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第826回 サンガスタジアムでサッカー観戦 前編

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前回ブログで、「冷泉通桜散策編」が終了しました。
2022年桜散策はこのまま「哲学の道桜散策編」を取材していますが、
現実世界はもうGWに入ってきています。
そのため、今回からはそのGWに取材した分を先に掲載します。
先ずは、2022年4月29日に観戦した京都サンガ戦です。


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京都駅32番ホームから、JR嵯峨野線を約20分乗りました。
こちらは、京都府亀岡市のJR嵯峨野線「亀岡」駅です。
今回は、こちらから駅近隣のサンガスタジアムに向かいます。
撮影日は、4月29日金曜日昭和の日午後2時半。
ほとんど駅前なのですが、数年来の暴風雨で約200mが大変でした。


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自分が今まで乗っていたJR嵯峨野線の亀岡行き普通電車です。
亀岡行きですから、この先の「並河」駅には向かいません。
乗客も、全員こちらから降りられました。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅ホームを最東端に移動しました。
約50m先に見える大きな建物が、サンガスタジアムです。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅ホームに、こちらの階段があります。
お客さんでいっぱいですが、この方々の大半が
自分と同じ場所に向かっています。
J1リーグ第10節対アビスパ福岡戦は、
2022年4月29日昭和の日金曜日午後3時に試合開始です。


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先程の階段を上ると、こちらに辿り着きます。
たくさんの方々が向かわれる先に、
JR嵯峨野線「亀岡」駅改札口があります。


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その方々が通り過ぎた後に、床部分を撮りました。
こちらに、大きくパーサ君とコトノちゃんが描いてあります。
どちらも、京都サンガのマスコットです。


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さらにJR嵯峨野線「亀岡」駅壁際に、
京都サンガのレプリカユニフォームが飾ってあります。
4枚のうち、この日は左から2番目のものを
この日(2022年4月29日)の自分は着ていました。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅改札口を出て、そのまま東を向きました。
こちら側はガラス張りですので、サンガスタジアムがよく見えます。
2019年2月段階では、建設中の競技場をここで眺めていました。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅改札口から、右(南)を向いています。
駅前繁華街と亀岡城に行くなら、こちらが便利です。
第639回ブログでは、こちらを進みガレリア亀岡に向かいました。
(Jリーグシーズン前に、京都サンガはここで壮行会を行います)


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今度はJR嵯峨野線「亀岡」駅改札口から、左(北)を向きました。
今回は、こちらを進みます。
そういえば、こちらに今から始まる試合を宣伝していました。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅改札口から、約10m北上しました。
「亀岡」駅北出口は東西2ヶ所の階段ですが、
サンガスタジアムへは右(東)側の階段を下ります。


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階段を下りる前に、こちらに注目します。
サンガスタジアムの先に、保津川下りの船着き場があります。
サンガスタジアムが建っている場所は、もともと保津川の河岸でした。
JR嵯峨野線「亀岡」駅の北側は、ここ3年で急激に開発されました。


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ではJR嵯峨野線「亀岡」駅北側出口のうち、
東側に下りる階段を進みます。
こちらを下りると、JR嵯峨野線「亀岡」駅前北側ロータリーです。


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こちらは、JR嵯峨野線「亀岡」駅北東口です。
階段を下りると、皆さんすぐに傘を差されています。
実は、この時点でそこそこの暴風雨でした……


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JR嵯峨野線「亀岡」駅北東口からは、先ずは東へ進みます。
……と言いますか、要は駅前ロータリー沿いに進みます。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅前北側ロータリーの最東端から、
さらに東に向いています。
建設中のマンション越しに、サンガスタジアムが見えます。
この位置からJR嵯峨野線の線路沿いに東に進めば、
約50m先がサンガスタジアムです。
ただ、サンガスタジアムの入り口は、こちらの正反対です。
ですから、試合を観戦するためにはここから約200m移動します。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅前北側ロータリー最東端から、
そのまま北を向きました。
ここから北上するのですが、かなり雨が強くなりました。
前を歩かれておられる方々の傘が、風で歪んでいます。


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すると前を行かれる方々の何人かが、傘を畳まれました。
決して雨が止んだわけではありません。
暴風雨で、傘が折れたり役に立たなくなったからです。
正直これほどの暴風雨は、京都府では久しぶりでした。


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JR嵯峨野線「亀岡」駅前北側ロータリー最東端から、
約100m北上しました。
こちらに、「ネコのしっぽ」の屋台が出ていました。
亀岡市を中心にデニッシュパンを販売されるお店で、
京都サンガの競技場の脇でいつも商売されています。
いつもなら迷わずにここで買うのですが、
何しろ暴風雨の中ですので、今回は諦めました……
(……と言いますか、試合開始に間に合わないかもしれないので)


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「ネコのしっぽ」の周囲にも、ほかに何軒か屋台が出ていました。
京都サンガの試合前には、この北側ロータリーが屋台村になります。
普段なら競技場に入場する前にここに立ち寄り、
何かしら購入して試合に臨むのですが、この暴風雨です。
この日ばかりは、屋台村で立ち止まる方がいらっしゃいませんでした。


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その屋台村の向かい(東)側に、こちらのビルがあります。
1Fに、おしゃれなカフェがテナントで入っていますね。
次はこのカフェを目印に、東に向きます。


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そのカフェの角で、東を向きました。
こちらを東に約50m進み、サンガスタジアムの前まで進みます。
また、スタジアムの屋根から白い紐が伸びています。
どうもスタジアムの備品を結んでいたのが、千切れたようです。
その紐が宙に舞って地面に落ちていないのが、
この日の暴風雨のすごさを物語っています。


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先程の角から、東に約50m進みました。
駐車場越しに、サンガスタジアムが見えますね。
ただこちらから入場できませんので、もう暫く歩きます。
カメラに雨粒が付きだしましたが、この時点で自分も傘を諦めました。
つまり、京都サンガ仕様の紫色の雨合羽に着替えました。


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駐車場をそのまま東に踏破して、北を向きました。
ここからは、スタジアム沿いのこの道を北上します。


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先程の位置から、スタジアム沿いの道を約100m北上しました。
ここで、この道が突き当たります。


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先程の道を突き当たって、右(東)に向きました。
この横断歩道を渡ったら、サンガスタジアムの正面口です。
もしこちらの道をこのまま東に進み続けると、
約300m先が保津川下りの船着き場です。
先述しましたが、この辺は数年前までは保津川の畔でした。


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先程の横断歩道を渡ると、すぐにサンガスタジアムです。
左(東)側の白いテントで京都サンガのグッズが売られていましたが、
この暴風雨で試合直前ともなれば、お客さんはいらっしゃいません。
風でいろいろ飛ばされて、店員さんが右往左往されていました。


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サンガスタジアムの北西角に、この日の試合の切符売り場があります。
この時点で、2022年4月29日昭和の日金曜日午後2時50分です。
試合開始まで時間がないので、急ぎます。


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サンガスタジアムの切符売り場では、行列ができていました。
この競技場は全席指定席で先ずは空席から任意の席を選び、
住所氏名を用紙に記入しなければなりません。
自分は面倒なので、席の位置は係の方に決めて戴きました。
まぁ、この辺はコロナ対策でしょうね。


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結局切符が買えたのは、試合開始数分前でした。
ここからは正面東側の階段から、入場口を目指します。


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先程の階段を上がると、この通路に続きます。
そのまま進むと、白いテントの辺りが入場口です。
多少の身体検査を受けて、(こちらはフーリガン対策です)
試合観戦へと望みましたが、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回はサンガスタジアム内部の様子と、
この日の試合のダイジェストです~

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第827回 サンガスタジアムでサッカー観戦 後編

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前回ブログで、JR嵯峨野線「亀岡」駅から、
サンガスタジアムまで歩いてきました。
この時点ですでに入場券は買っており、
あとはこちらの入り口から競技場内に入場するだけです。
今回はサンガスタジアム内部の様子と、
J1リーグ第10節アビスパ福岡戦のダイジェストを掲載します。
撮影日は、2022年4月29日昭和の日の金曜日午後3時。
早くしないと、そろそろ試合開始です。


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サンガスタジアムでは、入場前に先程の白いテントの辺りで
手荷物検査と身体検査を受けます。
空き缶や果実は試合展開では
選手や審判に投げつけられる可能性がありますし、
日本では武器弾薬の持ち込みはまだ発生していませんが、
サッカー観戦は日本でも暴力的になる観客は出てきます。
コロナ禍での厳重チェック以外にも
いろいろ検査を受けた後、こちらの扉から入場できます。


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サンガスタジアムに入場して、すぐに競技場を撮りました。
ちょうど選手同士の挨拶が終わり、
各選手が自分のポジションに散っています。
この写真の数秒後、この日の試合が開始されました。


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サンガスタジアムのバックスタンドを撮っています。
TV中継で写る位置の向かい側の座席です。
座席にある「KYOTO」のロゴが見えないくらいには、
観客で埋まっていました。


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そして、こちらがホームの京都サンガ側のゴール裏席です。
通常なら大声で激しい応援が繰り広げられますが、
コロナ禍では声を出す応援は一切禁止です。
拍手がメインの応援ですが、大きな旗を振っても構いません。
(自分も、何本か持っています)
とりあえず、自分もあの中に入らないといけません。


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さらにゴール裏席には、2階席があります。
もちろん、こちらの席も全席指定です。
旧本拠地の西京極競技場は2万人収容できましたが、
サンガスタジアムは4万人収容が可能です。
男子の日本代表戦の誘致はできませんが、
女子のなでしこジャパン戦の誘致は可能な収容人数です。
(慣例として、日本代表戦は5万人収容が必要です)

また無用な争いを避けるため、ホームゴール裏で
アウェイ応援グッズを露出するのは禁止されています。


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ところで各座席の背には、このような通し番号が打たれています。
「N4-20-4」とはゴール裏の右から4番目のブロックの
前から20列目で、通路から左へ数えて4番目の席ということです。
さて、自分のチケットには「N4-4-12」と書かれています。
このブロックの前から4列目で、通路から12番目ということです。
こんなことをしていますが、この瞬間も試合中です。
ですから、急いで自分の席に向かいます。


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というわけで、ホームゴール裏の「N4-4-12」の座席に就きました。
手前のフェンスの約2m先が、ゴールラインです。
イングランドではよくある距離感ですが、
日本ではジュビロ磐田のホーム「磐田スタジアム」より近いです。
(「磐田スタジアム」が、日本でいちばん
ゴールラインが近いスタジアムでした)
すべて独立した座席で、セレッソ大阪のホーム
「金鳥スタジアム」より観戦していて快適です。
(「金鳥スタジアム」が、自分が経験した中で
いちばん快適な競技場でした)
サンガサポーターの贔屓目かもしれませんが、
このサンガスタジアムは日本一観戦しやすいサッカー場です。


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ただ、コアなサポーターは大半が立って応援されます。
この瞬間コーナーフラッグ付近まで攻め込まれているのですが、
この辺の方々の身体が邪魔でよく見えません。
とはいえ自分の後部座席に座る小母さんの視界を守るためにも、
自分は立つわけにはいきません。


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試合開始から10分、京都サンガ側のコーナーキックです。
飛び上がってヘディングしているのは、松田天馬主将でしょうね。
残念ながらゴールラインを割ったので、ゴールキックで試合再開です。

ちなみに、向こうのゴール裏1ブロックがアウェイ側応援席です。
全部で、2千席もないですね。
そちらに、福岡側のサポーターが犇めき合っておられます。


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試合途中ですが、こちらが両チームの先発です。
京都サンガ側は、イスマイラ選手がウタカ選手と対となるFWです。
どちらもナイジェリア人で、高い身体能力で昨シーズン大活躍でした。
(ウタカ選手は、現時点もJ1リーグ得点王争い1位です)
アビスパ福岡側は……2年前のJ2リーグ時代と
だいぶ選手が入れ替わっています。
(2021年シーズンは福岡はJ1リーグ、京都はJ2リーグでした)
自分が知っているのは、中村選手、前選手、北島選手、山岸選手
……そのくらいでしょうか?
特に前選手と山岸選手には、何度も京都は苦杯を飲まされました。


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僅かに座っておられた京都のゴール裏サポーターも、
前半15分ごろに一斉に立ち上がりました。
京都側の右サイドが空いたタイミングで、
福岡の山岸選手がそちらに回り込み、
数歩ドリブルした後にミドルシュート!
見事な先制ゴールです……
やはりJ1リーグに上がっても、山岸選手に決められました……


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山岸選手が、京都サポーターの前でチームメイトと抱き合いました。
ここからゴールパフォーマンスをする勢いですが、
そもそもこちらは京都サンガ側の応援席です。
さすがに、そんな挑発するようなことはされませんでした。


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……ということで、アウェイのアビスパ福岡が先制です。
ここのところ京都は調子を落としていますので、ちょっと心配です。


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この辺りから、自分の後部座席の小母さんが立ち上がられました。
……ということで、自分も立ち上がって応援します。
そのため、ここからカメラの視点も高くなります。


