fc2ブログ

前田珈琲本店

ホームに戻る
maeda-1.jpg
店名:、前田珈琲本店     業種:喫茶店&町家カフェ
営業時間:午前7時~午後6時(ラストオーダー:午後5時半)
定休日:なし     座席数:約50(喫煙室含む)
デリバリー:あり       テイクアウト:あり
オンラインショップ:あり
(詳細は、ここをクリックしてください)
住所:中京区蛸薬師通烏丸通西入ル橋弁慶町236
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kac-1.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、ここから橋弁慶山脇の京都を代表する喫茶店に向かいます。


879-3.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅ホームで北を向いています。
駅ホームの北寄りに、さらに北側に上る階段があります。
先ずは、こちらを進みます。


879-4.jpg
先程の階段から、地下鉄「四条」駅コンコース階に上がってきました。
では、こちらの改札口から地下鉄烏丸線「四条」駅を出ます。


kac-2.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅改札口から、地下道を北を向いています。
この辺りは様々なお店が並び、ちょっとした地下街です。


kac-3.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅改札口から、地下道を約50m北上しました。
こちらの階段を上ると、「四条烏丸」交差点に地下に出ます。


kac-4.jpg
先程の階段を上りきると、「四条烏丸」交差点の地下に出ます。
またこの周辺は阪急電車「烏丸」駅で、
この先(北側)に切符売り場があって、その東側に改札口があります。


879-6.jpg
阪急電車「烏丸」駅の切符売り場と改札口との間に、
「四条烏丸」交差点の地下から北に伸びる地下道があります。
ここからは、その地下道を北上します。


kac-5.jpg
ただ、その地下道も約50m北上すると突き当たります。
とは言え、ここからは左右(東西)に脇道が枝分かれします。


kac-6.jpg
その突き当りで、左(西)を向きました。
この先は、ファッションビルのLAQE四条烏丸の地階です。
取り敢えず、そちらに向かいます。


879-7.jpg
LAQE四条烏丸の地階への入り口の手前に、
22番出口に通じる上り階段があります。
では、こちらから地上に出ます。


kac-7.jpg
22番出口の階段を上っています。
ここから地上に出ると、烏丸通沿いに出ます。


kac-8.jpg
22番出口から、烏丸通を南に向いています。
右(西)側に見えるのは、LAQE四条烏丸です。
約50m先が、京都市街地屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。


kac-9.jpg
今度は22番出口から、烏丸通を北に向きました。
今回ブログでは、この烏丸通を北上します。
約100m先で、烏丸通は錦小路と交差します。


kac-10.jpg
22番出口から約100m北上し、烏丸通から錦小路を東に向きました。
目の前に、老舗和菓子匠の鼓月 四条烏丸店が見えます。
こちらをずっと進むと、約150m先に錦市場が伸びています。


kac-11.jpg
錦小路から、烏丸通を北に向いています。
目の前の標識通りに左(西)に進むと、
京都芸術センターに辿り着きます。
ただ、今回はこのまま烏丸通を北上します。


maeda-2.jpg
錦小路から、烏丸通を北上しています。
こちらに、御手洗井があります。
豊臣秀吉が愛用した名水が出る井戸です。
普段は門が閉じられていますが、
祇園祭期間中のみこちらの井戸水を汲むことができます。


maeda-3.jpg
錦小路から、烏丸通を約100m北上しました。
左(西)側に、赤レンガのビル建っています。
こちらはもともと北國銀行京都支店でしたが、今は確かホテルです。
そのホテルの北側で、烏丸通は蛸薬師通と交差します。


maeda-4.jpg
蛸薬師通から、烏丸通を北に向いています。
ここから約250m北上すると、烏丸通は三条通と交差します。
Tous les Deux(トゥレ・ドゥー)の近くですね。


maeda-5.jpg
烏丸通から、蛸薬師通を西に向いています。
ここから約50m先に、祇園祭後祭宵山期間中は橋弁慶山が立ちます。
また、その手前に今回ブログのメイン前田珈琲本店が建っています。
祇園祭後祭宵山でこちらに立ち寄ったのですが、
祇園祭期間中は超満員で中に入れませんでした。
そこで、日を改めて入店しました。


maeda-6.jpg
前田珈琲本店の前に、こちらが立っていました。
取材時は2022年10月2日なのですが、
かき氷が前面に押し出されていました。
他は、パフェ類が目立ちますね。


maeda-7.jpg
では、前田珈琲本店に入店します。
店頭には、こちらのようにテイクアウト用の洋菓子が並びます。
ただ、店内飲食できるケーキもこちらです。
こちらは紙パックのコーヒーも用意されていて、
ほぼ全種類持ち帰ることが可能です。


maeda-8.jpg
また、こちらのように焼き菓子も充実しています。
パウンドケーキやマドレーヌ、フィナンシェなど、種類も豊富ですね。
さらにこちらを箱詰めにして持ち帰ったり、
ご贈答用にしたりすることも可能です。


maeda-9.jpg
そして、コーヒーカップなどのグッズ販売もされていました。
こちらのカップは、いずれも店内飲食の際に運ばれてくるものですね。


maeda-10.jpg
店頭部分を撮影し終えて、こちらの席に案内して戴きました。
今回ブログは、他のお客さんを写さないことを条件に
店内の撮影許可を戴いています。


maeda-11.jpg
店内は喫煙室と禁煙スペースに分かれていますが、
自分は煙草を一切吸わないので、(実は軽い喘息を持っています)
禁煙スペースに入りました。
どちらの席も、パーテーションである程度仕切られています。
壁の絵が面白いので、注文を待つ間こちらを眺めていました。


maeda-12.jpg
注文してから、約5分経ちました。
すると、店員さんがコーヒーを持って来られました。
せっかく前田珈琲に来たのですから、
ここはじっくりコーヒーだけを味わうべきでしょう。


maeda-13.jpg
先ずはコーヒーカップを持ち上げ、受け皿を撮りました。
皿の中心に、前田珈琲の紋章が描いてありますね。
こちらは、カップにも描かれていました。


maeda-14.jpg
こちらは、深煎りストロングコーヒー(630円)です。
エスプレッソスタイルとメニューに書いてあったので、
沸騰した水の蒸留を利用したエスプレッソマシーンで、
コンロにかけて淹れたのでしょうね。
自分はガツンと苦みのあるコーヒーが大好きなのですが、
こちらはひたすら「濃い」コーヒーです。
この深みのために、どれだけのコーヒー豆が入っているのでしょうか。
ここまで丁寧に入れたコーヒーに、砂糖やミルクは勿体ないです。
何も足さないストレートコーヒーを
自分はゆっくり楽しませて戴きました。


maeda-15.jpg
ゆっくり時間をかけて、深煎りストロングコーヒーを戴きました。
では、会計を済ませて帰宅します。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

続きを読む

スポンサーサイト



テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第884回 おすすめの紅葉散策

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。


2022年も11月に入り、少しずつ紅葉が染まりだしました。
つまり、2年ぶりにほとんど規制がない中の
紅葉シーズンを迎えようとしています。
「京の道 今日の道」は2022年も紅葉散策に向かいますが、
その数週間前にお勧めの紅葉散策コースを掲載します。
……と言うのも例年通り紅葉散策の取材後に掲載しても、
それは紅葉シーズン後に連載することになり、
2022年の紅葉シーズンのプロモーションにはならないからです。
そういう訳で、今回は2022年の紅葉散策に
このブログでお勧めするコースをいくつか書きます。
その関係で今回掲載される写真の大半は、
過去に掲載されたことのあるものです。

清水寺~祇園
619-33.jpg
こちらは、2018年当時の清水の舞台です。
この年の台風で、京都市内の文化財の多くが破損しました。
現在は、こちらは修復を終えています。

京都駅北側市バスターミナルから206系市バスに乗って、
「五条坂」で降ります。
その後「五条坂」を突き当りまで上ると、清水寺に辿り着きます。
清水寺は「清水の舞台」下に、紅葉並木が広がります。
そこからは産寧坂や二年坂を進み、
さらに高台寺円山公園と紅葉を見て回り祇園に入ります。
円山公園からは東隣の八坂神社に参拝した後、
その東側の四条通を西に約150m進み、
「四条花見小路」交差点を左(南)に折れて、
花見小路を突き当りまで南下して、
(その辺りが芸妓さんや舞妓さんがいらっしゃる世界です)
突き当りの建仁寺を散策します。
祇園で紅葉と言えばこの建仁寺ですね。
そちらを散策して、京阪電鉄「祇園四条」駅から
東福寺」駅経由でJR奈良線に乗って、京都駅に戻ります。


625-33.jpg
こちらの写真は建仁寺境内の紅葉です。
こちら以外にも、高台寺など紅葉の絶景ポイントが多い場所です。
このコースは、京都でも随一の観光地です。
通称は「ねねの道」と言い、確か大正天皇がご成婚前に
後の皇后とデートされたコースだったと思います。
以来、多くの方々が観光されるようになったようです。
東山区祇園地区がメインになるので、
初めて京都に来られるなら、ここがいちばんのお勧めです。


620-26.jpg
この観光コースは、飲食店が数多く建ち並んでいます。
ただ、中でもお勧めなのは二年坂のかさぎ屋です。
二年坂の途中には茶店が2軒並びますが、
古い平屋の方のお店です。
こちらは江戸時代末期から続く老舗の茶店で、
現在は4代目の若い店主が経営されています。
自分は2代目店主のころから通っていますが、
こちらの一推しは「はぎ餅」です。
要するに、「おはぎ」(牡丹餅)のことですね。
小豆餡はいかに粒の形状を壊さずに炊き上げるかが、
その技術の根幹にあります。
まぁそれが京都の菓子職人の伝統なのですが、
こちらの小豆の炊き方も、相当なレベルです。
小豆餡を堪能するには「ぜんざい」を頼むのもいいですが、
その技術の高さを確かめるなら、はぎ餅がお勧めです。


嵯峨野嵐山~その1~
89-21.jpg
こちらは、法輪寺から見下ろす嵐山の渡月橋です。
このコースは、先述のコースと並ぶ京都観光の双璧ですね。
自分の設定したコースが長大なため、
とても1日では回り切れません。
ですから、こちらは嵯峨野嵐山の南半分を紹介します。

先ずは阪急電車京都線「桂」駅を目指します。
「四条河原町」地下の「河原町」駅からか、
JR「大阪」駅の隣にある「梅田」駅から、
特急電車が出ています。(「桂」駅は、特急電車が停車します)
「桂」駅からは嵐山線に乗り換え、3駅先の「嵐山」駅で降ります。
多くの方は駅から北上して直接渡月橋に向かいますが、
自分は駅から東に進み、法輪寺経由で渡月橋に向かう方を勧めます。


90-4.jpg
こちらは、渡月橋越しに法輪寺の多宝塔を撮りました。
渡月橋からは、三条通を大堰川沿いに左(西)に進み、
突き当りを約200m北上します。
途中に紅葉庭園で有名な宝厳院がありますが、
たぶん満員で入れません。
ちなみに沿道には数多くの飲食店がありますが、
どちらも満員で入れない可能性があります。
まぁ北に行くほど飲食店は空いていくのですが、
ある程度計画を立てないとご飯抜きの可能性も出ます。
いずれにしても、先程の突き当りにある天龍寺に向かいます。
こちらには世界遺産に指定された曹源池があります。
こちらは紅葉庭園でもあるのですが、
そちらを散策しつつ北上して北側の門から天龍寺を出ます。
その辺りは嵯峨野の竹林の道になっていて、
昼間でも結構暗い場所です。
昔はいろいろ怪談があったのですが、
ここまで観光客が増えて賑やかになると、
「怖い」という雰囲気ではなくなっています。
竹林の道は左(西)に進むと、やがて針路は北に変わります。
大河内山荘へは、時間があったら行ってみてください。
その北でJR 嵯峨野線を越えて、小倉池脇を北上すると
常寂光寺で突き当たります。


92-12.jpg
常寂光寺の山門をくぐると、この石段に行き当たります。
こちらの紅葉は、落葉すると辺りが絶景に変わります。
常寂光寺は本堂から小倉山麓付近の紅葉がきれいです。
常寂光寺からは東に進路を取り、落柿舎に向かいます。
松尾芭蕉が、こちらに2年間居住していました。
そこから北上すると、すぐに二尊院です。
二尊院から北上すると、すぐに十字路に出ます。
おそらく時間的に、これ以上北へは進めません。
ですから、ここからは西に進み
突き当りの滝口寺と祇王寺に向かいます。


96-2.jpg
こちらは、宝筐院の入り口付近です。
個人的には東の東福寺と西の宝筐院が、京都紅葉庭園の双璧です。

祇王寺を出た後は、その道を延々と東に進みます。
先程の十字路も東に進み続けると、宝筐院と清凉寺に辿り着きます。
清凉寺の山門から、南に長辻通が伸びています。
長辻通は、約1㎞先の渡月橋に通じています。
その途中にある嵐電(京福電車)「嵐山」駅から
嵐電に乗れば、「嵐電天神川」駅から
京都市営地下鉄に乗り換えられます。
地下鉄を「四条」駅まで乗れば、
阪急電車「烏丸」駅まですぐです。
または、地下鉄でそのまま京都駅に向かえます。
実はJR 嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅の方が近いのですが、
だいぶ複雑な道ですからお勧めできません。
(TVアニメ「けいおん‼」で修学旅行中の主人公が
道に迷ったのが、この辺りです)


884-1.jpg
こちらは、清涼寺境内の茶店で出される炙り餅です。
炙り餅は今宮神社が有名ですが、実は製法がまったく違います。
食べ比べてみるのも、一興です。
この辺りの飲食店は、渡月橋に近いほど満員になります。
二尊院近くにも飲食店が多く、そちらに行くのもいいですね。
また渡月橋近くには、最高級のお店もあります。
(おそらく、門構えで何となく分かります)
下手すると1万円越えもあり得るので、
入店の際は最初に料金を確かめるべきですね。


嵯峨野嵐山~その2~
271-19.jpg
こちらは、鳥居本へと続く参道です。
前述のコースでは滝口寺と祇王寺まで進みましたが、
こちらはその辺りから始めてさらに北側へと進みます。
要するに「嵯峨野嵐山」の中でも、
化野(あだしの)や鳥居本に進みます。

JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅前ロータリーから歩いて北上して、
約100m北の丸太町通を西に進みます。
丸太町通は約200m西に進み、そこから鳴滝道を北上します。
鳴滝道を約300m北上すると、一条通に出ます。
ここからは、一条通を左(西)に進みます。
すると、すぐに清凉寺宝筐院が建ち並んでいます。
さらに西へと進むと、突き当りに滝口寺祇王寺が建っています。
そこから約50m東に戻ると、前述のコースでも通った十字路に出ます。
今回は、そこを北上します。
すると、約250m先のT字路でその道は突き当たります。
その突き当りから左(西)が、鳥居本地区です。
T字路から約50m西に進むと、化野念仏寺です。


272-18.jpg
こちらは、化野念仏寺の石仏群です。
この寺院では、石仏群周辺の紅葉が見事です。
化野念仏寺を出てさらに参道を西に進むと、
愛宕神社一の鳥居付近に高級料亭の「平野屋」が建っています。
がっつり食事をすると1万円以上掛かりますが、
茶店としても利用できます。(その際は、1,000円そこそこ)
また、その平野屋店頭がなかなかの紅葉並木が並びます。
その後は、さらに西に進み愛宕念仏寺に向かいます。


274-15.jpg
こちらは、愛宕念仏寺の石仏群です。
先代の住職で彫刻家の西村公朝氏が、こちらを彫られました。
(西村住職の知己の方々の作品もあります)
愛宕念仏寺に参拝した後は、元来た道を東に進み、
T字路に戻ってもさらに東に進みます。
そちらをさらに東に進むと、北嵯峨野コスモス畑が広がります。


