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第1042回 法住寺の枝垂れ桜~京都駅鴨東桜散策~その10

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進みたい方は、ここをクリックしてください。

1041-40.jpg
前回ブログで塩小路を東に進み、重要文化財の
三十三間堂南大門まで辿り着きました。
三十三間堂南大門は、かつて豊臣秀吉が建立した
大仏殿の南大門でした。
今回はこの南大門をくぐり、
かつて大仏殿の境内だった場所を散策します。
三十三間堂南大門以北は、東山区鴨東地区です。
ちなみに東山区鴨東地区は、かつての大仏殿境内と
その門前町だった場所で構成されます。
撮影日は、2024年4月4日木曜日3時45分。
そろそろ寺院の門が、閉じていきます。


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三十三間堂南大門をくぐり、北を向いています。
この道は「三十三間堂廻り」と呼ばれていて、
塩小路~七条通間の約200mの長さです。
この三十三間堂廻り沿いに、桜の名所が点在します。


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「三十三間堂廻り」の左(西)側が、三十三間堂です。
一方右(東)側には、いくつかの寺院が並びます。
そのうち南側には、天台宗法住寺が建っています。
何回も、節分会に訪れた寺院です。
京都の神社仏閣の多くは盛大に節分会を催しますが、
法住寺の節分会は特に華やかです。


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法住寺には、門が2カ所あります。
こちらは、そのうち南側の唐門です。
明治時代初期の神仏分離令までは
後白河天皇陵に直通する門でした。


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では唐門から、法住寺境内に入ります。
法住寺境内に入るとすぐに石段があって、
その先に法住寺の本堂があります。


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境内の南側に、法住寺本堂があります。
ご本尊は不動明王ですが、
こちらのものは「身代り不動さん」と呼ばれています。
この寺院は、平安時代半ばの988年に
藤原為光によって建立されました。
ただこの寺院を大きくしたのは、
平安時代末期の後白河上皇です。
東山区鴨東地区一帯を法住寺の境内にして、
この寺院で政治を行いました。
それが、「法住寺殿」です。
とは言え木曽義仲法住寺合戦
法住寺殿を焼き払うと、
境内も現在のものに縮小されました。
鎌倉時代以降の法住寺は
後白河天皇陵を管理する「宮寺」となりましたが、
神仏分離令で後白河天皇陵と分離させられ、
現在に至ります。
現在は、盛大な節分会を行うことで知られています。
(法住寺の節分会は、こちらを参照してください)


1042-6.jpg
法住寺の本堂内は撮影不可なので、
今回は本堂の外だけで済ませます。
賽銭箱に50円納めると、ロウソクが貰えます。
火を点けて、ロウソクを燭台に載せます。


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さらに50円を賽銭箱に入れて、線香も戴きます。
こちらは先程のロウソクで火を点けます。


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その線香を本堂前の香炉に刺します。
この状態で、本堂前からお参りしました。


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本堂前から、法住寺境内を北に向いています。
正方形の砂場がありますが、
節分会ではそこに護摩壇が置かれます。
(その様子は、第1023回ブログ参照)


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その砂場の北側に、枝垂桜が立っています。
こちらも、法住寺の象徴ですね。


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その砂場の前で、法住寺境内を左(西)に向いています。
この水子地蔵尊の周囲に、
節分会の際にお汁粉を求める行列ができていました。
(その様子は、第1020回ブログ参照)


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法住寺境内を回り込み、枝垂桜越しに南を向いています。
この日(2024年4月4日)の枝垂れ桜は、7分咲きでした。
2日後の2024年4月6日土曜日に、
こちらの枝垂れ桜が満開になりました。


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法住寺の枝垂れ桜から、境内を北に向いています。
この先(北側)に、法住寺の正門があります。
この左(西)側に、節分会の際にお汁粉の屋台が立ちました。


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法住寺境内北側に、方丈が建っています。
(節分会で、笹酒を提供していた場所です)
その手前に植木鉢が置かれていて、
様々な花が咲いていました。
中央のチューリップが、きれいですね。


