第746回 2020年6月30日の祇園
「京のお店 今日のお品」カテゴリーに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

約3カ月ぶりに、祇園に戻ってきました。
(祇園散策は、第730回ブログ以来ですね)
今回はここ京阪電鉄「祇園四条」駅から八坂神社まで、
四条通を東に進みます。
撮影日は、2020年6月30日火曜日午後1時半。
梅雨のただ中であるだけに、なかなかの豪雨でした。

自分が今まで乗っていた出町柳行きの準急が出発します。
JR京都駅から1駅先の奈良線「東福寺」駅で京阪電鉄に乗り換え、
(同じホームから移れます。ただし、改札口で切符を買い直します)
そのまま3駅先の「祇園四条」駅で降りることができます。

それでは、京阪電鉄「祇園四条」駅ホームから階段を上ります。
途中駅職員が、階段を掃除されていました。

駅職員に挨拶して階段を上り、
京阪電鉄「祇園四条」駅ホームからコンコースに移りました。
次は、目の前の改札口から京阪電鉄「祇園四条」駅を出ます。

京阪電鉄「祇園四条」駅改札口を出て、北を向いています。
(京阪電鉄は、「出町柳」駅~「七条」駅間が地下鉄です)
ちょうど真上に、「四条川端」交差点が位置します。
この辺はただの地下通路でなく、様々なテナントが入っています。
飲食店や薬局などが軒を並べており普段は結構賑やかなのですが、
「コロナ騒動」の影響でしょうか、半年前の半分以下の人出です。

「四条川端」交差点の地下で、東を向きました。
約20m先のStarbucksにはお客さんが入っていますが、
その手前の京阪電鉄の観光案内所にも
相当数の方々がいらっしゃいました。
ではStarbucksの右(南)側の階段から地上へと上ります。

Starbucks脇の階段を上っている途中に、
このような看板がありました。
厳密には、この階段は南座の敷地内にあります。

さらにこの階段を上ります。この先で地上に出られるようです。
ここからでも、地上にある南座の大きな提灯が見えますね。

階段を上り、地上に出ました。
四条通沿いの南座正面よりやや西の位置ですね。
その位置より西に、南座のざまざまなテナントが入っています。
ちょうどこの位置が、「四条川端」交差点南東角です。
川端通は鴨川東岸の道ですが、その鴨川からこちら(東)側に
京都市東山区祇園地区が広がります。

その南座のテナントの最西端(つまり、祇園最先端)に、
にしんそば発祥の店である蕎麦屋さん「松葉」があります。
ここから祇園を散策する前に、こちらでちょっと休憩します。

発祥の地とあって、ここではいつもにしんそばを頂きます。
にしんそばは、自分にとってはソウルフードのようなものです。
最近は少し事情が変わっていますが、
やはり魚の乾物全般が京料理の基本ですね。
(身欠きにしんとか、ちりめん雑魚とか)
松葉のにしんそばは単品で1,250円ですが、
ご飯付きで1,500円のセットメニューとなります。
この日(2020年6月30日)は鮭のフレークが載っていました。

そして、こちらが松葉のにしんそばです。
お気づきでしょうが、身欠きにしんの上に蕎麦が載っています。
(他店とは逆ですね)
九条ネギが脇に添えられていますが、
自分はそばを口に入れる直前に生の葱を食べるようにしています。
また、おいしく戴くなら先に汁を一口呑むべきです。
その後そばを半分くらい頂いた後、身欠きにしんをほぐします。
実は身欠きにしんの身をほぐすと、汁の味が変わります。
ほぐす前は割と澄んだカツオ出汁が前面に出ますが、
身欠きにしんをほぐすと甘辛く煮た魚の味が前面に来ます。
(そもそも汁の色が変わります)

蕎麦屋さんの松葉を出て、四条通を東に向いています。
緊急事態宣言解除から約1ヵ月が経ち、
徐々に祇園も人出が戻っています。
ただ、目の前の南座はまだまだ休業中です。

