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空豆地蔵の大黒湯(七条通)

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店名:大黒湯   業種::公衆浴場
営業時間:午後3時半~午後11時半   定休日:土曜日
浴槽:深い浴槽・浅い浴槽・薬湯・水風呂
住所:東山区七条通本町西入ル本町新6丁目216-5
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系市バスや208系市バスなど
七条通を東に進む路線に乗って約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅最寄りの「京阪七条」バス停です。
豊国神社三十三間堂などの神社仏閣のおかげで、
ここから東の七条通もだいぶ観光地化されてきました。
今回も、ウチの近所を散策して大黒湯にお邪魔します。
サウナの梅湯と並んで、自分がよく通っている公衆浴場です。


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「京阪七条」バス停前で、七条通を東に向いています。
約50m東に進むと、七条通は鞘町通と交差します。
鞘町通は約800m北上すると、宮川筋と改名します。
「七条鞘町」交差点北東角に、
ワッフルやホットケーキが美味しい喫茶店
cafe Amazonが建っています。(第149回ブログ参照)


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鞘町通から、七条通を東に向きました。
辺りは市街地ですが、ここより東に進むと
東山の斜面が始まって少しずつ上り坂となります。
また約70m先の本町通に辿り着く手前に、
「大黒湯」という看板が見えますね。


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鞘町通と本町通とのちょうど中間の七条通沿いに、
公衆浴場の「大黒湯」があります。
ちなみに、京都市東山区には約800m北の
六原裏門通沿いにも「大黒湯」という公衆浴場があります。
(第151回ブログを参照)
七条通沿いの「大黒湯」の東隣には、
最近立ち呑み屋さんが開店されています。
緊急事態宣言が開けて、こちらもまた賑わっています。


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七条通で北を向き、「大黒湯」の暖簾をくぐりました。
ここから北に、細長く店庭が伸びています。
典型的な「ウナギの寝床」(京町家の別名)ですね。
公衆浴場自体はこの店庭の奥ですが、
このうなぎの寝床と言いますか店庭には、
公衆浴場を利用する方々が自転車を駐輪されています。
そして、その手前には空豆地蔵がいらっしゃいます。


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空豆地蔵前に自転車を駐輪された方が帰られたので、
正面から空豆地蔵を撮り直しました。
京都市街地には各町内にお地蔵さんがいらして
地蔵盆が取り仕切られますが、
こちらはそういうお地蔵さんとは異なります。


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空豆地蔵の祠を大写ししました。
左手に写っているのは、木製のおりんです。
こちらのお地蔵さんに願かけをしてお祈りした後、
その願いがかなえられたら
このおりんの中に炒った空豆を供えます。


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空豆地蔵の脇から、店庭を北に向いています。
突き当りのプレハブは、お客さん用のトイレです。
左(東)側の暖簾をくぐると、大黒湯の脱衣所に繋がっています。
左(北)側が男湯で、右(南)側が女湯です。
まぁ他の場所同様にそちらの番台でお金を払って
脱衣所で服を脱いだ後お風呂場に移動します。
こちらは公衆浴場ですから、ここから先の写真はありません。

こちらの浴槽は、他の公衆浴場よりも水温が高いのが特徴です。
特に深い方の浴槽は、慣れていないとちょっと熱いかもしれません。
お勧めは、先ず薬湯に入ることです。
こちらは、深い浴槽ほど高温ではありません。
薬湯に入ることで水温に慣れつつ身体をほぐし、
数分後に深い浴槽に移動します。
すると、少々熱くても気にせずに入れます。

端午の節句(5月5日。「こどもの日」の別名)の菖蒲湯が
実施されるのは年によって異なりますが、
冬至(12月20日ごろ)の柚子湯は毎年行われます。
ただし、柚子湯は深い浴槽で行われます。
薬湯の方ではありませんので、ご注意ください。

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井上製パン

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店名:井上製パン   業種:手焼きパン屋さん
営業時間:午前7時~午後7時 定休日:日曜日・毎月第3月曜日
デリバリー:なし    喫茶スペース:なし
住所:東山区七条通鞘町東入ル日吉町221
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから、
206系や208系など七条通を東へ向かう市バスに乗って約10分。
こちらは、「京阪七条」バス停を東に向いています。
この辺りから七条通最東端の智積院辺りまで、
ここ数年で一気に観光地化されてきています。
そういう訳でこの辺りは近年飲食店が増えているわけですが、
今回はずっと以前からこの地にあるパン屋さんを紹介します。


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「京阪七条」バス停から、七条通を西に向きました。
赤いポストの前に、ラーメンの坊歩が建っています。
さらに約20m先で、七条通は川端通と交差します。
この辺りから、地下鉄となる京阪電鉄の「七条」駅へ
降りる階段がありますね。
さらに川端通以西には、鴨川に架かる七条大橋が伸びます。
その辺りが、京都市東山区と京都市下京区との区境です。


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「四条川端」交差点で、南を向いています。
横断歩道の向こうには、左(東)側のマクドナルド京阪七条店と
右(西)側の京阪電鉄「七条」駅に通じる階段が見えますね。
ではこちらを渡り、七条通南側歩道に移動します。


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横断歩道を南に渡り、川端通から七条通を東に向いています。
次は、こちらを進んでいきます。


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川端通から、七条通を東に約20m進みました。
目の前に鴨川製麺所が建っていますが、今回は素通りします。


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鴨川製麺所から、七条通をさらに約30m東に進みました。
ここで七条通は、鞘町通と交差します。
右(南)側にシャッターが閉まっているお店が見えますが、
こちらは生マッコリを出す京都で唯一の居酒屋です。
ただここ最近のコロナ騒動以来閉まったままで、
張り紙なども一切ありません。
もう店を閉じられたのでしょうか?


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鞘町通から、七条通を東に約20m進みました。
ちょうど向かい(北)側に、大黒湯が建っています。
集酉楽サカタニの東隣が、手作りパン屋さんの井上製パンです。
数年前までイノウエベーカリーという屋号だったのですが、
改装を機に屋号も変わりました。


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以前のイノウエベーカリーだったころは
どちらかと言えば食パンに特化したお店でした。
今も当時のままの食パンをこの店で購入できますが、
どちらかと言えば今はお菓子パンや焼き菓子に特化したお店です。
ですから、今回もこの4品を購入しました。


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こちらが、自分食べた2品です。
左がフィナンシェ(120円)で、右がマンゴータルト(230円)です。
フィナンシェは、バターの香りと
しっとりとした感じが堪能できます。
マンゴータルトは、多分ドーナツ生地をパン窯で焼いたものです。
マンゴージャムは丁寧に煮込まれていて、
ゴロゴロと大きな果肉が残っているので、
マンゴーの果実を生のまま齧っているかのような食感と
果肉由来の濃厚な甘みが口全体に広がります。