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立ち上がって気づいたのですが、
自分の後方にも電光掲示板がありました。
こちらには、試合経過時間も表示されます。


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前半40分ごろ、フリーキックから京都側がゴールを入れました!
普通ならここで京都側サポーターが歓喜するのですが、
どうもそういう雰囲気ではありません。


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福岡側の選手複数が、副審に向かって猛抗議しています。
福岡側は、オフサイドなどゴールの取り消しを主張しています。
それを主審が静止して、宥めておられます。
これは、揉めそうな予感がします。


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主審が、メインスタンドの方に向かます。
これは……VAR(ビデオ判定)になるようですね。


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主審がメインスタンド近くに移動すると、
今度はアビスパ福岡の長谷部監督まで猛抗議に加わります。
京都サンガの曹貴栽監督は、その後方で様子見のようです。


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……ということで、遂にVAR(ビデオ判定)になりました。
TV放送ではこういう時ビデオを放送して解説が始まるのですが、
スタジアムではこういう状態がずっと続きました。

ただ、この状態では観客は何をチェックしているのか分かりません。
そもそも福岡側が何を抗議しているのか、それすら分かりません。
フーリガン対策なのでしょうが、
観客が何もわからない状態は、それはそれでストレスが溜まります。
……結局京都のゴールは取り消しとなり、
スコアは0-1でアビスパ福岡リードのままです。


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そして、VARの直後に前半が終了しました。
アウェイの福岡が、0-1でリードしたままでした。
京都サンガの選手が、メインスタンドの方に去っていきます。
京都サポーターは、それを拍手でお見送りします。


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前半が終了して後半が始まるまで、約15分間のハーフタイムです。
旧本拠地の西京極競技場では荷物を置いて移動しましたが、
全席指定席のサンガスタジアムでは荷物を担いで移動します。
N4ブロック脇の階段状の通路を端まで上ると、
スタジアム内を周回する通路に出ます。
目の前が、女子トイレですね。
では、この時間を利用してこの辺りを徘徊します。


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女子トイレの左(北)側に、こちらのカフェの売店があります。
コーヒーなどをこちらで買って、座席で戴く形式です。
「鉄板焼きステーキ」って、どんな風に提供されるのでしょうか?


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さらにカフェの左(北)側に、こちらの売店があります。
こちらも、ここで購入した後に座席で戴く形式です。
ただ、こちらはビールや唐揚げがメインのお店です。
それ以外には、焼きそばなどの食事メニューも売られています。
価格を見ていると、西京極競技場時代と同じ相場でした。


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さらに、その売店の左(北)側が男子トイレです。
ただ、係員が整理しないといけないくらい混雑していました。
サンガスタジアムは西京極競技場と比べていろいろ快適なのですが、
トイレの数が西京極競技場の半分以下です。
男子トイレが混むのですから、女子トイレはもっと混むでしょう。
ハーフタイムにはトイレに行けないのを前提に、
計画的にトイレタイムを考えないといけませんね。


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男子トイレの左側は、徐々に方向が変わって西へ向かいます。
そちらに、簡易式の売店が置かれていました。
こちらで売られているものは、先ほどの売店のものと同じでした。
もちろん、価格も同じでした。


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簡易式売店の脇から、サンガスタジアムのバルコニーに出られます。
ちなみに、このバルコニーは
今回ブログ最初の外側通路には通じていません。
バルコニーには、こちらのトラック型の売店が置かれていました。
こちらでは、焼売や肉まんなど中華点心が売られていました。
まぁこういうものを買ってビールを頼むのも良さそうですが、
今回は見送りました。


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いろいろ迷って、こちらを購入しました。
簡易式売店で焼きそば(500円)とコーヒー(300円)を買いました。
こちらは、サンガスタジアムを周回する通路の端に置いています。
まぁ自分の座席に戻ってマスクを外して食事するのもどうかと思い、
通路の隅で急いで戴きました。


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サンガのロゴ入り紙箱を開けると、こうなります。
この焼きそばは牛肉がメインで、野菜は入っていません。
隅には、刻まれた紅ショウガが付いていました。
要するに、西京極競技場時代の売店の焼きそばと同じ具材です。
ついでにソースの味も同じなので、同じ業者の焼きそばでしょう。


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自分がゴール裏の座席に戻ると、両チームの選手が集結していました。
いよいよ京都VS福岡の後半が、始まろうとしています。


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後半開始直前に、京都はセンターバックの井上選手から
アピアタピア久選手を投入しました。
また同時に、FWイスマイラ選手を山田選手に替えました。
高さのあるセンターバックと中盤のテクニシャンを入れたわけですね。


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そのことで、京都はサイドでボールを支配できるようになり、
この辺りからクロスを上げられるようになりました。


827-34.jpg
ただFWがウタカ選手一人になっていて、
福岡の選手のマークを一人で受けています。
この場面でも、ウタカ選手は福岡の選手に前後を挟まれて
まったく身動きができません。


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後半20分ごろ、福岡のディフェンスラインの後方に
京都の中盤からロングパスが流し込まれました。
そこで、ウタカ選手がスペースに走り込みます。
これはウタカ選手の得意プレーで、
いままでのウタカ選手のパターンならこのままゴールを決めます。
ところが、次の瞬間福岡の守備陣がウタカ選手を取り囲みます。
ウタカ選手は身動きを取れなくなり、
せっかくのチャンスもグローリ選手のクリアで帳消しです。


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後半35分、この試合の入場者数が発表されました。
1万を超えていますね。
このサンガスタジアムが創設されて以来、
2020年も2021年も1万人越えの試合はありませんでした。
(まぁJ2リーグでしたし、コロナ禍でしたし)
全座席の25%ですが、今後もっと観客が増えるかもしれません


827-37.jpg
そうこうしているうちに、時間が経ってしまいました。
結局0-1のままアビスパ福岡の勝利です。
これで京都サンガは、4勝3分け3敗の勝ち点15の7位に後退です。
とは言えまだまだ一ケタ順位ですし、
J2リーグ降格争いに巻き込まれていません。
曹貴栽監督の名采配も健在ですし、
あとは福岡のような京都以上に運動量があって
組織力があるチームの対策くらいでしょうか。
この試合は残念ですが、実はそこまで深刻には考えていません。


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試合終了後、選手とスタッフ全員がゴール裏に来られました。
試合に負けた後にこういうことをすると、
クラブの状況次第ではさらに険悪になるのですが、
今の京都サンガはJ1リーグにいること自体が一種のお祭りです。
負けた試合でしたが、選手もスタッフも観客も、
全員が和やかな雰囲気でした。


827-39.jpg
もちろん、その選手の中にウタカ選手もおられました。
敗戦で、ちょっと落ち込んでおられます。
以前から見ていて責任感が強そうな方ですので、
いろいろ背負い込んでいないかが気になります。


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選手とスタッフの後に、パーサ君とコトノちゃんが付いてきます。
こちらは結構人気があって、アウェイ側からも声援が飛んでました。
パーサ君とコトノちゃんはスタジアムを1周したあと、
選手やスタッフと一緒にメインスタンド下に立ち去られました。
その後自分はここからJR嵯峨野線「亀岡」駅に戻ったのですが、
駅がだいぶ混んでいたので、サンガスタジアム1Fにある
フードコートで休憩してから帰宅しました。
そのフードコートの様子は、京のお店 今日のお品に後日掲載します。
ただまだ掲載していない記事がたくさんあるので、
「FOOD DINER」の記事はその後から書きます。

~次回は、もう一つのGW散策です。
ツツジ見物に出かけました~

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第828回 長辻通から天龍寺へ~嵐山ツツジ散策~その1

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京都駅から国際会館行き地下鉄烏丸線で3駅進み、
「烏丸御池」駅で地下鉄東西線に乗り換えます。
その東西線も終点の「太秦天神川」駅で降りて、
地上から京福電車(嵐電)に乗り換えます。
こちらは、京福電車(嵐電)終点「嵐山」駅です。
今回は、この駅周辺のツツジを見物に行きます。
撮影日は、2022年5月5日こどもの日の木曜日午後2時半。
久しぶりに、取材日が快晴でした。


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京福電車(嵐電)の駅は、大半が無人駅です。
無人駅では車両内で改札を行いますが、
有人駅でも車両を出たところで改札を行います。
ここで、自分と母の分の運賃計440円支払いました。
ですから、たとえ終点の駅でも「改札口」はありません。


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こちらが、自分とウチの母が乗ってきた京福電車(嵐電)の車両です。
自分たちが下りた直後に、四条大宮行きのお客さんが乗ります。
そういえば、この車両も広告が貼り付けてありません。
以前は京福電車(嵐電)の車両には大きな広告が貼り付いていました。
コロナ禍以降、ラッピング電車(広告が貼り付いた電車)は
京福電車(嵐電)ではほとんど見られなくなりました。


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その京福電車(嵐電)の車両の向かい(北)側に、
こちらのテナントが入っていました。
ちょっと洒落た居酒屋ですが、飲食スペースはこの奥です。
(割と知られた有名店だったりします)
京福電車(嵐電)「嵐山」駅は、このようなテナントで囲まれています。


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その居酒屋さんの前で、「嵐山」駅ホームを西に向きました。
京福電車(嵐電)「嵐山」駅のホームはここで突き当たりますが、
このまま左(南)側に駅ホームは続きます。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅ホームを西に進み、
突き当たってから南を向いています。
この駅を出る前に、ちょっと寄ってみたいところがあります。


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京福電車(嵐電)駅ホームで先ほどの位置から南下して、
中央のホームで東を向いています。
ここから、このホームの東端まで移動します。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅中央ホームの東端に移動しました。
こちらに、「嵐山温泉」と書かれた表札が立っています。


828-9.jpg
中を覗くと、本当に温泉です。
まぁ駅ホームで全裸になるわけにはいかないので、
足首まで浸かる「足湯」ですが……
とは言え、ご時世からか開店休業状態でした。
(足湯には、第398回ブログで入りました)


828-10.jpg
「嵐山」温泉」の前で、中央ホームを西に向いています。
では、ここから京福電車(嵐電)「嵐山」駅ホームを西に進みます。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅中央ホームを西に進みました。
時刻表を見ると、10分おきに電車が出ています。
京福電車(嵐電)「嵐山」は全線普通電車しか走っていませんが、
その分本数がとても多いのが特徴です。
次は京福電車(嵐電)「嵐山」駅ホームから、
西に隣接する「嵐山」駅の駅ビルを通り抜けます。


828-12.jpg
京福電車(嵐電)「嵐山」駅の駅ビルを通り抜け、
そのまま西に向いています。
GW中の快晴ということもあって、嵐山周辺はかなりの人出でした。
ここからは、目の前の長辻通に出ます。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅ビルの前で、長辻通を南に向きました。
約100m先で、長辻通は三条通と交差します。
そして三条通以南は、大堰川(桂川)に架かる渡月橋です。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅ビルの前に、
長辻通を西側に渡る横断歩道があります。
ここからはこの横断歩道を渡り、長辻通西側歩道に向かいます。


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その横断歩道を渡り、長辻通西側歩道を北に向いています。
では、ここから長辻通を北上します。


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京福電車(嵐電)「嵐山」駅ビルから、長辻通を約30m北上しました。
こちらは、「嵐山天龍寺前」バス停です。
この日は利用者数が多いので、こちらは臨時便ですね。


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「嵐山天龍寺前」バス停から、長辻通を約30m北上しました。
こちらは、今回ブログのメイン臨済宗天龍寺派本山天龍寺です。
ただしこちらは自動車用の入り口で、歩行者は入れません。


828-18.jpg
天龍寺の門前に、ツツジが咲いていました。
天龍寺庭園には様々な花が咲いていますが、
特にツツジが多く植えられています。


828-19.jpg
天龍寺門前のツツジは、西側の方が多くなります。
ただ、この日(2022年5月5日)のツツジは咲き初めですね。
第44回ブログほどは、まだまだ咲いていません。


828-20.jpg
天龍寺の門前から、長辻通を北に向いています。
歩行者は、約20m北の天竜寺総門から入ります。


828-21.jpg
こちらが、臨済宗天龍寺派本山天龍寺総門です。
では、こちらから天龍寺境内に入ります。


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臨済宗天龍寺派天龍寺総門をくぐり、
天龍寺境内を西に向いています。
ここから天龍寺境内は、まっすぐ西に伸びています。
では、ここからは天龍寺境内をこのまま西に進みます。


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臨済宗天龍寺派本山天龍寺総門から、境内を西に約50m進みました。
ここでまた、臨済宗天龍寺派本山天龍寺中門をくぐります。


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臨済宗天龍寺派本山天龍寺中門をくぐり、境内を西に向いています。
ここから庫裏へと続く石畳の道は、右(北)側に塔頭寺院が並びます。


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一方、石畳の道の左(南)側には放生池があります。
第44回ブログではかなり汚い池でしたが、
今回2022年はかなり整備されてきれいな池に変わっていました。


