第566回 路地裏のお稲荷さん~釜座通南から北~その4
[源正稲荷大明神] ブログ村キーワード

2018年の葵祭巡行行列の連載も無事終わり、
ここからは、また釜座通を北上していきます。
ただ、ここからは時折寄り道をしていきます。
こちらは、釜座通から御池通を西に向いた写真です。
ここから釜座通を北上したいのですが、横断歩道がありません。
そこでいったん西洞院通に移動して、そこから釜座通に戻ります。
撮影日は、2018年5月31日木曜日午後1時半。
だんだん大雨になって、服もかばんもグショグショです。

「御池釜座」交差点南西角に、紫陽花(あじさい)が咲いていました。
確かに白い花も咲いていますが、半分はまだつぼみです。
紫陽花の花の盛りは、これからですね。

その紫陽花の南側に、モスバーガーのチェーン店がありました。
朝から何も食べていないので、こちらに寄っていきます。

京都ではモスバーガーの新規店舗も増えていますが、
閉店しているところもあります。
ウチの近所は2店舗閉めてしまい、最近食べていません。
ですから約半年ぶりの入店なのですが、
新発売の「ライスバーガーよくばり天」を注文しました。

その「ライスバーガーよくばり天」をアップにしました。
モスバーガーで出されるライスバーガーは、
焼きおにぎりのイメージがあります。
ですから、天ぷらを挟んだおにぎりを食べている感じです。
味付けは天汁と予想していたのですが、
柚子風味で割と酸っぱいタレが付いています。
天ぷらの上半分がえび天で下半分がかき揚げなのですが、
そのかき揚げにも海老の細切れがたくさん入っています。
ですから、感覚としては天丼1杯食べたようでした。

モスバーガーには、約30分いました。
本を読みつつ小雨になるのを待ったのですが、
その気配が全くありません……
ですから、雨の中をモスバーガーを出て先に進みます。
本来ならこのまま北上して御池通を渡りたいのですが、
釜座通には御池通を渡る横断歩道がありません。
そのため、いったん西に移動します。

モスバーガーから、御池通を西に約50m進みました。
ここで御池通は、西洞院通を交差します。

「御池西洞院」交差点南東角から、北を向いています。
西洞院通は四条通当たりではそこそこの大通りでしたが、
三条通の南に伸びる蛸薬師通以北はこの道幅です。
では御池通を北に渡りますが、雨はだんだん強くなってきました。

御池通から、西洞院通を北に向いています。
西洞院通は、このままの道幅で約1800m先で途切れます。
本当はこのまま北上したほうが御金神社に近いのですが、
今回はあくまで「釜座通編」なので、釜座通の方に向かいます。

「御池西洞院」交差点北東角のマンションで、ツツジが満開です。
実際に数えたことはないのですが、
おそらくこのツツジが京都で一番多い花です。
マンションや公園の植木や生垣によく利用されています。
ただ、2018年も5月から6月に移ってきます。
そろそろツツジの季節から、紫陽花の季節に変わります。

西洞院通から、御池通を東を向いています。
この辺は、マンションが何棟も並んでいますね。
では、ここから釜座通を目指します。

御池通沿いの歩道と車道の間には、たくさんの植木があります。
その間に紫陽花やツツジが咲いているのですが、
この辺りにはキンシバイが咲いていました。
この時期が、ちょうど盛りですね。

西洞院通から、御池通を東に約50m進みました。
ここで御池通は、釜座通と交差します。
こちらに、一見お城のような屋根を持つ建物があります。
いつも不思議に思っていたのですが、よく見るとマンションでした。

御池通から、釜座通を南に向いています。
目の前に、先ほどのモスバーガーが見えます。
約300m先に釜座通の突き当りが見えますが、
そちらが第561回ブログに出て来た大西清右衛門美術館です。

今度は御池通から、釜座通を北に向きました。
ずっと先で釜座通が突き当たっているように見えますが、
本当は二条通で筋違いになって、さらに北に続いています。
(詳細は、次回ブログ)
では、こちらを北上していきます。

第560回ブログで書いたとおり、釜座通は他の道と比べて
マンションの比率が京町家を上回る道です。
とは言え、このようにまだまだ京町家も残っています。
こちらは、洋品店ですね。
ウィンドウを覗くと、さまざまな洋服が並んでいます。

その洋品店の前で、釜座通を北に向いています。
やはり、他の道と比べてもマンションの比率が高いですね。

その間に、このお店がありました。
こういうお店の珈琲はおいしいことが多いのですが、
夕方以降でないと開かないようです。
(この時点で、午後2時)
残念ですが、この先を進みます。