275-22.jpg
こちらが、北嵯峨野コスモス畑です。
嵯峨野の北部では、稲を刈り取った後は
水田にコスモスを植えられます。
その後、鋤き込んで肥料に変わるようです。
このコスモス畑の先に、大覚寺が建っています。
その大覚寺の東隣にも、大沢の池が広がります。
その大沢の池の周囲も、なかなかの紅葉庭園です。
大沢の池を出ると、一条通まで約400m南下します。
その一条通を西に進むと、鳴滝道と交差します。
その鳴滝道を南下して丸太町通を東に進むと、
すぐにJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅です。
本当はもっと近道がありますが、
この道もかなり複雑なのでお勧めできません。
そうそう、大覚寺の門前に大きなバス停があります。
時間はかかりますが、そちらから直接京都駅に向かえます。


273-8.jpg
こちらは、平野屋の大根炊きセットの1品大根炊きです。
この大根炊きセットには、他に桜湯、焼き餅、志ん子が付きます。
平野屋は高級料亭としての側面もありますが、
こちらのようにそこまで高くないものもあります。
ちなみに、こちらは2014年で1,970円でした。
さらに、こちらは茶店として和菓子とお茶だけ戴くことも可能です。


273-11.jpg
こちらは、平野屋の抹茶と志ん子です。
志ん子は小麦粉から作る和菓子で、
水無月よりも外郎(ういろう)に近いものです。
志ん子は、祇園饅頭でも売られています。
また渡月橋付近と異なり、この辺の飲食店はそこまで混みません。
ですから予約しなくても、どこかで食事が可能です。


月輪(東福寺と泉涌寺)
702-24.jpg
東山区の南西端を月輪(つきのわ)地区と言います。
この地域の約半分が、東福寺と泉涌寺と
それらの塔頭寺院の境内で占められます。
この辺りは京都市内の中でも特に紅葉がきれいな場所ですが、
中でもこの写真にある臥雲橋から見る通天橋が、
自分のいちばんのお気に入りです。
……と言いますか、こちらは自分のアバターとほぼ同じ構図です。

京都駅からJR奈良線に1駅乗って、「東福寺」駅で降ります。
駅前から東に進むと、すぐに本町通に出ます。
そのまま本町通を約100m南下すれば東福寺北大門に辿り着きますが、
今回は約500m南下して東福寺中大門から東福寺境内に入り、
(三ノ瀬川にかかる伏見街道第3橋のすぐ南です)
塔頭寺院の芬陀院の雪舟庭園を拝観して東福寺日下門をくぐります。


439-19.jpg
こちらは、通天橋の下を流れる三ノ瀬川です。
東福寺境内では、この通天橋の周囲がいちばん紅葉が濃いです。
日下門をくぐれば、まずは左(北)側の通天橋に向かいます。
数年前に入り口を拡張したため、通天橋へは以前ほど待ちません。
順路としては通天橋西側の紅葉庭園を散策しつつ、
通天橋の下に降りて写真の石橋を渡って、
三ノ瀬川の北岸に進みます。
取り敢えずこの辺りが、最初の紅葉の絶景ポイントです。
三ノ瀬川北岸に渡った後は開山堂に向かい、
その後はそのまま渡り廊下を南下します。
通天橋はこの渡り廊下の一部で、気を付けないと
気づく前に通天橋を渡り切ってしまいます。
通天橋を南に渡ると、すぐに日下門前に戻ります。
そこからは、東側の方丈に向かいます。


441-14.jpg
こちらは、東福寺方丈庭園の様子です。
作庭家の重森三玲の代表作ですね。
東福寺方丈庭園はこの北側庭園が有名ですが、
他の3面もなかなか見事な庭園です。
東福寺方丈を散策した後は、
方丈の北東側の偃月橋で再び三ノ瀬川を渡り、
東福寺塔頭寺院の即宗院と龍吟庵に向かいます。
池越しの紅葉庭園が見事な即宗院に対して、
龍吟庵も重森三玲が作庭した石庭が見事です。
その後は、東福寺の三門と本堂を拝観します。
どちらも国宝ですが、本堂の龍図は堂本印象が描きました。
それらを眺めた後、東福寺日下門をくぐります。


443-31.jpg
東福寺日下門から出た後は、その前の参道を北上します。
この辺りのカエデ並木も、東福寺の絶景ポイントです。
実はこの辺りの塔頭寺院の多くが、紅葉シーズン限定で
土産物屋さんのテナントを入れたり飲食店になっていたりします。
この辺でお店に入っておかないと、
あとはJR奈良線「東福寺」駅周辺しかお店はありませんので、
ご注意ください。

またこの写真の先は、臥雲橋に続いています。
先述の通りこの臥雲橋から見た通天橋が
東福寺の最大の絶景ポイントですが、
こちらはとても狭いので休日にここで立ち止まると、
転落事故が起きる危険性があります。
ですから、休日の臥雲橋は立ち止まることが禁止されています。
平日の早朝などはゆっくりできますので、
撮影希望ならその時間帯でお願いします。
臥雲橋を渡った後は、この参道を突き当りまで北上します。
そこから左(西)に曲がると、JR奈良線「東福寺」駅に戻ります。
今回は右(東)に曲がり、京都市立日吉ヶ丘高校で突き当たります。
(途中の勝林寺の紅葉庭園も、見事です)
突き当りを右(南)に進み、日吉ヶ丘高校との境目の小径を進むと
泉涌寺への近道が伸びています。
(その近道の進み方は、第445回ブログ参照)


446-24.jpg
こちらは、泉涌寺の紅葉庭園です。
泉涌寺は「御寺」(みてら)とも呼ばれる天皇家の菩提寺です。
この写真は今上天皇陛下が御寺に参拝された際に、
休憩室の今上天皇陛下の席から見える風景と同じです。
(そのお席の手前に立って撮りました)

泉涌寺を出ると、門前から北に泉涌寺道が伸びています。
そちらを北上すると、途中に泉涌寺の塔頭寺院を参拝しつつ
JR奈良線「東福寺」駅まで進むことができます。


447-11.jpg
こちらは、観音寺の参道途中の橋の上です。
紅葉庭園が有名な観音寺は位置的に
泉涌寺の塔頭寺院と思われる方が多いですが、
月輪地区最古の寺院であり、どこの塔頭寺院でもありません。
ただ泉涌寺道沿いの寺院の中では、
いちばんきれいな紅葉庭園を有します。
泉涌寺道沿いの泉涌寺塔頭寺院は幾つもありますが、
泉涌寺の門に近い即成院にはぜひ向かいましょう。
こちらの25体の菩薩像は見事ですし、
那須与一のお墓にもお参りしましょう。
泉涌寺道は初め北上しますが、だんだん西へ進路がそれます。
最終的に泉涌寺道は本町通まで延びており、
その本町通から南下すると、すぐにJR奈良線「東福寺」駅です。


449-33.jpg
こちらは、JR奈良線「東福寺」駅前のお寿司屋さん
いづ松の京寿司セットです。
JR奈良線「東福寺」駅前には、
他にもDRAGON BURGERなどの飲食店があります。

また紅葉シーズン限定で、臥雲橋周辺の塔頭寺院が
土産物屋さんや飲食店のお店を入れたりしています。
さらに、自ら精進料理を出している塔頭寺院もあります。
料金は掛かりますが、そちらもお勧めです。


花園(妙心寺・等持院・龍安寺)
524-23.jpg
こちらは、妙心寺の塔頭寺院退蔵院にある余香苑です。
作庭家中根金作にとっては、代表作ですね。

右京区花園地区は、右京区太秦地区の北東にあります。
臨済宗妙心寺派本山妙心寺が、この地区の多くを占めます。
近年観光客が増えつつありますが、
東山区祇園地区や右京区嵯峨野嵐山地区ほどは、
そこまで観光地化されていません。

京都駅からJR嵯峨野線に乗って、5駅先の「花園」駅で降ります。
先ずは駅前に伸びる丸太町通を西に進み、
法金剛院の紅葉庭園へ向かいます。
今度はその丸太町通を東に進み、そこから妙心寺に入ります。


523-10.jpg
こちらは、妙心寺の全景図です。
実は妙心寺の境内は、京都でも一番か二番の広さです。
塔頭寺院の大半が非公開寺院ですが、
どの寺院もなかなか見事な紅葉庭園を有しています。
2017年に自分は母と散策した際は、
退蔵院大法院桂春院を散策しました。
ただ公開されている塔頭寺院は毎年違うので、
事前に調べておく必要があります。
桂春院を拝観した後、今度は北側の門から妙心寺を出ます。
するとそこが一条通で、その一条通を東に進み
最初の角で嵐電(京福電車)北野線の踏切まで北上します。
その踏切を北に渡ったところが今出川通最西端で、
そこから今出川通を嵐電(京福電車)北野線
「等持院立命館大学衣笠キャンパス」駅まで約200m東に歩きます。
そして駅前から角を折れて北上して、突き当りを右(東)に進みます。
すると、そこに等持院の門が見えます。


530-12.jpg
こちらは、等持院の心字池庭園の風景です。
観光客は決して多くありませんが、
こちらは京都を代表する紅葉庭園です。
等持院を参拝した後は、
第531回ブログのコースを辿って龍安寺に向かいます。
臨済宗妙心寺派龍安寺は、妙心寺の塔頭寺院です。
また龍安寺は石庭で有名ですが、
境内南側に広がる鏡容池も周囲にカエデ並木を有しています。
龍安寺を見て回った後は、参道を南下して
嵐電(京福電車)北野線「龍安寺」駅から2駅東に進み、
「北野白梅町」駅で降りて205系京都市バスに乗り込み、
終点の京都駅に戻ります。


258-37.jpg
こちらは、龍安寺境内の食堂にある生湯葉丼です。
なかなかのお味でしたが、こちら以外に
飲食店がほとんどありません。
妙心寺南側の丸太町通にはいくつか飲食店がありますが、
妙心寺に入るとなかなかありませんので、ご注意ください。
そうそう、退蔵院境内に茶店があって
そちらの抹茶はかなり美味しいです。

……と言う訳で、自分がお勧めする紅葉散策コースは以上です。
京都市バス案内所を掲載する際に書いたコースは、
重複するので意図的に外しています。
こちらを利用して京都観光を楽しんでいただければ、幸いです。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

前田珈琲明倫店

ホームに戻る
kac-18.jpg
店名:前田珈琲明倫店   業種:カフェ&喫茶店
営業時間:午前10時~午後8時   定休日:年末年始など
座席数:24         オンラインショップ:あり
デリバリー:あり          テイクアウト:あり
(詳しくは、ここをクリックしてください)
住所:中京区室町通西小路上る山伏山町546-2
   京都芸術センター内
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kac-1.jpg
京都駅から国際会館行きの京都市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、この駅に近い京都芸術センター内の喫茶店に向かいます。
取り敢えず、この駅から京都芸術センターに向かいます。


879-3.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを移動すると、
北側に向かう階段が伸びています。
では、この階段を上ります。


879-4.jpg
その階段を上がって、コンコース階に出ました。
次はこの先の改札口から、地下鉄烏丸線「四条」駅を出ます。


kac-2.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅北側改札口から、地下道を北に向いています。
この辺はテナントが建ち並び、ちょっとした地下街です。


kac-3.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅北側改札口から、約50m北上しました。
この階段を上ると、「四条烏丸」交差点の地下です。


kac-4.jpg
階段を上り、「四条烏丸」交差点の地下に来ました。
この辺りは、1963年に完成した阪急電車「烏丸」駅周辺です。


879-6.jpg
「四条烏丸」交差点の地下から、さらに北に地下道が伸びています。
ここからは、こちらを北上します。


kac-5.jpg
ただ、その地下道も約50m北上すれば突き当たります。
この左右(東西)に脇道がありますが、今回は左(西)の脇道を進みます。


kac-6.jpg
その地下道の突き当りで、左(西)を向きました。
この先は、ファッションビルのLAQUE四条烏丸に通じています。


879-7.jpg
LAQUE四条烏丸の地階の脇に、22番出口があります。
では、こちらから地上に上がります。


kac-7.jpg
22番出口の階段を上っています。
こちらから地上に出ると、烏丸通です。


kac-8.jpg
22番出口から、烏丸通を南に向いています。
烏丸通の右(西)側に、LAQUE四条烏丸が建っています。
約50m先に、京都屈指の繁華街「四条烏丸」交差点が見えます。


kac-9.jpg
今度は22番出口から、烏丸通を北に向きました。
今回は、このまま烏丸通を北上します。


879-8.jpg
22番出口から、烏丸通を約100m北上しました。
烏丸通の左(西)側に孟宗山の会所がありますが、
通常はこのように空き家です。
そしてこの先で、烏丸通は錦小路と交差します。


kac-10.jpg
烏丸通から、錦小路を東に向いています。
目の前に、老舗和菓子匠の鼓月四条烏丸店が建っています。
烏丸通から錦小路を東に進むと、紅茶専門店の先に
錦市場の各店舗がずっと建ち並んでいます。


kac-11.jpg
錦小路から、烏丸通を北に向いています。
ここを約100m北上すれば、
蛸薬師通沿いに前田珈琲本店が建っています。
今回ブログのメインは前田珈琲のチェーン店ですが、
本店とは直線で約100mくらいしか離れていません。
ここからは、この標識通り京都芸術センターに進みます。


879-9.jpg
烏丸通から、錦小路を西に向いています。
祇園祭前祭宵山では、この辺りに占出山が立ちます。
ここ数年この辺りには飲み屋さんが建ち並んでいましたが、
コロナ禍でだいぶお店が減少しました。
では、ここを進みます。


879-10.jpg
烏丸通から、錦小路を約100m西に進みました。
ここで錦小路は、室町通と交差します。


kac-12.jpg
室町通から、錦小路を西に向いています。
祇園祭前祭宵山では、この先に霰天神山が立ちます。


kac-13.jpg
錦小路から、室町通を南に向きました。
この先に、祇園祭前祭宵山期間中に菊水鉾が立ちます。


879-11.jpg
さらに錦小路から、室町通を北に向いています。
この先に、祇園祭宵山では山伏山が立ちます。
その手前に、京都芸術センターが建っています。
ですから京都芸術センターは、中京区の山伏山町にあります。


879-12.jpg
錦小路から、室町通を約50m北上しました。
こちらに、京都芸術センターが建っています。
元々こちらに京都市立明倫小学校が建っていましたので、
当時の校舎をそのまま使用しています。


meirin-1.jpg
京都芸術センター校門前に、前田珈琲のイーゼルが立っています。
京都芸術センターは校舎内の教室をそのまま使用していますが、
その1室に今回ブログのメイン前田珈琲明倫店が入っています。


kac-14.jpg
ではこの校門から、京都芸術センター内に入っていきます。
あちこち校舎が建ち並びますが、
この先の校舎にそのまま向かいます。


879-13.jpg
先程から進んでいた通路が、この入り口で突き当たります。
では、この入口から校舎内に入ります。


kac-16.jpg
入り口から入ってすぐに、こちらのアルコールジェルがあります。
モニターで検温して手指消毒して、校舎内に進みます。


879-14.jpg
京都芸術センターの入り口付近は小さなエントランスで、
催し物によっては受付される方々がいらっしゃいます。
今回ブログのメインへは、左側に見える廊下を進みます。