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さらにこちらはウチの母が食べた2品です。
左側がリンゴのプチタルト(160円)で、右側がマフィン(90円)です。
リンゴのプチタルトのタルト生地がとにかく固かったそうで、
タルト生地は固いものが好きなウチの母は満足していました。
こちらのリンゴジャムも丁寧に煮込まれているので、
果肉のゴロゴロ感と濃厚な果肉の甘味は、
先程のマンゴータルトと同じようです。
マフィンはカップケーキのような味わいで、
散りばめられたチョコチップが独特の風味を出しています。


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また、井上製パンはお惣菜パンも充実しています。
また別の日に取材して、焼きそばパン(170円)を買いました。
写真でもわかるように、中には洋葱などの野菜が
焼きそばの中に入っています。
通常この手の焼きそばパンの焼きそばは
そばだけを炒めてソースを掛けただけなのですが、
(たまに青のりや紅ショウガが入っていれば良心的なほう)
こちらの焼きそばはとても丁寧に作られています。
先程のジャムの煮込み方もそうですが、
こちらの井上製パンはパンに入る具材を
本当に1品1品丁寧に作られています。


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2020年6月9日火曜日に、さらにこちらを買いました。
ウチの近所のチロルが2020年4月末で店を閉じられたので、
こちらには最近よく通っています。
(チロルの詳細は、第684回ブログ参照)


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レジ袋の中は、230円の食パン1斤です。
焼き立てですので、透明の袋の上部は閉じていません。
その場で6枚切りにしてもらったので、
食パンの端は頼んで残していただきました。
ここが食パンのいちばんおいしい部分ですよね。


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2022年9月15日に、こちらに再訪しました。
その際、こちらを購入しました。


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今回は、230円の食パン1斤と100円のマフィン、
100円のチョコレートタルトを買いました。


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こちらが、この日のティータイムです。
パウンドケーキは自分で作りましたが、
あとは井上製パンの食パンとスイーツです。
ちょっと、アフタヌーンティーを意識してみました。


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食パンは、キュウリを入れたサンドイッチです。
以前カフェで戴いたアフタヌーンティーに
こういうものがありまして、ちょっと憧れておりました。


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そして、こちらがマフィンとチョコレートタルトです。
マフィンはバターが効いていて、しっとりした焼き上がりです。
また、井上製パンのタルトは生地が固いのが特徴です。
その分、中は柔らかいですね。

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ラーメンの坊歩

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店名:ラーメンの坊歩   業種:ラーメン店
営業時間:午前10時~午後11時半   定休日:特になし
デリバリー:なし   テイクアウト:唐揚げ&焼き豚
住所:東山区七条通川端東入ル下堀詰町236
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東に向かう市バスに乗って、約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅に近い「京阪七条」バス停です。
ここから東の七条通沿いには神社仏閣が多いこともあって、
ここ数年一気に観光地化してきた地域です。
そのため、この辺りにも急に飲食店が増えてきました。
今回も、その中の1軒にお邪魔します。


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今度は「京阪七条」バス停前で、西を向きました。
郵便ポストの前に、今回ブログのメイン
「ラーメンの坊歩」が建っています。

ラーメン店としてはちょっと変わった構造の建物ですが、
こちらは数年前まで本屋さんでした。
また書籍以外のものもいろいろ売られていた店で、
手前(東側)のショーケースは
かつてその本屋さんが煙草も売っていた名残です。
また、その本屋さんは近隣の京都国立博物館の前売り券や
果ては葉書や切手までも売っていました。


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ラーメンの坊歩の店内に、入ってみました。
自分は、いつもカウンターのいちばん奥のこの席に座ります。

こちらの席に座ると、水の代わりにこの烏龍茶が出されます。
ちなみにこの写真の左端にポットの底が写り込んでいますが、
そのポットにも水ではなく、烏龍茶が入っています。
(ポットの烏龍茶は、セルフサービスで飲み続けられます)


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注文してから、約10分経ちました。
すると、こちらがほぼ同時にやって来ました。
では調味料の下の引き出しを開けて、
割りばしを取り出しこちらを頂きます。


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先ずこちらが唐揚げです。
1人前に見えますが、これで半人前サイズです。(350円です)
つまり、1人前はこの2倍の量です。(そちらは、650円です)
まぁ自分にはこれで十分ですね。
鶏肉を適当な大きさに切った後、塩や醤油以外にも
おそらく味噌も混ぜて漬け込んでいます。
マヨネーズが添えられていますが、
何も付けなくてもしっかり濃厚な味がします。
また、これとは別に唐辛子味の唐揚げもあります。
(実は、その唐辛子味がこちらの名物です)
こちらは、おそらく鶏肉を漬けこむ際に豆板醤も入っています。

また、ラーメンの坊歩では
唐揚げと焼豚の盛り合わせの持ち帰りが可能です。
どちらも酒の肴にもご飯のおかずにもなりますね。
自分が食べている間にも、
唐揚げが2人前持ち帰りで注文されました。


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そして、こちらが鶏ガラ白湯ラーメンです。(650円)
鶏ガラ白湯スープをベースに、豚の背脂が結構入っています。
見た目は淡白そうですが、実は相当濃厚な味がします。
またこちらのラーメンには、切り刻んだ九条ネギが添えられます。
収穫された九条ネギは青い部分と白い部分が半々なのですが、
このラーメンの坊歩では九条ネギの白い部分しか添えられません。
ラーメンの麺をすすり濃厚な白湯スープを飲みながら、
時折切り刻まれた九条ネギを生で齧るのが、自分の好みです。


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約30分かけて、唐揚げとラーメンを頂きました。
こちらもオリジナルの鉢なので、「坊歩」のロゴが見えますね。
この後会計の際に紙製カードにスタンプを押してもらいながら、
このブログを書く許可を頂きました。


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それで、こちらがそのカードです。
このブログと営業時間の表記が異なりますが、
コロナ騒動で営業時間が変更されてところも多いので、
こちらも同様なのでしょうか?


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こんなふうに、スタンプを集めています。
現在は、スタンプは6個集まってます。
ラーメン1杯で、スタンプ1個もらえます。
10個でラーメン1杯が無料ですね。


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2022年8月12日金曜日に、こちらを購入しました。
ラーメンの坊歩から、テイクアウトしました。


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レジ袋の中身は、唐揚げ(650円)です。
先述の通り、酒の肴だけでなくおかずにもなりますね。


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そして、こちらがこの日の晩御飯です。
バラ寿司と冷奴だけならちょっと寂しいのですが、
ここに唐揚げが入ると印象が変わります。


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こちらが、自分の分の唐揚げです。
ラーメンの坊歩の唐揚げは1人前6個ですが、
自分は3個で十分満腹です。
また味噌味がしっかりついているので、
ご飯のおかずに向いていますね。