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その放生池を大写しにしました。
池の中州に、ツツジの群生地があります。
こちらも、そろそろ満開に近づいています。


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その放生池を背に、天龍寺境内を北に向きました。
こちらに、臨済宗天龍寺派弘源寺が建っています。
天龍寺中門より西は、境内の北側に天龍寺の塔頭寺院が並びます。


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臨済宗天龍寺派弘源寺は、2022年5月15日まで有料で公開されます。
こちらの寺院は、禁門の変直前に長州藩士の拠点でした。
この天龍寺自体が当時長州藩の拠点で、
そのため禁門の変直後に天龍寺は
江戸幕府により焼き討ちされるのですが、
塔頭寺院である弘源寺は焼失を免れました。
そのため、この寺院に宿泊した長州藩士による刀傷が
庭園を望む縁側の柱に残されています。
ただ、個人的にはこの寺院の庭園がお気に入りです。
嵐山や岩田山を借景にして眺めると、かなり絶景です。


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臨済宗天龍寺派弘源寺の前から、天龍寺境内を西に向きました。
次は、弘源寺の西隣の塔頭寺院を訪れます。


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臨済宗天龍寺派弘源寺の西隣に、
弁財天を祀るこちらの神社がいらっしゃいます。
こちらは臨済宗天龍寺派慈済院の境内の一部です。
慈済院自体は非公開寺院なのですが、
この弁財天を祀る神社は公開されています。


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臨済宗天龍寺派慈済院の唐門をくぐると、
約20m先に弁財天を祀る社がいらっしゃいます。
御覧のように、慈済院境内は青紅葉で囲まれています。
こちらも秋になると、相当の絶景に変わります。
天龍寺の塔頭寺院は、どこも紅葉がきれいです。
しかも、その大半が公開寺院です。


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臨済宗天龍寺派慈済院の弁財天社の前で、
天龍寺境内を西に向いています。
目の前に、慈済院本堂に通じる石畳も見えますね。
ただ、そちらは非公開寺院のため立ち入り禁止です。


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臨済宗天龍寺派慈済院の弁財天社前から、
天龍寺境内を西に約100m進みました。
この間右(北)側に見える塔頭寺院は、非公開寺院が増えます。
左(南)側に広がっていた放生池の西側は、
臨済宗天龍寺派天龍寺の法堂(本堂)です。
だんだん石畳の道の突き当りにある
臨済宗天龍寺派天龍寺の庫裏がはっきり見えてきました。


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先程と同じ位置で、天龍寺境内を北に向いています。
こちらは塔頭寺院ではなく、青紅葉に囲まれた八幡社です。
この八幡社周辺も、紅葉の絶景ポイントとして知られています。


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では、この八幡社にもお参りします。
「八幡社」のご祭神は応神天皇で、通常は軍神と考えられます。
こちらは太平洋戦争の戦没者慰霊のため、
1970年ごろに創建されました。


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八幡社から石畳の道に戻り、天龍寺境内を西に向きました。
左(南)側に絵馬殿が見えて、その西側にある石段を上ると
臨済宗天龍寺派天龍寺の庫裏に到達します。


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臨済宗天龍寺派天龍寺境内をさらに西に進み、
石段の許まで到達しました。
この石段を上ると、天龍寺の庫裏が建っています。
「庫裏」とは禅宗僧侶の生活スペースの一部のことで、
お料理を調理する厨房や金銭を納める寺務所が内蔵されます。
(各寺院の拝観料を納めるのも、庫裏であることが多いですね)
他の禅宗の本山同様、ここの庫裏も方丈と隣接します。
ただ今回の散策では、庫裏と方丈の中には入りません。


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天龍寺の庫裏の前に、こちらの標識が立っています。
矢印のまま進むと、天龍寺の法堂(本堂)が建っています。
先ずは、そちらに寄り道します。

ただだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。

~次回は、天龍寺の方丈庭園を散策します~

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第829回 世界遺産曹源池庭園~嵐山ツツジ散策~その2

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前回ブログで京福電車(嵐電)「嵐山」駅から、
臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏の前まで西に進みました。
今回は法堂(本堂)にお参りした後、世界遺産の庭園を散策します。
撮影日は、2022年5月5日こどもの日の木曜日午後3時半。
快晴の中の庭園散策です。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏前から、天龍寺境内を約10m南下しました。
では、こちらから臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)に入ります。


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自分とウチの母の2名分の拝観料1,000円を納めて、
法堂(本堂)に入りました。
ただ他の臨済宗本山と同様、屋内の撮影は禁止されています。
そのため、堂内の代わりにパンフレットを撮影しました。

臨済宗天龍寺派天龍寺は崩御された後醍醐天皇の菩提寺として、
1345年夢窓疎石の請願を受けた足利尊氏が創建しました。
(前身の寺院が平安時代からあって、その寺院の創建は820年ごろです)
その際寺院建設費を捻出するため天龍寺船を明へ派遣したことは、
高校の日本史の教科書にも載っています。
ご本尊は、釈迦牟尼(お釈迦さん)です。
南北朝時代(室町時代)以来の禅宗寺院ですが、
この天龍寺は8回にわたって焼失しています。
特に禁門の変の際には、天龍寺は長州藩の拠点でしたので、
江戸幕府軍がこの辺を焼け野原にしました。
現在の天龍寺の伽藍の大半は、明治時代半ばの1899年に造営です。

ですから、この法堂(本堂)も1899年に建造されました。
天井画の雲竜図は1900年に鈴木松年が描いたものでしたが、
破損したために1997年加山又造が新たに描きました。


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法堂(本堂)を背に、天龍寺境内で北を向いています。
ここからは、法堂(本堂)から先程の石畳の道に戻ります。


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臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)から、庫裏前に戻って来ました。
次はこの石段を上がって、天龍寺方丈の方に向かいます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏の右(南)に、方丈が隣接しています。
方丈の中に入るなら、庫裏の中で300円を納めて
渡り廊下から方丈に入ります。
ただ、今回は方丈庭園だけを散策します。
(両方散策するなら、800円納めます)
その場合は、庫裏の右(南)にある切符売り場で500円納めて
この先の入り口から庭園内に侵入します。


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天龍寺方丈前の切符売り場で500円納めると、
このチケットとパンフレットをもらえます。
パンフレットには、方丈庭園の地図が描いてあります。
こちらの方丈庭園は方丈周辺だけでなく、
境内北側の亀山(小倉山)山中も含めます。
実はこの北側に伸びる竹林の道への近道として、
この方丈散策を利用することができます。


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チケットを購入して、こちらの門をくぐります。
では、ここから先の天龍寺方丈庭園に入ります。


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先程の門をくぐり、天龍寺境内を南に向いています。
右(西)側に、天龍寺方丈が見えますね。
こちらは、天龍寺方丈の東側庭園です。


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その入り口から、天龍寺方丈の前に移動しました。
「方丈」とは、住職や管主などの生活スペースのことです。
元来は、「正方形一部屋の住居」という意味です。
天龍寺方丈内にも、たくさんの方々がおられました。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈を背に、天龍寺境内を東に向きました。
こちらが、天龍寺の方丈東側庭園です。


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先程の写真を撮った位置で、南を向いています。
では、このまま南下して天龍寺方丈の南側に回り込みます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の南側に回り込んで、西を向きました。
こちら側は庭園ではなく、通路ですね。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の南側で、さらに南を向きました。
生垣の向こう(南)側が、天龍寺直営精進料理店の篩月です。
ランチタイムのみの営業ですので、今は閉まっています。
(この時点で、2022年5月5日の午後3時40分ごろでした)


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の南側を西を進みます。
では、このまま西進して天龍寺方丈庭園の西側に出ます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の西南側を西進して、
天龍寺方丈北側庭園まで来ました。
こちら側は、方丈南側庭園の数倍の大きさです。
目の前に、曹源池が広がってますね。
この曹源池周辺を、UNESCOが世界遺産に指定しています。


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その曹源池の畔を覗いてみました。
こちらには、たくさんの鯉が泳いでいました。
1匹1匹が大きいので、方丈からでも鯉が見えますね。


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天龍寺方丈南西角から、天龍寺境内を北に向きました。
天龍寺方丈の先に、天龍寺庫裏も見えますね。


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その天龍寺方丈の梁の一部を大写ししました。
こちらに、梁と垂直に板が取り付けられています。
こちらは、ツバメが巣を作れるように工夫されています。
10年前にこちらに訪れた第45回ブログでは、
こちらに親鳥と雛がいました。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈を背に、曹源池を見ています。
正確には、この曹源池が見える方丈庭園が世界遺産です。
この庭園を作庭したのは、夢窓疎石です。
先述の通り天龍寺は何度か火災にあっていて、
創建当時の面影は天龍寺庭園のこの部分しか残っていません。
とは言え、この曹源池庭園には池泉式回遊庭園を得意とした
夢窓疎石の神髄が詰まった見事な景観が、そのまま残っています。
それが、ここが世界遺産に指定された最大の理由です。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の西側を北上して、庫裏の前に来ました。
庭園散策だけでなく、庫裏内部にも多くの参拝者がいらっしゃいます。
庫裏の前にベンチが置いてありますが、
そちらに座ると、庫裏の内部と同じ光景を目にすることができます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏の前のベンチに座り、
曹源の池庭園を南に向いています。
こちらから眺めると、大堰川(桂川)より南の
嵐山や岩田山が借景になります。
こういう角度も、おそらく夢窓疎石の構想内でしょうね。
こちらは秋になるとこれらの山も紅葉に染まり、
また格別の絶景になります。
(詳しくは、第90回ブログ参照)


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏の前で、西を向きました。
この先は、徐々に北に蛇行する道が続きます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏から西に進み、
北へ曲がる直前で南を向いています。
この時期は、この角度から見ると
ツツジ越しに曹源池庭園を眺めることができます。
実は、この角度が曹源池庭園で自分の一番のお気に入りです。
ただ、GW中はツツジの咲き初めで花が付いていない株もありました。
ツツジが満開となってこの辺りがさらに絶景に変わるのは、
おそらく2022年5月下旬でしょうね。


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曹源池を背に、先ほどの写真と同じ位置で北を向きました。
右(東)側に見える庫裏の北側に、渡り廊下が見えます。
ここからは、その渡り廊下沿いにこの庭園を散策します。


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曹源池から臨済宗天龍寺派天龍寺境内を西に約10m進み、
その位置で西に向いています。
ここから、上りの石段が続いています。
実は、右(北)隣の渡り廊下も上り坂です。
ここから、亀山(小倉山)の稜線に入っていきます。


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先程の写真から天龍寺境内を西に進み、石段を上っています。
この辺はカエデ並木が続くので秋には絶景になりますが、
この時期の青紅葉もなかなかですね。


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この上りの石段は、約50m続きます。
石段を上る詰めると、ここで三叉路に出ます。


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その三叉路で、北を見ています。
ここから天龍寺境内は、平坦な道になります。
ここからは、こちらを北上します。


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三叉路から、天龍寺境内を北上しています。
程なく青葉の枝垂桜越しに、お堂が見えてきます。
次は、そのお堂に向かいます。


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こちらは、臨済宗天龍寺派天龍寺多宝殿です。
庫裏からの渡り廊下は、こちらに繋がっていました。
多宝殿の地下には、後醍醐天皇の遺骨が祀られています。
つまり、こちらは後醍醐天皇の霊廟(お墓)です。
敵将だった足利尊氏が、夢窓疎石の勧めで建立しました。
こちらは天皇家関連の施設なので、
天龍寺境内ですが宮内庁(つまり日本国政府)が管理しています。


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臨済宗天龍寺派天龍寺多宝殿の前で、西を向きました。
このままさらに西に進む道と、北に折れる道がありますね。
今回ブログでは、北に折れる道を進みます。


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その三叉路に立ち、天龍寺境内で北を向きました。
天龍寺多宝殿を右(東)に見ながら、境内を北上します。


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三叉路から北上すると、青葉の枝垂桜越しに小さなお堂が見えます。
では、次はこちらに参拝します。


829-34.jpg
その小さなお堂には、こちらの仏像が祀られていました。
菩薩像っぽいのですが、どちら様かよくわかりません。
(着衣や髪型から、弁財天など神様の像ではないようです)
目前の小さな池には、蛙像も数体祀られていました。

~2022年5月9日追記~
GOOGLEマップには、こちらを「平和観音と愛の泉」と書いています。
まぁ地図上の位置と実際の位置は、ズレていますが……


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小さなお堂の北側に、「百花苑」と書かれた表札が立っていました。
ここから先は、天龍寺境内の最北端部分です。


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「百花苑」と書かれた表札の前で、天龍寺境内を東に向きました。
では、向こうに見える赤い花の辺りまで東に進みます。


829-37.jpg
その赤い花の辺りから、さらに北上しています。
ここからは、この北西の道に沿って進みます。
また、ここからだんだん急な上り坂に変わります。


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その北西に進む道は、徐々に蛇行しながらさらに北に進みます。
上り坂は、さらに急になってきます。
もうすぐ、天龍寺境内の北端ですね。


