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第875回 鯉山 南観音山~祇園祭後祭山鉾巡行~その3

「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

874-26.jpg
前回ブログで辻回しをされた北観音山に続き、
2022年祇園祭後祭の「担ぎ山3番」鯉山が
「四条河原町」交差点に登場です。
今回は鯉山に続いて、鈴鹿山と南観音山の巡行を掲載します。
撮影日は、2022年7月24日午前11時15分。
炎天下の中、山鉾巡行が続きます。


875-1.jpg
「鯉山」の幟を持たれた方が、
「四条河原町」交差点に入って来られました。
その方は、そのまま四条通を西へと進まれます。
そして、その後ろから、鯉山が
「四条河原町」交差点に入ってきました。


875-2.jpg
その鯉山を正面から見ています。
左甚五郎が製作した重要文化財のご神体の鯉像が、よく見えます。

「登龍門」という言葉があります。
自力で滝を遡れた鯉は、龍に変化する言われています。
ちょっと古いですが、コイキングがギャラドスになるわけです。
それが立身出世の象徴で、鯉山はその立身出世のご利益があります。


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鯉山が、「四条河原町」交差点中央に入ってきました。
すると担ぎ手の皆さんが、力を溜められます。


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担ぎ手の皆さんが、鯉山を持ち上げられました。
そして、四条通を西に方向転換されました。


875-5.jpg
ところが、鯉山はまだまだ回ります。
180°回転して、鯉山の見送りが見えますね。
こちらの見送りは、17世紀のベルギー製タペストリーです。
元々はホメロスの叙事詩イーリアスの一部を描いたものですが、
大きなタペストリーを切り刻んで使用されています。
こちらも、重要文化財です。


875-6.jpg
鯉山が270°回転しました。すると右側の胴掛も見えます。
こちらにも、「イーリアス」のタペストリーの一部がありますね。
もちろん、この胴掛も重要文化財です。
このタペストリーは、鯉山以外にも鶏鉾にも使われています。
(鶏鉾巡行の様子は、第859回ブログ参照)


875-7.jpg
鯉山がさらに180°回転しました。これで計450°回転しました。
すると担ぎ手の皆さんが、鯉山を下ろされました。


875-8.jpg
そして鯉山の担ぎ手さんたちが、四条通を西に進まれます。
鯉山のような「担ぎ山」には小さな車輪がついていて、
直進する際は担ぎ手さんたちは鯉山を押しています。


875-9.jpg
鯉山が「四条河原町」交差点を去った後、
鯉山の荷車が後に続いていました。
写真をよく見ると、後続の鈴鹿山が迫っていますね。


875-10.jpg
鯉山に続いて、2022年「担ぎ山4番」鈴鹿山の登場です。
戦いの女神鈴鹿権現を祀る山です。


875-11.jpg
「鈴鹿山」と書かれた幟を持たれた方が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進みます。
その背後から、鈴鹿山も「四条河原町」交差点に入ってきました。


875-12.jpg
そして鈴鹿山の担ぎ手さんたちも、鈴鹿山を持ち上げられました。
……のですが、ちょっと変な角度で撮れてしまいました。


875-13.jpg
鈴鹿山が、四条通を西に向いています。
この状態で、担ぎ手さんたちが鈴鹿山を下ろされました。
この角度だと、ご神体の鈴鹿権現のお姿がよく見えますね。


875-14.jpg
鈴鹿山が「四条河原町」交差点を去った後、
鈴鹿山の荷車が通過しました。
この後は、暫くどの山も「四条河原町」交差点に来ませんでした。


875-15.jpg
鈴鹿山が「四条河原町」交差点を去ってから、約5分経ちました。
蛸薬師通の辺りから、くじ取らず順番固定の「曳山2番」
南観音山が河原町通を南下しています。
鯉山や鈴鹿山と比べて巨大な南観音山には大きな車輪が付いていて、
約30人で山を曳いています。
「担ぎ山」に対して、このような形式を「曳山」と言います。
曳山は前祭の「鉾」同様、「辻回し」を行います。


875-16.jpg
南観音山が、「四条河原町」交差点に近づいてきました。
すると南観音山の町衆の方々が、
「四条河原町」交差点に乾竹片手に入って来られました。
ここから、南観音山の辻回しの準備が始まります。


875-17.jpg
「南観音山」と書かれた幟を持たれた方が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進まれます。
山の上に載られた囃子手さんたちによる祇園囃子が
「四条河原町」交差点に響いています。
一方で、辻回しに使う乾竹がきれいに並べられていきます。


875-18.jpg
南観音山の曳手の皆さんが、「四条河原町」交差点に入ってきました。
南観音山は、「四条河原町」交差点に並べられた乾竹へと進みます。


875-19.jpg
南観音山の曳手の皆さんは「四条河原町」交差点から、
河原町通を南下されて自分の目の前まで来られました。
南観音山が「四条河原町」交差点中央に入ったことで、
曳き手の皆さんは四条通に移動されます。