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炭焼きうなぎ・川魚 大国

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店名:炭焼きうなぎ・川魚 大国   業種:川魚店
営業時間:午前9時半~午後5時半   定休日:日曜日
デリバリー:なし   飲食スペース:なし
住所:東山区正面通本町西入ル本町新5丁目146
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東へ進む市バスに乗って、約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅に近い「京阪七条」バス停です。
今回は、おそらく京都市街地にしか存在しない業種である
川魚屋さんにお邪魔します。
京都では、魚屋さんを海水魚の店と淡水魚の店で区別します。


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「京阪七条」バス停から、七条通を東に向きました。
もう100mほど東の大和大路沿いに
三十三間堂京都国立博物館が建っており、
この辺から東の七条通沿いが近年観光地化されています。
ただ今回紹介のお店は、どちらかと言うと地元民のお店です。


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「京阪七条」バス停から、七条通を約50m東に進みました。
「七条鞘町」交差点北東角に、このブログで度々訪れた喫茶店
cafe Amazonが建っています。
(第149回ブログを参照)


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七条通から、鞘町通を北に向いています。
京町家も建ち並びますが、町工場も並んでいます。
次は、こちらを北上します。


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七条通から、鞘町通を約200m北上しました。
ここで鞘町通は、正面通と交差します。
通常の「京の道 今日の道」なら
鞘町通の様子をゆっくり取材するのですが、
今回ブログの趣旨からそちらは省略します。
東(西)側に京都美術工芸大学体育館がありますが、
現在そちらは改築工事中です。
右(東)側は、老舗料亭の道楽です。
鴨川が近いということもあって、川魚専門の料亭ですね。


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鞘町通から、正面通を東へ向いています。
目の前の料亭道楽は、この正面通から入ります。
できればここに入って取材してみたいのですが、
自分の所持金からそれは難しいですね。
では、正面通をこのまま東に進んでいきます。


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鞘町通から、正面通を約30m東に進みました。
先程の写真の裏(東)側に、今回ブログのメイン
「炭焼きうなぎ・川魚 大国」があります。
業種的には、川魚店に属します。
先述のように、京都では魚屋さんを海水魚の店と
淡水魚の店とに区別します。
海水魚を売る店は海鮮魚店、淡水魚を売る店は川魚店と呼びます。


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こちらをブログに掲載する許可を頂いた際、
店頭のショーウィンドウも撮影させていただきました。
上の段にはウナギの八幡巻とアユの塩焼きが、
下の段にはさまざまな大きさのウナギの蒲焼が並んでいます。
川魚店と言えば、先ずはウナギとアユですよね。


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そのショウウィンドウの脇にも、こちらの商品も売られていました。
実は、店主がわざわざ自分のために並べ直されました。
いつもお話して思うのですが、
こちらの店主はとても温厚で親切な方です。
手前がウナギの肝を別に炭火で焼いたものです。
そのままでも食べられますが、お吸い物に入れてもおいしいですね。
その奥は左から生シジミ(生きています)とアユの飴炊きです。
いちばん奥が左からコイの洗い(一種のお刺身)と
小アユの飴炊き、ウナギの時雨煮ですね。
どちらも、初夏の川魚屋さんの定番ですね。
この中では、生シジミがよく売れていました。
初めは写真の倍以上の量があったのですが、
自分が店主とおしゃべりしているうちに、ここまで減りました。
買い求められたのは、飲食店の料理人が多かったようです。

本当は自分はエビ豆(川エビと大豆の煮もの)が欲しかったのですが、
川エビは涼しくなる中秋以降でないと獲れません。


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結局、自分はこちらを購入しました。
シジミの佃煮(350円)です。
こちらが最後の1パックでしたので、
先程の写真には写っていません。



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そのシジミの佃煮を鉢に盛ってみました。
1粒1粒貝類独特の旨味があって、
ウチの母も相当気に入りました。
ご飯のおかずでももちろん美味しいのですが、
おにぎりの中心にこちらを1粒入れるのも絶品です。


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シジミの佃煮を数日で食べ切ったので、
数日後にまたこちらで買い物をしました。
今度は包装紙に包んでいただきました。


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包装紙を開けました。
今回は、モロコの飴炊き(700円)を頂きました。
モロコとは琵琶湖固有種の小魚で、
琵琶湖に近い京都市民は相当昔から好んで食べてきました。


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モロコの飴炊きも、鉢に移しました。
こちらは、今は亡き祖父の好物でした。
モロコが1匹ずつきちんときちんと形状を保っているのは、
こちらの店主の腕前の面目躍如です。


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モロコは、体長約8㎝の小魚です。
店主に軟らかく煮て頂いたので頭や骨ごと食べられますが、
おにぎりの具にするにはこの形状を崩さないといけません。
(せっかくのきれいな形状が、勿体ないです)
ですから「ご飯の友」として、普通に頂きます。
もし自分が脳出血を患っていなかったら、
酒の肴としていたのですが……

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CAFE アマゾン

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店名:cafe Amazon   業種:カフェ・喫茶店
営業時間:午前9時~午後5時   定休日:水曜日
デリバリー:なし   テイクアウト:あり(詳細後述)
住所:東山区七条通鞘町通東入ル下堀詰町235
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東に進む市バスに乗って、約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅に近い「京阪七条」バス停です。
ちょうどここから祇園方面に進む206系市バスが停まっていますね。
約100m先に三十三間堂京都国立博物館が建ち並んでおり、
この鴨東地区は近年急速に観光地化された地域です。
今回紹介するお店は自分が生まれる前からありましたが、
近年観光客に人気があって有名になった喫茶店です。


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「京阪七条」バス停から、七条通を東に向いています。
以前はこの辺り一帯が商店街だったのですが、
今は観光地化されて飲食店の割合が増えています。


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「京阪七条」バス停から、七条通を約50m東に進みました。
ここで七条通は、鞘町通と交差します。
その「七条鞘町」交差点北東角に、今回ブログのメイン
cafe Amazonが建っています。
創業50年以上の喫茶店ですが、ブログやSNSなどの記事によって
ここ数年テレビなどの露出が急に上がったお店ですね。


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cafe Amazonに入店すると、すぐに2Fに通されました。
そして2Fに上がると、窓際のカウンターに案内されました。
窓の外には、七条通南側歩道が見えます。
目の前のコンビニエンスストア2Fに集酉楽サカタニが見えますが、
その左(東)側のビル1Fに井上製パンが入っています。


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cafe Amazon2Fには自分以外にも4人家族がいらして、
カレーやサンドイッチなどを注文されてました。
ちょうどお昼時で、ランチメニューがこの時間割引中でした。
さて、入店から15分ほどしてこちらがやって来ました。
自分はランチメニュではなく、
ティータイムで出てくるようなものを注文しました。


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先ずは、こちらです。ブレンドコーヒー(420円)です。
ただし400円以上のものを同時に注文すると、
セットメニュー扱いとなり350円に値引きされます。
こちらの珈琲は産地別に様々な品種があるのですが、
セットメニューの値引きに魅かれてブレンドを注文しました。
いつもはブラックコーヒーを頂くのですが、
この日は目の前のクリームも入れてみました。