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天龍寺境内をさらに蛇行しつつ、徐々に北上しています。
この辺りはカエデ並木が続き、GW中は青紅葉ですね。


829-40.jpg
徐々に北上していた天龍寺境内の道が、
この辺から徐々に西に曲がりだします。
その先が、臨済宗天龍寺派天龍寺の北門です。
その門を出ると嵯峨野の竹林の道ですが、
今回ブログではそちらには進みません。
ここからは天龍寺方丈前に戻るのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回も、天龍寺庭園散策が続きます~

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第830回 曹源池庭園の青紅葉~嵐山ツツジ散策~その3

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前回ブログで臨済宗天龍寺派天龍寺の庭園を北上し、
天龍寺北門まで来ました。
このまま天龍寺北門を出ると、嵯峨野の竹林に出ます。
(その様子は、第91回ブログ参照)
今回はここからこの庭園の西側を南下し、
天龍寺方丈前から臨済宗天龍寺派天龍寺を出ます。
撮影日は、2022年5月5日こどもの日の木曜日午後3時50分。
ポカポカした散策日和でした。


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臨済宗天龍寺派天龍寺北門を背に、境内を南に向きました。
前回ブログではこちらより東寄りの道を北上しましたが、
今回は曹源池より西側の亀山(小倉山)山中のルートを通ります。


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臨済宗天龍寺派天龍寺北門から、約50m南下しました。
右(西)に見える東屋の先に、石碑のようなものが見えますね。


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その石碑のようなものに回り込んで、天龍寺境内で北を向きました。
一見石碑に見えますが、こちらは墨を擦るための巨大な硯です。
1899年に鈴木松年が天龍寺法堂(本堂)の雲竜図を描いたとき、
こちらの硯を使用しました。
雲竜図完成後、鈴木松年はこちらにこの硯を置いて帰りました。
絵画の上達を願って、こちらに参拝される方もいらっしゃいます。


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その硯を背に、天龍寺境内で南を向きました。
この辺りから、だんだん急な下り坂になります。
まぁ、亀山(小倉山)を下っていますので……


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その下り坂の途中で、こちらの碑がありました。
「復元の流れ」と書いてありますが、
「百花苑」のようにこの辺りを表す名称でしょうか?


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その「復元の流れ」と書かれた碑から、約10m南下しました。
ここで天龍寺の庭園は、三叉路にぶつかります。
右(東)の道を進めば、すぐに前回ブログのルートに辿り着きます。


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その三叉路で、天龍寺庭園で南を向きました。
次は、あちらの石段の許まで南下します。


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先程の三叉路から、この石段の許まで南下しました。
ここも、三叉路ですね。
右(西)側の石段を上ると、さらに亀山(小倉山)を登ります。


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その三叉路で、南東を向きました。
枝垂桜越しに、前回ブログに出てきた「平和観音と愛の泉」と
天龍寺多宝殿が見えますね。


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その「愛の泉」の前で、南東を向いています。
この瞬間、前回ブログと同じルート上にいます。


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「平和観音と愛の泉」を背に、天龍寺庭園で南を向いています。
この天龍寺多宝殿西側は、前回ブログでは北上しました。
今回は、ここを南下します。


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天龍寺多宝殿南西角で、また三叉路に出会いました。
ここから右(東)の道を進むと、すぐに曹源池にたどり着けます。
前回ブログでは、そのルートからこちらに来ました。


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今度はその三叉路で、南西を向きました。
ここを進むと、曹源池より西の亀山(小倉山)山中を南下します。
今回ブログは、このルートを進みます。


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先程の三叉路から南西に進むと、蛇行しながらゆっくり南下します。
また、この辺りから緩やかな下り坂ですね。
左(東)側に、青葉の枝垂桜が見えます。
4月頃には、さぞかし見事に咲いていたのでしょうね。


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先程の道をさらに南下しています。
この左(東)側はすぐに崖になっていて、その下に曹源池があります。
ここは、完全に亀山(小倉山)山中でもあります。
この辺りに、ベンチが並んでいます。
陽気がいいので、ここに座ると快適でしょうね。
またこの辺りは青紅葉並木ですが、秋には絶景になります。


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先程と同じ道をさらに南下しています。
右(西)側に小川が流れていて、この先で左(東)に流れていきます。
そしてこの小川の水は、曹源池に流れ込みます。


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さらに同じ道を南下しています。
先程の小川が、この辺りで細長い池に変わっています。
その池のほとりで、紫色の花が咲いています。
スミレ科の花なのは間違いないのですが、
詳しい品種はよくわかりません。


830-19.jpg
さらにさらに、同じ道を南下しています。
この辺りで、下り坂が急になりました。
ただ、よく見ると路上に何かいますね。


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その「何か」を大写ししました。
こちらは……スズメですね。
取り敢えず、こちらが立ち去るまでちょっと待っています。


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スズメが通り過ぎたので、この道を南下します。
この辺りも、青紅葉がきれいですね。


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さらに、この道を進みます。
すると、だんだんと下り坂が急になってきました。
さらに、この道が徐々に東へと曲がります。


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そして生け垣のある辺りまで来ると、
この道は完全に東に伸びています。
さらに、下り坂から石段に変わります。


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その生け垣が途切れたところに、こちらがありました。
「東司」とは、トイレのことです。


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そのトイレの前で、この道を東に向きました。
この辺りから、この道は平坦になります。


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その道をさらに東に進んでいます。
左(北)側に、たくさんの方々がいらっしゃるところが見えました。


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そのあたりに、北へ進む小径が伸びていました。
そちらを進むと、前回ブログの曹源池庭園があります。
ここからでも、曹源池が見えますね。


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曹源池へ北上する道から、東を向きました。
約10m先に、天龍寺の建物が見えます。


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こちらが、その建物です。
よく見ると、天龍寺直営の精進料理店篩月ですね。
……ということは、既に天龍寺方丈の南側に回り込んでいます。


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その「篩月」を背に、天龍寺境内で北を向いています。
ここからは、臨済宗天龍寺派天龍寺方丈の東側庭園を北上します。


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臨済宗天龍寺派天龍寺方丈東側庭園を北上しました。
東側庭園より北側に、庭園への出入り口があります。
左(西)側が出口で、右(東)側が入り口です。


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こちらが、臨済宗天龍寺派天龍寺方丈庭園の出口です。
では、ここをくぐって天龍寺方丈庭園を出ます。


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天龍寺方丈庭園の出口をくぐると、
目の前に臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏が見えます。
その前に、東へ延びる石畳の道が見えます。
そちらは、第828回ブログで通った道です。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏を背に、石畳の道を東に向きました。
次は、ここから東に少しだけ進みます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺庫裏の前から、
石畳の道を約10m東に進みました。
ここから、この石段を下ります。


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その石段を下りた地点で、右(南)側に絵馬殿が見えます。
その絵馬殿の右(西)側に、南に伸びる小径が伸びています。


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石畳の道から南を向いて、その小径を見ています。
この先に、臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)が建っています。
そちらには前回ブログで参拝しましたので、
今回は、目の前の渡り廊下をくぐりぬけていきます。


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その渡り廊下をくぐり、小径を南に向いています。
向こうの土塀の辺りから南に天龍寺塔頭寺院が続きますが、
そのあたりは天龍寺境内ではありません。


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先程の小径を約10m南下して、東を向きました。
左(北)側に、臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)が建っています。
次は、天龍寺法堂(本堂)の南側を東に進みます。


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臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)の南側を東に約10m進みました。
天龍寺法堂(本堂)を通り過ぎた辺りで、さらに南に道が伸びます。
先述の通り、ここから南は天龍寺境内ではありません。
この後はこの道を南下して大堰川(桂川)畔まで進みますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、宝厳院の青紅葉を散策します~

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第831回 新緑の宝厳院散策~嵐山のツツジ~その4

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臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)を背に、南を向いています。
この位置から南は、もう天龍寺境内ではありません。
今回は目の前の道を南下して、大堰川(桂川)に至ります。
途中、天龍寺塔頭寺院の宝厳院庭園に立ち寄ります。
撮影日は、2022年5月5日午後4時。
だいぶ日が長くなって、まだまだ夕方ではありません。


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臨済宗天龍寺派天龍寺法堂(本堂)から、この道を50m南下しました。
右(西)側の土塀の向こうは、天龍寺境内です。
蛇行していますが、こちらをさらに南下します。


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先程の位置から約10m南下すると、生け垣で囲まれます。
この先に、天龍寺の塔頭寺院の門が見えますね。
次は、そちらに向かいます。


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その門の前に来ました。
こちらは、臨済宗天龍寺派宝厳院です。
きれいな庭園で有名な寺院ですが、ここからは入れません。
ですから、もう少し南下します。


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臨済宗天龍寺派宝厳院の門から、南を向いています。
右(西)側の生け垣の向こうが、宝厳院境内です。


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その位置で南下する前に、東に向いています。
右(南)側の見ると、十六羅漢像が並んでおられます。
こちらの小径から、人力車がやって来ました。
どうやら、この辺りは人力車の観光コースのようです。


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その位置から、この道を南下しています。
この日は快晴のGWなので、散策される方も結構いらっしゃいます。


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臨済宗天龍寺派宝厳院の門から、約100m南下しました。
どうやら、2022年6月末日まで有料公開されています。
そして、こちらから臨済宗天龍寺派宝厳院に入れます。


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先程の受付で500円納めると、宝厳院庭園に入れます。
ただ自分と母は、第828回ブログで訪れた臨済宗天龍寺派弘源寺で
宝厳院庭園の拝観料も一緒に納めています。
(2寺合わせて、800円です)
ですから、ここでは拝観料を納めずに入れました。
ただ、さらに500円納めたなら中で抹茶を戴けたようです。


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宝厳院庭園の受付で弘源寺との共通拝観券を提示して、
宝厳院庭園に入ります。
すると、青紅葉のカエデ並木が出迎えてくれました。


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入り口から入って、まずは宝厳院庭園を西に進みます。
こちらは、一面のカエデ並木で有名な庭園です。
GWの時期なら、青紅葉で囲まれた庭園に変わります。
ただ、こちらは秋には相当人気のある紅葉庭園になります。
第90回ブログでは拝観待ちの行列の長さに、拝観を諦めました。


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先程の位置から、順路を進む道が北へ折れます。
左(西)側に、枯山水の池が見えてきます。


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「枯山水」ということは、池には水が一切ありません。
その代わり、黒くて丸い石が敷き詰めてあります。
こちらの石には、表札に「舟石」と書かれていました。


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その「舟石」の前で、宝厳院庭園を北に向いています。
この辺りは、順路の道は蛇行しながら北上します。


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「舟石」から、宝厳院庭園を北上しています。
宝厳院庭園の順路は、この道を時計回りします。


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先程から、宝厳院庭園を北上しています。
この辺りから、右(東)側に開けた場所かあります。


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そのあたりで、東を向きました。
開けた場所一面に、苔が生えています。
その上に、青紅葉がきれいですね。


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さらに、宝厳院庭園を北上します。
この辺りから、蛇行しながら北東に道が変わります。


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宝厳院庭園を北東に進んでいます。
この辺りで、さらに東に進路を変えます。


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宝厳院庭園の北東端に、こちらの看板がありました。
希望すれば、この先の庵で抹茶を戴けます。
ただし、そのためには事前に500円納める必要があります。


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その庵の前で、南を向きました。
宝厳院庭園の順路は、ここから蛇行しながら南下していきます。


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先程の庵から、宝厳院庭園の順路を南下しています。
道の両側は、一面苔が生えています。
その上に、青紅葉の青葉が続きます。
「青」一色の世界ですね。


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その辺りで、右(西)を向きました。
なかなか見事な「青の世界」ですが、
先程この反対側から、こちらを眺めていました。
つまり、そろそろ宝厳院庭園も一周です。


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さらに宝厳院庭園を南下しています。
よく見ると、向こうにまた別の建物が見えます。
ここから左(東)側に、宝厳院のお堂などが並びます。


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その辺りに、こちらの池がありました。
黄色い花は、杜若(かきつばた)でしょうね。
GWが満開の時期ですし……


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その池からも南下しているのですが……
自分は宝厳院の本堂に入ったことがありません。
この辺りに本堂があると思うのですが、
実はどれが本堂かすらも知りません。
何回か庭園を散策していても、
施設内には入ったことがないので……


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その施設を通り過ぎて、さらに南下しています。
先程から続く青紅葉と緑のコケが、この時期の宝厳院ですね。


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すると、途中に小川が流れていました。
ここで、その上に架かる石橋を渡ります。


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石橋の上から、小川を見ています。
こちらにも、杜若(かきつばた)が咲いていますね。


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その石橋の上で、順路の道を南に向いています。
だんだん先程の受付が近づいてきました。


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さらに、この道を南下しています。
右(西)側の垣根は、宝厳院独特の「穂垣」ですね。
その穂垣を通り過ぎて、さらに南下します。


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その穂垣を通り過ぎてさらに進むと、
その向こうで南下する道は終わりです。
そこで右(西)に進むと、さらに庭園を1周することになります。


