第757回 京都鉄道博物館本館~梅小路紅葉散策~その3
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前回ブログで京都鉄道博物館入口付近のO系新幹線や
C62蒸気機関車を眺めて、さらに西に進みました。
今回は京都鉄道博物館本館に入り、1F部分を散策します。
撮影日は、2020年11月23日勤労感謝の日の月曜日午後0時半。
ここしばらく、京都鉄道博物館の連載が続きます。

京都鉄道博物館本館入り口部分に、
ウメテツのイラストと共にアルコール消毒液が置かれています。
今までも何回か殺菌していますが、ここでも手に振りかけます。

京都鉄道博物館入口をくぐると、こちらの3両が出迎えてくれます。
左から、500系山陽新幹線、581系特急月光、489系特急雷鳥です。
特急月光は新大阪~博多間、特急雷鳥は北陸本線を通ります。

ただ、そちらの3両を散策する前に、
本館北側に展示してある鉄道史の展示を見て回ります。

こちらは、1903年製230-235系蒸気機関車です。
国産蒸気機関車では、最古の部類です。
尤もこの時点ではすべて国産は難しく、一部イギリス製です。

こちらは17世紀のイギリス人ワットの発明「蒸気機関」の模型です。
それまで手作業で動いていた工場で、
この蒸気機関で機械を動かすようになったことが産業革命です。

つまり蒸気機関は、電気が運用される前の動力源(エンジン)です。
最初は工場の機械を動かすために使われていましたが、
やがて乗り物の動力源にも使われました。
それが蒸気船(黒船)であり、蒸気機関車です。
こちらには、イギリスで17世紀に発明された
蒸気機関車の模型が並びます。

さらに、その左(西)側には日本で19世紀に使われた
蒸気船と蒸気機関車の模型が並びます。

こちらの上部は日本で初めて運用された蒸気機関車の模型で、
その下は日本最古の駅舎「新橋」駅(東京都)の模型です。
「新橋」駅~「横浜」駅間で、日本で初めて鉄道が開通した
記念式典の模様を表しています。

さらに西側に、終戦直後~高度経済成長期の鉄道史が
分かり易く展示してあります。

先ずは、こちら1928年製EF52形1型電車です。
日本最古の電車ですね。

その脇には、新幹線開通以前に主力だった特急列車の
エンブレムと当時の車掌さんの制服が展示されていました。

さらに、こちらも新幹線以前の特急列車のエンブレムと
特急の模型が展示されています。

その西側には、100系新幹線と地方の駅の模型が展示されています。
100系新幹線も、現在は運用されていません。

「地方の駅」の模型の手前に、ミゼットがなぜか置かれています。
高度経済成長期(1960年ごろ)のイメージでしょうか?

……で、その脇にバス停・雑貨屋さん(駄菓子屋さん)です。
たぶん1970年前後をイメージしているのでしょうが、
こういう風景は各地方で違うので、自分には違和感があります。
ちなみにウチの近所(京都市東山区鴨東地区)では、
駄菓子屋さんはお好み焼き屋さんとの兼業が多く、
(またはパン屋さんとの兼業)
大人が嗜むタバコは駄菓子屋など子供が行くお店には
置いてありませんでした。

その雑貨屋さんの模型の脇に、「昔の」駅舎があります。
JR奈良線「稲荷」駅に少しだけ似ていますが、
これも地方によっていろいろなので、どうなんでしょうね。

そのレプリカの駅の改札口を出ると、特急列車が停車していました。
次は、駅のホームにからこの特急列車を覗きます。

その特急列車には、「キハ81形3号」のロゴが入ります。
こちらは、1960年~1978年の間活躍していました。

そのキハ81形3号列車の正面に回り込みました。
紀勢線を走る特急「くろしお」は、2020年末まで展示されます。

特急「くろしお」より入り口(東)側に、
こちらの蒸気機関車が展示されています。
では、こちらの正面に回り込みます。

こちらが、1800形1801号蒸気機関車です。
京都駅から、現在の琵琶湖線の「大津」駅間を
1890年ごろ走っていました。
この区間はインクライン周辺など急勾配が多く、
より馬力の強いイギリス製が運用されていました。
(つまり、こちらは国産ではありません)

これで京都鉄道博物館本館1Fの南側を1周して、
また本館入り口付近から再出発します。
こちらは、北陸線の特急「雷鳥」(現在は「サンダーバード」)です。

こちらは、「大阪」駅発「金沢」駅行きの特急「雷鳥」です。
親族が福井県あわら市(「芦原温泉」駅があります)に居りまして、
自分が小学生だったころ、よくこの特急に乗りました。

特急「雷鳥」の西側は、こちらの貨物列車が通せんぼしています。
よって博物館西側は後回しにして、先に博物館東側を制覇します。

特急「雷鳥」の北側は、この左右の列車が並びます。
左(南)側が581形特急「月光」で、右(北)側が500系新幹線です。
特急「月光」は山陽新幹線開業とともに引退しましたが、
500系新幹線は現在も山陽新幹線で現役です。