南座から、四条通を東に向いています。
通りに誰もいらっしゃいませんが、
これは写真を撮ったタイミングの関係です。
とは言え、昨年(2019年)の半分も人出はいらっしゃいませんが……

南座から、四条通を約50m東に進みました。
ここで四条通は、大和大路と交差します。

四条通から、大和大路を南に向いています。
四条通以南の大和大路は安い飲み屋さんが続くのですが、
午後2時頃なので、まだどこも閉まっています。
約30m先の唐辛子屋さんは開店されていました。
(第228回ブログを参照)

今度は四条通から、大和大路を北に向きました。
目の前の一銭食堂は、通常通り営業されていました。
(一銭食堂の様子は、第229回ブログを参照してください)

さらに大和大路から、四条通を東に向きました。
では、さらに四条通を東に進みます。

「四条大和大路」交差点南東角の店から、
さらに1軒東隣に浄土宗仲源寺が建っています。
ご本尊の千手観音像が重要文化財ですが、
定朝作「目疾地蔵」(めやみじぞう)で有名な寺院です。

浄土宗仲源寺の前から、四条通を東を向いています。
仲源寺以東の四条通沿いには、観光客を当て込んだ
飲食店や土産物屋さんが建ち並びます。
大通りでもある四条通はこの状況下でも人通りがあるため、
四条通沿いの祇園の店舗もそこそこのお客さんの入りがあります。

大和大路から、四条通を約70m東に進みました。
四条通沿いに、老舗漬物屋さんの西利祇園店があります。
漬物販売だけでなく、漬物を使ったお食事や
デザートを出す飲食店も併設されていますね。
どうやら、通常通り営業されているようです。

さらに四条通を約50m東に進むと、茶舗祇園辻利が建っています。
宇治茶販売よりも、抹茶スイーツの方がイメージにある店です。
観光シーズンになると何時間も待つ行列を作っていましたが、
この日(2020年6月30日)は行列無しで入れそうでした。
(店内には、ある程度のお客さんはいらっしゃいました)

茶舗祇園辻利の前で、四条通を東に向きました。
目の前で、四条通は花見小路と交差します。

四条通から、花見小路を南に向いています。
昨年(2019年)にこの地域辺りの様子から
「観光公害」という言葉が生まれましたが、
もうその名残すらない人通りです。
2020年6月30日は平日で豪雨で観光シーズンではないのですが、
それでも昨年の半分くらいの賑わいですね。

花見小路から、四条通を東に向いています。
右(南)側に、花見小路最大の料亭一力の朱い壁が続きます。
では、このまま四条通を東に進みます。

花見小路から、四条通を約100m東に進みました。
この辺りの四条通には、比較的古くて小さな店舗が並びます。
目の前の道が四条通とT字路を形成しますが、
約50mほどで突き当たる短い道なので、名称がありません。
ここでアーケードが途切れるので、また傘を差さないといけません。

先程の位置から、四条通を約30m東に進みました。
市バスが何台か連なってますが、こちらは「祇園」バス停です。
西行きのこのバス停はここが起点となる市バス路線も多く、
特に、この位置の「祇園」バス停によく市バスが溜まっています。

西行きの「祇園」バス停の南脇に、漢字ミュージアムがあります。
祇園祭ミュージアムも、併設されています。
かつての京都市立弥栄(やさか)中学校ですね。
ただ、こちらは2020年6月30日現在休館中です。
緊急事態宣言解除後も、京都市内の博物館の多くは休館しています。

漢字ミュージアムの東隣が派出所でその東隣がドラッグストアです。
そしてそのドラッグストアが四条通と東大路が交差する
「祇園」交差点南西角で、四条通最東端でもあります。
次はこの横断歩道を東に渡って、四条通を突き当ります。

