第279回 大雪の伏見稲荷大社
明けましておめでとうございます。
2015年度も、旧年同様によろしくお願いします。
さて、毎年恒例の伏見稲荷大社への初詣ですが、
今年は例年とだいぶ趣が異なります。
2015年1月1日正午ごろから降り始めた雪は勢いが衰えず、
日が傾くにつれてだんだん積もってきました……

JR奈良線「稲荷」駅です。
この時期になると、このブログのために
わざわざ京都駅経由でこちらに来ることにしています。
いつもこの看板からスタートしていますが、
今年(2015年)は例年とは違う景色になってしまいました。
降雪の勢いは衰えることなく、見る見る間に積もっていきます。
撮影日は、2015年1月1日木曜日午後1時半。
分かりにくいですが、例年になく参拝者も多くありませんでした。

今まで乗っていた快速電車が奈良に向けて出発します。
普段は停まらないのですが、正月だけはここに快速電車が停まります。

一緒に電車に乗られていた方々が、改札口を目指しておられます。
ここだけ見るとたくさんの方がいらっしゃるように見えますが、
例年と比べると破格に少ない方々です。

少し写真がボケましたが、「稲荷」駅の改札口です。
こういう屋根のあるところは、こんな天気ではどうしても混みますね。

JR「稲荷」駅を出ました。
本町通をはさんで、向こうに伏見稲荷大社の大きな鳥居が見えますね。

本町通を渡りました。(と言っても、道幅は5m未満ですが……)
では、ここから東に伸びる伏見稲荷大社の表参道を進みます。

伏見稲荷大社表参道を東に進んでいます。
周囲は露店が囲み、いつもは立ち寄っている鮎の露店も見えます。
今年は……まぁこの雪量ですからね。
今年は寄らずに、先を急ぎました。
これまでもこのブログで雪の日の取材はあったのですが、
このように写真ではっきりと捉えたことはありませんでした。
つまり、この日がウチのブログ史上最も雪が降ったことになります。

本町通から表参道を約100m東に進み、北を向きました。
こちらに、伏見稲荷大社の末社があります。
左(西)から、熊野社・藤尾社・霊祖社です。
とりあえず、順にお参りしました。

その末社から表参道を東に向いています。
二の鳥居の向こうに伏見稲荷大社の楼門が見えるのですが、
もう雪で視界がどんどん狭くなっていきます。

こちらは、楼門脇の手水舎です。
こちらで両手と口を清めたのですが……
写真でも分かるように、ここからだんだん吹雪いてきました……

では、大雪の中伏見稲荷大社の楼門をくぐります。
……例年とは全然違う景色になってきました。

楼門をくぐると、目の前に伏見稲荷大社の拝殿が現れます。
いつも緑色の屋根が、この日は真っ白ですね。

こちらは伏見稲荷大社拝殿の南側です。
荷田春満の旧宅の東隣に、
荷田春満を祀った「東丸(あずままろ)神社」があります。
先ずは、こちらの本殿にお参りです。
……とは言え、さらにさらに雪量は増えてきました。
さらにさらに視界も狭くなってきました。

東丸神社は、地元では「受験のご利益がある」と有名な神社です。
ぞれだけに教育業界や受験生の信仰を集めているのですが、
今年は昨年の半分も参拝者がいらっしゃいません。
こちらは、本殿東側の春葉社と荷田社です。
春葉社は納札所で、荷田社は荷田氏の祖霊神です。

東丸神社の荷田社の前で、北を向いています。
向こうに、伏見稲荷大社の拝殿が見えます。
では、ここを出る前に東丸神社のお札を今年も買います。

東丸神社の前で東を向き、伏見稲荷大社本殿を見ています。
特に多かった一昨年と比べたら、
参拝者数はこの年の2割もいないでしょうか?
……と言いますか、地面にとうとう雪が積もり出しました。

伏見稲荷大社拝殿の正面に回って、参拝の列の最後尾に回りました。
例年はここから40分~1時間ですが、今年は一瞬でしょうね。

こちらは、参拝の様子を撮ろうとして失敗した写真です。
普通は「没」なのですが、敢えて残しました。
頭上の傘を見てください。数cmほどですが、積雪しています。
これがこの時間帯の積雪をよく表しています……

