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第382回 芳春院 特別公開~千本通南から北~その39

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大徳寺塔頭龍源院境内から、外を見ています。
前回ブログ散策中に、閉山時間が来たので、
1週間置いてまた散策を再開します。
今回はこの広い大徳寺境内の北側に戻り、
芳春院などの塔頭を回ります。
撮影日は、2016年2月25日木曜日午後3時。
今回も、全ての写真をクリックすると拡大されます。


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龍源院の前から、大徳寺境内を南に向いています。
道の両側に、大徳寺の塔頭が約150m先の北大路まで並びます。
(その辺りに、「大徳寺前」バス停があります)
大徳寺塔頭は大半が非公開ですが、
その塔頭を含めた大徳寺境内の広さは京都で一番です。


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今度は、龍源院の前で北を向きました。
この道は、約30m先で交差する東西の道で突き当ります。


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こちらが、その突き当りです。
松並木の背後には、朱塗りの大徳寺山門が見えますね。


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同じ場所で東を向きました。こちらに大徳寺の門があります。
その門を出たところで、大徳寺通に出ます。
この道は大徳寺東端を走り、
そのまま北に進むと新興住宅地の西賀茂まで行けます。


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今度は、同じ場所で西を向きました。
この先に、勅使門が見えますね。


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前回ブログに続いての大徳寺勅使門です。
気のせいか、1週間前(2016年2月18日)より参拝者が多いですね。


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大徳寺勅使門から、西を向ています。
左(南)に見えるのは、平康頼の塚です。
ご遺体がこの下にいらっしゃるかは、分かりません。


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大徳寺勅使門の北側に、朱塗りの大きな門が見えます。
こちらが、大徳寺山門です。
応仁の乱で焼失後、16世紀末に再建されました。
この辺りの大半は豊臣秀吉とその家臣の庇護で再建されましたが、
特に千利休の援助を受けました。
このことから、この山門の上階に利休の木像があります。
ところが、そのために秀吉がここに訪れる際に
利休の木像の下をくぐることとなり
それを屈辱と感じた秀吉が利休に切腹を命じたという説があります。
(千利休切腹の理由は、実はよく分かっていません)


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平康頼の塚の北側に、北に伸びる道があります。
この左(西)側に、前回ブログで訪れた瑞峯院と
精進料理を頂いた「泉仙」大慈院店があります。
ここをまっすぐ進むと、勅使門や山門、法堂の脇を通り抜けます。


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しばらく、北に伸びる道を進みます。
左(西)側に、こちらのポスターが貼ってありました。
2016年度の「京都冬の旅」特別公開には
大徳寺本坊と芳春院が対象になっています。
(大徳寺本坊には、第380回ブログで訪れました)


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平康頼の塚の北側から、北に約50m進みました。
目の前に、十字路があります。
左(西)に進めば大徳寺塔頭の正受院で、
右(東)に行くと大徳寺法堂です。


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こちらは、その臨済宗大徳寺派本山大徳寺法堂(本堂)です。
こちらのご本尊は、釈迦如来像です。
大徳寺は、鎌倉時代の半ばに建立された臨済宗の寺院です。
ただ、室町時代は後醍醐天皇支持派に回ったため冷遇され、
「京都五山」からも外されました。
(臨済宗の大寺院。建仁寺・天龍寺・東福寺・万寿寺・相国寺。
南禅寺は別格で、京都五山と鎌倉五山の筆頭)
それから応仁の乱の戦災後に、一休が復興しました。
今の大徳寺は豊臣秀吉が16世紀末に本坊や法堂を復興した後に、
大名がこぞって周囲に塔頭を建立したことに始まります。
おかげで、京都最大の境内を誇ります。
また千利休との縁が特に深く、
山門の木像を初め遺構もたくさん残っています。


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大徳寺法堂に参拝した後、また北に伸びる道に戻ってきました。
では、ここをまた北上します。


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その道の途中に、大徳寺塔頭の三玄院があります。
建立した石田三成のお墓もありますが、非公開です。


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平康頼の塚の北側から伸びる道は、約150mで突き当たります。
そこには、大徳寺の本坊があります。
普段は非公開なのですが、2016年3月18日まで
京都市観光局主催の京の冬の旅の企画で特別公開されています。
(第380回ブログで拝観しています)


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大徳寺本坊と第380回ブログで紹介した聚光院との間に
細く北に伸びる道があります。
次は、ここを突き当りの門まで進みます。


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先ほどの場所から、約70m北に進みました。
ここから東に進めば、大徳寺塔頭の大仙院です。
東福寺塔頭の龍吟庵と並ぶ現存する日本最古の方丈があります。
常時公開寺院なのですが、時間が無くなって行けませんでした。
(その理由は、のちほど)
では、ここをまっすぐ北上して芳春院に向かいます。


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北に伸びる道の突き当りで、芳春院の山門をくぐりました。
さらに、この北上する桜並木の道を進みます。


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桜並木の道は、約100m続きます。
この芳春院は普段は非公開なのですが、
この時期限定で方丈庭園を拝観できます。
その先の門から、拝観料600円を払って芳春院に入ります。


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その門をくぐると、こちらの庭に出ます。
紅白の梅が見事でした。
料金を払うとき、ここにブログ取材で来たことと
どこまで写真撮影が可能かを聞きました。
この庭園の向こうに見える唐門より先が見えない範囲のみ
撮影の許可を頂きました。
(つまり、ここが許可を頂いた撮影の限界です)

向こうの唐門を越えると、方丈南側庭園が見えます。
白砂の波がきれいな石庭で、
岩山と白砂の海が対照的で見事です。

方丈には、ご本尊の釈迦三尊像の脇に前田利家の正室まつの木像や
加賀(石川県)前田家の歴代大名や住職の位牌が並んでいました。
こちらは、江戸時代最大の領土を誇った
加賀前田家の菩提寺です。
そもそも「芳春院」とはまつの法名で、
こちらはそのまつが建立しました。

