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第1022回 豆まきと破魔矢~法住寺の節分会2024~その5

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1022-2.jpg
天台宗法住寺に設置された護摩壇の周囲を
修験者さんの法螺貝の音色に合わせて、
青(緑)鬼と黒鬼が周回しています。
前回ブログで周回を終えた赤鬼は、
護摩壇の右(西)側で待機されています。
今回は、法住寺の豆まきと
直後の護摩壇への祈祷を取材します。
撮影日は、2024年2月3日節分の土曜日午後1時45分。
何回も節分会に来ていると、良いこともあります。


1022-4.jpg
青(緑)鬼と黒鬼の神楽が終わると、
護摩壇の西側で待機されます。
枝垂桜の枯れ枝で赤鬼しか見えませんが、
その脇に他の鬼たちもいらっしゃいます。
鬼に扮装されておられる方々が待機されている間に、
法住寺のご住職が本堂前に移動されて、
次の行事の準備が始まります。


1022-5.jpg
法住寺ご住職の準備が整い次第、
鬼に扮装されておられる皆さんが、
法住寺護摩壇の北東側に移動されました。
ここから、法住寺の豆まきが始まります。
赤鬼に扮装されておられる方を中心に、
宝剣を振り上げられてご住職に迫られます。


1022-6.jpg
迫って来られる鬼たちに対して、
法住寺ご住職が炒った豆を投げつけられます。
こちらの習慣として、豆まきの際に参拝者が
「鬼は外 福は内」と大声を上げるのですが、
今年(2024年)に限っては、歓声がほとんど上がりませんでした。
(ちなみに、そこそこの参拝者はいらっしゃいます)
参拝者の多くが中国人や韓国人ということも大きいのですが、
(中国人や韓国人は、節分に豆を撒きません)
コロナ禍を経て日本人に大声を上げる習慣が
だんだんとなくなってきてるのかもしれません。
コロナ禍直前の2020年とは、全然違いますね。
(2020年の豆まきの様子は、第723回ブログを参照してください)


1022-7.jpg
法住寺のご住職に豆を投げつけられて、
鬼たちが慌てて退散します……
のはずが、赤鬼はまだご住職に迫り続けられます。
至近距離で豆を投げつけられて相当痛いはずなのですが、
それでもまだご住職に迫り続けておられます。
なかなか根性を持たれた赤鬼ですが、
単に段取りを間違っておられたようです。
赤鬼に扮された方はどうも新人さんのようで、
「豆を撒かれたら、鬼はさっさと退散しなさい」
世話役の声で、慌てて赤鬼は退散されました。


1022-8.jpg
赤鬼、青(緑)鬼と黒鬼の皆さんは、
法住寺護摩壇北側の枝垂桜前に移動されました。
この位置から、鬼に扮装された皆さんは
法住寺庫裏に戻っていかれました。
鬼に扮装された皆さんは、ここでお役御免です。
ちなみに自分は豆まきが始まった時点で、
法住寺護摩壇の西側に移動しています。


1022-9.jpg
その間、先斗町の舞妓さんは法住寺本堂前で待機されていました。
コロナ禍を経て、2022年以降法住寺では
参拝者に対して豆を撒いていません。
節分会がすべて終わってから、舞妓さんによって
豆が入った袋が手渡しされるようになりました。


1022-10.jpg
法住寺のご住職が、護摩壇の北側に戻られました。
すると統括役の修験者さんが、マイクを持たれました。
「ここから、星祭りが始まります」
「星祭り」とは、法住寺節分会の護摩焚き供養のことです。
先ずは、護摩壇を清める儀式が始まります。


1022-11.jpg
すると、こちらの修験者さんが立ち上がられました。
手には、弓を持たれています。
後ろに控えられている修験者さんは、
矢筒を所持されています。
そちらには、破魔矢が6本入っています。


1022-12.jpg
弓を持たれた修験者さんが、
法住寺本堂前の祭壇に近づかれました。
そちらで、数珠をこすりつつ手を合わされます。


1022-13.jpg
弓を持たれた修験者さんは、
護摩壇北側に戻って来られました。
その辺りが、護摩焚き供養の中心になります。


1022-14.jpg
護摩壇北側に戻られた修験者さんは、
手にされていた文を広げられました。
ぞして、先ずは護摩壇に一礼されます。


1022-15.jpg
修験者さんが、手にされた文を読み上げられます。
こちらは経文ではなく、日本語で書かれたお祈りの文章でした。
参拝者の家内安全、交通安全、健康長寿を祈祷されて、
最後に世界平和を唱えられました。


