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第878回 最後は大船鉾~祇園祭後祭山鉾巡行2022~その6

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第873回ブログから続いた「2022年祇園祭後祭山鉾巡行編」も、
いよいよ今回ブログの大船鉾で終了です。
「勝利の凱旋」を表す大船鉾が、
くじとらずの順番固定で最後尾で巡行します。
今回は、大船鉾の辻回しを取材した後帰宅します。
撮影日は、2022年7月24日日曜日正午。
午後からは、さらに暑くなりました。


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くじ取らずで順番固定の最後尾「大船鉾」が、
河原町通を南下してきました。
大船鉾は前祭の船鉾同様に、天鳥船を模った鉾です。
また、それは神功皇后が朝鮮半島に攻め込んだときの船と
同一視されています。
もともと祇園祭は「疫病退散」の願いから始まったので、
「疫病との戦いに勝利した」ことを象徴する鉾でもあります。


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「大船鉾」と書かれた幟を持たれた方が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進まれます。
その後から大船鉾の町衆も、「四条河原町」交差点を通過されます。


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大船鉾が、「四条河原町」交差点に近づいてきました。
すると大船鉾の町衆の方々が、交差点に乾竹を敷き詰められます。
ここから、大船鉾の辻回しの準備が始まります。


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「鶴翼の陣」と言いますかU字型に敷き詰められた乾竹に向かって、
大船鉾が河原町通を南下してきます。
大船鉾の舳は金箔が貼られた龍神ですが、
こちらは瀧尾神社の龍神を掘られた方の子孫が製作されました。
また、大船鉾の舳は1年おきに紙垂型と交代します。


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大船鉾が、「四条河原町」交差点の中央に入ってきました。
大船鉾の上では囃子手さんたちが祇園囃子を演奏されていますが、
この辺りでゆっくりした曲調から
早いテンポの激しい曲調に変わりました。
また大船鉾の曳手んさんたちの法被に「四」と書かれていますが、
大船鉾は下京区新町通四条下る四条町の方々が町衆です。
この法被には、その四条町の紋章が入っています。


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大船鉾が、「四条河原町」交差点の中央にはいてきました。
その位置で、大船鉾が固定されています。
そこで大船鉾の曳手さんたちが、河原町通から四条通へと移ります。


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大船鉾の曳手の皆さんが、四条通の西側に集結されています。
これから、大船鉾を曳手さんたちが南側から西側に方向転換させます。


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乾竹を敷き詰め終えて、大船鉾の辻回しの準備ができたようです。
すると、大船鉾の音頭取りさんたちが
扇子を大きく振りかぶられました。


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「えいやらや~」の掛け声とともに、
大船鉾が西に40°曲がります。
一気に西に曲がると大船鉾が転倒しますので、
数回に分けて少しずつ西に傾けます。


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1回目の辻回し直後の大船鉾を大写ししています。
敷き詰められた乾竹の位置を修正されて、
さらに西に曲げられるようにされています。
こうすると大船鉾の音頭取りの方々が3人に見えますが、
中央の方の背後にもう1人いらっしゃいます。


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大船鉾前輪の周囲で、乾竹を並べ直されています。
この間曳手さんたちは、ちょっと手持無沙汰です。
「大」船鉾ではありますが、実は船鉾より一回り小さな鉾です。


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大船鉾の辻回しの準備がまた終わりました。
大船鉾の音頭取りの方々が、再び扇子を振りかざされました。



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「えいやらや~」の掛け声とともに、大船鉾が30°西に曲がります。
これで、大船鉾は70°傾きました。
辻回しは、あと1回あるようです。


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そして、また乾竹を並び直されます。
最後の辻回しの準備が、もうすぐ完成します。


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辻回しの準備が整うと、音頭取りの方々が扇子を翳されます。
「えいやらや~」の掛け声とともに、
大船鉾が西側から曳かれます。


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そして、大船鉾が20°西に回転しました。
大船鉾は、合わせて90°曲がりました。
これで、大船鉾の辻回しが終了しました。


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とは言え、大船鉾はすぐに出立しません。
大船鉾の下部に、乾竹を収納されています。
これが終わるまでは、大船鉾は動けません。


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大船鉾の乾竹を収納する時間が続いています。
この辺りで祇園囃子のテンポが遅くなり、
通常の曲調に変わりました。


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乾竹を収納し終えると、大船鉾の音頭取りの方々が
扇子を手前に翳されました。
すると、大船鉾が四条通をゆっくり西へと進みます。


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大船鉾が、四条通を西へと進みます。
大船鉾が最後尾ですから、
大船鉾の後ろには山鉾が存在しません。


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大船鉾が、四条通を西へと去っていきます。
写真では、最後尾の神功皇后がいらっしゃる祠が見えます。
大船鉾の背後にはもう山鉾が存在しませんが、
代わりにパトロールカーが続いています。


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大船鉾の背後のパトロールカーが、
「四条河原町」交差点に入ってきます。
京都市街地のお祭り行列には、
先頭と最後尾に警察車両が続きます。
(葵祭の場合は、騎乗警察ですが)
パトロールカーの背後には、黄色い大型車両が続きます。
その車両は、信号機を元の状態に戻しています。
(祇園祭山鉾巡行中は、信号機は歩道の上に収納されます)


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そろそろ交通規制が解除されるので、
自分たちは河原町通の車道上にいられなくなります。
そこで、「四条河原町」交差点南西角に移動します。


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取りえず、「四条河原町」交差点南西角に移動しました。
車道にいらした方々が一斉に移動したので、
歩道が相当混み合っています。
車道を見ると、黄色いクレーン車量が通過した後は
普通に自動車が通っていました。
この時点で、2022年7月24日日曜日午後0時15分でした。


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こちらは、「四条河原町」交差点南西角に建つ京都高島屋です。
こちらから地下に移動して、阪急電車と地下鉄を乗り継いで
いったん自宅に帰りました。
……という設定で、本当はこのまま高島屋で涼んでから
(この日の最高気温は、35℃を超えました)
「四条寺町」交差点の八坂神社御旅所の
祇園祭神輿巡行の取材し入りました。

~今回で、2022年祇園祭後祭山鉾巡行が終了です~

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第879回 京都芸術センター ミーシャ ラインカウフ展

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催し物:Encounter the Special 空間への漂流
(京都国際舞台芸術祭の一環です)
製作者:ミーシャ ラインカウフ(ドイツ人)
展示物:デジタルフィルム映像(映画)2本
拝観料:無料
開催期間:2022年10月1日土曜日~2022年10月23日日曜日
開催時間:午前10時~午後8時
開催場所:京都芸術センター(詳しくは、ここをクリックしてください)
住所:中京区室町通錦小路上る山伏山町546-2
(地図で確認される方は、ここをクリックしてください)


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京都駅から、市営地下鉄烏丸線を国際会館方面に2駅。
こちらは、市営地下鉄「四条」駅です。
今回はこの駅に近い前田珈琲2店舗で取材するつもりでしたが、
(祇園祭宵山散策で立ち寄ったお店紹介の一環です。
要するに、京のお店 今日のお品の取材が目的でした)
途中に立ち寄った京都芸術センターの催し物が気に入りまして、
その催し物の開催期間が短いこともあって、
祇園祭や「京のお店 今日のお品」より優先して、
こちらを先に掲載します。
撮影日は、2022年10月2日日曜日午後4時半。
初めは今回の催し物を載せようとしていなかったので、
結構遅めの始まりです。


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市営地下鉄「四条」駅ホームから北を向くと、
こちらのエスカレーターが見えます。
では、こちらのエスカレーターを上に上がります。


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先程のエスカレーターを上がり、
地下鉄「四条」駅のコンコース階に上がってきました。
では、目の前の改札口から地下鉄「四条」駅を出ます。


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この後今回の展示物を掲載する写真の枚数を稼ぐために、
京都芸術センターまでの順路は短めに書きます。
市営地下鉄「四条」駅改札口から地下道を約50m北上すると、
こちらの階段が目の前に現れます。
階段を上がった先が、「四条烏丸」交差点の地下です。


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「四条烏丸」交差点の地下は、そのまま阪急電車「烏丸」駅です。
その阪急電車「烏丸」駅から北に、地下道が伸びています。
今回も、そちらを進みます。


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先程の地下道は、約50mで突き当たります。
そこを右(東)に曲がると第867回ブログのルートですが、
今回は左(西)に曲がりました。
その曲がり角から約10m西に進むと、LAQUEの地階です。
その脇に22番出口があって、こちらの階段から地上に出ます。


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22番から地上に出て、烏丸通を北に向きました。
左(西)側に、祇園祭前祭に立つ孟宗山会所がありますね。
通常は、一見すると空き家です。
22番出口から約50m北上しますと、烏丸通は錦小路と交差します。


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烏丸通から、錦小路を西に向きました。
祇園祭前祭宵山では、この辺りに占出山が立ちます。
もともとこの辺りは京都市街地の中でも屈指の呑み屋街でしたが、
多くのお店がもう辞められていました。
実はこの取材の後「清水屋錦」に立ち寄ろうとしたのですが、
(占出山会所の東隣のお店でした)
こちらももう辞められていました。
清水屋錦の様子は、第605回ブログ参照)


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烏丸通から、錦小路を約100m西に進みました。
ここで錦小路は、室町通と交差します。
この辺りは、祇園祭前祭宵山では数多くの山鉾が立ちます。


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錦小路から、室町通を北に向いています。
この約100m先に、祇園祭前祭宵山には山伏山が立ちます。
ですから、この辺りが中京区室町通錦小路上る山伏山町です。


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錦小路から、室町通を約50m北上しました。
こちらが、今回ブログの目的地京都芸術センターです。
もともとは、京都市立明倫小学校でした。
京都漫画ミュージアムなど、京都市内の文化施設の多くは
廃校した小学校跡地です。


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京都芸術センターの門をくぐり、約30m東に進みました。
コロナ禍からかマスクをする二宮金次郎像の先から、
京都芸術センターの施設内に入ります。


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先程の門をくぐると、受付があります。
そこで詳細を訊いてもいいのですが、
一応ここからの導線を写真で説明します。
検温とアルコールによる種子消毒を済ませ、
左側の通路を東に進みます。



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受付から、先程の通路を約10m東に進みました。
ここで、通路が幾つかに分岐します。
この建物は「南館」で、左(北)に進むと「北館」に行けます。
もともと小学校の校舎ですから、
南館にも北館にも教室が並んでいてそれぞれが各部屋になっています。
ちなみに、写真の右(南)側の教室が前田珈琲 明倫店です。
今回ブログのメイン「ミーシャ ラインカウフ展」は、
南館と北間の両方で開催されています。
先ずは、この南館の通路をそのまま東に進みます。


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先程の分岐点から、校舎内の通路を約50m東に進みました。
こちらが、南館の最東端です。
壁に書かれている通り、
この脇で「ミーシャ ラインカウフ展」が開催されています。


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南館最東端の壁から、右(南)側を向いています。
この先から、「ミーシャ ラインカウフ展」に入ります。


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部屋には受付さんが一人いらして、そちらに一言言って中に入ります。
この先の白い壁がそのまま画面になっていて、
そちらにミーシャ ラインカウフの映像作品が上映されています。
画面の手前に三角錐のクッションが5組置かれていて、
そちらが座席を兼ねています。
上映中に何人か写真撮影されている方々がいらっしゃいましたが、
受付の方は特に注意されていませんでした。
どうも上映中の撮影が認められているらしく、
自分も一緒にこの1枚を撮影しました。
画面には、海底が写っています。
おそらくミーシャ ラインカウフ自身が潜水服を着て、
海底を歩いて撮影されています。


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ミーシャ ラインカウフ自身が潜水服を着て、
海底を歩いておられます。
この作品は映画ですが、特にストーリーがありません。
ミーシャ ラインカウフは、歩行によって移り変わる風景を
ゆっくりと描くのが上手です。
ストーリーを楽しむ作品ではありませんので、
厳密には映画というよりは映像作品です。
上映時間は約20分ですが、最初と最後に切れ目がないので
ぼ~っとしていると初めと終わりに気づけません。
写真撮影はしていませんが、海底に魚が泳いでいる場面もありました。
グジ(甘鯛)が群れを作らずに、単体で泳ぐのを初めて知りました。


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ミーシャ ラインカウフの作品を1本見て、
先程の通路の分岐点に戻ります。
今度はここから左(北)に曲がって、
北館での上映作品を見に行きます。


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その分岐点で、北を向きました。
では、ここから南館を出ます。


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京都芸術センターの南館を出て、北を向いています。
運動場の先に、京都芸術センターの北館が建っています。


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京都芸術センターから、運動場を約30m北上しました。
こちらが、京都芸術センター北館です。
各教室がギャラリーになっていますが、
個人でアトリエとしても利用できます。
この日(2022年10月2日日曜日)の夕方は、この辺りの部屋で
どこかの劇団が芝居(稽古?)をしていました。


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京都芸術センター北館の最東端で、
ミーシャ ラインカウフのもう一つの作品を上映していました。
こちらにいらっしゃる受付に一言言って、中に入りました。


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こちらの作品も、写真撮影可能でした。
こちらは音楽もなくて、撮影の際の騒音のみ流れていました。
こちらのテーマは、「地下水路」です。
河川から暗渠へ水が流れ込む場所や、
地下水路から外の河川へ流れ込む場所が延々と上映されています。
自分が書いている「京の道 今日の道」というこのブログは、
もともとは京都市街地の道路を延々進み、
その風景を延々撮影する「道ブログ」です。
ですから、こういう作品は自分の大好物で
19分のこの作品を数ターン連続で見てしまいました。


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ですから、この作品の大半がこのような映像です。
地下から流れた水が、外の河川に流れています。
そして水音だけでなく、この上を通っているであろう
自動車の走行音なども聞こえてきます。
本当に、地下から外を眺めている気分になれますね。


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こちらは、地下からマンホールを見上げています。
この上に自動車が通ると、大きな金属音がします。
そして、その後に雨が降ってきます。
するとこの穴から雨粒が落ちてきて、独特の雨音もします。
雨粒が光るのが、結構自分のお気に入りです。


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地下道に見えますが、こちらの底には水が流れています。
その先の堤防の付いた河川に、この暗渠が流れ込んでいます。
右下に写っているのは、つがいの鳩です。


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こちらも暗渠から河川に水が流れる場所ですが、
今までのものとは違い都市部ではありません。
これはこれで、情緒があります。
対岸に子ども(多分女の子)がいらっしゃいますが、
どうもゴミ拾いをされているようです。
ボランティアでしょうか?