一方、方丈北側庭園は池泉式のまた別の趣のある庭園です。
錦鯉が泳ぐ大きな池には橋が架かっており、
その先に「呑湖閣」という大きな楼閣が建っていました。
さらに、ここは近衛家とも縁が深く
元首相の近衛文麿が学生時代にここに下宿していました。


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芳春院には、1時間弱いました。
学芸員さんの話が面白くてついつい長居してしまい、
気付いたらもう午後4時です。
急がないと、他の寺院がまた閉まってしまいます。
芳春院から出て、急いで南下しています。


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芳春院の前から南に伸びる道を南下しています。
この左(東)に、先ほど紹介した大仙院があります。
ただ、今ここに入ると
楽しみにしてた高桐院の閉山時間が過ぎてしまいます。
ですから、泣く泣く大仙院は諦めました。


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芳春院から南に伸びる道は、約70mで突き当ります。
その突き当りから、西を向きました。
この右(北)側には聚光院があって、
その東側に大徳寺本坊があります。
では、この道を西に進んでいきます。


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先ほどの地点から、西に約100m進みました。
こちらの総見院の鐘楼は、第380回ブログにも出てきましたね。


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この大徳寺境内の道は、蛇行しながら西に進みます。
急がないと、高桐院が閉まってしまいます。


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総見院の鐘楼から、大徳寺境内を約50m西に進みました。
この道は、ここで船岡東通と交差します。


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船岡東通との辻で、南に向きました。
この船岡東通を南に約200m下ると、前回ブログに出てきた
「泉仙」大寺院店の前に出ます。
さらに150m南に進むと北大路と交差し、
さらにさらに400mほど南に下がると
鞍馬口通と交差します。
(第250回ブログ第251回ブログの冒頭に出ます)


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先ほどの辻から、船岡東通を南に約50m進みました。
こちらが、臨済宗大徳寺派高桐院です。


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高桐院の山門前に来ました。まだ開門時間です。
今からここに入るわけですが、もうだいぶ写真を貼りつけたので、
ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、この高桐院を散策します~

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第383回 早春の高桐院~千本通南から北~その40

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こちらは、臨済宗大徳寺派高桐院です。
大徳寺塔頭の中では珍しい公開寺院ですね。
今回は、この寺院の中を散策します。
撮影日は、2016年2月25日木曜日午後3時45分。
今回も、クリックすれば全て写真が拡大されます。


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高桐院の門をくぐると、長い道が続きます。
その周囲には、竹林が広がります。


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細くて長い道は南→西→北→西と蛇行して、
こちらの門に至ります。


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先ほどの門をくぐると、すぐにこちらに出ます。
向こうで500円払って、屋内に入っていきます。
こちらは、全て撮影可です。


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お金を支払ったところからそのまま西に出ると、
こちらの中庭が見えます。
季節柄、まだまだ枯れ枝ですね。
右(北)側に見える西の方に伸びるのは、書院です。


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では、右(北)を向きます。
初めに、先ほどの書院を拝観しましょう。


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高桐院北側の書院に入ってきました。
今は西を向いているのですが、
左(南)側から陽光が入ってきていますね。


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書院の縁側に座って、しばらく中庭を眺めていました。
木々の配置から、多分こちらを正面に作庭されているのでしょう。


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同じ場所で、北を向きました。
こちらの書院は意北軒と言って、千利休の旧宅を移築したものです。
南側以外は光が入ってこないので、
写真で見るよりも実際はかなり暗い部屋でした。


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書院の西端まで来ました。今度は北側に廊下が伸びています。
このまま書院を出て西に向かうと墓地があって
細川ガラシャのお墓と伝わる灯籠もあります。
ただ、今回はそちらには向かいません。
(取材時に、どこにお墓があるか分からなかったからです)


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先ほどの写真に写っていた廊下を北に行くと、
こちらに突き当たります。
高桐院書院の北西端は、松向軒という茶室です。
千利休の弟子で豊臣秀吉の家臣でもあった
細川忠興による自分好みの茶室です。
この寺院は、細川氏の菩提寺でもあります。


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また書院の南西端に戻って、東を向きました。
(この右手が中庭です)
では、ここを東に進み拝観料を支払った地点に向かいます。


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書院の最東端に来て、南に向きました。
この右(西)側が、中庭です。
ここ書院の南隣の部屋に、拝観料を支払うところがあります。
では、この廊下を一気に南端まで進み高桐院の本堂に向かいます。


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廊下の南端まで進む途中に、こちらの部屋がありました。
洋間ではないのですが、イスとテーブルがあります。
確か拝観料と別料金を支払うとここでも抹茶が頂けるのですが、
多分それはここなのでしょうね。


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その廊下は南端まで進むと、少し東に進んだ後また南進します。
このように蛇行しながら、高桐院の南端部に向かいます。


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こちらが、臨済宗大徳寺派高桐院の本堂です。
本堂の東端から西を向いていますので、ご本尊などは見えません。
(そういう風に撮っています)
この寺院は、千利休の弟子のひとりで
豊臣秀吉や徳川家康に仕えた細川忠興が建立しました。
ここは、細川氏の菩提寺でもあります。
書院である意北軒が元々は千利休の旧宅だったのも、
そのような理由からです。
明治時代の廃仏毀釈でかなり荒廃しましたが、
細川護立侯爵の寄進により、後に再興しました。


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本堂の南側には、苔生した庭園が広がります。
この庭園が、高桐院の象徴ですね。
参拝者の大半が、書院には寄らずにこの本堂だけ拝観されます。
(ちょっと勿体ない気がします)


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高桐院の庭園には、苔の上にカエデが数本植えてあります。
その背後の竹林が、この木々を際立たせます。
そして中央の灯籠があって、それでこの庭にあるものの全てです。
何とも簡素で大胆な庭ですが、紅葉染まる秋になれば
ここは今以上の絶景に変わります。
(本当は初夏の青葉の頃も、なかなかの絶景です)


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本堂の南西端に、こちらが吊るされています。
多分ですが、これは飾りで中に蝋燭は入っていません。
(この中の蝋燭に火を点けたら、文化財保護法違反です)