500系新幹線の中を窓から覗きます。
2020年現在、東海道新幹線と山陽新幹線はこんな感じですね。

500系新幹線の運転席近くに、このようなロゴがありました。
「東京」駅~「新大阪」駅間の東海道新幹線はJR東海が所有し、
「新大阪」駅~「博多」駅間の山陽新幹線がJR西日本所有です。

京都鉄道博物館本館1F東半分を拝観し終えましたので、
ここからは本館1F西半分(先程の貨物列車の西側)に向かいます。

こちらは東海道線をかつて走っていた特急「こだま」です。
1963年の東海道新幹線開通とともに引退しましたが、
「こだま」の呼称自体は東海道新幹線に受け継がれました。

特急「こだま」の南側に、EF66形3号車が展示されています。
こちらは、ディーゼル車の一種ですね。

EF66形3号車の先頭部分に下り階段が付いていて、
そこから半地下の通路をくぐれます。
こちらを通過すると、EF66形3号車の下側を見られます。

普段なら絶対に見られないディーゼル車の下の部分を撮りました。
目の前の白い板は、ブレーキの一部だと思います。

EF66形3号車の下の部分を拝観しました。
階段を上ると、隣にDD51形756号車が展示されていました。
こちらもディーゼル車で、やはり半地下から下の部分が見られます。

当然DD51形756号車の正面からの下り階段にも進みます。
こちらのディーゼル車の下の部分も覗いていきます。

こちらが、DD51形756号車の下の部分です。
こうして見ると、ディーゼルエンジンと
車輪の接合部分の構造がよく分かりますね。

DD51形756号車の下の部分を見終わったので、
階段を上り地上に出ます。
では、DD51形756号車の脇をすり抜けて、
京都鉄道博物館本館1Fの最先端に向かいます。

京都鉄道博物館本館1F最西端は、
電車の部品が置かれていました。
こちらは、さまざまな車輪ですね。

そして、こちらはパンタグラフですね。
目の前の方がボタンを操作すると、
手動でパンタグラフが上下動しました。
(来場者は、誰でもボタン操作が可能です)

これで、一通り京都鉄道博物館本館1Fを見て回りました。
では、目の前の階段で階上に上っていきます。
……のですが、既に相当枚数の写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、京都鉄道博物館本館の階上を回ります~
進みたい方は、ここをクリックしてください。

前回ブログで京都鉄道博物館入口付近のO系新幹線や
C62蒸気機関車を眺めて、さらに西に進みました。
今回は京都鉄道博物館本館に入り、1F部分を散策します。
撮影日は、2020年11月23日勤労感謝の日の月曜日午後0時半。
ここしばらく、京都鉄道博物館の連載が続きます。

京都鉄道博物館本館入り口部分に、
ウメテツのイラストと共にアルコール消毒液が置かれています。
今までも何回か殺菌していますが、ここでも手に振りかけます。

京都鉄道博物館入口をくぐると、こちらの3両が出迎えてくれます。
左から、500系山陽新幹線、581系特急月光、489系特急雷鳥です。
特急月光は新大阪~博多間、特急雷鳥は北陸本線を通ります。

ただ、そちらの3両を散策する前に、
本館北側に展示してある鉄道史の展示を見て回ります。

こちらは、1903年製230-235系蒸気機関車です。
国産蒸気機関車では、最古の部類です。
尤もこの時点ではすべて国産は難しく、一部イギリス製です。

こちらは17世紀のイギリス人ワットの発明「蒸気機関」の模型です。
それまで手作業で動いていた工場で、
この蒸気機関で機械を動かすようになったことが産業革命です。

つまり蒸気機関は、電気が運用される前の動力源(エンジン)です。
最初は工場の機械を動かすために使われていましたが、
やがて乗り物の動力源にも使われました。
それが蒸気船(黒船)であり、蒸気機関車です。
こちらには、イギリスで17世紀に発明された
蒸気機関車の模型が並びます。

さらに、その左(西)側には日本で19世紀に使われた
蒸気船と蒸気機関車の模型が並びます。

こちらの上部は日本で初めて運用された蒸気機関車の模型で、
その下は日本最古の駅舎「新橋」駅(東京都)の模型です。
「新橋」駅~「横浜」駅間で、日本で初めて鉄道が開通した
記念式典の模様を表しています。

さらに西側に、終戦直後~高度経済成長期の鉄道史が
分かり易く展示してあります。

先ずは、こちら1928年製EF52形1型電車です。
日本最古の電車ですね。

その脇には、新幹線開通以前に主力だった特急列車の
エンブレムと当時の車掌さんの制服が展示されていました。

さらに、こちらも新幹線以前の特急列車のエンブレムと
特急の模型が展示されています。

その西側には、100系新幹線と地方の駅の模型が展示されています。
100系新幹線も、現在は運用されていません。

「地方の駅」の模型の手前に、ミゼットがなぜか置かれています。
高度経済成長期(1960年ごろ)のイメージでしょうか?

