第752回 京都国立博物館内茶室 堪庵
「京のお店 今日のお品」カテゴリーに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

こちらは第722回ブログの追記で書いた「京都七条通めぐり」の
スタンプラリーで当選した京都国立博物館の前売り券です。
2020年5月31日が使用期限だったのですが、
2020年は4月~5月にかけて緊急事態宣言が出ていました。
よってこちらの使用期限が3カ月半伸びましたが、
いずれにしてももうすぐその期限が終わろうとしています。
自分は毎年7月下旬から8月末日までとても忙しくなるのですが、
上手い具合に1日だけ休日をもらえましたので、
ウチの母と一緒に国立博物館へ訪問しました。

本当はウチから徒歩数分で到着するのですが、
わざわざ京都駅北側市バスターミナルまで寄り道して、
206系市バスに乗り込み約12分。
こちらは、「博物館・三十三間堂」バス停です。
今回は、こちらから京都国立博物館にお邪魔します。
撮影日は、2020年8月25日火曜日午前11時。
この日も、炎天下の一日でした……

今まで乗っていた206系市バスが、バス停から東へ出発します。
206系市バスは七条通を突き当る「東山七条」交差点から北上して、
約1㎞北の祇園に向かいます。

「博物館・三十三間堂」バス停から、七条通を東に向きました。
目の前の「三十三間堂前」交差点から南に、
「三十三間堂廻り」と呼ばれる道が伸びています。

七条通から、「三十三間堂廻り」を南に向いています。
左(東)側に日本赤十字社の病院が見え、
その奥(南側)に養源院・法住寺が建っています。
右(西)側には、三十三間堂が見えますね。
約150m南に三十三間堂の南大門が見えますが、
あちらは元々豊臣秀吉が建立した大仏殿の南大門でした。
この「三十三間堂廻り」は、大仏殿建立当時は
その大仏殿の伽藍の一部でした。

今度は「三十三間堂廻り」から、七条通を東に向いています。
約200m先で、七条通が「東山七条」交差点で突き当たっています。
(智積院勅使門が、よく見えますね)

さらに、同じ位置で七条通から北を向きました。
三十三間堂南大門から伸びる「三十三間堂廻り」最北端に、
今回ブログのメイン京都国立博物館が建っています。
16世紀末、ここに先述の大仏殿が建っていました。
当時の大仏殿は現在南半分が京都国立博物館で、
北半分が豊国神社と方広寺です。

七条通から、先程の位置より少し西側を撮っています。
こちらは、京都国立博物館のグッズショップです。
現在公開中の催し物のパンフレットや記念グッズが売られています。
またこの博物館のレセプションの役割も果たしていて、
先述のスタンプラリーの際京都国立博物館のスタンプは、
この中で受け付けておられました。

そのグッズショップの前で、そのまま東を向きました。
京都国立博物館に入るには、ここでチケットを買います。
ところが、自分と母は前売り券を持っています。
ですから、今回はここを素通りします。

京都国立博物館のチケット売り場の前で、北を向きました。
目の前に、2020年8月段階で催されている
西国三十三カ所巡礼特別展の看板が立っています。
その右(西)側から、博物館施設内に入れます。
そちらで前売り券を手渡した後、ご時世から
マスクチェックと検温を終えてから両手をアルコール消毒しました。

前売り券を手渡したり各種チェックをしたりした位置から、
そのまま北を向いています。
では、こちらから京都国立博物館施設内部に入っていきます。

京都国立博物館入り口から北上し、施設内部に入ってきました。
約100m先に、数年前に新築された平成知新館が見えますね。
ただ今回はそちらを拝観する前に、この東側を散策します。

先程と同じ位置で、京都国立博物館施設内を東に向きました。
右(南)側に前田珈琲京博店のオープンテラスが見えますが、
この炎天下では誰もいらっしゃいません。
自分も母も熱中症の危険がありますが、
こちらに入店する前に京都国立博物館施設内の東側を散策します。

先程の位置から、京都国立博物館施設内を約50m東に進みました。
この先に旧本館の明治古都館(現在修復中)南端部分が見えますが、
ここをそのまま東に進み京都国立博物館施設内東側に回り込みます。

こちらは、先程の写真のやや右(南)側に写っていた自動販売機です。
まだ明治古都館がこちらの本館だったころ、
GWなど休日にここへ来たときは長蛇の列ができていました。
炎天下で3時間以上待つこともざらで、
拝観者には熱中症の心配がずっとありました。
その際、この自動販売機が大いに役に立ちました。
この自動販売機でジュースを買って、
そのジュースを飲み飲み順番待ちをしていました。
(明治古都館の収容人数は、平成知新館の半分以下です)

