第299回 養源院の大桜~七条桜散策~その2

鴨川に架かる塩小路橋から、東を見ています。
前回ブログで紹介した桜の小径から伸びる満開の枝が見えますね。
今回はこのまま東に進み、
三十三間堂回りの法住寺と養源院を訪れます。
撮影日は、2015年3月31日月曜日午後2時。
久しぶりの晴天下ですね。

塩小路橋を渡り始めて、南を向きました。
桜並木の向こうに、JRの鉄橋が見えます。
この写真は、クリックすると拡大されます。

今度は、塩小路橋の北側を向きました。
この辺りで、京都市下京区から京都市東山区に変わります。
約200m先に、七条大橋が見えます。
橋の袂に、京阪電鉄「七条」駅へ降りる地下道があります。

塩小路橋を東に渡り切ります。
ここが、師団街道と川端通の起点になります。

塩小路橋東詰めで南を向きました。ここから師団街道が始まります。
ずっと先の龍谷大学付近に日本陸軍第16師団練兵場がありました。

今度は同じ場所で北を向きました。ここから川端通が始まります。
鴨川と高野川の東岸をずっと走る通りです。

川端通から、塩小路を東に向いています。
ここからさらに道幅が狭くなって、車線がなくなります。

川端通から、塩小路を約50m進みました。
鞘町通との辻で、南を向きました。
第289回ブログで訪れた八王稲荷大明神が見えますね。

こちらが、八王稲荷大明神です。
大正時代に建てられた比較的新しい神社です。
今回も、こちらにお参りしました。

塩小路鞘町の北西角に、和菓子屋さんの「しまだや」があります。
日光除けに、天幕が張ってありますね。

さらに塩小路を東に進みます。
自分がいつも入っているネコだらけの「さくら湯」を通り過ぎ、
本町通との交差点に出ます。

塩小路本町交差点で、南を向きました。
左(東)側の道が本町通で、右(西)側の道は鞘町通に合流します。

塩小路をから、本町通を北に向いています。
ここを進むと、第145回ブログの道順になります。

こちらは、塩小路本町交差点北東角の地域スーパーです。
節分に訪れた第288回ブログでは、焼いたイワシを売っていました。

本町通から、塩小路を東に向いています。
ここからさらに道が狭くなって、東向き一方通行になります。
急な上り坂の先に見えるのは、専称寺の土塀ですね。
こちらの沿革は、第145回ブログに書きました。

専称寺の前で、塩小路を東に向いています。
この辺りから、東端の東大路まで上り坂が続きます。

工事現場を通り過ぎると、急に前が広がります。
すぐ先に、大和大路との辻があります。
その先には、三十三間堂の太閤塀が見えます。

塩小路から、大和大路を北に向いています。
ここの東側が、三十三間堂の西端になります。
ここを進めば、第223回ブログの道順になります。

今度は、塩小路から大和大路を南に向きました。
ここを進めば、第221回ブログの道順を逆行することになります。

大和大路から、塩小路を東に進んでいます。
左(北)側に見える太閤塀は、豊臣秀吉が寄進したものです。
ただ、元々はこれは三十三間堂のためのものではなく、
かつてこの辺にあった大仏殿のためのものでした。
つまり、ここは安土桃山時代はその大仏殿の一部でした。
(三十三間堂は、そのまま大仏殿に編入されていました)

大和大路から、塩小路を東に約100m進みました。
こちらは、第288回ブログで立ち寄った喫茶店「舞坂」です。
本当は今回も寄りたいのですが、
時間が押しているので先を急ぎます。

その「舞坂」の前で、北を向きました。三十三間堂南大門ですね。
太閤塀とセットで、重要文化財に指定されています。
では、ここで塩小路と別れを告げて中に入っていきます。

三十三間堂の南大門をくぐりました。
手前の桜は、五分咲きと言ったところでしょうか。

三十三間堂の南大門から、北に約50m進みました。
右(東)側に、法住寺が見えてきます。屏側の桜は五分関ですね。
先ずは、この法住寺に立ち寄ります。

寺紋である「菊花に桐の葉」の門をくぐり、
先ずは末社の厳島社(弁財天)と豊川茶枳尼天(稲荷)にお参ります。

そこから南に進み、法住寺の本堂に来ました。
天台宗法住寺の詳しい沿革は、第222回ブログに書いてあります。
節分では第288回ブログで護摩壇があった場所には、
大小の石が並んでいますね。

参拝を終え、今度は本堂から北を向いています。
ここは枝垂桜が有名ですが、
2015年3月31日現在ここから見るとまだつぼみも固いようです。

天台宗法住寺を出ました。
法住寺と北側の養源院との間に、こちらの細道があります。
次は、ここを通ります。

細い道の突き当りには、後白河天皇陵があります。
本当はここは桜で囲まれているのですが、
2015年3月31日に咲いていたのは、1本だけでした。

では、その北側の浄土真宗養源院に入っていきます。
京都でも屈指の大桜が並ぶ寺院です。

養源院の門をくぐって南を向くと、白衣弁財天がいらっしゃいます。
先ずは、こちらにお参りです。

次は、向かい(北)側の毘沙門天にお参りです。
毘沙門天だけに、北側にいらっしゃいます。

では、東を向いて本堂への坂道を上っていきます……
本当はここからの桜が絶景なのですが、まだまだつぼみのようです。

2015年3月31日段階では、3本ある養源院の大桜のうち
咲いていたのは1本だけで他はつぼみでした。
ただ、この1本だけでも見事でした。
実はこの木の根許にカメラマンがいらして、
ここで有料で記念写真を撮られていました。
そこそこの人数が、撮られていました。
この写真は、クリックすると拡大されます。

まだつぼみの枝垂桜の向こうに、浄土真宗養源院の本堂があります。
こちらの沿革は、第286回ブログに書いてあります。
俵屋宗達の杉戸絵が相当数あって、
恐らく日本一多く俵屋宗達の絵を所持している寺院です。

~2015年4月7日追記~
2015年4月6日、養源院に再訪しました。
ここの枝垂桜は、この日が満開でした。

養源院の本堂前から、南を向きました。
鐘楼の手前の大きな枝垂桜も、まだつぼみでした。

養源院本堂前から、西を向いています。
では、門に向かいここを出ます。
もしも大桜が満開になっていたら、
この構図が京都で屈指の絶景になっていました。

~2015年4月7日追記~
この角度も、2015年4月6日に撮り直しました。

養源院の門をくぐり、三十三間堂回りで北を向きました。
三十三間堂へは、七条通近くから入ります。

三十三間堂回りを北の突き当りまで歩いて、七条通まで来ました。
ここで西を向くと、三十三間堂への入り口があります。
次は三十三間堂の庭園を散策していきますが、
それは次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、三十三間堂庭園の桜を眺めます~
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