879-15.jpg
先程のエントランスから、約10m奥(東)に進みました。
ここで、施設内が分岐しています。
直進すると奥にギャラリーがあって、
展覧会や映画上映などが行われることがあります。
左(北)に進めば運動場で、その北側にも校舎があります。
この右(南)側の教室が、今回ブログのメイン前田珈琲明倫店です。
つまり、かつての教室の1室がそのまま喫茶店に改装されています。
では、店内に入ります。


meirin-2.jpg
先述の通り、前田珈琲明倫店はかつての教室を改装されたものです。
中央のコンクリートで囲まれた部分が調理場兼スタッフの詰め所で、
その周囲にお客さんが座るテーブルが並びます。


meirin-3.jpg
こちらは壁に描かれているのではなく、
コンピュータグラッフィックによる映像です。
実は、ときどきこの映像が動き出します。
前田珈琲明倫店は京都芸術センター内にあることもあり、
店舗内が一種の芸術作品になっています。


meirin-4.jpg
……と言うことで、壁際の席に就きました。
ここで注文して、暫く待ちます。


meirin-5.jpg
自分が就いた席近くから、外に出られるようです。
そちらにオープンテラスがあるようでしたが、
自分が訪れたのが夕方から日暮れ間近の時間帯でした。
もうだいぶ暗くなってきましたので、
そちらには誰もいらっしゃいませんでした。


meirin-6.jpg
注文してから、約10分経ちました。
すると、こちらのチーズケーキのセットがやって来ました。
レシートを紛失したので正確な価格が分かりませんが、
合わせて1,000円以下でした。


meirin-7.jpg
先ずは、こちらのブレンドコーヒーです。
前田珈琲にはオリジナルのかなり濃いコーヒーもあるのですが、
合わせる洋菓子とのバランスを考えて、
ブレンドコーヒーを飲むことにしました。
以前この組み合わせで大成功でしたので、
今回も試してみました。
「ブレンド」コーヒーは、いちばん各店舗を表します。
前田珈琲は他店より深煎りで濃いコーヒーなので、
ブレンドでも十分苦みを楽しめました。


meirin-8.jpg
カップを持ち上げて、受け皿を撮影しました。
本店同様、こちらにも前田珈琲の紋章が入ります。


meirin-9.jpg
そして、こちらはチーズケーキです。
マスカルポーネ由来の酸味の濃いケーキは、
苦みのあるコーヒーに合いますね。


meirin-10.jpg
約30分かけて、こちらをゆっくり戴きました。
では会計を済ませて、帰宅します。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店が、検索可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

くろーばー結び 四条新町店/京都インバン

ホームに戻る
clm-1.jpg
店名:くろーばー結び 四条新町店   業種:各種どら焼き販売
営業時間:午前10時~午後7時     定休日:なし
飲食スペース:なし(テイクアウトのみ)

店名:京都インバン株式会社     業種:印鑑製造販売
営業時間:(月曜日~金曜日)午前9時~午後6時
       (土曜日)午前9時~午後4時
定休日:第2・第4土曜日 毎週日曜日 祝日
住所:中京区新町通四条上る小結棚町443
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


fukuhauchi-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、この先にある老舗のハンコ屋さんと
そのハンコ屋さんに併設されたどら焼き専門店にお邪魔します。


fukuhauchi-3.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅ホームに、北に向かう上り階段があります。
では、ここからその上り階段に進みます。


fukuhauchi-4.jpg
先程の階段を上り、地下鉄烏丸線「四条」駅コンコース階に来ました。
次は、ここを北上します。


fukuhauchi-5.jpg
先程の位置から北上すると、こちらの改札口に出ます。
では、ここから市営地下鉄烏丸線「四条」駅を出ます。


fukuhauchi-6.jpg
京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅の改札口から、
地下道を北に向いています。
この辺りは様々なテナントが入っていて、
ちょっとした地下街を形成しています。


fukuhauchi-7.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅から、約50m地下道を北上しました。
こちらの階段を上がると、「四条烏丸」交差点の地下に行けます。


fukuhauchi-8.jpg
その階段を上がって、「四条烏丸」交差点地下に上がってきました。
この辺りは、阪急電車「烏丸」駅の駅前です。
目の前に切符売り場が見えますが、
右(東)側には、改札口があります。


fukuhauchi-10.jpg
「四条烏丸」交差点の地下から、地下道を西に向きました。
今回ブログでは、こちらを進みます。


fukuhauchi-11.jpg
「四条烏丸」交差点の地下から約50m西に進み、
LAQUE四条烏丸の地階の脇で北を向きました。
LAQUE四条烏丸地階入り口の脇に、24番出口があります。


fukuhauchi-12.jpg
こちらが、24番出口の上り階段です。
では、こちらから地上に上がります。


fukuhauchi-13.jpg
24番出口の上り階段を上がっています。
このまま地上に出ると、四条通に出ます。


fukuhauchi-14.jpg
24番出口を出て、四条通を東を向きました。
約50m先が、京都市街地屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。


fukuhauchi-15.jpg
今度は24番出口から、四条通を西に向きました。
この先に、祇園祭前祭宵山では函谷鉾が立ちます。
今回ブログはこのまま四条通を西に進みます。


fukuhauchi-17.jpg
24番出口から、四条通を約100m西に進みました。
ここで四条通は、室町通と交差します。


fukuhauchi-16.jpg
四条通から、室町通を南に向いています。
目の前に、京都経済センタービルが建っています。
1Fや2Fが飲食店などのテナントで、地階が市バスの車庫です。
この約100m先に、祇園祭前祭宵山では鶏鉾が立ちます。


fukuhauchi-18.jpg
信号が変わりましたので、室町通を西側に渡ります。
四条通以南の室町通は4車線の道幅ですが、
四条通以北の室町通は一方通行の狭い道です。


fukuhauchi-19.jpg
今度は四条通から、室町通を北向きました。
約50m先に、祇園祭前祭宵山に菊水鉾が立ちます。


fukuhauchi-20.jpg
室町通から、四条通を西に向いています。
祇園祭前祭宵山には、この先に月鉾が立ちます。


fukuhauchi-21.jpg
室町通から、四条通を西に約100m進みました。
ここで四条通は、新町通と交差します。


fukuhauchi-22.jpg
「四条新町」交差点の北東角に、
寿司酒場フクハウチが建っています。
基本お寿司屋さんなのですが、居酒屋でもあります。
結構人気があって、日曜日の夕方は予約しないと
満席で入れないときもあります。


clm-20.jpg
四条通から、新町通を南に向いています。
この先に、祇園祭後祭宵山には大船鉾が立ちます。


clm-21.jpg
今度は新町通から、四条通を西に向きました。
左(南)側に、郭巨山の会所が立っています。
こういう会所は、普段は空き家ですね。


clm-14.jpg
さらに四条通から、新町通を北に向いています。
祇園祭前祭宵山には、この先に放下鉾が立っています。
お気づきでしょうが、この辺りは祇園祭宵山に山鉾が多く立ちます。
つまり祇園祭宵山は、京都市街屈指の繁華街を
自動車通行止めにして行われます。

「四条新町」交差点から新町通を約20m北上した場所に、
今回ブログのメイン京都インバン株式会社が建っています。
(赤い看板のお店です)
創業110年の老舗のハンコ屋さんです。
そして、近年京都インバンの店内に、大阪市内に本店を持つどら焼き店
くろーばー結び四条新町店が入っています。


clm-2.jpg
こちらには何回か通ってまして、
日を改めてお昼頃に撮影しました。
店内に「印」と書かれた暖簾がありまして、
その奥が京都インバン株式会社の店舗部分です。
そちらで、ハンコや朱肉を購入できます。
2F以上に職人さんがいらして、
手作りの印鑑などを製造されているようです。
その右(南)部分が、どら焼き屋さん「くろーばー結び」の売り場です。
つまり、老舗ハンコ屋さんの中にどら焼き専門店が入っています。


clm-3.jpg
再び日没直後の撮影日に戻ります。
店頭のアルコールジェルで手指消毒をして、入店しました。
入店直後に店内撮影を許可して戴き、
ここから「くろーばー結び」の方の様子を撮影しました。
(京都インバンの方はかなり奥まで入らないといけないので、
社員さんをどうしても写してしまうので、
自分の判断で今回は撮影しませんでした)


clm-4.jpg
こちらが、くろーばー結び四条新町店のどら焼きです。
……と言いたいところですが、閉店2時間前でほぼ売り切れです。
目の前の売れ残りも、自分が購入しました。
つまり、この時点でスタンダードなどら焼きは売り切れです。


clm-5.jpg
ただ、変わり種のどら焼きはまだ残っていました。
白餡とか、その白餡以外にもいろいろ入っているものです。
実はこちらにも興味がありまして、この中からも購入しました。


clm-6.jpg
こちらの最南端に冷蔵庫があって、
そちらには生クリームや果実が
トッピングされたどら焼きが売られていました。
こうなると、もはや洋菓子ですね。
ただこちらも人気商品で、この時点で各1個しか残ってません。


clm-7.jpg
冷蔵庫の奥(東)側には、ご贈答用の箱詰めが置かれていました。
誰かへの贈り物でなくても京都に観光に来られた方なら、
お土産としてこのような箱詰めで買われるのが合理的ですね。
後述しますが、こちらの本店は大阪市内ですが
こちらのどら焼きはかなり京都人好みに作られています。

さらにその奥(東側)で、こちらのどら焼きが製造されています。
ただ、この時間帯(閉店間近)は機械が止まっていました。


clm-8.jpg
こちらのお店から帰宅して、この紙袋を撮影しました。
では、この紙袋を開けます。


clm-9.jpg
紙袋の中は、こちらが入っていました。
手前から小豆餡で粒餡の「極」(250円)と、
変わり種のゆず白餡(270円)です。


clm-10.jpg
そのどら焼きの包装を開けて、皿に並べました。
ハロウィン(10月31日)間近に購入しましたので、
ジャック・ザ・パンプキンヘッドの焼き印が入ります。
こちらをウチの母と半分ずつ戴きました。
どちらかが一つ戴いたのではなく、
半分にしてそれぞれを二人で戴きました。


clm-11.jpg
先ずは、ゆず白餡の断面図です。
丁寧に漉された白餡の上に、柚子ジャムが入っています。
こちらは、韓国の「柚子茶」に使うジャムですね。
このまま戴くと口の中で白餡と柚子ジャムが混じり合い、
それが結構合いました。


clm-12.jpg
さらに、こちらは「極」の断面図です。
粒餡、がきちんと形状を保ったまま煮込まれています。
京菓子の粒餡はどれだけ形状を残すかで、
菓子職人の技術を見ます。
しっかり残していて、結構上手く炊き上げておられます。
こういう小豆餡を京都人は好みます。


clm-13.jpg
一方この時、京都インバン株式会社でも買い物をしました。
実は、ウチの会社では出勤簿は印鑑を押します。
その朱肉は中学校の卒業式で
当時の担任の先生から戴いたプレゼントでした。
ところが40年以上使っていたので、朱肉の布が破損してしまいました。
そのプレゼントの朱肉はウチで保存するとして、
会社用は新しい朱肉を買いました。


clm-15.jpg
こちらが、その朱肉(385円)です。
正式なものではなく小型印鑑を押すだけなので、
直径10㎝のこの商品で十分です。


clm-16.jpg
朱肉のフタを開けました。
こちらは工場で作られた既製品ですが、
色鮮やかな朱が出ますね。


clm-17.jpg
その新しい朱肉を買って会社で捺印して気付いたのですが、
どうやら認印の方も何か所か破損していました。
ですから、新しく認印を購入しました。
コロナ禍以降オフィスビル街の文房具屋さんの多くが廃業されていて、
購入先が分からなくてハンコ屋さんを探していました。
こちらは手作りの高級品も売られていますが、
この180円の認印のように、かなり安い商品もあります。


clm-18.jpg
先程の紙袋の中に入っていた認印を大写ししました。
自分の本名が書かれているので、別の角度の写真はありません。
自分はそこまで珍しい姓ではないので、
店頭に置かれていた認印の中から購入しました。
このような180円の商品でも、丁寧に対応して戴きました。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

京かき氷 つみき

ホームに戻る
tsumiki-1.jpg
店名:京かき氷 つみき         業種:かき氷専門店
営業時間:午前11時半~午後8時半(ラストオーダー:午後8時)
※ ただし、7月~9月の休日は午前11時~午後9時
  (ラストオーダー:午後8時半)
定休日:水曜日         座席数:29
デリバリー:なし     テイクアウト:なし
※ インスタグラムは、ここをクリックしてください。
住所:中京区新町通四条上る小結棚町441
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


fukuhauchi-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、市営地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、この駅近くにあるかき氷専門店に向かいます。
専門店ですから、こちらは冬でも営業されています。


fukuhauchi-3.jpg
市営地下鉄「四条」駅ホームを移動すると、上り階段があります。
次は、この階段を上がります。


fukuhauchi-5.jpg
先程の階段を上がり、コンコース階に来ました。
では目の前の改札口を通って、市営地下鉄烏丸線「四条」駅を出ます。


fukuhauchi-6.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅改札口から、地下道を北に向きました。
この辺りにはお店が多く、ちょっとした地下街を形成します。


fukuhauchi-7.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅から、地下道を約50m北上しました。
こちらの階段を上がると、「四条烏丸」交差点の真下に来ます。


fukuhauchi-8.jpg
その階段を上り、「四条烏丸」交差点に真下に来ました。
この辺りは、阪急電車「烏丸」駅です。
目の前に切符売り場が見えますが、この右(東)側に改札口があります。


fukuhauchi-10.jpg
「四条烏丸」交差点の真下から、地下道を西に向いています。
今回ブログでは、こちらを進みます。


fukuhauchi-11.jpg
「四条烏丸」交差点の真下から地下道を西約50mに進み、
その位置で北を向きました。
この先にあるLAQUE四条烏丸地階入り口の脇に、
地上に上がれる24番出口があります。


fukuhauchi-12.jpg
こちらが、LAQUE四条烏丸地階入り口脇にある24番出口です。
では、こちらを上がり地上に出ます。


fukuhauchi-13.jpg
24番出口の階段を上っています。
ここから地上に出ると、四条通です。


fukuhauchi-14.jpg
24番出口から、四条通を東に向いています。
約50m先が、京都市街地屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。


fukuhauchi-15.jpg
今度は24番出口から、四条通を西に向きました。
この先に、祇園祭前祭宵山期間中は函谷鉾が立ちます。
この辺りの四条通沿いが、祇園祭山鉾町の中心です。
今回ブログは、このまま四条通を西に進みます。


fukuhauchi-17.jpg
24番出口から、四条通を西に約100m進みました。
ここで四条通は、室町通と交差します。


fukuhauchi-16.jpg
今度は四条通から、室町通を南に向きました。
左(東)側に、京都経済センタービルが見えますね。
1Fに様々なテナントが入っています。
その脇で、祇園祭前祭宵山期間中に鶏鉾が立ちます。


fukuhauchi-18.jpg
信号が変わりましたので、四条通の横断歩道で室町通を渡ります。
室町通は四条通以南は4車線の道幅ですが、
四条以北は1車線の一方通行の道です。


fukuhauchi-19.jpg
今度は四条通から、室町通を北に向いています。
約50m先に、祇園祭前祭宵山期間中に菊水鉾が立ちます。


fukuhauchi-20.jpg
さらに室町通から、四条通を北に向きました。
この先に、祇園祭前祭宵山期間中に月鉾が立ちます。
では、ここからも四条通を西に進みます。


fukuhauchi-21.jpg
室町通から、四条通を約100m西に進みました。
ここで四条通は、新町通と交差します。


fukuhauchi-22.jpg
「四条新町」交差点北東角に、寿司酒場フクハウチがあります。
要するにお寿司屋さんでもあり、居酒屋でもあります。
握りずしがかなり美味しいお店ですが、
休日は予約しないと満席の可能性があります。


clm-20.jpg
四条通から、新町通を南に向いています。
この先に、祇園祭後祭宵山期間中に大船鉾が立ちます。


clm-21.jpg
今度は新町通から、四条通を西に向きました。
左(南)側に見える京町家は、祇園祭前祭期間中は郭巨山の会所です。


clm-14.jpg
さらに四条通から、新町通を北に向いています。
約50m先で、祇園祭前祭宵山期間中に放下鉾が立ちます。
ここからは、この新町通を北上します。


clm-1.jpg
四条通から、新町通を約20m北上しました。
こちらに、京都インバン株式会社が建っています。
創業110年の老舗印鑑製造販売のお店です。
その店内に、くろーばー結び四条新町店が入っています。
大阪市内に本店を持つどら焼き専門店ですね。


tsumiki-2.jpg
京都インバン株式会社の北隣に、
今回ブログのメイン「京かき氷つみき」が建っています。
実は2022年の祇園祭前祭宵山散策中に
こちらの前を通り過ぎました。
本当はその時に立ち寄りたかったのですが、
お客さんがいっぱいで諦めました。
秋も深まる今回は、何とか入れました。


tsumiki-3.jpg
取材日は2022年10月半ばでしたが、
結構な方々が入店されていました。
こちらのテーブルには家族連れが来られていましたが、
帰られた後店員さんが片付けられたので、その隙に撮影しました。


