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第731回 白峯神宮 左近の桜~上京桜散策~その1

2020年も、桜が満開となりました。
……と言うことなのですが、
2020年はコロナウィルスによる肺炎が世界的に大流行しています。
先週末の2020年3月29日日曜日も、東京都や大阪府で
「不要不急以外は外出しないでしてください」と要請があって、
花見も日本全国的に自粛ムードが漂っています。
大阪府の隣の京都府は現状「自粛要請」はありませんが、
大勢の方々が1カ所に集まる花見が2020年はほとんど見られません。

こういう状況ではあるのですが、
自分は2020年3月29日日曜日に「桜散策」を敢行しました。
おそらく近日中に写真撮影は厳しくなるでしょうが、
少なくとも今回撮影した写真が残っているうちは
「京の道 今日の道」は継続します。


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京都駅北側市バスターミナルで9系市バスに乗って、
「堀川今出川」バス停で降りました。
今回は、この近くにいらっしゃる白峯神宮にお邪魔します。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午前11時半。
全国的には雨や雪が降りましたが、京都は晴れました。


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今まで乗っていた9系市バスが、堀川通を北上します。
9系市バスは堀川通最北端まで進み、御薗橋付近を通過します。


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北行きの「堀川今出川」バス停から、堀川通を南に向きました。
では、ここを南下します。


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「堀川今出川」バス停から、約50m南下しました。
ここで堀川通は、今出川通と交差します。


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「堀川今出川」交差点で、東を向いています。
次は、この長い横断歩道を東に進みます。
堀川通は、道幅約50mと京都市街地でも屈指の太い道です。
向かい(東)側歩道が、遠くに見えますね。


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その横断歩道を渡って、今出川通から堀川通を南に向きました。
堀川通と東堀川通との間に、桜並木が続きます。
この桜並木は、二条城に近い御池通へと至ります。


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堀川通から、今出川通を東に向いています。
今出川通も十分に大路なのですが、
堀川通が太いので少々狭く感じます。


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堀川通から、今出川通を約50m東に進みました。
目の前に、東行きの「堀川今出川」バス停が立っていますね。


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東行きの「堀川今出川」バス停から、今出川通を東に向きました。
この少し先に、神社への入り口が見えます。


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こちらが、その神社白峯神宮です。
今回ブログのメインですね。
では、こちらの鳥居をくぐります。


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白峯神宮の鳥居をくぐり、北を向いています。
では、この楼門をくぐり白峯神宮境内に入っていきます。


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白峯神宮楼門をくぐり境内に入ると、
すぐ正面(北側)に白峯神宮拝殿が建っています。
「左近の桜」が、満開ですね。
拝殿の北側に本殿がいらっしゃいますが、
そちらには後から参ります。


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先程の位置で、右(東)を向きました。
こちらに、白峯神宮の手水舎があります。
この手水舎は「飛鳥井」と呼ばれる地下水で、
「西陣7名水」のうちの一つです。
ただコロナウィルス蔓延の影響で、
全国的に手水舎の使用は自粛されています。


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白峯神宮手水舎の東側に、オガタマノキが自生しています。
樹齢約800年のこの木は京都市天然記念物に指定されており、
現在使用されている1円硬貨のデザインのモデルでもあります。


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白峯神宮手水舎の前で、境内を西に向きました。
白峯神宮南西角に、白峯神宮社務所が建っています。


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白峯神宮社務所の前で、北を向きました。
白峯神宮拝殿の西側に、蹴鞠場が広がっています。
この白峯神宮は、「蹴鞠の神様」として知られてています。
第661回ブログではここで蹴鞠が行われていました。


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白峯神宮北東角(手水舎の前)に移り、北を向きました。
こちら側には、数多の末社が並んでいます。
次は、そちらに向かいます。


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こちらは、その最南端の地主社です。
精大明神・柊大明神・今宮大明神・白峯大明神が、ご祭神です。
こちらは蹴鞠から大きく解釈して、
スポーツ全般の信仰を集めています。


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地主社の前で、白峯神宮境内を北に向いています。
さらに、こちらを進んでいきます。


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地主社の北隣に、崇徳上皇の歌碑が立っています。
なかなか怨みのこもった辞世の句ですが、
小倉百人一首にも掲載されていますね。


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さらに北側に、伴緒社がいらっしゃいます。
ご祭神は、源為義源為朝父子です。
保元の乱で崇徳上皇方に付いて、敗戦した武将です。


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さらにさらに北隣に、こちらの潜龍社がいらっしゃいます。
こちらにあった井戸がご祭神です。


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潜龍社の北側に、油小路へ出る出口があります。
第662回ブログではここから「五辻通」に戻りました。


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その入り口前で、白峯神宮境内を南に向いています。
ではこちらを南下して、白峯神宮本殿に向かいます。


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先程の位置から、白峯神宮境内を約50m南下しました。
こちらから西に向かい、白峯本殿の正面に向かいます。


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こちらが、白峯神宮本殿です。
第662回ブログでは本殿前にたくさんの修学旅行生がいらして
写真撮影に時間がかかりましたが、
この日(2020年3月29日)は誰もいらっしゃいませんでした。

白峯神宮の詳細は478回ブログに書きましたが、
ご祭神は保元の乱で敗戦した崇徳上皇と淳仁天皇で、
孝明天皇の遺志を明治天皇が引き継いで建立されました。
ただ元々崇徳上皇の趣味が蹴鞠で、
近年は「サッカーの神様」「スポーツの神様」とも考えられ、
プロを含めたスポーツ選手の信仰を集めています。


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こちらは、本殿脇のタオルマフラー奉納所です。
サッカーなどで、自分が支持するチームの紋章や色が付いた
タオル地のマフラーを振り回して応援します。
暑いときはタオルになり、寒いときはマフラーになります。
自分も京都サンガのタオルマフラーを数本持っています。

ただこちらを見てみると、第662回ブログ以降で
新たに奉納されたものはありません。
逆に、数本減少していますね。


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白峯神宮本殿に背を向け、南を向きました。
ここから、白峯神宮拝殿の南側に回り込みます。


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白峯神宮拝殿の南側に回り込みました。
脇に咲いている「左近の桜」が、満開ですね。
では、こちらから白峯神宮を出ます。


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白峯神宮の前から、今出川通を西に向いています。
目の前に、「堀川今出川」バス停が立っています。
では、こちらへ向かっていきます。


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「堀川今出川」バス停の前で、今出川通を西に向いています。
さらに、西に進んでいきます。


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「堀川今出川」バス停から、今出川通を約50m西に進みました。
ここで今出川通は、堀川通と交差します。


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今出川通から、堀川通を北に向いています。
次は、そちらへ進みます。


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今出川通から、堀川通を約100m北上しました。
こちらに、洋菓子店のオアフ西陣本店が入っています。


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オアフ 本店では、自分以外には1組だけいらっしゃいました。
自分は、その方々と反対側の店内表側に座りました。
こちらで、名物のシュークリームと紅茶を頂きました。


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こちらが、オアフ目物のシュークリームです。
シューの中にはカスタードクリームの上に、
生クリームが乗っています。
上の部分にクリームを塗りつつ戴きます。


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オアフには、約10分だけいました。
オアフの店頭で、堀川通を南に向いています。
では、こちらからまた「堀川今出川」交差点を目指します。


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オアフ 本店から「堀川今出川」交差点に戻り、
堀川通から今出川通を西に向きました。
ここからさらに西陣を西に進むのですが、それは次回とします。
今回は、ここまでです。

~次回は、首途八幡宮と桜井公園に向かいます~

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第732回 首途八幡宮 満開の桜~上京桜散策~その2

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「堀川今出川」交差点北東角で、西を向いています。
今回はこのまま堀川通を越えて今出川通を西に進み、
智恵光院通の首途(かどで)八幡宮に向かいます。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後0時15分。
桜が咲いている割には、寒い晴れの日でした。


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「堀川今出川」交差点北東角から北西角に
横断歩道を渡る途中で、堀川通を北に向きました。
堀川通は京都屈指の大通りで、中央分離帯が花壇になっています。


