第486回 普段のくぎ抜き地蔵~上立売通東から西~その16

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京都駅北側市バスターミナルから西回りの206系市バスに乗って、
30分と少々掛けて「千本上立売」バス停にやって来ました。
今回は、この脇にいらっしゃるくぎ抜き地蔵に向かいます。
いつも節分にお邪魔していましたが、
平日でもここはたくさんの参拝者がいらっしゃいました。
撮影日は、2017年6月15日木曜日午後2時。
梅雨に入っても、毎日快晴ですね。


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北行きの「千本上立売」バス停で、北北西を向いています。
約50m先から、上千本商店街のアーケードです。
(第378回ブログを参照)


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「千本上立売」バス停の北側に、浄土宗鎮西派瑞雲院があります。
節分のときは境内を参拝できますが、普段は閉まっています。


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瑞雲院の前から、千本通を南南東に向いています。
では、ここから「上立売千本」交差点に戻ります。


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瑞雲寺から千本通を約50m南下して、東を向きました。
こちらが上立売通で、前回ブログまで通ってきた道です。

では信号が青に変わりましたので、千本通の東側に渡ります。


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千本通を東側に渡り、北北西に向きました。
では、こちら側の歩道を進みます。


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上立売通から、千本通を北北西に約50m進みました。
こちらに、寺院の門が見えます。
「釘抜き地蔵 石像寺」と書かれた看板がありますね。


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その山門前で、東を向きました。
こちらは、浄土宗家隆山光明遍照院石像寺です。
ご本尊から、「くぎ抜き地蔵」とよく呼ばれています。
石像寺の写真は、クリックすると全て拡大されます。


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山門をくぐると、約10mだけ参道があります。
節分のときはこちらに露店が並び立つのですが、
今はそのようなものは一切ありません。
参道の北側に、こちらが並んでいます。
手前から大きな釘抜き・マニ車・石灯籠が並んでいます。
では、マニ車を回して先に進みます。


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山門から約10m東に、提灯がぶら下がっている門があります。
では、こちらをくぐり石像寺境内に入っていきます。


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先程の門をくぐり、左(北)を向きました。
先ずは手前の手水舎で、手を浄めます。
(空海が掘った井戸は、こちらではありません)
次に、その奥の大師堂にお参りしました。
こちらには、空海像が安置されています。


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石蔵寺境内の南側を向きました。
節分のときはここで火を焚いています。
右(西)側に、枝垂桜の大きな木があります。
ということは、4月に来たらここも絶景だったわけですね。
今年の4月に寄ればよかったと、ちょっと後悔しています。


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先程の写真の左(東)側を、アップにしました。
よく見ると、塀の向こうに小さな寺院が見えます。
こちらは、前回ブログで出てきた浄土宗本久寺です。
前回ブログでも書きましたが、
この辺りの寺院は京都市立乾隆小学校に貼り付くように並びます。
ですから、それぞれの寺院の距離は意外と近いのです。


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提灯がぶら下がる門から真っ直ぐ石像寺境内を東に進むと、
浄土宗家隆山光明遍照院石像寺の本堂があります。
こちらのご本尊は大地蔵菩薩で、通称「くぎ抜き地蔵」です。
今は浄土宗ですが、古くは真言宗でしたので
空海関連のものが多く残ります。

こちらの詳しい沿革は、第106回ブログを参照してください。
ちなみに、手前の大きな釘抜きは堂本印象の作品です。
こちらは節分時に多くの参拝者がいらっしゃいますが、
実は普段でもそこそこの参拝者がいらっしゃいます。
「くぎ抜き」は「苦抜き」に通じており、
こちらのお地蔵さんは「苦痛封じ」のご利益があるとされています。
そのため、多くの方々が祈願に来られます。
六角形の本堂を時計回りにお参りすると、いいそうです。
(竹片を使って、どれだけ回ったかを数えます)


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本堂の上部や壁面に、たくさんの釘抜きが貼り付いています。
もし願いが聞き届けられたら、釘抜きを奉納する習慣があります。


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本堂の北側に縁台があって、そこが絵馬殿です。
節分時には、こちら昆布茶が振る舞われていまが、
今はセルフサービスの冷茶があります。
本当はもっと全体を撮りたかったのですが、
近所の小父さんたちがここで談笑しておられたので、
その方々を避けるように撮りました。


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絵馬殿の前で、東を向きました。
左(北)側が寺務所で、右(南)側が石像寺本堂です。
では、ここを抜けて本堂の裏(東)側に回り込みます。


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本堂の裏(東)側は、たくさんのお地蔵さんが並んでおられます。
いつもなら時計回りに本堂の周囲を回りますが、
今回はさらに奥(東)のこちらの小径を進みます。


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先程の写真のコンクリート製の塀沿いに北に進むと、
約5m先からこちらに入れます。
どうやら、ここが石像寺の墓地ですね。
周囲には、一面のアジサイが広がります。
結構な本数があってそこそこ絶景になるのでしょうが、
この日(2017年6月15日)はまだまだ蕾でした。
最盛期は、これからですね。