四条通最東端に、八坂神社がいらっしゃいます。
ですからここが「祇園」交差点で、世にいう「祇園石段下」です。
今回散策の主目的こそこの八坂神社参拝ですが、
今回ブログももうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、毎年6月30日に催される神事を取材します。
その神事取材のため、一時的にこのブログを通常盤に戻しています~
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約3カ月ぶりに、祇園に戻ってきました。
(祇園散策は、第730回ブログ以来ですね)
今回はここ京阪電鉄「祇園四条」駅から八坂神社まで、
四条通を東に進みます。
撮影日は、2020年6月30日火曜日午後1時半。
梅雨のただ中であるだけに、なかなかの豪雨でした。

自分が今まで乗っていた出町柳行きの準急が出発します。
JR京都駅から1駅先の奈良線「東福寺」駅で京阪電鉄に乗り換え、
(同じホームから移れます。ただし、改札口で切符を買い直します)
そのまま3駅先の「祇園四条」駅で降りることができます。

それでは、京阪電鉄「祇園四条」駅ホームから階段を上ります。
途中駅職員が、階段を掃除されていました。

駅職員に挨拶して階段を上り、
京阪電鉄「祇園四条」駅ホームからコンコースに移りました。
次は、目の前の改札口から京阪電鉄「祇園四条」駅を出ます。

京阪電鉄「祇園四条」駅改札口を出て、北を向いています。
(京阪電鉄は、「出町柳」駅~「七条」駅間が地下鉄です)
ちょうど真上に、「四条川端」交差点が位置します。
この辺はただの地下通路でなく、様々なテナントが入っています。
飲食店や薬局などが軒を並べており普段は結構賑やかなのですが、
「コロナ騒動」の影響でしょうか、半年前の半分以下の人出です。

「四条川端」交差点の地下で、東を向きました。
約20m先のStarbucksにはお客さんが入っていますが、
その手前の京阪電鉄の観光案内所にも
相当数の方々がいらっしゃいました。
ではStarbucksの右(南)側の階段から地上へと上ります。

Starbucks脇の階段を上っている途中に、
このような看板がありました。
厳密には、この階段は南座の敷地内にあります。

さらにこの階段を上ります。この先で地上に出られるようです。
ここからでも、地上にある南座の大きな提灯が見えますね。

階段を上り、地上に出ました。
四条通沿いの南座正面よりやや西の位置ですね。
その位置より西に、南座のざまざまなテナントが入っています。
ちょうどこの位置が、「四条川端」交差点南東角です。
川端通は鴨川東岸の道ですが、その鴨川からこちら(東)側に
京都市東山区祇園地区が広がります。

その南座のテナントの最西端(つまり、祇園最先端)に、
にしんそば発祥の店である蕎麦屋さん「松葉」があります。
ここから祇園を散策する前に、こちらでちょっと休憩します。

発祥の地とあって、ここではいつもにしんそばを頂きます。
にしんそばは、自分にとってはソウルフードのようなものです。
最近は少し事情が変わっていますが、
やはり魚の乾物全般が京料理の基本ですね。
(身欠きにしんとか、ちりめん雑魚とか)
松葉のにしんそばは単品で1,250円ですが、
ご飯付きで1,500円のセットメニューとなります。
この日(2020年6月30日)は鮭のフレークが載っていました。

そして、こちらが松葉のにしんそばです。
お気づきでしょうが、身欠きにしんの上に蕎麦が載っています。
(他店とは逆ですね)
九条ネギが脇に添えられていますが、
自分はそばを口に入れる直前に生の葱を食べるようにしています。
また、おいしく戴くなら先に汁を一口呑むべきです。
その後そばを半分くらい頂いた後、身欠きにしんをほぐします。
実は身欠きにしんの身をほぐすと、汁の味が変わります。
ほぐす前は割と澄んだカツオ出汁が前面に出ますが、
身欠きにしんをほぐすと甘辛く煮た魚の味が前面に来ます。
(そもそも汁の色が変わります)

蕎麦屋さんの松葉を出て、四条通を東に向いています。
緊急事態宣言解除から約1ヵ月が経ち、
徐々に祇園も人出が戻っています。
ただ、目の前の南座はまだまだ休業中です。