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そして、こちらはセットメニューのホットケーキ(400円)です。
先に切られているので、ナイフは付いていません。
他店と比較してメイプルシロップの量が多いので、
(あくまで個人の感想です)
自分は先にシロップを掛けてしばらく放置します。
すると上の段に浸み込まなかったシロップが溢れて、
いったん皿の上にこぼれます。
それをさらに放置すると、
だんだん下の段のシロップを吸い取り、
メイプルシロップ味のホットケーキの出来上がりです。
そうしてからホットケーキにホイップクリームを塗り込み、
それを1片1片フォークに刺していただきます。
これがとても甘くて、蕩けるような食感を楽しめます。


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約30分かけて、こちらを頂きました。
本来ならこれで820円ですが、
先述のセット料金で750円に値引きされています。
最後にこちらの店のブログ掲載の許可を快諾して頂き、
セット料金の会計を済ませました。


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2013年8月27日火曜日にも、こちらに訪問しています。
そのときには、ワッフルとのセットメニューを注文しました。
(第149回ブログを参照)
セットメニューなので、両方合わせて
こちらもブレンドコーヒー値引きの750円です。
こちらの目玉商品はコーヒーなのですが、
個人的にはこのようにメイプルシロップを掛けるデザートが、
こちらのいちばんの「推しメニュー」です。

~2020年6月25日木曜日 訂正~
「こちらのcoffe Amazonは、テイクアウト無し」
当初そう記述していたのですが、
この日再訪してみたところテイクアウトの項目が
七条通側の壁に張り出してあるのを見つけました。
そちらによると、コーヒーは一通りテイクアウト可能で、
他にはトーストとサンドイッチもほぼ全種類
持ち帰りが可能のようです。

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甘春堂 本店

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店名:甘春堂   業種:茶店・和菓子匠
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:なし(毎年元日・1月2日は休業)
オンラインショップ:あり(詳細はホームページ)
喫茶スペース:なし(約200m東の東店には喫茶スペースあり)
住所:東山区川端通正面下ル上堀詰町292-2
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅前北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東に向かう市バスに乗って、約10分。
こちらは、「京阪七条」バス停です。
約200m東に京都国立博物館三十三間堂などが建っており、
近年急速に観光地化が進んでいる地域です。
今回は、この辺りで150年以上前から続く和菓子匠に向かいます。


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「京阪七条」バス停から、七条通を西に向いています。
目の前の赤いポストの脇に、ラーメンの坊歩が建っています。
ただ今回はこのラーメンの坊歩を素通りして、
さらに50m西の「七条川端」交差点に向かいます。


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「京阪七条」バス停から西に約50m進みました。
ここで、七条通は川端通と交差します。
川端通は、鴨川東岸沿いに南北に伸びる道です。
この横断歩道を西に渡った先の七条大橋の向こう(西側)は、
京都市東山区鴨東地区から京都市下京区菊浜地区に移ります。


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七条通から、川端通を北に向きました。
目の前に、京阪電鉄「七条」駅4番出口が見えますね。
京阪電鉄の路線は、この「七条」駅以北が地下鉄に変わります。
一見行き止まりですが、とりあえず目の前の
地下に通じるエレベータの北側に回り込みます。


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地下にある京阪電鉄「七条」駅へ通じるエレベータの
北側に回り込んでみました。
すると目の前の京阪電鉄「七条」駅4番出口の右(東)側に、
川端通の北側に抜ける下り坂が見えます。
次は、こちらの下り坂を進みます。


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京阪電鉄「七条」駅4番出口脇の坂道を下り切り、
川端通を北を向いています。
この辺りの川端通の道幅がせまいように見えますが、
こちらが元々の川端通です。
現在の川端通には約30年前まで琵琶湖疎水が流れていて、
この道幅のせまい川端通は当時からこのまま存在していました。
(この辺りの琵琶湖疎水は、現在暗渠化しています)
4車線の川端通に対して、こちらは旧川端通と呼ばれています。
では、ここからこの旧川端通を北上します。


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七条通から、旧川端通を約100m北上しました。
ここで旧川端通は、大通りの川端通に吸収されます。
(旧川端通は、正面通以北で復活します)
右(東)側に見える京都美術工芸大学東山キャンパスは、
既に授業を再開されています。
ガラス越しに、寛いでおられる学生さんが数名見受けられました。


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先程の位置から、川端通をさらに100m北上しました。
京都美術工芸大学東山キャンパスの北隣に、
今回ブログのメイン甘春堂本店が建っています。


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横断歩道を渡り、鴨川東岸(川端通西側歩道)から
今回ブログのメイン甘春堂本店の全体像を撮りました。
こちらは、川端通と正面通との交差点の南東角に当たります。
1865年以来、創業150年以上の老舗和菓子匠です。


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こちらは、甘春堂本店のショーウィンドウです。
子猫の置物の脇に白い茶碗が飾ってありますが、
茶壽器(ちゃじゅのうつわ)という甘春堂の象徴的な和菓子ですね。
実際に器型の菓子で抹茶を点てて飲んだ後、齧って食べられます。


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さすがに、店内の写真はありません。
代わりに、持ち帰った紙袋を撮影します。
先述の通り本店には喫茶スペースがないので、
他のお客さんも撮ってしまう可能性から、店内の撮影を止めました。


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こちらが、その紙袋の中身です。
季節柄、グラスに入った冷たいお茶で頂きました。


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この袋の中のお餅を撮ろうとしたのですが、
上手くピントが合わずこの写真しか載せられませんでした。
こちらは大仏餅で、16世紀末の豊臣秀吉政権以来この辺の名物です。
大仏餅の大写しをご覧になりたい方は、
ここをクリックしてください。
現在の甘春堂の象徴的和菓子は茶壽器ですが、
元々はこの大仏餅が甘春堂の象徴でした。


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2013年9月1日には、こちらを購入しました。
甘春堂の和菓子で、満月を見上げるウサギを描いて遊んでみました。
手前のウサギは干菓子で、奥の満月は麩菓子です。
ちなみに、中央のシメジは有平糖(あるへいとう)です。
個人的にはこういう抹茶とともに頂く菓子にこそ、
甘春堂の真骨頂があると思っています。


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さらに2018年11月23日には、こちらを購入しました。
左端の波模様は有平糖で、残りはすべて干菓子です。
有平糖は日本人が飴を作り始めた安土桃山時代そのままの菓子で、
江戸時代にさかんになった金平糖や飴細工の原型です。
手間暇と高度な技術が必要な割に需要がないので、
もう作られない和菓子匠も多いのですが、
甘春堂はこだわりを持って作り続けられています。
こういうところに、この甘春堂和菓子職人の誇りを感じますね。

~2020年7月1日撮影~
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2020年6月30日火曜日に、こちらを購入しました。
では、こちらの包装紙を外します。


