京菓子處 鍵長
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店名:京菓子處鍵長 業種:和菓子匠
営業時間:午前9時~午後6時 定休日:日曜日・祝日・第4土曜日
オンラインショップ:あり 喫茶スペース:なし
(オンラインショップの詳細は、ここをクリックしてください)
住所:下京区鍵屋町通諏訪町通西入ル331
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)

京都駅から国際会館行きの市営地下鉄に乗って、1駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「五条」駅6番出口です。
エレベーター専用出入り口ですね。
(この背後に、地下に降りるエレベーターがあります)
今回は、和菓子匠へ月見だんごを買いに行きます。

地下鉄「五条」駅6番出口から烏丸通に出て、北を向きました。
目の前に、北行きの「烏丸五条」バス停がありますね。
その約30m北で烏丸通は楊梅通と交差して、
さらに約50m先で五条通と交差しています。

今度は「五条烏丸」バス停から、南を向きました。
烏丸通が、約20m先で鍵屋町通と交差しています。

烏丸通から、鍵屋町通を西に向いています。
では、ここからはこの鍵屋町通を西に進みます。

烏丸通から、鍵屋町通を約50m西に進みました。
ここで鍵屋町通は、諏訪町通と交差します。

諏訪町通から、鍵屋町通を西に向いています。
左(南)側に、「和菓子處 鍵長」と書かれた看板が出ています。
そちらが、今回ブログのメイン「和菓子處 鍵長」です。

和菓子處鍵長の店先に、ショウウィンドウがあります。
そちらには、小さめの陶磁器と和菓子が飾ってありました。
また、「月見だんご」と書かれたお札も貼ってありますね。
今回は、その「月見だんご」がお目当てです。

和菓子處鍵長の店内に入りました。
一応イスとテーブルがありますが、
こちらのお店に喫茶スペースはありません。
こちらは店先で和菓子を販売して、
奥の厨房でその和菓子を製造されています。

そのテーブルの上に、消毒用アルコールが置かれていました。
また商品カウンターの上は、パーテーションで仕切られていました。
この店には飲食スペースはありませんが、
「コロナ対策」を十分に対策されているようです。

商品カウンターの上の方を撮っています。
左から、水無月・栗餅・月見だんごなのですが……
開店から午前中には月見だんごが売り切れていました。
(午前11時ごろに、こちらを撮影しています)
奥の厨房から出て来られた店主曰く、
「現在午後の分の月見だんごを製作中です。
店頭に出せる状態になるまで、あと1時間かかります」
とのことでした。
そこで自分の分の月見だんごを予約したついでに、
ブログ掲載の許可を頂きました。
そこで快諾して頂いたので、暫く店内撮影を続行します。

では、商品カウンターの撮影を続行します。
こちらは、「月見だんご」の右側です。
生菓子(練り切り)と水ようかんです。
幸福堂老舗同様、和菓子匠はどの店も「練り切り」で勝負されます。
そういえば自分も初めてこちらに来店した際は、
この生菓子を数個購入しました。
ただ、この写真の右に「七衣」という和菓子が並んでいました。
(写真では見切れていて、写っていません)
店主は、その商品を「一推し」されていました。

商品カウンターの下の方には、こちらが並んでいました。
上の方の生菓子(1日ほどが消費期限)に対して、
下の方は比較的日持ちのする和菓子が並びます。

商品カウンターの左側には、小さなショウケースがあります。
そちらの上の方には、和三盆を原料とする干菓子が並びます。

そのショウケースの下の方にも、
和三盆が原料の和菓子が並びます。
抹茶を頂く茶席で、よく提供されそうな和菓子ですね。

さらにショウカウンターの右側には、
こちらの商品カゴが置かれていました。
下段に練り羊羹がたくさん並んでいますが、
この練り羊羹もこのお店の主力商品です。

その商品カゴの右側に、この賞状がありました。
先述の和菓子「七衣」が、全国和菓子博覧会で
優秀金菓賞を受賞されたようです。

一通り店内を撮影してもまだまだ時間がありましたので、
下京区高倉通松原上がるのますやで昼食を摂りました。
(カツカレーとサラダを頂きました。写真は、ありません)
そのお店から戻ると、ちょうど「月見だんご」ができていました。
ただその際先代の店主が来られて、こうおっしゃいました。
「工芸菓子に興味はないですか?」
正直興味がありましたので、そのように自分は答えました。
すると、厨房の奥の仏間に案内していただきました。
(こちらは、通常非公開です)

先ずはこちらの体長100㎝の枝垂れ桜です。
「工芸菓子」とは、和菓子の材料で製作された工芸品です。
極端な話、こちらは食べられます。(まぁ、和菓子ですから)

枝垂れ桜の右側は、バラが並びます。
さらに右には、牡丹が咲いていますね。
ここは、「春」を主題にしての作品が並びました。
(まぁ、牡丹は初夏ですが……)

「実は、工芸菓子はまだまだあります」
先代店主はそうおっしゃられて、箱階段を上がられました。
(こちらは、典型的な京町屋です)
その箱階段を上がったところに、こちらが並んでいました。
左側に紅葉、右側に嵯峨菊が咲いています。
今度は、「秋」が主題の工芸菓子ですね。

