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第951回 文子天満宮に参拝~花屋町通東から西~その3

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前回ブログで訪れたWALDEN WOOWDS KYOTOで、
コーヒーとカヌレを戴きました。
その間、窓から雅松児童公園を眺めていました。
10分くらいで飲食を終えるはずが、30分以上ここにいました。
今回はこのカフェを出た後、文子天満宮へ向かいます。
撮影日は、2023年5月25日木曜日午後4時。
本当はもっと先まで撮影するはずでしたが、
こんな時間ではもう少ししかすすめません。


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WALDEN WOOWDS KYOTO
2Fが飲食スペースでしたが、店員さんはいらっしゃいません。
ただ、常時かなりの数のお客さんがいらっしゃいます。
コーヒーとカヌレを戴いた後、下り階段付近に向かいます。
この角度でお客さんが写らない一瞬を利用して、こちらを撮りました。


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この回には店員さんがいらっしゃらないので、
飲食後の食器は階段の上り口に置きます。
また、この脇に飲む用のお水も置かれています。


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コーヒーカップを置いて、階段を見ています。
ここを下りて、WALDEN WOOWDS KYOTOを出ます。


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WALDEN WOOWDS KYOTOを出て、
花屋町通を西に向いています。
ここからは、この花屋町通を西に進みます。


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WALDEN WOOWDS KYOTOの前で、
花屋町通の向かい(南)側を向いています。
鉄柵の向こう(南)側が、雅松(わかまつ)児童公園です。
午後4時ともなれば、角度を変えると児童が遊びに来ていました。
ただ、誰も写らないように撮影しました。


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WALDEN WOOWDS KYOTOから、
花屋町通を2軒西に進みました。
こちらの自転車屋さんは、自分が子供のころにはありました。
文房具店や駄菓子屋さんと共に、
こちらのお店も「子どもの商店街」を形成していました。
自分が幼稚園児や小学生のころは、
子供にとって派手にデコレーションした自転車は
なくてもならないものでした。
(当時自転車をTVに出てくるキャラクターで装飾するのが、
とても流行っていました)


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WALDEN WOOWDS KYOTOから、
花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、高倉通と交差します。


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花屋町通から、高倉通を北に向いています。
この高倉通を北上すれば、第404回ブログのルートです。


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今度は高倉通から、花屋町通を西に向きました。
2013年ごろはこの辺り全て京町屋でしたが、
そのほとんどが壊されて別の家屋に変わっています。
(2013年当時の様子は、第110回ブログ参照)


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高倉通から、花屋町通を西に進んでいます。
この辺りで残っている京町屋は、こちらだけです。
ばったん床机も、健在ですね。


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高倉通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、間之町通と交差します。
第948回ブログに出てきた京都御苑間之町口に通じる道ですね。


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花屋町通から、間之町通を南に向いています。
ここからはブログ数回を使って、
花屋町通以南の間之町通を取材します。


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花屋町通から、間之町通を約50m南下しました。
間之町通の右(西)側に、文子天満宮がいらっしゃいます。


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こちらが、文子天満宮(あやこてんまんぐう)です。
京都市街地には、住宅地の1区画に小さな神社が
このようにいらっしゃることが結構あります。
こちらもそんな神社の1柱です。
菅原道真をご祭神とする天神社発祥の地でもあります。
奈良時代以前の天神社も幾柱か存在しますが、
そちらは、大己貴命(おおなむちのみこと)がご祭神です。
こちらの神社の縁起の詳細は、後述します。


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文子天満宮境内に入り、左(南)側に手水舎があります。
先ずは、こちらに向かいます。


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こちらが、文子天満宮の手水舎です。
手水舎に花を浮かべるのは近年多いのですが、
バラの花が置かれているのは珍しいですね。


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その手水舎と文子殿との間に、文子天満宮社務所があります。
お守りの購入とか御朱印を戴くとか、そういうところですね。


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一方文子天満宮境内の右(北)側には、
文子天満宮の末社が並びます。
こちらは、白瀧稲荷社ですね。
脇には、オガタマノキが立っています。


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オガタマノキの左(西)側にも、文子天満宮の末社が並びます。
右から順に、白太夫社、福部社、老松社です。
どちらも、菅原道真の家臣を神格化したものです。
日本全国の天満宮には、必ずいらっしゃいますね。


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そして文子天満宮境内の中央に、本殿がいらっしゃいます。
こちらのご祭神は、菅原道真です。
再建を繰り返して形式が変わっていますが、
こちらに平安時代に菅原道真を祀る祠を建てたのが、
文子天満宮の縁起です。
大宰府に追放された菅原道真が903年に崩御すると、
直後に天然痘が大流行して、
京都では多くの方々が亡くなられました。
菅原道真を追放した藤原時平と藤原忠平親子も
その天然痘で崩御されました。
「天然痘を流行させたのは、菅原道真の怨霊である」
すると、平安京(京都)で多くの人々に
このような話が流布しました。
そのころ多治比文子という女性が神託を受け、
自宅に菅原道真を祀る祠を設けたところ、
天然痘の流行が治まりました。
そして、多くの方々がこちらへお参りに来られました。
これが、現在まで続く「天神信仰」の始まりです。
(北野天満宮は、その直後に建立されました)


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文子天満宮本殿の右(南)側に、文子殿がいらっしゃいます。
こちらのご祭神は、多治比文子です。
……と言いますか、ここで問題があります。
それは多治比文子とは何者か、ということです。
女性であることは確定ですが、
実は何者かであるかは諸説いろいろあります。
有力なのは菅原道真の乳母説ですが、
生前の菅原道真とは見識の無かった巫女だった説も有力です。
まぁ約1,000年前、ここに多治比文子が居住していたのは事実です。


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文子天満宮の境内を一通り回りました。
では文子天満宮を出て、間之町通に戻ります。


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文子天満宮の前で、間之町通を南に向いています。
では、このまま間之町通を南下します。


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文子天満宮の2軒南隣に、浄土真宗大谷派光久寺があります。
この辺りには、近くの東本願寺の塔頭寺院が多いです。


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文子天満宮から、間之町通を約30m南下しました。
ここで間之町通は、上珠数屋町通と交差します。


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間之町通から、上珠数屋町通を西に向いています。
この辺りには、まだだいぶ京町屋が残っていますね。
約150m先で上珠数屋町通は、東本願寺に突き当たります。
そのため、この辺りには観光客が多いですね。


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今度は間之町通から、上珠数屋町通を東に向きました。
上珠数屋町通は渉成園最北端の道で、
約200m先で交差する河原町通付近が、前回ブログ最初の地点です。


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さらに上珠数屋町通から、間之町通を南に向いています。
ここから、間之町通は歩道付きの2車線の道路となります。
上珠数屋町通同様、間之町通にも明治時代市電が走っていました。


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上珠数屋町通から、間之町通を南下しています。
そろそろ2023年5月25日木曜日午後4時半です。
現在この先の渉成園に向かっていますが、
そちらは午後5時に門が閉じられます。
急いでも、中には入れなさそうです。


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上珠数屋町通から、間之町通を約50m南下しました。
こちらは、浄土真宗大谷派仏願寺です。
「六条道場」と書かれているのは、
江戸時代にこちらに佛教の研究機関があったからです。


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浄土真宗大谷派仏願寺の前で、間之町通を南に向いています。
では、このまま間之町通を南下します。


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浄土真宗大谷派仏願寺から、間之町通を約50m南下しました。
ここで間之町通は、正面通と交差します。


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間之町通から、正面通を西に向いています。
正面通を約150m西に進むと東本願寺御影門があるため、
この辺りには仏具店など東本願寺関連の施設が多いです。
右(南)側の団地も、東本願寺職員のための住宅です。
(東本願寺の職員ということは、大半が僧侶です)
正面通の詳細は、第688回ブログ参照です。


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その位置で東を向くと正面通は伸びておらず、
代わりに渉成園の門があります。
東本願寺の別荘である渉成園にはこちらから入れますが、
この時点で2023年5月25日木曜日午後4時半を回っています。
中に入っても、10分くらいで出ていかないといけません。
この渉成園の中には、別の日に取材し直します。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、渉成園を数年ぶりに散策します~

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第952回 渉成園の紫陽花~花屋町通東から西~その4

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間之町通から東を向き、渉成園の正門前に来ました。
渉成園は東本願寺の別荘で、東本願寺の約200m東に建っています。
今回から、この渉成園を散策します。
撮影日は、2023年6月1日木曜日午後2時。
この翌日に、大雨が降りました。


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渉成園正門をくぐり右(南)を向くと、渉成園の受付があります。
実は自分がここに入ったとき、
修学旅行生の中学生が10名ほど受付に並ばれました。
そちらを写すのを避けるため、
暫く守衛さんと雑談をさせて戴きました。
その直後に成人男性の集団が来られたのですが、
まぁこちらは大丈夫だろうと撮影を再開しました。


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受付で500円を納めて、渉成園に入っていきます。
通常はパフレットをもらうのですが、
同じものを何冊も持っているので、今回は遠慮しました。
(ブログ取材以外でも、自分は年に10回くらいここに来ます)
通常はこのまま奥に進むものなのですが、
自分は左(北)に向き直りました。
そちらに、ちょっと寄り道します。


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渉成園受付から、約10m北上しました。
こちらに、渉成園の休憩所があります。
厳密には、自動販売機と縁台が並んでいます。


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その休憩所の南隣に、藤棚があります。
まぁ藤の季節はもう終わっていますが、脇の青い紫陽花が満開でした。


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休憩所の脇にも、紫陽花が咲き乱れていました。
と言いますか、渉成園の紫陽花は青色が多いですね。


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休憩所には、縁台の周囲に自動販売機が2機ありました。
一方はジュースを売る普通の自動販売機でしたが、
こちらには水が売られていました。
ただし普通の水ではなく、「東本願寺の水」です。
東本願寺境内の井戸水ということではなく、
東本願寺が通常使用している水ということですね。


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取り敢えず東本願寺の水を飲んで、休憩しました。
そちらを飲み終わったら、ここから南下して受付前に戻ります。


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渉成園受付前に戻り、その位置で東を向きました。
正面に、大きな枝垂桜があります。
先ほどの守衛さんとの雑談の大半が、この木の話でした。
2023年は、割と早くから咲いていたそうです。
……と言いましても、こちらはソメイヨシノよりも遅咲きの桜です。
2023年は、4月上旬ごろが満開だったそうです。


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枝垂桜の裏(東)に、順路が指し示してあります。
ではこの順路通りに、左(北)に進みます。


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渉成園の枝垂桜の裏(東)側で、北を向いています。
では、ここからは順路通り進んでいきます。


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先ほどの位置から、渉成園内を約100m北上しました。
このまま北上すると、すぐに渉成園の駐車場に達します。
要するに、渉成園の北端ですね。
ですから、この辺りから順路は右(東)に曲がります。


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そこで、渉成園内で東に向きました。
ここからは、ここを直進します。


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先ほどの位置から渉成園内を東に進むと、
すぐにこの桜の木にぶつかります。
よく見ると、脇にさらに東に進む道があります。
渉成園にはもう少し東に桜並木が続いていますが、
この桜の木も、渉成園の象徴です。


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その桜の木の裏(東)側から、渉成園内をさらに東に向いています。
この先から渉成園の庭園に入っていきます。
目の前に塀と門のようなものが見えていますが、
厳密には渡り廊下とその切れ目です。


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一見門に見える渡り廊下の切れ目を通過すると、
渉成園内を東に向いています。
この位置から東が、渉成園の庭園です。
右(南)側の道を進むと、渉成園の中央部分に出ます。
ただ、今回は画面でも見切れている
いちばん左(北)に曲がります。


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先ほどの位置から渉成園内を5mほど北上すると、
小さな池が広がります。
その池の周囲に、臨池亭と滴翆軒という茶室が並びます。
臨池亭の左(西)側が、先程の駐車場です。
これらの内部は、通常は非公開です。
(たまに特別公開があります)


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その池の東側に、このような道が伸びています。
この辺りは、桜並木が続きます。
今回は、このまま渉成園内を直進(東に進む)します。


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先ほどの池から渉成園内を約5m東に進むと、
こちらの小川に出会います。
こちらは先程の池から、渉成園中央の印月池に流れ込みます。
この日(2023年6月1日)は渉成園全体に
宮大工さんや植木屋さんが入っていて
大規模な修復作業が行われていました。


