京のお店 今日のお品 2周年
今回ブログは、写真がありません。
コロナ騒動が始まって半年後の2020年5月28日に、
「京のお店 今日のお品」のINDEXを更新しました。
今回ブログの更新日は、2年以上経った2022年6月2日です。
そこで、ここからコロナ禍2周年の現状をまとめます。
(要するに、忘備録として書いています)
規制が解除されつつあります
今回ブログ更新日前日の2022年6月1日水曜日の
京都府下のコロナウィルス新規感染者は、527名でした。
昨年(2021年6月)よりは多い数字ですが、
2022年2月以来の減少傾向を継続しています。
また昨年よりも重症者数が圧倒的に少なく、
「医療崩壊」とは完全に無縁な状況です。
そういうこともあって、徐々に政府は
コロナ禍の出口戦略を図りだしています。
(まぁ少なくとも岸田首相は、周囲よりも慎重ですが)
すぐに防疫用マスクの使用が解除されるのは
どう考えても現実的ではありませんが、
将来に向けて徐々にそういう方向が
模索され始めているのは確かです。
飲食店における京都府下の
コロナウィルス対策であった「京都マナー」も、
2022年5月でかなり緩和されました。
徐々に観光客も戻りつつあります
昨年(2021年)に「京の道 今日の道」では、
実際に繁華街に出て商店などの実態をレポートしています。
場所や業種にばらつきはありますが、
京都駅前でも新京極でも厳しい状況でした。
それが2022年の春以降、京都でも観光客が戻ってきました。
GW期間中の嵐山も、だんだん元の賑わいを取り戻してきました。
変わる社会
そういう状況を考えるとだんだん楽観的になるのですが、
すべてが元通りになるわけではないと思っています。
例えばコロナ禍ではデリバリーサービスが流行りましたが、
よく考えてみたらコロナ禍でなくても、
デリバリーサービスは便利です。
また電車通勤を避けてリモートで仕事をした方は、
時間的余裕ができたことへの快適さを味わったり、
通勤しないことでの経費削減を理解できるでしょう。
つまり元来はコロナ禍での緊急措置であっても、
便利なものと快適なものはこれからも残り続けるでしょう。
ただ、そのことで不利益を得る人々も出てきます。
繁華街や観光地ならともかく、
駅前に飲食店を出すメリットが薄くなりますし、
駅前の地価もそこまで高くならない可能性もあります。
観光などに特化しないと、交通機関の経営も難しいでしょう。
まぁこれは単なる予想ですが、
いずれにしても社会は大きく変わるでしょうね。
「京のお店 今日のお品」は暫く継続します
先述のように徐々にコロナ禍の出口戦略が話し合われる
そのようなご時世ですが、
当面は「京のお店 今日のお品」を継続して連載します。
理由は、次の2点です。
① まだ完全に「コロナ禍」が終わったわけではない
② お客さんが戻り始めたこの時期だからこその必要性
①は、「未来は分からない」というニュアンスが大きいです。
ある意味、保険的な役割が大きいです。
②の方が、自分にとっては大きい理由です。
「京のお店 今日のお品」は、緊急事態宣言下よりも
それが解除されたときのお店の宣伝を前提としています。
徐々に増えつつある観光客や地元客に、
お店を紹介することで少しでも京都の経済が活性化してほしいですね。
とりあえず、次回は大黒町通のお店紹介です。
現状分析されない可能性
ここから際は、いったん更新した後に書いています。
つまり、いったん書き終えてから書き足すべきと考えた部分です。
2022年6月現在、コロナ禍が継続中でも規制が緩くなる状況です。
さらなる変異種が発生しない限りは
徐々に終息の途を歩むかもしれませんが、
それはそれで気になることがあります。
政府主体で医療面(特に新規感染者抑制に関して)は、
きちんと総括されて今後に活かされるのでしょうが、
地域経済面と言いますか各地域の実態が調査されていません。
自分が京都市街地に出て取材した感触では、
(つまり、数字的な調査をしたわけではありません)
昨年(2021年)飲食店全般に深刻なダメージを受けましたが、
さらに深刻なダメージを受けた業種がありました。
それが、花屋さん・「オタク産業」関連・土産物店です。
特に花屋さんは、ウチの近所では壊滅状態です。
どうしても強く陳情する業界団体が目立ちますが、
そうでない業種に目を向けるには、
現状を実地調査することが重要です。
そうしないと、各地域の実態が見えてきません。
そういう部分が、日本では与野党問わずに弱いなぁ
最近そんなことを考えております。
実は、閉められるお店が増えています
「京のお店 今日のお品」カテゴリー開設以来、
もう閉められたお店が1軒あることは1年前に書きましたが、
2022年3月以降そういうお店が急に増えてきました。
どのお店もコロナ不況が直接的な原因ではないのですが、
間接的な原因なのかはわかりません。
一応、閉められたお店を列挙するとこうなります。
西冨家 コロッケ店
取材してから約3か月後の2020年年末には取り壊されました。
お店というよりテナントビル自体が取り壊されて、
新たにマンションが建つようです。
(2022年6月現在まだ建設中)
新しいマンションのテナントに入る可能性もあり、
その辺の実態は不明です。
shijang
2022年3月に京都駅地下街 PORTA内の
PORTA DINNINGが大幅に改装された後、
こちらのお店は撤退されていました。
その代わりに、PORTA DINNING内には
別の韓国料理店が入っています。
どういう経緯でこうなったかは、よくわかり分かりません。
らーめん恵比朱
創業約20年で、京都駅前を代表する飲食店でした。
緊急事態宣言中は閉店していましたが、
その合間合間では結構お客さんも入店しておりました。
2022年4月に店頭を通りかかったところ、
別のお店に変わっていたことを確認しました。
こちらも、詳しい経緯は不明です。
また、これ以外にも潰れてはいませんが
もう何日も開けられていないお店が数軒あります。
その多くが「現在再開を模索中」との意思表示があるので、
こちらには列挙しません。
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