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高桐院本堂から、東を向いています。
ここから下に下りるとトイレに行けますが、
その中間に「鳳来」という茶室があります。
そちらには、行きませんでした。


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では、高桐院本堂から先ほどの廊下伝いに北上します。
要するに、元来た道を戻ります。


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高桐院の本堂と書院との間に戻ってきました。
左(西)側が書院の南側の中庭で、
右(東)側の手前がイスとテーブルのある部屋で、
奥がここの出入り口です。
突き当りが、書院である意北軒です。


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その出入り口で、外(東)を向いています。
向こうに、自分の靴が放置されていますね。
ここに来られる男女比は、圧倒的に女性が多いです。


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また、高桐院の細くて長い道に戻ってきました。
よく見ると、竹林の手前にカエデ並木が伸びています。


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高桐院の山門に戻ってきました。
……ところが、もう門は閉まっていました。
午後4時を回って、もう入門できなくなりました。
(拝観自体は、午後5時までできます)


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高桐院の山門から、東を向いています。
次は、目の前の船岡東通に出ます。


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高桐院山門前から、船岡東通を南に向きました。
この道は、約700m先の鞍馬口通で突き当ります。
文字通り、この道は船岡山の東側を通ります。


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今度は、高桐院山門前から船岡東通を北に向きました。
では、ここを進み向こうに見える突き当りを目指します。


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船岡東通は筋違いになってさらに北に伸びていて、
新興住宅地の西賀茂まで行けます。
この写真は、船岡東通から大徳寺境内の道を西に向いたものです。
この背後(東)を進むと前回ブログの大覚寺境内の中心部に至ります。
ここから西は急に日が当たらなくなり、暗くなります。
と言うのも、左(南)側にある高桐院の鬱蒼とした竹林が原因です。


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先ほどの地点から、高桐院北側の薄暗い道を約150m進みました。
目の前の今宮門前通より西に、
京都市立紫野高校のテニスコートが見えます。
その先の急な上り坂を進むと千本通に至るのですが、
それは次回ブログで進みます。


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先ほどの場所から、今宮門前通を南に向いています。
約200m先の今宮神社一の鳥居の先に、北大路が伸びています。


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同じ地点で、今宮門前通を北に向きました。
約120m先に、今宮神社がいらっしゃいます。
次は、その今宮神社に向かいます。


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京都市立紫野高校に北接して、臨済宗大徳寺派来光寺があります。
沿革などは不明ですが、清浄宗渭(せいじょうそうい)禅師が
室町時代に中興したことで知られています。
残念ながら、非公開です。


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高桐院北側の道から、今宮門前通を北に約120m進みました。
今宮門前通の突き当りに、今宮神社がいらっしゃいます。


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今宮神社の南側に、今宮通が伸びています。
こちらは、今宮門前通から今宮通を東に向いたものです。
ずっと向こうに、比叡山が見えますね。
ここから約1,200m先が、寺町通烏丸通の最北端に当たります。
そして、その地点がこのブログで行った場所の最北端です。
つまり今宮神社に入った瞬間、それがこのブログの最北端更新です。


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今度は今宮門前通から、今宮通を西に向きました。
急な上り坂の約300m先に、千本通と北山通との交差点があります。


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では、今宮神社に入っていきます。
これで、このブログ最北端更新ですね。


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今宮神社楼門をくぐって、境内に入ってきました。
今は北を向いていて、拝殿の向こうに本殿がいらっしゃいます。


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次は、境内を東を向きました。
神橋の向こうに、東門があります。


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今宮神社東門から、外を見ています。
ここから約50mだけ、茶店が並ぶ独特の街並みになります。
ここの茶店の「炙り餅」がかなり有名ですが、
もうだいぶ写真を貼り付けたので、
ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、今宮神社参拝後に千本通に戻ります~

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第384回 桜直前の今宮神社~千本通南から北~その41

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「今宮船岡東」交差点から、
今宮通より1本北の通りを西に向いています。
今宮神社東門からこの辺りは僅か50mほどですが、
独特の雰囲気がある石畳の道です。
よく2時間サスペンスなどのロケ地に使われますね。
今回は今宮神社を参拝した後、ようやく千本通に戻ります。
撮影日は、2016年2月25日木曜日午後4時半。
今宮神社周辺のみ、クリックすれば写真が拡大されます。


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「今宮船岡東」交差点から、石畳の道を西に進んでいます。
道の両側に「炙り餅」の茶店があって、それがこの辺りの名物です。
南北に茶店が2軒ありますが、
それぞれ別の屋号を持つ別のお店です。
自分は、いつも右(北)側のほうの茶店「一和」に入っています。
(どちらも同じ製法なので、味に違いはないそうですが)


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同じような店が向かい合っていると「ライバル店」に見えますが、
回覧板を交換したり、互いの店員同士が話し合っていたり、
そういう様子が見えることから、店同士は仲がいいのでしょうね。
炙り餅は奥の座敷でも頂けるのですが、
撮影しやすい(他の人が写り込まない)表の縁台で頂きます。
まだまだ気温が低いので、縁台に小さな火鉢がありますね。


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混雑時には30分くらい待ったこともあったのですが、
閉店(午後5時)間近ということもあって、約5分で来ました。
こちらが、今宮神社名物「炙り餅」です。
炭火で炙った小さな餅を麹を発酵させた白味噌だれで頂きます。
(甘いのに、砂糖が一切入っていません)
ですから、北嵯峨の清凉寺とはまた違った炙り餅です。


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「炙り餅」を頂いて茶店を出ると、午後4時50分でした。
この日(2016年2月25日)はまだまだ枯れ枝でしたが、
秋になるとこの辺りは紅葉に染まります。
では、この東門から今宮神社境内に入っていきます。


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今宮神社の境内に入ってきました。
僅か数mの川の上に、神橋が架かっています。
ここを渡って、境内の中央に向かいます。


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その神橋を渡ったところに、手水舎があります。
先ずは、ここで手を清めます。
背後には、正門である楼門が見えますね。