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その小川を渡り、渉成園内を東に向いています。
今回ブログでは、蛇行しつつも東へと移動します。


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その東へ進む道の途中で、北を向きました。
石で囲まれた窪みがありますが、こちらは涸れた井戸です。
形が似ていることから、「亀の甲の井戸」と呼ばれています。


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「亀の甲の井戸」の前で、渉成園内を東に向いています。
ここで東に伸びる道は、南東に曲がります。


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そして、このまま渉成園内を南東に進むと、
渉成園庭園の中央部に辿り着きます。
桜並木を越えると、侵雪橋越しに印月池が見えます。


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侵雪橋よりこちら(北)側も印月池の一部なのですが、
近くに築島が迫っているので、まるで川のように見えます。
ここから東に進むと、その「川」沿いを進むことになります。


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こちらが、その「川」沿いの道です。
この辺りで、桜並木からカエデ並木に変わります。


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先ほどの位置から、カエデ並木を東に進んでいます。
紅葉シーズンになるとこの辺りは絶景に変わりますが、
このような「青もみじ」もなかなかですね。


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「青もみじ」の小径を東へ進んでいると、
カモが1羽だけ泳いでいました。
自分には「カモはつがい」という意識が強く、ちょっと意外でした。


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そのカモの脇をさらに東に進みます。
青もみじが鬱蒼と生い茂っていて、結構自分のお気に入りの場所です。


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そして時折脇から、小川が流れてきます。
その小川は、このような石橋で渡ります。


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先ほどの石橋を渡り東を向くと、すぐにこちらの石橋も渡ります。
その渡った先に、歌碑が並んでいます。
渉成園の所有者である東本願寺の先々代管主が
結構有名な歌人でしたので、その先々代管主の歌碑と並んで
仲の良かった高浜虚子の和歌もあります。


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その歌碑が位置より東に、石段があります。
この石段を上ると、回棹廊という橋に辿り着きます。
その辺りが、渉成園最東端です。
その先の塀を越えると、河原町通です。
第950回ブログの冒頭部分ですね。
ここからは渉成園内を蛇行しつつ南下するのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、渉成園の印月池周辺を散策します~

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第953回 侵月橋から見る風景~花屋町通東から西~その5

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前回ブログから渉成園に入り、その庭園の南東端に来ました。
この石段を上ると、「回棹廊(かいとうろう)」という橋に達します。
今回は渉成園内を南下して、こちらを出ます。
撮影日は、2023年6月1日木曜日午後2時半。
この日は夕方から雨が降りましたが、この時点は曇り空です。


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先ほどの石段を上がると、回棹廊の上に達します。
回棹廊は、屋根の付いた木造の橋です。
そして、回棹廊の中央に少し広くなった場所があります。
では渉成園南東端から、回棹廊を南に渡ります。


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その回棹廊の中央で、左(東)を向いています。
この塀の向こうは河原町通で、
おそらく正面通と交差する辺りでしょう。
目の前の藤棚が満開のころは、ここはなかなかの絶景になります。
この写真の角度が南にズレているのは、
フレームの左側にたくさんの植木職人がいらっしゃるからです。
この辺りの池の水が汚れていますが、
その清掃をされておられました。


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今度は回棹廊上で、西を向きました。
こちらは池の水がきれいで、桜の木が水面に写っています。
ちなみに、桜のシーズンにこちらも絶景に変わります。


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回棹廊の中央から、南を向いています。
では回棹廊を渡り、渉成園内の築島に移動します。


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回棹廊を南に渡り、渉成園築島を西に向いています。
ここからは左(南)側の築島の高い部分に沿うように、
目の前の小径を進みます。


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回棹廊から、渉成園築島を西に進んでいます。
右(北)側の印月池が、細長くて川のように見えます。
向かい岸の桜並木は、前回ブログで散策しました。


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その辺りの築島の脇に、こちらがありました。
築島の頂上部分に茶室があって、
そちらでお茶を嗜むために、こちらに井戸があります。


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その井戸の前で、渉成園築島を西に向いています。
とは言え築島は渉成園庭園のほんの一部ですから、
すぐに印月池に突き当たります。
そして、左(南)へと小径が折れ曲がります。


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その辺りで、渉成園築島を左(東)に向いて見上げました。
この石段を上れば、頂上部分の茶室に向かえます。


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その築島の頂上に、縮遠亭という茶室があります。
おそらく左側が待庵で、右側が茶室です。
ただ、ここ数年こちらは使われておりません。


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縮遠亭の前で、渉成園内を南に向きました。
こちらの石段を利用して、築島の南側に回り込みます。


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石段を下りて、渉成園築島の南側に到達しました。
この辺りも印月池なのですが……水面が赤や緑に染まっています。
養分の多い池が長い間日照し続けて、
植物プランクトンが大量発生してしまいました。
ですから植木職人さんが池の水を漉されてきましたが、
この辺りはまだこのような感じです。
たぶんですが数日経てば、この辺りもきれいになります。


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その位置で、渉成園内を東に向いています。
この辺りの印月池の水は清掃前なので、なかなか汚れています。
塀の向こうは河原町通なので、自動車の走行音が聞こえてきます。


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今度は先程の位置から、渉成園内を南西に向きました。
この築島の南側に、さらに築島があります。
そして2つの築島の間に堰を設けて、印月池の水を分離しています。
こちら側の池の水はとても汚れていますが、
向こう側の池の水はとても澄んでいます。


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先ほどの位置から、渉成園の築島を西に向いています。
この辺りの池の水は、とても澄んでいます。
ではこの石橋を渡り、築島を西に進みます。


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その石橋を歩いている途中で、印月池の水面を撮りました。
水紋がたくさんあるように見えましたが、
どうやらアメンボの大量発生のようです。


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石橋を渡って、渉成園の築島をさらに西に向いています。
この築島はそこまで大きくないので、突き当りまで西に進みます。


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この辺りが、渉成園の築島の南西端です。
こちらから、印月池に架かる侵雪橋が伸びています。
この侵雪橋が、渉成園庭園の中央です。
ではこの侵雪橋を渡り、向こう岸に移動します。


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侵雪橋の上で、渉成園内を南西に向いています。
渉成園が近景として見えますが、
その先に京都タワーを含む京都駅前の高層建築物が目に入ります。
京都駅から、この渉成園は徒歩約10分の距離です。
都市部に近い名勝庭園というのが、渉成園の醍醐味です。
実際バブル期にはここを更地にして、
高層ビル群を建てる計画もあったのですが、
様々な方々の尽力によりそれは中止になりました。


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侵雪橋を渡り切り、渉成園内を南西に向いています。
右(北)に進むと、前回ブログの臨池亭に辿り着きます。
今回はこのまま南西に向かい、順路を進めます。


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侵月橋を渡り、渉成園内を南西に進んでいます。
目の前に小川が流れていますが、
こちらは前回ブログの臨池亭前の池から印月池に流れ込んでいます。
ではこのまま石橋を渡って、小径を南西に進みます。


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さらに、渉成園内の小径を南西に進んでいます。
この辺りより北側に桜並木が広がりますが、
この時期は芝生の上にタンポポが咲いていました。


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こちらが、そのタンポポの群生地です。
すでに半分くらいが、綿帽子になっていますね。


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先ほどの小径の先には、芝生が広がります。
その芝生の先に、閬風亭(ろうふうてい)が建っています。
大きな仏間を有する施設ですので、
ある意味渉成園の本堂に当たります。
通常こちら側から中に入ることができませんが、
敷石がかなり大きいので、そちらに腰掛けてちょっと休憩です。


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渉成園内の閬風亭縁側下の敷石に腰掛け、
渉成園庭園を東に向いています。
こちらも、渉成園では代表的な風景です。
手前の芝生上では、コロナ禍以前にはよくイベントがありました。
縁台が設けられて、そこで茶会が行われていました。
もしかすると、今年(2023年)の秋にもあるかもしれません。
またこの位置から印月池を見ていると、
築島が直線状に並んでいます。
そのうち左(北)側の築島に、縮遠亭があります。
こちらの築島がこのような並びをしているのは、
それなりに理由があります。
この築島は、もともと豊臣秀吉が策定したお土居でした。
第950回ブログで河原町通が折れ曲がっていることを紹介しましたが、
上珠数屋町通以南もお土居は南西に伸びていました。
徳川家康が権力を握るとお土居を壊し、河原町通を造営しました。
ですからこの渉成園を造営する際に、
そのお土居の跡を取り込み、そのまま築島にしました。


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閬風亭と印月池の間に広がる芝生の上で、南に向いています。
ここからは見えにくいですが、このまま南下すると先に進めます。


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先ほどの芝生の上から、渉成園内を約50m南下しました。
すると芝生が途切れて、小径に変わります。
そして、この小径を突き当りまで南下します。


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その辺りで、小径から東を向いています。
この辺りが印月池最南端ですが、
目の前に漱枕居(そうちんきょ)という茶室が見えます。
ただし、こちらは現在修復工事中で様子は伺えません。


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漱枕居からこの小径をさらに約50m南下すると、
この先に見える塀に突き当たります。
この塀が渉成園の最南端で、その塀の向こうが下珠数屋町通です。
要するに、この辺りが渉成園庭園の南東端です。


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渉成園の南端部分は、いくつかの塀で仕切られた広場です。
その広場と広場は、このような門で往来できます。
ではあちらの門をくぐり、もう一つ西側の広場に写ります。


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渉成園南東端の広場から、一つ西の広場に移りました。
この辺りに何台か自動車が停まっていましたが、
庭園を整備される植木職人か漱枕居を修復される宮大工が、
乗車して来られたのかもしれません。


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この広場には、渉成園の大玄関があります。
この大玄関から渡り廊下を通って、
閬風亭などの室内に入ることができます。
つまり、ここが渉成園の正面です。
浄土真宗大谷派は徳川家康から土地を賜り、
烏丸通に東本願寺を建立し、そこを総本山としました。
そして徳川家光から賜ったこの土地に、
東本願寺飛び地境内として渉成園を造営しました。
こちらは東本願寺から約200m離れていますが、
渉成園も東本願寺の一部です。
ですからこちらは、浄土真宗大谷派が管理しています。


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渉成園大玄関を背後に、渉成園内で南を向いています。
こちらの門は閉じられていますが、
自分が子供だった頃はこの門から渉成園内に入れました。
まぁ大玄関前に近い門から入る方が、屋内に用があるなら便利です。
さらに自分が子供だった頃はここは拝観料無料でしたから、
こちらの門はよく利用しました。
当時は結構荒れていて、よく友人と一緒に探検ごっこをしました。


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その門の脇に、こちらが立っています。
こちらは、馬留ですね。
要するに馬で渉成園に来られた方は、ここに馬を繋ぎ停めるわけです。
自動車がまだ普及していなかった時代のものが残っているのは、
この渉成園が古くから存在した名残なのでしょうね。


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渉成園大玄関の前で、渉成園内を西に向いています。
このまま西に進むと公衆トイレ、受付と建ち並んでいますが、
こちらの順路は手前の小径を北上します。


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渉成園大玄関の前から約5m西に進み、北を向きました。
右(東)側の建物は、渉成園の職員詰め所です。
ただ、コロナ禍以前は売店も兼ねていました。
屋内で飲み物やアイスクリームを戴けるようになっていました。
また拝観者数が回復すれば、売店に戻るかもしれません。


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先ほどの位置から、渉成園内の小径を約100m北上しました。
ここから左(西)に、通路が伸びています。


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その位置で、渉成園内を西に向きました。
前回ブログで、この先に見える門から渉成園内に入ってきました。
つまり、これで渉成園内を1周しました。
そういえば、あちらにいらっしゃる警備員さんと
右(北)側に見える枝垂桜の話をしたのでした。


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では、この門から渉成園を出ます。
目の前で西に伸びる正面通をそのまま進むと、
約200mで東本願寺御影門に辿り着きます。
(正面通を西に進む様子は、第688回ブログを参照してください)
ただ今回はあくまで「花屋町通編」なので、
間之町通を北上して花屋町通に進んでから、
花屋町通を西に進みます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。

~次回は、六条通の玉姫稲荷社を参拝します~

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第954回 六条通の菊姫稲荷社~花屋町通東から西~その6

