通を南に向いています。
下鴨本通は、約600m南にある葵橋以南で河原町通になります。
目の前に、205系市バスの「下鴨神社」バス停があります。
ここから下鴨神社まで、100mもありません。


244-8.jpg
鞍馬口下鴨本通交差点南西角に、コンビニエンスストアがあります。
葵祭のときは、この店が露店を出しています。


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下鴨本通の横断歩道を渡って、鞍馬口通を西に進んでます。
交差点の北西側に、喫茶店「カフェ・ウッディタウン」があります。
ちょっと、こちらに寄ってみます。


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こちらには、2014年の5月15日に雨宿りがてらに寄りました。
そのとき結構おいしかったので、今回も寄りました。
前回同様に、今回もワッフルとコーヒーを頼みました。


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今度は、ワッフルをアップにしました。
こちらは、メープルシロップをかけていただきます。
このワッフルは、一枚一枚ここのマスターが焼いています。
丁寧に作られているのが、特徴ですね。


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「カフェ・ウッディタウン」の前で、下鴨本通を北に向いています。
少し先に「氷」の垂れ幕が見えます。今からそちらに向かいます。


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その垂れ幕は、「賀茂みたらし茶屋」の前で揺れていました。
元々下鴨神社の供物だったみたらし団子を
日本で初めて売り物として出した茶店です。
(つまり、事実上みたらし団子発祥のお店です)
葵祭の日ほどではありませんが、それでもそこそこ満員でした。


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ワッフルを食べたところなので、
ここでは食べずにみたらし団子を家に持って帰りました。
ここのみたらし団子は、1串に5個刺さっています。
これは、「人体」を表しています。


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「賀茂みたらし茶屋」のほぼ店先で、下鴨本通の車道を見ています。
実は2014年5月15日に、ここで葵祭の巡行を見ていました。


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「賀茂みたらし茶屋」から約100m南に進みました。
また、鞍馬口下鴨本通交差点に戻ってきました。


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下鴨本通から、鞍馬口通を西に向いています。
第241回ブログで書いたとおり鞍馬口通は中世の幹線道路でしたが、
現在はそれほど広い道幅にはなりません。


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下鴨本通から、鞍馬口通を西に約70m進みました。
ここで、また突き当りに出会います。
ここの写真は西日で真っ白になっているか
傾いているかのどちらかしか撮れなかったのですが、
「究極の選択」でこちらを載せました。


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その「突き当り」の場所まで来ました。
実は、ここはこのように筋違いの辻になっています。
この辺りで鞍馬口通と交差しているのは、下鴨中通です。


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下鴨中通から、鞍馬口通を西に向いています。
この辺りの鞍馬口通は、多少蛇行しています。
寺町通よりも東は、京都市街地でも「碁盤の目」にはなっていません。


244-21.jpg
下鴨中通から、鞍馬口通を約20m進みました。
なかなか味のある京町家の西隣に、
「賀茂みたらし茶屋」の製造所があります。
みたらし団子は、ここで作られています。


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その地点から、約20m西に進みました。
この米屋さんの角で、鞍馬口通は西から西南西に進路を変えます。


244-23.jpg
その米屋さんがある角で、鞍馬口通から北を向いています。
この道には、おそらく名前がありません。
この道は、約600m先の北大路で突き当ります。


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今度は米屋さんの前で、鞍馬口通を西南西に向きました。
もう少し先に賀茂川に架かる出雲橋がある都合で、
この辺りだけ例外的に鞍馬口通は道幅が広くなります。


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米屋さんの前から、鞍馬口通を約50m進みました。
コインランドリーの向こうに、銭湯が見えます。
京都でも少しずつ銭湯が姿を消し始めていますが、
この鞍馬口通は特に銭湯が多く残っている通りです。


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その銭湯の前から、鞍馬口通を西南西に向いています。
この写真では何も写っていませんが、
自動車がよく通るので撮影がよく中断されました。
また、時間帯の関係で西日が強くて上手く撮れません。


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銭湯の前から、鞍馬口通を西南西に約50m進みました。
こちらにも、お地蔵さんの祠がいらっしゃいます。
いつも通り、撮らせていただきます。


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そのお地蔵さんの少し先に、下鴨西通との交差点があります。
もうほとんど賀茂川沿いと言っていい場所ですね。


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鞍馬口通から、下鴨西通を南に向いています。
賀茂川沿いの道であるため、道幅以上に交通量が多い通りです。
このまま進むと、葵橋付近で下鴨本通(河原町通)と合流します。


244-29.jpg
今度は、下鴨西通を北に向きました。
ずっと先に丹波高地が見えていますが、
この道はその丹波高地山中の雲ケ畑まで続いています。


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鞍馬口下鴨西通交差点から西を向くと、
賀茂川に架かる出雲路橋になります。
ここを渡ったところが京都七口の一つ「鞍馬口」なのですが、
そろそろ写真をだいぶ貼り付けたので、ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、「鞍馬口」を通り抜けて上禅寺を目指します~

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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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本当に京都に来たような
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「京都桜100景」
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祇園祭宵山で回る
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各系統の停留するバス停や
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貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
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そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
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観光コースをそのまま
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「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
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「未分類」
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他の「道ブログ」とは
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入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
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閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
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京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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