第394回 城南宮 曲水の宴
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地下鉄烏丸線の終点「竹田」駅です。
「地下」鉄の駅なのに地上にあるのは、近鉄の駅でもあるからです。
今回は、ここから城南宮に向かいます。
撮影日は、2016年4月29日昭和の日の金曜日午後1時半。
午後4時から大阪でサッカー観戦の予定なので、急ぎます。

「竹田」駅のホームで、北を向きました。
左(西)側2番ホームに地下鉄が乗り入れ、
右(東)側1番ホームに近鉄が乗り入れています。
取りあえず階段を上り、「竹田」駅改札に向かいます。

改札を出たら西に向かい、階段を下りました。
この日(2016年4月29日)は時折太陽が見えるのに
なぜか雨が時々降っていました。
目の前に、市バスターミナルがあります。
ここは、京都市伏見区内の交通の要衝です。

「竹田」駅前の市バスターミナルから、西を向きました。
左(南)側に、名神高速道路の高架が並走します。
先ずは、ここを進んでいきます。

「竹田」駅前市バスターミナルから、西に約300m進みました。
ここで、阪神高速沿いに伸びる油小路と交差します。
このまま西に進むと、この道は右にカーブして北上し
最終的に大宮通になります。

油小路と交差する名神高速道路の高架を南にくぐり、
その場で西を向きました。
城南宮へは、こちら側の道を進みます。

油小路から、府道68号線を西南西に約400m進みました。
名神高速道路の高架の一部が
だんだん南に折れて低くなってきています。
この辺りが名神高速道路の「京都南インターチェンジ」です。

「京都南インターチェンジ」を出た自動車は、
その辺りで南北を貫く国道1号線に辿り着きます。
そして、その地点で府道68号線も南に折れ曲がり、
この国道1号線に吸収されます。

つまり府道68号線を進んでいくと、
いつの間にか国道1号線を歩いていくことになります。
名神高速道路「京都南インターチェンジ」の横から
国道1号線を南を向くと、城南宮の森林が見えます。

先ほどの地点から、国道1号線をさらに南に進みました。
新城南宮道を越えると、すぐに城南宮の入り口です。
「竹田」駅前から、約1200mの距離でした。

先ほどの地点から東を向きました。こちらが城南宮の一の鳥居です。
では、ここをくぐって城南宮の境内に進みます。
ここから城南宮の写真は、クリックすればすべて拡大されます。

城南宮の境内を東に向かっています。
この辺りはカエデ並木で秋には絶景になるのでしょうが、
この時点で曲水の宴開始時間の午後2時を回っています。
散策はそこそこに、先を急ぎます。

一の鳥居から城南宮境内を約100m東に進み、
鳥居の向こうに拝殿が見え、その奥が城南宮の本殿です。
この時間帯は晴れていましたが、傘を差している方がいますね。

……ただ時間がおしているので、本殿は後回しです。
拝殿の西側から、城南宮の庭園に入ります。
普段は有料ですが、この日(2016年4月29日)は無料でした。

城南宮の庭園は、本殿の北側を
西から東に回るように造られています。
「春」→「夏」→「秋」→」「冬」と
季節をテーマにした庭園を順に回るようにできていますが、
早く一番奥の池泉式庭園に向かわなければなりません。
「夏」をテーマにした見事な竹林は、また今度ゆっくり観ます。

向こうの看板の辺りで右(南)に進むと、この庭園を出られます。
ただそちらに進まずに奥に進むと、
「曲水の宴」が行われる池泉式庭園に出られます。

その池泉式庭園に進めるはずが、途中に人だかりができています。
どうも、これ以上進めません……

こちら全て「京水の宴」を見に来た方々です……
全員で、100人位でしょうか?
「曲水の宴」は、この人混みのさらに向こうで行われます。
ただ、ちょっと開始が遅れています。
おかげで「曲水の宴」に間に合いましたが、
これでは全く見えません……