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

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こちらは、渉成園の門前です。
前回ブログまでかけて、渉成園を散策しました。
今回は渉成園を出て、花屋町通に戻ります。
撮影日は、2023年6月1日木曜日午後3時。
この時点では、まだ雨が降っていませんでした。


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渉成園の門を出て、間之町通から正面通を西に向いています。
このまま正面通を約200m西に進むと、東本願寺御影門です。
その間の正面通は、仏具屋さんや東本願寺関連施設が並びます。
その様子は、第688回ブログを参照してください。


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今度は正面通から、間之町通を南に向きました。
間之町通は、渉成園正門から約200m先の七条通で突き当たります。
渉成園から京都駅に向かうには先ず間之町通を南下して、
七条通を右(西)に進み、東洞院通か烏丸通で約200m南下します。


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今度は正面通(渉成園正門前)から、間之町通を北に向きました。
今回はこちらを進み、花屋町通に戻ります。


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正面通(渉成園正門)から、間之町通を約50m北上しました。
こちらに、浄土真宗大谷派仏願寺が建っています。
この辺りは東本願寺や東本願寺の飛び地境内の
渉成園が近いので、浄土真宗大谷派の寺院が多いです。
こちらに「六条道場」と書かれていますが、
江戸時代にこちらの寺院に仏教の研究機関がありました。


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浄土真宗大谷派仏願寺の前で、間之町通を北を向いています。
花屋町通に辿り着くまでは、間之町通を北上します。


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浄土真宗大谷派仏願寺の前から、間之町通を約50m北上しました。
ここで間之町通は、上珠数屋町通と交差します。


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間之町通から、上珠数屋町通を東に向いています。
この辺の上珠数屋町通は、渉成園北端の道です。
歩道付きの2車線の道は、京都市街地では幅広い道です。
これは、かつて市電が通っていた名残です。
(この間之町通の道幅が広いのも、同じ理由です)


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上珠数屋町通がそこそこ広い道なので、
こちらに横断歩道があります。
ではその横断歩道を渡って、上珠数屋町通北側歩道に移ります。


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その辺りに、こちらのブリキ製の表札がありました。
この表札では、上珠数屋町通を「上枳殻馬場通」と表示しています。
実は、地元民は渉成園を「枳殻邸」(きこくてい)と呼んでいます。
つまり、「渉成園の北側の道」という意味ですね。


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今度は間之町通から、上珠数屋町通を西に向きました。
こちらを約200m進むと、東本願寺の前に出ます。


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さらに上珠数屋町通から、間之町通を北に向いています。
では、間之町通をこのまま北上します。


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上珠数屋町通から、間之町通を約30m北上しました。
左(西)側に、文子天満宮がいらっしゃいます。
ただ第951回ブログで既に参拝していますので、
今回ブログでは素通りします。


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文子天満宮から、間之町通を北に向いています。
さらに、ここからもう少し間之町通を北上します。


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文子天満宮から、間之町通を約50m北上しました。
ここで間之町通は、今回ブログのメイン花屋町通と交差します。


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間之町通から、花屋町通を東に向いています。
約150m先に見えるのが、花屋町通の突き当りです。
これで、花屋町通全体の約5%くらいです。
ブログ5回使って、まだ全然進んでいません。


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今度は花屋町通から、間之町通を北に向きました。
間之町通はこのまま北上すると、何度か途切れた後
最終的には京都御苑の間之町口に到達します。
(間之町口は、第948回ブログに出てきました)


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さらに間之町通から、花屋町通を西に向いています。
ではここから、ようやく花屋町通を西に進みます。


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間之町通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、東洞院通と交差します。


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花屋町通から、東洞院通を南に向いています。
この辺りの東洞院通には、小さな旅館が多くあります。
さらには、100年以上続いた老舗旅館も多くあります。
京都市街地の神社仏閣には、遠方から来られた参拝者のための
宿泊施設が数多くあります。
そういう施設を「宿坊」と言って、大半は神社仏閣の境内にあります。
(智積院会館が典型例)
ところが、東本願寺にはもともと「宿坊」が存在しません。
その代わり、東本願寺周辺には「旅館街」が広がります。
ですから目の前の旅館も老舗ですが、
初めは東本願寺の門徒のための宿泊施設でした。


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今度は花屋町通から、間之町通を北に向きました。
六条通も越えて花屋町通から約150m北上すると、
泉仙本店が建っています。
ただし、こちらは仕出し専門店です。
「仕出し」とは京都独自の風習で、通常家庭で作る御馳走を
代わりに調理するお店です。
法事や葬式の際に親戚に出す料理やおせち料理、花見弁当は
京都では家庭では作らず、仕出し屋に頼むのが通例です。
ウチもおせち料理は、泉仙本店に頼んでいます。
(2人前で、10,000円します)
ですから泉仙本店には飲食スペースがなく、
テイクアウトかデリバリーしか頼めません。


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さらに東洞院通から、花屋町通を西に向いています。
ここからはさらに道幅が狭くなり、
とうとう自動車が通れない道幅になりました。
では、ここからも花屋町通を西に進みます。


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東洞院通から、花屋町通を西に約50m進みました。
ここで花屋町通は、不明門通(あけずどおり)と交差します。


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花屋町通から、不明門通を北に向いています。
ではちょっと寄り道をして、不明門通を北上します。


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花屋町通から、不明門通を約30m北上しました。
こちらに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
取り敢えずこちらにお参りして、先を進みます。


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そのお地蔵さんから、不明門通を約20m北上しました。
ここで不明門通は、六条通と交差します。
烏丸通以東の六条通は、歩道付き2車線の道です。
先述の通り、これは京都市街地では広い道幅です。
ところが烏丸通より西の六条通は、
自動車がやっと通れる道幅です。
烏丸通より東の花屋町通は自動車が通れない狭い道幅ですが、
烏丸通より西の花屋町通は歩道付き2車線の広い道になります。
烏丸通を境に、六条通と花屋町通の道幅が逆転しています。
ですから、京都市民でも六条通と花屋町通が混乱する方が多いです。


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「六条不明門」交差点南東角に、菊姫稲荷社がいらっしゃいます。
京都市街地には、こういう規模の神社が数多くいらっしゃいます。
(堺町通松原下がるの命婦稲荷社が典型例)
厳密には、この場所は福田人形店という老舗京人形店の土地です。
六条通の道路拡張工事で一時期移転されたのですが、
後にこの福田人形店が土地を提供して現在に至ります。


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菊姫稲荷社から、不明門通を南に向きました。
では、ここからは花屋町通へと南下します。


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菊姫稲荷社から、不明門通を約50m南下しました。
ここで不明門通は、花屋町通と交差します。
このまま不明門通を南下すると、
約80m先で上珠数屋町通と交差します。
(桜並木が見えるあたりです)
ただその辺りから不明門通は、
道幅が広がった烏丸通に吸収されて消滅します。


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今度は不明門通から、花屋町通を西に向いています。
では、ここから花屋町通を西に進みます。


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不明門通から、花屋町通を西に約50m進みました。
ここで花屋町通は、烏丸通と交差します。
烏丸通より西の花屋町通は、歩道付き2車線の道になります。
ただここからは烏丸通を南下して東本願寺に向かうのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、東本願寺御影門に向かいます~

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第955回 東本願寺の泰山木~花屋町通東から西~その7

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花屋町通最東端の富小路から約600m西に進み、
前回ブログで花屋町通と烏丸通との交差点まで来ました。
今回は花屋町通から烏丸通を南下して、
御影門から東本願寺に訪れます。
撮影日は、2023年6月1日木曜日午後3時半。
コロナ禍期間中に、今回ブログの地域は大幅改修されています。


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花屋町通から、烏丸通を北に向いています。
約80m先で、烏丸通は六条通と交差します。
その六条通~丸太町通間の烏丸通が、
京都市街地のオフィスビル街を形成しています。
(「丸太町烏丸」交差点の様子は、第202回ブログ参照)


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今度は花屋町通から、烏丸通を南に向きました。
この辺りから烏丸通は、左(東)にカーブします。
そして約80m先の上珠数屋町通と交差する辺りで、
1本東の不明門通を吸収します。
さらに上珠数屋町通から約50m南下すると、
東本願寺御影門が建っています。
さらにさらに約200m南下すると、烏丸通は七条通と交差します。
そこから南が「京都駅前」で、
七条通から約150m烏丸通を南下すると京都タワーです。
(東本願寺から京都タワーの様子は、第215回ブログ参照)


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さらに烏丸通から、花屋町通を西に向いています。
では横断歩道を渡り、烏丸通西側歩道に移ります。


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烏丸通西側歩道から、花屋町通を西に向いています。
烏丸通以西の花屋町通は、歩道付きの2車線の道です。
京都市街地としては、幅の広い道に入ります。
約80m北に伸びる六条通が烏丸通以東も同じ道幅なので、
京都市民でもこの道が「筋違いの六条通」と
間違っておられる方がいらっしゃるくらいややこしいです。
烏丸通以西の花屋町通は東本願寺の北端ですが、
その右(北)側も東本願寺関連施設が建ち並びます。


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今度は花屋町通から、烏丸通を南に向いています。
右(西)側の塀の先が、浄土真宗大谷派本山東本願寺です。
ただこの位置から東本願寺に入れませんので、
花屋町通から烏丸通を南下します。


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花屋町通から、烏丸通を南下しています。
烏丸通の東本願寺の敷地内に太陽光発電の街灯があったりしますが、
その前後に東本願寺の僧侶が唱えられた説法の一部が、
ポップとなって書かれていました。
こちらの言葉が印象に残ったので、写真を貼り付けました。
「人生塞翁が馬」の荘子元来の主張と似ています。
老子や荘子の思想は、日本の仏教にも影響を与えていますし……


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そのポップの裏(西)側の生け垣は、
東本願寺の塀との間に堀が廻らされています。
西本願寺の堀は水の無い空堀ですが、
東本願寺の堀には水が張り巡らされており、
様々な水生生物が生息しています。
自分が小学生のころ、ここでザリガニ取りをしたことがあります。
それを東本願寺の僧侶に見つかって、叱られました。
「ザリガニを殺すつもりではなく、ペットとして飼うつもりだった」
と言い訳したら、東本願寺の阿弥陀堂まで連れていかれて
説法(単に叱られている状態ではありません)を受けました。
「採取してペットとするのは、人間の都合。
ザリガニは、それを望んではいない。
自分の都合をザリガニに押し付けてはいけない」
確かそのような内容だったと覚えています。
今から思えば、結構な高僧だったのかもしれません。
以来、自分はザリガニを含めた水生生物を採るのを止めました。


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花屋町通から、烏丸通を約50m南下しました。
この先に、北行きの「烏丸六条」バス停が立っています。


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こちらが、北行きの「烏丸六条」バス停です。
今回ブログの冒頭が花屋町通で、その約80m北が六条通です。
つまり、このバス停は六条通より約130m南に立っています。
ですから、こちらは六条通よりも
東本願寺目当ての方のためのバス停ですね。


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その「烏丸六条」バス停に立って、烏丸通を南に向いています。
烏丸通の右(西)側に杭が並んでいますが、
コロナ禍以前はこちらが車道と歩道との境目でした。
そして、左(東)側の緑地が烏丸通の中央分離帯でした。
つまり目の前の石畳の部分は、
コロナ禍以前は烏丸通の車道でした。
(以前のこの辺りは、第689回ブログ参照)
ではこの先に見える東本願寺御影門前まで、烏丸通を南下します。


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「烏丸六条」バス停から烏丸通を約50m南下して、東を向きました。
この辺りから東に、上珠数屋町通が伸びています。
前回ブログでも出てきた渉成園最北端の道ですね。
カーブしてきた烏丸通は、この辺りで不明門通を吸収します。
また右(南)に見える桜並木は、東本願寺の象徴ですね。


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上珠数屋町通から、烏丸通を南に向いています。
だんだん東本願寺御影門が、近づいてきました。
しかしつい最近まで車道だった部分の中央をゆっくり歩くのも、
なんだか変な気分ですね。


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もう少し烏丸通を南下して、左(東)に向きました。
こちらは、この辺りの公衆トイレです。
烏丸通の中央分離帯だったところは大幅に改修されて
現在は緑地公園になっています。


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その公衆トイレの脇で、烏丸通を南に向いています。
東本願寺御影門が、さらに近づいてきました。