こちらは、その向かい(東側)です。
路地の奥にあるのは料亭でしょうか?割烹屋でしょうか?
ただ、その北隣が更地なので路地らしくありません。
その周囲をマンションが囲みます。
ある意味、これが典型的な釜座通の風景です。

そうは言っても、この辺りにはまだまだ京町家が残っています。
あちらの町家は、「小倉工藝」という呉服の染付工房です。

その小倉工藝とお医者さんとの間に、路地が伸びています。
そして、その路地奥に朱い鳥居が見えます。

では、こちらの路地にちょっとお邪魔します。
他の路地と変わらずに、この奥は普通の民家が続きます。
このような路地奥の神社は、京都市街地ではよく見られます。
(第405回ブログを参照)

路地奥の民家に囲まれて、小さな稲荷神社がいらっしゃいます。
こちらは源正稲荷大明神ですが、沿革は不明です。
(正確なご祭神は、不明。多分、稲荷大明神か宇迦御霊神)
ただ風景が良いと言いますか路地裏独特の雰囲気があるので、
多くのブログに載っています。
個人的にも、結構お気に入りの神社です。
では、こちらにお参りします。

源正稲荷大明神の祠を背に、東を向いています。
では、こちらの路地を進み釜座通に戻ります。

路地を出て小倉工藝の前で、釜座通を北に向いています。
では、また釜座通を北上していきます。

その北側も、しばらく京町家が続きます。
また、時折こちらのようになかなか渋い建物も並びます。
たぶん、元京町家の看板建築でしょう。
格子窓と犬矢来の後が見受けられます。

その北側に、マンションと工場との間に路地がありました。
奥は撮っていませんが、路地奥に何軒か家が並んでいるようです。

その路地の前で、釜座通を北に向きました。
こちらで、釜座通は押小路と交差します。

釜座通から、押小路を東に向いています。
押小路をこのまま約300m進むと、
京都国際マンガミュージアムの前に出ます。
(第204回ブログを参照)
その位置からさらに700m東に進むと、京都市役所前に出ます。

その「押小路釜座」の辻北西角に、こちらの碑が立っています。
平安時代だった今から約1000年前、この辺一帯は東三条殿でした。
摂関政治を行った藤原氏邸宅でしたが、平安時代末に焼失しました。
ちなみに、第562回ブログに出て来た三条殿とは別の邸宅です。

釜座通から、押小路を西に向きました。
この少し先に、御金神社があります。
ここからそちらに寄り道していくのですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
続きは、次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、御金神社に参拝します~

2018年の葵祭巡行行列の連載も無事終わり、
ここからは、また釜座通を北上していきます。
ただ、ここからは時折寄り道をしていきます。
こちらは、釜座通から御池通を西に向いた写真です。
ここから釜座通を北上したいのですが、横断歩道がありません。
そこでいったん西洞院通に移動して、そこから釜座通に戻ります。
撮影日は、2018年5月31日木曜日午後1時半。
だんだん大雨になって、服もかばんもグショグショです。

「御池釜座」交差点南西角に、紫陽花(あじさい)が咲いていました。
確かに白い花も咲いていますが、半分はまだつぼみです。
紫陽花の花の盛りは、これからですね。

その紫陽花の南側に、モスバーガーのチェーン店がありました。
朝から何も食べていないので、こちらに寄っていきます。

京都ではモスバーガーの新規店舗も増えていますが、
閉店しているところもあります。
ウチの近所は2店舗閉めてしまい、最近食べていません。
ですから約半年ぶりの入店なのですが、
新発売の「ライスバーガーよくばり天」を注文しました。

その「ライスバーガーよくばり天」をアップにしました。
モスバーガーで出されるライスバーガーは、
焼きおにぎりのイメージがあります。
ですから、天ぷらを挟んだおにぎりを食べている感じです。
味付けは天汁と予想していたのですが、
柚子風味で割と酸っぱいタレが付いています。
天ぷらの上半分がえび天で下半分がかき揚げなのですが、
そのかき揚げにも海老の細切れがたくさん入っています。
ですから、感覚としては天丼1杯食べたようでした。

モスバーガーには、約30分いました。
本を読みつつ小雨になるのを待ったのですが、
その気配が全くありません……
ですから、雨の中をモスバーガーを出て先に進みます。
本来ならこのまま北上して御池通を渡りたいのですが、
釜座通には御池通を渡る横断歩道がありません。
そのため、いったん西に移動します。

モスバーガーから、御池通を西に約50m進みました。
ここで御池通は、西洞院通を交差します。

「御池西洞院」交差点南東角から、北を向いています。
西洞院通は四条通当たりではそこそこの大通りでしたが、
三条通の南に伸びる蛸薬師通以北はこの道幅です。
では御池通を北に渡りますが、雨はだんだん強くなってきました。

