第663回 大宮通に通り抜け~五辻通東から西~その5

「五辻通」を西に進み、堀川通に出ました。
写真の通り、「五辻通」は堀川通で突き当たります。
そのため、今回は堀川通から大宮通まで
この辺りの小路や路地を西に進みます。
撮影日は、2019年5月26日日曜日午後4時半。
今回で、「五辻通」の「」が取れます。
(地図上でも、五辻通と書かれたところまで進みます)

「五辻通」から、堀川通を南に向いています。
約100m先に、第661回ブログにでてきたシュークリーム専門店の
オワフ西陣本店があります。
ですから、第661回ブログではなく今回ブログで紹介したほうが
近道で効率的でした。
まぁそのときはいったん熱中症気味でしたので、
あのタイミングで休憩する必要があったのですが……
(5月なのに、最高気温は35℃でした)

今度は「五辻通」から、堀川通を北に向きました。
では、このオフィスビル街をいったん北上します。

「五辻通」から、堀川通を約50m北上しました。
今出川通~「五辻通」間はオフィスビル街でしたが、
だんだん京町家も目立ち始めました。

その辺りで、東を向きました。
京町家との間に、お地蔵さんがいらっしゃます。
こちらにお参りして、さらに堀川通を北上します。

「五辻通」から、堀川通を約100m北上しました。
こちらに、「堀川上立売」バス停が立っています。
その約20m北に、「上立売堀川」交差点がありますが……
第481回ブログで利用した横断歩道が無くなっています。
多分、撤去されたのでしょうね。
取りあえず、「上立売堀川」交差点まで北上し続けます。

こちらは、「上立売堀川」交差点南東角のお店です。
明らかにタバコ屋さんの作りですが、
店内の内装はコーヒー豆を買ったり
コーヒーを飲んだりできるようになっていました。

同じ場所で西を向いて、上立売通上の
堀川通をまたぐ横断歩道の前に立っています。
では、こちらを渡って堀川通西側歩道に移ります。

上立売通上の堀川通を架かる横断歩道を渡りながら、
南を向いています。
4車線は京都ではそこそこ広い道幅ですが、
これでこの堀川通の半分の広さです。
その証拠に、自動車の向きが全て同じですね。

上立売通以北の中央分離帯は、細長い公園になっています。
この公園は、約800m先の鞍馬口通(紫明通)まで続きます。
(第248回ブログを参照)

さらに、堀川通を上立売通上の横断歩道を使って渡ります。
今度は上立売通の以北を眺めています。
一見するとオフィスビル街ですが、一つ通りに入れば
日蓮宗系の大きな寺院が並んでいます。

横断歩道で堀川通を渡り切り、上立売通から南に向きました。
では、ここから堀川通西側歩道を南下します。
(北に向くルートは、第481回ブログ参照)

上立売通から、堀川通西側歩道を約50m南下しました。
ガソリンスタンドの手前に、ここから西に伸びる道が見えます。

堀川通から、その道を西に向いています。
京町屋が目立つ独特の雰囲気がある通りですね。
少し北にズレていますが、他に選択肢がないので
この道を「五辻通」と比定し、ここを進んできます。

堀川通沿いのマンションと京町家の間に、
こちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
「四面大日如来」「六地蔵尊」と書かれていますが、
どちらも「町のお地蔵さん」としては珍しいですね。

そのお地蔵さんの前で、「五辻通」を西に向いています。
数年前に建っていた京町家が何軒か取り壊されて、
駐車場や空き地になっています。
そのせいか、数年前より道幅が広いように感じます。

その京町家と駐車場の間に、お地蔵さんがいらっしゃいます。
「地蔵尊」との提灯が垂れ下がっていますが、
特にお地蔵さんの名称は見当たりません。

もう少し「五辻通」を西に進みます。
「五辻通」の北側京町家の間に、こちらの表札が立っています。
15世紀半ばに、ここから北に山名宗全の邸宅が建っていました。
……と言いますか、堀川通以西はずっと山名宗全邸宅跡でした。
まぁ将軍より領地が広い大名ですから、
邸宅も第660回ブログの「花の御所」並みに大きかったのでしょう。
この山名宗全が応仁の乱の際に京都市街地の西側に陣を敷いたので、
この辺り一帯が「西陣」という地名になりました。
(応仁の乱の際の山名宗全の本陣は、今の千本釈迦堂に置かれました。
千本釈迦堂は、第648回ブログ)参照)

その表札の前で、「五辻通」を西に向きました。
堀川通から約100m西に進むと、
この「五辻通」も猪熊通で突き当たります。
その突き当りの京町家は古い本屋さんだったのですが、
もう営業されていないようです。

「五辻通」から、猪熊通を北に向いています。
もう約50m先で、上立売通と交差していますね。
(第481回ブログを参照)

今度は「五辻通」から、猪熊通を南に向きました。
右(西)側の京町家は、まだ本屋の看板が付いていますね。
約30m先に西日が差していることで
西に伸びる道があることが分かりますが、
次はあちらに向かいます。

「五辻通」から猪熊通を約30m南下して、西を向きました。
ここから西の道を「五辻通」と書かずに、五辻通と表記します。
五辻通の「」が取れた理由は、後述します。

猪熊通から、五辻通を西に歩いています。
この辺りは、あまり京町家が残っていませんね。
では、さらに五辻通を西に進みます。

猪熊通から五辻通を西に進んでいる途中で、北を向きました。
こちらに、お地蔵さんがいらっしゃいます。
延命地蔵尊は、京都市街地で最も一般的なお地蔵さんですね。

猪熊通から、五辻通を約80m進みました。
ここで、五辻通が筋違いになります。

五辻通の筋違いの辺りで、南を向きました。
実はここは四辻で、ここから先は自動車も通れない路地が続きます。
ただこの辺の路地は結構迷路状で、
うっかり入り込むと道に迷う可能性が高いですね。

その四辻で、五辻通を西に向きました。
ここから西には、京町家がまた復活しています。
ただ、ここからさらに道幅が狭くなり路地と化します。
駐車場があって軽自動車が停まっていますが、
こんな狭い道でも運転が可能なのですね。

その京町家の片隅に、京都市からの掲示板があります。
こちらに、きちんと「五辻通」の表記があります。
実は先程のお地蔵さんの脇にも同じものがあって、
そちらには「五辻通猪熊通西入」と書かれていました。
つまり猪熊通以西が五辻通と表記されているので、
この辺りから「」を取り除いて表記しています。

その京町家の前で、五辻通を西に向きました。
この先に結構大きな自動車が停まっていますが、
曲がるときとか大丈夫なのでしょうか?
五辻通は、先程の四辻から約50mで大宮通と交差します。

五辻通から、大宮通を北に向いています。
この辺りから北に、だんだん小売店舗が増えていきます。
約100m先に児童公園があって、そこで上立売通と交差します。
(第481回ブログを参照)

五辻通から、大宮通を南に向きました。
約20m先にさらに西に道が伸びていますが、
地図上の表記では、あちらから五辻通が始まります。

ここまで来た五辻通から大宮通を約20m南下し、東を向きました。
地図上の五辻通最東端に、上京消防署大宮出張所があります。
シャッターの向こうに、消防車と救急車が停まっているのでしょうね。
ただ、こちらは近日閉鎖されると看板に書いてありました。

同じ場所で、大宮通で南を向きました。
大宮通は、120m先で今出川通と交差します。

大宮通から、地図上でも五辻通を西に向いています。
ここからいよいよ本格的に五辻通散策ですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、首途八幡宮に参拝します~
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