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先ほどの位置から烏丸通を約50m南下して、
東本願寺御影門前に辿り着きました。
約200m南に七条通が伸びていて、そこより南が「京都駅前」です。
さらに約200m先の京都タワーや京都駅が、はっきり見えますね。


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東本願寺御影門を背後に、烏丸通から東に向いています。
烏丸通から東に、正面通が伸びています。
正面通は約200m先で、渉成園に突き当たります。


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さらに、東本願寺御影門の前に、大きな噴水があります。
こちらがいつできたのか知りませんが、
少なくとも自分が生まれる前には存在しました。
実はこちらは、もともと市電の停留所でした。
かつて東本願寺に日本全国から数多くの門徒が参拝に来られて、
その門徒の皆さんが停留所からはみ出す危険な状態でした。
そのため停留所を巨大化して、
烏丸通を拡張するために不明門通を烏丸通に吸収させました。
1976年に烏丸通の京都市電は廃止されましたが、
その巨大な停留所が公園として残っています。


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その噴水から、緑地公園を南に向いています。
この先に見える樹木の大半は、桜並木です。
「七条烏丸」交差点から東本願寺を見ると
東本願寺が桜に囲まれているように見えるのは、
この桜並木のためです。
またその桜並木と京都タワーの両方が写り込むこの構図が、
桜シーズンには絶景に変わります。


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こちらが、正面から見た東本願寺御影門です。
東本願寺に限らず浄土真宗の本山の正門は、
御影門と阿弥陀門の2種類あります。
東本願寺御影門は2階建てですが、
5階建てのビルに相当する高さです。


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では東本願寺御影門をくぐり、東本願寺境内に入ります。
なお東本願寺御影門の内部は、通常非公開です。


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東本願寺御影門をくぐり、東本願寺境内に入ってきました。
東本願寺御影門の正面に、東本願寺御影堂が建っています。
御影堂は、東本願寺本堂のうちの一つですね。
もう一つの本堂は左(南)隣の東本願寺阿弥陀堂です。
こちらも、東本願寺阿弥陀門の正面に建っています。


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東本願寺御影門をくぐり、境内を南西に向いています。
先ずは、この先の手水舎に向かいます。


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こちらが、重要文化財の東本願寺手水舎です。
龍の像の口から、水が流れています。
もともとこちらに柄杓があったのですが、
コロナ禍以降は取り払われています。


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東本願寺御影門前に戻り、境内を北に向いています。
約200m先に東本願寺参拝接待所があります。
その左(西)側に樹木が立っていて、そこに白い点が見えます。
こちらは泰山木という樹木で、毎年6月上旬に花が満開になります。
ただ約200m離れていて花がはっきり見えるというのは、
この花1輪が相当大きい証拠です。


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東本願寺御影門から、境内を約200m北上しました。
こちらが、東本願寺参拝接待所です。
自分が東本願寺に参拝する際、
参拝接待所から高廊下経由で御影堂、阿弥陀堂に参拝します。
ただ、その前に……


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参拝接待所の西側、高廊下を背景に泰山木が3本立っています。
いつも参拝の際はほぼスルーしていますが、
毎年6月はこの泰山木の満開の時期ですから、
こちらには足を延ばすようにしています。


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その泰山木の花を大写しにしました。
こちらの白い花は、満開時には直径が約1mになることもあります。
(この時点では、まだ満開ではありません)
とにかく樹木に咲く花としては、最大級です。


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泰山木から東本願寺境内を東に進み、参拝接待所に戻りました。
では、ここから東本願寺参拝接待所に入ります。


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東本願寺参拝接待所に入るには、注意事項がります。
一つは、ここから先は土足厳禁ということです。
目の前の箱から靴袋を取り出し、
ここからは自分の靴を持参して屋内を歩いていきます。
もう一つは、この参拝接待所内は撮影厳禁ということです。
こちらの屋内には仏間もありますし、
門徒もたくさんいらっしゃいます。
ここからは靴を脱いで東本願寺屋内を散策します。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、東本願寺御影堂や阿弥陀堂に参拝します~

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第956回 東本願寺に参拝~花屋町通東から西~その8

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前回ブログで東本願寺御影門をくぐり、
境内の北東端参拝接待所まで来ました。
参拝接待所には浄土真宗大谷派の門徒への受付があって、
中で休憩ができたり、仏間でお祈りができたりします。
また東本願寺全体を参拝するなら、
この参拝接待所から、阿弥陀堂へ向かうのが効率的です。
今回は、東本願寺屋内を巡ります。
撮影日は、2023年6月1日木曜日午後3時半。
この辺りから、だんだん曇行きが怪しくなります。


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参拝接待所の縁側から先は、土足厳禁なので靴を脱ぎます。
そして、ここからは靴が入った靴袋を持って先を進みます。
本当は参拝接待所の中に入ってきたのですが、
参拝接待所屋内は撮影禁止なので、
出てきたところを西を向きました。
先ずは、参拝接待所の縁側を西に進みます。


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先ほどの位置から東本願寺参拝接待所正面の縁側で西を向き、
そのまま端まで西に進みました。
こちらに、前回ブログでで紹介した泰山木が立っています。
こちらから見ても、満開間近の花が咲いていました。


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東本願寺参拝接待所正面から縁側の南西端まで進み、
その位置で北を向いています。
右(東)側が参拝接待所ですが、
約5m先にも左(西)に伸びる廊下があります。


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先ほどの位置から約5m北上して、
左(西)側に廊下が伸びる場所まで来ました。
ここから西に進むのが順路ですが、今回はもう少しここを北上します。


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先ほどの位置から、参拝接待所脇の縁側を約5m北上しました。
こちらに、飲料水の自動販売機が置いてあります。
左側には、「東本願寺のお水」が売られています。
第952回ブログの渉成園の休憩所でも、
「東本願寺のお水」が販売されていました。
ただ、今回は右側の自動販売機からレモンスカッシュを買いました。
以前何回も「東本願寺のお水」を購入していたので、
まぁ今回は別のものにしました。


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レモンスカッシュのペットボトルを飲み干して、
参拝接待所脇の縁側を約5m南に戻りました。
そして参拝接待所を背後に、西を向いています。
東本願寺参拝接待所から南西に、蛇行する廊下があります。
しかもスロープになっているので、徐々に高くなります。
こちらを東本願寺側は、「高廊下」と呼んでいます。
では参拝接待所から、こちらの高廊下を西に進みます。


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参拝接待所から高廊下を約10m西に向かい、北を向きました。
このまま廊下を北上すると、東本願寺のギャラリーがあります。
中では、浄土真宗大谷派の門徒でもある文化人を
パネル展示で紹介していました。
ただ、こちらも撮影禁止なので写真はありません。
ちなみに屋内の階段から多目的ホールにも向かえますが、
北隣の白書院は一般の門徒は立ち入り禁止です。


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東本願寺ギャラリー脇から、高廊下を西に向いています。
スロープ状になった廊下が、徐々に高くなっているのが分かります。
取り敢えず、このまま突き当りまで西に進みます。


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突き当りまで高廊下を西に進み、南に向きました。
ここから高廊下は、南に進みます。
ただここから上り坂が急になりますので、
気を付けないと頭を天井にぶつけてしまいます。


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さらに高廊下を突き当りまで南下して、西に向きました。
ここから高廊下の壁面にパネルや書画が飾られます。
なお展示物は、時折変更されています。


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そして高廊下を突き当りまで約30m西に進むと、
東本願寺御影堂の床と同じ高さになります。
ここからは目の前の渡り廊下を南下して、
東本願寺御影堂の廊下へと移ります。


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渡り廊下を南へ渡り切り、東本願寺御影堂の廊下へと来ました。
南を向くと撮影禁止区域も撮ってしまうので、
その位置で東を向いています。
結構厳粛な感じがするので、この廊下はお気に入りの場所です。
次は、こちらを歩いて突き当りまで進みます。


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先ほどの位置から東本願寺御影堂の廊下を突き当りまで東に進み、
南に向いています。
ここからは、このまま東本願寺御影堂の廊下を南下します。


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先ほどの位置から廊下を約10m南下すると、白い看板が立っています。
ではこの看板の位置から、東本願寺御影堂に入ります。
こちらの屋内は撮影禁止ですので、正面に向いた写真はありません。
東本願寺御影堂は、東本願寺の本堂の一つです。
こちらのご本尊は、浄土真宗の開祖親鸞の像です。
像の真上に「見真」と書かれた扁額がありますが、
これは親鸞が死後「見真大師」と号されたことに由来します。
この御影堂は900畳以上の広大な建築物ですが、
周囲が何もかも巨大なので、中にいてもその実感はありません。
ちなみに先程の扁額も、6畳ほどの大きさがあります。


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東本願寺御影堂でのお参りを終えて、御影堂を出ました。
東側を向くと、向こう(東)側に東本願寺御影門が建っています。
御影堂に相対する御影門、阿弥陀堂に相対する阿弥陀門が、
浄土真宗の総本山でよく見られる建築形式ですね。


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東本願寺御影堂を正面から出て、廊下を南に向いています。
ここからは、この廊下を突き当りまで南下します。


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東本願寺御影堂の周囲を巡る廊下を最南端まで来ました。
その位置から南を見ると、これから進む東本願寺阿弥陀堂と
京都タワーが並んで見えます。
東本願寺境内の最南端から約10m先に七条通が伸びており、
七条通以南が「京都駅前」なので、この位置からでも
京都タワーやヨドバシカメラ京都のビルがよく見えます。


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先ほどと同じ位置で、東本願寺御影堂を巡る廊下を西に向きました。
約50m先で、この廊下が突き当たっています。
ここからは、そちらに向かいます。


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東本願寺御影堂を巡る廊下を突き当りまで西に進み、
その位置で南を向いています。
こちらに、東本願寺御影堂から
東本願寺阿弥陀堂へ伸びる渡り廊下があります。
そしてその渡り廊下上に、様々な展示物があります。
1895年(明治28年)に東本願寺の建造物が現在のものになりましたが、
そのことに関連した展示物が並びます。


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こちらが、その渡り廊下に展示されたものです。
「尾神嶽」は、長野県と新潟県の境にある山です。
1895年に御影堂や阿弥陀堂を建築したとき、
日本全国から多くの木材が運び込まれました。
その際その「尾神嶽」で雪崩が起き、
多くの方々が亡くなられました。
こちらはそのことを悔やんで「尾神嶽」の模型が展示されています。
また右側の毛綱は、当時木材をそりに縛り付けていたものです。


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そしてその右側に、当時木材を運ぶのに
使われていたそりが展示されています。
この上に木材を並べて、雪の上を滑らせたのでしょうね。


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展示物の脇で、渡り廊下を南に向いています。
では、この先の東本願寺阿弥陀堂に向かいます。


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渡り廊下を南下して、東本願寺阿弥陀堂に辿り着きました。
そのまま南を向くと東本願寺阿弥陀堂の内部を写してしまますので、
その位置で東を向いています。
では、ここからは東本願寺阿弥陀堂を巡る廊下を東に進みます。


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東本願寺阿弥陀堂を巡る廊下を突き当りまで東に進み、
東本願寺阿弥陀堂を巡る廊下を南に向いています。
では、ここからは、こちらから東本願寺阿弥陀堂に参拝します。

東本願寺阿弥陀堂は東本願寺のもう一つの本堂で、
浄土真宗なので阿弥陀如来がご本尊です。
阿弥陀如来は、念仏系宗派(他に浄土宗と時宗)のご本尊です。
世にいう「南無阿弥陀仏」ですね。


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東本願寺阿弥陀堂を参拝して、出てきました。
そして、その位置で廊下を南に向いています。
通常はこのまま西に進み階段を下りて靴を履くのですが、
今回はもう少しこの廊下を南下します。


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東本願寺阿弥陀堂のめぐる廊下を最南端まで進みました。
そして、さらに南側を眺めています。
目の前の塀の約10m先が七条通で、さらにその先が「京都駅前」です。
七条通から約200先に京都駅があって、
その周囲に京都タワーが立っています。


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同じ位置で、東本願寺阿弥陀堂を巡る廊下を北に向きました。
では、ここで少しだけ北上して阿弥陀堂の正面に戻ります。