tsumiki-4.jpg
こちらの店内の壁には、このようなイラストが掲示されていました。
右側のイラストに描かれている白熊が、マスコットのようです。


tsumiki-5.jpg
そのイラストの近くに、カウンター席が並びます。
こちらのお店は、カウンター席をパーテーションで区切っています。


tsumiki-6.jpg
こちらのカウンター席に就いて、注文をしました。
待っている間、カウンターに置かれたこれらを見ていました。


tsumiki-7.jpg
こちらのメニューは、このようなイラストで描かれています。
写真は、ほぼありませんでした。
個人的にはこの方が分かりやすく、大体の味も想像できます。
様々な果実がトッピングされているのが、このお店の特徴です。
見た目がきれいなものが、数多いですね。


tsumiki-8.jpg
そのこともあってか、こちらはブログはウェルカムのお店です。
またインスタグラムも熱心で、かき氷の撮影を
そちらに載せることもお願いされています。


tsumiki-10.jpg
注文をしてからは、こんな感じで待っていました。
おしぼり以外に、冷茶も戴きました。


tsumiki-11.jpg
注文してから、約10分が経ちました。
すると、こちらがやって来ました。宇治金時(1,000円)ですね。
いろいろ果物がトッピングしてあるものもおいしそうでしたが、
個人的にはこれがいちばんおいしそうに見えました。


tsumiki-12.jpg
宇治金時を大写ししました。
かき氷の上には、抹茶が掛かっています。
甘味のない純粋な抹茶です。
また氷を見ればわかりますが、氷を砕いていません。
きちんと丁寧に削っておられます。
こうすることで、空気を含む柔らかい氷が出来上がります。
「まさに職人芸」という感じですが、
こちらの店主はかき氷専門店で修行されて、
そちらから独立されて、2022年6月に開店されました。
ですからこちらのお店は、
かき氷の技術が前面に出た商品が多いです。


tsumiki-13.jpg
宇治金時の上の方に、生クリームがトッピングされています。
さらに生クリームの上に、小豆餡がトッピングされています。
こちらを氷に混ぜて戴くと、とても甘くなります。


tsumiki-14.jpg
宇治金時を戴いている途中で、撮影しました。
宇治金時の中心部にも、小豆餡が入っていました。
さらに、その脇にコーヒー味のクリームも入っていました。


tsumiki-9.jpg
宇治金時を戴いて、会計の際にこちらを提示されました。
QRコードの登録で、裏メニューのかき氷を注文が可能になります。
ところが、自分は携帯電話を所持していません。
この時たまたま持っていなかったのではなく、
自分の携帯電話を購入したことがありません。
ですから、それらの特典を戴けませんでした。


tsumiki-15.jpg
その代わりに、こちらを戴きました。
このお店のシールですね。
撮影時にピントがずれて、ぼんやりした写真になりました。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

ぎょうざ処 亮政

ホームに戻る
sukemasa-1.jpg
店名:ぎょうざ処 亮政     業種:ぎょうざ専門店
営業時間:午前11時半~午後2時   午後5時~午後10時
定休日:なし           座席数:24
デリバリー:なし         テイクアウト:あり
オンラインショップ:あり
(詳しくは、ここをクリックしてください)
住所:中京区高辻通西洞院通東入ル263-1F
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


sukemasa-2.jpg
京都駅北側市バスターミナルから50系市バスに乗って、約20分。
こちらは、「西洞院仏光寺」バス停です。
今回は、京都でもそこそこ有名になってきた餃子店に向かいます。
近年あちこちに支店を出されていますね。


sukemasa-3.jpg
今まで自分が載っていた50系市バスが、北上します。
50系市バスは四条通まで北上した後、
北西に蛇行していって最終的に「立命館大学」バス停まで進みます。
この先に東西に伸びる道が見えますが、そちらが仏光寺通です。


sukemasa-4.jpg
「西洞院仏光寺」バス停から、西洞院通を南に向いています。
今回ブログでは、こちらに進みます。


sukemasa-5.jpg
「西洞院仏光寺」バス停から、西洞院通を約50m南下しました。
西洞院通の東側に、菅大臣神社がいらっしゃいます。
鳥居前に大桜が見えますが、
こちらは春になると絶景にに変わります。


sukemasa-6.jpg
菅大臣神社から、西洞院通を約50m南下しました。
ここで西洞院通は、高辻通と交差します。


sukemasa-7.jpg
西洞院通から、高辻通を西に向いています。
「高辻西洞院」交差点北西角に
テイクアウト前提の飲食店がありますが、
この時間帯(午後5時ごろ)は閉められています。


sukemasa-8.jpg
今度は西洞院通から、高辻通を東に向きました。
西洞院通以東の高辻通には、飲酒を前提とした飲食店が建ち並びます。
今回ブログのメインのお店も、その中にあります。


sukemasa-9.jpg
西洞院通を渡り、高辻通を東に向いています。
ここからは、高辻通を東に進みます。


sukemasa-10.jpg
西洞院通から、高辻通を東に約20m進みました。
こちらが、今回ブログのメイン「ぎょうざ処 亮昌」です。
京都の餃子店は餃子の王将が全国区ですが、
実はあちこち専門店が数多くあります。
こちらはそこまで古いお店ではありませんが、
近年固定客が増加している有名店でもあります。
最近は、新風館KYOTOTOWER SADOに支店が出ました。


sukemasa-11.jpg
こちらは、「ぎょうざ処 亮政」の店頭です。
こちらのアルコールジェルで手指消毒して、入店します。
店頭のイーゼルに、「本日のおばんざい」が書いてあります。
こちらが、ここに来たときのお楽しみですね。


sukemasa-12.jpg
「ぎょうざ処 亮昌」に、入店しました。
店内にはこちら以外にもあちこちテーブル席が並びます。
2022年の祇園祭前祭宵山散策では、こちらの席に就きました。


sukemasa-13.jpg
今回は、こちらの2人掛けのテーブル席に就きました。
席に座る前に、テーブルの様子を撮影します。


sukemasa-14.jpg
先ずは、こちらの土瓶です。中には酢醤油が入っています。
こちらは、酢と醤油が個別には置いていません。
ですから、このお店の配合で酢醤油を戴きます。
(普段は、自分は酢醤油をやや酢が多めで配合します)


sukemasa-15.jpg
さらに、こちらには酢醤油に入れる調味料が並びます。
左に辣油、右に粉山椒です。
辣油は、種の入った鷹の爪を油で揚げて製造しています。
辛味も十分ですが、唐辛子の香りが快いですね。


sukemasa-16.jpg
では、こちらのテーブル席に就きます。
このメニューの中から、注文しました。


sukemasa-17.jpg
注文したものが届く前に、こうして待っています。
こちらは餃子専門店ですが、おばんざいなど酒の肴もあります。
運が良ければ、町衆が常食する京料理が出ることもあります。


sukemasa-18.jpg
注文してから、約10分経ちました。
すると、注文していたものがやって来ました。
ぎょうざ定食B(880円)と生ビール(500円)です。


sukemasa-19.jpg
先ずは、こちらの生ビールです。
個人的見解ですが、餃子にはビールがいちばん合います。


sukemasa-20.jpg
ぎょうざ定食Bには、ご飯と味噌汁、
指定したおばんざい2品に餃子が付きます。
おばんざいは、4品の中から任意に選べます。
ただその4品は、毎日異なります。


sukemasa-21.jpg
この日の自分は、この2品のおばんざいを注文しました。
左があさりと昆布のしぐれ煮で、右が春雨サラダです。
左は時雨煮ですからちょっと濃い味で、
春雨サラダは韓国によくあるちょっと酸っぱいサラダです。
この日は京料理っぽいものが無かったので、
いかにも和食な時雨煮と韓国っぽい料理を選びました。


sukemasa-22.jpg
そして、こちらが餃子1人前です。
ぎょうざ定食Aなら餃子は2人前になりますが、
おばんざいは付きません。
自分は半分おばんざい目当てでこちらに通っているので、
いつもぎょうざ定食Bを注文します。
それで1人前で満足できなかったら、追加で餃子を別に注文します。
ちなみに、こちらのお店は「生餃子」を持ち帰ることもできます。


sukemasa-23.jpg
横に添えてあった小皿に、酢醤油を入れます。
先述の通り、こちらは自分で味を調節できません。
お店が用意したものをそのまま使います。


sukemasa-24.jpg
先ずは酢醤油だけ小皿に入れて、餃子を戴きます。
こちらの酢醤油は、ちょっとだけ醤油の配合が多いですね。
いろいろ好みもあるでしょうが、個人的には
野菜が入っていても餃子は肉汁を味わう料理と思っています。
こちらの餃子も、口に入れると肉汁があふれ出てきます。
それを味わい、一つずつ餃子を戴きました。


sukemasa-25.jpg
続いて、辣油を酢醤油に入れて新たに餃子を戴きます。
「辛い油」と書いて辣油ですが、辣油には唐辛子の香りを求めます。
こちらの辣油も、とても香り高いですね。
それが、餃子に上手く足されていきます。


sukemasa-26.jpg
次は粉山椒も、酢醤油に入れてみました。
ただ既に辣油の強い香りが、酢醤油についています。
また酢醤油の味も強いので、粉山椒の香りと味が残りません。


sukemasa-27.jpg
そこで粉山椒を直接餃子にかけて、酢醤油に漬けずに戴きました。
すると、餃子に粉山椒の香りと辛味がしっかり残りました。
はっきり言って、酢醤油に漬けて戴くのと完全に別料理です。
これはこれで、じっくり味わいたいですね。
次からは酢醤油+辣油で餃子1人前戴いて、
それとは別に粉山椒を振りかけて餃子1人前を戴きます。


sukemasa-28.jpg
こちらを約30分かけて、戴きました。
ではこちらの料金を支払って、帰宅します。


851-26.jpg
2022年7月14日に、こちらのお店に立ち寄りました。
この日は祇園祭前祭宵山散策の途中で、
セットメニューではなく餃子1人前(390円)とおばんざい(300円)、
生ビール(500円)を戴きました。


851-28.jpg
先ずは、こちらの生ビールです。
こちらに来たら、毎回飲んでいます。


851-27.jpg
おばんざいは、縮緬雑魚と大豆の煮ものです。
京都人は、こういう料理を普段戴いています。


851-29.jpg
そして、こちらが餃子1人前です。
この時は酢醤油に辣油を粉山椒を入れて戴きました。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

琴きき茶屋

ホームに戻る
kotokiki-1.jpg
店名:琴きき茶屋   業種:桜餅専門店(南側に食堂が隣接)
営業時間:午前10時~午後5時   定休日:木曜日
デリバリー:なし         テイクアウト:桜餅・桜湯
住所:右京区長辻通三条上る天龍寺芒ノ馬場町1-1
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kotokiki-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
「烏丸御池」駅で市営地下鉄東西線に乗り換え、
終点の「太秦天神川」駅まで進みます。
そこから地上に出て嵐電(京福電車)にさらに乗り換え、
終点の「嵐山」駅まで辿り着きました。
今回は、「渡月橋」交差点北西角の桜餅専門店にお邪魔します。


kotokiki-3.jpg
嵐電(京福電車)の大半の駅には、通常駅員さんがいらっしゃいません。
ですから、車内の運転手さんが運賃を管理しています。
ただ「嵐山」駅のような終点は電車が到着するたびに、
このように電車の入り口の脇に改札口が取り付けられます。


kotokiki-4.jpg
電車を降りて、嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームで西に向いています。
「嵐山」駅は前述の構造上、改札口がありません。
そのため駅ホームには、様々な飲食店のテナントが入っています。


kotokiki-5.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームを西に進み、突き当たりました。
ここからは、この位置を左(南)に折れます。


kotokiki-6.jpg
その位置で、嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームを南に向きました。
嵐山いちばんの観光地渡月橋がこの駅より約100m南にありますので、
この駅のホームはいつも賑わっています。


kotokiki-7.jpg
先程の位置から約10m南下して、「嵐山」駅ホームを西に向きました。
この先の駅ビルが、たくさんの観光客で溢れていますね。
では、駅ビルをこのまま西に通り抜けます。


kotokiki-8.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅の駅ビルを西に通り抜けました。
すると、目の前に長辻通が南北に伸びています。


kotokiki-9.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅前から、長辻通を北に向いています。
約200m先に、臨済宗天龍寺派本山天龍寺の総門が見えます。


kotokiki-10.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅前に、横断歩道歩道が伸びています。
では、こちらから長辻通西側歩道に渡ります。


kotokiki-11.jpg
横断歩道を渡り、長辻通西側歩道で南を向きました。
この辺は、清水寺門前と並ぶ土産物店街を形成しています。
ここからは、渡月橋方面に長辻通を南下します。


kotokiki-12.jpg
今回ブログの取材は、2022年10月です。
長辻通沿いの土産物屋さんに、こちらが設置されていました。
聖護院八つ橋が魔法少女まどか☆マギカとコラボして、
2022年11月23日から限定商品を発売するそうです。
(詳細は、こちらをご覧ください)


kotokiki-13.jpg
先程の横断歩道から、長辻通を約100m南下しました。
ここで長辻通は、三条通と交差します。
三条通以南の長辻通が大堰川(桂川)に架かる渡月橋なので、
ここは「渡月橋」交差点といます。(第47回ブログ参照)
この辺りが、東山区祇園地区と並ぶ京都を代表する観光地です。
その「渡月橋」交差点北東角が、「食事処琴きき」という食堂です。
そしてその北隣が、今回ブログのメイン桜餅専門店の琴きき茶屋です。


kotokiki-14.jpg
琴きき茶屋に、入店しました。
こちらは長椅子が3脚だけですが、
この先(南隣)に100席以上ある食堂が建っており、
そちらも琴きき茶屋が経営しています。
ただそちらは食堂だけに、うどんやそば・カツ丼などの
普通の食堂メニューがメインのお店です。
(もちろん、桜餅も提供されます)
どちらに入店してもいいのですが、
自分はいつもこちらの方で桜餅を戴いています。
また北側には桜餅の売店があり、
そちらから桜餅を持ち帰ることもできます。


kotokiki-15.jpg
琴きき茶屋の壁を写しました。
こちらの注文は、通常北側の売店の店員さんが兼任されています。
ですから、店員さんが忙しときにそちらに声を掛けないと
桜餅をいつまでも戴けないことがあります。


kotokiki-16.jpg
ですから北側の売店の店員さんに注文して、こちらに座りました。
そして、そのまま桜餅を待ちます。


kotokiki-17.jpg
注文してから、約10分が経ちました。
こちらが、琴きき茶屋の桜餅です。
先述の八つ橋のように京都全体での名物もありますが、
京都の各観光地に名物が存在します。
松尾大社の酒まんじゅう、藤森神社の柏餅、
下鴨神社の御手洗団子があるように、渡月橋周辺は桜餅が名物です。
まぁもともとは車折神社の名物だったのが、
こちらに引っ越されたんですが……


kotokiki-18.jpg
こちらが、琴きき茶屋の桜餅(2個で400円)です。
諸説ありますが、少なくともこのお店自身は
この琴きき茶屋が桜餅発祥のお店と主張されています。
元々こちらは、車折神社門前の茶店でした。
渡月橋の袂に車折神社嵐山頓宮が創建された際に、
この地に移転されたようです。

こちらの桜餅は、桜色しておりません。
小豆餡に包まれた餅と、桜の葉に包まれた餅の2種類あります。
小豆餡に包まれた方は、三重県伊勢神宮名物「赤福」に似た味です。


kotokiki-19.jpg
桜の葉をめくると、このような形状です。
搗いていない餅米が、出てきます。
ただこちらは砂糖が混ぜてあり、小豆餡並みに甘く作られています。
なお、こちらは通常桜の葉を巻いたまま戴きます。
ですから、桜の葉を元に戻してから桜餅を戴きました。


kotokiki-20.jpg
約10分かけて、桜餅を戴きました。
では、会計を済ませて帰宅します。


832-23.jpg
2022年5月5日のこどもの日に、こちらに訪問しました。
その時は手前の茶店には寄らずに、
奥(北側)の売店で桜餅を持ち帰りました。
(詳細は、第832回ブログ参照)


