第388回 仏光寺の桜
2016年の京都桜開花状況は平年並みです。
つまり、4月3日前後が見ごろになりました。
本当は前回ブログ直後にもう一度鷹峯に行って、
「千本通編」との比較ができたら面白いなぁと思っていたのですが、
何しろあちらは山間部ですから、
市街地よりもさらに数日桜の開花が遅れます。
そこで、ブログ2回分だけ京都市街地の中心地の桜を
取材してみましました。
まぁ、京都はそこら中に桜の木がありますので……

地下鉄烏丸線「四条」駅です。
ここを北に進むと「四条烏丸」交差点や阪急電車「烏丸」駅ですが、
今回は南側の仏光寺通を散策します。
撮影日は2016年3月31日木曜日午後3時。
京都市街地の桜は、5分咲きといったところでしょうか?

地下鉄烏丸線「四条」駅ホームの最南端です。
北側には相当数の乗降者がいらっしゃるのですが、
こちら側にはほとんど人がいらっしゃいません。

エスカレーターを上がって、コンコースに来ました。
では、さらに南側の改札口を出ます。

改札を出て、左(東)を向きました。
では、5番出口から地上を目指します。

5番出口から、地上に上がる途中です。
こちらに、このファミリーレストランがありました。
祇園祭の取材の際、どこも満員だったときは
こちらを利用しています。

さらに階段を上がり、地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口に来ました。
では、ここから「仏光寺烏丸」交差点に出ます。

地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口を出て、
仏光寺通から烏丸通を南に向いています。
ずっと向こうに、京都タワーが見えますね。
ここをそのまま進むと、第210回ブログの道順です。

今度は、烏丸通から仏光寺通を東に向きました。
では、ここを進んでいきます。
(途中まで、第209回ブログと同じ道順です)

「仏光寺烏丸」交差点から、仏光寺通を東に約100m進みました。
ここは、「仏光寺東洞院」の辻です。
(北西角に、「京都東洞院佛光寺郵便局」が見えます)
ここを左(北)に進むと、約250m先に大丸百貨店があります。
(祇園祭の際に、長刀鉾が立つ場所です)

東洞院通から、仏光寺通を東を向いています。
すぐ先に、桜並木が見えますね。

こちらは、京都市立洛央小学校です。
自分の小学生の頃は、京都市立豊園小学校でした。
京都の小学校に咲く桜はどこもきれいですが、
ここはその中でも格別ですね。
この写真は、クリックすると拡大されます。

その桜並木の下に、天水琴があります。
(天然水による楽器です。「水琴窟」とも言います)
ただ、ここのものは音があまり大きくありません。
ここは元々「豊園水」という井戸水が出て、
豊臣秀吉がここの水をこよなく愛していました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

京都市立洛央小学校の前から、仏光寺通を東に向きました。
今度は、右(南)側にも桜の木が見えます。
この白壁の建物が佛光寺なのですが、
こちらには仏光寺通側からは入れません。
この写真も、クリックすると拡大されます。

京都市立洛央小学校の前から、仏光寺通を東に約100m進みました。
ここで仏光寺通は、高倉通と筋違いに交差しています。
この辺りには京町屋を改装した飲食店が多く、
そこへ行かれる方と佛光寺への参拝者で賑やかになります。

仏光寺通から、高倉通を南に向いています。
「仏光寺交番」の南隣が、佛光寺です。

仏光寺通から、高倉通を南に約70m進みました。
こちらが、佛光寺の御影門です。
これ以降、佛光寺の写真は全てクリックすると拡大されます。

こちらが、浄土真宗佛光寺派本山佛光寺の御影門です。
では、こちらから佛光寺境内に入っていきます。

御影門から境内に入り、中の様子を見ています。
阿弥陀堂と御影堂との間に、枝垂桜が3株並んでいます。
こちらは秩父宮、高松宮、三笠宮3殿下による植樹で、
この寺院の象徴です。
ただ、この日(2016年3月31日)はまだ蕾も硬い状態です。