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先ほどの位置から北上し、東本願寺阿弥陀堂正面で東を向きました。
東本願寺阿弥陀堂に相対する形で、東本願寺阿弥陀門が見えますね。


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東本願寺阿弥陀堂前にある階段を下りてきました。
地面と同じ高さまで下りると、下足場があります。
ここまで靴袋を持って歩いていましたが、
ここで靴を履いて砂利道を進みます。


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東本願寺阿弥陀堂から、境内を南西に進みました。
こちらに、東本願寺鐘楼があります。
除夜の鐘などで活躍しています。


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東本願寺鐘楼を南東に進むと、東本願寺阿弥陀門があります。
東本願寺阿弥陀堂の真西に、阿弥陀門が立っています。
京都駅から歩いてこられた方は、
大半はこの東本願寺阿弥陀門から入って来られます。


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東本願寺阿弥陀門をくぐらずに、境内を北に向きました。
目の前の梵鐘は、もともとは先程の鐘楼にありました。
古くなったのですが重要文化財ですので、
こちらに保存されています。
さらにその奥(北側)には、東本願寺の売店があります。
記念品やお土産物などが売られていますが、
浄土真宗大谷派による出版物なども売られていました。
サブレなどのお菓子も売られていますが、
飲食スペースはありません。


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東本願寺売店を西側の出口から出て、北を向きました。
右(西)側に、前回ブログに出てきた手水舎があります。
では、ここを北上します。


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東本願寺の売店の北隣が、東本願寺御影門です。
これで、東本願寺境内を一周しました。
では、こちらから、東本願寺を出ます。


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東本願寺御影門をくぐり、東を向いています。
ここは烏丸通上で、目の前を東に正面通に伸びています。
ここから烏丸通を北上し花屋町通を戻りますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
この辺りから雨も降りだしてきたので、今回はここまでです。

~次回は、東本願寺の北側に伸びる花屋町通を散策します~

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第957回FIKA花屋町で柚子茶~花屋町通東から西~その9

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進みたい方は、ここをクリックしてください。

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前回ブログで東本願寺に参拝して、
東本願寺御影門から出て、烏丸通から正面通を東に向いています。
このまま正面通を東に進むと、約200mで渉成園に達します。
ただ今回は花屋町通まで北上して、花屋町通を西に進みます。
その辺りの花屋町通は東本願寺の北端で、
東本願寺の関連施設が多く建ち並びます。
撮影日は、2023年6月15日木曜日正午。
この日も、たまに雨が降る曇りの日でした。
まぁ、梅雨ですからね。


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東本願寺御影堂前から、烏丸通を南に向いています。
約200m先の七条通から南が、京都駅前です。
ここからでも、北からヨドバシカメラ京都、京都タワー、
京都駅の駅ビルが見えますね。
(その辺りの様子は、第215回ブログを参照してください)


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東本願寺御影門の東に噴水があって、
その東側に横断歩道があります。
そちらを渡ると、その先の正面通をさらに東に進めます。
ただ、そちらに進むと元来た場所に戻ってしまいます。


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さらに東本願寺御影門前から、烏丸通を北に向いています。
左(西)側が歩道で右(東)側が車道に見えますが、
烏丸通の車道はもっと東の方にあります。


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その車道に見える部分のさらに東側は、緑地公園です。
烏丸通の車道は、さらにその東側です。
目の前の車道に見える部分は、その公園の一部です。


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東本願寺御影門前から、烏丸通西側歩道を北上しています。
東本願寺の塀と烏丸通との間に堀があって、
時折小さな橋が架かっています。


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その小さな橋の先には、東本願寺の小さな門があります。
菊の御門が付いていますが、東本願寺歴代管主の中には
皇女が嫁いだケースも多いので、この家紋が付いたのでしょうか。


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こちらが、東本願寺の堀です。
水面に波紋が多いのは、小雨が降っているからです。


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その辺りに、このような看板が立っていました。
しんらん交流館は、今から進む目的地です。
こちらに併設されているカフェに、これから向かいます。


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東本願寺御影門から、約200m北上しました。
こちらから東に、上珠数屋町通が伸びています。
そしてこの辺りから烏丸通は左(西)にカーブして、
緑地公園も烏丸通の車道の一部に変わります。
またこの辺りから烏丸通が西に移動するので、
その位置から不明門通(あけずどおり)が北に伸びます。
さらに、この辺りの桜並木は東本願寺の象徴ですね。


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上珠数屋町通から、烏丸通を北に向いています。
目の前に「烏丸六条」バス停がありますが、
六条通は約130m北に伸びています。


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「烏丸六条」バス停付近に、こちらが立っていました。
だんだんとしんらん交流館に近付いています。


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上珠数屋町通から、烏丸通を約80m北上しました。
ここで烏丸通は、花屋町通と交差します。
ちなみに烏丸通や約80m北上すると、六条通に交差します。
そこから烏丸通は、丸太町通までオフィスビル街を形成します。
(丸太町通以南の烏丸通は、第202回ブログを参照してください)


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烏丸通から、花屋町通を東に向いています。
烏丸通以東の花屋町通は、この道幅です。
第950回ブログからブログ6回を掛けて、
この烏丸通まで来ました。


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今度は烏丸通から、花屋町通を西に向きました。
烏丸通以西の花屋町通は道幅が広くなりますが、
ここから花屋町通の大半がこの道幅です。
烏丸通以西の花屋町通の左(南)側は東本願寺ですが、
右(北)側は東本願寺と言いますか
浄土真宗大谷派の関連施設が並びます。


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烏丸通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここから右(北)に、諏訪町通(すわんちょうどおり)が伸びています。


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諏訪町通は花屋町通で突き当たっていますが、
その南側から、東本願寺の境内に入れます。
もし自転車で東本願寺に来た場合は、ここから入ります。
この奥に、駐輪場があります。
もちろん駐輪するには、こちらの守衛さんからの許可が必要です。


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花屋町通から、諏訪町通を北に向いています。
左(西)側は今回ブログのメインのオープンカフェで、
右(東)側は奥(北)に進むと小さな旅館に行き当たります。
諏訪町通沿いには、もともと東本願寺への参拝者のための
宿泊施設が多く存在しました。
現在は浄土真宗の門徒に限らず、誰でも泊まれる旅館が点在します。


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今度は諏訪町通から、花屋町通を西に向きました。
左(南)側にも、滔々と水を湛えた東本願寺の堀がありますね。


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ここからはこのまま花屋町通を西に進まず、
目の前の横断歩道を右(北)へ移動します。
その先が、今回ブログのメインFIKA花屋町です。


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こちらが、今回ブログのメイン
オープンカフェのFIKA花屋町です。
第513回ブログでお邪魔したときは、
ホテルニューオークラの直営レストランがありましたが、
そちらはコロナ禍で無くなってしまいました。
代わりに、このオープンカフェが開業しています。


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FIKA花屋町の店頭に、メニューが置かれていました。
コーヒーなどもありますが、ソフトクリームやフロート類など
季節柄冷たいスイーツが主流です。
ただ、この時間帯は(正午近く)カレーなど軽食が多く頼まれます。
また、抹茶ビールなどもあるようです。
さらに、持ち帰り用の弁当もあります。


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では、店内奥のレジに向かいます。
このお店は客席からではなく、ここでいったん注文します。
その後、客席まで店員さんに持ってきて戴きます。
このお店のブログ取材を伺ったところ、
こちらはブログウェルカムのお店でした。
とは言え、他のお客さんや店員さんは写らないように撮ります。
実は1枚店員さんがはっきり写ったものがあったので、
そちらは採用しませんでした。


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店内は、お客さんでいっぱいでした。
聞こえてくる会話から、どうも東本願寺の職員さんが多いようです。
そこで、自分はお店の外に出ました。
こちらにもテーブルが4つあって、(屋内は10くらい)
ここでも飲食が可能です。


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結局、自分は入り口にいちばん近いこの席に就きました。
南側に、先程の東本願寺の門がありますね。
このお店で飲食された方が、次々とその入り口を通過されます。


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テーブルに置かれたマグカップを大写しにしました。
先ほど自分がしたように、このお店は
いったんレジに行かなければなりません。


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マグカップには、こちらが付いていました。
QRコードからアクセスすると、コーヒーがもらえるようです。


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暫く待っていると、こちらがやってきました。
冷たく冷やした柚子茶ですね。
元来の柚子茶は柚子マーマレードをお湯で溶いたものなのですが、
今回は水で溶いて氷を浮かべています。
韓国では、喉を守るためによく飲まれています。


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冷たい柚子茶を大写しにしました。
柚子マーマレードが原料なので、甘くて柚子の香りがします。
家庭では暑くして飲むのが普通ですが、
夏場は冷やして戴くのもいいですね。


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ちょっと時間をかけて、柚子茶を飲み干しました。
この時点で、2023年6月15日木曜日午後0時半です。
予定外に時間が経ちましたので、ここからちょっと急ぎます。


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ではFIKA花屋町を出て、花屋町通を西に向いています。
よく見ると、FIKA花屋町は大きな建物の一部ですね。


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FIKA花屋町の西側には、
「しんらん交流館」と書かれた看板があります。
こちらは撮影許可が下りなかったので、
屋内の写真はありません。
(撮影禁止ではなく、たまたま責任者がいらっしゃらなかったので)
「しんらん交流館」は浄土真宗大谷派の様々な施設の集合体です。
1Fはギャラリーと図書室で、
他に大谷ホールと呼ばれるコンサートホールや
茶室などの小さな部屋もあります。
先ほどまでいたFIKA花屋町も、
この「しんらん交流館」に入っているテナントです。


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写真撮影はしていませんが、
しんらん交流館の1Fに入ってきました。
この日(2023年6月15日木曜日)のギャラリーは、
かつての東本願寺周辺の様子や修復工事の様子を
記録写真をパネル展示されていました。
自分は子供のころにまだ存在した市電も写っていました。
また図書室の南側は、絵本が並んでいました。
東本願寺と言いますか、浄土真宗大谷派の施設ですから
宗教関連の絵本ばかりが並んでいると思っていたのですが、
宗教色の薄い絵本も数多く並んでいました。

しんらん交流館を出て、花屋町通を西に向いています。
ここから、花屋町通を西に進みます。


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諏訪町通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、室町通と交差します。


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花屋町通から、室町通を北に向いています。
約2㎞先の四条通周辺の室町通沿いに、
毎年7月に祇園祭の山鉾が並びます。
(詳細は、第495回ブログ参照)


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今度は室町通から、花屋町通を西に向いています。
では、ここから花屋町通を西に進みます。


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室町通から花屋町通を約20m西に進み、南に向きました。
こちらに、東本願寺の大きな門があります。
ただ、こちらからは中には入れません。


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その辺りで、花屋町通を西に向いています。
目の前の公衆トイレの西側で、東本願寺の敷地が終わります。


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その公衆トイレの西側を写しました。
左(東)側が東本願寺で、右(西)側が通常の家屋です。
「花町通編」で東本願寺関連施設が出てくるのは、ここまでです。
またもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回ブログもここまでです。

~次回は、若宮八幡宮に立ち寄ります~

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第958回 若宮八幡宮の門前町~花屋町通東から西~その10

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前回ブログで烏丸通から花屋町通を西に約150m進み、
その位置で南を向いています。
左(東)側までが東本願寺の敷地で、右(西)側は別の民家です。
今回は花屋町通をさらに西に進み、
若宮八幡宮周辺にお邪魔します。
撮影日は、2023年6月15日木曜日午後0時40分。
曇り空でしたが、この瞬間は雨が降りませんでした。


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その位置で、花屋町通を西に向いています。
目の前の京町屋は、「遊」という友禅染の工房です。
また、その友禅染の製品も売られています。
第511回ブログでは、自分はネクタイとハンカチを買いました。


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今回ブログの冒頭から、花屋町通を約10m西に進みました。
ここで花屋町通は、新町通と交差します。


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花屋町通から、新町通を南に向いています。
約550m先の塩小路で、新町通は突き当たります。
(詳細は、第291回ブログ参照)
そしてさらに南の八条通から、新町通はまた南に伸びています。
また花屋町通から約280m南下すると、
「七条新町」交差点周辺が京都屈指の「呑み屋街」です。


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今度は花屋町通から、新町通を北に向きました。
今回ブログでは、ちょっとだけ新町通を北上します。