御池通から、西洞院通を北に向いています。
西洞院通は、このままの道幅で約1800m先で途切れます。
本当はこのまま北上したほうが御金神社に近いのですが、
今回はあくまで「釜座通編」なので、釜座通の方に向かいます。

「御池西洞院」交差点北東角のマンションで、ツツジが満開です。
実際に数えたことはないのですが、
おそらくこのツツジが京都で一番多い花です。
マンションや公園の植木や生垣によく利用されています。
ただ、2018年も5月から6月に移ってきます。
そろそろツツジの季節から、紫陽花の季節に変わります。

西洞院通から、御池通を東を向いています。
この辺は、マンションが何棟も並んでいますね。
では、ここから釜座通を目指します。

御池通沿いの歩道と車道の間には、たくさんの植木があります。
その間に紫陽花やツツジが咲いているのですが、
この辺りにはキンシバイが咲いていました。
この時期が、ちょうど盛りですね。

西洞院通から、御池通を東に約50m進みました。
ここで御池通は、釜座通と交差します。
こちらに、一見お城のような屋根を持つ建物があります。
いつも不思議に思っていたのですが、よく見るとマンションでした。

御池通から、釜座通を南に向いています。
目の前に、先ほどのモスバーガーが見えます。
約300m先に釜座通の突き当りが見えますが、
そちらが第561回ブログに出て来た大西清右衛門美術館です。

今度は御池通から、釜座通を北に向きました。
ずっと先で釜座通が突き当たっているように見えますが、
本当は二条通で筋違いになって、さらに北に続いています。
(詳細は、次回ブログ)
では、こちらを北上していきます。

第560回ブログで書いたとおり、釜座通は他の道と比べて
マンションの比率が京町家を上回る道です。
とは言え、このようにまだまだ京町家も残っています。
こちらは、洋品店ですね。
ウィンドウを覗くと、さまざまな洋服が並んでいます。

その洋品店の前で、釜座通を北に向いています。
やはり、他の道と比べてもマンションの比率が高いですね。

その間に、このお店がありました。
こういうお店の珈琲はおいしいことが多いのですが、
夕方以降でないと開かないようです。
(この時点で、午後2時)
残念ですが、この先を進みます。

こちらは、その向かい(東側)です。
路地の奥にあるのは料亭でしょうか?割烹屋でしょうか?
ただ、その北隣が更地なので路地らしくありません。
その周囲をマンションが囲みます。
ある意味、これが典型的な釜座通の風景です。

そうは言っても、この辺りにはまだまだ京町家が残っています。
あちらの町家は、「小倉工藝」という呉服の染付工房です。

その小倉工藝とお医者さんとの間に、路地が伸びています。
そして、その路地奥に朱い鳥居が見えます。

では、こちらの路地にちょっとお邪魔します。
他の路地と変わらずに、この奥は普通の民家が続きます。
このような路地奥の神社は、京都市街地ではよく見られます。
(第405回ブログを参照)

路地奥の民家に囲まれて、小さな稲荷神社がいらっしゃいます。
こちらは源正稲荷大明神ですが、沿革は不明です。
(正確なご祭神は、不明。多分、稲荷大明神か宇迦御霊神)
ただ風景が良いと言いますか路地裏独特の雰囲気があるので、
多くのブログに載っています。
個人的にも、結構お気に入りの神社です。
では、こちらにお参りします。

源正稲荷大明神の祠を背に、東を向いています。
では、こちらの路地を進み釜座通に戻ります。

路地を出て小倉工藝の前で、釜座通を北に向いています。
では、また釜座通を北上していきます。

その北側も、しばらく京町家が続きます。
また、時折こちらのようになかなか渋い建物も並びます。
たぶん、元京町家の看板建築でしょう。
格子窓と犬矢来の後が見受けられます。

その北側に、マンションと工場との間に路地がありました。
奥は撮っていませんが、路地奥に何軒か家が並んでいるようです。

その路地の前で、釜座通を北に向きました。
こちらで、釜座通は押小路と交差します。

釜座通から、押小路を東に向いています。
押小路をこのまま約300m進むと、
京都国際マンガミュージアムの前に出ます。
(第204回ブログを参照)
その位置からさらに700m東に進むと、京都市役所前に出ます。

その「押小路釜座」の辻北西角に、こちらの碑が立っています。
平安時代だった今から約1000年前、この辺一帯は東三条殿でした。
摂関政治を行った藤原氏邸宅でしたが、平安時代末に焼失しました。
ちなみに、第562回ブログに出て来た三条殿とは別の邸宅です。

釜座通から、押小路を西に向きました。
この少し先に、御金神社があります。
ここからそちらに寄り道していくのですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
続きは、次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回は、御金神社に参拝します~
スポンサーサイト