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中からは、水無月が出てきました。
名古屋などで食される外郎(ういろう)という生菓子と、
ほとんど同じ原材料と製法で作られています。
外郎との違いは小豆を上部に並べて葛で固めたところでしょうか?
こちらは水無月の名の通り、毎年6月30日の
夏越の祓い(なごしのはらい)の後に食べられる生菓子です。
京都市内の多くの和菓子店では夏場に作られますが、
この甘春堂では毎年6月限定で販売されます。


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甘春堂の水無月は1片230円ですが、5片セットで1,250円です。
1片が必ず直角に等辺三角形なのは、氷を模しているからです。
そもそも夏越の祓いでは氷を食べたそうなのですが、
水無月は夏場に氷を手に入れられない庶民の代用品でした。
甘春堂の水無月は米粉の荒さが特徴で、
おそらく乾燥した米を店の奥でいちいち砕いています。
そして、葛や片栗粉などを一切入れずに
ほとんど米粉だけで蒸し上げていますね。
食べていて、他店に比べて粘り強く
米粉が歯に付いてくる感触がします。
ちょっとお餅を食べている気がしました。


~2022年10月16日追記~
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2022年9月23日金曜日秋分の日に、
こちらの紙袋の中身を買いました。
この日は秋のお彼岸なので、仏壇に捧げるお菓子を買いました。


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紙袋の中には、こちらが入っていました。
その日保てばいいと思っていたので生菓子を買ったのですが、
元来は1週間お供え続けるものだと店員さんはおっしゃっていました。
その意味では、今回の買い物は邪道かもしれません。


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先程の袋の中は、はぎ餅(おはぎ)です。
小豆餡と黄な粉の2種類あります。


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翌日、仏壇からはぎ餅を下げて戴きました。
ウチの母と1種類一つずつ戴きました。


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自分は、こちらのはぎ餅を戴きました。
実は小豆餅は、そこまで甘くありません。
もち米はかなり粘りがあって、
もしかしたら山芋が添加されているかもしれません。
むしろ黄な粉の方が、甘かったですね。

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タイ料理 キンカーオ

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店名:キンカーオ   業種:タイ料理レストラン
営業時間:午前11時半~午後3時(注文は午後2時15分まで)
     午後5時~午後10時半(注文は午後9時半まで)
定休日:月曜日(ただし臨時休日あり)
デリバリー:あり(詳細は、ここをクリックしてください)
テイクアウト:あり(ランチは、全品可能)
住所:下京区七条大橋西詰稲荷町448鴨川ビル2F
(地図で確認されたい方はここをクリックしてください。)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東に進む市バスに乗って、約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅に近い「京阪七条」バス停です。
約200m東に京都国立博物館三十三間堂などがあって、
近年急激に観光地化された地域ですね。
今回紹介するお店は下京区菊浜地区にあるものの、
京阪電鉄「七条」駅前と言っていい場所に建っています。


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「京阪七条」バス停から、西に向きました。
赤いポストの前に、ラーメンの坊歩が建っていますね。
ただ今回はこのラーメンの坊歩を素通りして、西に進みます。
「京阪七条」バス停から西に約50m進むと、
七条通は川端通と交差します。


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七条通から、川端通を南に向いています。
横断歩道の先に、マクドナルド京阪七条店が見えます。
その右(西)側には、地下にある京阪電鉄「七条」駅に通じる
2番出口が見えますね。


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今度は七条通から、川端通を北に向きました。
目の前に、京阪電鉄「七条」駅の4番出口が見えます。
この地下に通じるエレベーターの北側に回り込み、
さらに川端通を北上すると約200m先に甘春堂本店が建っています。


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さらに川端通から、七条通を西に向きました。
ではこの横断歩道を渡り、川端通西側歩道(鴨川東岸)に移ります。


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「七条川端」交差点北西角で、西を向いています。
この右(北)側に、京阪電鉄「七条」駅の3番出口があります。
次に目の前の鴨川に架かる七条大橋を渡り、七条通を西に進みます。


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鴨川に架かる七条大橋を西に渡っています。
鴨川の真ん中で、京都市東山区鴨東地区から
京都市下京区菊浜地区に移動します。
目の前の鴨川西岸に黄色いビルが建っていますが、
あちらの2Fが今回ブログメインのタイ料理のキンカーオです。


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鴨川に架かる七条大橋を西側に渡り切りました。
鴨川西岸に鴨川ビルが建っていて、
キンカーオへは左(西)側の扉を開けます。
右(東)側の扉を開けると1Fの別の店に入ります。


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先程の扉を開けると、鴨川ビルの階段を上ります。
そして2Fに上がると、キンカーオ店内に入る扉があります。
店内に自分が入ると、別にお客さんが1名だけいらっしゃいました。
自分が入店したのがお昼時としては遅い時間だったからのようです。
店員さんに席が指定されず、どこに座ってもよかったようなので
東向き中央の眺望の良い席に座りました。


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先程の席から、窓の外を眺めています。
鴨川に架かる七条大橋と鴨川東岸が、真正面に見えますね。
鴨川東岸は桜並木が続きますので、
毎年春になると、この辺は絶景になります。
(鴨川東岸の桜の様子は、第114回ブログ参照)


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さらにその向こう(東側)は、東山が聳えます。
その東山の一角をズームで撮ると……朱い仏塔が見えてきました。
距離と方角から、あちらは清水寺の多宝塔ですね。


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あちこち写真を撮っていると、注文したランチメニューが来ました。
それでは、こちらを頂きます。


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こちらが、本日の日替わりランチです。
こちらのランチメニューはどちらも900円~1000円なのですが、
日替わりランチは、ちょっと豪華なものが980円で統一されます。
(おそらく、相当出血大サービスです)
なお、こちらのランチメニューはどれもテイクアウトが可能です。


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最初の一口目は、こちらのスープです。
透明なスープにごま油が浮いているのは中華っぽいのですが、
ワカメが浮かぶナンプラーが入ったちょっと酸っぱい味付けは、
完全にタイと言いますか東南アジアの味です。
さらに、ニンジンやカブなど根菜の銀杏切りも入っていますね。


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そのスープをちょっとレンゲでかき回してみました。
すると、器の底からセロリの千切りや豆腐も出てきました。
いろいろな具材が入っていて、スープは豊かな味になっています。


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次は、こちらの小鉢ですね。左は、まぁ生野菜サラダです。
サニーレタス・キャベツの千切りに、
酸っぱいフレンチドレッシングが掛かっています。
右側の鉢には、いろいろ入っています。
手前は2種類のエビ煎で、
色の濃い方にはナンプラーで味が付いていました。
レンゲの中には……多分ピクルスです。
カブにキュウリにニンジン・底にはキャベツですね。
さらにその間に、揚げたカボチャがありました。
こちらには唐辛子ベースではあるのですが、
少々甘酸っぱいソースが掛かっています。
多分ナンプラーは入っていますが、他は蜂蜜でしょうか?
……様々な調味料が入っていて、深い味わいがします。


