第358回 石庭の 南禅寺垣に 咲く紅葉

「南禅寺前」交差点から東にずっと進むと、
南禅寺本坊で突き当ります。
この書院の北側に国宝の方丈が隣接しています。
今回はこちらに訪問した後、永観堂禅林寺に向かいます。
撮影日は、2015年11月23日勤労感謝の日の月曜日正午。
今回も、全ての写真がクリックすると拡大されます。

南禅寺本坊から屋内は、全て撮影不可です。
(襖絵や室内装飾、果ては建物そのものが国宝です)
その本坊の廊下を北に向かうと、方丈があります。
こちらは、本坊と方丈に挟まれた方丈庭園です。
(屋内から外に向かっての撮影は、認められています)
こちらのカエデは、きれいに紅葉しています。
ちょっと方丈の縁側に座って、こちらを眺めます。

さらに進み、こちらは方丈の西側庭園です。
ここに来るまでの池泉式回遊庭園も楽しいですが、
ゆっくり休憩するには、こういう石庭を眺めるのが一番ですね。

さらに方丈の北側に回ります。
ここから渡り廊下伝いに、北隣の龍渕閣があります。
龍渕閣自体は非公開ですが、周辺を眺めることができます。

渡り廊下最北端から、龍渕閣と帰雲院との間の庭園を眺めています。
この辺りの紅葉は、この日(2015年11月23日)が見ごろでした。

先ほどの地点で、反対(南)側に振り返りました。
では、この渡り廊下を進み方丈に戻ります。

龍渕閣の前を通り過ぎ、さらに渡り廊下を南に進んでいます。
先ほどはこの先の分岐点の右(西)から来たのですが、
ここでは直進して方丈に戻ります。
この辺りはたくさんの方々がいらっしゃいますが、
周辺の石庭を眺めながら移動されています。
(石庭で「回遊庭園」なのは、珍しいですね)

その辺りで東を向きました。
渡り廊下周辺の石庭の先に、独特の形状の垣根があります。
このような形式の垣根を「南禅寺垣」と言います。
ちょうど紅葉が上から掛かり、結構な絶景になっています。

本坊の脇にも、カエデが伸びています。
ここより東側は、山の斜面になっています。

では、この方丈と本坊を通り抜けます。
この先から、南禅寺本坊を出ます。

南禅寺本坊を出て、参道で西を向いています。
(今回ブログ最初の地点を反対に向いています)
では、ここを西に進みます。

南禅寺本坊から、参道を西に約10m進みました。
この右(北)側が法堂なのですが、ここで、左(南)を向きます。

先ほどの地点で、左(南)を向きました。
こちらが、前回ブログで出てきた水路閣です。

さらに参道を西に進んでいます。
左(南)側には末寺の正因庵がありますが、
今回はこのまま西に進みます。

さらにさらに参道を西に進むと、末寺の天寿庵の脇に出ます。
右(北)側に、南禅寺三門が見えてきましたね。

南禅寺山門前で、参道を右(北)に向きました。
三門に上ろうとする行列も、相変わらず伸び続けていますね。
では、今度は三門の東側を北上します。

南禅寺山門の東側で、北を向いています。
この辺りは、カエデ並木の公園のようですね。

南禅寺山門東側の道を北上しています。
ではカエデ並木を散策しつつ、この先を進みます。

天寿庵の前から、南禅寺山門の東側の道を約100m進みました。
目の前の聴松院で、この道は突き当たります。
聴松院の前の通りは、鹿ケ谷通です。
ここから暫く、この鹿ケ谷通を散策します。

聴松院の前で、鹿ケ谷通を右(東北東)を向きました。
この道は、だんだん左(北)にカーブしていきます。

聴松院の前から、鹿ケ谷通を北東に約50m進みました。
目の前にある門までが、南禅寺の境内です。

南禅寺の門から鹿ケ谷通を北北東に向かっています。
ここからは、南禅寺境内ではなく一般道路になります。

こちらは、野村美術館です。
野村証券の2代目社長野村徳七が建てた美術館です。
野村徳七は実業家だけでなく、茶人としても活躍していました。
この美術館には、茶碗や書画が収められています。
……ただ、だいぶ予定より遅れているので、ここは前を急ぎます。

こちらは、野村美術館の北側です。
前回ブログの水路閣の水の一部が分岐して、西に流れています。
そして、京都市立動物園の辺りで琵琶湖疎水に合流します。
(もう一部は水路閣の位置から北上し、哲学の道沿いに流れています)

その川の北側に、こちらの東山中高があります。
こちらは、永観堂禅林寺が経営する学校です。

東山中高の前で、鹿ケ谷通を北に向いています。
平日のこの辺りは10代男子であふれるのですが、
この日(2015年11月23日)の大半が観光客で占められています。

東山中高の北隣に、白壁が続いています。
この白壁は、永観堂禅林寺のものです。

東山中高校門前から、鹿ケ谷通を北に約50m進みました。
ここからでも永観堂禅林寺に入れますが、
この日(2015年11月23日)は「出口専用」になっていました。

その出口から、鹿ケ谷通を北に向いています。
この辺りは南禅寺・哲学の道・永観堂禅林寺に向かう人と自動車で、
道があふれていました。

東山中高校門前から、鹿ケ谷通を北に約150m進みました。
ようやく永観堂禅林寺の前に来ました。

先ほどの地点で、右(東)を向きました。
こちらから、永観堂禅林寺に入ることができます。
ただ、だいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。
~次回は、この永観堂禅林寺を散策します~
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