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では北側の正門から、法住寺を出ます。
そろそろ午後4時になって、
あちこちの閉門時間が近付いています。


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法住寺の門の扉に、寺紋が彫られています。
法住寺はもともと天皇陵を管理する宮寺でしたから、
天皇家の家紋である菊の紋章を寺紋にしていました。
それが現在は天皇陵と切り離されているので、
菊の御紋の外側に桐の葉を模しています。


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法住寺の正門の前で、
「三十三間堂廻り」を北に向いています。
「三十三間堂廻り」を北上すると、
京都国立博物館がはっきり見えてきました。


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天台宗法住寺の北隣に、こちらの通路があります。
こちらは、平日限定で開いています。
ただ、それももうすぐ閉まる時間です。


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「三十三間堂廻り」から約50m東に進み、
突き当りを南に向いています。
ここから、突き当りまで南下します。


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その突き当りには見事な大桜があるのですが、
葉桜ではないものの大半の花が散っていました。
この日(2024年4月4日)京都市内の桜は
7分咲き~満開でしたが、
ここは例外的に早く咲いていたようです。


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その大桜の袂に、後白河天皇陵がいらっしゃいます。
要するに、後白河上皇のお墓ですね。
では、この位置からお参りします。


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後白河天皇陵の前で、北を向いています。
ここからは、突き当りまで北上します。


1042-23.jpg
後白河天皇陵から約30m北上して、
突き当りを西に向いています。
では、「三十三間堂廻り」まで戻ります。


1042-24.jpg
「三十三間堂廻り」に戻って、北を向いています。
左(西)側が三十三間堂で、右(東)は養源院です。
浄土真宗遣迎院派養源院は、
浅井長政の菩提寺です。
初めは淀殿が建てようとしていたのですが、
淀殿の死後お江の方が完成させました。


1042-25.jpg
こちらが浄土真宗遣迎院派養源院ですが……
午後4時を回って、門が閉じられています。
養源院は、俵屋宗達の作品数が日本一です。
(その大半が、杉戸絵です)
また本殿前に巨大な大桜があるのですが、
拝観できずに残念です。
(養源院の大桜は、第299回ブログ参照)
……とは言え、気になるのはこの猫たちです。


1042-26.jpg
ぽかぽか陽気の午後、養源院の門前に
猫が数匹集結して日向ぼっこをしています。
怖いことがあるとすぐに養源院境内に逃げるので、
おそらく養源院の飼い猫でしょうね。
こちらの黒猫は、直前まで居眠りしていました。
寝起きなので、だいぶぼ~っとしています。


1042-27.jpg
こちらの三毛猫も、第1025回ブログにも登場しました。
とても大人しいので、じっくり撮影できます。


1042-28.jpg
養源院の前で、「三十三間堂廻り」を北に向きました。
目の前に見える京都国立博物館と北隣の豊国神社が、
安土桃山時代の大仏殿跡です。
つまり「三十三間堂廻り」は、安土桃山時代は
南大門から大仏殿本殿に至る道でした。


1042-29.jpg
浄土真宗遣迎院派養源院の前から、
「三十三間堂廻り」を約100m北上しました。
左(西)側に、公衆トイレに入る入口があります。
公衆トイレ自体は三十三間堂の境内にあるのですが、
公衆トイレの入り口は、ここだけです。
「ちょっと、トイレ行ってくる」
とのウチの母の言葉により、
ここから三十三間堂切符売り場の前まで、単独行動します。


1042-30.jpg
母が入っていった公衆トイレから、
「三十三間堂廻り」を約10m北上しました。
こちらが蓮華法院と言いますか、
三十三間堂の入り口です。


1042-31.jpg
入り口を入ると、三十三間堂の駐車場です。
結構大きくて、観光バスが何台か停まっています。
左(南)側が、三十三間堂の切符売り場です。
ここで、暫くウチの母を待ちます。
……と言うことで、今回はここまでです。

~次回は、三十三間堂の桜並木を散策します~

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「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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