ただ、そうこうしているうちに本殿の方から行列がやって来ました。
午後2時15分ごろ、いよいよ「曲水の宴」が始まります。

先頭は、笙や篳篥(ひちりき)・竜笛といった楽器を持つ方々です。
雅楽を演奏しながら、こちらに向かってこられます。

その後に、束帯姿の男性や十二単の女性が続きます。
こちらの方々が短歌を詠まれるようです。

行列の最後は、白装束の神職さんたちです。
行列は別の神職さんたちがかき分けた人混みの脇を通り抜け、
向こうの池泉式庭園に消えていきました。

まぁこの人混みですから雅楽の音色が聞こえてきても、
一体何が行われているのかが全く分かりません。
自分は、諦めきれずに人混みの最後尾で頭の上にカメラをかざして
位置や角度を変えて、いろいろ撮影に挑戦しました。
すると、面白いもので10分もすれば自分には見えなくても
だいたいの勘でまぁまぁの写真が撮れるようになりました!
紺白の垂れ幕の前に立たれた方々の演奏がもう終わります。
少し間をおいて、また演奏が始まると今度は白拍子が始まります。

白拍子は、藤棚の前の舞台の上で行われました。
その舞台はかなりこちら側に近く、肉眼で自分も確認できました。
白拍子といえば、平清盛の愛妾だった祇王や仏御前とか
源義経に嫁いだ静御前が有名ですね。

白拍子はゆっくりと長く舞われていたので、結構写真が撮れました。
「曲水の宴」の手順は後鳥羽上皇がこの地で実際に行ったものを
再現したものです。
雅楽の演奏後に白拍子が入るのも、
後鳥羽上皇がこの白拍子というものを好きだったからでしょうね。

白拍子が終わると、歌人の皆さんが所定の位置に就きました。
ここからでは分かりにくいですが、あちらには小川が流れていて
そこに約30㎝の鴛鴦(おしどり)型小舟を浮かべます。
小舟の上には盃が乗っていて、
短歌を詠み終えた方から順に盃のお酒が飲めます。

ちょうど歌人のお一人が、小川から杯を取られています。
どうも全員が詠み終わって、盃が回るようにできているようです。
「曲水の宴」は平安時代から鎌倉時代にかけて、
貴族がよく行った遊びの一つです。
日本全国のあちこちで当時を再現したものが行われていますが、
城南宮のものは後鳥羽上皇が好んで行ったものを再現してます。

歌人の皆さん全員が盃のお酒を飲まれたのを確認すると、
その短歌が書かれた短冊をお稚児さんが回収されます。

回収された短冊をお稚児さんが、舞台の方に持っていきます。
こちらには、マイク片手に「曲水の宴」の実況解説を行っていた
白装束の神職さんの一人がその短冊を受け取られました。

その神職さんは、短冊に短歌を全て読み上げられました。
どうも歌に優劣は付けられず、そのまま読み上げられました。
すると、他の神職さんが
同じ短歌をその場でメロディーを付けて歌われました。
(それが、和歌や短歌の元来の姿です)
短歌は、全部で10首ほど歌われました。
全て歌われるのに、20分以上かかっておられました。
途中で飽きて帰られる方々もいらして、
ここから撮影が急に楽になりました。
ただ、その分時間が掛かっています。
現在午後3時を回りました。
この後午後4時から始まる「J2関西ダービー」を観に、
大阪市の長居まで行くつもりですが、
もう前半の観戦は無理ですね。

午後3時15分を回って、短歌を全て歌い終わられました。
すると、神職の方々が奥の方に去られていきました。

神職の方々が立ち去られた次は、
束帯姿や十二単の歌人の皆さんが立ち去られました。

この後は、「流し雛」に移行します。
このカウンターで300円ほど払えば、誰でも参加できるそうです。

ただ、その「流し雛」に参加されない方はもう帰られます。
自分も、時間がないので同じ道を辿ります。

先ほどの池泉式庭園の脇から、すぐに本殿前に出られます。
ここで、本殿にお参りします。

本殿に背を向け、南を向きました。
では、この朱色の鳥居を抜けます。

朱色の鳥居から、西に約200m進みました。
歌人の皆さんが、社務所に向かわれています。
参拝者の方々と、談笑されているようですね。
では、今度はここから城南宮を出ます。
クリックすると写真が拡大するのは、ここまでです。

城南宮から、西を向いています。
ここから東に、城南宮道が伸びています。
次は、その城南宮道を進んでいきます。

城南宮から、城南宮道を東に約600m進みました。
目の前に、近鉄の線路が見えます。
この踏切を渡らず、左(北)に向かいます。

その踏切の前から、北に約400m進みました。
こちらは、「竹田」駅の南側の入り口です。
では、ここから大阪市の長居にある金鳥スタジアムを目指します。
今回は、ここまでです。
~次回から、新しい道を進んでいきます~