その中央のお盆の上に、毬栗と落葉が並びます。
どれも細かい作りですが、元が和菓子なので食べられます。

階段脇の襖を開けると、2Fの部屋に入れました。
通常非公開の場所に入り込んでいますので、
そちらの部屋ではこのお店の女将さんが休憩されていました。
そちらに一礼して、体長約2mのこの作品を撮りました。
青モミジから紅葉に染まる過程のカエデの木ですね。
上の方が紅いカエデで、下の方が青いカエデです。
それだけでも十分芸が細かいのですが、
中間の枝の先には紅葉に染まりかけている
中途半端なカエデの葉も再現されています。
以前にも別のお店で工芸菓子を見たことがあるのですが、
自分が今まで見た中でこれが最高傑作だと思います。

そのカエデの木の下に、こちらの賞状が置かれていました。
こちらは、2005年度の名誉総裁賞を受賞されたそうです。
右端に、当時の名誉総裁寛仁親王が署名されています。
先代の店主にお聞きしたところ、こちらのカエデの木が
「事実上その年の全国優勝に相当する」とのことでした。

一通り工芸菓子を見せて頂いた先代店主にお礼を言って、
さらに厨房で月見だんごを追加製造中だった店主にもお礼を言って、
こちらのお店を出ました。
そして帰宅後、こちらの袋を撮影しました。

その袋の中には、こちらが入っていました。
先程の写真では見切れてしまった七衣(108円)と
粒餡と漉し餡の月見だんごです。

ウチの母の分を取り置いて、自分の分の和菓子を撮りました。
黄色いお菓子が、「七衣」です。
「和菓子處 鍵長」一推しの和菓子ですが、
外の皮は、たぶんクレープと同じ生地です。
水溶き小麦粉がメインでしょうが、
おそらく砂糖と蕎麦粉も入っています。
こちらの小豆餡は、そこまで甘くありません。
その分、皮にはしっかり味が付いています。

少し角度を変えて、月見だんごを撮りました。
「満月に掛かる村雲」をイメージしています。
京都の月見だんごはこの形状が一般的で、
球形のだんごが売られることはありません。
(事実自分は成人まで、この形の月見だんごしか知りませんでした)
ただこの形状の月見は元々はだんごではなく、
里芋を十五夜の月に供えていた歴史を表しています。
つまり、本当はこのだんごは里芋を模しているのだそうです。
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店を検索することができます。

店名:京菓子處鍵長 業種:和菓子匠
営業時間:午前9時~午後6時 定休日:日曜日・祝日・第4土曜日
オンラインショップ:あり 喫茶スペース:なし
(オンラインショップの詳細は、ここをクリックしてください)
住所:下京区鍵屋町通諏訪町通西入ル331
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)

京都駅から国際会館行きの市営地下鉄に乗って、1駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「五条」駅6番出口です。
エレベーター専用出入り口ですね。
(この背後に、地下に降りるエレベーターがあります)
今回は、和菓子匠へ月見だんごを買いに行きます。

地下鉄「五条」駅6番出口から烏丸通に出て、北を向きました。
目の前に、北行きの「烏丸五条」バス停がありますね。
その約30m北で烏丸通は楊梅通と交差して、
さらに約50m先で五条通と交差しています。

今度は「五条烏丸」バス停から、南を向きました。
烏丸通が、約20m先で鍵屋町通と交差しています。

烏丸通から、鍵屋町通を西に向いています。
では、ここからはこの鍵屋町通を西に進みます。

烏丸通から、鍵屋町通を約50m西に進みました。
ここで鍵屋町通は、諏訪町通と交差します。

諏訪町通から、鍵屋町通を西に向いています。
左(南)側に、「和菓子處 鍵長」と書かれた看板が出ています。
そちらが、今回ブログのメイン「和菓子處 鍵長」です。

和菓子處鍵長の店先に、ショウウィンドウがあります。
そちらには、小さめの陶磁器と和菓子が飾ってありました。
また、「月見だんご」と書かれたお札も貼ってありますね。
今回は、その「月見だんご」がお目当てです。

和菓子處鍵長の店内に入りました。
一応イスとテーブルがありますが、
こちらのお店に喫茶スペースはありません。
こちらは店先で和菓子を販売して、
奥の厨房でその和菓子を製造されています。

そのテーブルの上に、消毒用アルコールが置かれていました。
また商品カウンターの上は、パーテーションで仕切られていました。
この店には飲食スペースはありませんが、
「コロナ対策」を十分に対策されているようです。

商品カウンターの上の方を撮っています。
左から、水無月・栗餅・月見だんごなのですが……
開店から午前中には月見だんごが売り切れていました。
(午前11時ごろに、こちらを撮影しています)
奥の厨房から出て来られた店主曰く、
「現在午後の分の月見だんごを製作中です。
店頭に出せる状態になるまで、あと1時間かかります」
とのことでした。
そこで自分の分の月見だんごを予約したついでに、
ブログ掲載の許可を頂きました。
そこで快諾して頂いたので、暫く店内撮影を続行します。