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今度は同じ位置で、堀川通を南に向いています。
堀川通が京都屈指の大通りなのは、
地下に暗渠化された「堀川」が流れているからですが、
今出川通以南の堀川通はその「堀川」が地上に出てきます。
その「堀川」沿いに続く桜並木も、
この日(2020年3月29日)が満開でした。


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「堀川今出川」交差点北西角に渡ってきました。
こちらに鶴屋吉信本店直営のカフェがありますが、
自分の予算の都合で素通りします。


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堀川通から、今出川通を西に向いています。
この辺りはマンションと雑居ビルが多く立ち並びますが、
右(北)側に京町家の大きな商家が建っています。


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こちらが、その大きな商家です。
京菓子の老舗で最大手鶴屋吉信の本店です。
この辺は地理的な理由で老舗京菓子屋が多いのですが、
それはずっと後の回で説明します。


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鶴屋吉信本店前から、今出川通を西に進んでいます。
取りあえずこちらのお地蔵さんにお参りして、
さらに今出川通を西に進んでいきます。


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そのお地蔵さんの前で、今出川通を西に向いています。
この先に何本か右(北)に伸びる路地が見えますが、
今出川通以北の路地はとても複雑で迷路状ですね。


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堀川通から、今出川通を西に約100m進みました。
ここで今出川通は、猪熊通と交差します。
猪熊通は今出川通1本南の元誓願寺通で突き当たりますが、
この今出川通以北でまた復活します。


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猪熊通から、今出川通を西に向いています。
約70m先に、黒門通との交差点が見えますね。


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今出川通から、黒門通を南に向いています。
黒門通は二条城以北で復活する道ですが、
この辺りはまるで路地のように狭い道幅ですね。


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今出川通から、黒門通を北に向きました。
黒門通は狭い路地に変わり、さらに迷路状になります。
そして約150m先で、五辻通と交差します。(第663回ブログを参照)


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黒門通から、今出川通を西に向いています。
目の前に、西行きの「今出川大宮」バス停が立っていますね。
取りあえず、その辺りまで進みます。


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その「今出川大宮」バス停の前に、こちらが建っていました。
京都市考古資料館は、京都市内の発掘作業を行う京都市の施設です。
京都市内は、建築作業中に多くの遺跡が発見されます。
(ある意味、京都市街地全体が遺跡と言えます)
ですから、京都市内には無くてはならない施設と言えます。
博物館ではありませんのでそれほど多くの展示はありませんが、
学生時代自分はここで縄文土器と弥生土器の違いを学びました。


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京都市考古資料館の前から、今出川通を西に向いています。
約50m先に、大宮通との交差点の信号が見えます。

織田信長のお墓が立っていた阿弥陀寺は、元々この辺りでした。
ですからこの辺りを掘り返すと、
織田信長のご遺体が出て来られるかもしれません。


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今出川通から、大宮通を南に向いています。
大宮通は四条通以南がそこそこの大通りですが、
(第26回ブログ参照)
二条城北側の竹屋町通~今出川通間は、とても狭い小路です。


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今度は今出川通から、大宮通を北に向きました。
ここからだんだん大宮通の道幅は、広くなります。
またここからいくつかの商店街を形成するので、
大宮通はここから北上するほど賑やかな通りになります。


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大宮通から、今出川通を西に向いています。
さらに、こちらを進みます。


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大宮通から今出川通を西に進む途中で、
こちらのパン屋さんがありました。
なかなかおいしそうなお店ですが、実は結構有名なお店です。
大宮通~千本通間の今出川通沿いには、
おいしい有名なパン屋さんがたくさんあります。


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大宮通から、今出川通を約150m西に進みました。
ここで今出川通は、智恵光院通と交差します。


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智恵光院通から、今出川通を西に向いています。
このまま今出川通を西に進むと、約400m先で千本通と交差します。
そちらはそちらで、桜の名所ですね。


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今出川通から、智恵光院通を南に向いています。
ここから約150m進むと、笹屋町通と交差します。
(第354回ブログを参照)


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今度は、今出川通から智恵光院通を北に向きました。
約30m先に、桜並木の一部が見えます。
その辺りが、今回と次回ブログのメインです。
次は今出川通から、智恵光院通を北上します。


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今出川通から、智恵光院通を約30m北上しました。
先程の桜並木はこちらの北隣の公園のものですが、
こちらの首途(かどで)八幡宮も、桜で有名な神社です。


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首途八幡宮の石製鳥居をくぐり、西を向いています。
八幡宮の本殿はこの西へと続く参道の先なのですが、
その参道の左(北)側の花桃が満開ですね。
ちなみにその北側の仕切りの先は北隣の公園で、
ここからでもその公園の桜並木が見えます。


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こちらが、その花桃です。紅白の花びらが、きれいですね。
その右(東)側の石碑は、こちらの神社の由来に関わります。

こちらの神社は平安時代からありますが、
平安時代末期に源義経が岩手県の平泉に逃亡する際に、
旅路の安全をこちらで祈願しました。
それが、首途(かどで)八幡宮という名称の由来です。


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その西側も、紅い花桃が満開でした。
桃と桜の満開時期がどちらも4月上旬と近いので、
この時期は両方の花を堪能できますね。


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約50mの参道を西に進み、首途八幡宮参道の西端に辿り着きました。
この先(西側)に、首途八幡宮の本殿がいらっしゃいます。
ちなみに門扉の鳩のレリーフは、八幡神(応神天皇)の神使です。


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首途八幡宮境内入ると、こちらも手水舎が使用禁止でした。
桜の木の脇に、末社の弁財天社がいらっしゃいます。
次は、こちらにお参りしました。


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弁財天社の左(南)に、首途八幡宮本殿へと続く山道が伸びています。
山道が2本伸びていますが、どちらも本殿に辿り着きます。


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その石段の山道の頂上に、首途八幡宮の本殿がいらっしゃいます。
「小山の上の神社」は古墳を護る稲荷神社が多いのですが、
こちらはどうなんでしょうか?

首途八幡宮は、平安京が遷都された
794年ごろからここにいらっしゃいます。
尤も当時は「内野八幡宮」と呼ばれていました。
現在の「首途八幡宮」の名称は、
先述した源義経の故事から改名されたものです。
ご祭神は、神功皇后と応神天皇母子です。
(首途八幡宮の沿革は、第664回ブログ参照)


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首途八幡宮本殿脇に、社務所が併設されています。
この日(2020年3月29日)は日曜日でしたが、
社務所には誰もいらっしゃいませんでした。


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首途八幡宮本殿を背に、東を向いています。
では、こちらの石段を下りていきます。


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首途八幡宮本殿がいらっしゃる小山を下りてきました。
満開の桜の木越しに、一軒家が見えます。
おそらく、こちらの神主さんが居住されているのでしょうね。


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本殿がいらっしゃる小山を下り、
首途八幡宮境内を東に向いています。
では石製鳥居をくぐり、目の前の参道を東に進みます。


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先程の位置から、首途八幡宮参道を約50m東に進みました。
ではこのまま首途八幡宮を出て、智恵光院通に戻ります。


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首途八幡宮を出て、智恵光院通の向かい(東)側に向いています。
こちらは京都市立西陣中央小学校ですが、
この日(2020年3月29日)は運動場の桜が満開でした。


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首途八幡宮の前で、智恵光院通を北に向きました。
首途八幡宮の北隣にある桜並木が、満開ですね。


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こちらが、首途八幡宮の北隣にある桜井公園です。
中では、家族連れの地元民が数組散策されていました。
ここからこちらにも散策していくのですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、この桜井公園を散策します~

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第733回 満開の桜井公園~上京桜散策~その3

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こちらは、前回ブログでお邪魔した首途八幡宮北隣の児童公園です。
今回は、智恵光院通沿いの今出川通を約40m北上した場所にある
桜並木が満開の桜井公園を散策します。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後0時45分。
まだまだこの日は、地元民が公園で遊んでいました。