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再び都市部に、戻ってきました。
こちらも暗渠から、河川に流れ込んでいる場面です。
面白いのは、結構な大雨の中でということです。
外から雨音が聞こえてきますが、
暗渠の天井からも、雨が降り出しています。
たぶん上の道路から、雨水が漏れているのでしょうね。


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こちらも、大雨の都市部です。
向こうに見える橋の上にいらっしゃる方は、
皆雨傘を差しておられますね。


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19分経って、これでこの映像作品を最初から最後まで見ました。
ただ自分はこの作品が大好物なので、
これを何回か繰り返し見ました。

今回は、ここまでです。

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2022年9月に行ったお店 その1

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2022年7月半ば以降祇園祭の超長期連載が続いていて、
「京のお店 今日のお品」カテゴリーは事実上休載状態です。
その間、既に取材したことのあるお店に何軒か通いました。
そういう記事は既に書いてある記事の下に追記していましたが、
それではなかなか新着記事と気付いてもらえません。
そこで、月替わりにそういう記事を集めて新着記事にしました。


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2022年9月15日木曜日に、井上製パンに行ってきました。
そちらでは、こちらを買いました。


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先程の袋を開けると、こちらが出てきました。
食パン1斤と、マフィンにチョコレートタルトです。


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それで、この日の午後にこちらを戴きました。
中央のパウンドケーキは自分で焼きましたが、
あとは井上製パンの商品を使っています。


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食パンは、キュウリのサンドイッチにしました。
はさんだキュウリは、エビスクで買ったものか
中島商店で買ったものかは、はっきりしません。
以前カフェで戴いたアフタヌーンティーに、
こういうサンドイッチがありました。
ちょっと、それに憧れていまして……


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そして、井上製パンのマフィンとチョコレートタルトです。
自分と母の2人なのでちょっと数が多いのですが、
一つ100円そこそこなので思わず余計に買ってしまいます。


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2022年9月18日日曜日に、鍋と小鉢を持って家を出ました。
こちらを使って、ちょっとテイクアウトします。


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ウチから片道約15分かけて、本家第一旭に行ってきました。
実は今は亡き祖母の代から、こちらでは店内飲食よりも
テイクアウトを中心に通っていました。
亡き祖母は晩御飯を作るのが面倒になると、
家族分を鍋に入れてテイクアウトしていました。

忙しい時間帯は迷惑と思って昼下がりに行ったのですが、
それでも約10分並びました。
テイクアウトなので他の方々より先に出来上がるのは、
ちょっと申し訳ない気がしました。
店主とちょっと雑談してから、こちらを持って帰りました。


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小鉢には、キムチ1人前を入れてもらいました。
確か350円だったと思います。
店内飲食の際はビールの肴ですが、
テイクアウトのときはご飯のおかずです。


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こちらの鍋は相当重たく、大の大人でも苦労します。
亡き祖母は、買い物の際に使う手押し車に入れていました。
店主の配慮で、零れないようにラップして
鍋のフタを輪ゴムで止めてもらっています。


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鍋の中身は、ラーメン2人前です。
普通のラーメンでも、叉焼は1人9枚です。
ただコロナ禍を経過して、ちょっと値上がりしています。
(ラーメン1杯800円でした)


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これが、その日のちょっと遅い昼ご飯でした。
ラーメンとキムチと、ご飯です。
京都を含めて、関西人は結構麺類とご飯を一緒に戴きます。


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第一旭のラーメンの量が多いので、ウチの鉢に入り切りません。
叉焼は9枚載っていますが、鉢が小さいのでよく見えません。
もやしは、通常より多めですね。
今回は店内が忙しそうだったので普通盛りを注文したのですが、
店主が気を利かせられて、
自分がいつも頼む「もやし多め」にして戴きました。
自分はここのスープが大好きなので、
麺ともやしを戴いた後、叉焼ごとスープをご飯にかけて戴きました。


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遅い昼食を戴いた後、同じ2022年9月18日日曜日は
サウナの梅湯に行きました。
その帰り三宮通(須原通)を七条通まで南下して、
ビールバーのCRAFT KYOTOに立ち寄りました。
以前と価格設定が変わっていて、
一律レギュラーサイズ1,100円で、
ラージサイズ(レギュラーサイズの1.5倍)が1,200円です。


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いつものように「黒いビールありますか?」と尋ねると、
「11番のSTONE社製が黒ビールですが、
アルコール度数が11度もありますよ」と店員さんが答えられました。
そこで、8番の京都醸造社製の「毬子」を注文しました。


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注文してから、約5分経ちました。
今回は京都醸造社製の「毬子」と台湾枝豆を注文しました。


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こちらが、京都醸造社製の「毬子」です。
日本のほかのお店より泡を少なく淹れるのが、ここの特徴です。
こういう淹れ方をすると苦くなるのですが、
ここのビールは苦味よりもはるかに旨味を感じるのが、いいですね。
結構優しい味がしました。


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そして、こちらが台湾枝豆(650円)です。
たぶん台湾で流行っている調理法で作った枝豆なのでしょう。
茹でた枝豆に赤い唐辛子ベースのソースが掛かっており、
さらに擂り潰したナッツがトッピングされています。
唐辛子ベースのソースはそこまで辛くなく、むしろ旨味を感じます。
さらにナッツの甘味が、枝豆に追加されています。
最近はこちらが目当てで、このお店に通っています。
(とはいえ脳出血の関係で、1ヶ月に1回程度の常連ですが……)


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CRAFT KYOTOからの帰り道、鴨川製麺所に立ち寄りました。
いつもは生湯葉うどんを戴いているのですが、
今回は750円の日替わり定食を戴きました。


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日替わり定食は、うどんと一緒に小さな丼が付きます。
この日は、カツオのたたき丼でした。


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カツオのたたき丼を半分だけ戴きました。
要するに、こちらはカツオのたたき丼の断面図です。
カツオのたたきとご飯の間には、
赤い洋葱のスライスが敷き詰められています。
ちなみにご飯に掛かっているのは、カツオのたたきのタレです。
醤油よりも酢を強く感じて、完全にカツオのたたきを
そのままご飯に載せて戴いているような1品です。


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さらに、こちらは「ぶっかけうどん」です。
冷やしたうどんに、冷たい汁が掛かっています。
こちらのうどんは、製法もお味も「讃岐うどん」に近いです。
ですから、こういう戴き方が美味しいですね。


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約30分かけて、こちらを戴きました。
給料日直後の休日にサウナの梅湯か大黒湯からの帰途、
ビールバーのCRAFT KYOTOに立ち寄って、
その後鴨川製麺所かラーメンの坊歩へ通うのが習慣です。

これで2022年9月に立ち寄ったお店の半分を掲載しましたが、
この辺りが切りがいいので、今回はここまでです。

~次回は、秋のお彼岸と9月末に立ち寄ったお店を掲載します~

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様々なお店の検索が、可能です。

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2022年9月に入ったお店 その2

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前回ブログで2022年9月に行ったお店を紹介していたのですが、
結構写真が多くてブログ1回では書ききれませんでした。
そこで、今回はその残り分を書いていきます。


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2022年9月23日金曜日は、秋のお彼岸の中日でした。
亡き父のお墓参りにウチの母と一緒に行って帰宅した後、
近所の甘春堂 本店でこちらを購入しました。


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この日はお彼岸なので、仏壇に供えるための和菓子を買いました。
店員さんは干菓子を勧められましたが、
自分は生菓子を購入しました。
自分はお彼岸の中日だけお供えするつもりでしたが、
普通はお彼岸の1週間お供えするものなのだそうです。
(店員さんから、初めて聞かされました。
自分は、今まで知りませんでした)


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結局、自分はこちらを買いました。
小豆餡と黄な粉のはぎ餅(一つ230円)計4つです。
こちらも、一応生菓子です。


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テーブルがだいぶ汚れていますが、(執筆直前に気付きました)
仏壇のお供えからお下がりのお茶と甘春堂のはぎ餅です。
最近は、お茶はほとんど紅茶を戴いています。


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こちらが、自分が戴いた甘春堂のはぎ餅です。
小豆餡はあまりついておらず、そこまで甘くありません。
独特の粘りが強いのですが、山芋か大和芋が混じっているようです。
(通常は餅米だけで作ります)
それが、こちらが上品に仕上がっている理由でしょう。


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さらに同じ2022年9月24日金曜日に、
MUR MUR COFFEEに立ち寄りました。
今回は店内飲食せず、テイクアウトしました。


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こちらは、自分がいつも飲んでいた菊浜ブレンドです。
1杯480円ですね。
自分はこのガツンと苦いコーヒーが大好物ですが、
ウチの母は砂糖と牛乳を入れていました。


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2022年9月25日日曜日に、
銀閣寺参道のkiharuにやっと取材できました。
その際に京都市バスに何回も乗って、
鹿ケ谷や祇園祭山鉾町のお店にも行ってきました。
そこで、こちらの地下鉄市バスの1日パスを買いました。
1,100円で市営地下鉄と市バスに乗り放題です。
ですから、計5回乗ればお得になります。
こちらは、地下鉄「京都」駅中央改札口北にある
総合案内所で売っています。
(地上ではありませんので、ご注意ください)


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京都駅から5系市バスに乗って、通りゃんせまで来ました。
銀閣寺参道のkiharuに行く途中に、立ち寄りました。
こちらは、は茶店とは違う土産物店側の入り口です。
要するに、東(哲学の道)側の入り口です。


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土産物店側の通りゃんせに、入店しました。
中に誰もいらっしゃらないように見えますが、
この暖簾の奥が茶店の厨房で、
女将さんが両方の店舗を経営されています。


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土産物屋さんの「通りゃんせ」では、このようなものを売っています。
陶磁器製の人形や骨とう品、小物や布カバンが、並んでいます。


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こちら側にも、様々な商品が並びます。
手前には籐製のカバンがあり、その奥には骨とう品が並びますね。


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レジの近くには、絵葉書が5枚セットで500円で売られています。
グリーディングカード(クリスマスカードやバースデイカード)は、
1枚350円で売られていました。


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また、店頭には絵葉書が1枚150円で売られていました。
この近くの永観堂の写真もありましたが、清水寺だけでなく
京都とは関係のない姫路城や富士山の写真もありました。


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またこちらも、「通りゃんせ」の店頭です。
哲学の道に近いことから、大豊神社のお札が貼られています。
祇園祭の粽(ちまき)が吊られていますが、
どこの山鉾のものかは分かりません。


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そして商品の隙間に、哲学の道に住む猫の写真が並びます。
こちらの女将は、この猫たちの詳細をご存知です。


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ちなみに、女将の一推しがこの石鹸です。
ヨモギの葉が、石鹸に練り込まれています。
一つ1,200円ですが、自分は別のものを買いました。


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結局、自分は銀閣寺の写真(150円)を買いました。
まぁ哲学の道最北端は、銀閣寺参道ですから……
(ここは、哲学の道最南端の近くです)


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今度は茶店の方に回って、こちらの注文しました。
みたらし団子と抹茶のセット(1000円)です。
「通りゃんせ」ではみたらし団子とわらび餅の持ち帰りが可能です。
まぁ今回は、店内飲食ですが……


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先ずは、こちらの抹茶です。
これだけしっかり泡立っていると、苦味と渋味は消えています。


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そして、こちらがみたらし団子です。
しっかり焼いた団子に、煮込んだ砂糖醤油を掛けています。
もちろん甘い蜜ですが、醤油の塩気もしっかり感じます。


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次が立て込んでいるので、約10分でこちらを戴きました。
会計を済ませて、次のお店に向かいました。