こちらは、御影門の南側(境内の南東部)です。
門の脇に大桜が立っていて、その南隣に大きな建物があります。

元々、その大きな建物は「お茶所」でした。
要するに、門徒のための休憩所でした。
その手前に手水舎があるのですが、水が枯れています。

その「御茶所」は、一昨年(2014年)秋にD食堂に変わりました。
では、ちょっとここにお邪魔します。

D食堂の中に入ってきました。
すると、壁にこのようなものが貼ってありました。
「豊園」とは、この辺り一帯の地名です。
豊臣秀吉の区画整理により、
京都にはいくつかの町内を合わせた「坊」が形成されました。
その「坊」が、今の小学校の学区の基準になっています。
(近年京都の小学校は統廃合を繰り返しているので、
現在「坊」と小学校の学区は多少ずれています)

D食堂の方々にブログ掲載の許可を取ったので、
遠慮なく詳細を書きます。
こちらは、京都造形大学の協力で経営されています。
内部は総畳張りで、中央に仏壇がいらっしゃいます。
窓の外には桜が見えたのですが、写真ではうまく写りません。
桜の観光シーズンなので、この日はほぼ満員でした。

こちらでは定食などのお食事もできるのですが、
抹茶などの日本茶メニューが充実しています。
自分は、一保堂ブレンドの「長閑」(のどか)を頼みました。
お茶を頼むと、茶菓子がセットで付いています。

D食堂には、約30分いました。
次は、向かい(西)側の阿弥陀堂に向かいます。

阿弥陀堂には、ご本尊の阿弥陀如来がいらっしゃいます。
こちらにお参りした後、渡り廊下で御影堂へ歩いていきます。

御影堂の{御影」とは、親鸞聖人像のことです。
ですから、内部の扁額「見真」とは見真大師つまり親鸞のことです。
こちらにお参りして外にですと、ちょうど御影門の前に出ます。
先ほどから見えている大桜も、しっかり存在をアピールします。

御影堂の前で、佛光寺境内を南を向きました。
右(西)側に阿弥陀堂が見えますが、
左(東)側にはD&Departの雑貨屋さんがあります。
(D食堂と同じ経営のものです)
では、ここから佛光寺を出ます。
写真をクリックすると拡大されるのは、ここまでです。

佛光寺を南側から出て、高辻通で西を向きました。
では、ここを進んでいきます。

佛光寺から、高辻通を西に約50m進みました。
ここでちょっと北に筋違いになって、間之町通と交差します。

間之町通から、高辻通をさらに西に約50m進みました。
ここで、東洞院通と交差します。

こちらは、「高辻東洞院」交差点北東角の松尾外科宅から
伸びている大桜です。
かなり大きいので、よく目を引きます。
この写真も、クリックすると拡大されます。

東洞院通の横断歩道を渡り、高辻通をさらに西に進みます。
ここを左(南)に進むと、祇園祭の際に保昌山が立ちます。
すると、目の前にホテル日航プリンセス京都が見えました。

さらに、高辻通を西に進みます。
京都銀行東館の一角に、こちらの「匂天神」がいらっしゃいます。
詳細は、第210回ブログに書いてあります。

東洞院通から、高辻通を西に約100m進みました。
ここで、高辻通は烏丸通と交差します。

高辻通から、烏丸通を北に向きました。
では、ここを北上していきます。

高辻通から、烏丸通を約50m進みました。
こちらは、八坂神社大政所御旅所です。
祇園祭山鉾巡行の後神輿巡行があるのですが、
その神輿は八坂神社からここまでやって来ます。