では、商品カウンターの撮影を続行します。
こちらは、「月見だんご」の右側です。
生菓子(練り切り)と水ようかんです。
幸福堂老舗同様、和菓子匠はどの店も「練り切り」で勝負されます。
そういえば自分も初めてこちらに来店した際は、
この生菓子を数個購入しました。
ただ、この写真の右に「七衣」という和菓子が並んでいました。
(写真では見切れていて、写っていません)
店主は、その商品を「一推し」されていました。

商品カウンターの下の方には、こちらが並んでいました。
上の方の生菓子(1日ほどが消費期限)に対して、
下の方は比較的日持ちのする和菓子が並びます。

商品カウンターの左側には、小さなショウケースがあります。
そちらの上の方には、和三盆を原料とする干菓子が並びます。

そのショウケースの下の方にも、
和三盆が原料の和菓子が並びます。
抹茶を頂く茶席で、よく提供されそうな和菓子ですね。

さらにショウカウンターの右側には、
こちらの商品カゴが置かれていました。
下段に練り羊羹がたくさん並んでいますが、
この練り羊羹もこのお店の主力商品です。

その商品カゴの右側に、この賞状がありました。
先述の和菓子「七衣」が、全国和菓子博覧会で
優秀金菓賞を受賞されたようです。

一通り店内を撮影してもまだまだ時間がありましたので、
下京区高倉通松原上がるのますやで昼食を摂りました。
(カツカレーとサラダを頂きました。写真は、ありません)
そのお店から戻ると、ちょうど「月見だんご」ができていました。
ただその際先代の店主が来られて、こうおっしゃいました。
「工芸菓子に興味はないですか?」
正直興味がありましたので、そのように自分は答えました。
すると、厨房の奥の仏間に案内していただきました。
(こちらは、通常非公開です)

先ずはこちらの体長100㎝の枝垂れ桜です。
「工芸菓子」とは、和菓子の材料で製作された工芸品です。
極端な話、こちらは食べられます。(まぁ、和菓子ですから)

枝垂れ桜の右側は、バラが並びます。
さらに右には、牡丹が咲いていますね。
ここは、「春」を主題にしての作品が並びました。
(まぁ、牡丹は初夏ですが……)

「実は、工芸菓子はまだまだあります」
先代店主はそうおっしゃられて、箱階段を上がられました。
(こちらは、典型的な京町屋です)
その箱階段を上がったところに、こちらが並んでいました。
左側に紅葉、右側に嵯峨菊が咲いています。
今度は、「秋」が主題の工芸菓子ですね。

その中央のお盆の上に、毬栗と落葉が並びます。
どれも細かい作りですが、元が和菓子なので食べられます。

階段脇の襖を開けると、2Fの部屋に入れました。
通常非公開の場所に入り込んでいますので、
そちらの部屋ではこのお店の女将さんが休憩されていました。
そちらに一礼して、体長約2mのこの作品を撮りました。
青モミジから紅葉に染まる過程のカエデの木ですね。
上の方が紅いカエデで、下の方が青いカエデです。
それだけでも十分芸が細かいのですが、
中間の枝の先には紅葉に染まりかけている
中途半端なカエデの葉も再現されています。
以前にも別のお店で工芸菓子を見たことがあるのですが、
自分が今まで見た中でこれが最高傑作だと思います。

そのカエデの木の下に、こちらの賞状が置かれていました。
こちらは、2005年度の名誉総裁賞を受賞されたそうです。
右端に、当時の名誉総裁寛仁親王が署名されています。
先代の店主にお聞きしたところ、こちらのカエデの木が
「事実上その年の全国優勝に相当する」とのことでした。

一通り工芸菓子を見せて頂いた先代店主にお礼を言って、
さらに厨房で月見だんごを追加製造中だった店主にもお礼を言って、
こちらのお店を出ました。
そして帰宅後、こちらの袋を撮影しました。

その袋の中には、こちらが入っていました。
先程の写真では見切れてしまった七衣(108円)と
粒餡と漉し餡の月見だんごです。

ウチの母の分を取り置いて、自分の分の和菓子を撮りました。
黄色いお菓子が、「七衣」です。
「和菓子處 鍵長」一推しの和菓子ですが、
外の皮は、たぶんクレープと同じ生地です。
水溶き小麦粉がメインでしょうが、
おそらく砂糖と蕎麦粉も入っています。
こちらの小豆餡は、そこまで甘くありません。
その分、皮にはしっかり味が付いています。

少し角度を変えて、月見だんごを撮りました。
「満月に掛かる村雲」をイメージしています。
京都の月見だんごはこの形状が一般的で、
球形のだんごが売られることはありません。
(事実自分は成人まで、この形の月見だんごしか知りませんでした)
ただこの形状の月見は元々はだんごではなく、
里芋を十五夜の月に供えていた歴史を表しています。
つまり、本当はこのだんごは里芋を模しているのだそうです。
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
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