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2022年9月29日木曜日のお昼ごはんは、冷麺でした。
こちらに入っておるものは、すべて地域スーパーの
エビスクで買ったものです。
「ごまだれ冷麺」にキュウリ、
ローストチキン(買ったのは鶏肉です)が、トッピングされています。
それはともかく、右側にテイクアウトしたコーヒーがあります。
こちらは、DAVADA COOFEE&RECORDSから
持ち帰りました。


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今回は、480円のブレンドコーヒーを買い求めました。
こちらは軽い感じのコーヒーですが、
だからこそいろいろの食事とともに戴けます。

今回は、ここまでです。

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京都芸術センター

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店名:京都芸術センター   業種:ギャラリー・劇場・カフェなど
営業時間:午前10時~午後8時   定休日:年末年始
(詳細は、ここをクリックしてください)
住所:中京区室町通錦小路上る山伏山町546-2
(地図をご利用される方は、ここをクリックしてください)


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京都駅から国際会館行きの市営地下鉄に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、この近くの芸術に関係する文化施設に向かいます。
絵画展や映画や芝居、能楽などの伝統芸能も上演されます。


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地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを歩いています。
取り敢えず、上に上がる階段かエレベーターを探します。


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地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを歩いていくと、
ホームの北側に上に上がる階段がありました。
次は、この階段を上ります。


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先程の階段を上り、地下鉄「四条」駅コンコース階に辿り着きました。
では目の前(北側)の改札口から、地下鉄「四条」駅を出ます。


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地下鉄「四条」駅の中央改札から、地下道を北に向いています。
この辺りの地下道沿いには様々なテナントが入っていて、
ちょっとした地下街を形成していますね。


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地下鉄「四条」駅改札口から、地下道を約50m北上しました。
こちらの階段を上がれば、「四条烏丸」交差点の地下です。
そちらに向かえば、風景が一変します。


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先程の階段を上がると、こうなります。
目の前が「四条烏丸」交差点の地下ですが、
阪急電車「烏丸」駅前でもあります。
市営地下鉄「四条」駅周辺は1980年に完成しましたが、
阪急電車「烏丸」駅周辺は1963年に完成しました。
その約20年の差で、だいぶ雰囲気が違いますね。


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「四条烏丸」交差点の北側に、さらに北に伸びる地下道があります。
ここからは、こちらを北上します。


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ただし約50m北上すると、この地下道は突き当たります。
第867回ブログなど通常はここで右折して東に曲がりますが、
今回は左折して西に曲がります。


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先程の分岐点から約10m西に進むと、
LAQUE四条烏丸の地階に通じます。
「四条烏丸」交差点北西角に建つファッションビルですね。


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LAQUE四条烏丸地階の脇に、この22番出口の階段があります。
では、こちらから地上に上がります。


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22番出口の階段を上っています。
こちらから地上に上がると、烏丸通沿いに出ます。


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22番出口から地上に出て、烏丸通を南に向いています。
右(西)側が、LAQUE四条烏丸です。
約50m先が、京都屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。


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今度は22番出口から、烏丸通を北に向きました。
この辺の烏丸通は、オフィスビル街ですね。
今回は、このまま烏丸通を北上します。


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22番出口から、烏丸通を約50m北上しました。
ここで烏丸通は、錦小路と交差します。
左(西)側に孟宗山会所が見えますが、
撮影時は祇園祭期間中ではないので空き家です。


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烏丸通から、錦小路を東に向いています。
このまま東に向かうと、約150m先に錦市場が続きます。
「錦烏丸」交差点南東角に、鼓月四条烏丸店が建っています。


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錦小路から、烏丸通を北に向いています。
標識によると、ここから左(西)に向かえば
今回ブログのメイン京都芸術センターに辿り着けます。


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さらに烏丸通から、錦小路を西に向いています。
祇園祭前祭宵山では、この先に占出山が立ちます。
では、先程の標識通りにこちらを西に進みます。


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烏丸通から、錦小路を約100m西に進みました。
ここで錦小路は、室町通と交差します。
この辺りはもともと「飲み屋街」だったのですが、
コロナ禍を経てだいぶ辞められています。
第605回ブログで立ち寄った清水家錦も、現在は空き家です。


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室町通から、錦小路を西に向いています。
祇園祭前祭宵山では、この先に霰天神山が立ちます。


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今度は錦小路から、室町通を南に向きました。
祇園祭前祭宵山では、この先に菊水鉾が立ちます。
菊水鉾の詳細は、第846回ブログ参照)


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さらに錦小路から、室町通を北に向いています。
この先に、祇園祭前祭宵山では山伏山が立ちます。
ですから、この辺りは中京区室町通錦小路上る山伏山町です。
今回は、ここから室町通を北上します。


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錦小路から、室町通を約50m北上しました。
ここで東を向くと、今回ブログのメイン
京都芸術センターが建っています。


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京都芸術センターの門をくぐると、そのまま石畳の道が続きます。
京都市内の文化施設の多くは、廃校した小学校跡です。
こちらも、もともとは京都市立明倫小学校でした。
京都芸術センターは、京都市立明倫小学校の校舎を
そのまま利用しています。


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その石畳の半ばで、北を向きました。
こちらを入ると、すぐに京都芸術センターの事務局があります。
様々申し込みとチケット購入は、こちらで行います。
京都芸術センターでは有料の施設貸し出しを行っていませんが、
審査を受けたうえでの無料の施設利用が可能です。
また、こちらの2Fには講堂があります。
京都芸術センターでは、一番大きな施設です。


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石畳の道を最東端まで進みました。
では、こちらから南館へと入ります。
京都芸術センターでは、この南館が最大の校舎(?)です。


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京都芸術センター南館に入りました。
入口すぐに、こちらの機材が並んでいます。
モニターに顔を映すと、自動的に検温できます。
その後に、こちらのアルコールジェルで手指消毒します。


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この辺りに受付があるのですが、
そちらを写すとそちらの方々の顔を写してしまいますので、
その周辺は割愛しています。
では、こちらの通路をそのまま東に進みます。


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先程の位置から、通路を東に約10m進みました。
ここで、通路はそのまま東に進む道と
左(北)に折れる道に分かれます。
京都芸術会館は、京都市立明倫小学校の旧校舎を
そのまま利用しています。
ですから、この辺りはそのまま小学校の校舎跡と分かります。


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先程の分岐点で、北を向いています。
では、最初にこの先に建つ北館に向かいます。


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前ほどの分岐点から北上すると、すぐに屋外に出ます。
このまま北上すると、この先が北館です。


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その辺りで、東を向きました。
もともと京都市立明倫小学校でしたから、
こちらは運動場だったのでしょう。
おそらく1周80mほどですが、京都市街地の小学校の運動場は
このくらいの広さが普通でした。
自分の出身小学校も、このくらいの広さでした。
ちなみに、この運動場は立ち入り禁止です。


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京都芸術センター北館の最西端に、
「明倫消防団詰所」と書かれた部屋がありました。
現在の京都市でもかつての小学校の学区が地方自治単位で、
国会議員の選挙会場や消防団なども、
その小学校の学区で区切られています。
ですから廃校になったとしても、
かつての小学校の校舎内に、
このような施設が置かれるのが通常です。


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京都芸術センター北館を外から眺めています。
京都芸術センター北館は、ギャラリーやワークショップの他
「制作室」という個人でアトリエや芝居の稽古場として
利用できる部屋が並びます。
では先程の分岐点に戻って、今度は南館を見て回ります。


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先程の分岐点まで、戻ってきました。
ここからは、この南館の1Fを散策します。
南館の4Fまでありますが、
「制作室」を利用しない限り、ほぼ用事はありません。


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その分岐点の右(南)側の教室が、前田珈琲明倫店です。
実はこちらに訪問される方の多くが、このお店のお客さんです。
この中では、前田珈琲の他店と同じメニューが戴けます。
とは言え、こちらは京都「芸術」センターの施設ですから
壁面などが完全に美術作品として成立しています。
ただ、こちらの内部の様子は別の記事で紹介します。
(前田珈琲明倫店は、近日中にこのブログで掲載します)


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前田珈琲明倫店の前で、南館の通路を東に向いています。
では、ここからは南館の他の施設を見て回ります。


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前田珈琲明倫店の東隣は、京都芸術センターの情報コーナーです。
京都市を中心に、日本全国の美術展の情報が展示されています。
要するに、チラシやポスターなどの展示です。
持ち帰りは不可ですが、閲覧は可能です。


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情報コーナーの東隣は、京都芸術センターの図書室です。
たぶん、もともとは京都市立明倫小学校の図書室だったのでしょう。
図書分類の中の美術カテゴリーの本が、室内に収蔵されています。
この中での自分のお気に入りが、中根金作著「京都名庭百選」です。
自分が個人的に大好きな作庭家の一人でもある著者が、
(ほかの2人は、小川治兵衛杉森三玲です)
京都の庭園を解説しておられる本です。
神社仏閣の庭園が中心ですが、個人宅なども触れておられます。
ご自身の最高傑作の一つ退蔵院 余香苑についても
相当詳しく載っていました。
そして、その先でこの通路は突き当たります。


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その突き当りから右(南)を向きと、そちらからギャラリーに入れます。
絵画の展示も可能ですが、壁面が白く平らなので
映画の上映なども可能です。
ちなみに、その先(南)にトイレがあります。

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様々なお店の検索が、可能です。

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第880回 八坂神社還幸祭 その1

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2022年祇園祭は上手い具合に次々と取材できたのですが、
この祇園祭後祭神輿巡行で最後です。
八坂神社神幸祭で神輿に載られて御旅所に移動されたご神体が、
再び神輿に載られて八坂神社にお戻りになります。


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京都駅から国際会館行きの市営地下鉄に乗って、2駅。
地下鉄烏丸線「四条」駅から約50m北上して、
「烏丸」駅から阪急電車に乗り換えて、1駅。
阪急電車京都線の終点「河原町」駅で降りて、
6番出口から四条通に出ました。
……という設定ですが、本当は第778回ブログ撮影後
京都高島屋でウィンドウショッピングしたり、
この写真でも写っているモスバーガーで食事をしながら
デジタルカメラの充電をしたりしていました。
今回は、八坂神社御旅所の前で
神輿巡行の準備をされている様子を取材します。
撮影日は、20022年7月24日日曜日午後4時。
この日は炎天下の猛暑日でしたが、
この時間帯では少しだけ気温が下ってきました。


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6番出口から、四条通を西に向いています。
目の前に、「四条河原町」バス停があります。
今回ブログでは、このまま四条通を西に進みます。


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6番出口から、四条通を西に約50m進みました。
目の前の横断歩道は、「四条寺町」交差点のものです。
とは言え、この横断歩道の西側で
四条通から北に新京極通が伸びています。
よく見ると、横断歩道付近に法被姿の方々がいらっしゃいます。
背中の紋章から、三若会の方々と分かります。


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先程の横断歩道の東側で、四条通を南に向いています。
目の前が、八坂神社御旅所です。
社と社の間に土産物屋さんが並ぶのですが、
毎年7月17日~7月24日の間はその土産物屋さんはお休みで、
代わりに祇園祭のお御輿が並びます。


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三若会の方々は、軽トラックから荷物を下ろされています。
三若会の拠点は三条会商店街なので、ちょっと距離があります。
歩いて運ぶのには無理がありますので、軽トラックなのでしょうね。


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先程の三若会の方々が四条通の横断歩道を渡り、
八坂神社御旅所に向かわれました。
そして、八坂神社のご祭神素戔嗚尊が載られる中御座に
脚立を立てておられます。
奇稲田姫が載られる東御座は、
四若会によって提灯などの装飾が終わっています。
ですから、ここから中御座の装飾が始まります。


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中御座の天頂部に鳳凰像があるのですが、
そちらに九条ネギが括り付けられます。
実は、お御輿に葱が付く理由を自分は知りません。


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九条ネギの次は、提灯が付きます。
こちらは、先程の軽トラックから運び込まれています。


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すると「四条河原町」交差点方面(つまり、東側)から、
三若会の大集団が来られました。
たぶんですが、それまで八坂神社で神事があったのでしょうね。
(方角からの、想像です)


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三若会の方々が、さらに大きな集団になってきました。
これは、100人を超えていますね。
もはや歩道を通行できる状態ではないので、
車道を歩いておられます。
この時点で祇園祭神輿巡行が始まる約90分前ですから、
自動車などはまだまだ制限されていませんが……


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ですから、三若会の方々と自動車が混じり合って移動されています。
三若会の方々は、八坂神社御旅所の前に集結されました。


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三若会の方々が、次々と集結されます。
すると、皆さんが「ほいっと ほいっと」の掛け声を挙げられます。
京都市街地ではお御輿を担ぐときは
「わっしょい わっしょい」ではなく、
「ほいっと ほいっと」と掛け声を挙げます。


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三若会の方々は信号が変わると、四条通の北側歩道に移動されました。
「ほいっと ほいっと」の掛け声とともに、
鈴の音のような金属音も発せられています。


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三若会の大集団は四条通北側歩道に移動されると、
そのまま新京極通を北上されていきました。
この先には錦市場錦市場などがありますが、
この後三若会の大集団がどこに行かれたかは分かりません。