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手水舎の前で、西を向いています。
左(南)側に楼門があって、右(北)側には本殿があります。


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今宮神社の中央で、北を向きました。
こちらは、拝殿越しに本殿が見えます。


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境内の北側に、今宮神社本殿がいらっしゃいます。
御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)・事代主(ことしろぬし)・
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)の3柱です。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妻子と考えられている神々で、
その素戔嗚尊同様、疫病退散のご利益があります。
元々こちらには疫社がいらして、平安時代に疫病が流行った際
こちらの2柱を2基の神輿に担ぎ、
船岡山頂上にこちらの2柱をお祀りしました。
それから約5年後の1001年にその2柱をこちらに戻しました。
それが、この神社の起源です。


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今宮神社本殿から、西に向かっています。
途中に窓があって、その向こうを見ています。
こちらが、本殿の西御座奇稲田姫命の祠です。
こちらにも、お参りします。


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今宮神社本殿から西を向くと、向こうにも社が見えます。
そちらは、「疫神社」(えきじんじゃ)です。
御祭神は素戔嗚尊で、疫病除けのご利益があります。
さらに、こちらにもお参りします。


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その疫神社から、拝殿の方を向きました。
いまは完全な枯れ枝ですが、こちらは桜並木です。
この今宮神社は、京都では「桜の神社」として知られています。
あと数週間もすると、ここもたくさんの方々がいらっしゃいます。


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今宮神社境内の西側には、たくさんの末社がいらっしゃいます。
ここからは、そちらにお参りしていきます。


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先ずは、一番北(北西角)の織姫社です。
御祭神は、𣑥幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)です。
織物の祖神なので、西陣織の神様と言われています。


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織姫社の前から、今宮神社境内を南に向いています。
松の木の向こうに、阿保賢(あほかし)さんの祠がいらっしゃいます。
祠にはご神体の奇石がいらして、
もし石を持ったときに軽かったら願いが叶い、
重かったら願いが叶わないという伝説があります。
(伏見稲荷大社にらっしゃるおもかる石みたいですね)
また、病気がある個所をこの石で撫でると治るとも言われています。


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「阿保賢さん」の西向かいには、八社の祠がいらっしゃいます。
日本全国の様々な神社の神様が、こちらにもいらっしゃいます。


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「阿保賢さん」の南隣に、小高い場所があります。
こちらには、「紫野稲荷」と「織田稲荷」がいらっしゃいます。
「紫野稲荷」の御祭神は宇迦御霊神(うかみたまのかみ)で、
「織田稲荷」の御祭神は織田信長です。
「織田稲荷」は、元々織田信長の墓所である
阿弥陀寺跡地にいらっしゃいました。
阿弥陀寺が上立売寺町に移転後も、
跡地である京都市上京区元伊佐町に鎮座されましたが、
1987年にこちらに移転されました。


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「紫野稲荷」「織田稲荷」の南側に、こちらの舞台があります。
その西向かいに八幡社がいらして、
さらにその南側に西へと上る石段があります。


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その西への石段の先には、「月読社」がいらっしゃいます。
御祭神は月読命(つくよみのみこと)で、月を司る神様ですね。
(京都には、松尾にも月読神社がいらっしゃいます)
実は今宮神社の西側は旭丘という丘で、その丘一帯が
「京都市北区紫野西蓮台野町」「京都市北区紫野東蓮台野町」です。
そちらとの関連はあるのでしょうか?


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その石段の中腹に、こちらの地主稲荷社がいらっしゃいます。
「地主」ということは、この辺りの土地神様ですね。
御祭神は、宇迦御霊神と猿田彦命です。


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月読社から石段を下りて、南東を向きました。
では、向こうに見える楼門から今宮神社を出ます。
クリックすると写真が拡大されるのは、ここまでです。


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今宮神社楼門をくぐり、今宮通を東に向いています。
約50m先の看板のある辺りを北に曲がると、今宮神社東門です。


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今度は、今宮通を西に向きました。
ここから西は旭丘になるので、急な上り坂です。
そして、こちら側の今宮通以北が「蓮台野」ですね。


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今宮神社楼門から、南を向きました。
ここから北大路まで、今宮門前通が伸びます。
次は、この通りを南下します。


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今宮神社楼門から、今宮門前通を南へ約30m進みました。
西側の道沿いに臨済宗大徳寺派来光寺が見えます。
(前回ブログにも出てきました)
その来光寺の向かいに、見事な枝垂梅も見えますね。


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その来光寺から、今宮門前通を南に約120m進みました。
ここで、今宮門前通は東西の通りと交差します。
ここを左(東)に進むと、前回ブログの高桐院など
臨済宗大徳寺境内に入っていきます。


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今宮門前通から、先ほどの道を西に向きました。
第380回ブログで東(この背後)に進み、
約300m先の突き当りにある大徳寺本坊に向かいました。
この道の両脇が、京都市立紫野高校です。
では、こちらの道から千本通を目指します。


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京都市立紫野高校の敷地内に、このような碑が立っています。
江戸時代には今宮門前通以西も大徳寺の塔頭が並んでいましたが、
明治時代以降大半が廃寺になり
残った寺院も今宮門前通以東に移転しました。


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今宮門前通から、石畳の道を西に進んでいます。
100mほど、急な坂道を上りました。
向こうに、この道の突き当りにある佛教大学が見ます。
ちょうど午後5時を回ったころ、
京都市立紫野高校の校門から数人の高校生が出てきました。
多分、クラブ活動が終わっての帰りでしょうね。

……そう言えば、元日のころ午後5時を回った途端
急に辺りが暗くなりました。
この日(2016年2月25日)の日暮れは、
さらに40分ほど遅かったように覚えています。


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先ほどの場所から、石畳の上り坂をさらに80m西に進みました。
この辺りで、急な上り坂が平坦になります。
左(南)側の自動車が停まっている辺りが、
第380回ブログで紹介した臨済宗大徳寺派孤篷庵です。
今宮門前通以西に現存する大徳寺塔頭は、
先述の来光寺とこちらの孤篷庵のみとなりました。


