第551回 大報恩寺 千本釈迦堂~蓮台野桜野辺送~その2
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千本通から五辻通を約200m進み、北を向きました。
国宝の千本釈迦堂を擁する真言宗智山派大報恩寺が見えます。
今回はこちらに散策して、次の参拝地釘抜き地蔵に向かいます。
撮影日は、2018年3月29日木曜日正午。
上着を脱いでしまうほどの「夏日」でした。

五辻通から、大報恩寺に向かう石畳の参道を北上しています。
こちらを歩いていると、右(東)側に大桜の木が目に入ります。

こちらが、その大桜の木です。一部まだ蕾ですが、ほぼ満開ですね。
千本釈迦堂の桜と言えば阿亀桜(おかめざくら)が有名ですが、
個人的にはこの木もここを代表する桜と思っています。

その桜の向こう(東)側には鉄門扉があって、普通の民家が続きます。
この方はたぶんその辺りで飼われている猫で、
いつもこの辺りで日向ぼっこをされています。
昨年(2017年)こちらにお邪魔したときはカメラの準備に手間取り、
モタモタしている間に逃げられてしまいました……

では、こちらから大報恩寺境内に入っていきます。
門の向こう(北)側に、阿亀桜の木が見えていますね。

門をくぐり、大報恩寺境内に入ってきました。
では、今からこちらを散策します。

その門をくぐってすぐに、左(西)を向きました。
先ずは、こちらのお稲荷さんにお参りです。

そのお稲荷さんの鳥居の周囲は椿が満開でしたが、
その性質上、幾つかはこのように落花していました。
個人的にはこういうのも好きなので、1枚撮りました。

お稲荷さんの北隣には、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺があります。
こちらの沿革は、第472回ブログなどに載っています。

願成就寺の手前に、こちらのお墓が立っています。
こちらは足利義満が山名氏清のために立てました。
以来この大報恩寺は山名氏の厚い信仰を受けて、
応仁の乱の際にも山名持豊によって庇護を受けて戦災を免れました。
(千本釈迦堂が国宝になった最大の理由です)

今度は、その位置で東を向きました。
こちらに不動明王堂があり、堂内に不動明王がいらっしゃます。
こちらにも、燈明を立ててお参りしました。
手前のプレハブは、節分の際に利用されます。

こちらが、大法恩寺の象徴でもある阿亀桜(おかめざくら)です。
枝垂桜の一種で、写真でもわかるように
花弁が少しずつ散っていって、それが風に舞っています。

阿亀桜の東側におかめ像がいらっしゃって、
その右(南)側に阿亀塚(お亀さんのお墓)が立っています。
ここ大報恩寺は、日本全国の「おかめ信仰」の中心地でもあります。
(第376回ブログを参照)

阿亀桜の北側に、真言宗智山派大報恩寺本堂があります。
堂内にはご本尊の釈迦如来像がいらっしゃり、(秘仏です)
そのことから「千本釈迦堂」と呼ばれています。
(沿革は、第488回ブログ参照)
この地域での野辺送は、この千本釈迦堂から始まります。
そして、こちらから千本通に移動し
そこから蓮台野に向けて北上しました。
(六原などの野辺送とは異なります)

千本釈迦堂から、西を向きました。
この先に駐車場があって、七本松通と隣接しています。
第488回ブログではそちらの道を歩んで、上立売沿いに
北野天満宮北門や平野神社に向かいました。

大報恩寺西門の北側に、こちらの寺務所があります。
中の僧侶に話して600円納めると、この北側の宝物殿と
千本釈迦堂内に入ることができます。
こちらは古い寺院ですので、修理毎に様々な遺構が発見されます。
宝物殿には、そういう考古学的な文化財の他に
快慶による十代仏弟子像などがいらっしゃいます。
千本釈迦堂内は、大きく東西に分かれます。
西側(と言いましても全体の約8割)には仏壇があって、
秘仏の釈迦如来像がいらっしゃる厨子にお参りできます。
そして東側には、大きなお亀さんの像がいらっしゃいます。
さらにその周囲に、お亀さんの人形やお面が奉納されています。
特に節分には、お亀さんを信仰されておられる方々が
こちらに参拝されます。
ただ、ここから先は全て撮影不可なので写真はありません。

阿亀桜の前に、戻ってきました。
では、ここから南下してこちらを出て行きます。

大報恩寺の門を出て、南を向いています。
今度はここから石畳の道を南下して、五辻通に戻ります。

五辻通に戻って、さらに南を見ています。
(今回ブログ最初の地点で、反対を向いています)
ここから約150m南下した「上七軒」交差点から、
北西に進むと上七軒の花街に出ます。

同じ位置で、五辻通を西に向きました。
ずっと先(七本松通との交差点付近)に桜並木が微かに見えますが、
そちらが京都市立翔鸞小学校です。
(第473回ブログを参照)

さらにその場所で、五辻通を東に向きました。
ではここを進み、千本通に戻ります。

先程の地点から、五辻通を東に約30m進みました。
こちらの京町家の飲食店は、そろそろランチタイムですね。

その飲食店から、五辻通をさらに約50m進みました。
ここで五辻通は、六軒町通と交差します。

五辻通から、六軒町通を北に向いています。
本当はこちらからの方がくぎ抜き地蔵への近道なのですが、
野辺送の道順通り千本通にいったん出ます。

六軒町通から、五辻通を東に向いています。
千本通まで、あと少しですね。

五辻通を東に進み、千本通との交差点に出ました。
右(南)側にシャッターを閉めて開店している老舗玩具店が、
正面に五辻昆布本社ビルが見えますね。
ここから千本通を北北西に進みくぎ抜き地蔵を目指しますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は、くぎ抜き地蔵の枝垂桜を眺めます~