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三若会の大集団が去られた後も、中御座の装飾は続きます。
だいぶ提灯も、付いてきました。


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そして、中御座の提灯がすべて付きました。
この時点で、2022年7月24日午後4時半。
あと約90分で、祇園祭のお御輿が動き出します。


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2022年7月24日日曜日午後5時45分になりました。
八柱御子神が載られる西御座を担がれる錦神輿会の方が、
八坂神社御旅所の前に現れました。
錦市場各店舗の店主さんたちの集まりです。
「ウチだけ準備できてない。大丈夫?」
そうおっしゃる声が、聞こえてきました。
西御座の準備がまだなのは予定通りと思っていたのですが、
どうもそうではないようです。


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その直後に錦神輿会の方数名が、
錦市場の方から提灯を持って来られました。
ここから、西御座の装飾が始まります。


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信号が青に変わると、錦神輿会の方が
八坂神社御旅所に向かわれました。
すると、後から錦神輿化の方々がさらに来られて
西御座の装飾品が次々と取り付けられていきました。


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錦神輿会の方々は西御座の天頂部の鳳凰像を外すと、
次々と提灯を広げられました。
祇園祭神輿巡行にはまだ1時間以上あるのですが、
西御座の準備を急がれています。


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20分少々掛けて、西御座の提灯が並べ終わりました。
あとは、九条ネギを取り付けるだけですね。
この時点で、2022年7月24日日曜日午後5時10分です。


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その直後に「ほいっと ほいっと」との掛け声が聞こえてきました。
白い法被姿の集団が、新京極通を南下されてこちらに来られました。
この写真には上手く写りませんでしたが、
紫紺の大旗には「錦」の文字が見えました。
ここで、西御座を担ぐ錦神輿会の皆さんが勢ぞろいです。


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紫紺の大旗の後から「錦」の文字が入った提灯が続き、
その背後から錦神輿会の皆さんが続かれます。
とは言え、この時点(2022年7月24日午後5時10分)では
まだまだ四条通には自動車足バスが走行していました。
ですから、錦神輿会の皆さんは四条通北側歩道で待機です。


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そのため、錦神輿会の皆さんは自分のような見物人と
入り混じっておられます。
もともとこの辺りは京都市街地でいちばん賑やかな場所ですが、
この時点で「四条寺町」交差点で移動するのは難しかったでしょう。
ずっと同じ場所にいる自分は、特に気になりませんでしたが……


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この時点で、まだ西御座には九条ネギが付いていません。
とは言え提灯はすべて付いているので、
そこまで大きな問題ではないのでしょうね。


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自分の前に、何人か錦神輿会の方々が立っておられます。
実は2022年7月24日日曜日午後5時ごろに、
歩道の規制線の位置が変わり、
歩道が狭くなった分車道が広くなっていました。


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2022年7月24日日曜日午後5時25分ごろ、
四若会の方々が四条通に現れました。
四若会は、東山区祇園地区最北端の方々で構成されています。
奇稲田姫が載られる東御座を担がれる方々です。
とは言えまだ大集団ではなく、提灯を持たれる方を含め数人だけです。


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すると、この時点で西御座の天頂部に九条ネギが付きました。
これで、祇園祭の各神輿の準備は終わりました。


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この時点で、2022年7月24日日曜日午後5時半です。
ここで四条通に、交通規制がかかりました。
ここから神輿巡行が終わるまで、
烏丸通以東の四条通は自動車が通行禁止です。
すると、錦神輿会の最集団が四条通の車道に移動されました。


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その直後に、四若会の大集団が新京極通を南下されてきました。
四若会の皆さんは、ここで四条通の車道に移動されます。
あとは三若会の大集団が再登場されれば神輿巡行が始まりますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、中御座、東御座、西御座の順でお御輿が動きます~

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第881回 八坂神社還幸祭 その2

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前回ブログで今いる「四条寺町」交差点前の八坂神社御旅所に来て、
約90分が経ちました。
既に四条通は交通規制がかかっていて、
錦神輿会の方々が四条通の車道上にいらっしゃいます。
すると京都市街地随一の繁華街新京極通から、
東山区祇園地区最北端に拠点を置かれる四若会の皆さんが
南下してこられました。
四条通に来られた四若会の皆さんは、
そのまま四条通の車道に移動されて、
錦神輿会の方々と混じり合っておられます。
今回は三若会の中御座、四若会の東御座、錦神輿会の西御座の
祇園祭のお御輿3基が動き出します。
撮影日は、2022年7月24日午後5時半。
祇園祭後祭神輿巡行が、いよいよ始動します。


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一方、四条通に目を向けると
清々講社宮本組の皆さんがいらっしゃいます。
八坂神社周辺に住まわれている方々で構成されている
祇園祭の一切の雑務を担う団体です。
(清々講社宮本組の詳細は、第863回ブログ参照)


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清々講社宮本組の皆さんが、錦神輿会と四若会の皆さんの中を
左(東)へと通過されます。
そして、八坂神社御旅所の社前で待機されました。


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さらに、その直後に西御座の軽トラックが来ました。
こちらは、前祭の神輿巡行でも来られました。
(その様子は、第866回ブログ参照)


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その軽トラックから、小さな段ボール箱を持ち運ばれています。
直接見ていませんが、周囲の会話から
どうも中身は熱中症対策の塩飴のようです。
この日(2022年7月24日日曜日)は、炎天下の暑い日でした。


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西御座の軽トラックが去った後、
清々講社宮本組の皆さんが左(東)へと進まれます。
あちらは通常ご神体を収めるものですが、
こちらが何かは自分はよく知りません。


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2022年7月24日日曜日午後6時になりました。
三条会商店街周辺を拠点とする三若会の大集団が、
新京極通を南下してきました。
「ほいっと ほいっと」の大合唱とともに、
鈴のような金属音を発しての行進です。


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三条会の紫紺の大旗が、新京極通から四条通へ南下します。
交通規制で自動車が通らなくなっているので、
三若会の大集団は、そのまま八坂神社お旅所に向かわれます。


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三若会の大旗が、八坂神社御旅所に迫ります。
お御輿を担ぐ際の掛け声「ほいっと ほいっと」の大合唱が、
だんだん沿道の方々からも聞こえてきました。


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そして三若会の皆さんが、そのまま中御座に取りつかれます。
中御座は八坂神社の主神素戔嗚尊のご神体を載せたお神輿で、
常に祇園祭神輿巡行の先頭に立ちます。


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直後に、中御座が傾きます。
三若会の皆さんが、中御座を担ぎ上げられました。


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少し傾きながら、三若会の皆さんが担がれる中御座が
八坂神社御旅所から四条通に出てきました。
この段階では長い担ぎ棒を付けられませんので、
少人数で担がれて大変でしょうね。


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三若会の皆さんが担がれる中御座が、四条通に出ました。
そして、ここで三若会の方々の掛け声が変わります。


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今まで「ほいっと ほいと」と声が挙げられていた三若会の皆さんが、
「もどーせ もどーせ」と声を掛けられます。
三若会の皆さんは左(東)に向いておられるのですが、
ここで中御座は右(西)に進みます。


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「もどーせ もどーせ」の掛け声の中、中御座が西に進みます。
八坂神社御旅所の西ということは、「四条寺町」交差点方面ですね。


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祇園祭の3基のお御輿が安置されていた場所の左右に、
八坂神社御旅所の社がいらっしゃいます。
三若会の方々が担がれる中御座は、西側の社に向かっておられます。


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八坂神社御旅所の社前に、中御座が安置されます。
すると、三若会だけでなく他の神輿会の方々も
四条通に座り込まれます。
ここで三若会会長がマイクを持たれて、短い集会が開かれました。
何よりも安全面を強調されて、お話を続けられました。
神様の乗り物であるお御輿を穢してはいけないのはもちろんですが、
相当の重量のあるお御輿は何か事故があったら
死亡者を出す可能性すらあります。
ですから神輿巡行は荘厳であるだけでなく、
慎重でなければなりません。


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中御座が安置された社には、八坂神社の神職さんがいらっしゃいます。
三若会の幹部の方々が立会いの下、神事が始まりました。


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そうして中御座を中心として神事が続く中、
四若会の皆さんはこの集団から外れていかれます。
四若会の皆さんは、東御座を動かす準備に入っておられます。


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四若会の皆さんが、東御座に取りつかれます。
ただ今は目の前に中御座が安置されているので、ここから動けません。
ですから四若会の皆さんは、中御座が移動されるまで待機です。


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一方、中御座前の神事が続いています。
錦神輿会の皆さんも、こちらに参加されています。


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そのころ、四条通を西から東へ白馬が歩いていきました。
鞍の上には誰も乗っておらず、お稚児さんの冠だけ置かれています。


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おそらくですが、この白馬は八坂神社へ移動されているのでしょう。
こちらは、中御座の先触れとしてお御輿の前を進まれます。
錦神輿会の皆さんが、神事を終えて西御座の近くで待機されています。


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三若会の皆さんが、再び中御座を担がれました。
三若会の皆さんの周囲を錦神輿会の皆さんが囲まれています。


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再び「ほいっと ほいっと」の掛け声の中、中御座が東に進みます。
初めにいらした八坂神社御旅所の前を通り過ぎても、
さらに東に進み続けておられます。


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八坂神社御旅所より2軒東のマクドナルド四条河原町店の前で
中御座が立ち止まり、そこから暫く三若会の方々は一休みです。
中御座が長距離移動するには、もっと大人数が担げるげるように
さらに長い担ぎ棒を取り付けなければなりません。
その取り付けは、ほかの2基のお御輿が四条通に出てからです。


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すると四若会の皆さんが、東御座に取りつかれます。
そして、そのまま東御座を担がれます。


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四若会の皆さんが東御座を担がれると、
「ほいっと ほいっと」の掛け声とともに、四条通に出られます。
再び沿道の方からも、「ほいっと ほいっと」の声がしました。


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奇稲田姫のご神体を載せる東御座が、四条通に出ました。
すると、ここで東御座に掛かる声も変わります。


881-29.jpg
東御座への掛け声が「ほいっと ほいっと」から、
「もどーせ もどーせ」に変わりました。
すると東を向いた状態の東御座が、西へ進みました。


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東御座も、八坂神社御旅所西側の社の方に進まれます。
「もどーせ もどーせ」の掛け声の中、
四若会の皆さんが東御座を社の前へ担いで運ばれます。


881-31.jpg
そして中御座が停止した社の前に来ると、
東御座もその場所に安置されました。
ここから、東御座の神事が始まります。


881-32.jpg
さらに、錦市場を拠点にされている錦神輿会の皆さんが
八柱御子神のご神体を載せる西御座に取りつかれます。
八柱御子神は、素戔嗚尊の8柱のご子息の総称です。


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錦神輿会の皆さんが担がれる西御座が、
八坂神社御旅所から四条通に移動されます。
これで祇園祭のお御輿3基が、すべて動き出しました。


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西御座も、四条通に出てきました。
ただ他のお御輿と異なり、西御座の掛け声は
この段階でも「ほいっと ほいっと」から変わりません。


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四条通に出た西御座は、ほかの2基と異なり
この位置から東に向かわれました。
そちらにも、八坂神社御旅所の社がいらっしゃいます。
(つまり、八坂神社御旅所の社は2棟あります)


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西御座は、そのまま八坂神社御旅所東側の社前で停止しました。
中御座は、この時点でもマクドナルドの前に止まっています。
東御座は、西側の社での神事が終わっていません。
「東」と「西」が逆のようですが、神仏分離令以前は
東御座と西御座の名称が逆でした。
社とお御輿の方角が合っていないのは、その辺の事情でしょうね。


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西御座が、八坂神社御旅所東側の社前に置かれました。
ここから、西御座に対して八坂神社の神職さんが神事を行います。
錦神輿会の皆さんも、立ったまま神事に参加されました。


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西御座が四条通に移動したことで、
祇園祭のお御輿はすべて動きました。
ですから、この位置は空になりました。
ちなみに、通常のこちらは土産物店が立ち並んでいます。
おそらく次の日の営業に間に合うように、
ここから急いで後片付けされるのでしょうね。


881-40.jpg
一方、西側の社前では東御座の神事が続いています。
四若会の皆さんは、社前で座り込んでいらっしゃいます。
御旅所から動き出した3基のお御輿ですが、
長距離移動のためには担ぎ棒を延長しないといけません。
この後にその作業が始まり、
そしてここで3基同時にパフォーマンスをして
八坂神社に向かうのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、3基のお御輿が同時に派手に動き回ります~

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第882回 八坂神社還幸祭 その3

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祇園祭のお御輿3基が、四条通で待機しています。
この写真では、東山区祇園地区最北端を拠点にされる四若会が
八坂神社御旅所の西側の社の前に東御座を安置して、
神事を行っています。
この左(東)側では錦市場を拠点とされる錦神輿会が、
八坂神社御旅所の東側の社の前に西御座を安置して、
神事を行っています。
三条会商店街付近を拠点にされる三若会が担がれる中御座は、
もう神事を終えてさらに東で待機されています。
今回は3基のお御輿が長距離移動できるように、
長い担ぎ棒を各お御輿に取り付ける様子を取材します。
撮影日は、2022年7月24日日曜日午後6時半。
今回で、お御輿を担ぐ準備が終わります。