やはり、並びだしてから数分で本殿前の石段まで来ました。
(昨年の5倍ほどの速さです)
……石段を上る方々の傘が、積雪で白一色になっていますね。

本殿前の石段を上っています。
ここから見ると、本殿の屋根にも木の枝にも
はっきりと分かるペースで雪が積もっていきます。

石段を上り切り、伏見稲荷大社本殿の前に来ました。
拝殿の前から並んで約10分でした。
元旦のこの時間帯では、数十年お参りしていて初めてのことです。
(それくらい参拝者が少なかったですね)

では、今年(2015年)も氏神様である伏見稲荷大社にお参ります。
……周囲の方々が傘を畳まれるのですが、
そのときに雪が飛び散ってそこら中の方がずぶ濡れになりました。

伏見稲荷大社本殿にお参りをして、本殿の南側に出ました。
この右(南)で巫女さんが神楽を舞っていらっしゃるのですが、
そちらは撮影不可です。
では、ここを突き当りまで東に進みます。

伏見稲荷大社本殿の南側を東に進み、突き当りまで来ました。
ここでおみくじが売られているのですが、
ウチの母に買うのか聞いたところ「絶対買わない」と言ってきました。
3年前母はここでおみくじを買って「末凶」を出しました。
すると、そのときの年末に本当に風邪をひいて
一昨年の初詣に来られなくなりました。
多分そのことを気にしているのと思います。

本殿の真裏(東)に、やって来ました。
社が無いのに、鈴の緒と賽銭箱だけが置いてあります。
ここは稲荷山自体がご神体で、ここで稲荷山に向かってお祈りします。
周囲の方々はそのことに気付かず、おみくじを結ぶのに熱心でした。

その場所から、北を向きました。
こちらには社務所があって、お守りやお札などを買うことができます。

伏見稲荷大社の社務所の前から、北を向きました。
目の前が表参道ですが、積雪量がさらにさらにさらに増えてきました。

社務所の前から表参道に出て、東を向きました。
ここから稲荷山登山になるわけですが……
もう絶対無理です。
このまま四辻越えて一の宮とか行ったら、絶対遭難します!
実は、この時点で傘すら持っていませんし、
自分と母の頭には、数cmの雪が積もってましたし……
という訳で、ここから引き返しました。
今回は、ここまでです。
~次回は伏見稲荷大社裏参道をふらつきながら、
茶店のねざめ家に一時避難します~
2015年度も、旧年同様によろしくお願いします。
さて、毎年恒例の伏見稲荷大社への初詣ですが、
今年は例年とだいぶ趣が異なります。
2015年1月1日正午ごろから降り始めた雪は勢いが衰えず、
日が傾くにつれてだんだん積もってきました……

JR奈良線「稲荷」駅です。
この時期になると、このブログのために
わざわざ京都駅経由でこちらに来ることにしています。
いつもこの看板からスタートしていますが、
今年(2015年)は例年とは違う景色になってしまいました。
降雪の勢いは衰えることなく、見る見る間に積もっていきます。
撮影日は、2015年1月1日木曜日午後1時半。
分かりにくいですが、例年になく参拝者も多くありませんでした。

今まで乗っていた快速電車が奈良に向けて出発します。
普段は停まらないのですが、正月だけはここに快速電車が停まります。

一緒に電車に乗られていた方々が、改札口を目指しておられます。
ここだけ見るとたくさんの方がいらっしゃるように見えますが、
例年と比べると破格に少ない方々です。

少し写真がボケましたが、「稲荷」駅の改札口です。
こういう屋根のあるところは、こんな天気ではどうしても混みますね。

JR「稲荷」駅を出ました。
本町通をはさんで、向こうに伏見稲荷大社の大きな鳥居が見えますね。

本町通を渡りました。(と言っても、道幅は5m未満ですが……)
では、ここから東に伸びる伏見稲荷大社の表参道を進みます。

伏見稲荷大社表参道を東に進んでいます。
周囲は露店が囲み、いつもは立ち寄っている鮎の露店も見えます。
今年は……まぁこの雪量ですからね。
今年は寄らずに、先を急ぎました。
これまでもこのブログで雪の日の取材はあったのですが、
このように写真ではっきりと捉えたことはありませんでした。
つまり、この日がウチのブログ史上最も雪が降ったことになります。

本町通から表参道を約100m東に進み、北を向きました。
こちらに、伏見稲荷大社の末社があります。
左(西)から、熊野社・藤尾社・霊祖社です。
とりあえず、順にお参りしました。