その自動販売機の東側に、こちらがありました。
このまま東に進めば、京都国立博物館茶室「堪庵」へ向かえます。

その表札の前で、東を向きました。
左右どちらの道も、茶室の「堪庵」に辿り着きます。
まぁ自分はいつも右(南)側の道を進み、
左(北)側の道でこの位置まで戻っています。
今回も、そのルートを進みます。

Y字路から、右(南)側の道を東に進んでいます。
初めは緩やかだった上り坂が、だんだん急な坂道に変わります。
右(南)側のフェンスの先は、この博物館の駐車場です。

さらに、この上り坂を東に進んでいます。
左(北)側には、技術資料参考館が建っています。
こちらで働く博物館学芸員の仕事場で、京都市指定文化財です。
上り坂はさらに急になって、最終的に石段に変わります。

石段を上りきると、京都国立博物館施設の南東端に出ます。
ベンチが周囲を取り囲み、韓国古墳時代の石像が建ち並びます。
ここは、ちょっとした公園ですね。

こちらが、その公園の様子です。
目の前に古代韓国の全長約2mの人型石像が立っていて、
その奥に桜並木、藤棚と配置されています。
藤棚奥(東)がフェンスで、その東側が「東山七条」交差点です。

その位置から、京都国立博物館施設内を北に向きました。
次は、向こうに見える垣根の方に向かいます。

先程の位置から、その垣根の近くまで北上しました。
こちらが、今回ブログのメインの茶室「堪庵」(たんあん)です。
では、もう少し北上してこの中を散策します。

先程の位置から約10m北上して、右(東)を向きました。
では、こちらから堪庵に入っていきます。

先程の門をくぐり、堪庵施設内に入ってきました。
玄関から屋内に入れるようになっていますが……

堪庵内には誰もおらず、玄関前には1枚の表札が置いてあります。
では、そちらの表札を見てみます。

「上に上がらないでください」と書かれています。
英語表記に至っては、明確に入室を禁止しています。
堪庵は通常、室内に入ることはできません。

仕方がないので堪庵の茶室をいったん出て、南を向きました。
こちらから、茶室「堪庵」の南側に回り込みます。

茶室「堪庵」南西端から、東を向いています。
堪庵の南側は、このように縁側になっています。

こちらが、京都国立博物館内茶室「堪庵」南側の全景です。
こちらは、湯豆腐屋さん順正の創業者上田堪一郎氏が
1958年に寄贈された数寄屋造の茶室です。
京都国立博物館内の明治古都館(当時の本館)南側から、
1966年現在地に移転されました。
室内は通常立入禁止ですが、こちらの縁側に座って
茶室南側の日本庭園を眺めることは可能です。
また京都国立博物館に事前予約すれば、
こちらで茶会を催すことも可能です。

堪庵南側の縁台に座って、堪庵の日本庭園を眺めています。
少し写真から見切れていますが、
大きな百日紅(さるすべり)の木が立ってます。
写真の正面に立派なカエデが立っており、その奥は葉桜ですね。

こちらも、茶室「堪庵」の南側に広がる日本庭園です。
先程の写真よりも、右(北)側を撮りました。
昨年(2019年)にここを訪れた際、
雨傘が役に立たなくなるくらいの豪雨でした。
そのときはここで雨宿りしましたが、
2020年は結構な炎天下です。
熱中症除けに、日陰で暫しの休憩ですね。

休憩がてら、庭園の木々を眺めています。
カエデの紅葉はまだですし、桜は完全な葉桜です。
ただ、8月~9月は百日紅の季節です。
枝の先を大写しすると、百日紅の花が満開でした。

茶室堪庵の縁台に座って、約20分休憩しました。
ではそろそろこの堪庵を出て、先を進みます。

ここから茶室「堪庵」の門をくぐり、この先を散策します。
門の外に見える朱い建物は、文化財保存修復所ですね。

茶室「堪庵」の門を出て、南を向きました。
次は、ここを少し進みます。

堪庵の門をくぐって、約10m南下しました。
右(西)を向くと、急な石段が伸びています。
帰りは、先程より北側の道を進みます。

先程の石段を下りて、京都国立博物館内を西に進んでいます。
左(南)側に先述の技術資料参考館が建っており、
真正面(西側)には旧本館の明治古都館東端が見えますね。

先程の位置から、さらに石段を下りて北に向きました。
ちょうど明治古都館と、文化財保存修復所との境目ですね。
その間のずっと先(北側)に、平成知新館の東端が見えます。

同じ位置で、京都国立博物館内を西に向きました。
では、目の前の明治古都館の左(南)側を西に進みます。
そうすると今回ブログ最初の南口付近に出るのですが、
だいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は京都国立博物館内の平成知新館に入り、
特別展を拝観します。
ただ特別展は撮影禁止なので、その周辺の写真を撮りました~
進みたい方は、ここをクリックしてください。