882-1.jpg
一方、こちらは八坂神社御旅所東側の社の前です。
西御座の前に、錦神輿会の皆さんが集結されていますね。
こちらの神事は、始まったばかりです。


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ほどなく錦神輿会の皆さんが、四条通に座り込まれました。
こちらも、八坂神社の神職さんがお祓いを始められました。
ここから、西御座の神事が本格化します。


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一方東御座の神事は、この時点で終了しました。
ここで四若会の皆さんが、一斉に動き出します。


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そして、東御座が再び四若会の皆さんによって担ぎ上げられます。
東御座は、西御座に衝突しないように四条通の北側にズレてきました。
つまり、自分たちの目の前に移動してきました。


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「ほいっと ほいっと」の掛け声と共に、
東御座が自分たちの目の前を東に進んでいきます。
一方西御座の神事は、まだまだ続いています。


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東御座は、自分たちのいる位置より少し東で停止しました。
ここから一休み……というわけにはいきません。
ここから東御座を長距離担ぐための最終的な準備が始まります。


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四若会の皆さんが、東御座を縛る綱を持って来られました。
一方、錦神輿会の皆さんも西御座の神事を終えたようです。
一斉に立ち上がって、西御座を担ぎ上げられます。


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錦神輿会の皆さんが、西御座を担ぎ上げられました。
今度は西御座の方から、「もどーせ もどーせ」の声が掛かります。


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四若会の皆さんが、大勢で長い角材を運んでおられます。
そして、それをお御輿の担ぎ棒の下に当てられます。
一方、西御座は西へ西へと移動していきます。


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四若会の皆さんが、先程の角材を取り付ける作業をされています。
その背後(南側)で、西御座が八坂神社御旅所の前を移動されてます。


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西御座が、どんどん西に移動されています。
祇園祭のお御輿は、通常中御座→東御座→西御座の順に並びます。
今年(2022年)は八坂神社旅所から東へ
八坂神社に一斉に移動しますので、
西御座はいちばん西へと移動します。


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結局西御座は、「四条寺町」交差点の手前(東側)で停止しました。
ここから西御座も中御座や東御座同様に、
長い長い担ぎ棒をお御輿に取り付けます。


882-14.jpg
四若会の皆さんが、東御座に長い角材を当てがわれています。
まだお御輿に角材が固定されていませんので、
四若会の皆さんが数人で角材を持ち上げておられます。
ちなみに、この段階で中御座と西御座で同じことが行われています。


882-15.jpg
ちょっと東の方まで、カメラのアングルを伸ばしました。
この角材は長くて、お御輿の前後を貫いています。
ですから、大人数で持ち上げたまま
四若会の皆さんはこの姿勢を保っておられます。


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そして、その角材は東御座の左右1対取り付けられます。
こちらを長くするため、大人数での神輿担ぎが可能になります。
ただし、これによってお御輿がそれなりの重量になります。


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この担ぎ棒は釘もほぞも使われず、
綱だけで繋ぎ合わされています。
こちらは、先に立った祇園祭の山鉾と同じ工法ですね。
担ぎ手の若手が長い角材を支えて、
年長者が綱を結び、ベテランの担ぎ手が監修されています。
こういう風に、伝統が受け継がれているのですね。


882-18.jpg
ところが、そのうちベテランの担ぎ手さんが手を出されました。
さすがにベテランの担ぎ手さんは、結ぶのが早いです。


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先程まで綱を結んでおられた年長者の担ぎ手さんは、
長い担ぎ棒をしっかり支えておられます。
このような綱を結ぶ部分は、合わせて4か所です。


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そうこうしているうちに、ベテランの担ぎ手さんは
お御輿と担ぎ棒を綱で結び付けていかれます。
それを他の担ぎ手さんが、熱心に見ておられます。


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こちらが、完成した結び目です。
これが前後左右4か所に付いて、お御輿と担ぎ棒を支えます。
ちょっと漁師さんや船乗りが船上で行う結び目に、似ていますね。


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長い長い担ぎ棒を取り付け終わって、四若会の方々が入れ替わります。
いよいよ四若会の皆さんが、本格的に東御座を担がれます。


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四若会の皆さんが、順番通りに東御座の担ぎ棒の前で並ばれます。
これで東御座を担ぐ準備が、完全に整いました。


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四若会の皆さんが東御座の担ぎ棒の下に潜られ、
その担ぎ棒を肩の上に載せられました。
そして合図とともに、四若会の皆さんが立ち上がられます。


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長い担ぎ棒を設置して、四若会の皆さんが東御座を担いておられます。
先程の数倍の人数で担がれているので、
長距離移動だけでなく飛び跳ねたり回ったりもできます。
担ぎ棒の取り付けは、この時点で中御座も西御座も終えています。
まぁこのまま八坂神社まで移動も可能なのですが、
せっかくですからここから3基のお御輿は、
この位置で飛び跳ねたり回ったりします。
ただちょうど切りがいいので、今回はここまでです。

~次回は、3基のお御輿が八坂神社に向かいます~

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第883回 八坂神社還幸祭 その4

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前回ブログで、祇園祭の3基の神輿に担ぎ棒が取りつけられました。
この写真は、四若会の皆さんが東御座を担ぎ上げられた瞬間です。
今回はこの位置で3基のお御輿が飛び跳ねたり回ったりした後、
そのまま八坂神社に向かいます。
撮影日は2022年7月24日日曜日午後7時。
今回で、2022年祇園祭の長い長い連載が終わります。


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八坂神社のご祭神の1柱奇稲田姫を載せた東御座が、
四若会の皆さんが担ぎ上げられた直後に回転しています。
通常「ほいっと ほいっと」の掛け声も、
「まわーせ まわーせ」に変わります。
この瞬間から、3基のお御輿が派手なパフォーマンスを行います。


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東山区祇園地区最北端を拠点としている四若会の皆さんが、
東御座の担ぎ棒を肩に載せて右回りを繰り返しておられます。
さらに、担ぎ棒の先端についている金具を揺らしておられます。
その音が、鈴のように響いています。


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すると、その時四条通の東側から中御座が近づいてきました。
三条会商店街近くを拠点とされる三若会が担いでいる中御座は、
八坂神社の主神素戔嗚尊を載せています。


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「もどーせ もどーせ」の掛け声と主に、中御座が西に進んできます。
東御座の脇にまで西に進むと、中御座もパフォーマンスを始めます。


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ここで、中御座も回転します。
東御座が近いので、中御座の回転中に四若会の皆さんも写ります。


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その間、東御座も回り続けています。
さすがに途中で担ぎ手が交代されていますが、
それでもかなり長時間続いていますね。


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そして錦市場の店主さんたちで構成されている錦神輿会が、
八柱御子神を載せる西御座を担がれます。
八柱御子神は、素戔嗚尊の8柱のご子息のことです。
今回ブログが始まったときには
「四条寺町」交差点上にいらしたのですが、
現在はもう少し東御座に近い位置にいらっしゃいますね。


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西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが、
西御座を激しく揺らしていらっしゃいます。
こちらの担ぎ棒にも金具がついていますので、
鈴の音のような金属音が甲高く聞こえます。


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そして、東御座はその間も回り続けています。
かなり長い時間を回り続けていますね。


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その時西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが、
さらに高く西御座を持ち上げられました。
この写真では分かりにくいですが、
錦神輿会の皆さんの頭上に西御座を持ち上げられています。


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同じ瞬間に中御座を担がれる三若会の皆さんも、
お御輿を頭上高く持ち上げられました。
そして、持ち上げられたまま回り続けておられます。
マクドナルド四条河原町店のお客さんも、
その様子を眺めておられます。


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さらに東御座を担がれる四若会の閔さんも
東御座を頭上に持ち上げられました。
この状態でも、東御座は回り続けます。


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三若会の皆さんが担がれる中御座も、回り続けます。
気のせいか、さらに東御座に近づいた気がします。


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四若会の皆さんが担がれる東御座は回り続けているのですが、
時折錦神輿会の皆さんが担がれる西御座がフレームに入ってきます。


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ちょっと角度を変えて、「四条寺町」交差点付近を撮っています。
こうすると、神輿神輿会の皆さんが担がれる西御座がよく見えます。
錦神輿会の皆さんも、西御座を頭上に持ち上げて回転されています。
ですから、この間祇園祭のお御輿3基が同時に回っています。
あちこちから「まわーせ まわーせ」の掛け声が響き、
かなり賑やかな状態ですね。


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西御座の東隣の東御座も、まだまだ回り続けます。
肩で担がれている時間も考えれば、相当の時間回り続けています。


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さらに東隣りの中御座も、、まだまだ回り続けます。
途中で担ぎ手さんが入れ替わっているかもしないですが、
それでも大変な力仕事ですね。


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今度は、少しずつ西にレンズを移動させます。
四若会の皆さんも、頭上に持ち上げたまま長時間回り続けられます。


883-20.jpg
さらに西にカメラを向けると、西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが
西御座を頭上に掲げて回り続けておられます。
祇園祭の3基のお御輿が回り続ける状況が、ずっと続いていますね。


883-21.jpg
ちょうど東御座が、こちらの方を向いています。
長時間回っていますので、普段担ぎ手さんが入らない正面にも
かなりの方々がいらっしゃいます。


883-22.jpg
東御座もかなり長い時間回っていますが、
その東側の中御座もかなり長い時間回っています。
だんだんこちらに近づいておられるので、
東御座の担ぎ棒も簡単に写り込んでしまいます。


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……と、ここで東御座が回転をやめました。
とは言え、この状態でも四若会の皆さんは
東御座を頭上に持ち上げられています。
そして、東御座を激しく揺らしだされました。


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そして、中御座も回転が止まりました。
三若会の皆さんも、頭上に中御座を持ち上げておられます。


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ただ中御座を担がれる三若会の皆さんは、
頭上からすぐに肩の上に中御座を担ぎ直されました。
そして「ほいっと ほいっと」の掛け声の中、
このまま八坂神社がいらっしゃる東に四条通を進まれました。


883-26.jpg
この時点で、西御座を担がれる錦神輿会の皆さんも
回転をやめられていました。
こちらも、西御座を頭上に持ち上げられたまま飛び跳ねておられます。


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一方、東御座を担がれる四若会の皆さんは
肩まで東御座を下ろされてそのまま四条通を東に進まれました。
先行している中御座とともに、八坂神社に向かいました。


883-28.jpg
西御座を担がれる錦神輿会の皆さんも、
八坂神社御旅所の前まで移動されました。
こちらも、八坂神社に向かう様子です。


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「ほいっと ほいっと」の掛け声の中、
西御座が八坂神社御旅所から四条通を東に向かわれます。
沿道の見物人もこのまま西御座についていって、東に向かわれます。


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西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが四条通を東に去られたことで、
八坂神社御旅所前は静かになりました。
そこで、警官と神職さんが四条通を元通りにしていかれます。


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八坂神社御旅所の前で、神職さんや巫女さん、錦神輿会の方々が
祇園祭神輿巡行の後片付けをされています。
今まで3基のお御輿が立っていた場所は、
翌日にはお土産物屋さんに戻ります。
ですから、後片付けを急がないといけません。


883-32.jpg
四条通の歩道の一部が、広く開いています。
祇園祭のお御輿3基がこの辺りにいらしたときは、
このスペース分だけ歩道が狭くなっていました。
その分車道を広くして、お御輿が回転するスペースを作っていました。
ですから、こちらも今から元に戻ります。


883-33.jpg
先ずは、路上に貼りついたガムテープを剥がされます。
そして、地面の中からポールを引き出されます。
あとはこちらにロープを通して、ここを歩道と車道の境にします。


883-34.jpg
四条通の歩道が広くなったので、自分もそこまでせり出します。
お御輿がまだ四条通にいらっしゃるので交通規制は解かれませんが、
歩道は完全に元通りです。


883-35.jpg
まだ交通規制が解除されていませんので、
車道を小走りに移動しました。
3基のお御輿が「四条河原町」交差点をまだ通過していませんので、
すぐに追いついてしまいました。
ここからは、四条通を東に進みながら撮影します。


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「四条河原町」交差点で、先頭の中御座を撮りました。
2022年7月24日日曜日は午前中は河原町通も
交通規制が掛かっていましたが、
夕方は交通規制が掛かっていませんでした。
そのため、祇園祭のお御輿も河原町通は
信号待ちをしなければなりません。


883-37.jpg
ここからは、中御座と一緒に四条通を東に移動します。
中御座が、「四条木屋町」交差点に辿り着きました。
ちょうど四条小橋の上にいらっしゃいますね。
四条小橋は、高瀬川に架かっています。


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東華菜館の脇に、中御座が辿り着きました。
写真中央に南座が見えますが、その間が鴨川に架かる四条大橋です。
四条大橋よりこちら(西)が下京区先斗町で、
あちら(東)側が東山区祇園地区です。