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花屋町通から、新町通を約5m北上しました。
こちらに、お地蔵さんがいらっしゃいます。
取り敢えず参拝して、さらに新町通を北上します。


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そのお地蔵さんの前で、新町通を北に向いています。
さらに、このまま新町通を北上します。


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花屋町通から、新町通を約50m北上しました。
分かり難いですが、電柱の脇から右(東)に六条通が伸びています。


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新町通から、六条通を東に向いています。
烏丸通以西の六条通は、この道幅に変わります。
第954回ブログの六条通と、見比べてみてください。
六条通はこの新町通でいったん突き当たりますが、
筋違いでさらに西へと伸びています。


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六条通から、新町通を北に向いています。
左(西)側に蕎麦屋の招福亭が建っていて、
右(東)側に「だし巻き卵」が名物の喫茶店が建っています。
さらにその北側に、白山湯六条店という公衆浴場が建っています。
六条通以北の新町通は飲食店で賑わっていますが、
この公衆浴場が小さな繁華街を形成しているようです。


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そしてその招福亭で昼食を摂ろうとしたのですが、
ちょっと様子がおかしいです。
この時間ならいつも賑わっているのですが、
お客さんが誰もいらっしゃいません。


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招福亭の入り口に、こちらが貼りだされていました。
どうやら、取材日が臨時休業だったようです。


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このまま招福亭を立ち去るのもちょっと寂しいので、
2020年9月18日に招福亭を取材した写真を掲載します。
この日は、「天ざる」(1,600円)を戴きました。


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先ずは、こちらの天ぷらです。
竹輪にレンコン、しし唐・ヤングコーン・生麩・アスパラガスです。


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さらに奥にも、天ぷらが並びます。
左から、生シイタケ・ミョウガ・かぼちゃ・海老2尾ですね。
招福亭は庶民的な蕎麦屋ですから、
そこまで高級な食材を使っていませんが、
季節ごとのおいしい野菜を丁寧に調理されておられて、
お味の方も高級料理店にも劣りません。


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また、こちらは通常緑色の茶蕎麦を使用されます。
のど越しの良い茶蕎麦をカツオ節の効いた汁で戴きます。
そして、最後は蕎麦湯ですね。
そちらを戴いて、こちらを出ました。

~2020年9月18日取材写真は、ここまでです~


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この写真から、2023年6月15日取材分に戻ります。
蕎麦屋の招福亭の前で、新町通を北に向いています。
右(東)側に、公衆浴場の白山湯六条店があります。
ちなみに本店は、北北西約1㎞にあります。
この白山湯の階上は、駐車場です。
京都市内で駐車場がある公衆浴場はとても珍しいので、
白山湯はとてもお客さんの多い銭湯です。
その関係もあって、白山湯の周囲には多くの飲食店があります。
とは言えまだ白山湯六条店の開店時間ではありませんので、
この辺りはそこまで賑やかではありません。
この北側にも多くの飲食店が建ち並びますが、
今回は、これ以上新町通を北上しません。
また、目の前で筋違いの六条通が左(西)に伸びています。


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新町通から、六条通を西に向いています。
ここから西の六条通が、六条会商店街です。
以前より閉めてしまわれたお店もだいぶ増えましたが、
まだまだ商店街として機能されています。


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六条通から、新町通を南に向いています。
ではここから新町通を南下して、花屋町通に戻ります。


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六条通から、新町通を約20m南下しました。
ここで、また六条通が左(東)に伸びています。


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東に伸びる六条通から、新町通を約50m南下しました。
ここで新町通は、花屋町通と交差します。


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新町通から、花屋町通を西に向いています。
この辺りも飲食店が多かったのですが、
コロナ禍を過ぎてだいぶお店も減りました。
ただ目の前の赤い看板の食堂は、結構賑やかに営業されていました。


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新町通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、若宮通と交差します。


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花屋町通から、若宮通を南に向いています。
若宮通は、約280m南の七条通で突き当たります。
花屋町通以南の若宮通は、第511回ブログを参照してください。


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今度は花屋町通から、若宮通を北に向きました。
ここから、若宮通も北上します。


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花屋町通から、若宮通を約10m北上しました。
こちらに、今回ブログのメイン若宮八幡宮がいらっしゃいます。


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石製鳥居をくぐり、若宮八幡宮境内に入ってきました。
手前に、手水舎があります。
先ずは、こちらで手を清めます。


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手水舎の向かい(北)側に、若宮稲荷社がいらっしゃいます。
次に、こちらに参拝します。


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そして境内の一番奥(東側)に、若宮八幡宮本殿がいらっしゃいます。
こちらも八幡宮ですから、ご祭神は応神天皇です。
名前からピンときた方もいらっしゃると思いますが、
こちらは神奈川県鎌倉市の若宮八幡宮が勧請されたものです。
一時期はかなり大きな境内を有していましたが、
江戸時代に五条坂の西側に移転してしまいました。
ですから、こちらは正確には若宮八幡宮「跡」です。
ところが移転以降もこの地域の住民が整備して、
神社の体裁を守り続けてまいりました。
そして、現在に至ります。
こちらは毎年9月の第一日曜日に例祭が催されますが、
ここ数年はだいぶ規模が縮小されています。
(若宮神社の例祭は、第598回ブログを参照してください)


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若宮八幡宮の前で、若宮通を北に向いています。
約10m先の京町屋は、旅館軒飲食店の京宿ロマン館です。
コロナ禍を乗り越えてこの日も営業中でした。
ここの料理はかなりおいしいのですが、サイトを見返すと
どうも最近飲食店の方は営業されていないようです。
そのため、今回は素通りします。


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若宮八幡宮から、若宮通を約60m北上しました。
ここで若宮通は、六条通と交差します。


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若宮通から、六条通を東に向いています。
やはりコロナ禍の影響は凄まじく、
六条会商店街の様々なお店が閉店に追い込まれています。
とは言え、2018年当時営業されていたお店の過半数は
取材日の2023年6月15日も元気に営業中でした。
生麩製造販売の麩藤や向かい(北)側の化粧品店も、営業中でした。
約50m先に白山湯六条店があって、
そこで六条通は突き当たっています。


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今度は若宮通から、六条通を西に向いています。
こちら側の商店もだいぶなくなりましたが、
2018年当時の過半数のお店がまだまだ残っています。
和菓子匠の和菓子司 梅月も、元気に営業中でした。


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六条通から、若宮通を南に向いています。
今回はこれ以上北上しませんので、
ここからは若宮通を南下します。


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六条通から、若宮通を約60m南下しました。
ここで再び若宮八幡宮の前に出ますが、
さすがにここでは素通りします。
ここから花屋町通に戻ってまた西にへと進みますが、
その辺りから花屋町通は西本願寺の門前町となります。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、西本願寺周辺の商店街などを散策します~

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第959回 西本願寺の門前町~花屋町通東から西~その11

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前回ブログで参拝した若宮八幡宮の前で、若宮通を南に向いています。
今回は、若宮八幡宮の約10m南に伸びる花屋町通を西に進みます。
撮影日は、2023年6月15日木曜日午後1時。
この辺りから、浄土真宗本願寺派西本願寺の門前町に入ります。


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若宮八幡宮の前から、若宮通を約10m南下しました。
ここで若宮通は、今回ブログのメイン花屋町通と交差します。


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若宮通から、花屋町通を西に向いています。
ここからは、この花屋町通を西に進みます。


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花屋町通を西に歩いていると、こちらの花に出会いました。
毎年ここを通るとよくこの花を見掛けますが、
実はこの花の品種をよく分かっていません。


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若宮通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、西洞院通と交差します。
西洞院通はもともと川でしたので、
谷のように他の土地より低いのですが、
この辺りの西洞院通はそこまで低くありません。


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花屋町通から、西洞院通を北に向いています。
西洞院通には、以前京都市電堀川線が走っていました。
それが、京都駅前~蛸薬師通間の西洞院通の道幅が広い理由です。
約80m北に「西洞院六条」バス停がありますが、
市電当時も、同じ場所に同じ名前の停留所がありました。
現在も市電当時も、六条会商店街への最寄りです。


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今度は花屋町通から、西洞院通を南に向きました。
約280m先で、西洞院通は七条通と交差します。
「七条新町」交差点~「七条西洞院」交差点間の約100mに、
お酒を提供する飲食店が集中します。


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さらに西洞院通から、花屋町通を西に向いています。
今回ブログは、こちらを進みます。


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西洞院通から、花屋町通を西に歩いています。
右側に小さな寺院の屋根が見えてきましたが、
この辺りから徐々に
浄土真宗本願寺派本山西本願寺関連施設が姿を現します。


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西洞院通から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、東中筋と交差します。


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「花屋町東中筋」交差点北東角に、
本願寺国際センターが建っています。
西本願寺を本山とする浄土宗本願寺派を
世界中に布教するための施設です。
建物の前に、巨大な親鸞像が置かれています。
日蓮宗系寺院の多くで日蓮像が安置されますが、
親鸞像を立てる浄土真宗の施設は相当珍しいです。


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花屋町通から、東中筋を北に向いています。
左(西)側に、浄土真宗本願寺派光照寺が建っています。
右(東)側が、先述の本願寺国際センターです。
この辺りから、徐々に浄土真宗本願寺派の末寺が建ち並び出します。
ちなみにこのまま約1㎞北上すると、高辻通~仏光寺通間に
京町屋が建ち並ぶ雰囲気の良い路地が伸びています。



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今度は花屋町通から、東中筋を南に向きました。
左(東)側の浄土真宗本願寺派連光寺の屋根が、先程見えていました。
この辺りには西本願寺の末寺が建ち並びますが、
もう130m南下すると、仏具店が建ち並びます。
まぁいずれにしても、西本願寺関連の建物が増えてきました。


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東中筋から、花屋町通を約50m西に向いています。
先述の通り周囲に西本願寺関連施設が増えてきましたが、
目の前は自動車修理工場です。


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東中筋から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は、油小路と交差します。
そろそろ大通りの堀川通が、見えてきました。


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花屋町通から、油小路を北に向いています。
左(西)側に浄土真宗本願寺派名声寺が見えるように、
この辺り一帯に西本願寺の塔頭寺院が建ち並びます。
その状態は、約80m先の六条通沿いまで続きます。
(要するに、六条会商店街沿いに寺院が並びます)


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今度は花屋町通から、油小路を南に向きました。
では、ちょっとだけ油小路を南下します。


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花屋町通から、油小路を約10m南下しました。
自動車修理工場の南隣が、浄土真宗本願寺派京都教区教務所です。
西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派寺院を統括しています。
築約100年のコンクリート造の建物が、荘厳ですね。


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浄土真宗本願寺派京都教区教務所の前で、油小路を南に向いています。
約80m南に正面通が伸びていて、そこに仏具店が並びます。
仏具店だけの商店街というのは、なかなか壮観です。
(「ご縁まち」の様子は、第690回ブログ参照)


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今度は浄土真宗本願寺派京都教区教務所の前で、
油小路を北に向きました。
では、ここから花屋町通に戻ります。


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浄土真宗本願寺派京都教区教務所から油小路を約10m北上して、
油小路から花屋町通を西に向いています。
ここからは、この花屋町通を西に進みます。


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油小路から、花屋町通を約50m西に進みました。
ここで花屋町通は堀川通と交差しているのですが……
花屋町通と交差する堀川通が、北西に歪んでいます。
実は堀川通は北西にカーブしているのではなく、
花屋町通以北の堀川通の道幅が、狭くなっています。
そのため、花屋町通から北に別の道が伸びています。
堀川通西側歩道に大きな寺院の施設が見えますが、
あちらは西本願寺の太鼓楼です。
堀川通より西、花屋町通より南に、西本願寺があります。


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先ほどの位置から、北を向いています。
花屋町通より北に、西中筋が伸びています。
西中筋は、花屋町通~六条通間約80mの短い道です。


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さらに同じ位置で、南を向きました。
花屋町通より南に西中筋は存在せず、
そのまま堀川通が伸びています。
よく見ると、堀川通の歩道が西中筋の幅と同じことが分かります。
要するに堀川通拡張の際に、花屋町通以南は
西中筋が堀川通に吸収され堀川通東側歩道になりました。


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花屋町通から、堀川通を約50m南下しました。
ここに、堀川通を渡る横断歩道があります。
花屋町通から割とズレていますが、これには訳があります。