832-24.jpg
琴きき茶屋は桜餅専門店なので、売店のショウウィンドウには
2種類の桜餅が数多く並んでいました。
嵐山土産には最適な桜餅ですが、個数次第で価格はいろいろです。


832-25.jpg
こちらでは桜餅以外にも、桜の花の塩漬けが売られています。
こちらを白湯に浮かべると、「桜湯」という飲み物になります。
結婚式などで、時折飲まれていますね。
自分は、「桜餅タルト」の原材料にしています。


832-26.jpg
この日(2022年5月5日)は、こちらを持ち帰りました。
こちらを戴くのは自分とウチの母の2名だけですから、
そこまで大量に買う必要はありません。


832-27.jpg
先程の紙箱を開けると、各3個ずつ6個セットが出てきます。
これで、消費税抜きで1,000円です。
自分は桜餅で包んである方が好物なので、そちらを2個戴きました。
ウチの母は、小豆餡の方を2個戴きました。


832-28.jpg
桜餅は、帰宅後すぐに戴きました。
本当は煎茶で戴くといいのですが、この時は切れていました。
紅茶も切れていて、コーヒーメーカーからコーヒーを淹れました。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店を検索できます。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

嵐山 よしむら

ホームに戻る
ay-1.jpg
店名:嵐山 よしむら     業種:蕎麦屋さん
営業時間:午前11時~午後5時(午後4時半で閉店の場合あり)
定休日:なし(年末年始は、営業時間短縮)   座席数:50
デリバリー:なし   テイクアウト:菓子、そば茶、七味など
オンラインショップ:あり(詳細は、ここをクリックしてください)
住所:右京区三条通長辻通西入ル天龍寺芒ノ馬場町3番地
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kotokiki-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
「烏丸御池」駅で市営地下鉄東西線に乗り換え、終点まで進みます。
「太秦天神川」駅から地上に上がり、嵐電(京福電車)に乗り換えます。
さらに嵐電(京福電車)終点の「嵐山」駅まで来ました。
今回は、この近くの蕎麦屋さんに向かいます。
「五条烏丸」交差点にあるそばの実 よしむらの本店ですね。


kotokiki-3.jpg
嵐電(京福電車)の各駅は、基本無人駅です。
「嵐山」駅など終点は駅員さんがいらっしゃますが、
改札口がないので駅ホームにも飲食店が建ち並びます。
通常は切符の管理や運賃の管理は、電車の運転手さんが兼任されます。
ただ「嵐山」駅のように駅員さんがいらっしゃる場合は、
電車の扉の前に、移動式の改札口が設置されます。


kotokiki-4.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームを西に進んでいます。
先述の通り、この辺りには飲食店が建ち並びます。
ちなみに電車に乗り込む際は改札を通らないので、
そのままお金を払わずに電車に乗り込みます。
そして、降車時に運賃を払うシステムです。


kotokiki-7.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅の西側に、駅ビルが建っています。
この中も、飲食店を初めとする商店舖が建ち並んでいます。
次はこの駅ビルを通り抜け、嵐電(京福電車)「嵐山」駅を出ます。


kotokiki-8.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅を出て、そのまま西を向いています。
目の前に、長辻通が南北に伸びています。
この辺りは、清水寺参道と並ぶ京都を代表する土産物屋街です。


kotokiki-9.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅から、長辻通を北に向いています。
約200m先に、臨済宗天龍寺派本山天龍寺が建っています。


kotokiki-10.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅の前に、横断歩道があります。
次はこちらを渡り、長辻通西側歩道に移ります。


kotokiki-11.jpg
長辻通の横断歩道を渡り、南を向いています。
ここからは、長辻通をを南下します。


kotokiki-13.jpg
先程の横断歩道から、長辻通を約100m南下しました。
ここで長辻通は、三条通と交差する「渡月橋」交差点に出ます。
この右(西)側に、桜餅専門店の琴きき茶屋が建っています。


ay-2.jpg
三条通から、長辻通を南に向いています。
三条通以南の長辻通は、大堰川に架かる渡月橋の上です。
嵐山は、この渡月橋を中心に観光客で溢れています。


ay-3.jpg
長辻通から、三条通を東に向いています。
左(北)側は観光バスが何台も停まれる巨大な駐車場があり、
その周囲に修学旅行生目当ての大きなレストランがあります。
右(南)側が、そのまま大堰川の川原です。


ay-4.jpg
今度は長辻通から、三条通を西に向きました。
左(南)側の大堰川沿いのボート遊びは、この先から乗ります。
右(北)側には、様々な飲食店が並びます。
三条通最西端までこのまま進みそこから約200m北上すると、
臨済宗天龍寺派本山天龍寺が建っています。
そのため、こちらを進まれる方が多いですね。
今回ブログでも、こちらを進みます。


ay-5.jpg
「渡月橋」交差点北西角に建つ食事処「琴きき」の西隣に、
(琴きき茶屋が経営される食堂です)
車折神社嵐山頓宮がいらっしゃいます。
下嵯峨にいらっしゃる車折神社が、この地に勧請されています。
確かこちらが創建されたときに、
琴きき茶屋もこちらに一緒に引っ越してこられました。
こちらでは、毎年5月第2日曜日に三船祭が開催されます。


ay-6.jpg
車折神社嵐山頓宮から三条通を2軒東に進むと、
今回ブログのメイン「嵐山 よしむら」という蕎麦屋さんがあります。
自分が常連の蕎麦屋さんそばの実 よしむらが所属する
「よしむらグループ」の本店です。


ay-7.jpg
嵐山 よしむらの暖簾をくぐると、通路沿いにお店が2軒並びます。
手前が「嵐山 よしむら」で、奥が豆腐店の松ヶ枝です。
もちろん今回は、手前の蕎麦屋さんに入ります。


ay-8.jpg
こちらが、店内の地図です。
こちらは、もともと日本画家の川村曼舟邸宅でした。
それを「よしむらグループ」が買い取り、
飲食店に改装したものです。


ay-9.jpg
取材日は休日でしたが、紅葉シーズン前でした。
それでも順番待ちが生じていて、自分は約20分待ちました。
2012年11月23日はそもそも満席で、入店を諦めました。
実は、こちらは京都でも屈指の人気店です。
通常ならそのまま入れますが、日時次第では予約をお勧めします。
では、自分の順番が来たので入店します。


ay-10.jpg
嵐山 よしむらに入店すると、先ずはアルコールで手指消毒します。
ここからは店員さんとお客さんを撮影しないことを条件に、
カメラ取材が可能でした。


ay-11.jpg
入店してすぐにレジがあるのですが、その脇に階段があります。
団体客でない限り、お客さんは2Fで食事をします。


ay-12.jpg
先程の階段を上がると、テーブル席とカウンター席が並びます。
カウンター席は、このように渡月橋を眺めながら食事ができます。
さらに背後の嵐山は、紅葉シーズンになると絶景に変わります。
自分はテーブル席に案内されたのですが、
お客さんの入れ替えの隙をついてこちらを撮影しました。


ay-13.jpg
こちらが、自分が座ったテーブル席です。
先程のカウンター席の北向かいです。


ay-14.jpg
今回は、2,200円の「天ざる」膳を注文しました。
品数が少々ありますので、少しずつ順番にやって来ます。


ay-15.jpg
先ずは、こちらのそばつゆです。
手前に、九条ネギとわさびが並びます。
つゆは、奥の徳利の中に入っています。


ay-16.jpg
その脇には、こちらのお茶が出されています。
このお店は蕎麦屋さんですから、こちらは蕎麦茶です。
炒った蕎麦の実を煎じて飲むお茶です。
麦茶と同じ栄養があって、基本は蕎麦の香りを楽しむ飲み物です。
こちらは、レジ脇でも持ち帰り用に売られています。


ay-17.jpg
そして、自分はこの日は生ビール(760円)も頼みました。
こちらは蕎麦だけでなく、酒の肴が充実しています。
ちなみに、嵐山 よしむらではビールは金属器に入ります。
たぶんビールを冷たく保つためでしょう。


ay-18.jpg
蕎麦茶を飲んでいると、こちらがやって来ました。
天ざる膳の天ぷらですね。
先述の通り、こちらは酒の肴も充実しています。
特に、こちらは「天ぷら」でも名店と言えるお店です。
ですから、こちらでは蕎麦以外にも
天ぷらを注文することをお勧めします。

器の手前は万願寺唐辛子で、その後ろにエビが2尾です。
この軽さと甘味は、油の温度と揚げる時間が絶妙なのでしょうね。
そんな天ぷらを天汁に濡らすのは、勿体ないです。
塩を少々振りかけて戴きましょう。
そうそう、こちらのエビは尾を必ず戴きましょう。
エビの尾こそ、こちらの天ぷらの醍醐味です。


ay-19.jpg
天ぷらを食べ進めてくと、奥からブナシメジの天ぷらが出てきました。
キノコ類も、上手く揚げると旨味が引き立ちます。
こちらも、塩を振りかけて戴きましょう。


ay-20.jpg
天ぷらをすべて戴き生ビールを飲み干した頃、
こちらのざる蕎麦がやって来ました。
いよいよメインの登場ですね。


ay-21.jpg
こちらが、「嵐山 よしむら」のざる蕎麦です。
そばの実 よしむら 同様、こちらの蕎麦はよく「立って」います。
のど越しの良さは、京都でも屈指のお店です。


ay-22.jpg
そして、この蕎麦をこちらの汁に漬けて戴きます。
こちらの汁は醤油が効いていて、甘味は少ないです。
たぶん他店より、カツオ出汁の比率が少ないのでしょうね。
また、味醂なども少なめです。
それが、こちらの蕎麦によく合います。
また、自分は九条ネギを汁に入れません。
蕎麦を口にする前に、口直しに生のまま戴きます。


ay-23.jpg
ざるそばを戴き終えた頃に、ご飯がやって来ました。
天ざる膳は、まだまだ続きます。


ay-24.jpg
こちらが、そのご飯です。
香の物(漬物)と縮緬山椒を振りかけたご飯です。


ay-25.jpg
香の物は、柚子入りのすぐきと昆布の佃煮ですね。
佃煮にも、山椒の実が入っています。


ay-26.jpg
先述の通り、ご飯の上には縮緬山椒が掛かっています。
山椒の実の香りが高く、そこまで塩辛くないのが美味しいですね。


ay-27.jpg
最後に、黒漆塗りの湯桶がやって来ました。
中には、蕎麦湯が入っています。


ay-28.jpg
蕎麦湯は、そばつゆの入った猪口に流し込みます。
醤油の濃いそばつゆを飲むのは厳しいですが、
蕎麦湯で薄めると美味しく戴けます。


ay-30.jpg
そして蕎麦湯を飲む前に、一味唐辛子を振りかけます。
さらに、残った九条ネギも入れます。
実はこれを飲み干した後も、蕎麦湯が残っていました。
ですから、蕎麦湯に一味唐辛子を振りかけてさらに戴きました。


ay-31.jpg
約30分かけて、天ざる膳を戴きました。
では、会計を済ませて帰宅します。


ay-32.jpg
階段とレジの間に、こちらの棚があります。
こちらには、様々な持ち帰り用の商品が並びます。
先述の蕎麦茶以外にも、かりん糖などのお菓子や
そば粉の入った洋菓子なども売られています。
詳細はこのブログの初めにあるリンクから、
オンラインショップをご覧ください。


c-29.jpg
「嵐山 よしむら」には、2013年9月19日にも訪れました。
2013年9月16日の集中豪雨で大堰川(桂川)が氾濫し、
朝のTVニュースの映像でで渡月橋とこのお店が水没していて、
それで慌ててこちらに取材に来ました。
この辺りの堤防はいったん洪水になっても、
すぐに水が退くのでそれほどの被害は出ませんでした。
その時は、この9月19日から営業が再開されていました。


c-30.jpg
その時も、天ざる膳と生ビールを注文しました。
当時の天ざる膳のご飯には、縮緬山椒は掛かっていませんでした。
また、生ビールは陶器に入っていました。
確かこの陶器は当時の新製品で、
ビールの泡がよく立つ仕掛けがありました。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

%ARABICA京都嵐山

ホームに戻る
arabica-1.jpg
店名:%ARABICA京都嵐山     業種:コーヒーショップ
営業時間:午前8時~午後6時 定休日:コロナウィルスの状況次第
座席数:4(テーブルが1)     デリバリー:なし
テイクアウト:あり         オンラインショップ:あり
(詳細は、ここをクリックしてください)
住所:右京区三条通長辻通西入ル天龍寺芒ノ馬場町3-47
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kotokiki-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
「烏丸御池」駅で太秦天神川行きの市営地下鉄東西線乗り換えて、
終点まで乗り続けます。
さらにそこから地上に上がり、嵐電(京福電車)「嵐電天神川」駅から
終点の「嵐山」駅まで乗り続けました。
今回は、近年行列ができているカフェに向かいます。
晴れていれば、大堰川沿いでコーヒーを楽しめます。


kotokiki-3.jpg
嵐電(京福電車)の車両を降りると、こちらが設置されていました。
嵐電(京福電車)の各駅は、改札口が設置されていません。
通常は降車時に運転手さんへ運賃を支払うのですが、
終点の駅はこのように電車の入り口付近に改札機が設置されます。


kotokiki-4.jpg
ですから嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームには、
このように飲食店のテナントが建ち並びます。
こちらに改札口はありませんから、
切符を買わなくてもこれらのお店に入店できます。


kotokiki-7.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅ホームの西側に、駅ビルが隣接しています。
こちらにも、飲食店などテナントが入っています。
今回は、こちらを西に通り抜けます。


kotokiki-8.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅の駅ビルを西に抜けました。
目の前に、長辻通が南北に伸びています。
この辺りは、清水寺参道と並ぶ土産物屋街です。


kotokiki-9.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅から、長辻通を北に向きました。
約200m北上すると、臨済宗天龍寺派本山天龍寺総門があります。


kotokiki-10.jpg
嵐電(京福電車)「嵐山」駅の西側に、横断歩道が伸びています。
ここを渡り、長辻通西側歩道に向かいます。


kotokiki-11.jpg
横断歩道を渡り、長辻通西側歩道を南に向いています。
ここからは、このまま南下します。


kotokiki-13.jpg
先程の横断歩道から、長辻通を約100m南下しました。
ここで長辻通は、三条通と交差する「渡月橋」交差点に出ます。
その「渡月橋」交差点北西角に、琴きき茶屋が建っています。



ay-2.jpg
三条通から、長辻通を南に向いています。
三条通以南の長辻通は、大堰川(桂川)に架かる渡月橋です。
この嵐山で、いちばん賑やかな場所ですね。


ay-3.jpg
今度は長辻通から、三条通を東に向きました。
左(北)側に観光バスが何台も入れる駐車場があって、
その周囲に大きなレストランも建っています。
右(南)側は、大堰川(桂川)が流れています。


ay-4.jpg
さらに長辻通から、三条通を西に向いています。
左(南)側に大堰川(桂川)が流れていて、
右(北)側には琴きき茶屋が見えます。
長辻通以西の三条通はそれほど道幅も広くなく、
自動車もあまり通らないので、
観光客の多くがこの辺りを散策しています。


ay-5.jpg
琴きき茶屋の西隣は、車折神社嵐山頓宮がいらっしゃいます。
車折神社からこちらが勧請された際、
琴きき茶屋もこの地に引っ越してこられました。
(もともと琴きき茶屋は、車折神社境内にいらっしゃいました)


ay-6.jpg
車折神社嵐山頓宮から、約10m西に進みました。
こちらに、蕎麦屋さんの嵐山 よしむらが建っています。


arabica-2.jpg
嵐山よしむらから、三条通を西に向いています。
この辺りは、大堰川(桂川)越しに嵐山や岩田山が見えます。
紅葉シーズンには、特にその辺りが絶景に変わります。
その辺りを眺めながら、三条通をさらに西に進みます。


arabica-3.jpg
嵐山よしむらから、三条通を西に約50m進みました。
この先に、人混みができている場所がありますね。
そちらが、今回ブログのメイン%ARABICA京都嵐山です。
WALDEN WOODS KYOTOと同じ
Good Coffeeの系列店です。