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桜井公園内に入り、西に向いています。
桜井公園は、東西に細長い敷地にあります。
前回ブログの首途八幡宮も東西に細長かったですが、
元はこの桜井公園も首途八幡宮境内の一部だったのでしょうね。


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智恵光院通から、桜井公園内を西に約10m進みました。
桜井公園の東側には、このように桜並木に囲まれます。
この辺は、もうすっかり満開ですね。


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智恵光院通から、桜井公園内を西に約30m進みました。
公園のほぼ中央の桜はソメイヨシノではないのか、
まだまだツボミでした。



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さらに桜井公園を西に進むと、桜以外の花々が咲いていました。
花壇の椿とチューリップが満開ですね。
その背後(北側)の駐車場の向こうに京町家の2Fが見えますが、
おそらく鶏鍋屋さんの鳥岩楼のお座敷ですね。


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さらに桜井公園内を西に進みます。
向こうの塀にカギの付いた扉があって、
そこを開けると五辻通から伸びる路地に通じています。
手前の岩で囲まれた部分に、井戸がありますね。


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こちらが、その岩に囲まれた井戸です。
「西陣7名水」の一つ「桜井」で、この公園の名称の由来です。
昨年(2019年)こちらを訪れたときは水は涸れていましたが、
この日(2020年3月29日)は水を滔々と湛えていました。


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「桜井」の前で、桜井公園内を東に向きました。
「桜井」から、東に小川が伸びていますね。
その小川に沿って桜並木が続きますが、
周囲には地元の方々の家族連れが
たくさんいらっしゃいますね。


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「桜井」から約10m東に戻ると、小川に架かる石橋が見えます。
先程は石橋を渡らないルートを進みましたが、
今度はこの石橋を渡ってそちら側の道を東に進みます。


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先程の石橋から、桜井公園内を東に約20m進みました。
この辺の桜並木は、まだまだツボミですね。
この辺りも第664回ブログでは小川の水は涸れていましまたが、
この日(2020年3月29日)は滔々と水を湛えています。


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その辺りから、桜井公園内の東に向いています。
桜井公園の東側と言いますか、藤棚付近の桜並木はどこも満開です。
……一部満開どころか、葉桜ですね。


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桜井公園内の藤棚から、桜井公園を東に向いています。
やはり、この辺の桜がいちばん咲いていました。
おそらくこの辺りがいちばん日が当たるのでしょうね。
「桜井」から流れ出た小川ですが、
この辺りまで来ると水が涸れてしまいます。
では、涸れた小川の飛び石からさらに東に進みます。


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涸れた小川の飛び石を渡り、桜井公園を東に向いています。
ではこの葉桜交じりの桜並木を通り抜け、
桜井公園を出て智恵光院通に戻ります。


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桜井公園を出て、智恵光院通を北に向いています。
次は、こちらを北上します。


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桜井公園から、智恵光院通を約50m北上しました。
ここで智恵光院通は、五辻通と交差します。


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「五辻智恵光院」交差点南西角に理髪店があるのですが、
その敷地内にこちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
ちょっと立派なお地蔵さんですね。
ではこちらにお参りして、次に進みます。


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五辻通から、智恵光院通を北に向いています。
約30m先に本隆寺の東門があるのですが、
現在その門が修復中のため閉鎖されています。
ですから、本隆寺には五辻通から入ります。


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今度は智恵光院通から、五辻通を東に向きました。
五辻通は約150m先の大宮通で突き当たります。
第664回ブログではその大宮通からこちらに向かっていました。


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さらに智恵光院通から、五辻通を西に向きました。
次は、こちらを進んでいきます。


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智恵光院通から、五辻通を約20m西に進みました。
こちらに、先述の鶏鍋屋さんの鳥岩楼があります。
更新日(2020年4月10日)段階では不明ですが、
この日(2020年3月29日)段階ではまだ開店していました。


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実は京都市街地では、2020年3月段階では
飲食店の大半が開店していました。
全国的に学校が休校になった2020年3月上旬でも
各店舗はまだ半分くらいはお客さんが来ていました。
それが3月下旬ごろから、
コロナウィルスによる肺炎を発症させた方が京都市内でも急増し、
4月に入ってからは多くの店舗が閉店しています。
この日(2020年3月29日)は、
まだギリギリこういうお店が開いていました。
(この段階で開店しているかは、不明です。
この店は独自サイトを作っておらず、ウチからも遠いので)

こちらのお店は夜は鶏鍋のメニュー一択なのですが、
昼はこちらの親子丼一択です。
親子丼に、沢庵と鶏がらスープが付いています。


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こちらが、鳥岩楼の親子丼です。
煮込まれた鶏肉に卵が絡まっており、
仕上げにウズラの生卵が乗っています。


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鳥岩楼の親子丼を約10分で頂きました。
こちらの親子丼は小振りに見えますが、
実はそこそこ量もあってこれで満腹になります。


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降り岩楼を出て、五辻通を西に向きました。
すぐ前に、法華宗真門流総本山本隆寺が建っています。
本隆寺は次の目的地ですが、
ちょうど切りがいいので今回はここまでです。

~次回は、本隆寺の満開の桜を堪能します~

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第734回 桜満開の本隆寺~上京桜散策~その4

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前回ブログでお邪魔した鳥岩楼の前で、五辻通を西に向きました。
右(北)側に、法華宗真門流総本山本隆寺の五辻門が見えます。
今回は、こちらの本隆寺の満開の桜を堪能します。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後1時半。
京都市上京区には、日蓮宗(法華宗)寺院の桜の名所が多いですね。


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こちらが、法華宗真門流総本山本隆寺五辻門です。
こちらの門は通常閉じられていますが、
その脇から本隆寺に出入りできます。
また自動車の出入りが可能なのがこの門だけのため、
この門の背後に大きな駐車場と駐輪場があります。


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本隆寺五辻門を背に、本隆寺境内を北に向いています。
大きな駐車場越しに本隆寺本堂が建っていますが、
この度本隆寺本堂と祖師堂が重要文化財に指定されたために、
この本堂は現在修復中で、中には入れません……
(初めて訪れた第482回ブログ時点で修復は始まっていました)


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本隆寺本堂前で、左(西)を向いています。
では、こちらから時計回りに1周します。


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本隆寺本堂から境内を西へ進むと、末社で突き当たります。
こちらは三十番神で、妙見宮などと共に
日蓮酒(法華宗)寺院には多くいらっしゃいますね。


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本隆寺三十番神の前で、境内を北に向いています。
本隆寺境内の桜は、東側と西側に集中します。
では、こちらを祖師堂まで北上します。


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こちらが、本隆寺祖師堂です。
こちらを開山された日真が祀られています。
こちらも、本堂と並び重要文化財に指定されています。
もともと「真門流」は、「日真門流」と呼ばれていました。

生前の日蓮は鎌倉幕府執権北条時宗
元寇の戦後処理を巡り対立したことで、
日蓮は流罪の上鎌倉・京都での日蓮宗布教も禁じられました。
北条時宗の死後、日蓮の孫弟子日像らの尽力で
徐々に日蓮宗(法華宗)が京都でも布教が許されました。
ただし突然の京都市街地での布教は許されず、
郊外に位置する深草(現在の伏見区深草)の宝塔寺に拠点を築き、
さらに現在の京都市上京区周辺(つまり京都御苑の北側)に
次々と日蓮宗寺院が建てられました。

この本隆寺は、室町時代に日真が対立した
他の日蓮宗寺院から独立した際に建立した寺院です。
天文の法難ではこちらは焼失しましたが、
再建された江戸時代以降何度かあった大火事も類焼せず、
全く火災で被災しなかったことから、
本隆寺を「焼けずの寺」と呼ぶ方もいらっしゃいます。


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本隆寺祖師堂の前に、「夜泣き止めの松」が立っています。
文字通り夜泣きに対してご利益があるのですが、
詳細は第482回ブログを参照してください。


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本隆寺祖師堂の前で、今度は西を向きました。
このまま進むと本隆寺西門があり、浄福寺通に出ることができます。
その手前の桜も、もう満開ですね。


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本隆寺祖師堂の西側で、北を向きました。
こちらを進むと、本隆寺境内の北側に回り込めます。
この角度なら、本隆寺塔頭寺院の玉峰寺に建っている
ストゥーパ状の屋根が大きく見えます。


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先程の小径を北上して、本隆寺境内は北西端で東を向きました。
ここから本隆寺祖師堂の裏(北)側が見えて、
さらに東のトンネルを抜けると、
本隆寺修復工事現場をくぐり抜けて、境内の東側に回り込めます。


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先程の位置から本隆寺境内を東に約10m進み、南を向きました。
こちらは、本隆寺祖師堂の真裏に当たります。
では、こちら側からもお参りして先に進みます。


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本隆寺の裏側で、また境内を東に向きました。
さらにこちらのトンネルを抜けて、
本隆寺境内の北東端に向かいます。


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本隆寺境内の北東端まで進み、北を向きました。
目の前には事務所と言いますか信徒のための施設がありますが、
その左(西)側には修復工事の作業員のための建物も建っています。
この日(2020年3月29日)は日曜日だったので、
どちらにも人の姿はありませんでした。


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今度は本隆寺北東端で、境内を南に向きました。
修復中の本堂と小さな寺院との間で、大きな桜の木が満開です。


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こちらは、非公開寺院の慶成院です。
日蓮宗(法華宗)系の寺院は通常本山と末寺の立場を対等にするため、
本山と塔頭寺院の関係を解消しています。
ですから、恐らくですがこちらは本隆寺の塔頭寺院ではないです。


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さらに慶成院の南隣に、非公開寺院の宣妙院が建っています。
こちらの軒先の桜の木が、かなり立派ですね。


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さらにさらに宣妙院の南隣は、本隆寺東門です。
第482回ブログではこちらから出入りしていましたが、
第665回ブログの辺りからこの門は閉鎖されています。


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本隆寺東門の前で、西を向いています。
これで、本隆寺境内を1周したことになります。
ここからそのまま西に進み、本隆寺本堂前に戻ります。


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修復中の本隆寺本堂の前で、南に向いています。
駐車場を通り抜け本隆寺五辻門から本隆寺を出ますが、
ちょうど切りがいいので、今回はここまでです。

~次回は、本隆寺の北隣の雨宝院を散策します~

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第735回 雨宝院はまだつぼみ~上京桜散策~その5

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修復中の法華宗真門流総本山本隆寺本堂の前から、
南を向くと駐車場越しに本隆寺五辻門が見えます。
今回はこの門南側の五辻通から智恵光院通経由で迂回し、
本隆寺北隣の真言宗北向山雨宝院にお邪魔します。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後2時。
この日は快晴でしたが、肌寒い日でした。


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本隆寺五辻門をくぐり、五辻通に出て東に向きました。
右(南)側に、第733回ブログでお邪魔した鳥岩楼が見えますね。
この時点で午後2時ですから、そろそろ昼営業は終わりです。


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本隆寺五辻門前から、五辻通を約50m東に進みました。
ここで五辻通は、智恵光院通と交差します。


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今度は五辻通から、智恵光院通を北に向きました。
では、こちらを北上していきます。


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五辻通から、智恵光院通を約40m北上しました。
左(西)側に、寺院の山門が見えますね。


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こちらが、その山門です。
本隆寺西門ですが、修復中のため出入りできません。
ただ、門越しに大きな桜の木が見えますね。
(前回ブログでは、反対側からこの門を見ていました)


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本隆寺西門前から、智恵光院通を北に向いています。
左(西)側には前回ブログの宣妙院と慶成院が並んでいるはずですが、
ここから見たら普通の住宅ですね。


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その辺りで、智恵光院通の反対(東)側歩道を見ています。
古いカメラ屋さんの脇に、お地蔵さんがいらっしゃいます。
そちらにお参りして、先を進みます。


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本隆寺脇の智恵光院通を北上しています。
この辺りの塀は、渉成園のものとちょっと似ていますね。
(第401回ブログを参照)


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五辻通から、智恵光院通を約110m北上しました。
ここで智恵光院通は、上立売通と交差します。
智恵光院通は約300m先の寺之内通で突き当たりますが、
ここから約50m西に筋違いで別の智恵光院通が伸びており、
上立売通から約1㎞北の北大路通(大徳寺)で突き当たります。


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智恵光院通から、上立売通を西に向いています。
左(南)側は、本隆寺の施設ですね。
次は、こちらを進んでいきます。


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智恵光院通から、上立売通を約30m西に進みました。
左(南)側は本隆寺の塀が続きますが、
右(北)側は今回ブログのメイン雨宝院の塀に変わります。


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先程の位置から上立売通を約20m西に進み、北に向きました。
こちらが、今回ブログのメイン真言宗北向山雨宝院です。
別名「西陣聖天」ですね。
では、雨宝院境内に入っていきます。


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先程の門から、雨宝院境内に入ってきました。
こちらは、桜並木が鬱蒼と群生しています。
まるで桜のジャングルなのですが、
こちらの桜はソメイヨシノとは別品種です。
仁和寺の山桜や引接寺の普賢象桜と同じで、
ソメイヨシノよりも「遅咲き桜」です。
そのためこの日(2020年3月29日)の雨宝院の桜は、
まだ開花していませんでした。
今回ブログの更新日(2020年4月15日)なら開花しているのですが、
2020年のご時世の関係で遠出が厳しくなっています。
(自分は上京区民ではないので、この辺りは「遠出」になります)
ですから満開の雨宝院は、2021年以降のお楽しみです。
(本当は、京都市街地でも屈指の「桜の名所」なのですが……)


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雨宝院境内の南東端に、手水舎があります。
こちらの手水舎も井戸の水を汲んでいて、
「染殿の井」という「西陣7名水」の一つです。
第731回ブログに飛鳥井第733回ブログ桜井と同様です。


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一方、こちらは雨宝院境内の南西端です。
小さな神社が並んでいますね。
左(東)から、弁財天・十二天・瘡神が祀られています。
瘡神は疱瘡(つまり天然痘)をばら撒いたり治癒したりする神様です。
要するに、八坂神社にいらっしゃる神様と同じですね。
(それが素戔嗚尊であっても、牛頭天王であっても)
日本の疫病神は人を殺すだけでなく、疫病から守ったりもします。
ご時世だけに、こういう神様には特に念入りにお参りしました。


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瘡神社の北側に、雨宝院観音堂が建っています。
こちらには、大きな千手観音像がいらっしゃいます。
雰囲気的に、広隆寺霊宝殿にいらっしゃる千手観音像と似ています。
大きさと言いますか、迫力と言いますか……
ただどちらも撮影禁止なので、写真はありません。


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雨宝院境内で、観音堂を背に東を向きました。
雨宝院境内の東側にお堂が続きますので、次はそちらを散策します。


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先程の染殿の井の北隣に、寶(宝)稲荷がらっしゃいます。
一応朱い鳥居が立っていますが、どう見ても仏教式のお堂ですね。
次は、こちらにお参りします。


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寶稲荷大明神の前から、雨宝院境内を北に向いています。
愛染明王堂など、密教に関わりが深い仏様が並ばれています。


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愛染明王の北隣に、雨宝院ご本尊の聖天がいらっしゃいます。
聖天とは象鼻天、歓喜天とも言いますが、頭部が象の仏様です。
ヒンドゥー教のガネーシャ神が仏教にとりえれられたものです。
正面から本堂を撮るとご本尊が写ってしまいますので、
ちょっと斜めに撮りました。
それでは、本堂にお参りして境内を北上します。


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本堂の上部に、こちらが掲げられていました。
京都市街地で、聖天(歓喜天)がご本尊の寺院が描かれています。
第483回ブログにもこちらに訪れましたが、
上の段右から5番目の嘉祥寺(深草聖天)と
8番目の神泉苑には以前訪れました。


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雨宝院本堂の北隣には、大黒天がいらっしゃいます。
こちらも仏教ではなく、日本神道の神様ですね。
密教は仏教と日本神道を曖昧にいしていますが、
真言宗寺院の雨宝院はその典型ですね。
では、こちらにもお参りしていきます。


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大黒天堂の北側に庚申堂があって、最北端に大師堂があります。
弘法大師つまり空海が祀られています。
さらに、その左(西)に寺務所が建っています。
この日(2020年3月29日)は日曜日だからか、
寺務所には誰もいらっしゃいませんでした。


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雨宝院大堂前から、境内を南西に向いています。
こちらから、雨宝院境内中央に向かいます。
そう言えば、以前雨宝院境内中央にこんな看板がありました。
「プロのカメラマンが、モデルを連れて三脚で撮影するのは禁止」
第483回ブログ訪問時にこちらの住職に尋ねてみると、
本当にあった大変困った事例だったとのことです。
(桜の木の根が、とても傷んだそうです)


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雨宝院境内中央から、西を向いています。
では、雨宝院を出て西側の智恵光院通に出ます。


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西側の智恵光院通に出て振り返り、
真言宗北向山雨宝院に向いています。
実は、こちらの方が雨宝院の正門です。


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雨宝院正門から、西側の智恵光院通を北に向いています。
先程の智恵光院通は大通りでしたが、
この智恵光院通はこのくらいの道幅しかありません。
ただ先程の智恵光院通は上立売通から
約200m北の寺之内通で突き当たりますが、
こちらの智恵光院通は約1㎞北の北大路で突き当たります。
(大徳寺の塀で、突き当たります)


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今度は雨宝院正門から、西側の智恵光院を南に向きました。
こちらは、約30m先で上立売通で突き当たります。


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雨宝院正門から、西側の智恵光院通を約30m南下しました。
法華宗真門流本隆寺の塀越しに、
玉峯院に立つ黄金のストゥーパが目立ちますね。


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西側の智恵光院通から、上立売通を西に向いています。
この辺りは西陣織の職人街大黒町なのですが、
だいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、その大黒町の桜並木を散策します~

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第736回 大黒町の枝垂桜~上京桜散策~その6

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前回ブログで真言宗北向山雨宝院に参拝し、
西側の智恵光院通から上立売通を西に向いています。
左(南)側に第734回ブログで訪れた本隆寺の塀が伸びており、
背後(東側)に、雨宝院が建っています。
今回はこの智恵光院通から約50m西に伸びる浄福寺通を北上し、
大黒町に広がる京町家の街並みを散策します。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後2時15分。
この日は日曜日だったので、織機の音がしませんでした。


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西側の智恵光院通から、上立売通を約30m西に進みました。
ちょうど先程写っていた公衆便所の裏に回り込んだところです。


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先程の位置で、上立売通から北を向いています。
一見するときれいな住宅街ですが、
後述しますがこちらは西陣織の工房です。
先ずはこちらを約10m北上し、目の前の小さな神社にお参りします。


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こちらが、その岩上神社です。第484回ブログ以来の参拝ですね。
ご神体の大岩は元々「二条堀川」交差点付近にいらしたのですが、
二条城築城の際現在の中山神社の位置に移られました。
と言いますか、こちらの大岩が中山神社の元々のご神体でした。
中山神社前が「岩上通」なのは、その名残です。
ご神体が移転されたのは江戸時代初期で、
今から約100年前に祠が立てられて神社化しました。
(江戸時代、この辺りには大きな寺院が建っていました。
こちらのご神体は、そちらに奉納されていました)


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その岩上神社の前で、南に向きました。
ではまた上立売通に戻ります。


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岩上神社から上立売通に戻り、西を向いています。
この少し先で、上立売通は浄福寺通と交差しています。


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上立売通から、浄福寺通を南に向いています。
左(東)側に第734回ブログで訪れた本隆寺の塀が伸びていますが、
約50m先にも本隆寺西門があります。
ちょうど桜の木が満開でしたね。
また300m先に、「今出川浄福寺」バス停が立っています。


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ちょうどバスケットボールで遊んでおられる親子がいらしたので、
(取材日は、2020年3月29日日曜日でした)
浄福寺通から約10m西にズレて上立売通を西に向きました。
このまま西に進むと、第485回ブログと同じコースですね。



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さらに、上立売通から浄福寺通を北に向きました。
左(西)側に自動販売機が並んでいるのは、
この辻の北西角がタバコ屋さんだからです。
浄福寺通は上立売通以北が石畳の道です。
ここから寺之内通までの浄福寺通を、特に「大黒町」と呼びます。
堀川通以西の上京区内は「西陣」と呼ばれ、
西陣織の一大生産地ですが、
この大黒町には西陣織の工房が特に集中します。
では、第484回ブログ以来の大黒町散策を始めます。


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上立売通から、浄福寺通を約10m北上しました。
では、京町家脇のお地蔵さんにお参りします。
その左(南)側の枝垂桜は、この日(2020年3月29日)が満開でした。


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そのお地蔵さんの向かい(東)側の様子です。
「渡文研究院」と書かれた石碑が立っていますが、
こちらは西陣織の工房で先程の岩上神社の北側に当たります。
周囲の桜並木も、ちょうどこの日が満開でした。


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渡文研究所の向かい(西)側と言いますか、
先程のお地蔵さんと枝垂桜の北側に、織成館が建っています。
こちらは西陣織の博物館みたいな場所で、
西陣織メーカー渡文(わたぶん)の施設です。
まだ開館時間だったのですが、
この時点で上京桜散策の半分も回っていませんので、
今回は泣く泣く素通りです。


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その織成館の北側に、こちらの販売所があります。
西陣織でできた様々なグッズが、たくさん売られています。
こちらも、この時刻(午後2時20分ごろ)は開いていました。


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織成館から、浄福寺通を北に向いています。
こちらが、京都市上京区西陣大黒町の様子です。
浄福寺通は約150m先の寺之内通で突き当たりますが、
その間に建っている京町家など家屋の大半が西陣織の工房です。
平日なら夕方まで西陣織の織機の音が鳴り響くのですが、
この日(2020年3月29日)は日曜日なので
ほとんどの工房がお休みですね。


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大黒町のほぼ南半分を踏破し、北を向いています。
ここから北には桜の木々はありませんが、
古い京町家の割合が増えてきます。
この辺りは、古い京町家も新しい住宅も全て西陣織の工房です。


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さらに大黒町内(浄福寺通)を北上しています。
こちらの両脇の京町家は、どちらも西陣織の工房です。
写真中央のブリキ製の表札には、
「京都市上京区浄福寺通上立売通上る大黒町」
そう書かれていました。


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さらに、大黒町を北上しています。
こちらの京町家には、大根が描かれた表札が付いています。
もちろん八百屋さんではなく、こちらも西陣織の工房です。


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その京町家の向かい(東)側にも、こちらの京町家が建っていました。
ちょっと見ごたえのある形の京町家なのですが、
うっかり屋根の一部が見切れた写真になってしまいました。


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その京町家の一部を大写ししています。
やはり、こちらも西陣織の工房ですね。
写真右側のブリキ製の表札には
「京都市上京区浄福寺通上立売通上る大黒町」と書かれています。
明らかに、上立売通より寺之内通の方が近いのですが……


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さらにその京町家の前で、大黒町を北に向きました。
浄福寺通が寺之内通に突き当たるまで、あと50mもありません。


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こちらの京町家には、消火器のそばでばったり床几が下りています。
写真では字がはっきり写っていませんが、
消火器とばったり床几の間のプラスチック製表札には、
「京都市上京区浄福寺通寺之内通下る大黒町」と書かれていました。


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さらに大黒町を北上すると、浄福寺通は寺之内通で突き当たります。
大黒町最北端は両脇とも西陣織の工房ではなく、あられ屋さんです。
また右(東)側のお店「宋禅」は、あられを出す茶店でもあります。
(詳細は、第484回ブログ参照)


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浄福寺通から、寺之内通を西に向いています。
こちらを約100m西に進むと、称念寺が建っています。
通称「ネコ寺」で、有名ですね。


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今度は浄福寺通から、寺之内通を東に向きました。
右(南)側に、あられ屋さんの「宋禅」の正面口が見えますね。
この日(2020年3月29日)は「欠品あられの安売り日」のようで、
たくさんのお客さんがおられました。


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浄福寺通から、寺之内通を約50m東に進みました。
ここで寺之内通は、西側の智恵光院通と交差します。


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寺之内通から、西側の智恵光院通を南に向いています。
約200m先の上立売通で、こちらの智恵光院通は突き当たります。
つまり、そこが今回ブログ最初の地点ですね。


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今度は寺之内通から、西側の智恵光院通を北に向きました。
このまま北上すると約350m先で鞍馬口通と交差し、
(第249回ブログを参照)
約1㎞先で北大路と言いますか大徳寺で突き当たります。


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さらに西側の智恵光院通から、寺之内通を東に向いています。
では、こちらをそのまま東に進んでいきます。


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西側の智恵光院通から、寺之内通をさらに約50m東に進みました。
ここで寺之内通は、東側の智恵光院通とT字路を形成します。


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寺之内通から、東側の智恵光院通を南に向いています。
ここが、東側の智恵光院通の最北端です。
約350m南下すると、第732回ブログの首途八幡宮や
第733回ブログで訪れた桜井公園に辿り着きます。


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東側の智恵光院通から、寺之内通を東に向いています。
上京桜散策はこのまま小川通まで寺之内通を東に進み、
そこからまた北上する予定です。
とは言え、次回ブログでもまだまだ堀川通までしか進みません。
ですから上京桜散策は後半程桜並木が広がるのですが、
それはまだまだ先の話です。
取りあえずだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、妙蓮寺を参拝します~

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第737回 満開の妙蓮寺の桜~上京桜散策~その7

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東側と言いますか道幅が広い方の智恵光院通から、
寺之内通を東に向いています。
今回はこのまま東に進んで、本門法華宗本山妙蓮寺に向かいます。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後2時半。
ここから先の寺院は、どこも桜が満開でした。


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多少改装されていますが、この辺も京町家が点在します。
中2階の窓付近に、鍾馗さんがいらっしゃいますね。


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智恵光院通から、寺之内通を東に進んでいます。
表札を見ると、あと少しで大宮通と分かります。


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智恵光院通から、寺之内通を東に約150m進みました。
ここで寺之内通は、大宮通と交差します。


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寺之内通から、大宮通を北に向いています。
この辺りの大宮通はそれ程大通りではありませんが、
いくつかの商店街が連なっていてそれなりに賑やかです。
大宮通は、約350m北の鞍馬口通辺りからさらに大通りになります。
(第249回ブログを参照)


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今度は寺之内通から、大宮通を南に向きました。
「寺之内大宮」交差点南東角に、手作りの飴屋さんがありますね。


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「たんきり飴本舗」では原材料の砂糖や水飴も売っていますが、
こちらの名物は何といってもこの「たんきり飴」です。
(こちらでは一般的な飴も、製造販売しています)
肉桂(シナモン)や生姜(ジンジャ-)などが添加されており、
咳やたんを抑制する薬効があります。
ご時世柄ちょうどいいので、一袋買いました。(小¥200)
生姜の効いた辛めの飴もあったのですが、
こちらは肉桂と生姜控えめの甘い飴です。
この味をウチの母が気に入って、また買おうと思っています。


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たんきり飴本舗の前で大宮通を南に向き、大写ししました。
約200m先の上立売通との角に、大宮公園があります。
(第481回ブログを参照)
桜の木々がなかなか絶景な公園ですが、
夕暮れまでに最終地点に行きたいので、ここは素通りです。


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たんきり飴本舗で飴を購入した後、
大宮通から寺之内通を東に向いています。
ここから寺之内通はさらに道幅が狭くなり、
普通乗用車がやっと1台通れるくらいの道幅になります。


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大宮通から、寺之内通を東に進んでいます。
この辺りは、京町家よりもマンションが多いですね。
ずっと向こうに、桜の木々が見えます。


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大宮通から東に約150m進むと、寺之内通は猪熊通と交差します。
先程の桜の木々は、猪熊通より手前(西)側ですね。
この桜の木々が、今回ブログ取材のメインへの目印です。


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その桜の木々の前で、寺之内通から北を向きました。
こちらが、今回ブログのメイン本門法華宗妙蓮寺です。
石碑にある通り、京都で日蓮宗布教に尽力した日像の開山です。



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先程の位置から北上して山門をくぐると、
すぐにこちらの小さな桜の木が出迎えてくれます。
まだまだ若木ですが、しっかり桜の花は満開ですね。


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桜の若木の脇で、妙蓮寺境内を北に向いています。
左(西)側に本堂が見えて、右(東)側に鐘楼が見えますが、
その鐘楼は現在修復工事中で、シートが掛けられています。
先ずは、本堂の右(東)側を散策します。


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妙蓮寺本堂の東側で、境内を北に向いています。
この辺りに桜並木が続く、と言うより
妙蓮寺本堂は桜並木の中心に建っています。
(つまり妙蓮寺境内中に、桜が咲いていました)


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妙蓮寺境内で、本堂東側の石畳の道を北上しています。
この桜並木の先に、妙蓮寺の寺務所や方丈が建っています。


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妙蓮寺境内のソメイヨシノ種の桜はどれも満開でしたが、
同じ桜でも遅咲きの枝垂桜はまだ枯れ枝状態でした。
まぁ更新日の2020年4月24日ごろは満開どころか
桜の花も散っているでしょうが、
2020年のコロナウィルスによる肺炎の影響で、
妙蓮寺境内にも再訪していません。


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こちらは、妙蓮寺境内北東端の大桜です。
個人的には、この木が境内でいちばん立派な桜でした。
妙蓮寺の周囲は、小さな寺院に囲まれていますね。


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先程の道の最北端に、妙蓮寺寺務所と方丈があります。
さらに桜咲く方丈庭園も有料で拝観できるのですが、
実はこの時点で手持ちが厳しくなってきました。
(要するに、お金がありません……)
そのため、こちらには拝観せずに先に進みました。
何年かしたら、もう少しお金を持って再訪します。


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妙蓮寺事務所と方丈の前で、妙蓮寺境内を西に向きました。
本堂から方丈に架かる橋が、見えますね。
ではこの橋をくぐり、妙蓮寺境内の西側に回り込みます。


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その橋を西にくぐると、妙蓮寺境内の北西端が見えます。
こちら側も、桜並木がきれいですね。


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妙蓮寺境内北西端から、妙蓮寺本堂西側を南に向いています。
地面の砂利に、いくつか水溜りが残っています。
この日(2020年3月29日)は一日晴れでしたし、
ここ数日ずっと雨は降っていません。
では、なぜ水溜りができているのでしょうか?


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妙蓮寺境内北西端から、本堂西側を南下しています。
この辺りの桜並木もなかなかですが、
気を付けないと水溜りに足を浸けてしまいます。


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妙蓮寺境内の西側にも、小さな寺院が並びます。
ちなみに、右(西)側の塀の向こうは墓地でした。


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妙蓮寺本堂の西側に、こちらの大桜が咲き誇っていました。
枝はともかく、幹が相当太いですね。
多分樹齢が、そこそこあると思います。


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妙蓮寺本堂を反時計回りで進み、
ようやく本堂南西角に到達しました。
では、こちらから本堂南側(方面)に移動します。


737-27.jpg
こちらが、本門法華宗本山妙蓮寺本堂です。
ご時世からか、桜が満開の中誰もいらっしゃいませんでした。
ですから、こちらにゆっくりとお参りでしました。

本門法華宗とは「法華宗」の名の通り、日蓮宗の一派です。
日蓮宗はその宗旨の性質上分派が起こり易く、
こちらのような歴史ある寺院も、開山当時は日蓮宗でも
現在はその分派の宗派であることはよくあります。
ですから、こちらは日蓮宗を京都に布教することに尽力した
日像(日蓮の孫弟子に当たります)が開山した寺院です。
日像は朝廷から京都を追放された後、
深草(現在の伏見区深草)の極楽寺を日蓮宗に宗旨替えさせた後
宝塔寺と改名させて日蓮宗の京都復帰の拠点とし、
(日像の墓所は、この宝塔寺です)
朝廷に日蓮宗布教を許された後は、この妙蓮寺や
妙顕寺(上京桜散策で立ち寄ります)・立本寺を建立しました。
ですからこちらは鎌倉時代末期の14世紀初めの建立で、
室町時代の天文の乱でいったん焼き討ちされて、
「四条大宮」交差点からこちらに移ってきました。


737-28.jpg
妙蓮寺本堂にお参りして、南を向きました。
次は、左(東)側の石畳の道へと移っていきます。


737-29.jpg
先程の位置から、妙蓮寺境内を東に約30m進みました。
右(南)側に、修復工事中の鐘楼が見えますね。
つまり、これで妙蓮寺境内を1周回ったことになります。


737-30.jpg
妙蓮寺鐘楼の前で、境内を南に向きました。
向こうの山門は、先程くぐりましたね。


737-31.jpg
本門法華宗本山妙蓮寺山門を北側から見ています。
次はこの門をくぐり寺之内通をさらに東に進むのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、宝鏡寺人形展を再訪します。
前回の訪問時より、花々がきれいでした~

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第738回 宝鏡寺ふたたび~上京桜散策~その8

737-31.jpg
前回ブログの妙蓮寺境内から、三門越しに南を向いています。
今回は向こう(南)側に見える寺之内通を東に進み、
堀川通を渡った先に建っている「人形寺」宝鏡寺に訪れます。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後3時。
前回訪問時より花々ががたくさん咲いていました。


738-2.jpg
妙蓮寺境内から寺之内通に戻り、東を向いています。
約30m先に横断歩道が見えますが、
その辺りで寺之内通は猪熊通と交差します。
では、あの辺りまで東に進みます。


738-3.jpg
妙蓮寺から寺之内通を東へ約30m進み、
猪熊通から寺之内通を東に向ています。
本当は猪熊通の様子の写真も載せるべきですが、
うっかり写し忘れてそちらはありません……
この辺りの猪熊通はどんどん道幅が狭くなり、
自動車がほぼ通れない路地のようです。
次はさらに寺之内通を東に進み、堀川通に出ます。


738-4.jpg
寺之内通から、堀川通を北に向いています。
目の前に、「堀川寺之内」バス停が見えますね。
(京都駅北側市バスターミナルから、
堀川通を北上する9系市バスに乗るとこのバス停に着きます)


738-5.jpg
今度は寺之内通から、堀川通を南に向きました。
ここから約200m先に「堀川上立売」バス停があり、
(第481回ブログを参照)
約400m先に今回の散策を始めた「堀川今出川」バス停があります。
(第731回ブログを参照)


738-6.jpg
そうこうしているうちに、こちらの信号が変わりました。
では、堀川通を渡って寺之内通を東に渡ります。


738-7.jpg
堀川通を東へ渡っている途中で、寺之内通から南を向きました。
第732回ブログで今出川通を西に進む際に堀川通を北に向くと、
中央分離帯に花壇がありました。
堀川通は京都市街地屈指の広い道ですが、
上立売通~鞍馬口通(紫明通)間の中央分離帯は公園です。
この「せせらぎ公園」は紫明通で東に折れ、
(つまり、紫明通の中央分離帯の一部も公園です)
烏丸通まで続きます。(第191回ブログ参照)


738-8.jpg
堀川通を東に渡り、寺之内通を東に向いています。
目の前に、そこそこ大きな寺院が建っていますね。
次は、そちらに向かいます。


738-9.jpg
こちらがその寺院臨済宗西山宝鏡寺、通称「人形寺」ですね。
通常は非公開の門跡尼寺ですが、毎年3月に人形展が開催されます。
その間、こちらは有料の公開寺院になります。
2020年も3月1日~4月3日まで、人形展が開催されました。
このブログでも、2020年3月1日にこちらへお邪魔しました。
こちらへの訪問は、約1カ月ぶりですね。


738-10.jpg
先程の門をくぐり、宝鏡寺境内で南を向きました。
青葉が付きだしたイロハモミジを背景に石仏がいらっしゃいます。
第728回ブログでは「お地蔵さん」と紹介しましたが、
本当はこちらこそが人形塚でした。
この宝鏡寺は人形供養を行っていますが、
弔った人形をこちらに納められているようです。


738-11.jpg
先程と同じ地点で、宝鏡寺境内で北に向きました。
では、こちらの庫裏から宝鏡寺屋内に入っていきます。


738-12.jpg
第728回ブログ同様、宝鏡寺の屋内は撮影不可です。
ですから、展示されている人形はほぼ撮影不可です。
そのため、チケットとパンフレットを掲載します。
宝鏡寺は元々皇女様たちが入内する寺院であったため、
歴代天皇や皇族からの贈り物が絶えませんでした。
宝鏡寺には人形(特にひな人形)が多く残されており、
それらがこちらの寺院で展示されていました。

印象に残ったのは、「孝明さん」と呼ばれる市松人形です。
孝明天皇の趣味が市松人形の収集で、
その孝明天皇から送られた市松人形が大きく展示されていました。


738-13.jpg
パンフレットの別のページを開けて、また撮影しました。
宝鏡寺は通常非公開寺院ですが、
ひな祭り~桜のシーズンであるこの時期以外にも
秋になると人形供養と紅葉シーズンに公開されます。


738-14.jpg
宝鏡寺は屋内の撮影は不可ですが、
屋内が写らないようにすれば庭園の撮影は許可されています。
取りあえず方丈を出て、こちらを撮りました。
人形塚の背後に写っていたイロハモミジを撮りました。


738-15.jpg
こちらは、そのイロハモミジの北側です。
こちらの低木は、よく見るともう落花していますね。


738-16.jpg
さらにその北側で、椿が咲いていました。
椿と桜は、開花時期が同じですね。


738-17.jpg
こちらは、南東側庭園の一番北側です。
この辺りは枯れ枝ですが、たぶん遅咲き桜ですね。


738-18.jpg
その枯れ枝並木から、宝鏡寺境内を西に向きました。
この左右にお堂があって仏様や人形がいらっしゃいますが、
そちらにカメラを向けるのは一切不可です。
渡り廊下の先に、坪庭が見えていますね。


738-19.jpg
こちらが、その坪庭です。ちょうど椿が盛りですね。
実はこの坪庭を眺めておられる穏やかなご婦人がいらして、
ちょっとだけお話しました。
(撮影日当日はまだそこまで3蜜を気にしていませんでしたし、
互いに布マスクを着けていました)
僧衣を着こなされていたので、もしかするとご住職かもしれません。


738-20.jpg
坪庭の北東側に、こちらの庭園もありました。
築山の上のイロハモミジが見事ですね。
この庭園の西側に歴代皇女様が暮らされた部屋があって、
こちらの庭園はそちらから眺めると絶景になります。


738-21.jpg
先程の写真を撮っていたときに、
坪庭にいらしたご婦人がおっしゃるには
皇女様のお部屋からでも中を撮らない限りは撮影可能だそうです。
そこで、その部屋の中から撮りました。
こちらから撮ると、築山が正面に来ます。


738-22.jpg
宝鏡寺屋内と境内を一通り回りました。
では、この門から宝鏡寺を出ます。


738-23.jpg
……と、その前に門の屋根瓦を大写しします。
皇族の寺院ですので、菊のご紋が入っていますね。


738-24.jpg
宝鏡寺門前で、寺之内通を東に向いています。
では、まだまだ寺之内通を東に進みます。


738-25.jpg
宝鏡寺門前から、寺之内通を東に約50m進みました。
ここで寺之内通は、小川通とT字路を形成します。
(寺之内通以南の小川通は、もう少し西から伸びています)


738-26.jpg
寺之内通に突き当たる小川通最南端を撮りました。
目の前に、俵屋吉富小川店と茶道具屋さんが軒を並べます。
この近くに表千家と裏千家の施設が集中し、
この辺りは「茶道の町」と化しています。
ここからその「茶道の街並み」を進みますが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、「茶道の町」小川通と本法寺に立ち寄ります。
どちらも、ソメイヨシノが満開でした~

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第739回 小川通の本法寺~上京桜散策~その9

738-26.jpg
寺之内通と小川通とのT字路で、東を向いています。
右(南)側に俵屋吉富小川店がが建っているのは、
この辺りに茶菓子の需要があるからです。
寺之内通以北の小川通には、裏千家と表千家の拠点があります。
今回はこの小川通を散策し、
さらに小川通沿いの日蓮宗叡昌山本法寺を訪れます。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後3時半。
この辺りは、比較的多く人を見掛けました。


739-2.jpg
寺之内通から、小川通を北に向いています。
小川通は錦小路から北に伸びる道で、(第606回ブログ参照)
寺之内通で西に筋違いして北に伸びます。(第728回ブログ参照)
このまま寺之内通を約100m東に進むと看板通り妙顕寺ですが、
そちらには何回か後のブログで訪れます。


739-3.jpg
T字路の満開の桜の木の脇に、こちらが置いてありました。
小川通沿いに、元々小川(こがわ)という川が流れていました。
そしてこの寺之内通沿いに橋が架かっていたのですが、
こちらはその橋の礎石です。


739-4.jpg
寺之内通から、小川通を北向いています。
この先の小川通は、自動車も通れないほどの道幅になります。
地面も、アスファルトから石畳に変わりますね。



739-5.jpg
寺之内通から、小川通を約50m北上しました。
こちらに、表千家不審庵が建っています。
茶道の大家表千家の本拠地ですね。
予め連絡すると拝観が可能ですが、通常は非公開です。


739-6.jpg
表千家不審庵の前で、小川通を北に向いています。
右(東)側は表千家不審庵の塀で、
左(西)側はちょっと真新しい京町家が並んでいます。
茶道具や茶碗などのお店、茶道関係の方々のお宅ですね。


739-7.jpg
表千家不審庵の入り口から、小川通を約10m北上しました。
右(東)側に、表千家不審庵の裏口が見えますね。
ただし、先程の表門もこちらの裏門も一般人は出入り禁止です。


739-8.jpg
表千家不審庵の裏口から、小川通を北に向いています。
約50m先で、小川通が少し広い道幅になっています。


739-9.jpg
小川通で道幅が広くなった場所で、東を向きました。
表千家不審庵の北隣に、裏千家今日庵が建っています。
こちらは、裏千家の本拠地ですね。


739-10.jpg
裏千家今日庵の向かい(西)側も、裏千家の施設です。
割と大きな自動車が停まっていますが、
さらに西側の堀川通と繋がっているのでしょうか?


739-11.jpg
さらに、その北隣が日蓮宗叡昌山本法寺です。
京都市街地に多い桜並木が見事な日蓮宗本山の1寺です。


739-12.jpg
本法寺仁王門の前に小橋が掛かっており、
その小橋の上で南を向いています。
小川通沿いの小川(こがわ)は通常暗渠なのですが、
この辺りだけ地上に出ています。


739-13.jpg
小川(こがわ)に架かる小橋を渡り、西を向きました。
ではこの仁王門をくぐり、本法寺境内に入っていきます。


739-14.jpg
仁王門をくぐり、本法寺境内に入ってきました。
境内一帯の桜並木は、この日(2020年3月29日)が満開でした。
では、このまま本法寺境内を西に進みます。


739-15.jpg
本法寺境内の石畳の道をそのまま西に進んでいます。
本法寺境内は辺り一面桜が咲いているので、
まるで桜のドーム内にいるみたいですね。


739-16.jpg
本法寺仁王門から約50m西に進み、北に折れました。
こちらに、本法寺の末社がいらっしゃいます。
確か稲荷社だったような気がしますが、はっきり覚えていません。
日蓮宗の末社は、妙見宮・三十番社・七面宮がいらっしゃいます。


739-17.jpg
その神社お参りして、また西を向きました。
桜の花々で遮られていますが……


739-18.jpg
その桜の木々より西に進むと、多宝塔が見えてきました。
こちらは、京都府指定有形文化財に指定されています。


739-19.jpg
多宝塔の西側で、本法寺境内の石畳の道が突き当たります。
さらに西側は、砂利が散らばる広場ですね。


739-20.jpg
その広場に出て、北西に向きました。
この先に、本法寺本堂が見えますね。
右(南)側に松の木が見えますが、
本阿弥光悦が手ずから植えたもののようですが、
写真から見切れてしまいました。


739-21.jpg
では、日蓮宗叡昌山本法寺本堂にお参りします。
本法寺は、本堂の写真にも桜の木が写りますね。

日蓮宗叡昌山本法寺は、室町時代半ばの1460年日親が建立しました。
その後天文の乱で焼き討ちされて大阪府堺市に一時避難しましたが、
1587年(豊臣秀吉の時代です)にこの地に戻りました。
そのとき、本阿弥光悦が本法寺再建に尽力しました。
また長谷川等伯がこの本法寺に帰依しており、
こちらに長谷川等伯の墓所があるだけでなく、
本法寺の重要文化財の何点かがこの長谷川等伯の作品です。


739-22.jpg
本法寺本堂の前で、北を向きました。
目の前に、本法寺経堂が建っています。
こちらも、京都府指定有形文化財ですね。


739-23.jpg
本法寺本堂と経堂の間で、西を向きました。
次は、こちらを進みます。


739-24.jpg
先程の位置から、本法寺境内をさらに西に進んでいます。
目の前に、本法寺本堂と書院を結ぶ渡り廊下が見えますね。
ではこちらをくぐり、本法寺境内をさらに西に進みます。


739-25.jpg
その渡り廊下をくぐると、すぐに本法寺境内最西端に辿りつきます。
目の前の塀の向こう(西)側は桜の見える庭園で、
さらに西は堀川通ですね。(通り沿いのマンションが見えます)


739-26.jpg
先程の位置で、本法寺境内を北に向きました。
こちらは本法寺庫裏で、ここで拝観料を納めれば庭園に入れます。
ただしここで自分は所持金が底をついており、
泣く泣くここから引き返します。


739-27.jpg
……で、同じ本法寺境内の位置で東を向きました。
また、本堂と庫裏を結ぶ渡り廊下ですね。
今度はここをくぐり、本法寺本堂前に戻ります。


739-28.jpg
本法寺本堂前に、戻ってきました。
次は、本法寺多宝塔前を目指します。


739-30.jpg
本法寺多宝塔前に戻り、参道を東に向いています。
この時間帯に、急に何人かの学生さんがお参りに来られました。
「ここは京都市内だけれど、ここだけ独立した小京都に見える」
とかなんとか、おっしゃっていました。
では、本法寺仁王門から本法寺を出ます。


739-31.jpg
本法寺の前で、小川通を北に向いています。
次は、この石畳の道をまた北上します。


739-32.jpg
本法寺から、小川通を北上しています。
またこの辺りは、茶道具のお店や茶道関係者のお宅が続きますね。


739-33.jpg
小川通から、その辺の路地を東に向きました。
この辺りは、ちょっとした所に桜の木々が並んでいますね。
小川通を散策するには、やはりこの時期がいちばんです。


739-34.jpg
小川通沿いのこの施設は、おそらく裏千家絡みのものです。
こちらの桜の木も、満開ですね。


739-35.jpg
その施設の前で、小川通を北に向いています。
この辺りから小川通の道幅が広くなり、
乗用車が通れるぐらいにはなりました。


739-36.jpg
寺之内通から小川通を約250m北上すると、
小川通は上御霊前通と交差します。
(最東端が、上御霊神社の通りですね)
ここで小川通は乗用車が通れる道幅になって、
アスファルトの地面に戻ります。
次はこのまま上御霊通を堀川通まで西に進み、
水火天満宮に参拝します。
ただだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、水火天満宮に参拝します。
こちらの枝垂桜も、見事でした~

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プロフィール

ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
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宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
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One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
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こちらからお願いして、
リンクさせて
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「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
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京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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