地下鉄烏丸線の終点「竹田」駅です。
「地下」鉄の駅なのに地上にあるのは、近鉄の駅でもあるからです。
今回は、ここから城南宮に向かいます。
撮影日は、2016年4月29日昭和の日の金曜日午後1時半。
午後4時から大阪でサッカー観戦の予定なので、急ぎます。

「竹田」駅のホームで、北を向きました。
左(西)側2番ホームに地下鉄が乗り入れ、
右(東)側1番ホームに近鉄が乗り入れています。
取りあえず階段を上り、「竹田」駅改札に向かいます。

改札を出たら西に向かい、階段を下りました。
この日(2016年4月29日)は時折太陽が見えるのに
なぜか雨が時々降っていました。
目の前に、市バスターミナルがあります。
ここは、京都市伏見区内の交通の要衝です。

「竹田」駅前の市バスターミナルから、西を向きました。
左(南)側に、名神高速道路の高架が並走します。
先ずは、ここを進んでいきます。

「竹田」駅前市バスターミナルから、西に約300m進みました。
ここで、阪神高速沿いに伸びる油小路と交差します。
このまま西に進むと、この道は右にカーブして北上し
最終的に大宮通になります。

油小路と交差する名神高速道路の高架を南にくぐり、
その場で西を向きました。
城南宮へは、こちら側の道を進みます。

油小路から、府道68号線を西南西に約400m進みました。
名神高速道路の高架の一部が
だんだん南に折れて低くなってきています。
この辺りが名神高速道路の「京都南インターチェンジ」です。

「京都南インターチェンジ」を出た自動車は、
その辺りで南北を貫く国道1号線に辿り着きます。
そして、その地点で府道68号線も南に折れ曲がり、
この国道1号線に吸収されます。

つまり府道68号線を進んでいくと、
いつの間にか国道1号線を歩いていくことになります。
名神高速道路「京都南インターチェンジ」の横から
国道1号線を南を向くと、城南宮の森林が見えます。

先ほどの地点から、国道1号線をさらに南に進みました。
新城南宮道を越えると、すぐに城南宮の入り口です。
「竹田」駅前から、約1200mの距離でした。

先ほどの地点から東を向きました。こちらが城南宮の一の鳥居です。
では、ここをくぐって城南宮の境内に進みます。
ここから城南宮の写真は、クリックすればすべて拡大されます。

城南宮の境内を東に向かっています。
この辺りはカエデ並木で秋には絶景になるのでしょうが、
この時点で曲水の宴開始時間の午後2時を回っています。
散策はそこそこに、先を急ぎます。

一の鳥居から城南宮境内を約100m東に進み、
鳥居の向こうに拝殿が見え、その奥が城南宮の本殿です。
この時間帯は晴れていましたが、傘を差している方がいますね。

……ただ時間がおしているので、本殿は後回しです。
拝殿の西側から、城南宮の庭園に入ります。
普段は有料ですが、この日(2016年4月29日)は無料でした。

城南宮の庭園は、本殿の北側を
西から東に回るように造られています。
「春」→「夏」→「秋」→」「冬」と
季節をテーマにした庭園を順に回るようにできていますが、
早く一番奥の池泉式庭園に向かわなければなりません。
「夏」をテーマにした見事な竹林は、また今度ゆっくり観ます。

向こうの看板の辺りで右(南)に進むと、この庭園を出られます。
ただそちらに進まずに奥に進むと、
「曲水の宴」が行われる池泉式庭園に出られます。

その池泉式庭園に進めるはずが、途中に人だかりができています。
どうも、これ以上進めません……

こちら全て「京水の宴」を見に来た方々です……
全員で、100人位でしょうか?
「曲水の宴」は、この人混みのさらに向こうで行われます。
ただ、ちょっと開始が遅れています。
おかげで「曲水の宴」に間に合いましたが、
これでは全く見えません……