875-20.jpg
その直後の南観音山を大写ししました。
車輪が滑りやすいように、乾竹を並べられています。
さらに乾竹が滑りやすくなるように、
桶の中の水が乾竹に掛けられてます。
南観音山も北観音山同様、楊柳観音が祀られています。
そのため、南観音山も見送りの代わりに柳の木が付けられます。


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まだ乾竹は並べられてる途中ですが、
そろそろ南観音山の曳手さんたちが四条通に整列されました。
間もなく、南観音山の辻回しが行われます。


875-22.jpg
乾竹が並べられたようで、南観音山の音頭取りの皆さんが
扇子を振りかざし掛け声をかけられます。
「えいやらや~」
すると、曳手さんたちが南観音山を西から引っ張られます。


875-23.jpg
そして、南観音山が西に約40°滑りました。
これで、1度目の辻回しは成功です。
大きな鉾や曳山は、一気に曲げると転倒します。
そのため、この辻回しは通常3回行われて90°曲がります。


875-24.jpg
南観音山を再び大写ししました。
町衆の方々が、乾竹を並び直されています。
そして音頭取りの皆さんが、前輪を固定されて
動かないようにされています。


875-25.jpg
どうやら乾竹を並び直されて、辻回しの準備が整ったようです。
南観音山の音頭取りの皆さんが、再び掛け声をかけられます。


875-26.jpg
「えいやらや~」の掛け声とともに、南観音山が約30°動きます。
これで、南観音山は計70°回転しました。


875-27.jpg
そして、南観音山を大写しします。
乾竹を結構ハイペースで、並び直されています。
辻回しは下手をすると30分以上かかるのですが、
今回は15分くらいで終えそうですね。


875-28.jpg
ほどなくして、乾竹が並び直されました。
今度は、南観音山による最後の辻回しでしょうね。


875-29.jpg
準備が整い、南観音山の音頭取りの皆さんが扇子を振り翳されます。
「えいやらや~」と音頭取りの皆さんに声を掛けられ、
南観音山が西に引っ張られます。


875-30.jpg
南観音山が、さらに約20°西に滑っていきます。
これで南観音山は、計90°西に曲がりました。
あとは、南観音山は四条通を西に進むだけですね。


875-31.jpg
……とはいえ、南観音山はすぐには動きません。
今まで辺りに並べていた乾竹を底部に収納しないといけません。
この乾竹は、「四条新町」交差点での辻回しでも再使用されます。


875-32.jpg
乾竹を収納し終えると、南観音山の音頭取りの皆さんが
扇子を前方(西側)に扇子を翳して、掛け声を発せられます。
「えいやらや~」


875-33.jpg
音頭取りの皆さんによる掛け声で、南観音山は西に進みます。
辻回しの間は祇園囃子はハイテンポの激しい曲が流れるのですが、
この時点で再び穏やかな曲を演奏され始められました。


875-34.jpg
南観音山が、四条通を西に去っていかれます。
すると、後続の担ぎ山が「四条河原町」交差点に入ってきます。


875-35.jpg
2022年の「担ぎ山5番」は、役行者山です。
聖護院門跡の修験者を伴う大集団での登場ですね。
ただ、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は、役行者山、黒主山、八幡山と続きます~



~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
「四条河原町」交差点南西角の京都高島屋が、起点です。

~追記 その2~
半分以上が巡行しました
これで祇園祭後祭の山鉾全11基のうち、
6基が「四条河原町」交差点を通過しました。
これで残りが役行者山、黒主山、八幡山、鷹山、大船鉾です。
「京の道 今日の道」では祇園祭後祭山鉾巡行の後は、
八坂神社還幸祭(祇園祭神輿巡行)を掲載します。
それで、2022年祇園祭の全日程を掲載し終えます。
その後は2022年紅葉散策手前まで、
1カ月半「京のお店 今日のお品」を連載します。

~追記 その3~
正面から撮ろう その3
875-36.jpg
前回ブログ写真から、数秒後のウチのネコです。
カメラを構えたまま猫の鳴き真似をしてみました。
すると驚いたウチのネコが、一瞬こちらを向きました。
こちらは、その瞬間に撮ったものです。
ブログ3回を使って、やっと正面から撮れました。

~追記 その4~
お好み焼き 禅の記事が訂正されました
2022年9月25日日曜日に、永観堂近くの
「お好み焼き 禅」に再訪しました。
京のお店 今日のお品で書かれた記事で
デリバリーとテイクアウトが空欄だったため、
そちらを取材してきました。
現在そちらは空欄ではなく、きちんと書かれています。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
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京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
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散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
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散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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