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こちらが、日替わりランチのメインです。
食べ始めた当初は料理名を覚えていたのですが、
このブログを執筆した時点では忘れていました……
左側は、豚肉と様々な野菜をいためたものです。
緑色の野菜は……何でしょうか?
一見ピーマンですが、少しだけ辛味があって甘いですね。
他には赤ピーマン・洋葱・小松菜(?)が入っていました。
それだけだったら町中華の野菜炒めですが、
ナンプラーベースで様々なソースで味付けられて、
辛味と酸っぱさが程よいアクセントになっています。

ご飯の方は、もちろん細長い「タイ米」です。
日本では馴染みのないお米ですが、
ふっくら炊き上げられています。
さらに、ほんのり甘い香りがします。


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そして、こちらがデザートのココナッツミルクです。
黒と緑のタピオカが入っています。
さらに甘く煮込んだカボチャが入っていて、
それがデザートによく合います。

~2020年9月12日に一部訂正~
デリバリーを頼みましたquinkao-21.jpg
自分一人分だけ昼食を作るのが面倒になって、
2020年9月10日木曜日にPCからキンカーオに
デリバリーを頼んでみました。


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今回ブログ冒頭からキンカーオのサイトに入って、
MKタクシーを利用したデリバリーは、
約30分後に到着しました。
ただ、こちらはPAY PAYによるキャッシュレス決済です。
PAY PAYに未加入の自分は自宅ではお金が払えず、
結局お店まで再訪してその場で現金で支払いました。
(こちらがウチの近所だからこそ可能の荒業でした)
また、こちらのカレーはご飯は別に注文しないといけないので
その辺は注意してください。


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こちらが注文したケーンキヤオワン・ガイです。
要するに、鶏肉のグリーンカレーです。
そこそこ辛口のカレーですが、たくさんの香辛料が入っているので
甘酸っぱくて香りも高かったですね。
スパイス以外はも本当にいろいろ入っていて、
それらが淡白な鶏肉とよく合っていました。

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中島商店

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店名:中島商店   業種:八百屋(果実と野菜の販売)
営業時間:午前7時~午後6時半   定休日:月曜日
デリバリー:なし   飲食スペース:なし
住所:下京区須原通七条下る稲荷町462
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください。)


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京都駅北側市バスターミナルから、206系や208系など
七条通を東に進む市バスに乗って、約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅に近い「京阪七条」バス停です。
今回お邪魔するお店も京都市下京区内に建っていますが、
地域的には鴨川に架かる七条大橋圏内のお店です。
自分が生まれる前から経営されている八百屋さんですね。


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「京阪七条」バス停から、七条通を西に向いています。
赤いポストの前に、ラーメンの坊歩が建っていますね。
ただ今回はもっと西のお店にお邪魔するので、
ラーメンの坊歩を素通りします。
「京阪七条」バス停から七条通を西に約20m進むと、
七条通は川端通と交差します。


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七条通から、川端通を南に向いています。
「七条川端」交差点南東角に、
マクドナルド京阪七条店が建っていますね。
その右(西)側には、京阪電鉄「七条」駅2番出口が見えます。


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今度は七条通から、川端通を北に向きました。
目の前に、京阪電鉄「七条」駅4番出口が見えます。
右(東)脇のエレベーターを北に回り込み川端通を北上すると、
約200m先に甘春堂本店が建っています。


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さらに川端通から、七条通を西に向いています。
次はこの横断歩道を渡って、川端通西側歩道に出ます。


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川端通西側歩道に移り、七条通を西に向いています。
この右(北)側に、京阪電鉄「七条」駅3番出口があります。
さらに目の前の鴨川に架かる七条大橋を西に進みます。


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鴨川に架かる七条大橋を西に向かっています。
この辺りで、京都市東山区鴨東地区から
京都市下京区菊浜地区に移ります。
では約100m西に進み、七条大橋を渡り切ります。


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七条大橋を西へ渡り切り、京都市下京区菊浜地区に入ってきました。
右(北)側に、タイ料理店のキンカーオが建っています。


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七条大橋西詰から、七条通を西に約50m進みました。
ここで、七条通は交差点に出ます。


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その交差点を北に向いています。
七条通以北のこの道は、三ノ宮通です。
こちらを約400m北上すると、サウナの梅湯の脇に出ます。


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今度はその交差点で、南を向きました。
七条通以南の歩道月2車線の道は、須原通です。
つまり、七条通を境に南北で別の道です。
「七条須原」交差点の南東角が、今回ブログのメイン中島商店です。
「七条須原」交差点南西角のコンビニエンスストアは、
たまにこのブログに出てきます。
(第614回ブログを参照)


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「七条須原」交差点で、横断歩道を七条通南東角へと渡りました。
では、こちらの八百屋さん「中島商店」にお邪魔します。


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この中島商店は、今は亡き祖父や祖母の代からの付き合いです。
このブログ取材を打診したところ、快く二つ返事で承諾されました。
では、中島商店の店頭を北から南へ紹介します。

七条通沿いの最北端いちばん目立つところには、果実が並びます。
ミカンがやたらと高いのは、この時期が旬を外した夏だからです。
店主の一推しは、中央の大きなスイカです。
初物でしかも結構大きいということで、4,500円します。
その脇のパイナップルは、こちらでよく買います。
酢豚に入れたり、杏仁豆腐に入れたり、まぁいろいろ便利です。


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その南隣には、こちらのトマトです。
新鮮でみずみずしいのが、写真でもわかります。
店の奥には、乾物とかが並んでいます。
兵庫県播磨産の素麺「揖保乃糸」の写真が、見切れていますね。


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さらに店頭の南隣中島商店のほぼ中央部は、お惣菜が並びます。
左から、炊き込みご飯、焼きそば、賀茂茄子の田楽です。
あまり数量が無いのは、大半がすでに売れてしまったからです。
こちらのお惣菜は、午前中がいちばん売れます。


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その南隣には、こちらのプラスチック製の樽が並びます。
どの樽の中にも、ぬか漬けが入っていました。
左から、大根、キュウリ、ナスです。
昔は、京都市街地のどの八百屋さんも
このように自家製漬物を売っていました。


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中島商店の店頭の最南端には、こちらが置かれていました。
手前が牛蒡と洋葱、さらにジャガイモですね。
奥はナスですが、賀茂茄子ではありません。
(賀茂茄子は、マル茄子の一種です)
形状から山科ナスかもしれませんが、
「京都産」以外の表示がないのでよく分かりません。


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今回はお使いを頼まれていたので、
「サツマイモはありませんか?」と尋ねてみました。
すると、店主がこちらの段ボールを出して来られました。
「これらは、徳島産の鳴門金時です。
しかも上物なので、安いものでも1本650円です。
高いものなら、1本800円します」
とのことでした……
これらは、天ぷら屋さんや料亭に売られていきます。


