第11回 紅葉初めの高台寺~清水寺から平安神宮~その2

前回のブログの最後の写真とほぼ同じ位置から撮りました。
二年坂の上から、北を向いています。
今回はここ二年坂を下り、
高台寺の境内に入ります。

二年坂を下ります。
風情のある石段を下りていきます。
ただ、その前に……

坂道の途中にあるこの店に寄ります。
ここは「かさぎや」です。
ぜんざいやしるこ・はぎもちなど、甘味中心の茶店です。
この日は、しるこを食べました。
(ここの名物は、はぎもちなのですが)
お味もいいのですが、
女将さんのほっこり休める気遣いが
この店の隠れた名物です。

二年坂を下りたところです。
ここも観光客でぎっしりです。
この辺りは、
土産物屋よりも茶店や蕎麦屋が多いです。

先ほどから約30mほど進みました。
両隣が清水焼の店です。
この道をさらに北に進むのですが……

ここにもお地蔵さんがいらっしゃいました。
ここの方は、提灯とお花が供えられています。

さらに50mくらい歩きました。
右手の建物は、「おめん」という店です。
本店は四条御幸町にあるうどん屋さんです。
左手は「釜座」という茶店ですが、
花見の時期や祇園祭の時期には
抹茶のペットボトルを販売します。
とりあえず、目の前の突き当りまで行きます。

その突き当りを右(東)向いたところです。
右の石碑は「京都霊山観音神社」と書いてあります。
石の鳥居を過ぎると、急な上り坂になります。
少し山の中に入ると
坂本龍馬などの勤王の志士のお墓があります。
その直前でさらに右(南)に曲がると、
「幕末維新ミュージアム」があり、
そのまま南に行くとさらに右(西)に曲がり、
最終的に第10回ブログの興正寺本廟と
イノダコーヒーの前に出ます。
今回は、こちらには向かいません。

先ほどの写真の反対側(西側)を向いたところです。
右側の自動車は、コインパーキングです。
このまままっすぐ行くと、
東大路通りに出ます。(東山安井バス停付近です)
今回は、この道を50mほど進んだ後、
さらに右(北)に曲がります。

この辺りの説明がややこしいので、
この地図を見てください。
二寧坂道を今まで北に進んできたのですが、
鳥居がある辻を左に曲がり、
さらに右に曲がってねねの道を北に進みます。

先ほどの辻を左(西)に曲がった後、
コインパーキングが途切れたあたりで右(北)を向きました。
ここからが、「ねねの道」です。
はるか先に、大雲院の「銅閣」が見えます。

ねねの道を北に進みます。
左側(西側)は、いろいろなお店が並んでいます。
右側(東側)の木々は、少しずつ紅葉が始まっています。
この日が11月3日なので、
このブログがアップされる頃には、
ちょうどいいくらいになっているでしょう。

先ほどの写真から10mほど進み、
右(東)を向きました。
石段を上がると、
「高台寺公園」という児童公園です。
今回はこちらに向かわず、そのまま北に進みます。

さらに、北に向かいます。
20mほど先で道が急にせまくなります。
今回は、その手前から高台寺に入ります。

ねねの道が急にせまくなる直前です。
目の前にある看板のとおりに
ここから高台寺に入ります。

先ほどの写真を右(東)に曲がり、
細く急な石段を上ります。
なかなか雰囲気のあるところです。
高台寺は、この先にあります。

石段を上りきり、山門をくぐったところです。
目の前のまっすぐな道は、帰りの順路です。
高台寺への順路は、左に曲がります。
今回は、その前に右に行ってみます。

先ほどの写真の辻の南東角にある「高台寺天満宮」です。
ここも、お参りしておきました。

高台寺天満宮の周囲には、「マニ車」がありました。
マニ車は、インドの仏教寺院などによくあって、
これを一回転させるごとに、一回読経したことになります。

さらに南に進むと、大きな駐車場に出ます。
そして、その東側には……

とても大きな霊山観音が鎮座されています。
この日(11月3日)は、前でフリーマーケットをやっていました。
この辺りで、高台寺の山門の前の辻に戻ります。

高台寺の山門をくぐった先の辻から
左(北)を向いたところです。
目の前に勅使門が見えます。

勅使門の前の看板の順路に従って進みます。

その先にある受付で、チケットを買います。

これが、そのチケットです。

受付を通り抜け、書院の前に来ました。
今回は、ここに入りました。

ここから中に入ります。
書院以外にも、方状や庫裏にも入れます。
ただ、さすがにこの中の撮影はまずいので、
外に出た後から写真は再開です。

書院から出て、偃月池を見たところです。
目の前の回廊を渡ると
池の中央に観月台という三畳ほどの建物があります。
約20年まえに来たときは、
そこからとてもきれいな景色が見られたのですが、
今は老朽化が進み、その中に入れません。

回廊を渡らないので、回り道して庭園を歩きます。
紅葉が始まっています。
自分は、このくらいの紅葉が好きです。

開山堂と臥龍廊です。
先ほどの回廊を通れば、ここに直通でした。
開山堂には、高台寺初代住持の三江紹益禅師が祀られています。
さらに東の方の坂を上ります。
臥龍廊を通ると早いですが、
ここも今は入れません。

入れないので、遠くから臥龍廊を撮りました。
本当は、ここから見た景色もきれいなのですが……

臥龍廊は、この霊屋まで続いています。
霊屋は、豊臣秀吉の正室「ねねの方」のご遺体が安置されています。
考えようによっては、
この建物自体がお墓です。
今回は、霊屋からさらに東の山道を上ります。

この辺りは、本当に急な上り坂です。

急な坂道を上りきると、
傘亭と時雨亭という二つの茶室があります。
どちらも千利休の意匠です。

傘亭です。
屋根が本当に傘のようです。

時雨亭です。
二階建ての茶室は、かなり珍しいです。
高台寺の一番奥に来ました。
ここから坂道を下りて、もとの山門前に戻ります。

ずっと坂道を下りていくと、
山門前の辻に戻ります。
この山門から高台寺を出ます。
今回は、ここまでです。
~次回は、円山公園・八坂神社に向かいます~