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孤篷庵の門前から、石畳の道を西に約100m進みました。
ここでこの道の石畳が終わり、アスファルトの道になります。
約30m先の佛教大学でこの道は突き当り、千本通と交差します。


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先ほどの道から、千本通を南に向きました。
第380回ブログでは北大路から北上して、
この楽只(らくし)地区を通ってきました。
また佛教大学の前ということもあって、
「天下一品」仏大前店を初め多くの飲食店が軒を並べます。


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こちらは、その飲食店のうちの1軒です。
「JUNAYNA」(ジュナイナ)というカレー店です。
店頭の様子からなかなかおいしそうだったので、
ちょっと寄り道してみます。


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ここはアメリカのニューヨーク辺りにありそうな内装なのですが、
出されたのは完全なインド風のカレーでした。
ここは、キーマカレー(ひき肉カレー)の専門店です。
香りがとても強いのですが、実はそれほど辛くありません。
地下鉄東西線「太秦天神川」駅近くのarrowsや
鞍馬口寺町角の上善寺向かいのフェルメールとは一線を画します。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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「JUNAYNA」には、約30分いました。
午後5時半を回っているのですが、まだまだ明るいですね。
右(東)に伸びる道から、ここまでやって来ました。
左(西)側に見える建物は、全て佛教大学の校舎です。
では、千本通を北上していきます。


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「JUNAYNA」の前から、千本通を北に約50m進みました。
右(東)側に、京都府立盲学校があります。
こちらには、幼稚園と小学校・中学校があります。


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京都府立盲学校の前から、千本通を北に向いています。
丸太町通以北の千本通はずっと上り坂なのですが、
だんだん急になって自転車ではもう限界の角度です。
(実は、鷹峯以北はさらに急な上り坂になります)
向こうに見えるのは、「佛教大学前」バス停ですね。


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「佛教大学前」バス停の前から、千本通を北に向きました。
約50m先に交差点がありますが、十字路ではありません。
そこから東に今宮通が伸びており、
約300m先に先ほどの今宮神社があります。
そして、この交差点から北が古代の墓所「蓮台野」です。
また、その交差点を起点に北山通が北東に伸びていて、
「蓮台野」のど真ん中を貫いています。
さらに、北北西に千本通が約900mだけ残っており、
そちらに行けば「鷹峯」地区に入れます。
そちらに向かえばまた千本通の風景が一変するのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでとします。

~次回は鷹峯に行く前に、蓮台野を散策します~

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第385回 蓮台野 西向寺~千本通南から北~その42

[蓮台野] ブログ村キーワード
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千本通を北上し、とうとう今宮通や北山通との交差点まで来ました。
今宮通以北は蓮台野で、古代や中世の墓所でした。
今回はその蓮台野を散策し、その中央にある西向寺に向かいます。
撮影日は、2016年3月17日木曜日午後2時50分。
この日は麗らかな快晴で、おかげで花粉も絶好調でした。


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千本通はここで突き当たっているように見えますが、
よく見ると北西にまだまだ伸びています。
こちらはかなり急な上り坂で、この先が鷹峰地区です。


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この交差点から北東に、北山通が始まります。
この北山通が、東蓮台野町と西蓮台野町に分けています。


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その北山通の手前に、今宮通があります。
この横断歩道を渡ると、蓮台野地区に入ります。


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千本通から、今宮通を東に向きました。
右(南)側に、前回ブログに出てきた京都府立盲学校が見えます。
では今宮通を東に進み、この急な坂を下ります。


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千本通から、今宮通の坂道を東に約100m下りました。
この辺りが蓮台野地区の最南端ですが、現在は普通の住宅地です。
ここを約200m東に進むと、前回ブログの今宮神社楼門があります。
目の前に、左(北)に折れる道があります。


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今宮通から、その道を北に向きました。
約30m先に、そこそこ大きな寺院が見えます。


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今宮通からその道を北に折れ、約30m進みました。
では、この浄土宗西向寺に入っていきます。
ここから西向寺境内の写真は、クリックすると全て拡大されます。


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西向寺の門の両脇に、大桜の木があります。
この時点(2016年3月14日)ではまだまだ蕾も硬いようですが、
もう2週間もすれば、この辺りも絶景になりますね。


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では、こちらの門をくぐります。
……よく考えたら、南向きなのに「西向寺」なのですね。


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西向寺の門をくぐり、すぐに右(東)を向きました。
鐘楼の手前に、お地蔵さんが何体かいらっしゃいます。
そのお地蔵さんが、この寺院の特徴でもあります。


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その鐘楼の北側には、こちらの板碑があります。
西向寺は「爪彫地蔵」の板碑で有名ですが、
それはこちらではありません。
さらにその北側に、桜を見物できそうな休憩所があります。


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その休憩所から西を向くと、こちらの景色になります。
「南無阿弥陀仏」の石塔を囲むのは、
お地蔵さんというより石仏群(つまり古代・中世の墓石)です。
京都で石仏群と言えば、六原六道珍皇寺西福寺
化野念仏寺を連想します。
そして、ここ蓮台野はその六原や化野と並ぶ
古代から中世にかけての墓所でした。
六原同様ここ蓮台野も今では完全に住宅街で、
(化野は、京都を代表する観光地鳥居本地区の只中です)
その名残はこのような石仏群のみとなりました。


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その石仏群の西側にも、墓地が広がっています。
ただし古いものではなく、全てここ数百年のものばかりです。
そもそもこの西向寺も、江戸時代初期(17世紀初め)の建立です。
その頃には、ここ蓮台野も墓所としての役割を終えていました。
(江戸時代に入り、2代将軍徳川秀忠が制定した法律により
六原や化野などと共に蓮台野での風葬が禁じられました)


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一方で、その休憩所からもう少し北を向いています。
向こうには、本堂が見えますね。