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鴨川に架かる四条大橋を渡り、東山区祇園地区に入りました。
さらに約400m東に進むと、祇園祭を主催する八坂神社です。
ただ、ここで日が沈んで急に暗くなりました。
南座のテナント総本家 松葉も、ぼんやり写っています。


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この時点で、2022年7月24日日曜日午後7時半です。
南座前を西御座が通過した直後に、その西御座を撮影しました。
だいぶ暗くなってきて、はっきりと写らなくなりました。
ですから祇園祭のお御輿を追いかけるのは、ここまでです。
この直後に、歩いて川端通を南下して帰宅しました。

2022年祇園祭は、前祭宵山前祭山鉾巡行前祭神輿巡行、
後祭宵山後祭山鉾巡行後祭神輿巡行と長期連載しましたが、
今回で最終回です。

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kiharu

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店名:kiharu      業種:カフェ(食べ歩き中心)
営業時間:午前9時~午後5時   定休日:なし
座席数:10
デリバリー:なし      テイクアウト:全品可能
住所:左京区今出川通哲学の道東入ル銀閣寺前町14-3
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅北側市バスターミナルから5系市バスに乗って、約45分。
こちらは、白川通沿いの「銀閣寺道」北行きバス停です。
今回は、ここから銀閣寺参道と哲学の道の間に建つ
食べ歩き中心のカフェに向かいます。


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「銀閣寺道」バス停から、5系市バスが白川通を北上します。
5系市バスはこのまま白川通を北上し、
地下鉄烏丸線の終点「国際会館」駅まで走ります。


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「銀閣寺道」バス停から、白川通を約70m北上しました。
ここで白川通は、今出川通と交差します。


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今出川通から、白川通を北に向いています。
白川通は、左京区宝ヶ池地区や
左京区岩倉地区の方に延びています。
同志社高校や国際会館がある辺りですね。


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今度は白川通から、今出川通を西に向いています。
右(北)側に続く桜並木は、このまま約200m続きます。
このまま今出川通を西に進み続けると、
約1㎞先が京都大学のある「百万遍」交差点です。


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ちょうどその時、東側の横断歩道が青信号に変わりました。
では今出川通沿いに横断歩道を渡り、
白川通東側歩道に向かいます。


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白川通東側歩道から、今出川通を東に向いています。
白川通以東の今出川通は、「銀閣寺参道」とも呼ばれています。
左(北)側の桜並木は、ここから約350m続きます。
では、ここから今出川通を東に進みます。


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白川通から、今出川通を約200m東に進みました。
こちらに、「銀閣寺前」バス停が立っています。
今回ブログの目的地はこのバス停からの方が近いのですが、
この「銀閣寺前」バス停からは京都駅との直通路線がありません。
(「四条河原町」バス停や「四条烏丸」バス停に向かいます)


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「銀閣寺前」バス停から、今出川通を約100m東に進みました。
ここで今出川通から南に、鹿ケ谷通が伸びています。


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今出川通から、鹿ケ谷通を南に向いています。
鹿ケ谷通はこの今出川通から南に約1700m続いており、
途中永観堂を経由して、南禅寺の門前で突き当たります。


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鹿ケ谷通から、今出川通を東に向いています。
ここから今出川通は狭くなり、自動車が通れなくなります。
目の前がY字路になっていますが、
左(東)側が今出川通で銀閣寺への参道です。
右(南)側は、哲学の道最北端ですね。


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先程のY字路で、左(東)側の今出川通を進んでいます。
白川疎水に架かる銀閣寺橋を渡ると、
目の前に今回ブログのメインであるkiharuがあります。
ちょうど銀閣寺参道と哲学の道の両方の道に沿っています。


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「食べログ」などを読んでいると、
kiharuはさつま揚げや京湯葉の天ぷらで高評価のお店です。
ただ比較的寒冷になる紅葉シーズンはともかく
1年の大半はアイスキャンディーやソフトクリームが主力商品です。
取材した2022年は9月下旬になると結構涼しかったのですが、
それでも氷菓など冷たい食べ物が大半でした。
とは言え、通年でビールなども結構売れています。
またkiharuは店内飲食も可能ですが、
食べ歩き用に持ち帰るお客さんがかなりいらっしゃいます。


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ですから、このようなソフトクリームも通年で売られています。
自分の目の前では、抹茶ソフトクリームが割と売れていました。


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実は、ソフトクリームは何種類かあります。
また、こちらは季節限定でジェラートもあります。
もちろんコーンかカップかも選べます。
(詳細は、後述)


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まぁ食べ歩きでは撮影しながらの飲食が厳しいので、
今回は店内で飲食します。
その前に、飲食スペースの前でアルコール消毒をします。


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こちらは店頭で注文した後、先に料金を支払い
その場で商品を受け取って、店内に入ります。
取材日は飲食スペースの手前に家族連れがいらしたので、
いちばん奥(南側)の席に就きました。
この日購入した柚子ソーダは、確か350円でした。
(400円未満は、確実です)


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kiharuのいちばん奥(南側)の席からは、
白川疎水や哲学の道、その周囲の桜並木が見えます。
この辺りの桜並木は、葉桜でも十分絶景ですね。


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こちらが、今回注文した柚子ソーダです。
ソーダ水自体甘いのですが、そちらに柚子ジャムが入っています。
おそらく韓国の柚子茶に使うジャムです。
「よくかき混ぜてください」との店員さんの指示通り、
かき混ぜてから飲むと、
甘いだけでなく柑橘類の酸味もかなり強くなります。
自分は今まで柚子ジャムは白湯に淹れていましたが、
ソーダ水に混ぜると甘さの中にすっきりとした酸味が加わり、
とても爽やかな飲み物に変わりますね。


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2022年3月31日木曜日、銀閣寺からの帰り道に、
kiharuに立ち寄りました。
この日もさつま揚げや京湯葉の天ぷらも売られていましたが、
やはり主力は氷菓類でした。


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この日は閉店直前にお邪魔しましたので、
店内の奥(南側)は自分の独占状態でした。
この日も、今回と同じ位置で撮影開始です。


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その日は、桜の花が入ったジェラートを頼みました。
和菓子などでよく使われる桜の塩漬けが練り込まれていました。
(もちろん桜の花は、しっかりと塩抜きがしてあります)
少し塩味がしましたが、却って甘味が引き立っていました。


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その桜の花のジェラートを戴きながら、
南側の窓から外を眺めています。
こちらから、白川疎水や哲学の道、桜並木が見えます。
この日(2022年3月31日木曜日)は、桜並木が満開でした。


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まぁ哲学の道は、京都市街地でも屈指の桜の名所です。
kiharuの入り口は銀閣寺参道にありますが、
哲学の道から立ち寄れる位置にあります。

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焼きそば スタンドバイミー

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店名:焼きそばスタンドバイミー   業種:焼きそば屋さん
営業時間:午前11時~午後3時   午後5時~午後10時
定休日:月曜日     座席数:9(すべてカウンター席)
デリバリー:(後で調べます)   テイクアウト:(後で調べます)
住所:中京区姉小路両替町通西入ル柿本町411
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
こちらは、ターミナルの「烏丸御池」駅です。
今回は、祇園祭後祭で立ち寄った焼きそば屋さんにお邪魔します。
こういうお店は、一度通うと何度も通ってしまいます。


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地下鉄「烏丸御池」駅ホームで、南を向きました。
この駅は北側が大きいですが、今回は南側の改札口を目指します。


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地下鉄「烏丸御池」駅ホーム最南端まで、移動しました。
では、こちらの階段からコンコース階に上がります。


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先程の階段から、地下鉄「烏丸御池」駅コンコース階に上がりました。
では、こちらの「烏丸御池」駅南改札口から駅を出ます。


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地下鉄「烏丸御池」駅南改札口を出て、南を向いています。
目の前に切符売り場がありますが、
この左右(東西)に地上に出られる階段があります。


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今回は、右(西)側を進みます。
では、この6番出口の階段を上ります。


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地下鉄「烏丸御池」駅6番出口を上がっています。
こちらをそのまま上がると、烏丸通に出ます。


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地上に上がり、地下鉄「烏丸御池」駅6番出口から
烏丸通を南に向いています。
こちらを約50m南下すると、烏丸通は三条通と交差します。


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今度は地下鉄「烏丸御池」駅番出口から、烏丸通を北に向きました。
今回は、こちらの道を進みます。


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地下鉄「烏丸御池」駅番6出口から、烏丸通を約70m北上しました。
ここで烏丸通は、姉小路と交差します。


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「姉小路烏丸」交差点南西角に、鈴鹿山の会所が建っています。
祇園祭の際は、賑やかになりますが、平日は空き家に見えますね。


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姉小路から、烏丸通を北に向いています。
さらに約100m北上すれば、「御池烏丸」交差点です。


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今度は烏丸通から、姉小路を東に向きました。
約150m先に、京都文化博物館が建っています。


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さらに烏丸通から、姉小路を西に向いています。
この辺に有名な飲食店があって行列ができていますが、
今回ブログの目的地ではないので素通りします。


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烏丸通から、姉小路を西に約50m進みました。
ここで姉小路は、両替町通と交差します。
この先に、祇園祭後祭で役行者山が立ちます。


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姉小路から、両替町通を北に向いています。
両替町通には祇園祭の山鉾は立ちませんが、
少し離れた場所には山鉾が多く立っています。
ですから、この辺りも祇園祭後祭宵山は賑わいます。
(その際の様子は、第869回ブログ参照)


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姉小路と両替町通の辻に、今回ブログのメイン
焼きそばスタンドバイミーが建っています。
祇園祭後祭宵山の際に入店して以降、何となく通い詰めています。


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焼きそばスタンドバイミーに、入店しました。
店主に許可を取って、撮影をしています。
こちらはカウンターばかり9席なのですが、
開店早々自分が入った段階で満席になりました。
入口にアルコールジェルは置いていないのですが、
各席に小型のアルコールジェルが置かれています。


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他のお客さんを撮るわけにいかないので、自分の席だけ撮りました。
そばを焼く鉄板は店主の脇に1枚だけあって、
店内はこのようなカウンター席が並んでいます。
各席にはアルコールジェル以外に、天かす、鰹節、
マヨネーズ、焼きそばソースが並んでいます。
こちらは、各人のお好みで使います。


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こちらが、このお店のメニューです。
やはり焼きそばが中心ですが、レア叉焼丼は250円払うと
追加メニューとして注文できます。
こちらに来られるお客さんの多くは、この丼が目当てです。
(実は自分も、その一人です)


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そして、こちらはアルコールメニューです。
こちらのお店は焼きそば屋さんですが、
お酒を飲まれる方がとても多いですね。
自分はこちらのやきそばを食事として戴きますが、
居酒屋のような感覚の方も多いです。
何品かサイドメニューもありますし……


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こちらの席に就いて、約10分経ちました。
すると、自部が注文したものがやって来ました。
塩味のやきそば(750円)と、追加のレア叉焼丼です。
合わせて、1,000円の食事です。


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カウンターの下に、引き出しがあります。
そちらを開けると、割りばしとナプキンが入っています。
今回も、こちらを使います。


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先ずは、レア叉焼丼を戴きます。
ご飯の上に半生の叉焼を並べ、ガスバーナーで焼かれます。
その後薬味の白髪ねぎなどをトッピングされて、出来上がりです。
バーナーで焼かれた脂身がご飯に溶けて、
ご飯に肉の甘味が混ざります。


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そして、こちらが塩味のやきそばです。
塩味なのは、自分の好みです。
焼いたそばに豚肉とキャベツが入るのは定番ですが、
目玉焼きも載っています。
京都では目玉焼きをトッピングした焼きそばは珍しいですが、
想夫恋でも目玉焼きのトッピングを見ました。


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戴く前に、天かすと鰹節を掛けました。
天かすを多めにかけるのが、自分の好みです。


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約30分かけて、こちらを戴きました。
では、会計して帰宅します。


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2022年7月22日金曜日に、こちらのお店に初めて来ました。
この日は2022年祇園祭後祭宵山の散策中で、
ちょうどこの辺りに来たときにトイレに行きたくなりまして、
たまたまこのお店に立ち寄りました。
この日は、2022年7月限定メニューピビン冷麺を注文しました。
(その時の様子は、第869回ブログ参照)


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こちらが、ピビン冷麺です。
もともとは韓国料理の一種で、「ピビン」とは「混ぜる」の意味です。


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そういう訳で、冷麺をかき混ぜてから戴きます。
ピビン冷麺は韓国料理の中でも激辛料理に含まれているのですが、
こちらのピビン冷麺はそれほど辛くありませんでした。
とても美味しいのですが、「冷製焼きそば」を戴いている感じでした。
その辺は、焼きそば屋さんの1品ということで……


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約30分かけて、こちらを戴きました。
この直後会計をして、祇園祭の散策を続けました。

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ジャンル : 地域情報

京都市バス・地下鉄案内所

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店名:市バス・地下鉄案内所   
業種:市バス・地下鉄チケット販売 京都市内の観光案内所
営業時間:午前7時半~午後7時半   定休日:なし
住所:下京区塩小路東洞院通西入ル東塩小路町902
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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こちらは、京都駅の2番・3番ホームです。
琵琶湖線(東海道線)と湖西線(北陸線)の電車が入るホームですね。
京都駅には、他に日本海に向かう嵯峨野線(山陰線)、
奈良県に向かう奈良線、東海道新幹線が乗り入れています。
今回は、地下街にある切符売り場兼観光案内所に向かいます。
各乗り放題チケットは、大体ここで購入できます。