千本通から五辻通を約200m進み、北を向きました。
国宝の千本釈迦堂を擁する真言宗智山派大報恩寺が見えます。
今回はこちらに散策して、次の参拝地釘抜き地蔵に向かいます。
撮影日は、2018年3月29日木曜日正午。
上着を脱いでしまうほどの「夏日」でした。

五辻通から、大報恩寺に向かう石畳の参道を北上しています。
こちらを歩いていると、右(東)側に大桜の木が目に入ります。

こちらが、その大桜の木です。一部まだ蕾ですが、ほぼ満開ですね。
千本釈迦堂の桜と言えば阿亀桜(おかめざくら)が有名ですが、
個人的にはこの木もここを代表する桜と思っています。

その桜の向こう(東)側には鉄門扉があって、普通の民家が続きます。
この方はたぶんその辺りで飼われている猫で、
いつもこの辺りで日向ぼっこをされています。
昨年(2017年)こちらにお邪魔したときはカメラの準備に手間取り、
モタモタしている間に逃げられてしまいました……

では、こちらから大報恩寺境内に入っていきます。
門の向こう(北)側に、阿亀桜の木が見えていますね。

門をくぐり、大報恩寺境内に入ってきました。
では、今からこちらを散策します。

その門をくぐってすぐに、左(西)を向きました。
先ずは、こちらのお稲荷さんにお参りです。

そのお稲荷さんの鳥居の周囲は椿が満開でしたが、
その性質上、幾つかはこのように落花していました。
個人的にはこういうのも好きなので、1枚撮りました。

お稲荷さんの北隣には、塔頭寺院の北野経王堂願成就寺があります。
こちらの沿革は、第472回ブログなどに載っています。

願成就寺の手前に、こちらのお墓が立っています。
こちらは足利義満が山名氏清のために立てました。
以来この大報恩寺は山名氏の厚い信仰を受けて、
応仁の乱の際にも山名持豊によって庇護を受けて戦災を免れました。
(千本釈迦堂が国宝になった最大の理由です)

今度は、その位置で東を向きました。
こちらに不動明王堂があり、堂内に不動明王がいらっしゃます。
こちらにも、燈明を立ててお参りしました。
手前のプレハブは、節分の際に利用されます。

こちらが、大法恩寺の象徴でもある阿亀桜(おかめざくら)です。
枝垂桜の一種で、写真でもわかるように
花弁が少しずつ散っていって、それが風に舞っています。

阿亀桜の東側におかめ像がいらっしゃって、
その右(南)側に阿亀塚(お亀さんのお墓)が立っています。
ここ大報恩寺は、日本全国の「おかめ信仰」の中心地でもあります。
(第376回ブログを参照)

阿亀桜の北側に、真言宗智山派大報恩寺本堂があります。
堂内にはご本尊の釈迦如来像がいらっしゃり、(秘仏です)
そのことから「千本釈迦堂」と呼ばれています。
(沿革は、第488回ブログ参照)
この地域での野辺送は、この千本釈迦堂から始まります。
そして、こちらから千本通に移動し
そこから蓮台野に向けて北上しました。
(六原などの野辺送とは異なります)

千本釈迦堂から、西を向きました。
この先に駐車場があって、七本松通と隣接しています。
第488回ブログではそちらの道を歩んで、上立売沿いに
北野天満宮北門や平野神社に向かいました。

大報恩寺西門の北側に、こちらの寺務所があります。
中の僧侶に話して600円納めると、この北側の宝物殿と
千本釈迦堂内に入ることができます。
こちらは古い寺院ですので、修理毎に様々な遺構が発見されます。
宝物殿には、そういう考古学的な文化財の他に
快慶による十代仏弟子像などがいらっしゃいます。
千本釈迦堂内は、大きく東西に分かれます。
西側(と言いましても全体の約8割)には仏壇があって、
秘仏の釈迦如来像がいらっしゃる厨子にお参りできます。
そして東側には、大きなお亀さんの像がいらっしゃいます。
さらにその周囲に、お亀さんの人形やお面が奉納されています。
特に節分には、お亀さんを信仰されておられる方々が
こちらに参拝されます。
ただ、ここから先は全て撮影不可なので写真はありません。

阿亀桜の前に、戻ってきました。
では、ここから南下してこちらを出て行きます。

大報恩寺の門を出て、南を向いています。
今度はここから石畳の道を南下して、五辻通に戻ります。

五辻通に戻って、さらに南を見ています。
(今回ブログ最初の地点で、反対を向いています)
ここから約150m南下した「上七軒」交差点から、
北西に進むと上七軒の花街に出ます。

同じ位置で、五辻通を西に向きました。
ずっと先(七本松通との交差点付近)に桜並木が微かに見えますが、
そちらが京都市立翔鸞小学校です。
(第473回ブログを参照)

さらにその場所で、五辻通を東に向きました。
ではここを進み、千本通に戻ります。

先程の地点から、五辻通を東に約30m進みました。
こちらの京町家の飲食店は、そろそろランチタイムですね。

その飲食店から、五辻通をさらに約50m進みました。
ここで五辻通は、六軒町通と交差します。

五辻通から、六軒町通を北に向いています。
本当はこちらからの方がくぎ抜き地蔵への近道なのですが、
野辺送の道順通り千本通にいったん出ます。

六軒町通から、五辻通を東に向いています。
千本通まで、あと少しですね。

五辻通を東に進み、千本通との交差点に出ました。
右(南)側にシャッターを閉めて開店している老舗玩具店が、
正面に五辻昆布本社ビルが見えますね。
ここから千本通を北北西に進みくぎ抜き地蔵を目指しますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は、くぎ抜き地蔵の枝垂桜を眺めます~
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