arabica-5.jpg
結構の方々が、%ARABICA京都嵐山の店頭に並んでおられます。
自分も、その背後に並びます。
ただ、こちらはお客さんの捌きが早いので
約10分後には注文ができました。


arabica-6.jpg
先述の通り、約5分で行列の半分くらいの位置に来ました。
こちらから店内を覗くと、たくさんのコーヒーメーカーが
何人もの店員さんによってフル稼働していました。


arabica-7.jpg
この写真は、並ぶ前に撮影しました。
行列が角を曲がると、すぐに店内に入れます。
こちらのお店の北隣が福田美術館で、
そちらから来られる方や三条通を散策される方々で、
この行列が構成されていますね。


arabica-8.jpg
%ARABICA京都嵐山に入店すると、
その場で注文して会計を済ませます。
そしてレシートを戴いて、コーヒーが出来上がるまで待ちます。
こちらは注文を受けてから豆を挽かれますので、その間待ちます。
つまり出来上がるまでの約5分間、店内で待たされます。


arabica-9.jpg
では注文したコーヒーが出来上がるまで、店内を査定します。
他のお客さんを写さないことを条件に、撮影許可を戴きました。
(本当は、店内はお客さんで溢れています)


arabica-10.jpg
店内では、こちらの麻布製カバンが売られていました。
様々なグッズが売られているのは、
WALDEN WOODS KYOTOと同じですね。


arabica-11.jpg
もちろんコーヒーカップや陶器製コップなどの食器や、
ガムシロップや角砂糖を入れる容器なども売られています。
同じロゴで統一されているのは、見ていて壮観です。


arabica-12.jpg
さらに、こちらのグッズも売られていました。
ガラス製コップやコーヒーミルだけに留まらず、
折り畳み傘やシューズまで売られていました。


arabica-13.jpg
さらに、こちらにはビニール傘まであります。
こちらも、商品のようです。


arabica-14.jpg
自分のコーヒーが、出来上がったようです。
こちらの商品は保温用の紙コップに注ぎこまれます。
必要なら、こちらの備品を使用します。
紙コップのフタに、紙ナプキン、砂糖やフレッシュミルクですね。
さらに、ガムシロップや木製マドラーまであります。


arabica-15.jpg
こちらには飲食スペースもあるのですが、
お客さんで溢れている状態ではほぼ機能していません。
ですから晴れていれば、商品を受け取ったお客さんは
大堰川(桂川)の堤防の上に腰かけて、
そのままその位置でコーヒーを飲んでおられました。


arabica-16.jpg
では自分も大堰川(桂川)の堤防に腰かけて、
こちらのコーヒーを戴きます。
自分はその場で戴いたので、紙コップにフタをしませんでした。


arabica-17.jpg
紙コップの中身は、エスプレッソコーヒー(350円)と真水です。
自分はコーヒーを戴くときは、砂糖など何も入れません。
コーヒー本来の苦みと香りを楽しみたいからです。


arabica-18.jpg
こちらが、エスプレッソコーヒーです。
しっかり泡立っているのは、美味しさの証明です。
先述の通り自分はガツンと苦いコーヒーが好きなのですが、
このエスプレッソコーヒーは濃くて苦く香り高いですね。


arabica-19.jpg
大堰川(桂川)の堤防に腰かけて、こちらを眺めていました。
大堰川(桂川)南岸は、嵐山と岩田山が並びます。
今回ブログの撮影日は2022年10月下旬でしたが、
紅葉シーズンになるとこちらは絶景になります。
晴れていれば、こういう風景を見ながらコーヒーを戴きます。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

喫茶 喜多西

ホームに戻る
kitanishi-1.jpg
店名:喫茶 喜多西         業種:町家カフェ
営業時間:午前9時~午後3時   定休日:不定休
座席数:20
デリバリー:後で調べます   テイクアウト:後で調べます
住所:下京区膏薬辻子綾小路上る736
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


kitanishi-2.jpg
京都駅北側市バスターミナルから50系など
西洞院通を北上する市バス路線に乗って、約20分。
こちらは、「西洞院仏光寺」バス停です。
今回は、こちららから膏薬辻子沿いの町家カフェに向かいます。
一時期改装のために閉店されていましたが、
現在は営業を再開されています。


kitanishi-3.jpg
「西洞院仏光寺」バス停で、西洞院通を北に向いています。
目の前で西洞院通は、仏光寺通と交差していますね。


kitanishi-4.jpg
「西洞院仏光寺」交差点南西角で、東を向いています。
ここからは、目の前の横断歩道を渡ります。


kitanishi-5.jpg
先程の横断歩道を東に渡り、
仏光寺通から西洞院通を北に向いています。
次は、この西洞院通を北上します。


kitanishi-6.jpg
仏光寺通から、西洞院通を約100m北上しました。
右(東)側に、綾西児童公園が見えてきました。
こちらは、ウチのブログにもよく登場しますね。
時間帯の関係で、たくさんの方々が遊ばれてます。


kitanishi-7.jpg
先程の位置から、西洞院通をさらに50m北上しました。
ここで西洞院通は、綾小路と交差します。


kitanishi-8.jpg
西洞院通から、綾小路を西に向いています。
祇園祭前祭宵山期間中に、この先で芦刈山が立ちます。


kitanishi-9.jpg
今度は西洞院通から、綾小路を西に向きました。
ここからは、この綾小路を東に進みます。


kitanishi-10.jpg
西洞院通から、綾小路を東に約50m進みました。
この先が、祇園祭前祭宵山期間中に伯牙山会所になる
重要文化財杉本家邸宅です。
その杉本家邸宅の西側から北に、
膏薬辻子(こうやくのずし)という路地が伸びています。


kitanishi-11.jpg
綾小路から、膏薬辻子を北に向いています。
石畳の路地の左(西)側にお酒を出す飲食店が並び、
右(東)側には杉本家邸宅の塀が続きます。
先ずは、膏薬辻子を突き当たりまで進みます。


kitanishi-12.jpg
綾小路から、膏薬辻子を約50m北上しました。
この突き当りの京町家が、今回ブログのメイン
町家カフェの喫茶喜多西です。


kitanishi-13.jpg
喫茶喜多西の前から、膏薬辻子を東に向いています。
膏薬辻子は四条通まで蛇行する石畳の路地で、
建ち並ぶ京町家に様々なお店が入っています。
元々は空也上人平将門の怨霊を鎮める祠を建てたのが、
こちらの路地の発祥です。
「くうやのずし」が訛って、「こうやくのずし」になりました。
現在も、この先に平将門の祠がいらっしゃいます。
ただコロナ禍で飲食店がだいぶ撤退されて、
あちこち空き家が目立ちます。


kitanishi-14.jpg
では、喫茶喜多西の店頭に戻ります。
実は自分はこちらによく通っていたのですが、
2018年ごろ一時期閉めておられました。
それがこちらの改装のためだったらしく、
2018年の年末までには営業を再開されていました。
自分はそれを知らず、数年こちらには来ていませんでした。


kitanishi-15.jpg
店頭には、こちらのメニューが書かれていました。
喫茶喜多西は文字通り喫茶店ですが、
このような食事メニューも充実しています。
実は、自分はここの鍋焼きうどんが大好物です。


kitanishi-16.jpg
喫茶喜多西に、入店しました。
改装前より座席数が半分くらいになっていますが、
それでも20脚くらいはイスが並びます。
厨房のそばにカウンター席があって、
その脇にテーブルが並んでいます。
土足でここまで来られるように床が改装されていますが、
壁の様子や部屋割りなど、京町家の構造も残っています。


kitanishi-17.jpg
テーブル席の北側に、坪庭がありました。
こちらを眺めながら、注文したものを待っていました。


kitanishi-18.jpg
京町家は構造上粒庭の隣はトイレが多いのですが、
こちらの坪庭の隣は喫煙室です。
煙草はこの店ではこちらでしか吸えませんので、ご注意ください。


kitanishi-19.jpg
喫茶喜多西の壁に、くろーばー結び四条新町店
チラシが貼り付けてありました。
直線距離で約100mですが、何か関係があるのでしょうか。


kitanishi-20.jpg
では、こちらの席に就いて注文を待ちます。
その間、向こうの坪庭を眺めていました。


kitanishi-21.jpg
注文してから、約10分経ちました。
すると、こちらがやって来ました。
鍋焼きうどんも考えましたが、今回は和菓子セットにしました。
これで、合わせて600円です。


kitanishi-22.jpg
先ずはこちらの抹茶です。
こちらの店主は上手く泡立てられて、苦味がほとんどありません。
その分、旨味が際立つ一服です。


kitanishi-23.jpg
そして、こちらがセットの和菓子です。
確か、「したたり」という銘でした。
黒砂糖を水で溶いて、寒天で固めたものです。
小豆が一切入っていないので、水羊羹ではありません。
主成分が黒砂糖ですから、
黒砂糖の甘みや苦味、コクを味わうのには
これがいちばんの方法です。


547-22.jpg
こちらは、2018年3月8日にこちらに訪れたときのものです。
実は、自分は通常はこちらでこのような食事をしていました。


547-23.jpg
先述の通り、自分はこちらの鍋焼きうどんが大好物です。
カツオの出汁がそこまで塩辛くなく、味付けが完全に京風です。
寒い日にはこちらに訪れて、こちらを戴きたいですね。


547-24.jpg
その後コーヒーを注文したのですが、パウンドケーキも頼みました。
こちらは手作り洋菓子も名物で、こういう焼き菓子も人気です。


547-25.jpg
こちらが、そのパウンドケーキです。
1人前の紙製の焼き型に、
小麦や砂糖、卵などで作った生地を流し込んで焼かれています。
こちらでコーヒーを頼むときは、小型の洋菓子とともに戴きます。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店を検索できます。

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

京都ぱん Boulangerie mash kyoto

ホームに戻る
bmash-1.jpg
店名:baoulangerie mash kyoto   業種:手作りパン屋さん
営業時間:午前8時~午後7時半   定休日:火曜日と水曜日
飲食スペース:2Fがカフェ(後日別記事に掲載します)
住所:下京区東洞院通高辻通下る燈籠町568
(地図で確認されたい方は、ここをクリックしてください)


bmash-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、ここから祇園祭の保昌山会所の向かいに建つ
京町家のパン屋さんに向かいます。


bmash-3.jpg
自分が今まで乗っていた地下鉄車両が北上して、
「烏丸御池」駅に向かいます。
こちらは、普段と異なる近鉄電車の車両ですね。
近鉄京都線が京都市営地下鉄に乗り入れている関係で、
ときどき近鉄の車両が混じっています。


bmash-4.jpg
通常この「四条」駅では先程の写真に写る階段を上りますが、
今回は「四条」駅ホームをこのまま南下します。
この先にも、コンコース階に上がるエスカレーターがあります。


bmash-5.jpg
地下鉄「四条」駅ホームを南下して、
南側エスカレーターの許に辿り着きました。
こちらを上がると、「四条仏光寺」交差点方面に出ます。


bmash-6.jpg
そのエスカレーターに乗って、
地下鉄「四条」駅コンコース階に上がってきました。
では、こちらを南下します。


bmash-7.jpg
先程の位置から、「四条」駅コンコース階を約10m南下しました。
では、この地下鉄「四条」駅南側改札口から駅を出ます。


bmash-8.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅南側改札口を出ると、
切符売り場で突き当たります。
ただ、この左右(東西)に、地上へ上がる階段があります。


bmash-9.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅から、左(東)を向きました。
今回は、この5番出口から地上に出ます。


bmash-10.jpg
市営地下鉄烏丸線「四条」駅南側改札口から、
5番出口の階段を上がってきました。
地上に上がる前に、こちらのファミリーレストランがあります。
実は、こちらには自分もときどき通っています。


bmash-11.jpg
そのファミリーレストランに背を向けると、さらに階段を上れます。
こちらから地上に上がると、烏丸通に出ます。


bmash-12.jpg
地下鉄烏丸線「四条」駅5番出口から、地上に出ました。
この辺りで烏丸通は、仏光寺通と交差します。


bmash-13.jpg
「仏光寺烏丸」交差点で、烏丸通を北に向きました。
このまま約100m北上すると、「四条烏丸」交差点に出ます。


bmash-14.jpg
烏丸通から、仏光寺通を東に向いています。
ここを先に進むと、浄土真宗佛光寺派本山佛光寺が建っています。
その境内に、D&Departmentという雑貨屋と
D食堂が建っています。
さらに周囲に、Cafe marbleという町家カフェがあります。


bmash-15.jpg
今度は烏丸通から、仏光寺通を西に向きました。
こちらを進むと、桜の名所菅大臣神社がいらっしゃいます。


bmash-16.jpg
さらに仏光寺通から、烏丸通を南に向いています。
今回は、この烏丸通を南下します。


bmash-17.jpg
仏光寺通から、烏丸通を約50m南下しました。
こちらは、八坂神社の境外末社の大政所御旅所です。
もともとこちらは、祇園祭神輿巡行の際の御旅所でした。


bmash-18.jpg
八坂神社大政所御旅所の前から、烏丸通を約70m南下しました。
ここで烏丸通は、高辻通と交差します。


bmash-19.jpg
烏丸通から、高辻通を東に向いています。
では、ここからは高辻通を進みます。


bmash-20.jpg
烏丸通から、高辻通を約100m東に進みました。
ここで高辻通は、東洞院通と交差します。
約100m先の高辻通沿いに、浄土真宗佛光寺派本山佛光寺が見えます。


bmash-21.jpg
高辻通から、東洞院通を南に向きました。
ここからは、こちらを南下します。


bmash-22.jpg
高辻通から、東洞院通を約30m南下しました。
こちらは、保昌山の会所です。
とは言え、他の会所同様普段は空き家です。


bmash-23.jpg
そして東洞院通の向かい(西)側に、今回ブログのメイン
京都ぱんBoulangerie Mash Kyotoがあります。
京町家の手作りパン屋さんですね。
実はカフェも併設されていますが、
そちらへは別日に訪れたいと思います。


bmash-24.jpg
入店してこちらの取材許可を求めたところ、
積極的に許可を出していただきました。
ただ自分が取材している間、すっとお客さんで賑わっていました。
そちらを上手くフレームの外に出しながら、店内を撮影しました。
取り敢えず、こちらのアルコールジェルを写します。


bmash-25.jpg
店内の棚の上に、こちらのバゲットが置かれていました。
正直このお店のイメージは「バゲットのお店」なのですが、
こちらはすべて予約済でした。
何しろ人気店なので、早くしないと売り切れてしまいます。


bmash-26.jpg
ただこのお店に入って最初に目にするのは、こちらです。
菓子パンやサンドイッチが並びます。
このお店のサンドイッチは、小さいバゲットに挟まれていますね。


bmash-27.jpg
こちらの棚には、食パンが並びます。
かなりもちもちした柔らかいパンですね。
その下には、サンドイッチです。


bmash-28.jpg
さらにレジ脇には、洋菓子が並びます。
いちばん目に付くのはプリンですが、
シュークリームのようなものもあります。


bmash-29.jpg
こちらのお店から、帰宅しました。
今回は、こちらを持ち帰りました。


bmash-30.jpg
今回は、こちらを買いました。
バゲットのサンドイッチ(265円)と食パン(265円)です。


bmash-31.jpg
そして、帰宅してすぐにサンドイッチを戴きました。
ちょうどティータイムだったので、
自動販売機で買った抹茶ラテを温め直して、カップに入れました。


bmash-32.jpg
バゲットに挟まれたサンドイッチは何種類かあるのですが、
今回はソーセージとゆで卵、チーズが入ったものを買いました。
バゲットの美味しいお店ですから、
取材中はこういうサンドイッチがよく売れていました。


bmash-33.jpg
食パンは、翌日の朝食にしました。
せっかくなのでトーストではなく、焼かずに戴きました。


bmash-33.jpg
食パンに挟まれているのは、目玉焼きとソーセージです。
しっかりもちもちしているので、
こういう焼いたものを挟む方が美味しいですね。

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
佐奈ざまの店の検索が、可能です。

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第885回 紅葉の蚕の社~下嵯峨紅葉散策~その1

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

885-1.jpg
2022年も、紅葉シーズンとなりました
今回(2022年)は、2020年に企画していたコースを散策します。
その2020年はコロナ禍で「蜜」を防ぐ意味で梅小路公園を散策し、
翌2021年も人混みが少ない伏見区深草地区を訪れました。