南座から、四条通を東に向いています。
通りに誰もいらっしゃいませんが、
これは写真を撮ったタイミングの関係です。
とは言え、昨年(2019年)の半分も人出はいらっしゃいませんが……

南座から、四条通を約50m東に進みました。
ここで四条通は、大和大路と交差します。

四条通から、大和大路を南に向いています。
四条通以南の大和大路は安い飲み屋さんが続くのですが、
午後2時頃なので、まだどこも閉まっています。
約30m先の唐辛子屋さんは開店されていました。
(第228回ブログを参照)

今度は四条通から、大和大路を北に向きました。
目の前の一銭食堂は、通常通り営業されていました。
(一銭食堂の様子は、第229回ブログを参照してください)

さらに大和大路から、四条通を東に向きました。
では、さらに四条通を東に進みます。

「四条大和大路」交差点南東角の店から、
さらに1軒東隣に浄土宗仲源寺が建っています。
ご本尊の千手観音像が重要文化財ですが、
定朝作「目疾地蔵」(めやみじぞう)で有名な寺院です。

浄土宗仲源寺の前から、四条通を東を向いています。
仲源寺以東の四条通沿いには、観光客を当て込んだ
飲食店や土産物屋さんが建ち並びます。
大通りでもある四条通はこの状況下でも人通りがあるため、
四条通沿いの祇園の店舗もそこそこのお客さんの入りがあります。

大和大路から、四条通を約70m東に進みました。
四条通沿いに、老舗漬物屋さんの西利祇園店があります。
漬物販売だけでなく、漬物を使ったお食事や
デザートを出す飲食店も併設されていますね。
どうやら、通常通り営業されているようです。

さらに四条通を約50m東に進むと、茶舗祇園辻利が建っています。
宇治茶販売よりも、抹茶スイーツの方がイメージにある店です。
観光シーズンになると何時間も待つ行列を作っていましたが、
この日(2020年6月30日)は行列無しで入れそうでした。
(店内には、ある程度のお客さんはいらっしゃいました)

茶舗祇園辻利の前で、四条通を東に向きました。
目の前で、四条通は花見小路と交差します。

四条通から、花見小路を南に向いています。
昨年(2019年)にこの地域辺りの様子から
「観光公害」という言葉が生まれましたが、
もうその名残すらない人通りです。
2020年6月30日は平日で豪雨で観光シーズンではないのですが、
それでも昨年の半分くらいの賑わいですね。

花見小路から、四条通を東に向いています。
右(南)側に、花見小路最大の料亭一力の朱い壁が続きます。
では、このまま四条通を東に進みます。

花見小路から、四条通を約100m東に進みました。
この辺りの四条通には、比較的古くて小さな店舗が並びます。
目の前の道が四条通とT字路を形成しますが、
約50mほどで突き当たる短い道なので、名称がありません。
ここでアーケードが途切れるので、また傘を差さないといけません。

先程の位置から、四条通を約30m東に進みました。
市バスが何台か連なってますが、こちらは「祇園」バス停です。
西行きのこのバス停はここが起点となる市バス路線も多く、
特に、この位置の「祇園」バス停によく市バスが溜まっています。

西行きの「祇園」バス停の南脇に、漢字ミュージアムがあります。
祇園祭ミュージアムも、併設されています。
かつての京都市立弥栄(やさか)中学校ですね。
ただ、こちらは2020年6月30日現在休館中です。
緊急事態宣言解除後も、京都市内の博物館の多くは休館しています。

漢字ミュージアムの東隣が派出所でその東隣がドラッグストアです。
そしてそのドラッグストアが四条通と東大路が交差する
「祇園」交差点南西角で、四条通最東端でもあります。
次はこの横断歩道を東に渡って、四条通を突き当ります。

四条通最東端に、八坂神社がいらっしゃいます。
ですからここが「祇園」交差点で、世にいう「祇園石段下」です。
今回散策の主目的こそこの八坂神社参拝ですが、
今回ブログももうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、毎年6月30日に催される神事を取材します。
その神事取材のため、一時的にこのブログを通常盤に戻しています~
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