1022-16.jpg
祈祷を終えられた修験者さんは、護摩壇前で背を向けられました。
こちらが西側ですから、東に向かれています。


1022-17.jpg
東に向かわれた修験者さんは、
背後に控えられた修験者さんから
青(緑)色の矢じりが付いた矢を手にされました。
青(緑)色は、東方の守護獣青龍を象徴しています。


1022-18.jpg
修験者さんが、護摩壇前から東に矢を射られます。
尤もここで全力で矢を射出すれば、大惨事です。
弦を緩めて、ふわりと上空に矢を放たれます。
東側の参拝者の皆さんは、矢を受け止めようとされています。
通常護摩焚き供養で使用されたものは、
使い終えれば参拝者が持ち帰れます。
ですから、この矢も持ち帰って縁起物として家に飾れます。


1022-19.jpg
続いて、護摩壇の南側に修験者さんが向かわれます。
ここでは、朱い矢を弓につがえられます。
朱い矢は、南方の守護獣朱雀を象徴します。


1022-20.jpg
修験者さんが、南に向けて朱い矢を放たれました。
とは言え、護摩壇の南側は祭壇と法住寺本堂です。
そちらには参拝者がいらっしゃいませんので、
やや南西に向けて矢を射かけられました。


1022-21.jpg
さらに修験者さんが、こちら(西)側に向かって来られました。
そして、こちら側に白い矢を放たれます。
白い矢じりは、西方の守護獣白虎を象徴します。


1022-22.jpg
今度は水子地蔵尊の上方の屋根に向けて、
修験者さんが勢いよく矢を射かけられました。
白羽の矢は屋根に当たり、そのまま落ちてきました。


1022-23.jpg
そして白羽の矢は、自分の頭の上に落ちてきました。
そこで自分は手を挙げて、こちらを掴みました。
この白羽の矢が欲しい方がいらっしゃらないか、
一応周囲の方々に尋ねてみました。
すると、何人かの方々が自分にこうおっしゃいました。
「あなたが手にされたのだから、これはあなたのものです」
……と言う訳で、今年(2024年)はこちらを持って帰ります。
今までこちらに5回以上来ていますが、
矢を手に入れたのは今回が初めてです。


1022-24.jpg
続いて、修験者さんは護摩壇の北側に向かわれました。
今度は、黒い矢をつがえられます。
黒色は北方の守護獣玄武を象徴します。
修験者さんは護摩壇の北側に、
黒羽の矢を緩く放たれました。
先程の白羽の矢のやり取りの関係で、
黒羽の矢の行方は撮影できませんでした。


1022-25.jpg
続いて、修験者さんは黄色い矢をつがえられました。
黄色は、法住寺ご本尊の不動明王をを象徴します。


1022-26.jpg
修験者さんは、黄色い矢を緩く放たれました。
黄色い矢はふわりと宙に浮いて、護摩壇の上に落ちました。
黄色い矢はそのまま護摩壇上に放置されて、
護摩壇点火時にそのまま燃えてしまいました。


1022-27.jpg
最後に修験者さんは、艮(うしとら)の方を向かれました。
艮とは北東の方角のことで、縁起の悪い鬼門を指します。
分かりにくいですが、今度の矢じりは
青(緑)、朱、白、玄(黒)の4色です。


1022-28.jpg
修験者さんは、艮の方角のみ全力で矢を放たれました。
周囲の参拝者に当たっては大惨事ですので、
はるか遠くに矢を放たれました。
どうもこの矢は、法住寺庫裏の屋根の上に突き刺さったようです。


1022-29.jpg
そして修験者さんが護摩壇南側の祭壇に向かわれて、
再び手を合わされました。
例年ですとまだまだ続くのですが、今年(2024年)は
これで護摩壇を浄化する儀式は終了です。
ここから護摩壇が点火されるのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回から、法住寺の護摩焚き供養を掲載します~

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「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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