……で、その脇にバス停・雑貨屋さん(駄菓子屋さん)です。
たぶん1970年前後をイメージしているのでしょうが、
こういう風景は各地方で違うので、自分には違和感があります。
ちなみにウチの近所(京都市東山区鴨東地区)では、
駄菓子屋さんはお好み焼き屋さんとの兼業が多く、
(またはパン屋さんとの兼業)
大人が嗜むタバコは駄菓子屋など子供が行くお店には
置いてありませんでした。

その雑貨屋さんの模型の脇に、「昔の」駅舎があります。
JR奈良線「稲荷」駅に少しだけ似ていますが、
これも地方によっていろいろなので、どうなんでしょうね。

そのレプリカの駅の改札口を出ると、特急列車が停車していました。
次は、駅のホームにからこの特急列車を覗きます。

その特急列車には、「キハ81形3号」のロゴが入ります。
こちらは、1960年~1978年の間活躍していました。

そのキハ81形3号列車の正面に回り込みました。
紀勢線を走る特急「くろしお」は、2020年末まで展示されます。

特急「くろしお」より入り口(東)側に、
こちらの蒸気機関車が展示されています。
では、こちらの正面に回り込みます。

こちらが、1800形1801号蒸気機関車です。
京都駅から、現在の琵琶湖線の「大津」駅間を
1890年ごろ走っていました。
この区間はインクライン周辺など急勾配が多く、
より馬力の強いイギリス製が運用されていました。
(つまり、こちらは国産ではありません)

これで京都鉄道博物館本館1Fの南側を1周して、
また本館入り口付近から再出発します。
こちらは、北陸線の特急「雷鳥」(現在は「サンダーバード」)です。

こちらは、「大阪」駅発「金沢」駅行きの特急「雷鳥」です。
親族が福井県あわら市(「芦原温泉」駅があります)に居りまして、
自分が小学生だったころ、よくこの特急に乗りました。

特急「雷鳥」の西側は、こちらの貨物列車が通せんぼしています。
よって博物館西側は後回しにして、先に博物館東側を制覇します。

特急「雷鳥」の北側は、この左右の列車が並びます。
左(南)側が581形特急「月光」で、右(北)側が500系新幹線です。
特急「月光」は山陽新幹線開業とともに引退しましたが、
500系新幹線は現在も山陽新幹線で現役です。

500系新幹線の中を窓から覗きます。
2020年現在、東海道新幹線と山陽新幹線はこんな感じですね。

500系新幹線の運転席近くに、このようなロゴがありました。
「東京」駅~「新大阪」駅間の東海道新幹線はJR東海が所有し、
「新大阪」駅~「博多」駅間の山陽新幹線がJR西日本所有です。

京都鉄道博物館本館1F東半分を拝観し終えましたので、
ここからは本館1F西半分(先程の貨物列車の西側)に向かいます。

こちらは東海道線をかつて走っていた特急「こだま」です。
1963年の東海道新幹線開通とともに引退しましたが、
「こだま」の呼称自体は東海道新幹線に受け継がれました。

特急「こだま」の南側に、EF66形3号車が展示されています。
こちらは、ディーゼル車の一種ですね。

EF66形3号車の先頭部分に下り階段が付いていて、
そこから半地下の通路をくぐれます。
こちらを通過すると、EF66形3号車の下側を見られます。

普段なら絶対に見られないディーゼル車の下の部分を撮りました。
目の前の白い板は、ブレーキの一部だと思います。

EF66形3号車の下の部分を拝観しました。
階段を上ると、隣にDD51形756号車が展示されていました。
こちらもディーゼル車で、やはり半地下から下の部分が見られます。

当然DD51形756号車の正面からの下り階段にも進みます。
こちらのディーゼル車の下の部分も覗いていきます。

こちらが、DD51形756号車の下の部分です。
こうして見ると、ディーゼルエンジンと
車輪の接合部分の構造がよく分かりますね。

DD51形756号車の下の部分を見終わったので、
階段を上り地上に出ます。
では、DD51形756号車の脇をすり抜けて、
京都鉄道博物館本館1Fの最先端に向かいます。

京都鉄道博物館本館1F最西端は、
電車の部品が置かれていました。
こちらは、さまざまな車輪ですね。

そして、こちらはパンタグラフですね。
目の前の方がボタンを操作すると、
手動でパンタグラフが上下動しました。
(来場者は、誰でもボタン操作が可能です)

これで、一通り京都鉄道博物館本館1Fを見て回りました。
では、目の前の階段で階上に上っていきます。
……のですが、既に相当枚数の写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、京都鉄道博物館本館の階上を回ります~
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