こちらは第722回ブログの追記で書いた「京都七条通めぐり」の
スタンプラリーで当選した京都国立博物館の前売り券です。
2020年5月31日が使用期限だったのですが、
2020年は4月~5月にかけて緊急事態宣言が出ていました。
よってこちらの使用期限が3カ月半伸びましたが、
いずれにしてももうすぐその期限が終わろうとしています。
自分は毎年7月下旬から8月末日までとても忙しくなるのですが、
上手い具合に1日だけ休日をもらえましたので、
ウチの母と一緒に国立博物館へ訪問しました。

本当はウチから徒歩数分で到着するのですが、
わざわざ京都駅北側市バスターミナルまで寄り道して、
206系市バスに乗り込み約12分。
こちらは、「博物館・三十三間堂」バス停です。
今回は、こちらから京都国立博物館にお邪魔します。
撮影日は、2020年8月25日火曜日午前11時。
この日も、炎天下の一日でした……

今まで乗っていた206系市バスが、バス停から東へ出発します。
206系市バスは七条通を突き当る「東山七条」交差点から北上して、
約1㎞北の祇園に向かいます。

「博物館・三十三間堂」バス停から、七条通を東に向きました。
目の前の「三十三間堂前」交差点から南に、
「三十三間堂廻り」と呼ばれる道が伸びています。

七条通から、「三十三間堂廻り」を南に向いています。
左(東)側に日本赤十字社の病院が見え、
その奥(南側)に養源院・法住寺が建っています。
右(西)側には、三十三間堂が見えますね。
約150m南に三十三間堂の南大門が見えますが、
あちらは元々豊臣秀吉が建立した大仏殿の南大門でした。
この「三十三間堂廻り」は、大仏殿建立当時は
その大仏殿の伽藍の一部でした。

今度は「三十三間堂廻り」から、七条通を東に向いています。
約200m先で、七条通が「東山七条」交差点で突き当たっています。
(智積院勅使門が、よく見えますね)

さらに、同じ位置で七条通から北を向きました。
三十三間堂南大門から伸びる「三十三間堂廻り」最北端に、
今回ブログのメイン京都国立博物館が建っています。
16世紀末、ここに先述の大仏殿が建っていました。
当時の大仏殿は現在南半分が京都国立博物館で、
北半分が豊国神社と方広寺です。

七条通から、先程の位置より少し西側を撮っています。
こちらは、京都国立博物館のグッズショップです。
現在公開中の催し物のパンフレットや記念グッズが売られています。
またこの博物館のレセプションの役割も果たしていて、
先述のスタンプラリーの際京都国立博物館のスタンプは、
この中で受け付けておられました。

そのグッズショップの前で、そのまま東を向きました。
京都国立博物館に入るには、ここでチケットを買います。
ところが、自分と母は前売り券を持っています。
ですから、今回はここを素通りします。

京都国立博物館のチケット売り場の前で、北を向きました。
目の前に、2020年8月段階で催されている
西国三十三カ所巡礼特別展の看板が立っています。
その右(西)側から、博物館施設内に入れます。
そちらで前売り券を手渡した後、ご時世から
マスクチェックと検温を終えてから両手をアルコール消毒しました。

前売り券を手渡したり各種チェックをしたりした位置から、
そのまま北を向いています。
では、こちらから京都国立博物館施設内部に入っていきます。

京都国立博物館入り口から北上し、施設内部に入ってきました。
約100m先に、数年前に新築された平成知新館が見えますね。
ただ今回はそちらを拝観する前に、この東側を散策します。

先程と同じ位置で、京都国立博物館施設内を東に向きました。
右(南)側に前田珈琲京博店のオープンテラスが見えますが、
この炎天下では誰もいらっしゃいません。
自分も母も熱中症の危険がありますが、
こちらに入店する前に京都国立博物館施設内の東側を散策します。

先程の位置から、京都国立博物館施設内を約50m東に進みました。
この先に旧本館の明治古都館(現在修復中)南端部分が見えますが、
ここをそのまま東に進み京都国立博物館施設内東側に回り込みます。

こちらは、先程の写真のやや右(南)側に写っていた自動販売機です。
まだ明治古都館がこちらの本館だったころ、
GWなど休日にここへ来たときは長蛇の列ができていました。
炎天下で3時間以上待つこともざらで、
拝観者には熱中症の心配がずっとありました。
その際、この自動販売機が大いに役に立ちました。
この自動販売機でジュースを買って、
そのジュースを飲み飲み順番待ちをしていました。
(明治古都館の収容人数は、平成知新館の半分以下です)