今回の紅葉散策は、歴代10か所と異なる回り方をしています。
今回は嵐電(京福電車)を利用して、各観光地を移動しました。
京都駅前地下の市バス・地下鉄案内所で、こちらを購入しました。
地下鉄・嵐電1デイチケット(1200円)ですね。
こちらを使えば、地下鉄と嵐電(京福電車)が一日乗り放題です。
地下鉄で京都駅から「太秦天神川」駅まで進み、
そこから嵐電(京福電車)に乗って3か所以上利用すれば、
あとはこちらの方がお得になります。
今回はこちらを利用して、下嵯峨地区中心に回りました。
ちなみに右京区下嵯峨地区は、
右京区太秦地区と右京区嵯峨野嵐山地区との間にあります。
という訳で、先ずは右京区太秦地区から回ります。


885-2.jpg
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
「烏丸御池」駅で市営地下鉄東西線に乗り換え、
終点の「太秦天神川」駅まで来ました。
今回は、この駅から蚕の社木嶋神社に向かいます。
撮影日は、2022年11月23日勤労感謝の日の水曜日午前11時。
TV報道とは異なり、まだ結構青紅葉でした。


885-3.jpg
地下鉄東西線「太秦天神川」駅ホームを移動し、
こちらの階段の前まで来ました。
では、こちらを上がります。


885-4.jpg
先程の階段から、「太秦店川」駅コンコース階まで上がりました。
次は目の前の改札口から、地下鉄東西線「太秦天神川」駅を出ます。


885-5.jpg
市営地下鉄東西線「太秦天神川」駅を出ると、
真正面にエスカレーターがあります。
では、このエスカレーターに乗って地上に上がります。


885-6.jpg
地下鉄東西線「太秦天神川」駅から。地上に出ました。
この日(2022年11月23日)は、結構雨が激しい時間帯がありました。
目の前が広場になっていて、その先(南)側はサンサ右京です。
右京区役所や保健所、右京中央図書館などの複合施設ですが、
一部はマンションや商業施設にもなっています。
その右(西)側は、三条通が伸びていますね。
この辺りの様子は、第54回ブログを参照してください。


885-7.jpg
地下鉄東西線「太秦天神川」駅の前で、三条通を南東に向きました。
この辺りの三条通は、北西~南東に伸びています。
約30m先の横断歩道を渡って、
多くの方々が三条通上の中央分離帯に向かっています。
こちらが、嵐電(京福電車)「嵐電天神川」駅です。
ただ直後にこの近所の「蚕の社木嶋神社」に向かいますので、
今回はこの先から嵐電(京福電鉄)に乗ります。
そうそう、「嵐電天神川」駅向かいのarrows
この日(20022年11月23日)も営業中でした。


885-8.jpg
その位置で、三条通を北西に向いています。
今回は、こちらを進みます。


885-9.jpg
地下鉄東西線「太秦天神川」駅から、
三条通を約100m北西に進みした。
ここで三条通は、御池通と交差します。
つまり、ここはある意味奇妙な「三条御池」交差点です。
(三条通と御池通はどちらも通常東西に伸びる通りですが、
それがこの辺り限定で三条通が曲がっているので、
このような交差点が存在します)


885-10.jpg
「三条御池」交差点南東角から、
「三条御池」交差点北東角への横断歩道に向いています。
では青信号に変わりましたので、こちらを渡ります。


885-11.jpg
横断歩道を渡り、三条通から、御池通を東に向いています。
右(南)側に、先程のサンサ右京が見えますね。
こちらをずっと進むと、精肉店のやまむらやに辿り着きます。


885-12.jpg
御池通から、三条通を北西に向いています。
この先のマンションに、しまむらがテナントで入っています。
ここからは、三条通をそのまま北西に進みます。


885-13.jpg
御池通から、三条通を北西に約50m進みました。
この位置で、三条通から真北に木島大路が伸びています。
このまま約50m三条通を進むと、
嵐電(京福電車)「蚕の社」駅があります。


885-14.jpg
三条通から、木島大路を真北に向いています。
ここからは、この木島大路を北上します。


885-16.jpg
三条通から、木島大路を約250m北上しました。
ここで木島大路は、太子道と交差します。


885-17.jpg
木島大路から、太子道を東に向いています。
右(南)側に見えるコンビニエンスストアは、10年前にもありました。


885-18.jpg
今度は太子道から木島大路を北に向いています。
約700m北上すると、JR嵯峨野線「花園」駅に出ます。


885-19.jpg
さらに木島大路から太子道を西に向いています。
では、この先の鳥居の脇のカエデ並木に向かいます。


885-20.jpg
こちらは、木島坐天照御霊神社です。
自分は、通常「蚕の社」木嶋神社と呼んでします。
実は、古すぎて創建時代が不明の神社です。
弥生時代まで遡る説があるほどです。
こちらにはこのブログで何度も訪れていますが、
そのたびにカエデの木が多いことに気付いていました。
ですから紅葉シーズンに訪れれば絶景になると思ったのですが、
予想通り結構な状態になっていました。


885-21.jpg
木製の鳥居をくぐり、「蚕の社」木嶋神社境内に入ります。
左(西)側の紅葉は、約半分紅く染まっています。
2022年の京都は11月半ばから「紅葉見頃」と報道されていましたが、
少なくともこの神社は見頃がもう少し先のようです。


885-22.jpg
木製鳥居をくぐると境内は南北に細長く、
石畳の道を約100m北上した先に本殿がいらっしゃいます。
木製鳥居から「蚕の社」木嶋神社境内を約10m北上すると、
この神社の社務所があります。
自分と母の周囲には参拝者が数人いらしたのですが、
社務所内には誰もいらっしゃいませんでした。
実はこの神社の周囲に「このしま保育園」があるので、
(「蚕の社」木嶋神社が経営する保育園です)
園児たちの声でかなり賑やかなのですが、
日曜日や祝日はかなり静かな場所になります。


885-23.jpg
その社務所脇に「かいこの社」と書かれた
石碑のようなものがありますが、
こちらがこの神社の手水舎です。
また、その脇に風水版のような形の石像があります。
こちらの神社は何かと謎めいた神社かのように紹介されますが、
こういう石盤があるからでしょうね。


885-24.jpg
「蚕の社」木嶋神社社務所の前で、境内を向いています。
この先に「蚕の社」木嶋神社拝殿がありますが、
その周囲もカエデが密集しています。
またこちらと拝殿との中間点に、
左(西)に伸びる石畳の道があります。

885-25.jpg
その石畳の道のT字路で、境内を西に向きました。
こちらに石製鳥居があり、両脇にキツネ像が並びます。
明らかに、稲荷社がいらっしゃる印ですね。
「蚕の社」木嶋神社は大きな森に囲まれていますが、
こちらは「元糺の森」と呼ばれています。
下鴨神社南側に広がる糺の森と似た名称ですが、
この糺の森が平安京遷都(794年)直後はこちらにありました。
元糺の森は19世紀後半の明治時代に削られて
だいぶ宅地化されてしまいましたが、
今でもそこそこの面積が残されています。
では、その今も残る元糺の森の最南端にいらっしゃる
こちらの稲荷社に向かいます。


885-26.jpg
石製鳥居をくぐり境内に流れていた小川跡に架かる橋を渡って、
その稲荷社に入ってきました。
こちらは、複数の社と祠が点在されています。
そちらを1柱ずつお参りします。


885-27.jpg
では、祠の稲荷社にお参りします。
木々に隠れていますが、左(西)側にもう1柱いらっしゃいます。
6年前に訪れたときと異なり、祠が立派な囲いに覆われていました。


885-28.jpg
その祠の前で、左(西)を向きました。
目の前に洞穴があってその奥に社がいらっしゃいますが、
先に右(北)側をお参りします。


885-29.jpg
その北側の道の先は、この辺りです。
先ずは、右(東)側の稲荷社にお参りします。
こちらも、だいぶ立派になっていました。


885-30.jpg
その稲荷社の脇に、こちらの石碑が立っています。
「白塚」と書かれていますが、
おそらく後述の洞穴の社のもともとの名称でしょう。


885-31.jpg
石を組み上げた小山に奥へ通じる洞穴があって、
その奥に白清社がいらっしゃいます。
中にはキツネが描かれた板が釘で打ち付けてあり、
そちらがこちらのご神体です。
賽銭箱の真下が少し掘られていて、
状況からもともとこちらに石棺があったと思われます。
要するに、こちらはもともと古墳(古代のお墓)です。
ご神体が「キツネ」ですから稲荷社の一種ですが、
どちらを稲荷神と考えても「死霊神」の側面があります。
(人を殺す「死神」ではありません。
死者の魂を鎮める神様です)
ですから古いお墓の周囲に稲荷社が多いですね。

初めてこちらを訪れた際にこちらが気になり、
相当調べてこちらの出自を知りました。
元糺の森が宅地化されていく明治時代以前は、
この辺は鬱蒼とした森でこの古墳の存在は忘れられていました。
こちらが見つかって考古学者が発掘して、
さらに破壊することになっていたのですが、
近所の右翼団体の方々がこれに抗議して
近くの蛇塚古墳の賽銭箱を持ち込み、
「ここは神社だ。発掘と破壊は許さん」
そうおっしゃって、こちらを守られたようです。
以来こちらは白清社となりました。


885-32.jpg
白清社に背を向き、境内を東に向きました。
では石製鳥居をくぐり橋を渡って、T字路まで戻ります。


885-33.jpg
「蚕の社」木嶋神社境内のT字路に戻り、約50m北上しました。
こちらが、この神社の拝殿です。
この先(北側)に、木嶋神社と蚕養神社の本殿がいらっしゃいます。


885-34.jpg
「蚕の社」木嶋神社拝殿の前で、左(西)を向きました。
この先に休憩所があって、この辺りが紅葉の絶景ポイントです。
……のですが、2022年11月23日段階ではまだ5分の染まりです。
ここが絶景になるのは、11月末日くらいでしょうね。


885-35.jpg
「蚕の社」木嶋神社拝殿の西側を北側に向いています。
本殿のさらに西側に赤く染まった木々が並びます。
本殿にお参りする前に、そちらに向かいます。


885-36.jpg
そちらは、竹垣で囲まれています。
その先にはもう涸れてしまった泉があって、
その水源部分に三角鳥居があります。
こちらは京都御苑内の厳島神社(旧九条邸)の破風鳥居、
北野天満宮の末社「伴氏社」の鳥居と並ぶ「京都三珍鳥居」です。


885-37.jpg
その三角鳥居を竹垣の隙間から撮りました。
あちこちの本に「三角鳥居は、ここにしかない」と書かれていますが、
実はそこそこ三角鳥居は日本全国に点在します。
三角鳥居の中心に紙垂が立っていますが、
かつて紙垂の位置から地下水が湧いていました。
「謎の三角鳥居」と呼ばれていますが、
湧水を神様として信仰する場所に、こちらが置かれるようです。


885-38.jpg
三角鳥居の前から、境内を北東に向きました。
この先に、「蚕の社」木嶋神社本殿がいらっしゃいます。


885-39.jpg
こちらが、木嶋坐天照御霊神社(「蚕の社」木島神社)本殿です。
主神の天之御中主神他、5柱がご祭神です。
右京区太秦地区の始まりは、秦酒公
雄略天皇に「うず高く」献上した絹織物に対する返礼として、
この地を賜ったことによるものです。
(「うず高く」→「うじまさ」→「うずまさ」と訛っていきました)
もともとこちらには別の豪族がいたのですが、
天皇家に反乱を起こし一族皆殺しにされて、
その直後に秦酒公がこの地を賜りました。
そして太秦に秦酒公が入植した際に、
この地にこの神社を創建したのが定説です。
ちなみに、ここは元々滅亡した豪族の宗教施設でした。
ただ元の宗教施設も遡ってみると、
こちらの創建はさらに古いと考えられます。
ちなみに、こちらの東隣にも「蚕養神社」がいらっしゃいます。
こちらは末社ではなく、
「蚕の社」木嶋神社と対等な関係です。

ここから嵐電(京福電車)「蚕の社」駅に向かい、
さらに別の神社仏閣に参りますが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、太秦広隆寺に向かいます~

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第886回紅葉の広隆寺~下嵯峨紅葉散策~その2

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

885-39.jpg
前回ブログで紅葉シーズンの木嶋坐天照御霊神社本殿にお参りました。
要するに、「蚕の社」木嶋神社ですね。
今回はこちらから嵐電(京福電車)「蚕の社」駅に向かい、
「太秦広隆寺」駅まで進んで、広隆寺を散策します。
撮影日は、2022年11月23日勤労感謝の日の水曜日午前11時半。
今回の散策では、広隆寺がいちばん見頃でした。


886-1.jpg
木嶋坐天照御霊神社本殿の脇に、こちらが置かれていました。
小さな石がくっついて、大きな石になっています。
要するに、細石(さざれいし)ですね。
「君が代」にも、歌い込まれています。


886-2.jpg
さらに本殿脇に、こちらが貼られていました。
こういうことをする方が、いらっしゃるのですね。
何か怪しい儀式のようですが、多分神社の木材が傷みます。


886-4.jpg
木嶋坐天照御霊神社拝殿まで南下して、
この神社の境内を南に向きました。
では、このまま鳥居の方に南下します。


886-5.jpg
木嶋坐天照御霊神社拝殿から、約50m南下しました。
鳥居の向こう(南側)に、「このしま保育園」が見えます。
ではこの鳥居をくぐり、太子道を出ます。


886-6.jpg
木嶋坐天照御霊神社の前で、太子道を西に向いています。
こちらを約500m進むと、太秦広隆寺に辿り着きます。
そちらは、第420回ブログと同じコースになります。
ただ今回は嵐電(京福電車)を利用するので、
南側にある「蚕の社」駅を目指します。


886-7.jpg
今度は同じ位置で、太子道を東に向きました。
この先で、太子道は木島大路と交差します。


886-8.jpg
太子道から、木島大路を南に向いています。
ここからは、木島大路を南下します。


886-9.jpg
太子道から、木島大路を約250m南下しました。
石製鳥居をくぐると、木島大路は三条通と交差します。


886-10.jpg
木島大路から、三条通を北西に向いています。
ここからは、三条通を北西に進みます。


886-11.jpg
木島大路から、三条通を南西に約50m進みました。
目の前の横断歩道から先の三条通は、
約500m先の広隆寺前まで「三条太秦繁栄会商店街」です。


886-12.jpg
この横断歩道の先に、嵐電(京福電車)「蚕の社」駅があります。
ではこの横断歩道を渡り、「蚕の社」駅に向かいます。


886-13.jpg
その横断歩道を渡りました。
こちら側は、四条大宮行き(嵐電天神川行き)のホームです。
ですからこちらの踏切を渡り、あちら側のホームに進みます。


886-14.jpg
踏切を渡り、北西に向いています。
嵐電(京福電車)の各駅は、ほぼ無人駅で構成されています。
また、現在(2022年11月23日)は「蚕の社」駅は拡張工事中です。
ですから、このような鉄パイプ製の階段でホームに上がります。


886-15.jpg
こちらが、嵐電(京福電車)「蚕の社」駅ホームです。
手前の「嵐電天神川」駅とは、約300mしか離れていません。
ちなみに、「太秦広隆寺」駅とは約500m離れています。


886-16.jpg
嵐電(京福電車)各駅には、最寄りの観光地の写真が貼られています。
「蚕の社」駅には、木嶋坐天照御霊神社の三角鳥居ですね。
この写真にあるように、約10年前まで三角鳥居の中心から
滔々と水が湧いていました。


886-17.jpg
自分と母がこちらに来て、約3分経ちました。
すると、嵐山行の車両がやって来ました。
嵐電(京福電車)には急行がなく、すべて各駅電車ですが
その分発射する間隔が短く、約10分おきに電車が来ます。


886-18.jpg
嵐山行の嵐電(京福電車)の車両が停車しました。
こちらは、2両編成ですね。
自分が子供のころは1両編成が多かったのですが、
最近は2両編成が多いです。
多分乗客が増えているのでしょうね。