ただ、そうこうしているうちに本殿の方から行列がやって来ました。
午後2時15分ごろ、いよいよ「曲水の宴」が始まります。

先頭は、笙や篳篥(ひちりき)・竜笛といった楽器を持つ方々です。
雅楽を演奏しながら、こちらに向かってこられます。

その後に、束帯姿の男性や十二単の女性が続きます。
こちらの方々が短歌を詠まれるようです。

行列の最後は、白装束の神職さんたちです。
行列は別の神職さんたちがかき分けた人混みの脇を通り抜け、
向こうの池泉式庭園に消えていきました。

まぁこの人混みですから雅楽の音色が聞こえてきても、
一体何が行われているのかが全く分かりません。
自分は、諦めきれずに人混みの最後尾で頭の上にカメラをかざして
位置や角度を変えて、いろいろ撮影に挑戦しました。
すると、面白いもので10分もすれば自分には見えなくても
だいたいの勘でまぁまぁの写真が撮れるようになりました!
紺白の垂れ幕の前に立たれた方々の演奏がもう終わります。
少し間をおいて、また演奏が始まると今度は白拍子が始まります。

白拍子は、藤棚の前の舞台の上で行われました。
その舞台はかなりこちら側に近く、肉眼で自分も確認できました。
白拍子といえば、平清盛の愛妾だった祇王や仏御前とか
源義経に嫁いだ静御前が有名ですね。

白拍子はゆっくりと長く舞われていたので、結構写真が撮れました。
「曲水の宴」の手順は後鳥羽上皇がこの地で実際に行ったものを
再現したものです。
雅楽の演奏後に白拍子が入るのも、
後鳥羽上皇がこの白拍子というものを好きだったからでしょうね。

白拍子が終わると、歌人の皆さんが所定の位置に就きました。
ここからでは分かりにくいですが、あちらには小川が流れていて
そこに約30㎝の鴛鴦(おしどり)型小舟を浮かべます。
小舟の上には盃が乗っていて、
短歌を詠み終えた方から順に盃のお酒が飲めます。

ちょうど歌人のお一人が、小川から杯を取られています。
どうも全員が詠み終わって、盃が回るようにできているようです。
「曲水の宴」は平安時代から鎌倉時代にかけて、
貴族がよく行った遊びの一つです。
日本全国のあちこちで当時を再現したものが行われていますが、
城南宮のものは後鳥羽上皇が好んで行ったものを再現してます。

歌人の皆さん全員が盃のお酒を飲まれたのを確認すると、
その短歌が書かれた短冊をお稚児さんが回収されます。

回収された短冊をお稚児さんが、舞台の方に持っていきます。
こちらには、マイク片手に「曲水の宴」の実況解説を行っていた
白装束の神職さんの一人がその短冊を受け取られました。

その神職さんは、短冊に短歌を全て読み上げられました。
どうも歌に優劣は付けられず、そのまま読み上げられました。
すると、他の神職さんが
同じ短歌をその場でメロディーを付けて歌われました。
(それが、和歌や短歌の元来の姿です)
短歌は、全部で10首ほど歌われました。
全て歌われるのに、20分以上かかっておられました。
途中で飽きて帰られる方々もいらして、
ここから撮影が急に楽になりました。
ただ、その分時間が掛かっています。
現在午後3時を回りました。
この後午後4時から始まる「J2関西ダービー」を観に、
大阪市の長居まで行くつもりですが、
もう前半の観戦は無理ですね。

午後3時15分を回って、短歌を全て歌い終わられました。
すると、神職の方々が奥の方に去られていきました。

神職の方々が立ち去られた次は、
束帯姿や十二単の歌人の皆さんが立ち去られました。

この後は、「流し雛」に移行します。
このカウンターで300円ほど払えば、誰でも参加できるそうです。

ただ、その「流し雛」に参加されない方はもう帰られます。
自分も、時間がないので同じ道を辿ります。

先ほどの池泉式庭園の脇から、すぐに本殿前に出られます。
ここで、本殿にお参りします。

本殿に背を向け、南を向きました。
では、この朱色の鳥居を抜けます。

朱色の鳥居から、西に約200m進みました。
歌人の皆さんが、社務所に向かわれています。
参拝者の方々と、談笑されているようですね。
では、今度はここから城南宮を出ます。
クリックすると写真が拡大するのは、ここまでです。

城南宮から、西を向いています。
ここから東に、城南宮道が伸びています。
次は、その城南宮道を進んでいきます。

城南宮から、城南宮道を東に約600m進みました。
目の前に、近鉄の線路が見えます。
この踏切を渡らず、左(北)に向かいます。

その踏切の前から、北に約400m進みました。
こちらは、「竹田」駅の南側の入り口です。
では、ここから大阪市の長居にある金鳥スタジアムを目指します。
今回は、ここまでです。
~次回から、新しい道を進んでいきます~
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