その自動販売機の東側に、こちらがありました。
このまま東に進めば、京都国立博物館茶室「堪庵」へ向かえます。

その表札の前で、東を向きました。
左右どちらの道も、茶室の「堪庵」に辿り着きます。
まぁ自分はいつも右(南)側の道を進み、
左(北)側の道でこの位置まで戻っています。
今回も、そのルートを進みます。

Y字路から、右(南)側の道を東に進んでいます。
初めは緩やかだった上り坂が、だんだん急な坂道に変わります。
右(南)側のフェンスの先は、この博物館の駐車場です。

さらに、この上り坂を東に進んでいます。
左(北)側には、技術資料参考館が建っています。
こちらで働く博物館学芸員の仕事場で、京都市指定文化財です。
上り坂はさらに急になって、最終的に石段に変わります。

石段を上りきると、京都国立博物館施設の南東端に出ます。
ベンチが周囲を取り囲み、韓国古墳時代の石像が建ち並びます。
ここは、ちょっとした公園ですね。

こちらが、その公園の様子です。
目の前に古代韓国の全長約2mの人型石像が立っていて、
その奥に桜並木、藤棚と配置されています。
藤棚奥(東)がフェンスで、その東側が「東山七条」交差点です。

その位置から、京都国立博物館施設内を北に向きました。
次は、向こうに見える垣根の方に向かいます。

先程の位置から、その垣根の近くまで北上しました。
こちらが、今回ブログのメインの茶室「堪庵」(たんあん)です。
では、もう少し北上してこの中を散策します。

先程の位置から約10m北上して、右(東)を向きました。
では、こちらから堪庵に入っていきます。

先程の門をくぐり、堪庵施設内に入ってきました。
玄関から屋内に入れるようになっていますが……

堪庵内には誰もおらず、玄関前には1枚の表札が置いてあります。
では、そちらの表札を見てみます。

「上に上がらないでください」と書かれています。
英語表記に至っては、明確に入室を禁止しています。
堪庵は通常、室内に入ることはできません。

仕方がないので堪庵の茶室をいったん出て、南を向きました。
こちらから、茶室「堪庵」の南側に回り込みます。

茶室「堪庵」南西端から、東を向いています。
堪庵の南側は、このように縁側になっています。

こちらが、京都国立博物館内茶室「堪庵」南側の全景です。
こちらは、湯豆腐屋さん順正の創業者上田堪一郎氏が
1958年に寄贈された数寄屋造の茶室です。
京都国立博物館内の明治古都館(当時の本館)南側から、
1966年現在地に移転されました。
室内は通常立入禁止ですが、こちらの縁側に座って
茶室南側の日本庭園を眺めることは可能です。
また京都国立博物館に事前予約すれば、
こちらで茶会を催すことも可能です。

堪庵南側の縁台に座って、堪庵の日本庭園を眺めています。
少し写真から見切れていますが、
大きな百日紅(さるすべり)の木が立ってます。
写真の正面に立派なカエデが立っており、その奥は葉桜ですね。

こちらも、茶室「堪庵」の南側に広がる日本庭園です。
先程の写真よりも、右(北)側を撮りました。
昨年(2019年)にここを訪れた際、
雨傘が役に立たなくなるくらいの豪雨でした。
そのときはここで雨宿りしましたが、
2020年は結構な炎天下です。
熱中症除けに、日陰で暫しの休憩ですね。

休憩がてら、庭園の木々を眺めています。
カエデの紅葉はまだですし、桜は完全な葉桜です。
ただ、8月~9月は百日紅の季節です。
枝の先を大写しすると、百日紅の花が満開でした。

茶室堪庵の縁台に座って、約20分休憩しました。
ではそろそろこの堪庵を出て、先を進みます。

ここから茶室「堪庵」の門をくぐり、この先を散策します。
門の外に見える朱い建物は、文化財保存修復所ですね。

茶室「堪庵」の門を出て、南を向きました。
次は、ここを少し進みます。

堪庵の門をくぐって、約10m南下しました。
右(西)を向くと、急な石段が伸びています。
帰りは、先程より北側の道を進みます。

先程の石段を下りて、京都国立博物館内を西に進んでいます。
左(南)側に先述の技術資料参考館が建っており、
真正面(西側)には旧本館の明治古都館東端が見えますね。

先程の位置から、さらに石段を下りて北に向きました。
ちょうど明治古都館と、文化財保存修復所との境目ですね。
その間のずっと先(北側)に、平成知新館の東端が見えます。

同じ位置で、京都国立博物館内を西に向きました。
では、目の前の明治古都館の左(南)側を西に進みます。
そうすると今回ブログ最初の南口付近に出るのですが、
だいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は京都国立博物館内の平成知新館に入り、
特別展を拝観します。
ただ特別展は撮影禁止なので、その周辺の写真を撮りました~
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