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第853回 伯牙山と月鉾~祇園祭前祭宵山散策~その9

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

852-24.jpg
前回ブログで訪れた船鉾を背に、新町通を北に向いています。
今回はこのまま新町通を北上した後四条通を西に進み、
伯牙山と月鉾にお邪魔します。
撮影日は2022年7月14日午後5時半。
これで前祭に立つ四条通以北の山鉾は、すべて訪れました。


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船鉾から、新町通を約50m北上しています。
左(西)側にワイン専門の飲食店が、露店を出していました。
2022年祇園祭前祭宵山では、自分の取材日の翌日
2022年7月15日から露天商の屋台が出ていましたが、
この日(2022年7月14日)は飲食店の屋台が目立ちました。
その北側で、新町通は綾小路と交差します。


852-28.jpg
新町通から、綾小路を西に向いています。
では、向こうに見える山へ向かいます。


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新町通から、綾小路を約50m西に進みました。
こちらに、伯牙山が立っています。


852-30.jpg
伯牙山の右(北)側に京町家が建ち並んでいるように見えますが、
実は大きな1軒の京町家です。
伯牙山の会所は、重要文化財の杉本家邸宅です。


853-1.jpg
伯牙山と杉本家住宅の間で、綾小路を西に向きました。
約100m先に、第850回ブログの芦刈山が立っています。




853-2.jpg
こちらが、伯牙山の会所重要文化財の杉本家邸宅です。
かつて「奈良屋」という呉服問屋でした。
では緑色の垂れ幕をくぐり、伯牙山会所に入っていきます。


853-3.jpg
杉本家住宅の一部を使用して、伯牙山会所になっています。
伯牙山は、謡曲「伯牙」から、取材されています。

大昔の中国に、伯牙という箏の名人がいました。
伯牙には同じ箏奏者の親友がいて、
いつも一緒に箏を演奏して楽しんでいました。
ところが伯牙も年を取り、やがて親友も亡くなってしまいました。
親友の死に悲しんだ伯牙は、
遂に愛用の箏を斧で叩き割り、二度と演奏しなくなりました。
……と言う物語です。
今の日本人には馴染みありませんが、
室町時代の京都人なら誰でも知っている有名な物語でした。

また中国人の伯牙をモチーフにしているので、
伯牙山の装飾品は中国風のもので統一されています。


853-4.jpg
こちらが、ご神体の伯牙の神像です。
斧で箏を叩き割る寸前の苦悶の表情をしているのですが……
撮影に失敗して、こんな写真になりました。


853-5.jpg
こちらが、伯牙愛用の箏です。
伯牙山は、この箏の前で伯牙が斧を構える姿を描いています。


853-6.jpg
伯牙山の装飾品を見ています。
上部の水引が、新調されていますね。
ただし、テーマの関係上中国の子供を描いています。


853-7.jpg
そして、伯牙山の会所にも檜扇(ひおうぎ)です。
祇園祭を象徴する花ですね。
杉本家邸宅の奥にも、檜扇が飾ってあるはずです。


853-8.jpg
伯牙山会所を出て、綾小路を東を向いています。
毎年祇園祭中は伯牙山会所の東側から杉本家邸宅に入れるのですが、
2022年7月14日は門が閉まっていては入れませんでした。
どうやら、2022年は7月15日から公開のようです。


580-28.jpg
こちらは、ほぼ同じ構図の2018年7月15日の写真です。
この年は1,000円支払って、杉本家邸宅内を拝観しました。
(第580回ブログ参照)


580-29.jpg
重要文化財である杉本家邸宅は、屋内撮影禁止です。
ただし施設内で売られているはがきは、
ブログなどに掲載が許されています。
(毎年杉本家の方に確認しています)
こちらは、2018年に自分が購入したはがきを載せました。
2018年でいちばん印象に残ったのは、
この菊花の金屏風とその脇に生けられた棕櫚の木でした。
(棕櫚の木が、生け花みたいに生けられていました)
また、杉本家邸宅にはエアコンが付いていません。
(まぁ、重要文化財ですから……)
ですから氷柱に扇風機をかけて、涼を摂ります。
その氷柱は小さくなると、もっと小さく砕かれて
拝観者に振舞われます。
(甲子園の「かち割氷」みたいでした)
2018年7月15日の写真は、ここまでです。