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京都駅2番ホーム兼3番ホームから、東を向いています。
各ホームの東側(新幹線ホームを除く)に、
京都駅を南北に貫く地下道へ下りる階段があります。
次は、そちらに向かいます。


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京都駅2番ホーム兼3番ホームから、下り階段を覗いています。
では、こちらから先述の地下道に進みます。


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京都駅2番ホーム兼3番ホームの階段を下りると、
先述の地下道に辿り着きます。
こちらは、在来線のすべてのホームと直通しています。


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京都駅2番ホーム兼3番ホームから地下道に下りて、
南に向いています。
この地下道の最南端にエスカレーターがあって、
そちらを上ると最終的に新幹線のホームがあります。
つまり新幹線を降りてホームから下へ下へ降り続けると、
この地下道に辿り着けます。


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今度は同じ位置で、地下道を北に向きました。
では、こちらを北上します。
今回ブログではどの路線で京都駅に来ても、
先ずはこの地下道に出て次に最北端まで進むことを想定しています。


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京都駅構内の地下道最北端に辿り着きました。
では、この京都駅地下東口から京都駅を出ます。


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京都駅地下東口から、地下道を北に向いています。
この地下道は「七条烏丸」交差点から
「八条烏丸」交差点を繋いでいます。
京都駅の最北端と最南端を繋いでいるのは、
烏丸通地下のこの道と室町通の陸橋のみです。


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京都駅地下東口の約10m北に、テナントが並びます。
改札口からは、この宝くじ販売所がいちばん目立ちます。


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その宝くじ売り場の東隣に、今回ブログのメイン
市バス・地下鉄案内所があります。
こちらは、東側とこの写真のような南側に受付があります。
この京都駅から各観光地へ行く手段を教えてくれたり、
市バスや地下鉄の乗り放題チケットを購入できたりします。


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こちらでは様々な京都観光に関する相談に乗ってくれますが、
予めネットなどで検索してある程度計画を立てて、
特定の交通機関の乗り放題切符を買うのも良策と言えます。
自分は脳卒中に罹る以前は京都市内は自転車で移動していましたが、
脳卒中を患った以後は市バスが便利になってきました。
700円の市バス乗り放題チケットを買うと、
一気に交通費を抑えることが可能です。
3回乗れば乗車料が690円ですから、
4回乗ればあとはお得ですね。
こちらは、さらに京都バスとJR西日本バスでも使えます。
(京都市バスと京都バスは、別会社の路線バスです)


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こちらは、市バス乗り放題チケットの裏面です。
京都市バスは降車の際に230円を支払うシステムですが、
乗り放題チケットの際は降車時に料金支払い機に
このチケットを通します。
それで、チケット下部に日付が刻印されて
あとはその日中いつまでも乗れます。
ちなみに、混雑する路線(205系や206系など)は
運転手さん(バス料金を管理されています)に
こちらを見せるだけでもいいです。
(ただし1回目の乗車の際は、
必ず料金支払機にパスを通さないといけません)


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2022年9月25日に、地下鉄・市バス乗り放題チケットを買いました。
こちらは、1枚1,100円です。
この日は通りゃんせkiharuの取材で市バスを乗り継ぎ、
途中地下鉄に乗り換えて焼きそばスタンドバイミーに行きました。
そういう風に地下鉄も乗り継ぐ前提なら、
こちらの方がお得ですね。
このチケットは市バスで使うなら、市バス乗り放題パスと
同ような使用方法で使えますが、
地下鉄ではこちらを切符のように自動改札口に差し込みます。
またこのようなチケットを買うと、写真のチラシが付きます。
こちらには、地下鉄や市バスの路線地図と
チケットの使い方が細かく説明されています。


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さらに、「乗り放題パス」にはこのようなものもあります。
こちらは、嵐電(京福電車)と地下鉄の乗り放題パス(1,200円)です。
このブログの2022年紅葉散策は「下嵯峨散策」を企画しています。
車折神社や鹿王院に立ち寄った後渡月橋付近をうろうろしますが、
それが予算内に抑えられるのはこのチケットがあるからです。
京都駅から「太秦天神川」駅まで地下鉄に乗って、
地上に出て「嵐電天神川」駅から
嵐電(京福電車)の3駅に降りれば、このチケットの方がお得です。
嵐電(京福電車)の料金は、どこまで乗っても1区間220円です。
ちなみに嵐電(京福電車)と市バスの乗り放題パスもありますが、
そちらも料金は1,200円です。


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嵐電(敬風電車)と地下鉄乗り放題パスの裏面を撮影しました。
他の乗り放題パス同様、改札を通ると裏面に刻印されます。
嵐電(京福電車)は通常無人駅で、降車時に運転手に料金を払います。
ほとんど市バスと同じシステムですが、
この乗り放題パスの使い方も、市バスと同じです。
余談ですが嵐電(京福電車)には急行や特急がない代わりに、
きっちり10分ごとに各駅停車が運行されています。
ですから乗り過ごしたダメージがとても少なく、
かなり観光に特化した電車です。
こういう乗り放題パスが、とても有効な電車ですね。

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乗り放題パスを使った紅葉散策
通常はこういう記事は「追記」に書くのですが、
今回はこちら側に書きました。
今回のように京都市交通局の施設を「京のお店 今日のお店」として
扱ったのは、2022年の秋はできるだけ多くの方々に
京都の紅葉観光を広めたかったからです。
京都の紅葉散策は組みようで無数にコース設定できますが、
今回はなるべく多く市バスや地下鉄、嵐電(京福電車)を利用する
コース設定を優先的に載せました。

太秦→下嵯峨→嵐山
嵐電(京福電車)・地下鉄乗り放題パスを使います。
京都駅から地下鉄に乗り、「太秦天神川」駅で降車します。
地上に出た後「嵐電天神川」駅には寄らず、
そのまま「蚕の社」木嶋神社まで徒歩で向かいます。
おそらく5分で到着します。
その後は嵐電(京福電車)の「蚕の社」駅に進み、
(「嵐電天神川」駅と「蚕の社」駅は、100mくらいの距離です。
また、「蚕の社」木嶋神社の参道は両駅の中間から延びます)
あとは嵐電(京福電車)の駅ごとに観光します。
具体的には太秦広隆寺車折神社→鹿王院→嵐山を回ります。

金閣寺・龍安寺・仁和寺
こちらは、嵐電(京福電車)・市バス乗り放題パスを利用します。
京都駅北側市バスターミナルから、
西ノ京円町行きの205系市バスに乗ります。
約50分で「金閣寺道」バス停で降りて、そのまま金閣寺に向かいます。
金閣寺からは、きぬかけの道をしばらく徒歩移動します。
ちょっとしんどいように思えますが、約1㎞の平坦な道です。
実は衣笠山越えなのですが、道自体は平坦で短いです。
コロナ禍前は、外国人観光客の多くが利用された道です。
その道の先に、龍安寺が建っています。
龍安寺は石庭が有名ですが、その南側は池泉式回遊庭園です。
池の周りの紅葉並木を散策するのがメインですね。
そして、参道を南下して嵐電(京福電車)「龍安寺」駅に向かいます。
そこからは2駅先の「御室仁和寺」駅に向かい、
そのまま仁和寺を散策します。
仁和寺は御室桜で有名ですが、小川治兵衛作庭の紅葉庭園が
以前世界遺産に登録されています。
その後は嵐電(京福電車)でいろいろ移動できます。
嵐山の方に行くこともできますし、
この周辺にも紅葉の名所がたくさんあります。
「龍安寺」駅と「御室仁和寺」の中間にある「妙心寺」駅からは、
臨済宗妙心寺派本山妙心寺に行けます。
塔頭寺院の退蔵院には、中根金作の傑作余香苑があります。
さらに近くの「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅前の
等持院にある心字池という紅葉庭園も、一見の価値があります。
最終的には嵐電(京福電車)の「北野白梅町」駅で降りて、
205系市バスで京都駅に向かいます。
嵐山まで行かれた場合は嵐電(京福電車)の「四条大宮」駅まで進み、
206系市バスで京都駅に向かいます。

東福寺・智積院・清水寺
市バス乗り放題パスを利用します。
これらの寺院は東大路沿いか東大路近くに建っています。
ですから東大路を進む市バスに乗ればいいのですが、
効率的に進むなら以下のルートがおすすめです。
京都駅北側市バスターミナルから、
208系市バスに乗って東福寺に向かいます。
途中智積院の前を通るのですが、
いったんは素通りします。
その後は208系市バスに乗って「東山七条」バス停で降ります。
ここから、その近くの東大路沿いの智積院へ向かいます。
その後は「東山七条」バス停から206系市バスに乗って、
(208系と208系の「東山七条」バス停は、位置が違います。
206系のバス停は、208系のバス停より約100m北です)
「東山七条」バス停から「五条坂」バス停に向かいます。
こちらから山を上り、大谷本廟清水寺に向かいます。
その後は、祇園や北側の知恩院などに向かえます。
まぁ清水寺から祇園に進む道は「ねねの道」と呼ばれて
(途中の産寧坂と二年坂を指します)
京都随一の観光地なのですが、
そちらを進むと多くの観光地には行けなくなります。
なお東大路沿いにいる間は、七条通以北なら
206系市バスが京都駅と直通です。

京都御苑・大徳寺・今宮神社・金閣寺
地下鉄・市バス乗り放題パスを利用します。
京都駅から市営地下鉄烏丸線を4駅北上し、「丸太町」駅で降ります。
地上に出て、間之口門から京都御苑に入ります。
この辺りは、旧閑院宮邸周辺の紅葉がきれいです。
そこから今出川通まで京都御苑内を散策するのもいですが、
時間がないなら「丸太町」駅に戻ります。
(今出川通にも、地下鉄の駅があります)
そこから「北大路」駅まで地下鉄に乗り、市バスに乗り換えます。
(「北大路」駅には、市バスターミナルがあります)
とにかく北大路を西に進む路線に乗って、
「大覚寺前」バス停で降ります。
そちらから、そのまま臨済宗大徳寺派本山大徳寺を散策します。
こちらの塔頭寺院高桐院が、京都屈指の紅葉の名所です。
また別の塔頭寺院大慈院には泉仙という精進料理店が入っており、
そちらで鉄鉢料理を戴くのもいいですね。
高桐院の西側に今宮門前通が北に延びていて、
その最北端に今宮神社がいらっしゃいます。
こちらは、参道脇の炙り餅が名物です。
さらに今宮神社から今宮神社門前通約200m南下すると、
北大路に「健勲神社前」バス停があります。
そこから205系市バスに乗って、「金閣寺道」バス停まで進みます。
バス停から鞍馬口通を西に進み金閣寺に参拝した後、
「金閣寺道」バス停まで戻り、205系市バスで京都駅に戻ります。

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寿司酒場 フクハウチ

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店名:寿司酒場フクハウチ   業種:寿司屋さん&居酒屋さん
営業時間:午前11時半~午後10時半(ラストオーダー:午後10時)
定休日:年末年始   座席数:20以上(2F席あり)
デリバリー:なし         テイクアウト:なし
住所:中京区四条通新町東入ル小結棚町445
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅から黒会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、こちらから居酒屋も兼ねるお寿司屋さんに向かいます。
本来この店は2022年11月中旬に掲載予定でしたが、
訳あってこの時期に掲載します。


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市営地下鉄「四条」駅ホームの北側に、上に上がる階段があります。
次はこの階段から、コンコース階に上がります。


fukuhauchi-4.jpg先程の階段を上がって、コンコース階に来ました。
ここからは、地下鉄「四条」駅構内をそのまま北上します。


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先程の階段から、約20m北上しました。
では目の前の改札口から、地下鉄「四条」駅を出ます。


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地下鉄「四条」駅北改札口から、地下道を北に向いています。
この辺りは様々な店舗が並び、ちょっとした地下街ですね。
ここからは、このまま地下道を北上します。


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地下鉄「四条」駅北改札口から、約50m北上しました。
目の前の階段を上がると、「四条烏丸」交差点の地下です。


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先程の階段を上がり、「四条烏丸」交差点の地下に来ました。
この辺りは1963年ごろにできた地下道です。
先程の地下道は1980年ごろにできたので、
完成時期の差が各地下道の雰囲気を変えています。


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そして「四条烏丸」交差点の地下には、
阪急電車「烏丸」駅があります。
手前が切符売り場で、奥が改札口です。


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阪急電車「烏丸」駅切符売り場の前で、西を向いています。
ここからは、このままこの地下道を西に進みます。


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阪急電車「烏丸」駅切符売り場の前から、
地下道を西に約30m西に進みました。
こちらに、地上に出る24番出口が見えますね。


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先程の位置から、約5m北上しました。
では、目の前の階段を使い地上に出ます。


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24番出口の階段を上っています。
この階段を上りきると、四条通沿いに出ます。