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その突き当りで、東を向きました。
この先が、初めに来た宝厳院の入り口です。
では、その入り口から臨済宗天龍寺派宝厳院を出ます。


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臨済宗天龍寺派宝厳院の前で、南を向いています。
では、またここを南下します。


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臨済宗天龍寺派宝厳院の前から、約50m南下しました。
宝厳院の南隣に、嵯峨嵐山文華館(通称:時雨殿)が建っています。
小倉百人一首に関する資料を集めた博物館です。
確か、「競技かるた」の全国大会も行われています。
嵯峨野の西にそびえる小倉山で、小倉百人一首が発祥しました。


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その嵯峨嵐山文華館の南隣に、最近できた高級ホテルが建っています。
そして、この位置から三条通が始まります。
(詳しくは、第47回ブログ参照)


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三条通東端から、さらに南に向いています。
こちらの坂道を下れば、大堰川畔に出ます。
京都盆地の西側を流れる桂川は、
松尾大社より上流を大堰川(おおいがわ)、
保津峡より上流を保津川と呼びます。
ですから、嵐山付近は大堰川と呼びます。


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こちらが、大堰川畔です。
快晴のGW中とあって、かなりの人出ですね。
……と言いますか、貸しボート屋さんがかなり繁盛されています。
あとは渡月橋経由で駅に戻るわけですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、大堰川を散策して帰宅します~

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第832回 賑わいの大堰川~嵐山ツツジ散策~その5

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前回ブログで臨済宗天龍寺派本山天龍寺法堂(本堂)から
約200m南下して、大堰川(桂川)畔に出ました。
快晴のGW中でしたので、川面は観光客で溢れています。
今回は渡月橋まで大堰川沿いを散策した後、
長辻通を北上して京福電車(嵐電)「嵐山」駅から帰宅します。
撮影日は、2022年5月5日こどもの日の木曜日午後4時半。
今回で、「嵐山ツツジ散策編」が最終回です。


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その位置で、東を向きました。
この北側に三条通最西端があって、
そちらの様子は第47回ブログを参照してください。
今回は、このまま大堰川(桂川)畔を東に進みます。


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先程の位置から、大堰川(桂川)畔を約80m東に進みました。
あちらに、小屋が1軒建っています。


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その小屋の前に、こちらの看板がありました。
大堰川(桂川)畔で手漕ぎボートを借りたいなら、
この小屋で申し込むことになります。
そういえば、第90回ブログたこ焼きと焼きそばを戴いたのが
この小屋が建っていた辺りでした。


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その辺りで南を向き、大堰川(桂川)を見ています。
一面の手漕ぎボートですが、そのすべてがこちらのものでしょうね。
快晴のGWですから、観光客もたくさんいらっしゃいます。
その向こう(南)側の嵐山(らんざん)は、山肌一面の新緑です。


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その小屋から、東を向いています。
ここで、今までの大堰川(桂川)畔の道と三条通が合流しました。
ですから、ここからは三条通を東に進みます。


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先程の位置から、三条通を東に進んでいます。
左(北)側に旅館や高級料亭が並んでいて、
右(南)側は大堰川(桂川)の川原です。
先程の川面同様、この辺りの歩道も観光客でいっぱいです。


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さらに、三条通を東に進んでいます。
左(北)側の生け垣は、豆腐専門の料理店のものです。
その生け垣から、ツツジの花々が咲き誇っていますね。


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その辺りで、三条通から大堰川(桂川)を撮りました。
今回ブログ最初の写真から約200m東に進みましたが、
あと200mさらに東に進むと渡月橋に至ります。


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さらにその辺りで南に向いて、大堰川(桂川)を撮りました。
左側に柵が川についていますが、
手漕ぎボートはそれ以上下流(東)に行けないようになっています。


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大堰川(桂川)沿いの三条通をさらに東に進んでいます。
この日(2022年5月5日)は、本当に観光客で混み合っていました。
これは、コロナ禍以降では多分初めてですね。


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その辺りで、三条通を北に向きました。
こちらは、「アラビカ」という 福田美術館の南隣にあるカフェです。
確かにこちらは近年かなり人気があるのですが、
順番待ちの長蛇の列が出来上がっていました。


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「アラビカ」というカフェの前で、三条通を東に向いています。
先程から、人力車が行き交っています。
実はこの先(東側)に、観光用人力車の発着場があります。


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カフェ「アラビカ」から、三条通を約50m東に進みました。
左(北)側に、「よしむら」と書かれた電灯が付いた建物があります。


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こちらは、蕎麦屋さんの「よしむら嵐山本店」です。
要するに、そばの実 よしむらの本店です。
この嵐山本店には2013年2018年の集中豪雨の取材の際、
店舗状況をお見せするためもあって、こちらにお邪魔しました。


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「よしむら 嵐山本店」の前で、三条通を東に向いています。
渡月橋のある長辻通まで、もうすぐですね。


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「よしむら 嵐山本店」の東隣は、車崎神社嵐山頓宮です。
車折神社が、この地に勧請されています。
以前取材した三船祭は、こちらの神社の例祭です。


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車折神社嵐山頓宮を背に、大堰川(桂川)を南に向きました。
この角度が渡月橋のベストショットなのですが、ちょっと違います。
帰宅後写真を見直して、もう少し大写しにすべきと気づきました。


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車折神社嵐山頓宮の前で、三条通を東に向きました。
このすぐ先で、三条通は長辻通と交差します。
大堰川(桂川)に架かる渡月橋も間の前ですね。
この辺りが観光用人力車の発着場なのですが、
人力車がフル稼働で1台も待っていません。
逆に観光客の方々が、人力車待ちされていました。


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三条通から、長辻通を南に向いています。
このまま長辻通を南下すると、渡月橋を渡ります。


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今度は、三条通から長辻通を北に向いています。
桜餅専門店「琴きき茶屋」の大きな赤提灯が見えますね。


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先程の横断歩道を渡り、「三条長辻」交差点で北を向きました。
三条通以北の長辻通沿いが、京都最大規模の土産物店街を形成します。
(嵐山と清水寺が、京都の2大土産物店街です)


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ちなみに、「琴きき茶屋」は長辻通沿いの南北に2店舗並びます。
南側はお食事も出す食堂でもあるのですが、
北側はより桜餅に特化した茶店です。
また、北側の茶店ではお土産用の桜餅も販売しています。


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「琴きき茶屋」のお土産用カウンター下のショウケースです。
よく見ると、桜餅一択ですね。


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……と思ったら、こちらも売られていました。
「桜湯」用の桜の花びらの塩漬けですね。
白湯に浮かべると、「桜湯」という飲み物になります。


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ウチの母と相談して、こちらをウチに持ち帰りました。
こちらは、持ち帰り用桜餅です。


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紙箱を開けると、こうなります。桜餅6個入セット(1,040円)です。
餡に包んだ餅には、桜の葉は付いていません。
箱に書かれた由緒書きには、こちらが桜餅発祥のお店とあります。
もともとは車折神社境内にこのお店があったそうですが、
後に嵐山頓宮に引っ越されたそうです。


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こちらが、自分の分の桜餅です。
帰宅後、自分と母で桜餅を3個ずつ戴きました。
京都サンガのマグカップには、プーアル茶が入っています。


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自分の分の桜餅を大写ししました。餡堤1個と桜の葉包み2個です。
「琴きき茶屋」の名物は、桜の葉包みの方です。


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その桜餅の桜の葉をめくり上げました。
餅1個を桜の葉で上下から挟んでいます。
最大の特徴は、小豆餡が使用されていないことです。
確かにあまり甘くないですが、この方が桜の葉の香りが強くなります。


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「琴きき茶屋」の前で、長辻通を北に向きました。
先述の通り、ここから北側が土産物店街です。
ここから、暫く長辻通を北上します。


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「琴きき茶屋」の北隣は、ゆばチーズのお店があります。
こちらも開店中で、長い行列待ちですね。


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ゆばチーズの北隣は、嵯峨野コロッケの露店です。
こちらも、結構流行っていました。


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嵯峨野コロッケの北隣に土産物店があるのですが、
そちらに、こちらのネコのぬいぐるみがありました。
「うちのネコに見せたら、どう反応するのだろう」
ウチの母が、そんなことを言っていました。


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三条通から、長辻通を約100m北上しました。
左(西)側の建物は、かつて「美空ひばり記念館」でした。
現在は、テナントビルですね。


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そのテナントビルから、長辻通を北に向いています。
快晴のGWということで、コロナ禍以来いちばんの賑わいです。


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さらに長辻通を北上しています。
人通りが賑やかだったこともありますが、
土産物店など多くの店舗が賑わっていたのが印象的でした。


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三条通から、長辻通を約200m北上しました。
ここで、長辻通に横断歩道が架かります。
第828回ブログで、この横断歩道を渡りました。
つまりブログ5回かけて、この辺りを1周しました。


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その横断歩道を渡った先に、京福電車(嵐電)「嵐山」駅があります。
では、こちらから帰宅します。
これで、「嵐山ツツジ散策編」は終了です。

~次回から、ようやく「哲学の道桜散策編」を始めます~

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第833回 哲学の道の桜並木~哲学の道桜散策~その1

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第817回ブログで地下鉄東西線「三条京阪」駅を出発して、
川端通から冷泉通を最西端から最東端まで進みました。
冷泉通は特に桜並木が続く道で、第825回ブログでは
最東端にいらっしゃる若王子神社まで進みました。
その若王子神社にお参りした後、
冷泉通最東端から西を向いています。
今回は目の前の白川疎水に架かる若王子橋を渡り、
哲学の道を北上します。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後2時半。
また日差しが弱くなって、雨模様に変わりました。


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白川疎水に架かる若王子橋を渡り、
冷泉通から北を向いています。
冷泉通~今出川通間の白川疎水西岸の道は、
「哲学の道」と呼ばれています。
京都大学教授で哲学者の西田幾多郎が
思索のために散策したとされる道です。
(「ここでは思索していなかった」という説もあります)
冷泉通には若王子神社が、今出川通には銀閣寺があって、
春の「桜シーズン」となると観光客でにぎわう場所です。
では、哲学の道最南端から北上します。


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冷泉通から、哲学の道を北上しています。
右(東)側には、終始白川疎水が流れています。
白川疎水は、琵琶湖疎水の支流です。
インクラインの手前で北に分岐して、
南禅寺の水路閣の上を北上して、この位置に至ります。


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哲学の道最南端部の左(西)側は、崖ですね。
約10m下が住宅街で、そちらを見ると結構絶景です。
この日(2022年3月31日木曜日)は桜シーズン最盛期でしたので、
平日でしたがかなりの人出でした。
まぁこれでも、インバウンド需要期の半分くらいですが。


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冷泉通から、哲学の道を約70m北上しました。
白川疎水に、小さな橋が架かっていますね。


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その橋の先には、高級っぽい料亭があります。
第361回ブログで料金を確かめたところ、
ランチメニューはそこそこリーズナブルな設定でした。
もうランチタイムではないので、この瞬間は閉まっています。


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その料亭の前で、北を向いています。
この左(西)側にベンチが並んでいて、
その先を眺められるようになっています。


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その哲学の道の左(西)側に、レンガが積まれている階段があります。
その下に喫茶店があったのですが、かなり昔になくなりました。
そのレンガの上に、1匹のネコがいます。
毛並みの良さから、多分飼い猫ですね。
第361回ブログでは、この位置に数匹のネコがいました。
一部SNSでは、こちらのネコは結構有名のようです。
以前は、餌や猫じゃらしを持ち込んだ観光客もいらっしゃいました。


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そのレンガの前で、哲学の道を北に向いています。
今度は、左(西)側のベンチに座ってみます。


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そのベンチに座って、西に向いています。
第825回ブログでも書いたとおり、
この辺りから鹿ヶ谷通までは急な下り坂です。
ですから、ここから京都市街地を見ると結構絶景です。
この先に、臨済宗南禅寺派霊芝山光雲寺が見えますね。
後水尾天皇関連寺院で、周囲に皇族のお墓が並んでいます。


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その辺りで、哲学の道を北に向いています。
この辺の哲学の道は、道の両側に桜並木が続きます。


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冷泉通から、哲学の道を約150m北上しました。
哲学の道の右(東)側に、白川疎水沿いの道が伸びています。
実はあちらの方が桜並木を堪能できるのですが、
左(西)側の様子も撮りたいので、こちらを進みます。


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さらに、哲学の道を北上します。
道の両側に満開の桜並木が続きますが、
哲学の道はもう少しで左(西)に折れていきます。


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その辺りで、西を向きました。下りの石段がありますね。
ここを下りると、先程の臨済宗南禅寺派光雲寺に向かいます。


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冷泉通から、哲学の道を約200m北上しました。
この辺りで、哲学の道は北西に折れ曲がります。
すると、哲学の道の左(西)側は崖ではなくなります。
この写真をよく見ると、哲学の道は鳥獣保護区のようですね。