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こちらが、浄土宗知恩院派幸阿弥谷西向寺の本堂です。
本堂と庭園との間がせまいので、こんな写真になりました。
ご本尊は、阿弥陀如来二十五菩薩像です。
こちらは安土桃山時代(16世紀末)に作られたものですが、
元々は上賀茂にあった西念寺のものでした。
江戸時代初期に(17世紀初め)、浄土宗の僧侶清誉浄顕が
念仏道場「西向庵」をこの地に建立しました。
それが、この寺院の始まりまりです。
明治時代に入り廃仏毀釈により上賀茂の西念寺が廃寺となり、
その際知恩院から「西向寺」の寺号をもらい、
西念寺の本尊と「爪彫地蔵」の板碑がこの寺院に移りました。
そして、現在に至っています。
ですから境内に古代や中世の石仏が残されているものの、
この西向寺は必ずしも「蓮台野」関連寺院という訳ではありません。


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本堂の上部に、「龍」の透かし彫りがあります。
髭の部分が青く染まっていたので、
おそらく元々はもっと色彩豊かだったのでしょうね。


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本堂の前から東を向きました。こちらが西向寺の庭園です。
比叡山を借景に、なかなかの絶景です。


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本堂の北側は寺務所で、突き当りです。
その東に地蔵堂があって、さらに東に行けるようになっています。


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地蔵堂の前に、「水子地蔵尊」の道標があります。
ただ、こちらは地蔵堂とは別の場所にいらっしゃいます。
浄土宗の寺院の割にはお地蔵さんがたくさんいらっしゃるのも、
この地が元々蓮台野であったことと関連しているのでしょう。


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梅の木の背後に、鎮守社の祠と地蔵堂の土蔵が見えます。
こちらには、人間ほどの大きさの大地蔵菩薩がいらっしゃいます。


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地蔵堂の東側は、このようになっています。
少し離れたところに、先ほどの道標に書いてあった
水子地蔵尊がいらっしゃいます。


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その水子地蔵尊の東隣に、こちらの祠がいらっしゃいます。
祠の中には細長い板碑(石板)があって、
ここに描かれているお地蔵さんの絵が、かの「爪彫地蔵」です。
水子地蔵尊や爪彫地蔵の周囲は、椿に覆われています。
角度的にあまり写っていませんが、この時期が花の盛りでした。


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爪彫地蔵の東側に、門があります。
この外側を、ちょっと覗いてみます。


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ここは、西向寺境内の東側です。
向こうに京都市立旭丘中学校が見えますが、
その手前は広大な墓地です。
西側にも墓地があることを考えると、
西向寺境内は半分以上が墓地であることが分かります。
……とは言え、先述の通り墓石の形状から
全て江戸時代以降のものと分かります。
(つまり、蓮台野が墓所だった当時の墓石は
この辺りには残されていません)


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この墓地はさらに東に50mほどで突き当たり、
そこから西向寺の外に出られます。
ただ、今回は元来た道を進み山門の方に戻ります。


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西向寺東側墓地で、西を向きました。
では、この門をくぐり元来た道を進みます。


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門をくぐり、西向寺境内で西を向ています。
次は地蔵堂の前を通り過ぎ、寺務所前に進みます。


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今度は、事務所の前で南を向きました。
では、本堂や石仏群の前を通り過ぎ山門を出ます。


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西向寺山門から、南を向いています。
突き当りに見えるのが今宮通ですが、
今回は石畳の道の先まで進みます。
クリックすれば写真が拡大されるのは、ここまでです。


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西向寺の前から、東を向きました。
この細い道はすぐに北向きになって、先ほどの墓地の脇に至ります。


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今度は、西を向きました。次は、ここを進んでいきます。
右(北)側の白壁の向こうが、西向寺の西側の墓地です。


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西向寺の前の通りを西に進んでいます。
北側の西向寺を除けばこの辺りは閑静な住宅街で、
古代や中世の墓所だった名残はほとんど残されていません。


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西向寺の前から、西に約80m進みました。
ここで、北山通に突き当たります。


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北山通に出て、北東に向きました。
北山通は、バブル期に「京都の青山通」という
微妙な二つ名を持っていました。
賀茂川以東は高級なお店が並ぶ場所で、
マールブランシュの本店などが並んでいます。
最西端であるこの辺りも、その街並みに片鱗があります。
また、この道より右側が東蓮台野町で左側が西蓮台野町です。


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今度は、同じ場所で南西を向きました。
あと50mほどで、北山通が終わります。
向こうに見える大きな建物は、佛教大学です。


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北山通を南西に進み、今宮通や千本通との交差点に戻ってきました。
向こうに見えるのは、京都府立盲学校ですね。
今宮通の横断歩道を渡ると、今回ブログ最初の地点に戻ります。


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今宮通を南に渡り、西を向きました。
佛教大学の校舎の手前に、「ここから千本通」との標識があります。
まるでここから千本通が始まるようですが、
本当は北西にあと900mほど千本通は続きます。


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千本通の横断歩道が、青信号に変わりました。
では、ここを渡り千本通西側歩道に移っていきます。


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横断歩道を渡り、千本通を北に向きました。
ここから北西に、だいぶ道幅が狭くなった千本通が続きます。
だいぶ上り坂も急になり、もう自転車を扱ぐことができません。
そして、ここから先が鷹峯地区なのですが
もうだいぶ写真を貼り付けたので、
ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、鷹峯を散策します~

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第386回 鷹峯散策 前編~千本通南から北~その43

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今宮通と北山通との交差点から、千本通を北に向いています。
ここで千本通は半分の道幅になり、900mほど北西に続いています。
今回と次回ブログでそこを進み、千本通の突き当りを目指します。
撮影日は、2016年3月17日木曜日午後3時10分。
舗装されていますが、ここから先は完全に山道になります。


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同じ場所から、千本通を南に向いています。
この300m先に、北大路との交差点があります。
昨年(2015年)の5月に七条通を出発して以来、
約10カ月かけてここまで来ました。


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千本通から北東を向いて、北山通を見ています。
北山通はやがて真東に伸び、白川通で突き当たります。
地下鉄烏丸線「北山」駅近くの街並みが有名な通りです。