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石段を下りて、石蔵寺墓地の中に入ってきました。
こちらに、古い墓石と石仏群が並んでいます。
この石仏群はお地蔵さんではなく、大昔の墓石です。
ただこの辺は「蓮台野関連施設」ではありますが、
古代平安京送葬の地「蓮台野」そのものではありません。
「蓮台野」とは今の京都市北区西蓮台野町・東蓮台野町のことで、
ここから約2㎞北に位置します。
(西向寺に今も石仏群が残ります)


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こちらは、石像寺墓地の南東端です。
このように地下への階段があると古墳の横穴石室のようですが、
こちらは空海が掘ったとされる井戸です。
ただ、地下の部分は完全に京都市立乾隆小学校の敷地内です。
実はここを撮影中、ブロック塀の向こうからずっと
運動場で小学生が体育の授業をしている歓声が聞こえていました。


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その井戸の西側に、こちらの碑が立っています。
藤原家隆が一時期ここに住んでいたことがあり、
多分こちらがその供養塔です。(お墓ではありません)


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では、この石段から本堂の方に戻ります。
紫陽花は晴れの日もいいですが、
少しくらい雨が降っていた方が風情がありますね。


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先程の石段を上がりコンクリート製の塀沿いに歩いていくと、
石像寺の本堂の裏手に戻ってきました。
こちらに伝空海作の石製のお地蔵さんがいらっしゃるのですが、
(重要文化財です)
逆光が原因で写真が撮れませんでした。


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そのお地蔵さんの南隣に、こちらがいらっしゃいます。
お地蔵さんと玉姫稲荷社です。


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石像寺本堂の北側に回り込んできました。
本来ならこちらにも様々な菩薩像がいらっしゃいますが、
ちょうど修学旅行を思しき中学生が20人ほど来られて、
その方々も写してしまいそうなので、
向こう(西)に見える提灯がぶら下がっている門から
石蔵寺境内を出ます。


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こちらが、その提灯がぶら下がっている門です。
約10m西に、千本通が見えます。
提灯左端の「五辻昆布」さんが、節分時に
昆布茶の元となる昆布を提供されています。


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石像寺山門の前から、西を向いています。
千本通の向かい側に、先ほどの瑞雲院が見えますね。


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石像寺の前で、千本通を南南東に向きました。
その石像寺の南隣に、高齢者向け住宅の咲くあん上京があります。
そして、その1Fにカフェが併設されていました。
ちょっと熱中症気味なのとトイレに行きたいので、
暫くこちらにお邪魔しようと思います。


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こちらは、「まんまん堂 cafe咲くあん」という店です。
元々「まんまん堂」は、堀川商店街にある蒸しまん専門店です。
「食べログ」などでも結構たくさん星を付けていた店なのですが、
2016年にその2号店としてこちらがオープンしました。
初めからそうと知っていたら肉まんとか注文したのですが、
壁の張り紙を見て、思わず白玉ぜんざいを頼んでしまいました。


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とは言え、こちらもなかなかのものでした、
こうして見ると黒いだけですが、
中には白玉団子が3個入っていましたし、
何より小豆のすべてが完全体で、
「割れ物」が入っていませんでした。
(これが簡単なようで、難しいのです)
クリックすれば写真が拡大されるのは、ここまでです。


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「まんまん堂」には、約30分いました。
その「まんまん堂」から、千本通を南南東に約50m進みました。
またこちらで、千本通は上立売通と交差します。


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信号が変わりましたので、千本通の横断歩道を西側に渡ります。
横断歩道を渡った先の南隣に、京町家の商店があります。
こちらは川魚屋さんの「おぜき」で、
節分の際には何度かイワシを買いました。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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京都では、海水魚専門の「魚屋さん」と
淡水魚専門の「川魚屋さん」は別のお店として考えられています。
この時期の川魚屋さんはウナギの最盛期なのですが、
こちらは上七軒の高級料亭に卸しているお店ですし、
小さいもので2900円、最高値は5000円を越えていました。
花街ならそれで普通なのですが、自分の財布事情が厳しいです。
そこで、結局1000円の「う巻き」を買いました。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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こちらは、そのう巻きの断面図です。
中には、しっかりウナギの蒲焼ががっつり入っています。
そう言えば、「う巻き」は川魚屋さんだけでしか売っていません。
(卵屋さんのだし巻きにはウナギは入っていません)
この写真も、クリックすると拡大されます。


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川魚屋さんの「おぜき」の前で、千本通を北向いています。
上立売通より北には、今回ブログ最初の「千本上立売」バス停と
瑞雲院の入り口が見えますね。


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千本通から、上立売通を西に向いています。
では、向こうに見える上立売通の突き当りまで進みます。


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千本通から、上立売通を西に約50m進みました。
上立売通はいったん突き当たりますが、南に伸びる道があります。
上立売通は千本釈迦堂を挟んで
約200m先の七本松通からまた西に伸びています。


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上立売通の突き当りに、こちらの表札が貼られています。
ここは上立売通と南北に伸びる六軒町通との辻なのですが、
「千本通西入」と書かれていますね。
ちなみにこの辺りは「作庵町」で、
先程の「咲くあん上京」の所以ですね。


486-40.jpg
上立売通の突き当りから、
千本通より1本西の六軒町通を南に向いています。
ここからいったん南下して、
五辻通から千本釈迦堂に入っていきますが、
それは次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、6月の千本釈迦堂にお邪魔します~

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「京都駅前散策」
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「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
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「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。
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シリーズごと読むなら、こちらから
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