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まぁ鳥獣保護区ですから、様々な動物が生息しています。
先程の飼い猫は置いといても、この辺は鴨のつがいが多いですね。
さらに毎年6月になると、哲学の道にはホタルが飛び交います。


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哲学の道を北西にカーブしながら進んでいます。
左(西)側が崖ではなくなりましたが、だんだん家屋が見えてきました。


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さらに、哲学の道を北西に進みます。
だんだんその家屋が、はっきり見えてきました。
この辺りから、哲学の道は雰囲気が変わります。


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さらにさらに、哲学の道を北西に進みます。
京町屋ではありませんが、この辺は明治時代以来の高級住宅地です。



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哲学の道が北西に向かう辺りは、暫く右(西)側が高級住宅地です。
そのため、桜並木は白川疎水側だけになります。


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ただ、住宅地の生け垣がきれいですね。
生け垣の上が、紅く染まっています。


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その生け垣をよく見ると、紅いのは花ではなくて葉です。
といいますか、新芽が紅いようです。
だんだん成長するに従い、紅い葉が碧に変わっています。
葉がきれいに染まるのは、半夏生(はんげしょう)のようです。


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冷泉通から、哲学の道を約300m進みました。
ここで哲学の道は、東西の道と交差します。


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哲学の道から、その東西に伸びる道を西に向いています。
看板から目の前のお店はカフェのようですが、
この日(2022年3月31日木曜日)は閉まっていました。
その先(西側)に、鳥居が見えます。
こちらは、大豊神社の一の鳥居です。
ここから、この道は大豊神社の参道と分かります。


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今度は哲学の道から、大豊神社参道を東に向きました。
白川疎水に架かる橋の向こう(東側)に、石灯籠が見えます。
この先に、大豊神社がいらっしゃいます。
ここから大豊神社にお参りするわけですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は大豊神社に参拝した後、哲学の道を北上します~

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第834回 大豊神社の大桜~哲学の道桜散策~その2

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前回ブログで哲学の道最南端から約300m北上して、
哲学の道から大豊神社参道を東に向いています。
今回はこの参道を東に進み、大豊神社に参拝します。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後4時45分。
また徐々に曇って来ました。


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哲学の道から白川疎水を渡り、先程の石灯籠を通り過ぎました。
ここで、大豊神社参道は少し蛇行します。


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大豊神社参道は少し蛇行した後、東にまっすぐ伸びます。
そして、割と急な上り坂に変わります。


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哲学の道から、大豊神社参道を約100m東に進みました。
では、こちらから大豊神社に入ります。


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……とその前に、鳥居の前に手水舎があります。
よく見ると、手水舎の中に椿の花が浮かんでいます。
山科区の毘沙門堂のような「花手水」ですね。
(詳しくは、第117回ブログ参照)


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先程の鳥居をくぐり、大豊神社境内に入ってきました。
では、ここから大豊神社境内を散策します。


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大豊神社社務所の手前(西側)に、椿の木が立っています。
この日(2022年3月31日)、ちょうど満開でした。
桜と椿の満期時期は、ほぼ同じですね。


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大豊神社社務所の向かい(南)側に、大豊神社絵馬殿があります。
よく見ると、たくさんの酒樽が飾ってあります。


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先程の鳥居から大豊神社境内を東に進み、
大豊神社拝殿を越えると大豊神社本殿がいらっしゃいます。
本殿脇に大きく聳える大桜が見事に満開でした。
第361回ブログでは「枝垂梅」と表記しましたが、誤表記でした。
どうも、すみません

大豊神社のご祭神は少彦名命ですが、
厳密には産土の神(うぶすなのかみ)です。
要するに、この辺の土地神ですね。
ご神体は、後方(東)に聳える椿ヶ峰です。
病気平癒のご利益があります。


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先程の写真の石段を上り、本殿に参拝しました。
その後、本殿前から南を向きました。
こちらに、大豊神社の末社が並びます。


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大豊神社本殿南隣に、末社の稲荷社がいらっしゃいます。
写真には写っていませんが、朱い鳥居に囲まれています。


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稲荷社の南隣は、大国社です。ご祭神は、大国主命ですね。
ちなみに、大国主命の神使はネズミです。
ですから、狛犬の代わりに「狛ネズミ」がいらっしゃいます。
実はこちらが結構かわいくて、そのためこの大国社が
大豊神社本殿よりもよく知られています。
「大豊神社は、ネズミの神社」というイメージがありますが、
正確にはこちらは本殿ではありません。


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大豊神社大国社を背に、大豊神社境内を西に向きました。
目の前の石段を下ると、大豊神社絵馬殿前に出ます。


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先程の石段を下りて、大豊神社境内を西に向いています。
左(南)側が大豊神社絵馬殿で、右(北)側が大豊神社拝殿です。
では、このまま大豊神社境内を西に進みます。


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先程の位置から西に進み、大豊神社二の鳥居前に来ました。
ここから鳥居をくぐり、大豊神社を出ます。


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大豊神社二の鳥居から、大豊神社参道を西に向きました。
次は、この参道を西へと戻ります。


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大豊神社二の鳥居から、大豊神社参道を約100m西に進みました。
先程と同様、ここで大豊神社参道は少し蛇行します。


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大豊神社参道は少し蛇行すると、また西に進路を変えます。
そして白川疎水に架かる橋を渡ると、今回ブログ冒頭の位置です。


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その橋の上で、哲学の道と白川疎水を北西に見ています。
ここから北は、哲学の道がちょっと狭くなります。
では、ここからまた哲学の道を北西に進みます。


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大豊神社参道から、哲学の道を北西に進みました。
左(西)側の生け垣の向こうは、高級住宅街です。
そのため、この辺の哲学の道の桜並木は右(東)側だけです。


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大豊神社参道から、哲学の道を約50m北西に進みました。
哲学の道の左(西)側に、赤い傘が懸る建物が見えます。



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その赤い傘が懸る建物に近づきました。
こちらは……自宅を改装したカフェですね。
このお店以北の哲学の道の左(西)側は、
高級住宅街から飲食店やお土産物屋さんに一変します。
そして、その北西側にまた十字路が見えます。


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その十字路で、哲学の道から北を向いています。
こちらを進むと、迷路状に蛇行した後ノートルダム女学院に至ります。


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今度は、その十字路で西を向きました。
こちらは、大豊神社御旅所です。
毎年5月5日の大豊神社例祭の際、お神輿がこちらに来ます。
結構勇壮な神輿巡行なので一度来ようと思っているのですが、
いろいろ都合が重なってなかなか実現しません。


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大豊神社御旅所の向かい(南)側に、こちらが建っていました。
2015年ブログの事前取材で、こちらのお店に立ち寄っています。
その時戴いたチキンカレーが絶品だったのですが、
どうももうお店は閉じられたようです。
実は「哲学の道桜散策編」の後、
こちらを京のお店 今日のお品に掲載する予定だったのですが……


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さらに大豊神社御旅所から、西に向きました。
望遠で撮っているので距離がつかみにくいのですが、
約100m先の鹿ケ谷通には桜並木が続いています。
そのさらに先(西側)は、吉田山の稜線が見えます。
このまま突っ切れば、金戒光明寺でしょうか?


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大豊神社御旅所の前で、哲学の道を北西に向きました。
ここからさらに哲学の道の桜並木を北西に進むのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、寺ノ前橋周辺の桜並木を散策します~

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第835回 寺ノ橋周辺の桜並木~哲学の道桜散策~その3

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進みたい方は、ここをクリックしてください。

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前回ブログで参拝した大豊神社御旅所から、
哲学の道を北西に向いています。
今回も、このまま哲学の道の桜並木を北上します。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後3時。
だんだん散策される方が、増えてきました。


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その辺りの白川疎水沿いに、こちらの看板がありました。
この辺りは、毎年6月にゲンジボタルが現れます。
浄水場経由とはいえ、白川疎水の水は京都市民の飲料水です。
京都市街地に流れていますが、ここの水は「清流」と言える水質です。


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その看板の前で、哲学の道を北西に向いています。
では、ここから哲学の道を進みます。


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大豊神社御旅所の前から、哲学の道を北西に進んでいます。
ここで、ちょっと白川疎水沿いの道に移ってみます。


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白川疎水沿いの道に、移ってみました。
やはり、こちらの方が桜並木が見事ですね。


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大豊神社御旅所の前から、哲学の道を北西に約70m進みました。
目の前の橋を東に進むと、すぐに突き当たります。


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その橋から、哲学の道を北に向きました。
ここから白川疎水と哲学の道が、右(東)にカーブします。
また白川疎水沿いの道は向かい側から観光客が来られるので、
ここから元の左(西)側の道に戻ります。


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また住宅側の道に戻り、哲学の道を北に向いています。
よく見ると、右にカーブしている様子がわかりますね。


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さらに、哲学の道を北上しています。
どうも自分のように北上する人よりも、南下する人の方が多いですね。


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その辺りで、哲学の道周辺の桜並木を見ています。
桜並木の合間に、ユキヤナギも咲いていました。
ユキヤナギも、この日(2022年3月31日)が満開でした。


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さらに哲学の道の桜並木を北上しています。
この先に、たくさんの方々が集まる場所がありますね。


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大豊神社御旅所の前から、哲学の道を約150m北上しました。
ここで哲学の道は、東西の道と交差します。
その東西の道に白川疎水を渡る橋が架かっています。
そちらが、今回ブログのメイン「寺ノ前橋」です。


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寺ノ前橋西詰に、こちらの標識が建っています。
このまま進めば銀閣寺法然院に行けますが、
法然院へはこの寺ノ前橋を渡った方が近道です。
大豊神社は前回ブログで、若王子神社は第825回ブログで訪れました。
この橋は、左京区鹿ケ谷地区の神社仏閣へ行くターミナルです。
ですから、この橋周辺は人が多くて賑やかです。


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寺ノ前橋から、東西の道を西に向いています。
向こう(西側)に、僅かに吉田山の稜線が見えますね。
ここを約500m西に進むと、吉田山山中に真如堂が建っています。
そこに行くには鹿ケ谷を谷底まで下りてから吉田山を登るので、
結構きついですが……


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今度は白川疎水に架かる寺ノ前橋から、南に向きました。
この寺ノ前橋が、哲学の道のほぼ中間点です。
また多くの方々がイメージする「哲学の道桜散策」が、
この寺ノ前橋周辺散策だと思っています。


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さらに寺ノ前橋から、東西に伸びる道を東に向いています。
だんだん山道を登ると、東山の椿ヶ峰山中に入ります。
それほど広い道幅ではありませんが、
白川通からそのまま東に進む幹線道路です。


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寺ノ前橋から、東西に伸びる道を東に約50m進みました。
さらに約100m東に進むと、この道は銀閣寺道と交差します。
この道から銀閣寺道を右(南)に折れると、
ノートルダム女学院が建っています。
また、この道と銀閣寺道との角に霊監寺が建っています。
「谷の御所」霊監寺から銀閣寺道を北上すると、
安楽寺法然院銀閣寺と紅葉の名所が続きます。
ただ、ブログ取材時は桜のシーズンです。
霊監寺は「春の特別公開」を開催されていましたが、
(椿がきれいでした)
安楽寺と法然寺は桜の木々が植わっていないので、
完全に通常モードでした。
いつもはこちらの道を進むのですが、
今回(2022年)は寺ノ前橋からそのまま哲学の道を北上します。


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寺ノ前橋に戻って、哲学の道を北に向いています。
今回ブログではこのまま哲学の道を北上しますが、
ここから今回ブログの最終までがウチのブログ初登場です。


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寺ノ前橋から、哲学の道を北上しています。
この辺りの左(西)側は、普通の住宅地です。
哲学の道には飲食店を初め様々なお店が並びますが、
それは他の道との辻の周囲に多いですね。


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さらに寺ノ前橋から、哲学の道を北上しています。
この辺りでさらに右にカーブして、哲学の道は北東に進路を変えます。



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その辺りの哲学の道沿いの住宅の門を大写ししました。
こちらに、大豊神社のお札が貼り付けてあります。
前回ブログにも説明しましたが、約1カ月後の5月5日が
大豊神社の例祭があります。


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そして哲学の道は、この辺りで北北東に直進します。
心なしか北上すればするほど、混み合いますね。


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寺ノ前橋から、哲学の道を北北東に約50m進みました。
こちらにも白川疎水に橋が架かっていますが、
渡るとすぐに突き当たります。



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その橋の袂にまで来ました。
では、ここから白川疎水沿いの道を歩いてみます。


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やはり、白川疎水沿いの哲学の道の桜並木は絶景ですね。
ただ、向こう(北)側から常に何人かの方々が来られます。
確かに絶景なのですが……お互いが邪魔で
たびたび狭い道で端に寄ってお互いをよけます。


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尤もその白川疎水沿いの道も、約100mでこちらの道と合流しました。
ですから、今度はこちら側の哲学の道も観光客が増えます。
相変わらず大半お方が南下していて、北上するのは自分くらいでした。


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白川疎水沿いと住宅地側が合流してから、
哲学の道を約50m北北東に進みました。
この辺で立ち止まって写真撮影される方が多いので、
この辺りの人口密度がさらに高くなります。