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結局サツマイモは諦めて、こちらを買いました。
ナス2本と奥の冷蔵庫にあった糸こんにゃく1袋です。
ちなみに、糸こんにゃくはその日の晩の肉じゃがに入れました。
萬三(現在の鴨川製麺所のこと)では、
約30年前糸こんにゃくの入った肉じゃがを出していました。
それが自分の大好物だったので、
家で調理する際肉じゃがには糸こんにゃくを入れます。


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一方、ナスは、ちりめん雑魚と一緒に炊きました。
本当は身欠きニシンを入れたいところですが、
今手持ちに無くて代わりにちりめん雑魚です。
海鮮魚の乾物を野菜と一緒に炊くのが、
昔からの京料理の基本ですね。

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中華美食店 中光園

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店名:中華美食店 中光園   業種:中華料理店
営業時間:当面ランチのみ(午前11時半~午後2時半)
定休日:火曜日
デリバリー:なし   テイクアウト:なし
住所:下京区塩小路河原町西入ル上之町18-16
(地図で確認される方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側の正面口改札を出て、
目の前の塩小路を右(東)に、約200m進みました。
こちらは、「塩小路高倉」交差点南西角を東に向いています。
今回は、この近所の中華料理店にお邪魔します。


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塩小路から、高倉通を南に向いています。
ここからJRの線路に架かる高倉跨線橋のために、
約100m上り坂になります。
約50m先に、京都を代表するラーメン店が並んでいます。
奥(南)の第一旭本店は撮影日(2020年6月18日)が定休日でしたが、
手前(北)側の新福菜館はこの時点で行列待ちでした。


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では信号が変わりましたので、「塩小路高倉」南西角から
横断歩道を渡って「塩小路高倉」交差点南東角に移動します。
「塩小路高倉」交差点南東角にあった崇仁新道は、
現在解体工事が進んでいます。
(こちらには、京都市立芸術大学が移転します)


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次は、その「塩小路高倉」交差点南東角から、
「塩小路高倉」交差点北東角に向きました。
横断歩道の先に、焼き肉に特化した精肉店があります。
次は、この横断歩道を北に渡ります。


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その横断歩道を渡り、高倉通から塩小路を東に向いています……
ではなく、交差点付近に引っ越し用トラック駐車のため
「塩小路高倉」交差点北東角から約30mずれて、東に向いています。
手前(西側)のお好み焼き屋さんの東隣に、
今回ブログのメイン中華美食店 中光園が建っています。


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その中華美食店 中光園の店頭で、塩小路を東に向いています。
目の前で塩小路は、河原町通と交差します。
ですから、こちらは「塩小路高倉」というよりも
「塩小路河原町」に建っているお店と言えますね。


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では、こちらの中華美食店 中光園に入店します。
目の前の看板には「中華美食店」の看板はありますが、
「中光園」の看板はありません。


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こちらが、中華美食店 中光園の店内です。
この時点で午後2時ですので、お客さんは自分一人です。
約6年前の開店以来、店内の様子は変わっていません。
写真に写っている席以外に、この時点で自分が座っている
壁際のテーブル席が2つあります。
(手前のテーブル席と同規模のものが2つです)
奥の丸いテーブルは、手動で中心部分が回転します。
(大きな中華料理店にあるものと、同じテーブルです)
ただ、日本人はそれ程大人数でこちらを利用することはありません。
ですから、通常のテーブルと同じ用途で使われています。


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こちらは、自分が座っている席の上部です。
いろいろメニューが写真となって貼られていますが、
写真の中心に「福」の文字が上下逆転しています。
これを中国語で書くと、「福倒」(福がひっくり返る)です。
つまりまったく同じ発音の「福到」(福がやって来る)に通じ、
この札は中国の飲食店によくある縁起物です。


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京都市内のお店は、ウチのようなブログ取材を
忌避されることがよくあるのですが、
こちらの店は取材の度に積極的に取材を快諾してくださいます。
今回の取材を申し込んだ際も快諾された上に、
こちらの写真を撮るよう依頼されました。
どのテーブルにも1枚置かれたランチメニューですね。
うっかり右下の半チャンセット(ラーメンと炒飯の半分セット)の
価格「850円」が見切れてしまいました……
だいたい800円~1,000円といったところでしょうか。
いろいろ美味しそうですが、以前取材した際のものは避けます。


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結局、こちらを注文しました。
850円の丼セットから、天津飯ですね。
自分がこちらを頂こうとすると、
2名のお客さんがカウンター席に就かれました。


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先ずは、こちらの卵スープです。
スープ自体の粘りで、レンゲが沈みません。
卵以外にはっきり分かるのは、ニンジンですね。
赤い色が、アクセントになっています。
野菜中心に煮込んだスープの味はとても薄味なのですが、
後述の天津飯自体の塩味が濃いのでバランスが取れています。


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ちょっとピントがずれてしまいましたが、
小鉢に鶏の唐揚げが入っています。
醤油や紹興酒で鶏肉を漬けこんで下味が付いているので、
塩・胡椒などの調味料は不要ですね。


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そして、こちらが福神漬け付きの天津飯です。
この店では甘酢ではなく、醤油ベースのタレが掛かっています。
(ほとんど酸っぱさがありません)
ご飯の上の卵には蟹身と青ネギが入っていて、
その卵自体にも多分顆粒スープが入っているのでしょうか?
相当濃い味が、卵自体からします。


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約30分掛けて、こちらを頂きました。
他の中華料理店と比べて天津飯のご飯が多くて、
(たぶん茶碗に大盛り1杯入っています)
このくらい味の濃さが白飯の量から考えて、
ちょうど良い味なのでしょうね。


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2015年3月30日月曜日にも、こちらに立ち寄りました。
このブログでの取材はその回のブログが初めてですが、
自分はこちらには開店以来何回か立ち寄っています。
この時点で開店から半年くらい経っていました。


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こちらが、その時食べた酢豚です。
実は酢豚と炒飯は、その料理人の馬脚が現れます。
例えば酢豚は甘酢の味付けのバランスだけでなく、
お肉が油っぽくないか、洋葱の火の通りはどうか、など
ちょっとしたミスですべてが台無しになってしまいます。
こちらの料理人は火加減が見事で、油切れが絶妙です。
こちらで本当に名人芸が堪能できるのは海鮮焼きそばなのですが、
それはまたの機会に掲載します。

~2020年8月5日 本文補足~
6周年記念セール開催
2020年8月9日日曜日~2020年8月14日金曜日の間、
この店では「開店6周年記念」の割り引いセールを行います。
毎日先着30名まで焼飯や酢豚、麻婆豆腐などが
一律500円に値下げされます。
また、その時期に合わせて夜間営業も始められるようです。

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CRAFT KYOTO

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店名:CRAFT KYOTO   業種:ビールバー
営業時間:正午~午後10時(週末は午前11時開店)  定休日:なし
デリバリー:なし   テイクアウト:あり(詳細後述)
住所:下京区七条通木屋町東入ル大宮町211
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側ターミナルから、206系や208系など
七条通を東へ進む市バスに乗って約10分。
こちらは、京阪電鉄「七条」駅近くの「京阪七条」バス停です。
今回紹介するお店も京都市下京区に建っていますが、
京阪電鉄「七条」駅圏内ですね。