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この位置で真西を向くと、堀川通以西の花屋町通が続きます。
堀川通には中央分離帯があり、花屋町通を遮断しています。
ですから、花屋町通は自動車で堀川通を越えられません。
(徒歩や自転車なら、花屋町通から堀川通を越えることが可能です)


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また先程の横断歩道の前で堀川通を南に向くと、
目の前に左(西)へ伸びる道が現れます。
こちらは、旧花屋町通です。
第849回ブログで書いたように、
花屋町通は明治時代に萬年寺通と合併しています。
その際堀川通~新町通間で二つの道がズレていたので、
堀川通より東の萬年寺通を花屋町通と呼称変更をして、
堀川通より東の花屋町通を旧花屋町通と呼びました。
「花屋町通編」は最西端の阪急電車「西京極」駅まで取材した後、
この旧花屋町通も取材する予定です。


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堀川通から、旧花屋町通を東に向いています。
今は仏具屋さんに囲まれていますが、
もともとはこの辺りに花屋さんが建ち並び、
それが「花屋町通」という名称の起源です。


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旧花屋町通から、堀川通東側歩道を南に向いています。
今回は、このまま堀川通を南下します。


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旧花屋町通から、堀川通を約50m南下しました。
すると、堀川通沿いに「西本願寺前」バス停が姿を現します。
ちなみにその先に見えるのは、西本願寺阿弥陀門です。


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「西本願寺前」バス停から、堀川通を南に向いています。
約30m先に、西本願寺の山門が見えます。
堀川通上に立っているのは、
門より右(西)の堀川通は昔は存在していなかった名残です。
ここからはその門の脇の横断歩道を渡り、
西本願寺を散策しますが、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、西本願寺を参拝します~

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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

第960回 親鸞聖人月忌法要~花屋町通東から西~その12

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

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前回ブログで花屋町通から堀川通を南下して、
正面通近くまで進みました。
堀川通の歩道と車道の間に、西本願寺総門があります。
1960年ごろの道路拡張工事までは、
堀川通の車道以西は西本願寺の境内でした。
今回は西本願寺総門の真西にある御影門から、
西本願寺境内に入り込みそのまま西本願寺を参拝します。
撮影日は、2023年6月15日木曜日午後2時。
前回ブログよりだいぶ時間が経っているのは、
その間昼食を摂ったからです。


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正面通より約30m北の堀川通沿いに、
こちらのブリキ製の表札が立っていました。
そこではこの道を堀川通ではなく、「西中筋」と表記しています。
西中筋は、花屋町通~六条通間の約80mの短い道です。
もともとは堀川通より1本東の道でしたが、
道路拡張工事によって堀川通に吸収されています。
おそらくこの表札は、1960年ごろの
道路拡張工事以前に作られたのでしょう。


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花屋町通から、堀川通を約130m南下しました。
ここで堀川通は、正面通と交差します。
正面通の詳細は、第680回ブログを参照してください。


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堀川通から、正面通を東に向いています。
堀川通から油小路まで、正面通は約50mほど「ご縁まち」です。
「ご縁まち」とは、仏具屋さん中心の仏具商店街です。
もともとはこの辺りは、西本願寺の寺領でした。
ですからこの辺りに浄土真宗本願寺派の門徒が住み着き、
その方々がこの地で仏具屋さんを経営し始めたのが、
この町の起こりです。
(「ご縁まち」の詳細は、第690回ブログを参照してください)


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正面通を通行した自動車は西本願寺総門をくぐり、
堀川通の車道に移動します。
これは、元は堀川通東側歩道より西は西本願寺境内だった名残です。


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西本願寺総門脇の塀は、約5mで途切れます。
その切れ目に、堀川通を渡る横断歩道が見えます。
ではその横断歩道を渡り、西本願寺御影門へと向かいます。


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西本願寺総門脇から堀川通の横断歩道を渡り、
堀川通西側歩道に移動しました。
では、こちらから西本願寺御影門をくぐります。


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東本願寺同様、西本願寺も周囲を堀に囲まれています。
西本願寺の堀は通常空堀(水のない堀)なのですが、
この時点で雨が降っていたので、堀に少々水が溜まっていました。


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堀に架かる橋を渡り、西本願寺御影門の袂まで来ました。
ではこの御影門をくぐり、西本願寺境内に入ってみます。


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西本願寺御影門をくぐると、アルコールジェルが置いてありました。
せっかくなので、こちらで手指消毒をします。


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西本願寺御影門をくぐり、境内に入ってきました。
西本願寺境内の中央に、こちらの銀杏の木が立っています。
もともと東本願寺と西本願寺の象徴は、銀杏でした。
ちなみに、銀杏は京都市下京区の象徴でもあります。
こちらは、樹齢約400年の銀杏です。
上下が逆に見えることから、「逆さ銀杏」と呼ばれています。


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西本願寺御影門をくぐり、境内を北に向いています。
左(北)側に手水舎、右(南)側に総合案内所が見えますね。


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こちらが、西本願寺の手水舎です。
よく見ると、小さな柄杓が置いてあrます。
そちらを利用して、手指を清めました。


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西本願寺総合案内所は撮影不可エリアですので、
屋内の写真は一切撮っていません。
屋内には職員(おそらく僧侶)がいらして、
いろいろ西本願寺の質問に答えて戴けます。
また行事がない日などで「境内ツアー」を実施されていたこともあり、
その際はこの総合案内所内で受付を済ませます。
またこの中にはベンチや自動販売機もあって、
休憩所として利用することも可能です。
結構エアコンが効いているので、熱中症対策に最適です。
その西本願寺総合案内所の北側に、
西本願寺阿弥陀門が立っています。
浄土真宗各派の本山には、御影門と阿弥陀門という
正門が二つ並んでいます。


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西本願寺阿弥陀門から、外を眺めています。
門の外側は、堀川通ですね。


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西本願寺阿弥陀門から、境内を北に向いています。
手前の小さな建物が公衆トイレで、その奥が経堂です。
お経など貴重な書物が保管されている場所です。
さらにその奥が、太鼓楼です。
一定の時刻になると、太鼓で時間を知らせていた施設です。
こちらは、江戸時代まで使用されていました。
また、太鼓楼は現在ほぼ残っていない新撰組の遺構が残ります。
(新撰組は、巨大化したため壬生から西本願寺に屯所を移しました)


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西本願寺阿弥陀門から、西を向くと西本願寺阿弥陀堂が建っています。
御影堂と並ぶ西本願寺の本堂ですね。
本堂が二つあるのも、東本願寺佛光寺など
浄土真宗各派の本山共通の特徴ですね。
では西本願寺阿弥陀門から西に進み、
西本願寺阿弥陀堂に向かいます。


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西本願寺阿弥陀門から、西本願寺阿弥陀堂に辿り着きました。
次は、ここで靴を脱いで目の前の階段を上がります。


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ところが、西本願寺は靴袋を廃止しています。
これで、靴を持ち歩くことが困難になりました。
結局先に西本願寺御影堂に入って靴を置いて、
西本願寺阿弥陀堂下まで戻って、撮影を再開しました。


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靴を脱いでから階段を上り、西本願寺阿弥陀堂に上がってきました。
目の前の障子の先に、ご本尊の阿弥陀如来がいらっしゃいます。
ただし、ここから先は撮影不可エリアです。
西本願寺阿弥陀堂内はご本尊や仏壇だけでなく、
欄間にも金細工が施されています。
これは「大阿弥陀経」に書かれた阿弥陀如来を忠実に再現しています。


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西本願寺阿弥陀堂への参拝を終えて、
西本願寺阿弥陀堂の廊下から境内を西を向いています。
阿弥陀堂の真東に、阿弥陀門が見えます。
浄土真宗各派の本山は、
このように本堂に対して二つの正門があります。


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西本願寺阿弥陀堂の廊下で、南を向いています。
阿弥陀堂の南隣に、西本願寺御影堂が見えます。
ここからは、廊下を歩いて御影堂に向かいます。


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西本願寺阿弥陀堂の廊下の床を撮りました。
よく見ると、あちこちにヒョウタン型の木片が埋め込められています。
木材の節は、色が変わり固くなってやがて腐っていきます。
そこで宮大工さんたちが木材の節をくりぬいて、
その部分に別の木片を埋め込んでいます。
ヒョウタン型なのは、宮大工さんたちの遊び心だそうです。
ちなみによく調べると、ほかの形の木片もあります。


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西本願寺阿弥陀堂の廊下を最南端まで進みました。
その位置で、今度は西を向いています。
ここも突き当りまで進みます。


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西本願寺阿弥陀堂の廊下を突き当りまで歩いて、
そのまま南を向いています。
ここからは、この渡り廊下を通って西本願寺御影堂に向かいます。


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渡り廊下から、西本願寺御影堂に到達しました。
ただそのまま南を向くと、西本願寺御影堂内を写してしまいます。
(この西本願寺御影堂も、写真撮影が禁止です)
そのため渡り廊下を渡りきったところで、
西本願寺御影堂の廊下を東に向いています。
取り敢えず、この廊下を突き当りまで進みます。


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西本願寺御影堂化の廊下をいったん最東端まで進み、
その位置で南を向きました。
この位置が、西本願寺御影堂の正面です。
ヨーロッパ系の男女数名が、遠巻きに御影堂内を眺めています。
おそらく仏教徒ではないので、堂内でお参りは控えておられます。
堂内での様子を何かのパフォーマンスと
思ってらっしゃるのでしょうか?


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では、西本願寺御影堂に正面から入ります。
西本願寺御影堂は、阿弥陀堂と並ぶ
西本願寺のもう一つの本堂です。
こちらのご本尊(?)は、親鸞です。浄土真宗の開祖ですね。
京都市内で一番面積が広い建造物ですが、
何もかもが巨大すぎて、堂内ではそこまで広く感じません。

ちなみに今回ブログ撮影日は、親鸞の月命日でした。
そのため、午後2時ごろから法要が始まっていました。
実は自分が西本願寺総合案内所にいたあたりから、
100名近い方々のお祈りの声が響いていたので、
ちょっと急いで写真撮影をしていました。
では約15分遅れで、自分も法要に加わります。


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親鸞聖人の月忌法要は、午後2時半に終えました。
浄土真宗本願寺派の門徒の皆さんはすぐに立たれましたが、
自分はしびれを切らして数分畳の上でのたうち回っていました。
この時点で、2023年6月15日木曜日午後2時35分です。
西本願寺御影堂を出て、目の前の階段を下りました。
そちらには、予め自分の靴を置いておきました。
ここで靴を履いて、西本願寺境内に出ます。
石畳の道を進むと西本願寺御影門から外に出られますが、
今回はもう少し西本願寺境内を散策します。


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靴を履いて、西本願寺御影堂の前で南を向いています。
ここからは、西本願寺境内内南端まで砂利道を歩きます。


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西本願寺御影堂の前から、約80m南下しました。
目の前の白い塀より南には、この日が進めませんでした。
こちらに西本願寺飛雲閣が建っていますが、通常は非公開施設です。
修復中に公開されたことがあったので、
第510回ブログで取材しています。


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西本願寺飛雲閣入り口の前で、境内を東に向いています。
次は、西本願寺境内の南東端に向かいます。


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西本願寺境内の南東端で、さらに南を向きました。
こちらに、西本願寺鐘楼が建っています。
鐘楼にこの細工は、珍しいですね。
西本願寺鐘楼は重要文化財ですが、
西本願寺の建造物は基本的に大半が重要文化財です。
(さすがに、公衆トイレは例外ですが)


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西本願寺鐘楼の前で、境内を北に向いています。
目の前の大銀杏は、10m以上の高さですね。
個人的な西本願寺のイメージは、大銀杏です。
撮影していないものも合わせて、数本境内に立っています。


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その大銀杏の木から、西本願寺境内を北に向いています。
目の前の西本願寺総合案内所で、境内を1周回りました。


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先ほどと同じ位置で、西本願寺境内を東に向きました。
目の前に、西本願寺御影門が建っています。
自分が、西本願寺境内に入ってきたもんですね。
では、この門から西本願寺を出ます。


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西本願寺御影門をくぐり、すぐに北を向きました。
先ほどより堀の水が増えているのは、
それだけ降水量が増えているからです。