その祠から、烏丸通をさらに約50m北上しました。
今回ブログ最初の地点「仏光寺烏丸」交差点に戻ってきました。
では、ここから地下鉄烏丸線に乗って京都駅に戻ります。
今回は、ここまでです。
~次回は、仏光寺通を烏丸通から西に進みます。
こちらにも、きれいな桜の名所があります~
つまり、4月3日前後が見ごろになりました。
本当は前回ブログ直後にもう一度鷹峯に行って、
「千本通編」との比較ができたら面白いなぁと思っていたのですが、
何しろあちらは山間部ですから、
市街地よりもさらに数日桜の開花が遅れます。
そこで、ブログ2回分だけ京都市街地の中心地の桜を
取材してみましました。
まぁ、京都はそこら中に桜の木がありますので……

地下鉄烏丸線「四条」駅です。
ここを北に進むと「四条烏丸」交差点や阪急電車「烏丸」駅ですが、
今回は南側の仏光寺通を散策します。
撮影日は2016年3月31日木曜日午後3時。
京都市街地の桜は、5分咲きといったところでしょうか?

地下鉄烏丸線「四条」駅ホームの最南端です。
北側には相当数の乗降者がいらっしゃるのですが、
こちら側にはほとんど人がいらっしゃいません。

エスカレーターを上がって、コンコースに来ました。
では、さらに南側の改札口を出ます。

改札を出て、左(東)を向きました。
では、5番出口から地上を目指します。

5番出口から、地上に上がる途中です。
こちらに、このファミリーレストランがありました。
祇園祭の取材の際、どこも満員だったときは
こちらを利用しています。

さらに階段を上がり、地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口に来ました。
では、ここから「仏光寺烏丸」交差点に出ます。

地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口を出て、
仏光寺通から烏丸通を南に向いています。
ずっと向こうに、京都タワーが見えますね。
ここをそのまま進むと、第210回ブログの道順です。

今度は、烏丸通から仏光寺通を東に向きました。
では、ここを進んでいきます。
(途中まで、第209回ブログと同じ道順です)

「仏光寺烏丸」交差点から、仏光寺通を東に約100m進みました。
ここは、「仏光寺東洞院」の辻です。
(北西角に、「京都東洞院佛光寺郵便局」が見えます)
ここを左(北)に進むと、約250m先に大丸百貨店があります。
(祇園祭の際に、長刀鉾が立つ場所です)

東洞院通から、仏光寺通を東を向いています。
すぐ先に、桜並木が見えますね。

こちらは、京都市立洛央小学校です。
自分の小学生の頃は、京都市立豊園小学校でした。
京都の小学校に咲く桜はどこもきれいですが、
ここはその中でも格別ですね。
この写真は、クリックすると拡大されます。

その桜並木の下に、天水琴があります。
(天然水による楽器です。「水琴窟」とも言います)
ただ、ここのものは音があまり大きくありません。
ここは元々「豊園水」という井戸水が出て、
豊臣秀吉がここの水をこよなく愛していました。
この写真も、クリックすると拡大されます。

京都市立洛央小学校の前から、仏光寺通を東に向きました。
今度は、右(南)側にも桜の木が見えます。
この白壁の建物が佛光寺なのですが、
こちらには仏光寺通側からは入れません。
この写真も、クリックすると拡大されます。

京都市立洛央小学校の前から、仏光寺通を東に約100m進みました。
ここで仏光寺通は、高倉通と筋違いに交差しています。
この辺りには京町屋を改装した飲食店が多く、
そこへ行かれる方と佛光寺への参拝者で賑やかになります。

仏光寺通から、高倉通を南に向いています。
「仏光寺交番」の南隣が、佛光寺です。

仏光寺通から、高倉通を南に約70m進みました。
こちらが、佛光寺の御影門です。
これ以降、佛光寺の写真は全てクリックすると拡大されます。

こちらが、浄土真宗佛光寺派本山佛光寺の御影門です。
では、こちらから佛光寺境内に入っていきます。

御影門から境内に入り、中の様子を見ています。
阿弥陀堂と御影堂との間に、枝垂桜が3株並んでいます。
こちらは秩父宮、高松宮、三笠宮3殿下による植樹で、
この寺院の象徴です。
ただ、この日(2016年3月31日)はまだ蕾も硬い状態です。