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24番出口から、四条通を東に向いています。
目の前が、京都屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。


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今度は24番出口から、四条通を西に向きました。
今回ブログのメインは、四条通沿いのここより西のお店です。


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24番出口から、四条通を約100m西に進みました。
ここで四条通は、室町通と交差します。
この辺りは、祇園祭前祭期間中は函谷鉾が立ちます。
(函谷鉾の様子は、第864回ブログを参照してください)


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四条通から、室町通を南に向いています。
この先に、祇園祭前祭期間中は鶏鉾が立ちます。
(鶏鉾の様子は、第854回ブログを参照)


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では青信号になりましたので、室町通を渡ります。
四条通以南の室町通の道幅は広いのですが、
北側は一車線で一方通行の道です。


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今度は四条通から、室町通を北に向きました。
祇園祭前祭期間中は、この先に菊水鉾が立ちます。
(菊水鉾の様子は、第864回ブログを参照)


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横断歩道を渡り、室町通から四条通を西に向いています。
室町通以西の四条通沿いに、祇園祭前祭期間中は月鉾が立ちます。
「四条室町」交差点は、祇園祭の山鉾が一番集中する場所ですね。
(月鉾の様子は、第853回ブログを参照)


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室町通から、四条通を約150m西に進みました。
ここで四条通は、新町通と交差します。


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「四条新町」交差点北東角に、今回ブログのメイン
寿司酒場フクハウチが建っています。
この辺りは飲食店が林立しており、
ちょっとした「飲み屋街」を形成しています。
このお店はその中でも特に人気店で、
祇園祭宵山散策中に自分も気になったお店です。
この時点で日曜日の午後6時なのですが、
店内に入ろうとすると満席で入店できませんでした。


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そういう訳で、平日の正午ごろに再入店しました。
やはり、この時間なら空席が目立ちました。
ただ何人かお客さんがいらっしゃいますので、
自分が就いた1Fカウンター席から、入り口付近を撮りました。
この左(東)側に階段があって、
そちらから2F席へ行くことができます。


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店員さんに案内された席に就き、その場を見上げました。
黒板に、この日のお勧めが書いてあります。
やはりお寿司屋さんだけあって、マグロとエビ料理が多いですね。


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こちらは、このお店のお寿司メニューです。
こちらを読んでいると、そこまで高いお店ではありません。
変わり種もありますが、普通のお寿司のメニューが大半です。


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さらに、お寿司以外のメニューです。
他のお寿司屋さん同様にお刺身も充実していますが、
このお店は居酒屋でもあるのでいろいろメニューが充実しています。
とは言え元がお寿司屋さんだけに、海鮮メニューが美味しそうです。


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そして、こちらが飲み物のメニューです。
こちらは居酒屋でもあるので、お酒は結構充実しています。
自分も脳卒中以前なら、冷酒に心を動かされていたでしょう。


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そう言えば、カウンターを仕切るパーテーションに、
このようなお品書きが貼られていました。
酒類の中では、サワー系統が特に多いようですね。


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さらに自分が就いた席の頭上に、1合枡が並んでいました。
こういうのを見ていると日本酒が欲しくなりますが、
脳卒中に罹る以前ならこの時点で飲んでいました。


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結局、店員さんからこちらの席に案内されました。
1Fはすべてカウンター席ですが、団体客は2Fに案内されています。
たぶん座敷席があるのでしょうね。(確認していませんが……)
そうそう、座席に置かれたランチメニューにも惹かれますね。


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自分が就いた席には、こちらが置かれていました。
醤油と追加のワサビですね。
さらに追加注文する際は、目の前の紙に書いていくようです。


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また、カウンター席にはこのようなコンセントが付いています。
店員さんに確認は取っていなかったのですが、
おそらくスマホの充電などが可能でしょう。
さらにこちらのQRコードから、
このお店の公式ラインに参加できるようです。


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店員さんに注文してから、約10分が経ちました。
いろいろ自分の席に、こちらが運び込まれました。
いろいろ迷った後、結局日替わりのランチを頼みました。
こちらは、税抜きで750円でした。


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先ずは、こちらのお味噌汁を戴きました。
赤だし味噌に、ネギが浮いています。
お椀の底には、ワカメが敷き詰められていました。
通常の京都のお店より濃い味付けでしたが強い塩辛さは感じず、
薄味好みの京都人にもおいしく味わえました。


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さらに、小鉢が1品付きました。
一見するとポテトサラダですが、主成分はマグロのフレークです。
しかも、隠し味にカレーが入っています。
そこに蛯子(エビの卵)がトッピングされているという
かなり変則的な料理です。
ただこのカレー味が食欲をそそり、
ついついこちらを口に運んでしまいます。
とは言え、こちらもお酒の肴にするのが前提の料理です。
無理してでも、ビールを頼めばよかったでしょうか。
(ここのところ1カ月1回ペースのビールが、
1週間に1回のペースになっています)


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そして、こちらがガリ(生姜の梅酢漬け)ですね。
生姜の辛みをあまり感じない分、梅酢を強く感じます。
丁寧に作られているせいか、とても繊細な味がしますね。
自分は、こちらを寿司と寿司の合間に戴きました。


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そして、今回のメイン握り寿司です。
手前左から、タイ、下足(ゲソ)、エビ、ねぎまの軍艦巻きです。
さらに奥も左から、サーモン、マグロの赤身、卵焼きです。
自分は握り寿司の中ではイカが大好物なのですが、
この下足はとても丁寧に処理がされています。
ですから口の中に変な異物が当たることもなく、
イカ本来の甘味を感じることができました。
さらにタイやマグロの赤身も、丁寧に握られていて
安定したおいしさがあります。


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約30分かけて、こちらを戴きました。
では、会計を済ませて帰宅します。

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Tous les Duex

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店名:Tous les Deux(トゥレ・ドゥー)  業種:洋菓子店
営業時間:午前11時~午後7時半   定休日:水曜日
※ 2022年8月を以て、ケーキバイキングなどは終了しています。
住所:中京区三条通新町通東入ル三条町323
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


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京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
こちらは、「烏丸御池」駅です。
市営地下鉄東西線とのターミナル駅ですね。
今回は、個人的に京都随一と思っている洋菓子店に向かいます。


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地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅ホームを南に向いています。
左(線路)側にある塀は、線路転落対策で設置されています。
今回は、「烏丸御池」駅ホーム最南端に向かいます。


ysm-4.jpg
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅ホーム最南端まで来ました。
次はこの階段を上って、駅南側のコンコース階に上がります。


ysm-5.jpg
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅の南側コンコース階に上がってきました。
では目の前の改札口から、地下鉄「烏丸御池」駅を出ます。


ysm-6.jpg
地下鉄「烏丸御池」駅南側改札口を出て、南を向いています。
目の前に切符売り場がありますが、
その左右(東西)に地上に上がる階段があります。


ysm-7.jpg
先程の位置で、右(西)を向いています。
では、こちらの6番出口の階段を上ります。


ysm-8.jpg
6番出口の階段を上っています。
この階段を上り終えると、烏丸通の西側歩道に出ます。


ysm-10.jpg
地下鉄「烏丸御池」駅6番出口から、烏丸通を北に向きました。
約70m先で烏丸通は、姉小路と交差します。
その辺りに、祇園祭後祭宵山期間中は鈴鹿山が立ちます。


ysm-9.jpg
今度は地下鉄「烏丸御池」駅から、烏丸通を南に向きました。
今回ブログでは、こちらを進みます。


tousrex-2.jpg
地下鉄「烏丸御池」駅6番出口から、約50m南下しました。
ここで烏丸通は、三条通と交差します。


tousrex-3.jpg
烏丸通から、三条通を東に向いています。
約100m先に見える中京郵便局を初め、
この辺りには明治時代の建築物が多数残っていますね。
(この辺りの様子は、第66回ブログ参照)


tousrex-4.jpg
今度は烏丸通から、三条通を西に向きました。
今回ブログのメインは三条通沿いにありますので、
今回はこちらを進みます。


tousrex-5.jpg
烏丸通から、三条通を西に約50m進みました。
ここで三条通から北に、両替町通が伸びています。


tousrex-6.jpg
三条通から、両替町通を北に向いています。
ここから約120m北上すると、姉小路との角に
焼きそば スタンドバイミーが建っています。


tousrex-7.jpg
両替町通から、三条通を西に向いています。
では、このまま三条通を西に進みます。


tousrex-8.jpg
両替町通から、三条通を約50m西に進みました。
ここで三条通は、室町通と交差します。


tousrex-9.jpg
三条通から、室町通を南に向いています。
祇園祭後祭宵山期間中は、この先に黒主山が立ちます。


tousrex-10.jpg
今度は三条通から、室町通を北に向きました。
祇園祭後祭宵山期間中は、この先に役行者山が立ちます。


tousrex-11.jpg
さらに室町通から、三条通を西に向きました。
祇園祭後祭宵山期間中は、この先に鷹山が立ちます。
そして今回ブログのメインのお店は、この先に建っています。


tousrex-12.jpg
室町通から、三条通を約100m西に進みました。
ここで三条通は、新町通と交差します。
そして三条通と新町通との辻に、今回ブログのメイン
洋菓子店のTous les Deux(トゥレ・ドゥー)が建っています。
個人的には、このお店が京都市内で一番の洋菓子店と思っています。


tousrex-13.jpg
新町通から、三条通を西に向いています。
約500m先の堀川通以西に、三条会商店街がさらに西に延びています。
祇園祭神輿巡行で中御座を担がれる三若会の拠点ですね。


tousrex-14.jpg
今度は三条通から、新町通を南に向きました。
祇園祭後祭宵山期間中は、この先に八幡山が立ちます。
また三条通以南の新町通沿いには、
祇園祭後祭宵山期間中に、
京町家が家宝の屏風を一般の方々に公開されます。
こちらを特に「屏風祭」と呼んでいます。
今回ブログのメインTous les Deux(トゥレ・ドゥー)は、
中京区三条通新町通東入ル三条町に建っています。
祇園祭後祭宵山では鷹山が立つ真横に立地しますが、
実は八幡山の町衆に属しています。


tousrex-15.jpg
では、いよいよTous les Deux(トゥレ・ドゥー)に入店します。
ただ、こちらは店内撮影NGのお店です。
ですから、店内の写真はありません。
今回ブログの取材日が気温が高かった2022年9月25日ですから、
ジェラートやソルベ(シャーベット)も主力商品でした。
そういう訳で、自分も店内で試食品のソルベを戴きました。
(当日のケーキ購入者へのサービスです)
紅茶のソルベだったのですが、
茶葉の味と香りが上手く立っていました。
元々こちらはマールブランシュと並ぶ
ケーキバイキング最古のお店だったのですが、
こちらは2022年8月を以てケーキバイキングは終了しています。
……と言いますか、どうもカフェを閉めておられるようです。


tousrex-16.jpg
Tous les Duex(トゥレ・ドゥー)から、帰宅しました。
その際、Tous les deuxで購入したこちらを持ち帰りました。


tousrex-17.jpg
先程の袋の中には、こちらの箱が入っていました。
まぁ、こちらはいつもこの包装ですね。


tousrex-18.jpg
箱の中は、こちらが入っていました。
左は……ババロアの一種だと思うのですが、商品名を忘れました。
こちらは、一つ500円です。
右は、サンマロというケーキ(560円)です。


tousrex-19.jpg
こちらが、この日のティータイムです。
今回はコーヒーメーカーで淹れたコーヒーで戴きましたので、
カップは結構いい加減に選んでしまいました。


tousrex-21.jpg
こちらは、ウチの母が戴いたムースです。
ババロアの一種だと思うので、甘味の中に酸っぱさがあるはずです。
一応うちの母に聞いたところ、そのような感想を述べていました。


tousrex-20.jpg
そして、自分はサンマロを戴きました。
チョコレートが結構入っているので甘いのですが、
各果実が酸っぱくて、その味のバランスが絶妙です。
こちらは、こういう繊細で複雑な味に仕上がっていることが多いです。


60-25.jpg
こちらは、2012年7月15日のTous les Deux(トゥレ・ドゥー)です。
こちらのお店は、祇園祭宵山期間中に露店を出します。
(1964年~2013年、祇園祭後祭は祇園祭前祭と統合されていました)
元々こちらのお店が得意な飴細工のお店を出しておられたのですが、
2012年以降はジェラートやソルベ(シャーベット)の露店を
店頭に出しておられます。
まぁこちらはショコラ(チョコレート)も得意ですので、
食べ歩き用のチョコレートパフェを出される年もあります。


60-26.jpg
2012年7月15日は露店ではなく、こちらを持ち帰りました。
こちらは、抹茶味のティラミスです。
ティラミスですから主成分はマスカルポーネチーズでしょうが、
しっかり抹茶も主張しています。
チーズの酸っぱさと茶葉の旨味が絶妙に組み合わさった味でした。


60-27.jpg
また、こちらはオレンジのフロマージュです。
結構甘かったそうですが、オレンジの酸味が
良いアクセントになっていたそうです。
こちらはウチの母が戴いたので、自分は食べていません。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
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「京都駅前散策」
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「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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