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同じ場所で、真東を向きました。
千本通からこちらに、今宮通が伸びています。
約400m先に今宮神社の楼門があって、
さらに東に進むと烏丸通の最北端に辿り着きます。


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その交差点で、千本通を北西に向きました。
ここから、千本通は京都市北区鷹峯に入ります。
この辺りで千本通は半分の道幅になって、
かなり急な上り坂になります。
もう自転車を扱いで進むことができません。


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交差点の西側佛教大学の北隣に、こちらの地図があります。
今から「現在位置」から北西に伸びる千本通を進み、
源光庵や光悦寺に至ります。
この写真は、クリックすれば拡大されます。


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地図の向かい(東)側に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
京都市北区鷹峯に入り、お地蔵さんが増えていきます。


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この辺りの千本通はアパートや住宅街が続くのですが、
だんだんと京町屋の割合が増えていきます。
多分その大半が、何代も前からこちらに住んでいるのでしょうね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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今回ブログ最初の地点から、千本通を北西に約150m進みました。
こちらは、材木店のようです。
この辺りから西は北山杉の産地で、(要するに北山山中)
その分材木店も多くなります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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その材木店から、さらに千本通を北西に進みます。
このような京町屋が、さらに増えていきました。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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木材店から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらに、「北木ノ畑町」バス停があります。
この辺りは、約200mごとにバス停があります。


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バス停の脇に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
この辺りは、お地蔵さんがたくさんいらっしゃいます。


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その辺りで、西を向きました。
すぐ先が谷になっていて、その底に紙屋川が流れています。
(北野天満宮境内を流れて、天神川に合流する川ですね)
その向こうに見える山が低いように見えますが、
これはこの場所の標高がかなり高いからです。
(丸太町通以北の千本通は、ずっと上り坂でした)


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バス停のすぐ先に、こちらの「万湯葉」があります。
生湯葉の名店ですね。


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「万湯葉」で、こちらの汲み上げ湯葉を買いました。
汲み上げ湯葉はワサビ醤油で食べるのが一般的ですが、
自分は醤油以外何も掛けずに食べます。
(「その方が湯葉の香りを楽しめる」と
祇園にあったおでん屋「道楽」の女将さんがおっしゃっていました)


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湯葉万の向かい(東)に、こちらの公園があります。
では、この鷹峯児童公園にお邪魔します。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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こちらの公園は南側が広大な運動場で、
北側が遊具のあるスペースです。
この時点で、午後3時半です。
運動場では20人ほどの中学生がサッカーをしていましたし、
遊具のあるスペースでは小学生が数人いらっしゃいました。
とりあえず彼らが写らない角度で撮ったので、
誰もいない写真になっています。


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鷹峯児童公園の東側に、こちらの施設がありました。
こちらは錦綾幼稚園ですね。
幼稚園と児童公園が並んでいます。


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鷹峯児童公園の南側に出て、東を向きました。
はるか向こうに、比叡山が見えますね。
この公園の外縁部には、桜並木が続きます。
このブログの更新日には、だいぶ綺麗になっているでしょうね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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鷹峯児童公園の西側に出て、千本通を北西に向いています。
右(東)側の枯れ枝が、今回ブログ更新時期には
だいぶつぼみを膨らませているのでしょうね。
では、ここからまた千本通を北西に進みます。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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鷹峯児童公園から先は、京町屋や商店舗が並んでいます。
児童公園の約50m先に、コンビニエンスストアの看板が見えます。


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ちょうどその辺りに、こちらの京町屋がありました。
その脇に、自動販売機があります。


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こちらが、その自動販売機です。
漬物のスグキが、格安で売られています。
ただ100円硬貨しか受け付けないようで、
その時点の自分の手持ちでは買えませんでした。
(100円硬貨4枚必要です)


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その自動販売機の向かい(西)側に、
こちらの石碑が立っていました。
江戸時代、この辺一帯が幕府所有の薬草園でした。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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その石碑は、こちらのコンビニエンスストアに立っていました。
コンビニエンスストアに駐車場があるのは、
京都市内ではかなり珍しいです。
まぁ、それだけこの辺りは公共の交通機関が少ないのでしょうね。


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コンビニエンスストアの北隣は、老舗漬物屋「長八」です。
本当はここにも寄ろうとしたのですが、
毎週木曜日は定休日のようです。
(2016年3月17日は、木曜日でした)


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千本通から、「長八」の北側の道を東に向きました。
はるか向こうに大原の山々が見えますが、
手前は急な下り坂です。
ここから真東に進み、紫竹西通以東が
「紫竹」「大宮」「西賀茂」地区です。
その辺りは標高もかなり低くなり、新興住宅地です。


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その角に、またお地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらにも、お参りします。


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少し南東に下がって、コンビニエンスストアの駐車場の前から
「長八」北側の角を写しました。
こちらに、「鷹峯上ノ町」バス停があります。
この辺りは、約200mごとにバス停があります。


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そうこうしているうちに、市バスがやって来ました。
お気づきかもしれませんが、
バス停は全て西側にしかありません。
千本通自体は一方通行ではないのですが、
市バスは北西方向にしか進みません。


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「鷹峯上ノ町」バス停前から、千本通を北西に向きました。
ここから突き当りの「鷹峯」交差点まであと600mですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので
ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、ここから「鷹峯」交差点まで目指します。
長い長い「千本通編」が、いよいよ終わります~

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第387回 鷹峯散策 後編~千本通南から北~その44

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「鷹峯上ノ町」バス停から、千本通を北西に向いています。
この辺りから上り坂が緩やかになり、商店舗の割合が増えます。
今回はこのまま千本通を北西に進み、「鷹峯」交差点に至ります。
撮影日は、2016年3月17日木曜日午後3時半。
今回で、長い長い「千本通編」が終了します。


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「鷹峯上ノ町」バス停から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらに、京都中央信用金庫鷹峯支店があります。
ただもう3時を回っていますので、窓口は閉まっています。


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京都中央信用鷹峯支店の手前で、千本通から北東を向いています。
約20m先に、京都鷹峯郵便局があります。
金融機関が多いのも、この辺りが
京都市北区鷹峯の一番賑やかな場所だからでしょうね。