886-19.jpg
自分と母が嵐電(京福電車)に乗り込むと、電車が動き出しました。
嵐電(京福電車)は各駅が無人なので、
降車時に車内で運賃を払います。
ほとんど京都市バスと同じシステムですので、
自分が降りたい駅が近づくと、このボタンを押す必要があります。


886-20.jpg
次の目的地「太秦広隆寺」駅は1駅先なので、約2分で到着しました。
通常はこちらに運賃を入れるのですが、
自分と母は先に1デイパスを購入しているので、
機械の上の方にそのパスを入れます。
するとパスに日付が記録されて、
このパスはその日だけどこまでも使用できるようになります。


886-21.jpg
「蚕の社」駅から、1駅先の「太秦広隆寺」駅に着きました。
嵐電(京福電車)の駅は通常無人で改札口がないのですが、
「太秦広隆寺」駅のホームは民家に直結しています。
不動産屋さん風に言えば、「駅まで徒歩0分」の物件です。


886-22.jpg
自分と母が今まで乗っていた嵐電(京福電車)の電車が、
次の駅の「帷子の辻」駅に向かっています。
先述の通り、こちらの駅には改札口がありません。
ですから、電車内で運賃を支払います。
(自分と母は、1デイパスを使いました)
この先に、今回ブログの目的地広隆寺が見えますね。


886-23.jpg
嵐電(京福電車)「太秦広隆寺」駅ホームで、反対(北)側を向きました。
「太秦広隆寺」駅ホームに、うどん 京冨がテナントに入っています。
一見すると安価な立ち食いそば屋ですが、
個人的には鴨川製麺所と双璧の京都随一のうどんの名店です。
ただ先がありますので、今回は素通りです。


886-24.jpg
嵐電(京福電車)「太秦広隆寺」駅を出て、三条通を西に向きました。
目の前に、「太秦」交差点があります。
ここからは、そのまま三条通を西に進みます。


886-25.jpg
「太秦」交差点で、三条通を西に向いています。
三条通はこのまま右に反れていきますが、
左にも分かれ道ができます。
この辺りにかつて大映の撮影所があったため、この通りは
嵐電(京福電車)「帷子の辻」駅前まで大映通商店街を形成します。


886-26.jpg
「太秦」交差点南西角で、北を向いています。
では横断歩道を渡り、太秦広隆寺に入っていきます。


886-27.jpg
太秦広隆寺の山門をくぐり、境内を北に向いています。
2022年11月23日は太秦も下嵯峨も
大半の神社仏閣の紅葉が5分染めでしたが、
広隆寺の紅葉だけは7分染めでした。


886-28.jpg
広隆寺三門から、石畳の道を北に向いています。
こちらでは、この石畳の道を順路に北上します。


886-29.jpg
石畳の道から、この辺りの紅葉を写しました。
もう完全に赤く染まっていますね。
その紅葉並木の裏(北側)には、重要文化財の講堂が建っています。
ただ2022年11月23日現在、こちらは修復工事中です。


886-30.jpg
とは言え広隆寺講堂脇から伸びているカエデは、
下半分がまだまだ青紅葉です。
紅葉に染まるのは、気温の降下と日差しの強さです。


886-31.jpg
広隆寺講堂の西側から、広隆寺境内を北に向いています。
この先(北側)に、重要文化財広隆寺太子殿があります。
広隆寺の事実上の本殿です。
堂内には、こちらのご本尊聖徳太子像がいらっしゃいます。
そして広隆寺太子堂の手前(南側)で、石畳が四つ辻になっています。


886-32.jpg
その四つ辻で、東を向きました。
こちらに手水舎がありますが、ご時世からか涸れていました。


886-33.jpg
手水舎の奥(東側)に、太秦殿の祠がいらっしゃいます。
こちらのご祭神は、秦河勝です。
聖徳太子に仕えた渡来人で、
右京区太秦地区一帯を支配した豪族でもあります。


886-34.jpg
広隆寺太子堂にお参りして、その四つ辻に戻り西を向きました。
このずっと先に、太秦広隆寺の駐車場があります。
修学旅行など観光バスでこちらに来ると、
こちらから広隆寺境内に入ります。


886-35.jpg
広隆寺境内で先程の四つ辻を西に約10m進み、北を向きました。
広隆寺講堂周辺とともに広隆寺境内最北端の霊宝殿周辺が、
2022年11月23日段階ではいちばん紅葉に染まっていました。


886-36.jpg
またこの辺りは、広隆寺太子殿の西側でもあります。
石畳の道の左(西)側の白壁と太子殿の辺りにも、
しっかり紅く染まったカエデ並木が続きます。


886-37.jpg
その白壁は、太秦広隆寺庫裏のものです。
ここから先は広隆寺の僧侶のプライベートスペースですので、
広隆寺庫裏には観光客は入れません。


886-38.jpg
広隆寺庫裏の脇に、広隆寺霊宝殿の拝観料を納める場所があります。
その場所から、広隆寺境内の石畳の道を北に向きました。
この先に広隆寺霊宝殿が建っていますが、
中の仏像の何体かが国宝です。
ですから、ここから北はまた撮影不可の地域になります。


886-39.jpg
広隆寺霊宝殿が撮影禁止地域なので、
こちらのパンフレットの写真で代行します。
こちらは、自分の分と母の分を重ねて掲載しています。
広隆寺霊宝殿には、こちらにいらっしゃる仏像のうち
重要文化財と国宝を納められてます。
全部で、50体ほどでしょうか。
太秦広隆寺と言えば、この弥勒菩薩像が有名です。
こちらは、中学校や高校の歴史の教科書に載っていますね。
ちなみに広隆寺霊宝殿収蔵の弥勒菩薩像が、国内の国宝第1号です。
ただ霊宝殿内の仏像では、弥勒菩薩像の向かいにいらっしゃる
巨大な千手観音像(重要文化財)が自分のお気に入りです。

では一通り広隆寺を散策しましたので、
次は嵐電(京福電車)「太秦広隆寺」駅経由で車折神社に向かいます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、車折神社を散策します~

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第887回 紅葉の車折神社 前編~下嵯峨紅葉散策~その3

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

887-1.jpg
前回ブログで太秦広隆寺の霊宝殿に向かい、
弥勒菩薩像を初め多くの国宝や重要文化財の仏像を拝みました。
現在はその霊宝殿を背に、広隆寺境内を南に向いています。
今回はここから嵐電(京福電車)に乗り、
右京区下嵯峨地区にいらっしゃる車折神社に向かいます。
撮影日は、2022年11月23日勤労感謝の日水曜日の正午。
この辺りから、雨足が弱まってきました。


887-2.jpg
広隆寺霊宝殿を出て、左(東)を向いています。
広隆寺太子堂の西側の紅葉がきれいですね。
この日(2022年11月23日)は、
この辺りの紅葉がかなり紅く染まっていました。


887-3.jpg
そしてカエデ並木の南側に、寒椿が満開でした。
……と言いますか、もしかすると山茶花かもしれません。
自分は、この違いがよく分かりません。


887-4.jpg
広隆寺霊宝殿から、境内を約50m南下しました。
ここで石畳の道が、左右(東西)に分かれます。


887-5.jpg
石畳の道のT字路で、東を向いています。
この背後(西側)には、広隆寺の駐車場があります。
この先に、広隆寺の手水舎があります。
(そちらには、前回ブログでお邪魔しました)


887-6.jpg
その手水舎の脇で、広隆寺境内を南に向いています。
この背後(北側)に、広隆寺太子堂があります。
事実上の広隆寺本堂ですね。
目の前には、広隆寺講堂が建っています。
(こちらは、現在修復中です)
では、広隆寺講堂の西側を南下します。


887-7.jpg
広隆寺講堂の周辺も、カエデ並木が紅く染まっていました。
では広隆寺講堂前を南下して、山門から広隆寺を出ます。


887-8.jpg
その三門から広隆寺を出ると、すぐ南側が「太秦」交差点です。
では広隆寺三門をくぐり、目の前の横断歩道を南に渡ります。


887-9.jpg
「太秦」交差点南西角から、三条通を東に向いています。
ここからは、三条通を東に進みます。


887-10.jpg
「太秦」交差点から、三条通を約50m東に進みました。
ここで三条通沿いに、嵐電(京福電車)「太秦広隆寺」駅があります。
嵐電(京福電車)の各駅は、無人なので改札口がありません。
ですから、このまま「太秦広隆寺」駅に入ります。


887-11.jpg
嵐山行きの嵐電(京福電車)「太秦広隆寺」駅ホームで、
約5分待ちました。
すると、「蚕の社」駅方面から嵐電(京福電車)の車両が到着しました。
嵐電(京福電車)は急行電車が存在しない分、
10分おきに次々電車がやって来ます。
ですから少々乗り遅れても、すぐに次の電車に乗れます。


887-12.jpg
嵐電(京福電車)の車両が、「太秦広隆寺」駅に停まりました。
では、この車両に乗り込みます。


887-13.jpg
2022年紅葉散策では嵐電(京福電車)をほぼ各駅で降りますが、
ここからは3駅この電車に乗り続けました。
「太秦広隆寺」駅の次は、「帷子の辻」駅でした。
嵐電(京福電車)北野線とのターミナル駅です。
この駅の東側の三条通上に踏切があるのですが、
そこが右京区太秦地区と右京区下嵯峨地区との境目です。
ですから、ここから本当の意味で「下嵯峨紅葉散策」です。

「帷子の辻」駅の次は、「有栖川」駅でした。
実際に、駅の近くに有栖川が流れています。
有栖川は、北嵯峨の大沢の池から
桂川に架かる上野橋(かどのはし)まで流れています。
駅の近くに姫ノ木弁財天がいらっしゃるのですが、
車窓から撮ろうとして失敗しました……

そして、さらに次の「車折神社」駅に到着しました。
ではこの駅で降りて、厳密な意味で下嵯峨紅葉散策を始めます。


887-14.jpg
「車折神社」駅で、嵐電(京福電車)の車両を降りました。
嵐電(京福電車)は降車時に運賃を支払うシステムですが、
自分と母は1デイパスを先に購入しているので、
パスを提示するだけで降りました。
「車折神社」駅にも改札口がありませんので、
目の前の石段から「車折神社」駅を出ます。


887-15.jpg
嵐電(京福電車)「車折神社」駅の石段から、南を向いています。
駅から小路1本隔てて、車折神社です。


887-16.jpg
嵐電(京福電車)「車折神社」駅の石段を下りて、
駅と神社の間の小路を西に向きました。
この先に持ち帰り用のカフェと居酒屋があります。
居酒屋の方は食事メニューも充実していて、
ランチタイムから開いていますね。
この日(2022年11月23日)は結構お客さんが入っていて、
カフェの方は行列ができていました。


887-17.jpg
嵐電(京福電車)「車折神社」駅の石段を下りて、南を向いています。
では、こちらから車折神社に入ります。


887-18.jpg
石製鳥居をくぐり、車折神社北端から境内を南下しています。
車折神社の北側は、結構紅葉が染まっていました。


887-19.jpg
車折神社は、南北に約300mととても細長い境内を有しています。
今回ブログでは、取り敢えず最南端の三条通まで進みます。
10年前に来たときよりも、樹木がだいぶ減っていますね。
ここから、車折神社の末社をそれぞれお参りします。


887-20.jpg
先ずは、こちらの地主神社にお参りします。
要するに、この辺りの土地神様ですね。


887-21.jpg
地主神社の前で、車折神社境内を南に向いています。
では、このまま周囲の末社にお参りしつつ南下します。


887-22.jpg
そして、こちらは滄海神社です。ご祭神は、弁財天です。
水神の弁財天がご祭神ですから、水に関係ある神社です。


887-23.jpg
滄海神社から、車折神社境内を南に向いています。
だんだん車折神社本殿が、近づいてきました。
では、さらに車折神社境内を南下します。


887-24.jpg
こちらは、車折神社末社の「清めの社」です。
目の前の円錐形の石が、ご神体です。
確か縁切り・縁結びのご利益があります。


887-25.jpg
「清めの社」の向かい(東)側に、さらに東に抜ける小径があります。
その奥に、天満天神社と神明神社がいらっしゃいます。
神明神社は徳川吉宗の新田開発の際に多く創建された神社で、
ご祭神は天照大神です。


887-26.jpg
「清めの社」から、車折神社境内を南に向いています。
この左(東)側が車折神社社務所で、右(西)側が本殿です。
ただ今回はさらに南下して、車折神社境内末社を先にお参りします。
車折神社本殿へは、次回ブログで参拝します。


887-27.jpg
車折神社北端から境内を貫いた石畳の道は、
こちらの枝垂れ桜で突き当たります。
車折神社は紅葉だけでなく、桜並木でも有名ですね。
ここからは、枝垂桜の右(西)側に進みます。


887-28.jpg
その枝垂桜から、車折神社境内を南西に向いています。
この辺りから、神社に寄付された方々の名前を記した
赤い木札があちこちに貼られていきます。


887-29.jpg
車折神社の枝垂れ桜から境内を南西に約10m進み、
石畳の道を南に向きました。
こちらから三条通まで、この道が約100m続きます。
ではここから南下して、この辺りの末社にお参りします。


887-31.jpg
先程の位置から車折神社境内を約10m南下して、東を向きました。
こちらは、芸能神社です。ご祭神は、天宇受売命です。
ご利益は、芸事の上達です。
そのせいか、芸能人の守護神としても祀られています。
いつの間にか車折神社自身よりも、有名になりました。


887-32.jpg
芸能神社の周囲に、赤い木札が多いです。
こちらに書かれているのは、映画俳優やタレントさんが多いです。
こちらの方々が実際に芸能神社に寄付されて、
この札を掲げてもらっているようです。
10年前と比べて、何倍もこの札が増えています。
その分、紅葉をはじめとした木々が何本か切られてしまっていますね。


887-33.jpg
芸能神社の向かい(西)側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
ご祭神は、清少納言です。
車折神社のご祭神は清原頼業で、清少納言の親戚です。
その縁で、こちらの神社に清少納言が祀られています。


887-34.jpg
その祠の裏(西)側に、葵忠社がいらっしゃいます。
ご祭神はよく知りませんが、おそらく清原氏の誰かでしょう。


887-35.jpg
葵忠社の南隣に、祖霊社がいらっしゃいます。
車折神社歴代神主の祖霊神が、こちらのご祭神です。


887-36.jpg
芸能神社の前で、車折神社境内を南に向いています。
両脇に、寄付された芸能人の名前が書かれた赤い木札が並びます。
では、この石畳の道を南下します。


887-38.jpg
芸能神社の前から、車折神社境内を約100m南下しました。
では、こちらからいったん車折神社境内を出ます。


887-37.jpg
先程の門をくぐり、石畳の道を南に向いています。
両側に、車折神社最南端の末社が並びます。
この左(東)側に、車折神社の駐車場があります。


887-40.jpg
車折神社最南端のうち、こちらが左(東)側の末社です。
愛宕神社なのですが、嵯峨野嵐山だけでなく下嵯峨の氏神様です。


887-39.jpg
愛宕神社の向かい(西)側に、龍神様が祀られています。
このすぐ南に伸びている三条通のすぐ南に西高瀬川が流れており、
さらに南に大堰川(桂川)が流れています。
実は、この辺りは昔から氾濫が多くて
水害除けにこちらの神社が創建されました。


887-41.jpg
その2柱の末社から、石畳の道を南に向いています。
この道は、約50m先の三条通で突き当たっています。
ですから、これ以上は南下しません。
さてここからは逆に北上して車折神社本殿に向かうのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は車折神社境内を北上して、嵐電(京福電車)に乗ります~

続きを読む

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

検索フォーム
プロフィール

ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
いただきました。

「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「京のお店 今日のお品」
緊急事態宣言後の
京都市街地で
コロナ騒動下でも
頑張っておられる
さまざまなお店と
その商品を
紹介して宣伝します。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
サイトやブログのリンク
シリーズごと読むなら、こちらから
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
ブログの訪問者数
 
現在の訪問者数
現在の閲覧者数:
カレンダー
10 | 2022/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ランキング参加バナー
ブログ村ポイント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: