第376回 節分の千本釈迦堂~千本通南から北~その33

今出川通から、千本通を約50m北西に進みました。
こちらが、「千本今出川」バス停です。
今回はこのすぐ先の五辻通で西に折れ、
大法恩寺(千本釈迦堂)を目指します。
撮影日は、2016年2月3日節分の水曜日午前9時半。
晴れたり曇ったり、よく天候が変わりました。

「千本今出川」バス停から、千本通を北西に向いています。
今出川通以北の千本通は、もう繁華街ではありません。
大規模な商店舗が姿を消す代わりに、
様々な寺院が軒を並べるようになります。

「千本今出川」バス停から、千本通を北西に約50m進みました。
ここで、千本通は五辻通と交差します。
交差点の南西角にある老舗のおもちゃ屋さんは、
午前10時前なので開店していません。

千本通から、五辻通を東に向きました。
五辻通はこのまま東へ伸びて、大宮通で突き当たります。

今度は千本通から、五辻通を西に向きました。
では、ここを進んでいきます。

千本通から、五辻通を西に約70m進みました。
ここで、五辻通は六軒町通と交差します。
六軒町通はこのまま北に進むと、
約150m先の上立売通で突き当たります。

その角に、ブリキ製の表札が出ていました。
かなり上の方に貼り付けてありました。

六軒町通から、千本通を西に約30m進みました。
こちらの京町屋の中では、甘味の飲食ができます。
(町屋カフェというよりは、茶店ですね)
とは言えまだ午前10時前ですから、お店は開店していません。
この写真は、クリックすると拡大されます。

その京町屋から、五辻通を西に約100m進みました。
こちらに、組み紐屋さんがありますね。
そう言えば、この近くに和服のシミ取り屋さんもありました。
ここから南西に約50m先が、上七軒です。
このようなお店が多いのは、そのことが関係しているのでしょうか?

組み紐屋さんから五辻通を西に約20m進み、北をました。
こちらが、浄土宗千本釈迦堂大報恩寺です。
「国宝」とあるのは、本堂などの建築物のことです。
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千本釈迦堂の石畳の道を北上しています。
右(東)に、桜並木があります。この寺院は、桜で有名ですね。

一方左(西)側には、公衆便所がありました。
公衆便所はそう多くないので、場所を覚えておく必要があります。

では石畳の道を北上して、この寺院の境内に入っていきます。
この日は節分ということで、いつもよりお化粧をしていました。

境内に入ってすぐ左(西)に、こちらの稲荷社がいらっしゃいました。
先ずは、こちらにお参りです。

その稲荷社の鳥居脇に、こちらの花が咲いていました。
自分は椿と思うのですが、ウチの母はバラだと言っていました。
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~2016年2月6日午後2時半訂正~
このブログを読んだウチの母は、
「バラとは言っていない。花弁がバラに似た椿だと言った」
と言ってきました。

では、「千本釈迦堂」の提灯をくぐり
さらに境内の奥に向かいます。

稲荷社の北側にあるお堂の前にテントが張られ、
中で、いろいろ準備が始まっています。
そのため、これ以上お堂には近付けません。
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そのテントの中には、おかめ人形が並んでいました。
ここは、「おかめ信仰」の寺院でもあります。
……ただ、まだテント内は準備中です。
まぁ、朝ですからね。

石畳の道を北上して突き当りまで行くと、
国宝の浄土宗千本釈迦堂大報恩寺本堂に辿り着きます。
ご本尊は、寺名にもあるように釈迦如来坐像(秘仏)です。
また、こちらの本堂は1467年の応仁の乱の際も戦災を逃れ、
京都市内でも数少ない鎌倉時代の建築物です。
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大報恩寺本堂の右(東)側に、大きな枝垂桜があります。
こちらは阿亀桜(おかめざくら)という品種で、
ここのもっとも代表的な桜です。
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阿亀桜の東側に、阿亀塚(おかめづか)があります。
おかめさんのお墓ですね。
その隣には、おかめさんの銅像も立っています。
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大報恩寺境内北東角に、こちらの布袋さんがいらっしゃいました。
こちらにお参りした後は、境内の西側を回ります。

石畳近くの灯籠に、こちらの名前が彫られていました。
今(2016年)から3代前の京都府知事ですね。

さらにその西側に、普賢象桜の木がありました。
(さらにさらにその西側は、新七本松通への出口です)
こちらのテントでは、もう甘酒が売られていました。
午前10時段階で他のテントは、まだまだ準備中でしたが……
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本堂の西側に、こちらの観音様がいらっしゃいました。
「ボケ封じ」の観音様なので、
両膝には高齢者が縋り付いています。

さらにその西側から、拝観料を支払えば
本堂内部と霊宝殿に入れます。
一人600円でしたが、節分は午前中のみ拝観可能でした。

こちらが、拝観のチケットとパンフレットです。
霊宝殿は、国宝や重要文化財が並んでいました。
(ここまで並んでいるのは、太秦の広隆寺以来です)
こちらは慶派と縁深く、快慶や定慶の仏像が多く並んでいました。
本堂に入りましたが、
ご本尊は秘仏なので直接は見られませんでした。

これで、一通り千本釈迦堂にも参拝しました。
(節分イベントは、全て午後からです)
では、ここから出ます。
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門を出て、南を向いています。
ここから南に約150m進むと、今出川通に出ます。
そこが、「上七軒」交差点です。
その交差点から南に、七本松通が伸びます。
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千本釈迦堂大報恩寺の前で、五辻通を西に向きました。
五辻通はここから約150m先で御前通と交差して、
そこで北野天満宮に突き当たります。

今度は大報恩寺の前で、五辻通を東を向きました。
ここから千本通に戻って他の寺院に向かうのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けたので、
今回はここまでとします。
~次回は、くぎ抜き地蔵に向かいます~
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