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寺ノ前橋から、哲学の道を北北東に約150m進みました。
こちらに、自動車が通れる橋があります。
傘を差される方もいらっしゃいますが、この辺りで雨が降りそうです。


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先程の橋から、哲学の道を北北東に進んでいます。
この辺マンションが建っているのですが、
その周辺は桜並木の密度が落ちますね。


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まぁこの辺は哲学の道の桜並木の密度が落ちるのですが、
その分白川疎水東岸の桜並木の密度が上がります。
よく見ると、時折ユキヤナギも咲いていますね。


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ただ、この辺りはむしろユキヤナギの方が多く咲き誇ります。
そして向こうの橋の辺りで、哲学の道は北東に進路を変えます。


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その橋の袂で、東を向いています。
この橋はGOOGLEの地図には「法然院橋」と書かれていましたが、
ここを渡って東に進んでもすぐに住宅地に突き当たり、
その住宅地の東側も浄土宗住蓮山安楽寺です。
この先によ~じやカフェがありますが、今は臨時休業中です。


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その橋から、哲学の道を北東に向いています。
ここでまた、白川疎水沿いの道が復活します。
ただ道の様子を撮るために、ここからも住宅地側の道を進みます。


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先程の橋から、哲学の道を約50m北東に進みました。
この先で、植え込みが途切れますね。
そこから、また哲学の道が1本になります。


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さらに、哲学の道を北東に進んでいます。
向こう(北)側から来られる方に、傘を差される方がおられます。
まだ雨は降っていませんが、今にも降りそうな雲行きです。


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その辺りに、屋根に赤いテントを張る建物がありました。
こちらは、オープンカフェです。
希望すれば、テイクアウトして食べ歩きもできます。
ただご時世もあるでしょうが、雨が降りそうな中
屋外で食事される方はおられませんでした。
とは言っても、こちらは屋内にも飲食スペースがあります。
そちらには、何人かのお客さんが入っておられました。
(入店していないので、店内は撮影していません)


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先程のオープンカフェから、哲学の道を北東に約30m進みました。
ここで、また白川疎水沿いの道が復活します。
さらにここで哲学の道はカーブして、真北に進路を変えます。


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先ほどのオープンカフェから、哲学の道を約100m北上しまた。
寺ノ前橋からなら、哲学の道を約300m北上しました。
ここで白川疎水は、またこちらの橋が架かります。


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哲学の道から、その橋の方(東)に向いています。
約20m先の銀閣寺道で、この道は突き当たります。
その突き当りの辺りから、法然院に入れます。
第364回ブログでは、この道を通って法然院からここに来ました。


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今度は哲学の道から、その道を西に向きました。
約50m先で、この道は鹿ケ谷通と交差します。
鹿ケ谷通は南禅寺が南端の道で、永観堂禅林寺前を通ります。
第825回ブログではそこまで大通りではありませんが、
この辺りの鹿ケ谷通はそこそこの大通りです。

では、ここから哲学の道をさらに北上しますが
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、哲学の道最北端まで進みます~

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第836回 弥勒院前の桜並木~哲学の道桜散策~~その4

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前回ブログで寺ノ前橋から、哲学の道を約300m北上しました。
この橋を東に渡れば、約20m先が法然院です。
今回は、この橋から哲学の道最北端まで進みます。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後3時15分。
再び雨が降ってきました。


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その橋から、哲学の道を北に向いています。
この辺りの哲学の道は、蛇行しながら北上しています。
2015年当時はこの辺りまで、飲食店が軒を並べていました。
現在は、住宅街に変わっていますね。


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先程の橋から、哲学の道を蛇行しつつ北上しています。
この辺りに来ると、また左(西)側にカフェが姿を現します。
確かに何軒かは減っていますが、
まだまだこの辺りにはたくさんのお店が建ち並びます。


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先程の橋から、哲学の道を蛇行しつつ約60m北上しました。
左(西)側に、木造の洋館が見えます。
こちらは、だいぶ以前からある土産物屋さん&雑貨店です。
この日(2022年3月31日)は、だいぶ繁盛していたようです。


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この辺りは、白川疎水の東岸も桜並木がきれいです。
そしてこの辺りから、哲学の道がまた分岐します。
では、ここから白川疎水沿いの道に移動します。


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やはり白川疎水沿いの方が、哲学の道は絶景ですね。
周囲に人が増えだしましたが、互いに避けながら北上します。


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法然院に近い橋から、哲学の道を約150m蛇行しつつ北上しました。
銀閣寺(北)側から、たくさんの方々がこちらに向かってこられますね。


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さらに銀閣寺方面(北側)から、たくさんの方が来られます。
今回は自分は住宅地側に避けないので、
目の前の方々と互いにすり抜けて進みました。


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その辺りに、こちらがいらっしゃいました。
こちらは、「浄土寺上南田町地蔵尊」と呼ばれています。
左京区浄土寺上南田町にいらっしゃるお地蔵さんですが、
地蔵盆が開催される「町のお地蔵さん」とは様相が異なります。
石仏(太古の墓石)にも見えますが、どうなんでしょうか?


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上南田町地蔵尊の前で、哲学の道を北に向きました。
哲学の道はここから左(西)にカーブしますが、
またすぐに右(東)にカーブします。


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上南田町地蔵尊から、哲学の道を北上しています。
この辺は桜並木が濃いので、ついつい数mおきに撮影しています。
目の前の方は傘を差されていませんが、
実はこの時点でかなり本降りの雨模様でした。


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そのように調子に乗って桜並木を撮影していますと、
かなり低い桜の枝がありました。
そちらに気を付けて、哲学の道を北上します。


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今回ブログ最初の橋から、哲学の道を約200m北上しました。
この辺りから、白川疎水東岸に寺院の白壁が見えます。


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先程から写真の端に見え隠れしていましたが、
この辺りの哲学の道沿いには橋がたくさん架かっています。
そのうちの1カ所の上から、白川疎水を北に向きました。
なかなか絶景ですが、そろそろ雨が強くなってきました。
油断すると、レンズに雨粒が付いてしまいます。


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今回ブログ最初の写真から、哲学の道を約250m北上しました。
目の前の橋を渡ると先程の白壁の寺院に行けますが、
多くの方々が橋の上におられます。
どうも、周辺を写真撮影しておられるようです。


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その方々が別の場所に移動されるのを待って、
その橋の上から白壁の寺院を撮影しました。
では、この橋を東に渡ります。


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先程の橋を東に渡り、白川疎水東岸で南を向きました。
第364回ブログではこの寺院の境内で
フリーマーケットが開かれていました。
ご時世からか、そのような催しは開かれていませんでした。
それどころか、門が閉ざされて境内に入れません。


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こちらが、今回ブログのメイン本山修験宗祥雲山弥勒院です。
門は閉ざされていますが、境内は覗けます。
ちょっと境内を撮影してみます。


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弥勒院境内北東に、花壇があります。
ちょうどチューリップが満開ですね。
こちらの花壇は、第364回ブログ時点で存在しました。


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こちらが、本山修験宗祥雲山弥勒院の本堂です。
ご本尊は、大日如来です。
「本山修験宗」ということは、こちらは聖護院の末寺です。
実際1927年まで、こちらは聖護院と隣接していました。


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本山修験宗祥雲山弥勒院の北側に、こちらのお堂があります。
次は、そちらに立ち寄ります。


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こちらは、「幸せ地蔵」のお堂です。
(仏さまを撮影するのを避けて、手前のみ撮影しました)
もとは「室町」の商人個人が所有されていましたが、
1945年に金銭的に維持できなくなって、
こちらに寄贈されたそうです。
結構信仰を集めておられて、線香を捧げる方が絶えません。


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ここで100円を納めれば、誰でもお地蔵さんに線香を捧げられます。
また線香に書かれている文字から、祈祷内容を選べます。
自分は、いろいろ迷って「先祖供養」でお参りしました。
まぁご時世から、「世界平和」にすべきなのでしょうが……


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幸せ地蔵尊の前で、西を向きました。
ここからは橋を渡って、また哲学の道を北上します。


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幸せ地蔵尊の前に架かる橋を西に渡り、哲学の道を北に向きました。
では、哲学の道北上を再開します。


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幸せ地蔵尊前の橋から、哲学の道を約60m北上しました。
この辺りの白川疎水東岸に、カフェが見えます。


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そのカフェの北隣も、またカフェです。
哲学の道は今出川通に近づけば近づくほど、
飲食店や土産物店の割合が増えますね。


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幸せ地蔵尊の前の橋から哲学の道を約100m北上して、
そのまま西に向いています。
目の前の石段を下りると、約50m先が鹿ケ谷通です。
そちらに大きな駐車場があって、その周囲に飲食店も見えます。


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その約30m北側は崖になっていて、鹿ケ谷通まで丸見えです。
こちらの駐車場には、自動車がたくさん停まってます。
こちらの近くにも、飲食店が建ち並びます。


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その崖の横から、哲学の道を北に向いています。
すぐに土産物店が左(西)側に姿を現しますが、
そちらが哲学の道最北端のお店です。


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……と言いますのも、そのお店の北側で
哲学の道は今出川通に突き当たります。
つまり、ここが哲学の道最北端です。


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ここから見ると、白川疎水に今出川通の橋が架かっています。
こちらを渡って東に進み銀閣寺に進むのが、
哲学の道観光コースの定番です。
(第365回ブログでもそのコースを進みました)
ただ、だいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、銀閣寺に参拝します~

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第837回 春の銀閣寺 前編~哲学の道桜散策~その5

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第817回ブログで地下鉄東西線「三条京阪」駅を出発し、
第825回ブログまでかけて冷泉通を踏破しました。
さらに第833回ブログから前回ブログまで
冷泉通最東端と繋がる哲学の道を北上して、
とうとう最北端の今出川通まで到達しました。
つまり2022年3月31日木曜日午前11時から、
約4時間半桜並木を追い続けてきました。
ところで、哲学の道最北端は銀閣寺への参道と繋がっています。
銀閣寺自体は桜の名所ではないのですが、
せっかくここまで来たのですから立ち寄りたいと思います。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後3時半。
今回もジャジャ降りの中の取材でした。


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哲学の道最北端から、今出川通を西に向いています。
ちなみに白川疎水は今出川通の北側に回り込み、
そのまま今出川通沿いに東に流れていきます。
今出川通沿いの桜並木も白川疎水沿いなので、
こちらも「哲学の道」と呼ばれています。
(まぁ、今回は進みませんが……)


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今度は哲学の道最北端から、今出川通を東に向きました。
今出川通は、哲学の道以東はこの道幅です。
またこの銀閣寺橋を渡ると、今出川通は銀閣寺参道となります。
今回は、このまま東に進みます。


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白川疎水に架かる銀閣寺橋から、今出川通を東に向いています。
銀閣寺橋以東の今出川通は、そこそこ急な上り坂です。
この日(2022年3月31日)は人通りも多かったので、
コロッケ屋さんとアイスクリームのお店はそこそこ売れていました。
ただご時世のためか、何軒かはお店を閉じられていました。


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銀閣寺橋から、今出川通の上り坂を東に進んでいます。
京都市街地では大通りである今出川通も、
銀閣寺参道ではこの道幅に変わります。
清水寺嵐山程ではありませんが、
銀閣寺参道も土産物店街を形成します。


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銀閣寺橋から、今出川通を約50m東に進みました。
右(南)側に喫茶店がありますが、
この周囲には他に飲食店や土産物店はありません。


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ただ先程の位置からもう50m東に進むと、
今出川通沿いに土産物店街が復活します。
こちらは漬物屋さんですが、土産物を前提としたお店です。


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漬物屋さんの向かい(北)側にあった土産物店は、閉まっていました。
この日(2022年3月31日)は平日だったので、
たまたま定休日だったのかもしれませんが……


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さらに,今出川通を東に進んでいます。
左(南)側に、お土産用のはちみつ屋さんがあります。
2015年にはこちらでウチの母が、柚子入りはちみつを買いました。
白湯に溶いて飲んだのですが、それがウチの母のお気に入りでした。


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そのはちみつ屋さんの前で、今出川通を東に向いています。
開いているお店は結構繁盛していましたが、
右(南)側のお店はシャッターが閉じたままです。
自分の見た目で判断すると、
銀閣寺参道の飲食店はそこそこ生き残っていますが、
土産物店は約3割が潰れていました。


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銀閣寺橋から、今出川通を約150m東に進みました。
目の前の銀閣寺で、今出川通は突き当たります。
また今出川通最東端は、南北に延びる銀閣寺道と交差します。


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今出川通から、銀閣寺道を南に向いています。
ここを南下すると、法然院安楽寺霊監寺に行けます。
自分は急ぐときは哲学の道ではなく、こちらを北上します。


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今度は今出川通から、銀閣寺道を北に向きました。
目の前に、浄土宗浄土院が建っていますね。
さらに50mほどで銀閣寺道は、石製鳥居で突き当たっています。