その末社から表参道を東に向いています。
二の鳥居の向こうに伏見稲荷大社の楼門が見えるのですが、
もう雪で視界がどんどん狭くなっていきます。

こちらは、楼門脇の手水舎です。
こちらで両手と口を清めたのですが……
写真でも分かるように、ここからだんだん吹雪いてきました……

では、大雪の中伏見稲荷大社の楼門をくぐります。
……例年とは全然違う景色になってきました。

楼門をくぐると、目の前に伏見稲荷大社の拝殿が現れます。
いつも緑色の屋根が、この日は真っ白ですね。

こちらは伏見稲荷大社拝殿の南側です。
荷田春満の旧宅の東隣に、
荷田春満を祀った「東丸(あずままろ)神社」があります。
先ずは、こちらの本殿にお参りです。
……とは言え、さらにさらに雪量は増えてきました。
さらにさらに視界も狭くなってきました。

東丸神社は、地元では「受験のご利益がある」と有名な神社です。
ぞれだけに教育業界や受験生の信仰を集めているのですが、
今年は昨年の半分も参拝者がいらっしゃいません。
こちらは、本殿東側の春葉社と荷田社です。
春葉社は納札所で、荷田社は荷田氏の祖霊神です。

東丸神社の荷田社の前で、北を向いています。
向こうに、伏見稲荷大社の拝殿が見えます。
では、ここを出る前に東丸神社のお札を今年も買います。

東丸神社の前で東を向き、伏見稲荷大社本殿を見ています。
特に多かった一昨年と比べたら、
参拝者数はこの年の2割もいないでしょうか?
……と言いますか、地面にとうとう雪が積もり出しました。

伏見稲荷大社拝殿の正面に回って、参拝の列の最後尾に回りました。
例年はここから40分~1時間ですが、今年は一瞬でしょうね。

こちらは、参拝の様子を撮ろうとして失敗した写真です。
普通は「没」なのですが、敢えて残しました。
頭上の傘を見てください。数cmほどですが、積雪しています。
これがこの時間帯の積雪をよく表しています……

やはり、並びだしてから数分で本殿前の石段まで来ました。
(昨年の5倍ほどの速さです)
……石段を上る方々の傘が、積雪で白一色になっていますね。

本殿前の石段を上っています。
ここから見ると、本殿の屋根にも木の枝にも
はっきりと分かるペースで雪が積もっていきます。

石段を上り切り、伏見稲荷大社本殿の前に来ました。
拝殿の前から並んで約10分でした。
元旦のこの時間帯では、数十年お参りしていて初めてのことです。
(それくらい参拝者が少なかったですね)

では、今年(2015年)も氏神様である伏見稲荷大社にお参ります。
……周囲の方々が傘を畳まれるのですが、
そのときに雪が飛び散ってそこら中の方がずぶ濡れになりました。

伏見稲荷大社本殿にお参りをして、本殿の南側に出ました。
この右(南)で巫女さんが神楽を舞っていらっしゃるのですが、
そちらは撮影不可です。
では、ここを突き当りまで東に進みます。

伏見稲荷大社本殿の南側を東に進み、突き当りまで来ました。
ここでおみくじが売られているのですが、
ウチの母に買うのか聞いたところ「絶対買わない」と言ってきました。
3年前母はここでおみくじを買って「末凶」を出しました。
すると、そのときの年末に本当に風邪をひいて
一昨年の初詣に来られなくなりました。
多分そのことを気にしているのと思います。

本殿の真裏(東)に、やって来ました。
社が無いのに、鈴の緒と賽銭箱だけが置いてあります。
ここは稲荷山自体がご神体で、ここで稲荷山に向かってお祈りします。
周囲の方々はそのことに気付かず、おみくじを結ぶのに熱心でした。

その場所から、北を向きました。
こちらには社務所があって、お守りやお札などを買うことができます。

伏見稲荷大社の社務所の前から、北を向きました。
目の前が表参道ですが、積雪量がさらにさらにさらに増えてきました。

社務所の前から表参道に出て、東を向きました。
ここから稲荷山登山になるわけですが……
もう絶対無理です。
このまま四辻越えて一の宮とか行ったら、絶対遭難します!
実は、この時点で傘すら持っていませんし、
自分と母の頭には、数cmの雪が積もってましたし……
という訳で、ここから引き返しました。
今回は、ここまでです。
~次回は伏見稲荷大社裏参道をふらつきながら、
茶店のねざめ家に一時避難します~
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