こちらは、御影門の南側(境内の南東部)です。
門の脇に大桜が立っていて、その南隣に大きな建物があります。

元々、その大きな建物は「お茶所」でした。
要するに、門徒のための休憩所でした。
その手前に手水舎があるのですが、水が枯れています。

その「御茶所」は、一昨年(2014年)秋にD食堂に変わりました。
では、ちょっとここにお邪魔します。

D食堂の中に入ってきました。
すると、壁にこのようなものが貼ってありました。
「豊園」とは、この辺り一帯の地名です。
豊臣秀吉の区画整理により、
京都にはいくつかの町内を合わせた「坊」が形成されました。
その「坊」が、今の小学校の学区の基準になっています。
(近年京都の小学校は統廃合を繰り返しているので、
現在「坊」と小学校の学区は多少ずれています)

D食堂の方々にブログ掲載の許可を取ったので、
遠慮なく詳細を書きます。
こちらは、京都造形大学の協力で経営されています。
内部は総畳張りで、中央に仏壇がいらっしゃいます。
窓の外には桜が見えたのですが、写真ではうまく写りません。
桜の観光シーズンなので、この日はほぼ満員でした。

こちらでは定食などのお食事もできるのですが、
抹茶などの日本茶メニューが充実しています。
自分は、一保堂ブレンドの「長閑」(のどか)を頼みました。
お茶を頼むと、茶菓子がセットで付いています。

D食堂には、約30分いました。
次は、向かい(西)側の阿弥陀堂に向かいます。

阿弥陀堂には、ご本尊の阿弥陀如来がいらっしゃいます。
こちらにお参りした後、渡り廊下で御影堂へ歩いていきます。

御影堂の{御影」とは、親鸞聖人像のことです。
ですから、内部の扁額「見真」とは見真大師つまり親鸞のことです。
こちらにお参りして外にですと、ちょうど御影門の前に出ます。
先ほどから見えている大桜も、しっかり存在をアピールします。

御影堂の前で、佛光寺境内を南を向きました。
右(西)側に阿弥陀堂が見えますが、
左(東)側にはD&Departの雑貨屋さんがあります。
(D食堂と同じ経営のものです)
では、ここから佛光寺を出ます。
写真をクリックすると拡大されるのは、ここまでです。

佛光寺を南側から出て、高辻通で西を向きました。
では、ここを進んでいきます。

佛光寺から、高辻通を西に約50m進みました。
ここでちょっと北に筋違いになって、間之町通と交差します。

間之町通から、高辻通をさらに西に約50m進みました。
ここで、東洞院通と交差します。

こちらは、「高辻東洞院」交差点北東角の松尾外科宅から
伸びている大桜です。
かなり大きいので、よく目を引きます。
この写真も、クリックすると拡大されます。

東洞院通の横断歩道を渡り、高辻通をさらに西に進みます。
ここを左(南)に進むと、祇園祭の際に保昌山が立ちます。
すると、目の前にホテル日航プリンセス京都が見えました。

さらに、高辻通を西に進みます。
京都銀行東館の一角に、こちらの「匂天神」がいらっしゃいます。
詳細は、第210回ブログに書いてあります。

東洞院通から、高辻通を西に約100m進みました。
ここで、高辻通は烏丸通と交差します。

高辻通から、烏丸通を北に向きました。
では、ここを北上していきます。

高辻通から、烏丸通を約50m進みました。
こちらは、八坂神社大政所御旅所です。
祇園祭山鉾巡行の後神輿巡行があるのですが、
その神輿は八坂神社からここまでやって来ます。

その祠から、烏丸通をさらに約50m北上しました。
今回ブログ最初の地点「仏光寺烏丸」交差点に戻ってきました。
では、ここから地下鉄烏丸線に乗って京都駅に戻ります。
今回は、ここまでです。
~次回は、仏光寺通を烏丸通から西に進みます。
こちらにも、きれいな桜の名所があります~
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