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京都中央信用金庫鷹峯支店の前から、千本通を北西に向いています。
この辺りから、ずっと向こうに千本通の突き当り
源光庵の白壁が見え始めます。
また市バスが「鷹峯」交差点方面に向かっていきます。
この辺は四条大宮やJR[二条」駅経由の6系市バスと、
地下鉄烏丸線「北大路」駅経由の北1系市バスに大別されます。


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京都中央信用金庫鷹峯支店から千本通を北西に約100m進みました。
この辺りで、千本通はいったん平坦になります。
目の前に、「光悦堂」という和菓子屋さんがあります。


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「光悦堂」の名物は
先ほどの看板にもあったように「御土居餅」なのですが、
今回は「光悦饅頭」を買いました。
こちらは昨年(2016年)琳派400周年を記念して、創作されました。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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「光悦堂」の向かい(西)側に、こちらの石碑と盛り土があります。
石碑には「史蹟 御土居跡」とあり、ここは御土居の史跡公園です。


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日が西に傾いてきたために、少し西日が入ってしまいました。
今は盛り土となったかつての御土居に、桜の木々が生えています。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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御土居公園の前から、千本通を北西に向いています。
ここから信号が見える約200m先まで平坦ですが、
そこからまた急な上り坂になります。
では、はるか先に見える源光庵の白壁を目標に先を進みます。


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その辺りに、この石碑がありました。
「本阿弥光甫奮屋敷」と書かれています。
江戸時代初期の鷹峯は琳派の芸術家が多く住み、
ちょっとした「芸術家村」のようでした。
本阿弥光甫は本阿弥光悦の孫で、信楽焼を得意とした陶芸家でした。


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その石碑の向かいに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
背後の町屋にある白壁の窓も、面白いですね。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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そして、こちらはその北西隣の京町屋です。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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その京町屋の向かい(西)側に、こちらが見えます。
この広場の奥に、
「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」というホテルがあります。


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そのホテルから、千本通を北西に向いています。
ホテルの前に、「鷹峯土天井町」バス停があります。
その先に、信号のある交差点があります。
こちらを右(北東)に曲がると約250m先に「玄琢」バス停があって、
その近くに八坂神社があります。
その交差点の角に、土蔵があります。
こちらは、松井醤油という醤油屋さんです。


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千本通から、交差点で左(南西)を向きました。
レンガ造りの煙突とプラスチックのケースが、
いかにも醤油屋さんという感じですね。
その脇の桜並木と相まって、もうすぐここは絶景になります。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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その交差点の北角に、「鷹峯交番」があります。
交番は、千本通では第379回ブログ以来ですね。


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「鷹峯交番」の前で、千本通を北西に向きました。
松井醤油や交番の前の交差点を越えると、
千本通はまた急な上り坂に戻ります。


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先ほどの交差点から、千本通を北西に約50m進みました。
こちらの京町屋は、町内の集会所のようです。
何枚か表彰状が貼られていました。
(第317回ブログに出てきた千佛延命地蔵尊の祠に似ています)
この写真も、クリックすると拡大されます。


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さらに千本通を北西に約50m進みました。
こちらは、日蓮宗放光山瑞光寺です。残念ながら、非公開です。
徳川家康に鷹峯一帯の所領を許された琳派の創始者本阿弥光悦は
熱心な日蓮宗の信者でした。
そのため、その弟子や子孫にも日蓮宗信者が多く、
この鷹峯には琳派の芸術家の屋敷跡と共に、
日蓮宗寺院も多く残されています。
石碑に書いてある「知足庵」とは、法華経の合唱道場のことで
本阿弥光悦の孫本阿弥光伝の寄進によるものです。


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瑞光寺の前から、千本通を北西に向きました。
突き当りの光悦寺の白壁が、だんだん大きくなってきました。


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瑞光寺の前から、千本通を北西に約50m進みました。
T字路の西角に、鷹峯保育園があります。
ここも、もうすぐ桜が咲きそうですね。


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鷹峯保育園の前で、千本通を北西に向きました。
千本通の突き当り源光庵の白壁まで、あと200mほどです。


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近くの「京都市北区鷹峯南鷹峯町」のお地蔵さんを撮りました。
だいぶ近くなったので、お地蔵さんを撮っても
源光庵の白壁が写り込んでしまいます。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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その辺りで、千本通から左(西)を向きました。
鏡石通や紙屋川の向こうの山が見えますね。
千本通はアスファルトの道ですが、ちょっと離れると
この辺りはすぐに山間部に入ります。


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千本通の突き当り源光庵の白壁まで、50mをきりました。
この辺りから、さらに上り坂が急になります。


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源光庵の白壁まで来ました。
このT字路が「鷹峯」交差点で、ここが千本通の最北端です。


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源光庵の白壁に背を向け、千本通を振り返っています。
ただ千本通は真っ直ぐな道ではないので、
「千本通編」の今まで通ったところはここから見えません。
この写真も、クリックすると拡大されます。


387-29.jpg
そういう訳で、先の方を限界まで拡大してみました。
第379回ブログでは見上げていた船岡山頂上も、
「鷹峯」交差点からは遙か下の方です。
南東に向いているので、向こうの山は清水寺付近のはずです。
この写真も、クリックすると拡大されます。


387-30.jpg
「鷹峯」交差点から、西を向きました。
このすぐ先に源光庵の門があって、
さらに進むと遣迎院や光悦寺があります。


387-31.jpg
今度は、「鷹峯」交差点から北東に向きました。
向こうに、「鷹峯源光庵」バス停が見えます。


387-32.jpg
「鷹峯源光庵」バス停に、北1系市バスがやって来ました。
このまま玄琢経由で紫竹西通を経て、北山通へ向かいます。
では、こちらに乗って地下鉄「北大路」駅に向かい、
そこから京都駅に向かいます。

これで、このブログ最長の「千本通編」が終わります。

~次回は、あちこち桜を散策します~

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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

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プロフィール

ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
いただきました。

「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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