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さらに銀閣寺道から、今出川通東端を東に向いています。
では目の前の総門から、臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)に入ります。


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……とその前に、門前の茶店の方に向きました。
実はこちらに立ち寄るのを楽しみにしていましたが、
当面の間閉められるられるそうです。
尤も、撮影日(2022年3月31日)から更新日まで数か月経ちました。
現在はお店が開いているかもしれません。


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銀閣寺総門をくぐり、銀閣寺境内に入ってきました。
ここから暫く(入場券を買うまで)、
銀閣寺垣と生け垣に囲まれたこの通路が続きます。


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先程の通路を東に突き当たり、左(北)を向きました。
こちらの門の先で500円納めて、入場券を手に入れます。
一種の「お札」を戴くのですが、それがこちらの「入場券」です。


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入場券の役割を果たすお札を戴いた位置から、東を向きました。
こちらの門をくぐると、銀閣寺庭園へと入れます。


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その門をくぐって、南を向きました。
池の前に建っているのが、臨済宗相国寺派慈照寺観音堂です。
観音堂の通称が「銀閣」で、
銀閣寺の「銀閣」とは厳密にはこの建造物を指します。
観音堂(銀閣)は生前の足利義政の住居で、
国連教育文化科学機関(UNESCO)が世界遺産に指定しています。


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その銀閣の脇に、八幡社が祀られていました。
こちらにも、お参りしました。


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慈照寺観音堂(銀閣)から、銀閣寺境内を北に向きました。
ここからは、方丈と東求堂に向かいます。


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こちらが、臨済宗相国寺派慈照寺方丈です。
銀閣寺は室町時代の建造ですが、こちらは江戸時代の建物です。
実は銀閣寺は江戸時代に大規模に改修され、
創建当時のままなのは観音堂(銀閣)と東求堂だけです。
庭園に至っては、配置や形状がほぼ原形を留めていません。


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慈照寺方丈を大写ししました。
扉の杉戸絵の色が、きれいに浮き上がっていますね。
慈照寺方丈は公開されているときもありますが、通常は非公開です。


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慈照寺方丈から、慈照寺観音堂(銀閣)を眺めています。
雨が降っているので、傘を差す方が多いですね。


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こちらが、臨済宗相国寺派慈照寺東求堂です。国宝でもあります。
総畳張り、床の間の設置、違い棚など、
足利義政はこちらを建築して、日本建築の基礎を作り上げました。


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臨済宗相国寺派慈照寺東求堂の前から、南東を向きました。
ここからは、この小径を進みます。


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東求堂から、銀閣寺庭園を小径を南東に進みました。
この小径は、約50mで突き当たります。


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その辺りで、銀閣寺庭園を西に振り返りました。
この角度が、観音堂(銀閣)が一番よく見えます。


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その小径の突き当りからは、順路通り進みます。
まずは、ここを北上します。


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銀閣寺庭園を順路通り北上すると、こちらの泉に行き当たります。
おそらく足利義政は、こちらの水で茶を点てたのでょうね。


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そして、その泉には橋が架かります。
次はこの橋を東に渡り、その後また北上します。
まぁ、この辺はすべて順路通りです。


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橋を東に渡り、銀閣寺庭園を北上しています。
右(西)側に、先程の慈照寺東求堂が見えますね。
順路はここで東に進み、山道を登ります。


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先程の位置から、銀閣寺庭園を東に向きました。
ここからは、完全に登山ですね。


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銀閣寺庭園の山登りは、しばらく東に進むと、南に折れます。
……と思いきや、また東に折れます。
これを繰り返し、確実に標高が上がっていきます。


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銀閣寺庭園の登山は、しばらく続きます。
この辺はカエデ並木なので、秋には紅葉で絶景に変わります。
(詳しくは、第365回ブログ参照)


837-36.jpg
延々登ってきた銀閣寺庭園の山道も、ここでまた南に向きます。
ここで銀閣寺庭園の山道は、小川に架かる橋を渡ります。


837-37.jpg
この橋を渡り、さらに南へと山道を登ります。
さらに山道は急になりますが、頂点までもうすぐです。


837-38.jpg
銀閣寺庭園の山道を南へと登ってきました。
この先で、登りの石段も終わります。


837-39.jpg
これで、銀閣寺庭園の山道も頂点です。
その位置で、たくさんの方々が銀閣寺の全景を眺めておられます。


837-40.jpg
こちらが、その銀閣寺全景です。
慈照寺観音堂(銀閣)を背景に、吉田山の稜線が見えますね。
第365回ブログでは、こちらから見た夕暮れが絶景でした。
この日の日没には、まだ3時間かかります。
そこまで待てませんので、今回はここまでです。

~次回はこの位置から下山して、銀閣寺を出ます。
次回で、「哲学の道桜散策」が終了します~

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ジャンル : 地域情報

第838回 春の銀閣寺 後編~哲学の道桜散策~その6

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

838-1.jpg
前回ブログで銀閣寺庭園内の山を登り、銀閣寺全景を見ています。
第366回ブログでは、こちらから夕暮れを見ました。
実は、結構自分のお気に入りの光景です。
今回はこちらから山を下りて、銀閣寺を出て帰宅します。
撮影日は、2022年3月31日木曜日午後4時。
ここで、雨がやみました。


838-2.jpg
先程の光景を眺めいた位置から、南を向きました。
この写真からも、この位置が
この山の山頂ではないことがわかります。
ただ銀閣寺境内では、この位置の標高が最も高いです。
では、ここから南下して山を下ります。


838-3.jpg
先程の位置から、銀閣寺庭園内の山を下っています。
下りの山道は、南下しつつも蛇行していきます。


838-4.jpg
さらに、銀閣寺庭園内の山を下ります。
すると、この下り坂は右(西)側に折れ曲がります。


838-5.jpg
さらにさらに、銀閣寺庭園内の山を下ってます。
ここで、下り坂はさらに右に折れて北西に方向を変えます。


838-6.jpg
そのまま北西に山道を下り続けると、
すぐに平坦な道になります。
ここからは、観音堂(銀閣)周辺をうろつきます。


838-7.jpg
銀閣寺庭園の山道を下りて、北を向きました。
ここから、この小径は徐々に左(西)へと蛇行します。


838-8.jpg
その銀閣寺庭園の小径を北上していたのですが、
だんだんと西に折れ曲がってきました。
すると、庭園内の池越しに
臨済宗相国寺派慈照寺観音堂(銀閣)が見えてきました。


838-9.jpg
その小径から、銀閣寺庭園を西へと進みます。
この時点ではまだ小雨が降ってましたが、
それも徐々に止んできました。


838-10.jpg
さらにその小径を進むと、観音堂(銀閣)の北側に回り込みます。
実は、徐々に銀閣寺庭園の出口に向かってます。


838-11.jpg
そしてその小径に、矢印の付いた標識が立っています。
そちらを進むと、この先に進めます。


838-12.jpg
その位置で、東に振り返りました。
今回ブログ冒頭の観音堂(銀閣)遠景に対して、観音堂(銀閣)近景です。
本当に手が届く距離で、観音堂(銀閣)を眺めています。


838-13.jpg
臨済宗相国寺派慈照寺観音堂(銀閣)を背に、境内を西に向いています。
竹藪の先に、建物が立っていますね。


838-14.jpg
竹藪の先には、銀閣寺の売店がありました。
店内には、京都市内でよく売られている土産物が置かれていました。


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銀閣寺売店の脇には、トイレがありました。
ただ、境内にはトイレはここしかありません。
ご注意ください。


838-16.jpg
銀閣寺売店に背を向け、銀閣寺境内を東に向きました。
順路は、ここから左(北)に進みます。
ちなみに慈照寺観音堂(銀閣)が写りこむ写真は、
今回の連載ではこの1枚が最後です。


838-17.jpg
銀閣寺境内を北上して西に向くと、この門にぶつかります。
次は、この門をくぐります。


838-18.jpg
その門をくぐり、また北を向きました。
右(東)側で、入場券を売っています。
自分は、こちらを北上します。


838-19.jpg
先程の小径を突き当りまで北上して、西に向きました。
こちらが、臨済宗相国寺派慈照寺総門です。
では、ここをくぐって臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)を出ます。


838-20.jpg
臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)総門を出て、西を向きました。
左右(南北)に銀閣寺道が伸びていて、
正面(西)から今出川通が伸びています。
つまり、ここは今出川通最東端でもあります。
次は、ここから今出川通を西に進みます。


838-21.jpg
臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)総門から、
今出川通を西に約10m進みました。
右(北)側に、2015年に訪れたはちみつ屋さんがありますね。


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臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)総門から、
今出川通を約100m西に進みました。
シャッターが閉まっているのは前回ブログでも紹介しましたが、
左(南)側の町家カフェには今出川通を東に進んでいるときは
まったく気づきませんでした。


838-23.jpg
さらに臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺)総門から、
今出川通を約150m西に進みました。
今出川沿いでもある銀閣寺参道の土産物街は、
この日(2022年3月31日)は約7割が開いていました。
少なくとも、開いているお店は繁盛しているようでした。


838-24.jpg
銀閣寺参道(今出川通)最西端に、kiharuというお店があります。
肉まんやソフトクリームを食べ歩きできる露店販売店ですが、
ご時世もありますが雨が降っている中でしたから、
屋外でこちらの商品を食べている方はいらっしゃいませんでした。
ただ、こちらには店内に飲食スペースがあって
そちらで飲食される方は割といらっしゃいました。
実は2015年にこちらに来たときにも気になっていたのですが、
当時は日没後に訪れたので、こちらは閉店後でした。
今回(2022年)もこちらが気になったので、このままお邪魔します。


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kiharuの店内に入ってきました。
他のお客さんを撮らないように、一番奥の席に就きます。


838-26.jpg
そちらの席に就くと、哲学の道の桜並木を眺められます。
こちらは交差点の角にあるお店なので、
銀閣寺参道最西端であると同時に哲学の道最北端のお店です。

席に就いてから約5分経ちました。
表から、店員さんがこちらを差しだして戴けました。
こちらは、桜の花のアイスです。
バニラのソフトクリームに、桜の花びらが練りこまれています。
ソフトクリーム独特の甘みはもちろんなのですが、
少し塩味がして桜の香りが前面に来るような商品です。
どうもこちらの名物らしく、たくさん注文が出ていました。


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kiharuの店頭から、今出川通を西に向きました。
白川疎水に架かる銀閣寺橋を渡ると、
今出川通は哲学の道と交差します。


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今出川通から、哲学の道を南に向いています。
第836回ブログで、この哲学の道を北上してここまで来ました。


838-29.jpg
哲学の道から、今出川通を西に向きました。
今回ブログでは、このまま今出川通を西に進みます。


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哲学の道から、今出川通を約30m西に進みました。
ここで今出川通は、鹿ケ谷通と交差します。


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鹿ケ谷通から、今出川通を西に向いています。
鹿ケ谷通は今出川通で突き当たるので、
ここはT字路の交差点です。
また哲学の道の脇を流れていた白川疎水は、
銀閣寺橋を通り過ぎた後、今出川通沿いを西に進みます。
その白川疎水沿いにも桜並木が続きますので、
こちらも「哲学の道」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
まぁ自分は、このまま帰宅しますが……


838-32.jpg
今度は今出川通から、鹿ケ谷通を南に向きました。
鹿ケ谷通は今出川通から南下して、南禅寺境内で突き当たります。


838-33.jpg
では信号が変わりましたので、この横断歩道を渡ります。
ここからは、今出川通南側歩道に移ります。


838-34.jpg
鹿ケ谷通から、今出川通南側歩道を西に向いています。
ここからは、このまま今出川通をさらに西に進みます。


838-35.jpg
鹿ケ谷通から、今出川通を約50m西に進みました。
左(南)側に、庭園が見事な邸宅が見えますね。


838-36.jpg
その邸宅の枝垂桜が、見事ですね。
こちらは、白沙村荘橋本関雪記念館です。
日本画家橋本関雪の作品を展示する美術館ですが、
橋本関雪は哲学の道に桜並木を植えた人物でもあります。


838-37.jpg
白沙村荘橋本関雪記念館の門前で、今出川通を西に向きました。
目の前に、バス停の表示がありますね。


838-38.jpg
こちらは、「銀閣寺前」バス停です。
白川通沿いの「銀閣寺道」バス停とは、別物です。
実は京都駅までの路線バスはやって来ませんが、
「四条烏丸」バス停まで進めます。
そこで地下鉄烏丸線に乗り換え、
「四条」駅から京都駅に進みそのまま帰宅します。


838-39.jpg
「銀閣寺前」バス停から、今出川通を西に向いています。
本当はこのまま今出川通を西に進んで、
約300m先に立っている「銀閣寺道」バス停まで進む予定でした。
もう疲れたので、今回はここから帰宅します。

これで、2022年桜散策は終了です。

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生まれたときから50数年
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「清水寺から平安神宮」
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京都観光の
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これから京都観光を
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ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
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「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
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八坂神社・建仁寺など
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毎年少しずつ増えます。

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「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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