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第325回 函谷鉾 月鉾辻回し~暴風雨の山鉾巡行~その2

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「鉾1番」長刀鉾が辻回しを終え、御池通を西に進んでいきます。
祇園祭前祭参加の23基の山鉾のうち、
一つだけが辻回しを終えました。
ここから、どんどん山鉾が「京都市役所前」交差点にやって来ます。
今回は、そのうち「鉾4番」月鉾までの様子を書いていきます。
(まぁ、全体の1/3ですね)
撮影日は、2015年7月17日金曜日午前10時半。
この日京都を襲った台風11号の影響は、数日続きました。


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長刀鉾が御池通を西に去った後、
次々と後続の山鉾が河原町通を北上してきます。
こちらは、今年(2015年)の「山1番」孟宗山ですね。

孟宗が母親のために筍を取りに雪山を彷徨う姿を描きます。
まぁ、中国で孟宗と言えば「親孝行の鑑」ですからね。
ちなみに、孟宗は陸遜などに仕えた「三国志」呉の文官です。


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孟宗山が、「京都市役所前」交差点に入ってきました。
すると、担ぎ手の方々が立ち止まり両手に力を込められます。


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そして、担ぎ手の方々が孟宗山自体を持ち上げます。
車輪が宙に浮くので、これで方向転換ができます。


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孟宗山が西に90°左折すると、担ぎ手は山を下します。
この間、15秒でした。(前回ブログの長刀鉾は、約15分かかりました)


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孟宗山が御池通に去っていくと、
今度は「山2番」芦刈山が続きます。
「親孝行」の次は、「夫婦円満」を描いた山です。


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芦刈山も、「京都市役所前」交差点に入ると
担ぎ手が山を持ち上げられて方向転換しました。
この写真は、クリックすると拡大されます。
ここまでは、先ほどと同じなのですが……


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そのまま着地することなく、
担ぎ手の方々が芦刈山をくるくると回転させました。
突然のパフォーマンスに、沿道の方々は拍手喝采です。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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回転は、約30秒続きました。
そして、芦刈山が着地すると御池通へと去っていきました。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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芦刈山の直後に、荷茶屋(にないじゃや)の担ぎ手が現れました。
こちらも、くるくると回転されていました。
もちろん、沿道の方々は拍手喝采です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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その次に現れたのは、「山3番」伯牙山です。
中国の箏の名手伯牙が、
友人の死を悼み愛用の箏を斧で叩き割る姿を描いています。
また、こちらの会所は市指定文化財「杉本家」ですね。


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伯牙山の「辻回し」は派手なパフォーマンスもなく、
約15秒で左折しました。


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伯牙山が、御池通に消えていきます。
こちらの見送りは見事なのですが、
ズームが間に合わず中途半端になりました。


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こちらは、御池通を約100m北上した河原町通です。
長刀鉾が行ってしまうと、
規制線付近のカメラマンもだいぶ数が減ります。
山鉾巡行はまだまだ続きますが、
ここで自分も規制線を回り込んで御池通西側に向かいます。


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河原町通西側歩道に移動した辺りで、南を向きました。
次の「鉾2番」くじ取らず(順番が固定されています)の
「函谷鉾」が見えてきました。


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河原町通から、御池通を西に進んでいます。
市役所南側広場で、熱中症予防キャンペーンが行われていました。
まぁ、この豪雨で熱中症と言われても……


325-17.jpg
そうこうしているうちに、函谷鉾の辻回しが始まりました。
まだ次の所定位置には着いていなかったので、
中途半端な写真になります。


325-18.jpg
函谷鉾の囃手をアップで撮りました。
こうして撮ると、雨粒がはっきり見えます。
この日(2015年7月17日)は、
台風11号襲来でこの時点で大雨警報発令中です。


325-19.jpg
函谷鉾の1度目の「辻回し」が終わりました。
人混みで、なかなか目的地に着けません。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


325-20.jpg
河原町通から、御池通を西へ約100m進み寺町通に来ました。
この辺りが、次の撮影ポイントです。


325-21.jpg
寺町通から、御池通を西に向いています。
函谷鉾が、2回目の「辻回し」を終えました。
個人的には、東山を背景にしたこの角度が
一番鉾がきれいに見えると思います。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


325-22.jpg
御池通の桟敷席前に、函谷鉾の隊列が入ってきました。
函谷鉾は、中国の長安と洛陽の中間にある
「函谷関」という関所に由来します。
「史記」にここを強行突破する劉邦軍の話があります。


325-23.jpg
函谷鉾が、御池通の桟敷席前を通り過ぎます。
左右に揺れながら勇壮な姿を見せますね。


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今度は、反対側の囃手をアップにしました。
函谷鉾の囃手は宵山になると四条通や烏丸通を練り歩かれるので、
祇園囃の中では一番耳に残っています。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


325-25.jpg
函谷鉾も、御池通を西に進んでいきました。
この函谷鉾の辻回しも、約15分かかりました。


325-26.jpg
その次は、「山4番」の油天神山です。
油小路綾小路下るの火尊天神の祠を乗せた山です。


325-27.jpg
こちらが、油天神山です。
黒塗の胴掛が雨に映えますが、
豪雨の中では祠も黒い布に巻かれた状態でした。


325-28.jpg
さらに、「傘鉾1番」の四条傘鉾が続きます。
この辺りに来たのは、こちらが目当ての一つでした。


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こちらが、四条傘鉾です。
「鉾」と言いながら、実は「山」よりも小さいです。
ただ最近は寄付もだいぶ集まってきましたので、
この部分を乗せて、大きな鉾にする計画が上がっています。
(応仁の乱以前の姿に戻るわけですね)


325-30.jpg
四条傘鉾には、こちらの「棒振り踊り」の小学生が随行します。
こちらは「くじ改め」の際行われる踊りで、
以前はこちらの桟敷席前でも行われていたのですが、
今年(2015年)は特に何もなく素通りでした。


325-31.jpg
さらに、「山5番」の占出山が続きます。
昨年(2014年)の「山1番」です。
「山1番」は縁起がいいので、どの山も狙っています。
(順番は、くじで毎年変わります)
この山は、神功皇后が朝鮮出兵の戦果を鮎で占ったことを描きます。


325-32.jpg
占出山の水引は小倉百人一首が書かれていて、
宵山の際にはそれが人気を呼んでいます。
見送りも鮮やかなのですが、
この豪雨ではビニールシートの中ですね。


325-33.jpg
その後ろから、「鉾3番」月鉾が姿を現しました。
「辻回し」を撮ろうとしたのですが、
なぜか周囲の方々が傘を高く掲げられて
上手く写真が撮れません……


325-34.jpg
残念ですが、月鉾の辻回しの写真はこれ以上ありません……
月鉾の隊列が、御池通に入ってきました。
月鉾は、文字通り月の神様である月読命を祀っています。


325-35.jpg
月鉾が、「辻回し」を終えました。
個人的には、一番美しい鉾だと思います。


325-36.jpg
月鉾の天頂部分を撮りました。
鉾先が、三日月の形状をしています。


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「辻回し」の後始末も終え、曳き手の方々も所定位置に就きました。
先導役による扇子の合図と「エイヤラヤ~」の掛け声と共に、
月鉾が御池通を西に進み始めました。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


325-38.jpg
勇壮な月鉾が、御池通を西に進んでいます。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

これで、約1/3くらいの山鉾巡行が終わりました。
まだまだ続くのですが、
だいぶ写真を貼りつけたので続きは次回にします。

今回は、ここまでです。

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「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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