853-9.jpg
ここから、2022年7月14日の写真に戻ります。
伯牙山から、綾小路を東に向いています。
では、こちらを新町通まで戻ります。


853-10.jpg
伯牙山から、綾小路を約50m東に進みました。
ここで綾小路は、新町通と交差します。
約50m先に綾傘鉾(綾小路傘鉾)が立っていますが、
そちらには、次回ブログで立ち寄ります。


853-11.jpg
綾小路から、新町通を北に向いています。
ここから大船鉾が立つ下京区四条町なのですが、
こちらに山鉾が立っていません。
大船鉾は後祭に立つ鉾なので、2022年7月14日は平常運転です。


853-12.jpg
綾小路から、新町通を北上しています。
大船鉾は立っていないのですが、大船鉾の会所は開いていました。
こちらで、大船鉾の粽(ちまき)や手拭いが売られています。


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綾小路から、新町通を約100m北上しました。
ここで新町通は、四条通と交差します。
約50m先に、第848回ブログで訪れた放下鉾が見えます。
第849回ブログでは目の前の「四条新町」交差点から西に移動して、
郭巨山などを回りました。
つまり、これで新町通以西の前祭の山鉾はすべて見ました。


853-14.jpg
新町通から、四条通を東に向いています。
目の前に、月鉾が立っています。


853-15.jpg
同じ位置で見上げて、月鉾の「鉾」を写しました。
「月」鉾だけに、鉾先は「三日月」型です。
ちなみに、月鉾が祇園祭最大の山鉾です。


853-16.jpg
新町通から、四条通を東に進んでいます。
目の前に、月鉾が迫ってきました。


853-17.jpg
月鉾の手前に、白いテントが立っています。
こちらで、月鉾の粽(ちまき)や手拭いが売られています。


853-18.jpg
さらに、四条通を東に進みました。
右(南)側が、月鉾の会所です。
ここから先に入ると月鉾の上に登れるのですが、
こちらは拝観料を払わない代わりに、
月鉾の粽や手拭いなどを買わなければいけません。


580-7.jpg
2018年7月15日に、月鉾でこの手拭いを買いました。
確か、1,000円だったと思います。
こちらを購入したので、この後月鉾の上に登りました。
ただ月鉾の上は、写真撮影が禁止です。
そのため、月鉾の上の写真はありません。

何しろ祇園祭最大の山鉾ですから、
他の山鉾よりも高いところまで登りました。
その割には、鉾上部は狭かった印象がありました。
とても高かったので、高所恐怖症の自分には厳しかったです。
天井画など装飾品がとても立派だったのですが、
写真がないのでその辺は上手く説明できません。
(第850回ブログ参照)


853-19.jpg
月鉾の会所から、四条通を東に向いています。
こちらの白いテントでも、粽や手拭いが売られています。


853-20.jpg
月鉾から、四条通を東に進んでいます。
目の前に、第846回ブログでお邪魔した函谷鉾が見えますね。


853-21.jpg
月鉾から、四条通を東に約50m進みました。
ここで四条通は、室町通と交差します。
これで四条通以北の山鉾は、すべて回りました。
あとは室町通近くの3基の山鉾と、保昌山が残っています。
ただ、もうだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。

~次回は、鶏鉾と綾傘鉾を散策します~



~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
伯牙山会所の重要文化財杉本家邸宅が、起点です。

~追記 その2~
あと2回続きます
2022年祇園祭前祭散策も、あと4基となりました。
それをブログ1回で2基ずつ紹介しますので、
あと2回で前祭宵山散策は終了します。
その後は、2022年7月17日日曜日開催の
祇園祭前祭山鉾巡行と祇園祭神幸祭を連載します。
これまでに発表しているように、
祇園祭の取材は後祭も成功しています。
ですから、後祭も前祭と同容量の写真撮影をしました。
その分の連載もしますので、だいぶ先まで
2022年の祇園祭の連載が続きます。
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「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
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「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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