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西本願寺御影門前の橋を渡り、
堀川通から正面通を東に向いています。
西本願寺総門の先に、「ご縁まち」が見えますね。


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西本願寺御影門の前で、堀川通を南に向いています。
約200m先で堀川通は七条通と交差しますが、
その辺りに浄土真宗興正寺派本山興正寺が建っています。


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今度は西本願寺御影門の前で、堀川通を北に向きました。
ここからは堀川通を花屋町通まで北上して、
そこから花屋町通を西に進みます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、西本願寺宿坊地下にある
がんこ寿司西本願寺別邸に立ち寄ります~

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第961回 がんこ西本願寺別邸~花屋町通東から西~その13

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前回ブログで、浄土真宗本願寺派本山西本願寺に参拝しました。
現在は西本願寺御影門の前で、正面通から堀川通を北に向いています。
今回は堀川通を北上し、また花屋町通に到達してから西に進みます。
撮影日は、2023年6月15日月曜日午後3時。
途中昼食を摂る場面は、2023年6月15日月曜日午後1時半でした。


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「堀川正面」交差点脇に、木賊(とくさ)が植えられていました。
祇園祭前祭で巡行する山鉾にも「木賊山」がありますが、
それは木賊を刈り取る男を描いたものでした。
(木賊山の詳細は、第850回ブログを参照してください)
大昔は、木賊から漢方薬が採取されました。


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正面通から、堀川通を約10m北上しました。
こちらにも、西本願寺御影門とは異なる西本願寺の正門があります。


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こちらは、西本願寺阿弥陀門です。
門から境内を覗くと、前回ブログで参拝した
西本願寺阿弥陀堂が見えます。


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西本願寺阿弥陀門の前で、堀川通を北に向いています。
ここからも、堀川通を北上し続けます。


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西本願寺阿弥陀門を背後に、堀川通で東を向きました。
目の前に、京都市バスの「西本願寺前」バス停が立っています。
京都駅北側市バスターミナルから9系市バスに乗ると、
約10分でこのバス停に着きます。
そしてこのバス停で降りると、目の前が西本願寺阿弥陀門です。


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西本願寺阿弥陀門の前から、堀川通を約40m北上しました。
堀川通から東を向くと、旧花屋町通が東に伸びています。
こちらは「花屋町通編」を西京極まで掲載した後、
この旧花屋町通も、このブログに掲載させます。


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旧花屋町通から堀川通を約10m北上して、東を向きました。
西本願寺境内北東端に、太鼓楼があります。
江戸時代まで、一定時刻になると太鼓を鳴らしました。
また新撰組の屯所としても、利用されてきました。
新撰組はもともと中京区壬生地区に屯所を置いていましたが、
池田屋事件以降知名度が上がったために隊士が急増して、
壬生の屯所が手狭になったことで、
新撰組は西本願寺を新たな屯所にしました。
明治時代以降西本願寺の新撰組が暮らしていた施設は、
ほとんどが解体されて別の建築物に変わっています。
ただこの太鼓楼だけは残されていて、
新撰組隊士が残した柱への刀傷などが残っています。
なお西本願寺太鼓楼は非公開施設なので、
一般の参拝者は中に入れません。


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西本願寺太鼓楼の前で、堀川通を北に向いています。
目の前に横断歩道が見えますが、
ここを右(東)に渡ると、堀川通以東の花屋町通に行けます。
(堀川通以東の花屋町通の詳細は、第959回ブログ参照)


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通常ならこの位置で真東を撮るのですが、
西本願寺太鼓楼の前で、北東を向いています。
横断歩道から約50m北上した位置に、
堀川通以東の花屋町通が伸びています。
しかも堀川通の中央にガードレールが設置されているため、
花屋町通は自動車で堀川通を越えることができません。


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西本願寺太鼓楼の前で、堀川通を北に向いています。
この辺りで、堀川通は緩やかに北西にカーブします。


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とは言え堀川通は、約50m北でまた真北に伸びます。
その辺りに、西本願寺の宿坊である聞法会館が見えます。
今回ブログのメインでもあるのですが、
花屋町通から聞法会館に向かう予定ですので、
堀川通側からは聞法会館に向かいません。
(正確には今回ブログのメインは「がんこ西本願寺別邸」ですが、
そちらは聞法会館のテナントです)


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西本願寺太鼓楼の北側で、堀川通から西を向いています。
この位置で堀川通から西へ花屋町通が伸びています。
花屋町通は東本願寺だけでなく、西本願寺最北端の道です。
では、今回も花屋町通を西に進みます。


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先ほどの写真に写っていた3F建て家屋に
貼り付けられた看板を大写ししました。
聞法会館の正面は堀川通沿いですので、
堀川通を北上するように案内されています。
また今回ブログのメイン「がんこ西本願寺別邸」も、
この看板に表示されています。


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堀川通から、花屋町通を西に歩いています。
左(西)側の塀の向こうは浄土真宗本願寺派本山西本願寺で、
右(北)側には雑居ビルが並びます。
とは言え、雑居ビルには西本願寺関連の子会社が入っています。
(西本願寺が刊行する出版物を発行する出版社など)


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堀川通から、花屋町通を約100m西に進みました。
目の前に横断歩道がありますが、
この辺りからは左(南)側だけでなく、右(北)側も西本願寺の敷地です。


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その横断歩道の位置で、花屋町通から北を向いています。
こちらは、西本願寺の駐車場です。
実はかなり広大な駐車場で、聞法会館の裏側でもあります。


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花屋町通から、西本願寺駐車場に入ってきました。
こちらは、南北に約200mあります。
さらに東西は、約100mの広さです。
西本願寺への参拝者は連日相当数いらっしゃるので、
この広さが必要なのでしょうね。


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花屋町通から、西本願寺駐車場を約100m北上しました。
その位置で東を向くと、西本願寺宿坊の聞法会館の裏口があります。
「宿坊」とは、各神社仏閣が所有する宿泊施設です。
もともとは京都市以外から訪れた参拝者用の宿泊施設でしたが、
考えようによっては安価な宿泊施設です。
1Fがフロントと売店で、2F以上に宿泊可能な部屋が並びます。


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この写真から、しばらく2023年6月15日木曜日午後1時20分です。
聞法会館フロント脇から、地階に降りてみました。
大浴場もあるらしいですが、宿泊していない自分には無関係です。
さらに地階の南西端に、「がんこ西本願寺別邸」があります。
京都市内を中心に展開する「がんこ寿司」のチェーン店ですが、
寺院内のテナントだけにお寿司だけでなく、
和食全般を提供する飲食店です。
ただ、こちらの昼食タイムは午前11時~午後2時までです。
ラストオーダーは午後1時半までなので、
前期ブログよりこちらを先に取材しました。


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そういうわけで、がんこ西本願寺別邸に入ってきました。
先述の通りこちらは地階にあるのですが、
店舗の端に日本庭園があります。
しかも、しっかりと陽光が差し込んでいます。
この庭園は吹き抜けになっていて、
日本庭園の分地上には穴が開いています。
ですから、こちらは地階でも真上は青空です。
まぁ雨天のこの日は、雲が見えたのですが……


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入店から約10分後に、こちらがやって来ました。
すでに1時半を回っているので、
先にラストオーダーを店員さんに尋ねられました。
ちなみに、その後からも西本願寺の職員さんが
「まだ間に合いますか?」と質問されながら入店されました。
「すみません、もうラストオーダーを聞き終えましたので……」
店員さんの答えに、皆さん残念そうに戻っていかれました。

自分が今回注文したのは、湯豆腐定食(1,680円)です。
寺院内のレストランですから、
なるべく生臭(動物性の食材)は避けようと思いました。


961-23.jpg
湯豆腐定食のうち、味付け海苔と赤だしの味噌汁です。
後述しますがご飯は結構多いので、
湯豆腐以外にも付いていたほうが嬉しいですね。


961-24.jpg
その後ろに、小鉢が並びます。
下段左から、春雨メインの中華サラダと千切りした沢庵です。
上段左から、モズクと出汁巻き卵焼きです。
湯豆腐が出来上がるまで、先にこちらでご飯を戴きます。


961-25.jpg
さらに、こちらが白米のご飯です。
しかも、小型ですが釜に入れて炊いたご飯です。
やはり炊飯器では出せない香りと、味の深みがいいですね。
小さくても、こちらの釜は茶わん3杯分入っていました。


961-26.jpg
そして、こちらがメインの湯豆腐です。
紙鍋の中に入っていますが、
真下に鉄鍋が入っているので火で燃えることはありません。
湯豆腐は通常豆腐だけ入れて戴くものなのですが、
こちらには生湯葉と壬生菜も入っていました。
また鍋に張ってある出汁も、昆布以外にも調味料が入っていました。
昆布の旨味以外にも、多少甘みも感じました。
もちろん昆布やしょうゆの塩加減が、前面に来ますが……
2023年6月15日木曜日午後1時半の写真は、ここまでです。


961-27.jpg
ここから、2023年6月15日木曜日午後3時に戻ります。
(つまり、先ほどの写真から約90分経っています。
その間、前回ブログが入ってきます)
昼食を摂ってがんこ西本願寺別邸を出て、
聞法会館を裏口(西側)から出て、
西本願寺駐車場で南を向いています。
では、こちらを南下します。


961-28.jpg
聞法会館の裏口から、西本願寺駐車場を約100m南下しました。
ここで西本願寺駐車場を出て、花屋町通に戻ります。


961-29.jpg
西本願寺駐車場を背後に、花屋町通から南を向いています。
目の前に、西本願寺の門があります。
自動車やバスで西本願寺に来られた方は、
駐車場からこの門をくぐり西本願寺境内に入っていきます。
そして境内を左(東)に進むと、すぐに西本願寺阿弥陀堂です。
ちなみに目の前の建物は、西本願寺宗務総合庁舎です。


961-30.jpg
先ほどの横断歩道を渡り、
西本願寺駐車場の前から花屋町通を西に向いています。
ここからは、このまま花屋町通を西に進みます。
手前の方が雨傘を差されていますが、
この辺りから雨足がだいぶ強くなりました。


961-31.jpg
西本願寺駐車場の南門から、花屋町通を西に約100m進みました。
ここで花屋町通から右(北)側に猪熊通が伸びています。
この写真では左(南)側にも道があるように見えますが、
そちらに進むと西本願寺境内に入ってしまいます。


961-32.jpg
花屋町通から、猪熊通を北に向いています。
猪熊通は、堀川通と大宮通との中間に伸びる道です。
途中二条城で突き当たったり蛇行した堀川通に吸収されたりますが、
その北側でまた復活して、最終的には賀茂川の河岸に突き当たります。
さらに西本願寺の南側である七条通の南にも、
この猪熊通が伸びています。
こちらもかなり長くて、京都市伏見区を南北に貫いています。


961-33.jpg
今度は猪熊通から、花屋町通を西に向きました。
左(南)側は西本願寺境内が続きますが、
右(北)側は旧京都市立淳風小学校跡が続きます。


961-34.jpg
猪熊通から、花屋町通を約100m西に進みました。
目の前の横断歩道から、旧京都市立淳風小学校跡に入れます。
そして、その位置から校舎に入らずにグラウンドに向かえます。
小学校自体は廃校されているのですが、
グラウンドや体育館が、地域スポーツに現在も使用されています。


961-35.jpg
猪熊通から、花屋町通を約200m西に進みました。
ここで花屋町通は、大宮通と交差します。


961-36.jpg
花屋町通から、大宮通を北に向いています。
大宮通は、4車線の京都市街地としては大通りになります。
通り沿いに繁華街や商店街がいくつもあるのですが、
だんだん「シャッター商店街」も増えてきました。


961-37.jpg
今度は花屋町通から、大宮通を南に向きました。
横断歩道の脇に、「島原口」バス停が立っています。
約400m先の七条通沿いの左(東)側は龍谷大学大宮学舎で、
右(西)側は龍谷大学付属平安中高です。
どちらも、西本願寺が経営する学校ですね。


961-38-a.jpg
さらに大宮通から、花屋町通を西に向きました。
大宮通以西の花屋町通は「島原商店街」で、
さらにその西が元加害の島原です。
ただだいぶ雨足が強くなってきたので、
この日(2023年6月15日)はこれ以上写真を撮っていません。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、島原商店街を散策します~

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「嵯峨野嵐山」
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「京都駅前散策」
京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
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哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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