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「京阪七条」バス停の前で、西を向きました。
赤い郵便ポストの許に、ラーメンの坊歩が建っています。
ただ今回はこちらを素通りにて、
約20m西の「七条川端」交差点に出ます。


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「七条川端」交差点交差点で、七条通から川端通を南に向きました。
目の前に、マクドナルド京阪七条店がありますね。
その右(西)側は、京阪電鉄「七条」駅へ通じる2番出口です。


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同じ場所で、七条通から川端通を北に向いています。
目の前に、京阪電鉄「七条」駅に通じる4番出口が見えます。
ここから川端通を約200m北上すると、甘春堂 本店があります。


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さらに川端通から、七条通を西に向いています。
では、目の前の横断歩道を渡り川端通西側歩道に移ります。


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「七条川端」交差点北西角から、七条通を西に向いています。
完全に見切れていますが、
右(北)側に京阪電鉄「七条」駅3番出口があります。
では七条通を西に進み、鴨川に架かる七条大橋を渡ります。


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鴨川に架かる七条大橋を西に渡りながら、北を向いています。
約200m先に正面大橋が見えます。第685回ブログで渡った橋です。


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鴨川に架かる七条大橋を西に渡っています。
その七条大橋を渡っている途中で、
京都市東山区鴨東地区から京都市下京区菊浜地区に移ります。


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七条大橋を西に渡り切り、七条通を西に向いています。
目の前の鴨川ビルに、タイ料理店のキンカーオがあります。


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七条大橋西詰から、七条通を約50m西に進みました。
ここで、七条通は交差点に出ます。


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七条通から、この交差点を北に向いています。
七条通から北に、三ノ宮通が伸びています。
三ノ宮通は七条通から約400m北上すると上ノ口通と交差し、
その上ノ口通沿いに公衆浴場のサウナの梅湯が建っていますね。


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今度はその交差点で、七条通から南を向きました。
七条通から南には、須原通が伸びています。
「七条須原」交差点南東角に、中島商店が建っています。


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さらに同じ交差点で、西を向いています。
では、ここから七条通を西に進み建築中のビルを素通りします。


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先程の交差点の建つ建築中のビルの西隣に、
今回ブログのメインのビールバーCRAFT KYOTOが建っています。
店頭にオープンテラスがあるのですが、
この瞬間雨が強いのでお客さんは全員屋内にいらっしゃいます。


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CRAFT KYOTOから七条通を西に向いています。
約20m先で、七条通は木屋町通や高瀬川と交差します。
さらに約100m西に進むと、七条通は河原町通と交差します。
実は「七条川端」交差点よりも、
「七条河原町」交差点の方がCRAFT KYOTOの近くに位置します。
ただ自分がいつも通う道をイメージしているので、
「京阪七条」バス停からの道順で紹介しました。


craft-17.jpg
それでは、CRAFT KYOTOの店内に入っていきます。
店頭の黒板に、テイクアウトに関する記述があります。
2020年5月頃は店頭のオープンテラスに弁当が並んでいましたが、
6月に入ってそれはやめておられるようです。
ただ弁当自体をやめられたわけではなく、
店内で申し込めばその場で持ち帰り弁当を作られるそうです。
(できれば事前電話が欲しいそうです)
また弁当以外にも、ビールやつまみの持ち帰りも可能のようです。


craft-18.jpg
CRAFT KYOTOの扉を開けると店主がやって来られて、
除菌アルコールを自分の両手に振りかけてくださいました。
そして、その場で検温です。
自分は、一瞬で体温が分かるこの体温計を初めて使用しました。


craft-19.jpg
CRAFT KYOTOの店内には他のお客さんもいらしたので、
カウンターは撮影しません。
そのカウンターのいちばん手前に、この黒板が立て掛けてあります。
こちらが、この日に飲めるビールの一覧です。
要するに、この店のビールのメニューですね。
アメリカなどの海外産もたまに混じりますが、
大半が国内産のビールですね。
その全てが大手メーカーのものではなく、
中小であっても拘りを持つ醸造所のビールですね。


craft-20.jpg
もちろん自分はそこまでビールの知識はありませんから、
あまり店内が混んでいないときは店主にいろいろ質問します。
「自分は黒ビールが好きなのですが、何かありますか?」
この日のこんな質問には、店主はこう答えられました。
「今日は黒ビールを仕入れていないのですが……
『8番』とかどうですか?
醸造前に小麦を焙煎していますし、黒ビールと似た味わいですよ」
そういう訳で東京のCraft Rock社産のOrdinary boysを頼みました。
どの辺が普通(ordinary)なのか、後のお楽しみです。


craft-21.jpg
注文してから約10分後、こちらがやって来ました。
ビールが少し減っているのは、
約5分早く来たビールだけ先に頂いていました。


craft-22.jpg
そして、こちらがやってきた直後のビールです。
Craft rock社産のOrdinary boys(普通の少年たち)ですね。
「黒」ビールというよりも「焦げ茶」ビールですが、
小麦を焙煎した独特の香りとコクは、しっかり主張しています。
店主がおっしゃる通り自分好みのビールでした。


craft-24.jpg
そして、ビールのつまみはフィッシュ&チップスです。
「フィッシュ」のフライは、
本場イングランドと同じタラを使っています。
フライドポテトがチップス状ではなくフレンチフライ状なのは、
まぁご愛嬌ということでしょうか?
お皿の中央から前に鎮座するのは、タルタルソースです。
紫色しているのは、大量のしば漬けが入っているからです。
つまりこれは、紫蘇(しそ)の紫ですね。
CRAFT KYOTOのフードメニューには
京野菜など京都を感じさせるものが材料に使われています。


oct-14.jpg
2022年9月18日日曜日にサウナの梅湯からの帰り道、
こちらのお店に立ち寄りました。
昨年(2021年)くらいから料金体系が変わり、
1,100円のレギュラーと1,200円のラージサイズのみになりました。


oct-16.jpg
約10分経って、こちらがやって来ました。
京都醸造社製の470mlのビールと、台湾枝豆(650円)です。


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こちらが、京都醸造社製の「毬子」です。
こういう泡が立たない方法で淹れると苦くなるのですが、
このお店のビールはむしろ旨味が勝ちます。
それが、このお店の技術なのでしょうね。
そこまでアルコールが高くないこともあって、優しい味がします。


oct-17.jpg
さらに、こちらが台湾枝豆です。
たぶん台湾で流行っている枝豆の調理法なのでしょうね。
少なくとも、最近の自分のマイブームにはなっています。
茹でた枝豆に唐辛子ベースのソースが掛かっているのですが、
唐辛子を使っていてもそこまで辛くありません。
磨り潰したナッツがトッピングしていることもあり、
むしろ甘味を感じます。

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「松尾散策」
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松尾大社や法輪寺など
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「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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